JPS60233863A - 静電容量式圧力センサ - Google Patents
静電容量式圧力センサInfo
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- JPS60233863A JPS60233863A JP8849484A JP8849484A JPS60233863A JP S60233863 A JPS60233863 A JP S60233863A JP 8849484 A JP8849484 A JP 8849484A JP 8849484 A JP8849484 A JP 8849484A JP S60233863 A JPS60233863 A JP S60233863A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/84—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by variation of applied mechanical force, e.g. of pressure
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
この発明は、シリコンダイアフラムを用いた静電容量式
圧力センサに関する。
圧力センサに関する。
第5図はかかるセンサの従来例を示す断面図である。1
はシリコン平板の中央部を超音波加工やエツチング技術
等によって薄肉化されたダイアフラムであり、ここには
リード線5を取り出すための金属パッド(At、Au、
モリブデン等)3が設けられている。シリコンダイアプ
ラムの厚肉部には、熱膨張係数がシリコンに近い硼珪酸
ガラス(3.2 X 10−’ /’(:、 )、2に
スルーホール電極(Cr−Au 、 Cr −Ni 7
Au等)4を設けたもツカ静電接合され(接合部8参照
)、測定室15が形成されている。さらに、硼珪酸ガラ
ス2には、コバールやFeLNi系の林イブ7が低熱膨
張係数ガラス(5,OX 10−’ / ’C) 6等
によって接合され、圧力導入口が形成されている。
はシリコン平板の中央部を超音波加工やエツチング技術
等によって薄肉化されたダイアフラムであり、ここには
リード線5を取り出すための金属パッド(At、Au、
モリブデン等)3が設けられている。シリコンダイアプ
ラムの厚肉部には、熱膨張係数がシリコンに近い硼珪酸
ガラス(3.2 X 10−’ /’(:、 )、2に
スルーホール電極(Cr−Au 、 Cr −Ni 7
Au等)4を設けたもツカ静電接合され(接合部8参照
)、測定室15が形成されている。さらに、硼珪酸ガラ
ス2には、コバールやFeLNi系の林イブ7が低熱膨
張係数ガラス(5,OX 10−’ / ’C) 6等
によって接合され、圧力導入口が形成されている。
したがって、圧力導入−からの圧力がシリコンダイアフ
ラム部に作用すると、圧力に比例してシリコンダイアフ
ラム部が変位し静電容量が変化することから、圧力測定
が可能である。すなわち、なる関係式が成立するので、
容量Cを測定して変位量Δdを知り、これから P−Δd ・・・・・・(2) なる関係にある圧力をめるものである。なお、(1)式
のε。は真空誘電率、ε、は電極間の比誘電率、Sは電
極面積、doは圧力が作用しない場合の電極間距離(空
隙)である。
ラム部に作用すると、圧力に比例してシリコンダイアフ
ラム部が変位し静電容量が変化することから、圧力測定
が可能である。すなわち、なる関係式が成立するので、
容量Cを測定して変位量Δdを知り、これから P−Δd ・・・・・・(2) なる関係にある圧力をめるものである。なお、(1)式
のε。は真空誘電率、ε、は電極間の比誘電率、Sは電
極面積、doは圧力が作用しない場合の電極間距離(空
隙)である。
しかしながら、このようなセンサには、以下の如き欠点
がある。
がある。
■)すなわち、接合部8としては、
■気密接合であること。
■シリコン薄肉部と電極間空隙が正確に再現されること
。
。
の如き条件が要求される。
(イ)静電接合法では、■の条件は充分に満足され1.
1011m程度の空隙も正確に再現できるが、接合面積
が大きくなると接合部に多くの気泡が残って気密接合を
歩留り良く作ることができない。
1011m程度の空隙も正確に再現できるが、接合面積
が大きくなると接合部に多くの気泡が残って気密接合を
歩留り良く作ることができない。
(ロ)接合部8に低熱膨張係数のガラスを用いて接合す
ると、気密は充分に保たれるが、空隙を正確に再現する
ことができない。特に、小型化を計る場合は、空隙do
を10μm以下にする必要が生じるが、この10μm以
下の空隙を歩留りよく作るのは困難である。
ると、気密は充分に保たれるが、空隙を正確に再現する
ことができない。特に、小型化を計る場合は、空隙do
を10μm以下にする必要が生じるが、この10μm以
下の空隙を歩留りよく作るのは困難である。
(ハ)硼珪酸ガラスにCr Ni Au等の薄膜を蒸着
等によって形成し、All −S i共晶反応によって
接合する方法もあるが、(口片の場合と同様に空隙を正
確に再現するのが困難である。また、この場合は位置決
めの難しさも加わる。
等によって形成し、All −S i共晶反応によって
接合する方法もあるが、(口片の場合と同様に空隙を正
確に再現するのが困難である。また、この場合は位置決
めの難しさも加わる。
■)静電接合法では、ガラスを厚くするとガラスの剛性
が増大するため、電圧を上げてもシリコンとの密着性が
良くならず、接合が起こらないか、あるいはほんの一部
にのみ接合が起こる。したがって、ガラス基台2をあま
り厚くすることができず、センサ部の機械的強度が充分
でない。また、スルーホール電極の形成には真空蒸着法
やスパッタリング等が用いられるが、センサの小型化の
ためには硼珪酸ガラス2のスルーホール部に設けられる
穴の直径は500μm程度(これは、小さければ小さい
程よい。)となり、これに上述の方法で電極を形成する
と々れば、500〜1000μmが厚さの限界と人つて
センサの機械的強度は望めない。
が増大するため、電圧を上げてもシリコンとの密着性が
良くならず、接合が起こらないか、あるいはほんの一部
にのみ接合が起こる。したがって、ガラス基台2をあま
り厚くすることができず、センサ部の機械的強度が充分
でない。また、スルーホール電極の形成には真空蒸着法
やスパッタリング等が用いられるが、センサの小型化の
ためには硼珪酸ガラス2のスルーホール部に設けられる
穴の直径は500μm程度(これは、小さければ小さい
程よい。)となり、これに上述の方法で電極を形成する
と々れば、500〜1000μmが厚さの限界と人つて
センサの機械的強度は望めない。
この発明はとのよ5な事情のもとになされたもので、シ
リコンダイアフラムと電極間空隙を正確に再現すること
ができるばかりでなく、圧力導入室とその外側とを気密
接合することが可能で、しかも機械的強度が充分な静電
容量式圧力センサを提供することを目的とする。
リコンダイアフラムと電極間空隙を正確に再現すること
ができるばかりでなく、圧力導入室とその外側とを気密
接合することが可能で、しかも機械的強度が充分な静電
容量式圧力センサを提供することを目的とする。
この発明は、シリコンダイアフラムの厚肉部K、熱膨張
係数がシリコンに近いガラス(3,5X IO−’/
℃)を用いてシリコン基台を接合することにより、圧力
導入室(測定室)とその外側とを気密接合するとともに
センサの機械的強度を高め、さらに、ダイアフラムのシ
リコン基台とは反対の面に、スルーホール電極が形成さ
れた絶縁材料(硼珪酸ガラス)を静電接合によって接合
することにより、空隙が正確に形成されるよ5にしたも
のである。
係数がシリコンに近いガラス(3,5X IO−’/
℃)を用いてシリコン基台を接合することにより、圧力
導入室(測定室)とその外側とを気密接合するとともに
センサの機械的強度を高め、さらに、ダイアフラムのシ
リコン基台とは反対の面に、スルーホール電極が形成さ
れた絶縁材料(硼珪酸ガラス)を静電接合によって接合
することにより、空隙が正確に形成されるよ5にしたも
のである。
第1図れこの発明の実施例を示す断面図である。
同図において、1はシリコンダイアフラム、2は絶縁材
料(ガラス基台)、3は金属パッド、4は電極、5はリ
ード線、6.lOは接合層、7は金属パイプ、8は接合
部、9はシリコン基台、15は測定室である。
料(ガラス基台)、3は金属パッド、4は電極、5はリ
ード線、6.lOは接合層、7は金属パイプ、8は接合
部、9はシリコン基台、15は測定室である。
シリコンダイアフラム1は、結晶面(ioo)を主平面
とするシリコンウェハ(低抵抗にしたもの) を、HF
−HNO3系のエツチング液を用いて片面ずつ等方的に
エツチングして、正確に製造される。なお、この場合の
ダイアプラム部の形状は円形であるが、上記と同様のシ
リコンウェハをアルカリエツチング液やエチレンジアミ
ン・ピロカテコール系でエツチング加工すれば、正方形
または長方形状のダイアフラムな作ることも可能である
。こうして作られたシリコンダイアフラム1はシリコン
基台9に、シリコンと熱膨張係数の近いガラス(3,5
X 10”’ /’C程度)を用いて気密接合される(
接合層10参照)。なお、このガラス部の厚さを20μ
m程度とし、700℃付近で接合してもダイアフラムの
変化社殆んどないことが確かめられている。
とするシリコンウェハ(低抵抗にしたもの) を、HF
−HNO3系のエツチング液を用いて片面ずつ等方的に
エツチングして、正確に製造される。なお、この場合の
ダイアプラム部の形状は円形であるが、上記と同様のシ
リコンウェハをアルカリエツチング液やエチレンジアミ
ン・ピロカテコール系でエツチング加工すれば、正方形
または長方形状のダイアフラムな作ることも可能である
。こうして作られたシリコンダイアフラム1はシリコン
基台9に、シリコンと熱膨張係数の近いガラス(3,5
X 10”’ /’C程度)を用いて気密接合される(
接合層10参照)。なお、このガラス部の厚さを20μ
m程度とし、700℃付近で接合してもダイアフラムの
変化社殆んどないことが確かめられている。
一方、シリコンダイアフラム1の他面には、このダイア
フラムよりも薄い硼珪酸ガラス2(熱膨張系数3.2
X to−@/’c)に、スルーホール電極4(例えば
、Cr−Au−8i02を50OA −2500を形成
したものが静電接合法によって固着される(接合部8参
照)。さらに、シリコン基台9には、コバールやFe−
Ni系の、熱膨張係数の小さな金属7 (5,OX 1
0−’ / ℃)が低融点、低熱膨張係数ガラス層6(
作業点450℃付近、熱膨張係数4.9 X 10−’
/ ’C)によって接合されている。
フラムよりも薄い硼珪酸ガラス2(熱膨張系数3.2
X to−@/’c)に、スルーホール電極4(例えば
、Cr−Au−8i02を50OA −2500を形成
したものが静電接合法によって固着される(接合部8参
照)。さらに、シリコン基台9には、コバールやFe−
Ni系の、熱膨張係数の小さな金属7 (5,OX 1
0−’ / ℃)が低融点、低熱膨張係数ガラス層6(
作業点450℃付近、熱膨張係数4.9 X 10−’
/ ’C)によって接合されている。
このように、ガラス接合による気密接合の特徴を生かし
てシリコン基台を接合することにより、気密性とセンサ
部の機械的強度の向上を図るとともに、静電接合にとも
なう変形は微小であることを利用して空隙を正確に決め
ることができるようにしたものである。そして、金属パ
イプ7を通してダイアフラム1の薄肉部に圧力が加えら
れると、ダイアフラム部はスルーホール電極4の付いた
硼珪酸ガラス2側へ圧力に比例して変位するので、その
静電容量Cが次式の如く変化する。
てシリコン基台を接合することにより、気密性とセンサ
部の機械的強度の向上を図るとともに、静電接合にとも
なう変形は微小であることを利用して空隙を正確に決め
ることができるようにしたものである。そして、金属パ
イプ7を通してダイアフラム1の薄肉部に圧力が加えら
れると、ダイアフラム部はスルーホール電極4の付いた
硼珪酸ガラス2側へ圧力に比例して変位するので、その
静電容量Cが次式の如く変化する。
C=t06rdo−Δd°°−(3)
したがって、所定の較正装置により圧力と容量との関係
を予め較正しておくことにより、容量Cから圧力をめる
ことができる。なお、(3)式における変位Δdの符号
が(1)式とは逆になっているが、これは電極とダイア
フラム部との空隙が、圧力によって第5図の場合では広
がるのに対して、第1図の場合では狭まるからである。
を予め較正しておくことにより、容量Cから圧力をめる
ことができる。なお、(3)式における変位Δdの符号
が(1)式とは逆になっているが、これは電極とダイア
フラム部との空隙が、圧力によって第5図の場合では広
がるのに対して、第1図の場合では狭まるからである。
第2図はこの発明の第2の実施例を示す断面図である。
この実施例は、同図からも明らかなように、シリコンダ
イアフラム1からのリード線5を取り出すための金属バ
ッド3を、電極4と同じ平面上に配置することにより、
ボンディングし易くしたもので、その他の点は第1図と
同様である。
イアフラム1からのリード線5を取り出すための金属バ
ッド3を、電極4と同じ平面上に配置することにより、
ボンディングし易くしたもので、その他の点は第1図と
同様である。
第3図はこの発明の第3の実施例を示す断面図である。
これは、電極を2つ設けて一方を測定電極11とし、他
方をリファレンス(標準)電極12とした点が特徴であ
る。つまり、2つの同心円状の電極11.12の面積を
互いに等しくSとすると、それぞれの静電容量Cm、C
rは、の如く表わされる。したがって、(4)、 (5
)式から、 が導かれるので、(4) 、 (5)式相当の測定と(
6)式の演算を行なうことにより、圧力に比例した信号
をより正確にめることが可能となる。すなわち、工業計
器等に要求される精度を満足させるためには、(6)式
相当の補正演算を電気的に行なうことが必要である。
方をリファレンス(標準)電極12とした点が特徴であ
る。つまり、2つの同心円状の電極11.12の面積を
互いに等しくSとすると、それぞれの静電容量Cm、C
rは、の如く表わされる。したがって、(4)、 (5
)式から、 が導かれるので、(4) 、 (5)式相当の測定と(
6)式の演算を行なうことにより、圧力に比例した信号
をより正確にめることが可能となる。すなわち、工業計
器等に要求される精度を満足させるためには、(6)式
相当の補正演算を電気的に行なうことが必要である。
第4図はこの発明の第4の実施例を示す断面図である。
同図からも明らかなように、測定電極11のみをダイア
フラム1の薄肉部と対向するようにした点が特徴である
。すなわち、リファレンス電極12と対向するダイアフ
ラム薄肉部は、たとえ微小であっても必ず変位し、この
ため上記(6)式の如き補正演算をしても誤差が生じる
ので、標準電極12をダイアフラム1の薄肉部と対向さ
せて配置せずに、厚肉部と対向配置するようにして精度
をより一層向上させるものである。
フラム1の薄肉部と対向するようにした点が特徴である
。すなわち、リファレンス電極12と対向するダイアフ
ラム薄肉部は、たとえ微小であっても必ず変位し、この
ため上記(6)式の如き補正演算をしても誤差が生じる
ので、標準電極12をダイアフラム1の薄肉部と対向さ
せて配置せずに、厚肉部と対向配置するようにして精度
をより一層向上させるものである。
この発明によれば、シリコンダイアフラムの厚肉部に、
熱膨張係数がシリコンと略同じガラス(3,5X 10
−’ / ℃’)によってシリコン基台を接合するよう
にしたので、圧力導入室とその外側との気密性が確保さ
れるばかりでなく、センサの機械的強度が高まりさらに
、ダイアフラムのシリコン基台とは反対側の面には、ス
ルーホール電極のついた硼珪酸ガラスを静電接合するよ
りにしたので、空隙を正確に作成することができる利点
が得られるものである。また、この発明によるセンサの
構成材料を全てシリコンに極めて近い熱膨張係数をもつ
材料としたNめ、温度特性も極めて良好となる効果がも
たらされるものである。
熱膨張係数がシリコンと略同じガラス(3,5X 10
−’ / ℃’)によってシリコン基台を接合するよう
にしたので、圧力導入室とその外側との気密性が確保さ
れるばかりでなく、センサの機械的強度が高まりさらに
、ダイアフラムのシリコン基台とは反対側の面には、ス
ルーホール電極のついた硼珪酸ガラスを静電接合するよ
りにしたので、空隙を正確に作成することができる利点
が得られるものである。また、この発明によるセンサの
構成材料を全てシリコンに極めて近い熱膨張係数をもつ
材料としたNめ、温度特性も極めて良好となる効果がも
たらされるものである。
第1図はこの発明の実施例を示す断面図、第2図はこの
発明の第2の実施例を示す断面図、第3図はこの発明の
第3の実施例を示す断面図、第4図はこの発明の第4の
実施例を示す断面図、第5図は従来例を説明するための
断面図である。 符号説明 1・・・・・・シリコンダイアフラム゛、2・・・・・
・ガラス基台、3・・・・・・金属パッド、4・・・・
・・電極、訃・・−・・IJ−ド線、6,10・・・・
・・接合層、7・・・・・・金属パイプ、8・・・・・
・接合部、9・・・・・・シリコ/基台、11・・・・
・・測定電極、12・・・・・・リファレンス(標準)
電極、15・・・・・・測定室。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎 清 第■図 第2図 第 ′I 図 第 4 IA
発明の第2の実施例を示す断面図、第3図はこの発明の
第3の実施例を示す断面図、第4図はこの発明の第4の
実施例を示す断面図、第5図は従来例を説明するための
断面図である。 符号説明 1・・・・・・シリコンダイアフラム゛、2・・・・・
・ガラス基台、3・・・・・・金属パッド、4・・・・
・・電極、訃・・−・・IJ−ド線、6,10・・・・
・・接合層、7・・・・・・金属パイプ、8・・・・・
・接合部、9・・・・・・シリコ/基台、11・・・・
・・測定電極、12・・・・・・リファレンス(標準)
電極、15・・・・・・測定室。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎 清 第■図 第2図 第 ′I 図 第 4 IA
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)シリコン基板の中央部両面を加工除去してその中央
部を薄肉その外周部を厚肉にしたダイアフラムと、導圧
口を有する厚肉シリコン基台と、スルーホール電極をも
つ絶縁基板とからなり、前記ダイアプラムの一面にはそ
の厚肉部と前記絶縁基板を静電接合して測定室を形成す
る一方、他面にはその厚肉部と前記シリコン基台を接合
層により気密接合するとともに該シリコン基台に金属パ
イプを接合層により気密接合して前記導圧口に接続して
なることを特徴とする静電容量式圧力センサ。 2)前記シリコンダイアフラムからのリード線取り出し
部と、絶縁基板のスルーホール電極からのリード線取り
出し部とを略同一平面上に形成してなることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の静電容量式圧力センサ
。 3)前記ダイアフラム部と対向する絶縁基板に2つのス
ルーホール電極を形成し、その一方を主電極、他方を標
準電極とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
たは第2項のいずれか一方に記載の静電容量式圧力セン
サ。 4)前記主電極のみをダイアフラム薄肉部と対向して配
置することを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
静電容量式圧力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8849484A JPS60233863A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 静電容量式圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8849484A JPS60233863A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 静電容量式圧力センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60233863A true JPS60233863A (ja) | 1985-11-20 |
Family
ID=13944363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8849484A Pending JPS60233863A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 静電容量式圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60233863A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987007947A1 (en) * | 1986-06-23 | 1987-12-30 | Rosemount Inc. | Capacitance pressure sensor |
JPS63149531A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-22 | Fuji Electric Co Ltd | 静電容量式圧力センサ |
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