JPS61272669A - 到来波信号検出装置 - Google Patents
到来波信号検出装置Info
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- JPS61272669A JPS61272669A JP11576685A JP11576685A JPS61272669A JP S61272669 A JPS61272669 A JP S61272669A JP 11576685 A JP11576685 A JP 11576685A JP 11576685 A JP11576685 A JP 11576685A JP S61272669 A JPS61272669 A JP S61272669A
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- JP
- Japan
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- timing
- data
- signal
- frequency
- sampling
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a+技術分野
この発明は、到来波信号を受信し、複数の波動電気変換
器からなる波動電気変換器列を用いた到来波信号検出装
置に関する。
器からなる波動電気変換器列を用いた到来波信号検出装
置に関する。
(b1発明の)既要
この発明は、波動電気変換器列(直線アレイ)を用いて
、この波動電気変換器列の出力を順次切り換えるスイッ
チ列によって逐次サンプリングして得られる信号の周波
数成分を抽出することによって、到来波信号の入射角に
対する信号強度を求めるものの改良に関する。
、この波動電気変換器列の出力を順次切り換えるスイッ
チ列によって逐次サンプリングして得られる信号の周波
数成分を抽出することによって、到来波信号の入射角に
対する信号強度を求めるものの改良に関する。
(cl従来技術
〈発明の前提となる技術〉
一般に波動電気変換器列(直線アレイ)はソナーやレー
ダーに用いられているが、その原理は次の通りである。
ダーに用いられているが、その原理は次の通りである。
第2図に示すように波長λ、の波がθの方向から到来し
た時、直線アレイ上に波長2丁/ S i nθの空間
周波数が形成される。(X方向に直線アレイが配置され
ている。) 直線アレイ」二の各位置における到来波信号の強度(音
圧)は角度θに応じた位相差が生じるため、この位相差
によって直線アレイ上の音圧の空間的分布状態が定まる
。これが空間周波数である。
た時、直線アレイ上に波長2丁/ S i nθの空間
周波数が形成される。(X方向に直線アレイが配置され
ている。) 直線アレイ」二の各位置における到来波信号の強度(音
圧)は角度θに応じた位相差が生じるため、この位相差
によって直線アレイ上の音圧の空間的分布状態が定まる
。これが空間周波数である。
このように到来波信号の入射角と空間周波数との関係は
一時的に定まるために、空間周波数を測定することによ
って到来波の方向を知ることができる。しかしθが正で
あっても負であっても形成される空間周波数は同一であ
るため、直線アレイ」二の音圧の瞬時値を用いて周波数
分析をしても、−θと+θの区別をすることができない
。
一時的に定まるために、空間周波数を測定することによ
って到来波の方向を知ることができる。しかしθが正で
あっても負であっても形成される空間周波数は同一であ
るため、直線アレイ」二の音圧の瞬時値を用いて周波数
分析をしても、−θと+θの区別をすることができない
。
この問題を解消するため従来、逐次サンプリング方式が
提案されている。例えば特公昭54−29114やEl
、ECTR0NiC3LETTER325th Fe
bruary 1971、Vol、7 No、4
1)p、100 101 (S、0、 HA RR
OL D )に示されている。
提案されている。例えば特公昭54−29114やEl
、ECTR0NiC3LETTER325th Fe
bruary 1971、Vol、7 No、4
1)p、100 101 (S、0、 HA RR
OL D )に示されている。
この方式は、間隔dで並べられた振動子の出力をfSの
サンプリング周波数で逐次サンプリングしていくもので
、結果として得られる周波数fRは次のように表すこと
ができる。
サンプリング周波数で逐次サンプリングしていくもので
、結果として得られる周波数fRは次のように表すこと
ができる。
f* =fr (1’ (fSd/c+ )Sin
θ)ここでCI :音速 f、二人耐波の周波数 この式から走査範囲をiθmaxに設定し、(fs d
/C,)S i nθ。X−1となるように各定数を選
択すれば、→−olllakの方向から入射波が到来し
た時、fR=O1−θ、aつの方向から到来した時はf
R−2fTとなる。
θ)ここでCI :音速 f、二人耐波の周波数 この式から走査範囲をiθmaxに設定し、(fs d
/C,)S i nθ。X−1となるように各定数を選
択すれば、→−olllakの方向から入射波が到来し
た時、fR=O1−θ、aつの方向から到来した時はf
R−2fTとなる。
このようにすれば−θと+θの方向が周波数の差によっ
て区別することができる。
て区別することができる。
〈従来技術とその欠点〉
従来前述のような逐次サンプリング方式による場合に、
サンプリングした信号の周波数成分の抽出方法は、帯域
フィルタ群等を用いる方式或いは計算機によりフーリエ
変換することによるものであり、いずれにせよ実数サン
プリングするものであった。従ってN個の振動子から(
N/2)本のビーム(信号入射角に対する信号強度の数
)しか得られなかった。
サンプリングした信号の周波数成分の抽出方法は、帯域
フィルタ群等を用いる方式或いは計算機によりフーリエ
変換することによるものであり、いずれにせよ実数サン
プリングするものであった。従ってN個の振動子から(
N/2)本のビーム(信号入射角に対する信号強度の数
)しか得られなかった。
一方、レーダ等において受信信号を複素検波することが
行われているが、第6図に示すように互いに直交するキ
ャリア周波数(Cosωct、 Sinωc t)
と乗算し、適当なフィルタを用いて■、Q信号を得てい
る。この方式ではキャリア周波数発生器やフィルタが必
要となり、回路が複雑であった。
行われているが、第6図に示すように互いに直交するキ
ャリア周波数(Cosωct、 Sinωc t)
と乗算し、適当なフィルタを用いて■、Q信号を得てい
る。この方式ではキャリア周波数発生器やフィルタが必
要となり、回路が複雑であった。
(di発明の目的
この発明の目的は、到来波信号を受信する波動電気変換
器列を用いて、その波動電気変換器列の出力を逐次サン
プリングすることによって得られる信号の周波数成分を
抽出する際、キャリア周波数発生器やフィルタを用いる
ことなく、複素検波を行って、振動子の数に相当するビ
ームを形成することを可能とした到来波信号検出装置を
提供することにある。
器列を用いて、その波動電気変換器列の出力を逐次サン
プリングすることによって得られる信号の周波数成分を
抽出する際、キャリア周波数発生器やフィルタを用いる
ことなく、複素検波を行って、振動子の数に相当するビ
ームを形成することを可能とした到来波信号検出装置を
提供することにある。
(e1発明の構成および効果
この発明は波動変換器列に対応するスイッチ列の出力を
、スイッチ列の切り換え毎にその切り換え間隔内で、第
1のタイミングおよび第1のタイミングに対して到来波
信号の1/4波長ずれた第2のタイミングによって゛す
°ンプリングするザンプリング手段と、前記第1のタイ
ミングでサンプリングしたデータを実数部データとして
記1.aする第1のメモリと、前記第2のタイミングで
サンプリングしたデータを虚数部データとして記憶する
第2のメモリとを備え、この第1.第2のメモリの内容
から周波数分析をして周波数スペクトル特性データを求
めることによって、信号入射角に対する信号強度を求め
ることを特徴とする。
、スイッチ列の切り換え毎にその切り換え間隔内で、第
1のタイミングおよび第1のタイミングに対して到来波
信号の1/4波長ずれた第2のタイミングによって゛す
°ンプリングするザンプリング手段と、前記第1のタイ
ミングでサンプリングしたデータを実数部データとして
記1.aする第1のメモリと、前記第2のタイミングで
サンプリングしたデータを虚数部データとして記憶する
第2のメモリとを備え、この第1.第2のメモリの内容
から周波数分析をして周波数スペクトル特性データを求
めることによって、信号入射角に対する信号強度を求め
ることを特徴とする。
逐次サンプリング方式において、得られる周波数fRの
直交成分は、到来した波の周波数fTの1/4波長く9
0度位相差)に対応する時間差でサンプリングすること
によって得られる。このことは次のように説明すること
ができる。
直交成分は、到来した波の周波数fTの1/4波長く9
0度位相差)に対応する時間差でサンプリングすること
によって得られる。このことは次のように説明すること
ができる。
第2図において、θの方向から到来した波が直線アレイ
上に形成する等位相点の速度VはV ”’ CH/ S
i nθ である。サンプリング速度Cs として同図に示す方向
にサンプリングを行う場合、サンプリング点に対する等
位相点の見掛は上の速度CRはCR=C1/Stnθ−
C8 となる。ここでサンプリング点に対する見掛け」二の波
長をλ□とすると、 λR−λ、/Sinθ であるからザンプリングデータの周波数fRは次のよう
にして求められる。
上に形成する等位相点の速度VはV ”’ CH/ S
i nθ である。サンプリング速度Cs として同図に示す方向
にサンプリングを行う場合、サンプリング点に対する等
位相点の見掛は上の速度CRはCR=C1/Stnθ−
C8 となる。ここでサンプリング点に対する見掛け」二の波
長をλ□とすると、 λR−λ、/Sinθ であるからザンプリングデータの周波数fRは次のよう
にして求められる。
c、、−fR・λu=c+/Sinθ−C3fn =f
r (1(fs d/c、)Sinθ)ここでλ□は
到来した波の波長λ7の直線アレイ上への投影であるか
らλ11の1/4波長ずれるタイミングは、λ0の1/
4波長ずれたタイミングと等しいことになる。
r (1(fs d/c、)Sinθ)ここでλ□は
到来した波の波長λ7の直線アレイ上への投影であるか
らλ11の1/4波長ずれるタイミングは、λ0の1/
4波長ずれたタイミングと等しいことになる。
したがって、第1のタイミングでサンプリングしたデー
タを実数部データとすれば、その第1のタイミンクから
λ1の1/4波長ずれたタイミンクすなわち1/ (4
rT)の時間後サンプリングしたデータを虚数部データ
として得ることができる。このようにサンプリングを行
うタイミングの制御によって複素検波を行うことができ
る。
タを実数部データとすれば、その第1のタイミンクから
λ1の1/4波長ずれたタイミンクすなわち1/ (4
rT)の時間後サンプリングしたデータを虚数部データ
として得ることができる。このようにサンプリングを行
うタイミングの制御によって複素検波を行うことができ
る。
このようにして得たサンプングデータは高速プーリエ変
換(FFT)によって周波数スペクトルデータが求めら
れる。FFTを用いた分析では、入力データをN組の実
数部データと虚数部データとすることによって、N組の
スペクトルデータを求めることができる。すなわち振動
子の数に相当するスペクトルデータを求めることができ
るわけであり、従来のように実数値だけを基に周波数分
析を行う場合に比べて分解能が2倍となる。また同一の
分解能とすればその分探知範囲を広げることができる。
換(FFT)によって周波数スペクトルデータが求めら
れる。FFTを用いた分析では、入力データをN組の実
数部データと虚数部データとすることによって、N組の
スペクトルデータを求めることができる。すなわち振動
子の数に相当するスペクトルデータを求めることができ
るわけであり、従来のように実数値だけを基に周波数分
析を行う場合に比べて分解能が2倍となる。また同一の
分解能とすればその分探知範囲を広げることができる。
従来のように実数データのみを使ってFFTを行う場合
、虚数部の入力データは0として人力することになるた
め、同一の分解能を得るためには或いは探知範囲を広く
するためには振動子の数を多くする必要があるが、その
ためにFFTに要する時間も長く係る。すなわちFFT
の演算時間はデータの組をNとすれば、(N/ 2)
l o gz Nの乗算回数で定まる。
、虚数部の入力データは0として人力することになるた
め、同一の分解能を得るためには或いは探知範囲を広く
するためには振動子の数を多くする必要があるが、その
ためにFFTに要する時間も長く係る。すなわちFFT
の演算時間はデータの組をNとすれば、(N/ 2)
l o gz Nの乗算回数で定まる。
(f)実施例
第1図はこの発明の実施例であり、凪音波の到来波信号
検出装置のブロック図である。
検出装置のブロック図である。
図において直線アレイはN個の振動子(波動電気変換器
)を直線上に配置した振動子列である。
)を直線上に配置した振動子列である。
スイッチ列はこの直線アレイの各振動子の出力を選択的
に・す・ンブルボールド回路へ供給するためのものであ
り、アナログスイッチの集合体である。
に・す・ンブルボールド回路へ供給するためのものであ
り、アナログスイッチの集合体である。
サンプルホールド回路は前記スイッチ列の出力をサンプ
リングし、その電圧を保持する回路である。A/、Dは
A/Dコンバータであり、サンプルホールド回路の出力
電圧をデジタルデータに変換すCGはタイミング信号発
生回路であり、サンプリング周波数f、の周波数でタイ
ミング信号を発生し、前記スイッチ列はこのタイミング
信号に基づいて振動子の出力を順次隣の振動子へ切り換
える。DLIは第1の遅延回路であり、タイミング信号
発生回路CGから出力された信号S。のタイミングから
スイッチ列の出力が安定するまでの時間T経過後、タイ
ミング信号s1を出力させるためのものである。D L
2は第2の遅延回路であり、前記S1のタイミングか
ら入射波の周波数f7の174波長の時間遅れて信号s
2を出力するものである。ORはオアゲートであり、前
記タイミング信号s1およびs2の合成パルスを前記サ
ンプルボールド回路およびA/Dコンバータに出力する
。したがって前記スイッチ列は所定のくi番目の)振動
子を選択した直後にタイミング信号S1のタイミングで
サンプルホールドおよびA/D変換を行い、その後タイ
ミング信号s2のタイミングで同し振動子の出力信号を
ザンプルホールドしA/D変換する。
リングし、その電圧を保持する回路である。A/、Dは
A/Dコンバータであり、サンプルホールド回路の出力
電圧をデジタルデータに変換すCGはタイミング信号発
生回路であり、サンプリング周波数f、の周波数でタイ
ミング信号を発生し、前記スイッチ列はこのタイミング
信号に基づいて振動子の出力を順次隣の振動子へ切り換
える。DLIは第1の遅延回路であり、タイミング信号
発生回路CGから出力された信号S。のタイミングから
スイッチ列の出力が安定するまでの時間T経過後、タイ
ミング信号s1を出力させるためのものである。D L
2は第2の遅延回路であり、前記S1のタイミングか
ら入射波の周波数f7の174波長の時間遅れて信号s
2を出力するものである。ORはオアゲートであり、前
記タイミング信号s1およびs2の合成パルスを前記サ
ンプルボールド回路およびA/Dコンバータに出力する
。したがって前記スイッチ列は所定のくi番目の)振動
子を選択した直後にタイミング信号S1のタイミングで
サンプルホールドおよびA/D変換を行い、その後タイ
ミング信号s2のタイミングで同し振動子の出力信号を
ザンプルホールドしA/D変換する。
第3図は」二記各信号のクイ百ングチャートを表すもの
である。図より明らかなようにタイミング信号S、はタ
イミング信号S。からT時間遅れた後発生し、またタイ
ミングS2はSlから1/4fTの時間経過後発生する
。タイミング信号泊でサンプリングされたデータは実数
部データ、タイミング信号S2でサンプリングされたデ
ータは虚数部データである。これらのデータは第1図に
示した実数部メモリと虚数部メモリにそれぞれ記憶され
る。第1図においてアドレスカウンタは実数部メモリと
虚数部メモリの記憶すべきアドレスをカウントするもの
であり、タイミング信号S。
である。図より明らかなようにタイミング信号S、はタ
イミング信号S。からT時間遅れた後発生し、またタイ
ミングS2はSlから1/4fTの時間経過後発生する
。タイミング信号泊でサンプリングされたデータは実数
部データ、タイミング信号S2でサンプリングされたデ
ータは虚数部データである。これらのデータは第1図に
示した実数部メモリと虚数部メモリにそれぞれ記憶され
る。第1図においてアドレスカウンタは実数部メモリと
虚数部メモリの記憶すべきアドレスをカウントするもの
であり、タイミング信号S。
のタイミングでインクリメントを行う。実数部メモリは
タイミング信号S1のタイミングによってA/Dコンバ
ータの出力をメモリに書き込み、また虚数部メモリはタ
イミング信号S2のタイミングによってA/Dコンバー
タの出力をメモリに書き込む。その後火のタイミング信
号S。が発生され、スイッチ列ばi+1番目の振動子を
選択することになる。一方実数部メモリと虚数部メモリ
のアドレスカウンタがインクリメントされるため、i
千1番目の振動子の出力した信号に対して実数部データ
を実数部メモリにまた虚数部データを虚数メモリにそれ
ぞれ対応するアドレスに記1.eされることになる。
タイミング信号S1のタイミングによってA/Dコンバ
ータの出力をメモリに書き込み、また虚数部メモリはタ
イミング信号S2のタイミングによってA/Dコンバー
タの出力をメモリに書き込む。その後火のタイミング信
号S。が発生され、スイッチ列ばi+1番目の振動子を
選択することになる。一方実数部メモリと虚数部メモリ
のアドレスカウンタがインクリメントされるため、i
千1番目の振動子の出力した信号に対して実数部データ
を実数部メモリにまた虚数部データを虚数メモリにそれ
ぞれ対応するアドレスに記1.eされることになる。
このようにしてN個の振動子について実数部データと虚
数部データをサンプリングしてメモリにそれぞれ書き込
んだ後、FFTか行われる。FFTを行うことによって
N組の周波数スペクトルデータが得られるが、各周波数
(高調波)における実数部データと虚数部データを2乗
し加算し、平方根を演算することによってパワースペク
トルを求めることができる。このようにして求めたデー
タを基に前述の関係式から到来波の入射角θにおける信
号強度を求めることができる。
数部データをサンプリングしてメモリにそれぞれ書き込
んだ後、FFTか行われる。FFTを行うことによって
N組の周波数スペクトルデータが得られるが、各周波数
(高調波)における実数部データと虚数部データを2乗
し加算し、平方根を演算することによってパワースペク
トルを求めることができる。このようにして求めたデー
タを基に前述の関係式から到来波の入射角θにおける信
号強度を求めることができる。
/(4f丁)の値は予め設定しておくことによってタイ
ミング制御することができる。
ミング制御することができる。
上記実施例はスイッチ列が所定の→ノ゛ンプリング時間
(1/fs )の期間内に2度のA/D変換を行う必要
があり、サンプリング周波数f5や入射波の周波数fT
が高くなると、高速のA/Dコンバータが必要となる。
(1/fs )の期間内に2度のA/D変換を行う必要
があり、サンプリング周波数f5や入射波の周波数fT
が高くなると、高速のA/Dコンバータが必要となる。
第4図は他の実施例であり、このような場合の不都合を
解消するものである。図より明らかなようにスイッチ列
、サンプルホールド回路、A/Dコンハークをそれぞれ
二組設け、タイミング信号s1にてサンプルホールド回
路1およびA/Dコンバータ1のタイミングを制御し、
一方タイミング信号S2によってリーンプルホールド回
路2およびA/Dコンバーク2のタイミングを制御する
。このようにして得られたデータをそれぞれ実数部メモ
クと虚数部メモリに記憶する。
解消するものである。図より明らかなようにスイッチ列
、サンプルホールド回路、A/Dコンハークをそれぞれ
二組設け、タイミング信号s1にてサンプルホールド回
路1およびA/Dコンバータ1のタイミングを制御し、
一方タイミング信号S2によってリーンプルホールド回
路2およびA/Dコンバーク2のタイミングを制御する
。このようにして得られたデータをそれぞれ実数部メモ
クと虚数部メモリに記憶する。
以上のように構成することによってそれぞれのA/Dコ
ンバータはサンプリング周波数f8毎に一度A/D変換
を行うだけで済むことになる。
ンバータはサンプリング周波数f8毎に一度A/D変換
を行うだけで済むことになる。
上記実施例および他の実施例は信号S、および信号S2
の二つのタイミング信号によってサンプリングを行うも
のであったが、一つのタイミング信号によってサンプリ
ングの制御を行うこともできる。第5図はその他の実施
例を示すものである同図において位相器は直線アレイの
各振動子の出力を入射波の周波数f、の1/4波長の時
間(90度の位相差)を生じさせる回路である。このよ
うに構成することによってスイッチ列1とスイッチ列2
は同じタイミング信号S。によって振動子を選択し、そ
の直後、同じタイミング信号s1によってサンプルホー
ルド回路1およびサンプルボールド回路2は同時にサン
プリングを行う。各々の値をA/D IとA/D2によ
ってA/D変換することによって実数部と虚数部のデー
タを得ることができる。
の二つのタイミング信号によってサンプリングを行うも
のであったが、一つのタイミング信号によってサンプリ
ングの制御を行うこともできる。第5図はその他の実施
例を示すものである同図において位相器は直線アレイの
各振動子の出力を入射波の周波数f、の1/4波長の時
間(90度の位相差)を生じさせる回路である。このよ
うに構成することによってスイッチ列1とスイッチ列2
は同じタイミング信号S。によって振動子を選択し、そ
の直後、同じタイミング信号s1によってサンプルホー
ルド回路1およびサンプルボールド回路2は同時にサン
プリングを行う。各々の値をA/D IとA/D2によ
ってA/D変換することによって実数部と虚数部のデー
タを得ることができる。
以上のようにキャリア周波数発生器やフィルタを用いる
ことなく直線アレイに対応するスイッチ列の出力をサン
プリングするそのサンプリングのタイミングを制御する
ことによって実数部データと虚数部データを得ることが
できる。
ことなく直線アレイに対応するスイッチ列の出力をサン
プリングするそのサンプリングのタイミングを制御する
ことによって実数部データと虚数部データを得ることが
できる。
上記実施例及び他の実施例は超音波を受信するものであ
ったが、電磁波についても同様に適用することができる
。
ったが、電磁波についても同様に適用することができる
。
第1図はこの発明の実施例である到来波信号検出装置の
ブロック図、第2図は到来波信号と空間周波数との関係
を説明するための図、第3図は第1図に示した各部の信
号のタイミングチャートを示す図、第4図および第5図
はそれぞれこの発明の他の実施例である到来波信号検出
装置のブロック図、第6図は従来の複素検波方式を説明
する図である。
ブロック図、第2図は到来波信号と空間周波数との関係
を説明するための図、第3図は第1図に示した各部の信
号のタイミングチャートを示す図、第4図および第5図
はそれぞれこの発明の他の実施例である到来波信号検出
装置のブロック図、第6図は従来の複素検波方式を説明
する図である。
Claims (1)
- (1)到来波信号を受信し複数の波動電気変換器からな
る波動電気変換器列と、この波動電気変換器列の出力を
順次切り換えるスイッチ列と、このスイッチ列の出力を
逐次サンプリングして得られる信号の周波数成分を抽出
する周波数成分抽出手段を備え、前記周波数成分抽出手
段の出力に基づいて信号入射角に対する信号の強度を求
めるものにおいて、 前記スイッチ列の出力を、スイッチ列の切り換え毎にそ
の切り換え間隔内で第1のタイミングおよび第1のタイ
ミングに対して到来波信号の1/4波長ずれた第2のタ
イミングによってサンプリングするサンプリング手段と
、 前記第1のタイミングでサンプリングしたデータを実数
部データとして記憶する第1のメモリと前記第2のタイ
ミングでサンプリングしたデータを虚数部データとして
記憶する第2のメモリとを備え、 前記周波数成分抽出手段を、前記第1、第2のメモリの
内容を周波数分析して周波数スペクトル特性データを求
める周波数分析手段で構成したことを特徴とする到来波
信号検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11576685A JPS61272669A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 到来波信号検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11576685A JPS61272669A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 到来波信号検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61272669A true JPS61272669A (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=14670517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11576685A Pending JPS61272669A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 到来波信号検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61272669A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009276246A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429114A (en) * | 1977-08-08 | 1979-03-05 | Fmc Corp | Fluid transferring apparatus |
JPS5482191A (en) * | 1977-12-14 | 1979-06-30 | Japan Radio Co Ltd | Incoming wave signal incident angle detecting system |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP11576685A patent/JPS61272669A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429114A (en) * | 1977-08-08 | 1979-03-05 | Fmc Corp | Fluid transferring apparatus |
JPS5482191A (en) * | 1977-12-14 | 1979-06-30 | Japan Radio Co Ltd | Incoming wave signal incident angle detecting system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009276246A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
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