JPS61272623A - 静電容量式圧力センサ - Google Patents

静電容量式圧力センサ

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JPS61272623A
JPS61272623A JP11434485A JP11434485A JPS61272623A JP S61272623 A JPS61272623 A JP S61272623A JP 11434485 A JP11434485 A JP 11434485A JP 11434485 A JP11434485 A JP 11434485A JP S61272623 A JPS61272623 A JP S61272623A
Authority
JP
Japan
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diaphragm
silicon
pressure sensor
glass
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP11434485A
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English (en)
Inventor
Kimihiro Nakamura
公弘 中村
Mitsuru Tamai
満 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、シリコンダイアフラムを用いた静電容量式
圧力センサの構造に関する。
〔従来の技術〕
第4図はかかる静電容量式圧力セyすの従来例を示す断
面図である。
同図において、1はシリコン平板の一方の面の中央部が
超音波加工やエツチング技術等によって薄肉化されたダ
イアフラムであり、これにはリード線13を取り出すだ
めの金属パッド(A7 、 Au 。
モリブデン等)3が形成される。シリコンタイアフラム
1の厚肉部には、熱膨張係数がシリコンに近い(3,2
X 10−’ /’C)硼珪酸ガラス2にCr−Au、
Cr−Ni−Au等からなるス/l/−ホール電極4を
設けたものが静電接合され、これによって測定室15が
形成される。この硼珪酸ガラス2上には、さらにコバー
ルやFe−N1系の金属パイプ7が低熱膨張係数(5,
OX 10’−’ /’C)のガラス6等によって接合
され、圧力Pの導入口が形成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、以上のよう々静電容量式センサには以下
の如き問題点がある。
イ)静電接合法では、シリコンダイアフラム部と電極間
空隙の再現性は良好であるが、接合部にどうしても気泡
が残るため、気密性が低下する。
口)静’に接合以外の方法とし、て、第4図の接合層8
に低熱膨張係数のガラスを用いてシリコンダイアフラム
1とガラス基板とを接合する方法がある。
この方法は気密性は非常に良好であるが、空隙を寸法精
度よく再現することができない。特に、小型化を図る場
合は、空隙を10μm以下にし々ければならないが、1
0μm11以下の空lig+を再現性よ(作成するのは
可成り困難である。
ハ)硼珪酸ガラスにCr −N i −A u等の薄膜
を蒸着等によって形成l〜、いわゆるAl1−8 I共
晶反応によって接合する方法もあるが、口)の場合と同
じくを諒を再現性よく作成するのが鼾L〃・しく、位置
決めも困難である。
したがって、この発明はシリコンタ”イアフラムと電極
間空隙(以下、単に空隙という。)を再現性よく作成で
き、圧力導入室とその外側とを気密接合するととが可能
で、しかも機械的強度も充分な静電容量式圧力センサを
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するだめの手段および作用〕シリコンダ
イアフラムの厚肉部に、熱膨張係数がシリコンに近い(
3,5X 10−’/’C:)ガラスを用いてシリコン
基台を接合することにより、圧力導入室とその外側とを
気密接合するとともにセンサの機械的強度を高め、さら
にダイアフラムのシリコン基台とは反対の面に、スルー
ホール電極をもつ絶縁材料(硼珪酸ガラス)を静電接合
にて接合することにより、空隙の再現性を良好にする。
〔実施例〕
第1図はこの発明の実施例を示す断面構成図である。
シリコンダイアフラム1は、結晶面(100)を主平面
とするシリコンウェハ(低抵抗にしたもの)を、HF−
l−lNO3系のエツチング液で片面ずつ等方向にエツ
チングして正確に製造される。なお、この場合のダイア
フラム部の形状は円形であるが、アルカリエツチング液
やエチレンジアミン・ピロカテコール系でエツチング加
工すれば、正方形または長方形のダイアフラムを形成す
ることができる。こうして作られたシリコンダイアフラ
ム1はシリコン基台9に、シリコンと熱膨張係数の近い
ガラス(接合層10)を介L2て気密接合される。
なお、このガラス部の厚さを20μm程度とし、710
℃例近で接合してもダイアフラムの変形は殆んどないこ
とが確かめられている。
一方、シリコンダイアフラム1の他面には、対をなすス
ルーホール電極4,5をもつ硼珪酸ガラス(熱膨張係数
; 3.2 X 10−’/℃) 2が良く知られてい
る静電接合法によって固着される。このとき、硼珪酸ガ
ラス2の厚みはダイアフラム1の厚肉部のそれに比べて
充分薄く形成される。また、スルー2ホール電極4は例
えば、Cr −Au −S i 02を500λ〜25
oof〜6000X程度の厚みで付け、電極5は例えば
、Cr−Ni−Auを5ooX〜2゜00x〜2500
X程度の厚みで付けてそれぞれ形成される。なお、電極
5のシリコンダイアフラム1と接する表面にAuを形成
しておき、静電接合を670℃程度で行なえば、リード
線引き出しのための金属パッドの機能を持ちながら1.
AuとSi6一 が接合する部分でAu−8l共晶反応がおこり、強固な
接合を得ることができる。
さらに、シリコン基台9にはコバールやFe −Ni系
の如(熱膨張係数の小さな金属から彦るパイプ7(熱膨
張係数;5.0X10″”/’C)が低融点、低熱膨張
係数をもつガラス(作業点;450°C付近、熱膨張係
数; 4.9 X 10−’/’G )の接合層6によ
って接合される。したがって、金属パイプ7を介して圧
力Pが導入されると、シリコンダイアフラム1の薄肉部
が圧力に応じて変位し、これによりシリコンダイアフラ
ム1とガラス基台2とで形成される空隙(測定室15)
の間隔が変化するので、この変化を1対の電極4および
5を介して静電容景として取り出すことができる。
とのJ:うに、ガラスによる気密接合の特徴を生かして
シリコン基台を接合することにより、気密性とセンサ部
の機緘的強度の向上を図るとともに、静電接合にともな
う変形は微小であることを利用して空隙を精度良く形成
し得るようにしたものである。
第2図はこの発明の他の実施例を示す断面構成図である
これは第1図に示されるものに対して第2の電極11を
設け、これをいわゆるリファレンス(標準)電極として
用いるように17だものである。このため、電極11は
シリコンダイアフラム1の変位が最も小さい位置に設け
られる。なお、このリファレンス電極は良く知られてい
るように、センサの温度等による誤差を補正するために
設けられるものであり、その補正方法も周知であるので
その説明は省略する。なお、出願人も特開昭59−16
5513号等を出願している。
第5図はこの発明のさらに他の実施例を示す断面構成図
である。
これは第2図をさらに変形したもので、測定電極4だけ
がシリコンダイアフラム1の薄肉部と対向するように、
換言すればリファレンス電極11がその厚肉部と対向す
るように、ダイアフラム1の中央部の窪みの大きさを図
の如くその上、下で異なるようにしたものである。
なお、第2図および第6図に示されるものにおいては、
リング状に形成される2つの電極4,11の面積を互い
に略等しくすると、最も良好な特性が得られることが確
かめられている。
〔発明の効果〕 この発明によれば、シリコン基台をシリコンダイアフラ
ムの厚肉部にガラスで接合するようにしたので、圧力導
入室とその外側との気密性が確保されるばかりでな(セ
ンサの機緘的強度が高まり、さらにダイアフラムのシリ
コン基台とは反対側の面にはスルーホール電極をもつ硼
珪酸ガラスを静電接合するようにしだので、空隙を精度
よく形成し得る利点が得られる。また、センサの構成材
料を全てシリコンに極めて近い熱膨張係数をもつ材料と
し九〜め、温度特性も極めて良好になる効果がもたらさ
れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す断面図、第2図はこの
発明の他の実施例を示す断面図、第5図はこの発明のさ
らに他の実施例を示す断面図、第4図は静電容量式圧カ
センザの従来例を示す断面図である。 符号説明 1・・・・・・シリコンダイアフラム、2・・・・・・
ガラス基台、3・・・・・・金属パッド、4・・・・・
・電極、5・・・・・・固定電極、6,10・・・・・
・接合層、7・・・・・・金属パイプ、8・・・・・・
静電接合部、9・・・・・・シリコン基台、11・・・
・・・リファレンス(基準)電極、13・・・・・・リ
ード線、15・・・・・・測定室 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎    清 第1図 ρ 第2図 ソフルノス電五5 ア3             13        
     /3’1142 5 8                        
      15シj’l定室′   世 9        い +X3図 @4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)シリコン基板の中央部両面を薄肉その外周部を厚肉
    にそれぞれ形成してなるダイアフラムと、導圧口を持つ
    厚肉シリコン基台と、少なくとも2つのスルーホール電
    極を持つ絶縁基板とからなり、前記ダイアフラム厚肉部
    の一方の面には該絶縁基板を静電接合して測定室を形成
    する一方、ダイアフラム厚肉部の他面には前記シリコン
    基台を接合層により気密接合してなる静電容量式圧力セ
    ンサ。 2)特許請求の範囲第1項に記載の静電容量式圧力セン
    サにおいて、前記絶縁基板に設けられるスルーホール電
    極の1つをダイアフラムの厚肉部位置に形成してなる静
    電容量式圧力センサ。 6)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の静電容
    量式圧力センサにおいて、前記絶縁基板上に設けられる
    スルーホール電極表面の材質を金(Au)にしてなる静
    電容量式圧力センサ。 4)特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記
    載の静電容量式圧力センサにおいて、前記ダイアフラム
    薄肉部と対向する絶縁基板に2つのスルーホール電極を
    形成し、その一方は測定電極、他方はリフアレンス(標
    準)電極としてなる静電容量式圧力センサ。 5)特許請求の範囲第4項に記載の静電容量式圧力セン
    サにおいて、前記測定電極のみをダイアフラム薄肉部と
    対向して形成してなる静電容量式圧力センサ。 6)特許請求の範囲第4項または第5項に記載の静電容
    量式圧力センサにおいて、前記2つのスルーホール電極
    面積を略等しくしてなる静電容量式圧力センサ。
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Cited By (6)

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