JPH037573B2 - - Google Patents
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- JPH037573B2 JPH037573B2 JP60262984A JP26298485A JPH037573B2 JP H037573 B2 JPH037573 B2 JP H037573B2 JP 60262984 A JP60262984 A JP 60262984A JP 26298485 A JP26298485 A JP 26298485A JP H037573 B2 JPH037573 B2 JP H037573B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G65/00—Loading or unloading
- B65G65/30—Methods or devices for filling or emptying bunkers, hoppers, tanks, or like containers, of interest apart from their use in particular chemical or physical processes or their application in particular machines, e.g. not covered by a single other subclass
- B65G65/34—Emptying devices
- B65G65/40—Devices for emptying otherwise than from the top
- B65G65/48—Devices for emptying otherwise than from the top using other rotating means, e.g. rotating pressure sluices in pneumatic systems
- B65G65/4809—Devices for emptying otherwise than from the top using other rotating means, e.g. rotating pressure sluices in pneumatic systems rotating about a substantially vertical axis
- B65G65/4836—Devices for emptying otherwise than from the top using other rotating means, e.g. rotating pressure sluices in pneumatic systems rotating about a substantially vertical axis and moving material over a stationary surface, e.g. sweep arms or wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、収容した石炭等の粒状物をサイロ
筒壁下端部の全周にわたり設けた隙間を通じて取
出すようにした先入れ先出し型の周辺取出式サイ
ロにおける払い出し装置に関する。
筒壁下端部の全周にわたり設けた隙間を通じて取
出すようにした先入れ先出し型の周辺取出式サイ
ロにおける払い出し装置に関する。
従来の技術
従来、石炭等粒状収容物を収容する先入れ先
出し型の周辺取出式サイロは公知に属する(例
えば実開昭56−96038号公報の特に第3図に記
載されたもの)。
出し型の周辺取出式サイロは公知に属する(例
えば実開昭56−96038号公報の特に第3図に記
載されたもの)。
従来、周辺取出式サイロに適用可能な払い出
し装置も種々公知に属する。
し装置も種々公知に属する。
例えば実公昭56−21701号公報に記載された払
い出し装置は、サイロ底部にサイロ筒壁下端の隙
間を通じて一部外方に突出する回転羽根を設置す
ると共に隙間より外の突出部には掻き寄せ板を取
り付け、回転羽根の回転に伴ない前記隙間を通じ
て外部へずり出た収容物は順次掻き寄せ板で搬出
口へ送り排出される構成となつている。
い出し装置は、サイロ底部にサイロ筒壁下端の隙
間を通じて一部外方に突出する回転羽根を設置す
ると共に隙間より外の突出部には掻き寄せ板を取
り付け、回転羽根の回転に伴ない前記隙間を通じ
て外部へずり出た収容物は順次掻き寄せ板で搬出
口へ送り排出される構成となつている。
また、実開昭56−96038号公報に記載された払
い出し装置は、隙間を通じてずり出た収容物を略
水平なサイロ床面で受け、このサイロ床面の外周
にこれと同心円状に周回するプロフイーダを設置
している。また、その直下に前記プロフイーダの
軌道を兼ねるコンベアを設置し、プロフイーダで
かき落した収容物は、コンベアで搬出口に運んで
排出する構成とされている。
い出し装置は、隙間を通じてずり出た収容物を略
水平なサイロ床面で受け、このサイロ床面の外周
にこれと同心円状に周回するプロフイーダを設置
している。また、その直下に前記プロフイーダの
軌道を兼ねるコンベアを設置し、プロフイーダで
かき落した収容物は、コンベアで搬出口に運んで
排出する構成とされている。
発明が解決しようとする問題点
上記実公昭56−21701号公報記載の払い出し
装置の場合、回転羽根は常に石炭等粒状収容物
の最下部に埋もれてその重量を直接負担し重負
荷で作動するので、その駆動に格別大きな動力
を必要とする。従つて、ある程度以上の大規模
サイロになると、この払い出し装置はとうてい
実施できない。その上、回転羽根は常に石炭等
粒状収容物中に埋つているので、通常はメンテ
ナンスが出来ず、どうしても必要な場合は収容
物を全部払い出してしまわねばならないという
やつかいな問題点がある。
装置の場合、回転羽根は常に石炭等粒状収容物
の最下部に埋もれてその重量を直接負担し重負
荷で作動するので、その駆動に格別大きな動力
を必要とする。従つて、ある程度以上の大規模
サイロになると、この払い出し装置はとうてい
実施できない。その上、回転羽根は常に石炭等
粒状収容物中に埋つているので、通常はメンテ
ナンスが出来ず、どうしても必要な場合は収容
物を全部払い出してしまわねばならないという
やつかいな問題点がある。
また、上記実開昭56−96038号公報記載の払
い出し装置の場合は、プロフイーダーを駆動す
る動力系と、コンベアを駆動する動力系の二つ
の動力系が必要である。従つて、その分だけ構
成が複雑になるし、メンテナンスにも手間がか
かる。その上、コンベアを円形に構成し駆動す
ることは技術的に非常に難しくやつかいなこと
である。
い出し装置の場合は、プロフイーダーを駆動す
る動力系と、コンベアを駆動する動力系の二つ
の動力系が必要である。従つて、その分だけ構
成が複雑になるし、メンテナンスにも手間がか
かる。その上、コンベアを円形に構成し駆動す
ることは技術的に非常に難しくやつかいなこと
である。
問題点を解決するための手段
上記従来技術の問題点を解決するための手段と
して、この発明に係る周辺取出式サイロの払い出
し装置は、第1図〜第5図に実施例で示したとお
り、 周辺取出式サイロのサイロ床面外周を周回し、
同サイロ筒壁下端部の隙間よりずり出た石炭等粒
状収容物をかき出して所定の場所に排出する払い
出し装置において、 (イ) 隙間18からずり出た石炭等粒状収容物20
がその安息角に基いて形成する山22の裾部分
22aまでを略水平な平面として形成したサイ
ロ床面17、及び該サイロ床面17の外周に石
炭等粒状収容物20のかき落し及び運搬に必要
とされる幅及び深さの送り溝32をサイロと同
心配置の環状に設けると共に該送り溝32の溝
底に搬出孔23を少なくとも1個設けた。
して、この発明に係る周辺取出式サイロの払い出
し装置は、第1図〜第5図に実施例で示したとお
り、 周辺取出式サイロのサイロ床面外周を周回し、
同サイロ筒壁下端部の隙間よりずり出た石炭等粒
状収容物をかき出して所定の場所に排出する払い
出し装置において、 (イ) 隙間18からずり出た石炭等粒状収容物20
がその安息角に基いて形成する山22の裾部分
22aまでを略水平な平面として形成したサイ
ロ床面17、及び該サイロ床面17の外周に石
炭等粒状収容物20のかき落し及び運搬に必要
とされる幅及び深さの送り溝32をサイロと同
心配置の環状に設けると共に該送り溝32の溝
底に搬出孔23を少なくとも1個設けた。
(ロ) そして、前記送り溝32の上方部分に、送り
溝32と同心円状に周回するリングガーダ25
a又は30を、送り溝32の外周壁31の上に
敷設されたレール33上を走る車輪39と、金
属製筒体16の下端外周部に設けられたレール
35上を走る車輪40とをもつて送り溝32上
をサイロと同心に周回する構成で設置し、この
リングガーダ30を所定方向に所望の速度で周
回させる駆動手段29を設けた。
溝32と同心円状に周回するリングガーダ25
a又は30を、送り溝32の外周壁31の上に
敷設されたレール33上を走る車輪39と、金
属製筒体16の下端外周部に設けられたレール
35上を走る車輪40とをもつて送り溝32上
をサイロと同心に周回する構成で設置し、この
リングガーダ30を所定方向に所望の速度で周
回させる駆動手段29を設けた。
(ハ) また、前記リングガーダ30には、前記隙間
18からずり出た石炭等粒状収容物20を送り
溝32内へかき落すかき出し羽根46と、同送
り溝32内の溝底に近接して同溝の長手方向に
対して略直角な配置とされ、送り溝32内の石
炭等粒状収容物20をすくうが如くに押し運ぶ
運搬用羽根42とを取り付けた。
18からずり出た石炭等粒状収容物20を送り
溝32内へかき落すかき出し羽根46と、同送
り溝32内の溝底に近接して同溝の長手方向に
対して略直角な配置とされ、送り溝32内の石
炭等粒状収容物20をすくうが如くに押し運ぶ
運搬用羽根42とを取り付けた。
なお、上記リングガーダー30は、送り溝32
の外周壁の上に敷設したレール33上を走る車輪
39と、金属性筒体16の下端外周部に設けたレ
ール35上を走る車輪40とをもつて送り溝32
上をサイロと同心に周回する構成とし、また、か
き出し羽根は回転羽根46又はスクレーパ25b
として設けられている。
の外周壁の上に敷設したレール33上を走る車輪
39と、金属性筒体16の下端外周部に設けたレ
ール35上を走る車輪40とをもつて送り溝32
上をサイロと同心に周回する構成とし、また、か
き出し羽根は回転羽根46又はスクレーパ25b
として設けられている。
作 用
駆動手段によつてリングガーダ25a又は30
を所定方向に所望の速度で周回させると、まずか
き出し羽根25a又は46が、隙間18を通じて
サイロ床面17上にずり出ている石炭等粒状収容
物20の山22をかき崩しつつ送り溝32内へと
かき落す。他方、リングガーダ30と一体となつ
て送り溝32の溝底に沿つて移動する運搬用羽根
42が、前述の如くして送り溝32内へかき落さ
れた石炭等粒状収容物20をすくうようにして押
し運び、遂には溝底に設けられている搬出孔23
に運び込んで排出するのである。
を所定方向に所望の速度で周回させると、まずか
き出し羽根25a又は46が、隙間18を通じて
サイロ床面17上にずり出ている石炭等粒状収容
物20の山22をかき崩しつつ送り溝32内へと
かき落す。他方、リングガーダ30と一体となつ
て送り溝32の溝底に沿つて移動する運搬用羽根
42が、前述の如くして送り溝32内へかき落さ
れた石炭等粒状収容物20をすくうようにして押
し運び、遂には溝底に設けられている搬出孔23
に運び込んで排出するのである。
実施例
次に、図面に示したこの発明の好適な実施襲例
を説明する。
を説明する。
まず第1図は、周辺取出式サイロの基本的構造
を簡単化して示し、第2図は同サイロと払い出し
装置の要部を鳥観図として示している。
を簡単化して示し、第2図は同サイロと払い出し
装置の要部を鳥観図として示している。
まずサイロの構造を概説するに、図中10はサ
イロ筒身の基礎構造の一部をなす支持リングであ
り、これは円周方向に等配して設置した多数の受
け柱11…により高架支持されている。各受け柱
11…の下端は、支持地盤上に支えられた連結リ
ング12と一体的に剛結されている。
イロ筒身の基礎構造の一部をなす支持リングであ
り、これは円周方向に等配して設置した多数の受
け柱11…により高架支持されている。各受け柱
11…の下端は、支持地盤上に支えられた連結リ
ング12と一体的に剛結されている。
図中13は上記支持リング10の上方に鉄筋コ
ンクリート造として築造されたサイロ筒壁、14
は円すい形に絞つた屋根部、15は屋根上端に設
けた石炭等粒状収容物20の搬入口である。な
お、サイロ筒壁13の内径は、およそφ15m位の
大きさとされている。
ンクリート造として築造されたサイロ筒壁、14
は円すい形に絞つた屋根部、15は屋根上端に設
けた石炭等粒状収容物20の搬入口である。な
お、サイロ筒壁13の内径は、およそφ15m位の
大きさとされている。
図中16は支持リング10より下方のサイロ筒
壁を形成するほぼ均等直径の鋼製筒体であり、こ
れはその上端部を前記支持リング10に剛結して
懸垂支持されている。
壁を形成するほぼ均等直径の鋼製筒体であり、こ
れはその上端部を前記支持リング10に剛結して
懸垂支持されている。
鋼製筒体16の下縁端16aと、その直下のサ
イロ床面17との間には、第4図に示した通りサ
イロに収容した石炭等粒状収容物20の取出し又
はずり出しに必要な限度、つまり大きすぎず小さ
すぎない間隔S(Sはおよそ30cmぐらい)の隙間
18が、当該鋼製筒体16の下端縁16aの全周
にわたり形成されている。
イロ床面17との間には、第4図に示した通りサ
イロに収容した石炭等粒状収容物20の取出し又
はずり出しに必要な限度、つまり大きすぎず小さ
すぎない間隔S(Sはおよそ30cmぐらい)の隙間
18が、当該鋼製筒体16の下端縁16aの全周
にわたり形成されている。
従つて、石炭等粒状収容物20は、鋼製筒体1
6の下端縁全周にわたる隙間18を通じて360゜全
方向に一様にずり出し、取り出すことができ、い
わゆる先入れ先出しができるから、収容物の死蔵
は防止できる。また、鋼製筒体16は、上述のと
おり支持リング10に懸垂支持されているので、
これを叩くか又は振動機で加振することによつて
石炭等粒状収容物20のブリツジ現象を容易、解
消できる。
6の下端縁全周にわたる隙間18を通じて360゜全
方向に一様にずり出し、取り出すことができ、い
わゆる先入れ先出しができるから、収容物の死蔵
は防止できる。また、鋼製筒体16は、上述のと
おり支持リング10に懸垂支持されているので、
これを叩くか又は振動機で加振することによつて
石炭等粒状収容物20のブリツジ現象を容易、解
消できる。
図中19はサイロ内底部に上記鋼製筒体16と
同心配置に設置した円すい形の中央コーンであ
る。この中央コーン19の円すい傾角θは、石炭
等粒状収容物20の安息角よりも大きくし、ブリ
ツジ現象を防止している。
同心配置に設置した円すい形の中央コーンであ
る。この中央コーン19の円すい傾角θは、石炭
等粒状収容物20の安息角よりも大きくし、ブリ
ツジ現象を防止している。
中央コーン19の下端の直径は、鋼製筒体16
の内径との関係において、石炭等粒状収容物20
の円滑なずり出しが可能な寸法l(第4図参照、
lは30cmぐらい)だけ小さくされている。
の内径との関係において、石炭等粒状収容物20
の円滑なずり出しが可能な寸法l(第4図参照、
lは30cmぐらい)だけ小さくされている。
サイロ床面17は、鋼製筒体16の下端縁16
aの全周にわたり形成された隙間18を通じてず
り出た石炭等粒状収容物20が前記下端縁16a
の位置からその安息角に基いて形成する山22の
裾部22aよりも一定寸法W(第4図参照、Wは
およそ12cmぐらい)外方部分まで、水平な平面に
形成されている。従つて、隙間18からずり出た
石炭等粒状収容物20が形成する山22は、サイ
ロ床面17上にそのまま一応の安定を保ち、止め
どなくずり出すようなことはない。
aの全周にわたり形成された隙間18を通じてず
り出た石炭等粒状収容物20が前記下端縁16a
の位置からその安息角に基いて形成する山22の
裾部22aよりも一定寸法W(第4図参照、Wは
およそ12cmぐらい)外方部分まで、水平な平面に
形成されている。従つて、隙間18からずり出た
石炭等粒状収容物20が形成する山22は、サイ
ロ床面17上にそのまま一応の安定を保ち、止め
どなくずり出すようなことはない。
第2図中23は、前記サイロ床面17の外周に
形成した送り溝32の溝底に設けた搬出孔であ
り、24は搬出孔23の下に搬出孔23と連絡す
るように設置した払い出しコンベアである。搬出
孔23は、送り溝32の円周方向に1個設けると
その目的を達するが、円周方向に等配して多数個
設けても良く、そうすると石炭等粒状収容物20
を運搬する距離が短かくなつて一層好都合とな
る。
形成した送り溝32の溝底に設けた搬出孔であ
り、24は搬出孔23の下に搬出孔23と連絡す
るように設置した払い出しコンベアである。搬出
孔23は、送り溝32の円周方向に1個設けると
その目的を達するが、円周方向に等配して多数個
設けても良く、そうすると石炭等粒状収容物20
を運搬する距離が短かくなつて一層好都合とな
る。
第2図中25は払い出し装置の全体を指してい
る。この払い出し装置25は送り溝32の外周に
同心配置で若干高く構築した円形の軌道26上を
走る車輪27…を介して周回するように設置され
た円形のリングガーダ25aと、円周をほぼ等分
した位置にリングガーダ25aから内方へ求心状
配置に設置したスクレーパ25b…とで構成され
ている。スクレーパ25bは、サイロ床面17上
の石炭等粒状石炭20の山22に所要の深さ届く
長さのものとし内向きに突出するものとしてリン
グガーダ25aに片持ち支持形式に取り付けられ
ている。
る。この払い出し装置25は送り溝32の外周に
同心配置で若干高く構築した円形の軌道26上を
走る車輪27…を介して周回するように設置され
た円形のリングガーダ25aと、円周をほぼ等分
した位置にリングガーダ25aから内方へ求心状
配置に設置したスクレーパ25b…とで構成され
ている。スクレーパ25bは、サイロ床面17上
の石炭等粒状石炭20の山22に所要の深さ届く
長さのものとし内向きに突出するものとしてリン
グガーダ25aに片持ち支持形式に取り付けられ
ている。
リングガーダ25aは、例えば第3図と第4図
に示した如く全周にわたたるラツク25cを有す
るものとし、これにかみ合うピニオン28を電動
機などの回転機29で駆動し、もつてリングガー
ダ25aが一方向に回転されるようになつてい
る。
に示した如く全周にわたたるラツク25cを有す
るものとし、これにかみ合うピニオン28を電動
機などの回転機29で駆動し、もつてリングガー
ダ25aが一方向に回転されるようになつてい
る。
なお、スクレーパ25bに関しては、隙間18
を通じてずり出た石炭等粒状収容物20の山22
をかき崩す役目の長いスクレーパ(かき出し羽
根)25bと、前記スクレーパ25bで送り溝3
2内へかき落した石炭等粒状収容物20を送り溝
32内で運搬し搬出孔23へ送り込む役目の短か
いスクレーパ(運搬用羽根)25b′との2種類が
円周方向に1つおきの配置で取り付けた構成とさ
れている。
を通じてずり出た石炭等粒状収容物20の山22
をかき崩す役目の長いスクレーパ(かき出し羽
根)25bと、前記スクレーパ25bで送り溝3
2内へかき落した石炭等粒状収容物20を送り溝
32内で運搬し搬出孔23へ送り込む役目の短か
いスクレーパ(運搬用羽根)25b′との2種類が
円周方向に1つおきの配置で取り付けた構成とさ
れている。
貯蔵すべき石炭等粒状収容物20は、図示を省
略した搬入コンベア等により、サイロ上端の搬入
口15を通じてサイロ内に搬入し貯蔵される。
略した搬入コンベア等により、サイロ上端の搬入
口15を通じてサイロ内に搬入し貯蔵される。
第2の実施例
次に、第3図〜第5図に示した払い出し装置の
場合、サイロ床面17の外周に、やはり石炭等粒
状収容物20の効率の良い運搬に必要な幅及び深
さ、例えば幅80cm、深さ15cm位の送り溝32を設
けると共に該送り溝32の底面に搬出口23(第
2図参照)を少なくとも1個設けている。そし
て、送り溝32の外周壁は、約50cm程度の高さの
高架壁体31としてサイロと同心の環状に形成
し、その頂面にリングガーダ30の外周軌道たる
レール33が敷設されている。他方、鋼製筒体1
6の下端外周面部であつて前記高架壁体31の上
面とほぼ同じ高さ位置にL形断面の支持枠体34
を固着し、その水平面上にリングガーダ30の内
周軌道たるレール35が敷設さている。そして、
レール33上を走る車輪39をもつ外周枠36
と、レール35上を走る車輪40をもつ内周枠3
7とを水平なつなぎ梁38,38′によつて一体
的に連結して前記送り溝32上を周回するリング
ガーダ30が構成されている。
場合、サイロ床面17の外周に、やはり石炭等粒
状収容物20の効率の良い運搬に必要な幅及び深
さ、例えば幅80cm、深さ15cm位の送り溝32を設
けると共に該送り溝32の底面に搬出口23(第
2図参照)を少なくとも1個設けている。そし
て、送り溝32の外周壁は、約50cm程度の高さの
高架壁体31としてサイロと同心の環状に形成
し、その頂面にリングガーダ30の外周軌道たる
レール33が敷設されている。他方、鋼製筒体1
6の下端外周面部であつて前記高架壁体31の上
面とほぼ同じ高さ位置にL形断面の支持枠体34
を固着し、その水平面上にリングガーダ30の内
周軌道たるレール35が敷設さている。そして、
レール33上を走る車輪39をもつ外周枠36
と、レール35上を走る車輪40をもつ内周枠3
7とを水平なつなぎ梁38,38′によつて一体
的に連結して前記送り溝32上を周回するリング
ガーダ30が構成されている。
つなぎ梁38,38′から垂直下向きに下した
垂直フレーム41,41の下端に、送り溝32の
溝底にほぼ近接して摺動する垂直な板状の運搬用
羽根42,42…が取り付けられている。この運
搬用羽根42は、ほぼ送り溝32の溝幅一杯の長
さとされている。各懸垂フレーム41及び運搬用
羽根42はそれぞれ斜材43…でバツクアツプす
る形に補強し、もつて送り溝32中にかき落され
た石炭等粒状収容物20はリングガーダ30の周
回移動と共に運搬用羽根42ですくうように押し
運び搬出孔23に排出されるのである。
垂直フレーム41,41の下端に、送り溝32の
溝底にほぼ近接して摺動する垂直な板状の運搬用
羽根42,42…が取り付けられている。この運
搬用羽根42は、ほぼ送り溝32の溝幅一杯の長
さとされている。各懸垂フレーム41及び運搬用
羽根42はそれぞれ斜材43…でバツクアツプす
る形に補強し、もつて送り溝32中にかき落され
た石炭等粒状収容物20はリングガーダ30の周
回移動と共に運搬用羽根42ですくうように押し
運び搬出孔23に排出されるのである。
他方、第3図に示したようにリングガーダ30
のつなぎ梁38,38間には回転機45を下向き
に設置し、その回転軸45aの下端にかき出し羽
根46が取り付けられている。このかき出し羽根
46は、ほぼサイロ床面17上に近接して回転す
る配置とし、かつ隙間18を通じてずり出た石炭
等粒状収容物20の山22の中へ一定の深さ食い
込みそれを送り溝32中へかき落す長さとされて
いる。
のつなぎ梁38,38間には回転機45を下向き
に設置し、その回転軸45aの下端にかき出し羽
根46が取り付けられている。このかき出し羽根
46は、ほぼサイロ床面17上に近接して回転す
る配置とし、かつ隙間18を通じてずり出た石炭
等粒状収容物20の山22の中へ一定の深さ食い
込みそれを送り溝32中へかき落す長さとされて
いる。
リングガーダ30は、外周枠36上の全周にわ
たり設けたラツク25cと噛合うピニオン28を
回転する回転機29により一方向にゆつくり周回
される。
たり設けたラツク25cと噛合うピニオン28を
回転する回転機29により一方向にゆつくり周回
される。
なお、かき出し羽根46は、第2図に示したス
クレーパの構成であつても良い。
クレーパの構成であつても良い。
本実施例の払い出し装置は、リングガーダ30
を一方向にゆつくりと周回させると同時に回転機
45でかき出し羽根46を比較的低速で回転さ
せ、このかき出し羽根46で石炭等粒状収容物2
0の山22をかき崩して送り溝32中へ落し込
む。その一方で、リングガーダ30の周回と共に
送り溝32中を移動する運搬用羽根42で送り溝
32内の石炭等粒状収容物20を溝底に沿つて押
し運び、少なくとも1周する間に送り溝32の底
面に開口させた搬出孔23(第2図)に送り込み
排出するのである。
を一方向にゆつくりと周回させると同時に回転機
45でかき出し羽根46を比較的低速で回転さ
せ、このかき出し羽根46で石炭等粒状収容物2
0の山22をかき崩して送り溝32中へ落し込
む。その一方で、リングガーダ30の周回と共に
送り溝32中を移動する運搬用羽根42で送り溝
32内の石炭等粒状収容物20を溝底に沿つて押
し運び、少なくとも1周する間に送り溝32の底
面に開口させた搬出孔23(第2図)に送り込み
排出するのである。
発明が奏する効果
以上に実施例と併せて説明したとおりであつ
て、この発明の払い出し装置は、完全にサイロの
外周に設置されているから、石炭等粒状収容物2
0の重量は一切負担せず、その分負荷で経済的に
効率良く駆動できるから動力の無駄がない。従つ
て、大規模な周辺取出式サイロへの適用性に優れ
る。
て、この発明の払い出し装置は、完全にサイロの
外周に設置されているから、石炭等粒状収容物2
0の重量は一切負担せず、その分負荷で経済的に
効率良く駆動できるから動力の無駄がない。従つ
て、大規模な周辺取出式サイロへの適用性に優れ
る。
また、払い出し装置を設置した部位に空間スペ
ースの余裕があるから、何時でも必要なメンテナ
ンスを容易に行うことができる。
ースの余裕があるから、何時でも必要なメンテナ
ンスを容易に行うことができる。
その上、この払い出し装置は、リングガーダ2
5a又は30を一定方向に周回させる一つの動力
で単純に運転できるので、構造を簡単にして安価
に設置でき、呼称の要因も少ないのである。
5a又は30を一定方向に周回させる一つの動力
で単純に運転できるので、構造を簡単にして安価
に設置でき、呼称の要因も少ないのである。
第1図は周辺取出式サイロの構造を簡単に示し
た垂直断面図、第2図は同前のサイロと払い出し
装置との関係を一部破断して示した鳥観図、第3
図は異なる払い出し装置を拡大して示した平面
図、第4図と第5図は第3図のA−A、B−B線
矢視の断面図である。
た垂直断面図、第2図は同前のサイロと払い出し
装置との関係を一部破断して示した鳥観図、第3
図は異なる払い出し装置を拡大して示した平面
図、第4図と第5図は第3図のA−A、B−B線
矢視の断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周辺取出式サイロのサイロ床面17の外周を
周回し、隙間18よりずり出た石炭等粒状収容物
20をかき出して所定の場所に排出する払い出し
装置において、 (イ) 隙間18からずり出た石炭等粒状収容物20
がその安息角に基いて形成する山22の裾部分
22aまでを略水平な平面として形成されたサ
イロ床面17、及び該サイロ床面17の外周に
石炭等粒状収容物20のかき落し及び運搬に必
要とされる幅及び深さの送り溝32がサイロと
同心配置の環状に設けられていると共に該送り
溝32の溝底に搬出孔23が少なくとも1個設
けられていること、 (ロ) 前記送り溝32の上方部分に、送り溝32と
同心円状に周回するリングガーダが、送り溝3
2の外周壁31の上に敷設されたレール33上
を走る車輪39と、金属製筒体16の下端外周
部に設けられたレール35上を走る車輪40と
をもつて送り溝32上をサイロと同心に周回す
る構成で設置され、このリングガーダを所定方
向に所望の速度で周回させる駆動手段29が設
けられていること、 (ハ) 前記リングガーダには、前記隙間18からず
り出た石炭等粒状収容物20を送り溝32内へ
かき落すかき出し羽根46と、同送り溝32内
の溝底に近接して同溝の長手方向に対してほぼ
直角な配置とされ、送り溝32内の石炭等粒状
収容物20を押し運ぶ運搬用羽根42とが取り
付けられていること、 をそれぞれ特徴とする周辺取出式サイロの払い出
し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60262984A JPS61145038A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 周辺取出式サイロの払い出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60262984A JPS61145038A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 周辺取出式サイロの払い出し装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56125489A Division JPS5826737A (ja) | 1981-08-11 | 1981-08-11 | 周辺取出式サイロ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61145038A JPS61145038A (ja) | 1986-07-02 |
JPH037573B2 true JPH037573B2 (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=17383280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60262984A Granted JPS61145038A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 周辺取出式サイロの払い出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61145038A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4614160B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-01-19 | 株式会社石井鐵工所 | 球形タンク脚部の補強構造と補強方法 |
CN109896306B (zh) * | 2019-04-28 | 2024-04-19 | 英飞智信(苏州)科技有限公司 | 一种布料器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688032A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-17 | Yoshio Yamamoto | Discharging device for pulverulent granular body, chip, and the like |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP60262984A patent/JPS61145038A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688032A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-17 | Yoshio Yamamoto | Discharging device for pulverulent granular body, chip, and the like |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61145038A (ja) | 1986-07-02 |
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