JPS6127245A - 恒久的建築物屋根材用膜材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は恒久的建築物の屋根材などに用いられる膜材の
創案に係り、防水性、耐候性、難燃性、軽量性、透光性
、耐張力性ないし耐蝕性などの屋根材などとして利用す
るに好ましい緒特性を具備した膜材を提供しようとする
ものである。

産業上の利用分野 恒久的建築物屋根材などとしての膜材。

従来の技術 恒久的建築物における屋根材を膜材で形成することは必
然的に軽量となシ、従って建築物全般の構成を簡易軽量
化して大型建築物の支柱を大幅に省略せしめ、又適宜に
透光性を得しめて昼間における採光を図るなどのメリッ
トがあシ、テニスその他の各種競技ないしスポーツ施設
１、　　園芸ないし展示場、倉庫その他に関して次第に
採用されつつある。即ち樹脂膜材を張設した建築物の内
部空気圧を例えば０．１〜／ｃｌｉ程度に高めることに
よシ、前記膜材が頂面方向に浮上膨出して支持構造材に
対して殆んど荷重を与えないこととなシ、上述したよう
な特性を簡易に得しめる。

発明が解決しようとする問題点 ところが上記したような従来のものにおいては酸根軽量
性、透光性などのメリットが得られるとしても、それら
の有効に得られるものにおいては耐張性や耐候性或いは
耐食性などを有効に得ることができず、前記したような
恒久的建築物として実質的Ｋｉ求される１０年以上の耐
用性、引裂き抵抗性などが必ずしも満足されず、耐炎性
麦ども充分でないなどの欠点を有している。

「発明の構成」 問題点を解決するための手段 本発明は上記したような従来のものの問題点を解消する
ように創案されたものであって、布帛などの補強組織材
に連続多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムを添
着したことを特徴、とする恒久的建築物の屋根材などに
用いられる膜材である。

作用 連続多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムによシ
耐候性や耐食性に優れた膜材とすると共に適当な軽量性
を得しめ、しかも充分な防水作用を確保する。補強組織
材は引張強度などして得ることができる。

実施例 上記したような本発明によるものの具体的な実施、ａｍ
Ｋついて説明するものは第１１ｍに示すように補強組織
材と７しての繊維布帛１に対して連続多孔質ポリテトラ
フルオロエチレンフィルム２をラオネート手法などによ
って添着されたものであシ、このようなフィルム２は前
記布帛１の少くとも片面に施されるが、好ましくは両面
に施すことができる。

前記布帛１はフィルム２０強度を補うものであって、場
合によっては編組材を採用でき、第２図に示すように金
網１ａを利用し得る。連続多孔質ポリテトラフルオロエ
チレンフィルムにおける多孔組織については樹脂フィル
ムを延伸処理して少くとも一部を１例として第３図に示
すような組織を似てマクロ分子領域１１０４〜１μｍ）
ないしイオン領域１１０−’〜１０”　Ｉｌｍ　ｌに微
細な多孔質化を図った極微細フィブリル組織であるから
液体の通過は勿論、前記したような０．１　Ｋｔ／ｄ程
度の僅少な圧°力条件では殆んど透過することがない。

前記した連続多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィル
ムは適宜に積層したものとして採用することかで′きる
。即ち該フィルム２が積層されることによシそれなシの
強度が得られることは―かであシ、特にその強度は延伸
方向においてそれなシに大でそれと交叉した方向におい
−Ｃは低いことが一般的であるから延伸方向を交叉せし
めて積層したフィルム積層体を用いることは頗る有効で
ある。

本発明によるものの具体的な製造例について説明すると
以下の如くである。

製造例１゜ 径０．１６ｍｍの硝子繊維糸条を経緯として織成され九
布帛に対し気孔率７５％で、孔径が０．１〜０．５μｍ
の多孔組織とされた連続多孔質ポリテトラフルオロエチ
レンフィルムを表裏にラミネートし、厚さ０．２８ｍで
、重量が３３１．＠／ｌ♂製造例２ ポリテトラフルオロエチレン繊維による厚さ０．２簡の
布帛に対して、その表裏に気孔率７５−で、孔径が０．
１〜０．５μｍの多孔組織をもった連続多孔質ポリテト
ラフルオロエチレンフィルムをラミネートし、厚さが０
．２９ｍで、重量が２９３　ｇ／−の製品を得九。

製造例＆ 太さ０．１■のステンレΔ、線によ〕編組された網材の
両面に気孔率７５−で、孔径が０．１〜０．５Ｒｎ　の
多孔組織とされた連続多孔質ポリテトラフルオロエチレ
ンフィルムをラミネートし、厚さが０．２■で重量が３
８８　ｔｉ／−の膜材を得九。

「発明の効果」 以上説明し九ような本発明によるときは連続多孔質ポリ
テトラフルオロエチレンフィルムを用いるものであるか
ら耐候性や耐食性などにおいて優れ、特に気孔率５ｏ−
以上のような多孔、質材であることから頗る軽量に仕上
シ前記のように建築物内の気圧を高めて利用するような
条件においてその高圧化の程度が相当に少いもので足シ
、シかも孔径０．５翔　以下のような微細多孔質である
ことからして充分な防水性を確保することができ、又難
燃性であシ、加うるに補強組織材に接着され九ものであ
るから前記した連続多孔質ポリテトラフルオロエチレン
フィルムが充分に薄層化されたものでも的確な耐張性そ
の他の強度を有していて暴風その他の外界条件に対して
半永久的な耐用性を一低コストに得しめるなどの効果を
有しておシ、工業的にその効果の大きい発明である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施態様を示すものであって一第１図は
本発明の１実施形急についての断面図、第２図はその別
の実施形態についての第１図と同様な断面図、第３図は
本発明において用いる連続多孔質ポリテトラフルオロエ
チレンフィルムの組織の１例を顕微鏡的に拡大して示し
九説−７である。 然してこれらの図面において、１は補強組織材としての
布帛、１ａは同じく金網、２は連続多孔質ポリテトラフ
ルオロエチレンフィルムを示すものである。 骨杆出願人　　　ジャパンゴアテックス株式会社発　　
明　　者　　　−安　　　　　　　質問　　　　　　　
　　守　　　屋　　　紘　　　典同　　　　　　　　　
　下　　　１）　　栄　　　次第　　１１！Ａ ！Ｊ　２　圓

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、布帛などの補強組織材に連続多孔質ポリテトラフル
   オロエチレンフィルムを添着したことを特徴とする恒久
   的建築物の屋根材などに用いられる膜材。 ２、補強組織材が硝子繊維より成る布帛である特許請求
   の範囲第１項に記載の恒久的建築物の屋根材などに用い
   られる膜材。 ３、補強組織材がポリテトラフルオロエチレン繊維より
   成る布帛である特許請求の範囲第１項に記載の恒久的建
   築物の屋根材などに用いられる膜材。 ４、連続多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムが
   補強組織材の両面にラミネートされた特許請求の範囲第
   １項に記載の恒久的建築物。 屋根材などに用いられる膜材。 ５、補強組織材が網状材である特許請求の範囲第１項に
   記載の恒久的建築物の屋根材などに用いられる膜材。 ６、補強組織材が金属線材を用いた編組材である特許請
   求の範囲第１項に記載の恒久的建築物の屋根材などに用
   いられる膜材。 ７、補強組織材に添着された連続多孔質ポリテトラフル
   オロエチレンフィルムが積層材である特許請求の範囲第
   １項に記載の恒久的建築物の屋根材などに用いられる膜
   材。