JPS612713A - 共重合体エラストマー - Google Patents

共重合体エラストマー

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JPS612713A
JPS612713A JP12083084A JP12083084A JPS612713A JP S612713 A JPS612713 A JP S612713A JP 12083084 A JP12083084 A JP 12083084A JP 12083084 A JP12083084 A JP 12083084A JP S612713 A JPS612713 A JP S612713A
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Kenichiro Nishiwaki
西脇 建一郎
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境 富夫
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカルがン酸ビニル、エチレン、アルコキシアル
キルアクリレートを主成分とし、マレイン酸モノアルキ
ルエステルまたはマレイン酸モノアルコキシアルキルエ
ステルを共重合成分として含む共重合体からなる、加硫
性に優れ、かつ機械的性質と耐久性の両方を兼ね備え九
、耐油性ニジストマー及びその製造方法に関するもので
ある。
〔従来技術〕
自動車用部品その他の機械用部品としてのゴム部品には
引張り強度、伸び等の機械的物性に加えて耐熱性、耐油
性、耐候性などの耐久性が要求され特に近年、後者の耐
久性に対する要求が強くなってきている。
従来、一般的に耐油性を要求されるゴム部品にはクロロ
プレノコ9ム、ニトリルゴムが使用されていたが、さら
に耐熱性、耐候性(耐オゾン性)の要求が厳しくなるに
つれこれらの性質の優fシた、アクリルゴム、エピクロ
ルヒドリンゴムが使用されるようになってきている。
しかし、アクリルゴムには燃料油に対する膨潤性が大き
く、特に燃料油性の要求の厳しい部品には使用できない
という欠点がある。
一方、エピクロルヒドリンゴムには耐屈曲性が低く、盪
た熱による軟化の他に耐サワーガソリン(劣化ガソリン
に対してきわめてもろいといった欠点を有している。
このように機械的性質と、耐久性を備えたゴム材料とい
うものは必ずしも得られていなかった。
こうした中で従来まではゴム材料として全くおよびアル
コキンアルキルアクリレートを主成分とし、架橋サ−f
 トとしてモノエポキシモノオレフィン化合物を共重合
させたエラストマーは機械的性質と耐久性の両方を兼ね
備えていると報告されている。(%開閉55−1236
11)カルがン酸ビニルは耐久性は良いが耐寒性に劣る
。これにエチレンの耐久性と耐寒性を組み合わせると機
械的性質と耐久性を兼ね備えたものとなり、さらにアル
コキシアルキルアクリレートの耐久性と耐寒性を加えて
、先に述べたようなニジストマーとなる。
しかしながらこれらのエラストマーは、脂肪酸石けん/
イオウ、ポリアミン系または、有機カルがン酸および、
そのアンモニウム塩などの加硫系系を用いることKよシ
加硫することができ、耐熱性、耐油性、耐候性などの耐
久性に優れ、しかも機械的性質も良好であるが、加硫性
の面で無視できない問題点を有している。
即ち加硫速度が遅く、所期の物性を得るためには通常の
加硫を行なった後、後加硫といった、クロロゾレン、ニ
トリルゴムおよびヒドリンゴムにはない工程を有する欠
点がある。
後加硫工程にニジ引張強さ、圧縮永久歪みは大幅に改良
される。
機械的性質と耐久性を備え、しかも後加硫工程が不要で
あるエラストマーがあればその工業的意義は大きく、そ
のために架橋点の研究および配合面での研究がいろいろ
去行なわれているのが現状である。
例えば特公昭54−23717では、アルキルアクリレ
ートおよび/ないしはアルコキシアルギルアクリレート
を主成分とし反応性ノ・口rンおよびトリアゾールまた
はイミダゾールを共重合させ、機械的性質を備えたエラ
ストマーを得ている。
しかしながらノ・ログン化合物は永い間高温で使用する
と金凰腐食といつ九問題を生ずる。
また特開昭50−45031ではアルキルアクリレート
またはエチレン/アルキルアクリレートを主成分とし架
橋点として加硫速度向上に優れたブテンジオン酸モノエ
ステルを共重合し加硫性が改良されたニジストマーとな
っており、これらは後加硫不要あるいは短時間で充分な
機械的性質を備えている。
しかしながら、これらのニジストマーは機械的性質と加
硫性には優れているも耐久性特に燃料油に対する膨潤が
大きく燃料油性の厳しい部品には使用できないといった
欠点を有するものであった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は機械的性質と耐久性、特に耐燃料油性に
優れ、かつ加硫速度を改良し、加硫性に優れたエラスト
マー及びその製造方法を提供することにある。
〔構成〕
本発明の耐油性ニジストマーは、 下記の構造単位(4)、(B)、(C’)%の)、(ト
)が不規則に配列してなり、 囚で表わされるカルデン酸ビニル構造単位を5〜40重
量%、 (B)で表わされるエチレン構造単位を1.5〜13重
量%、 (C)で表わされるアルコキシアルキルアクリレート構
造単位を47〜95重量%、及び(2)で表わされるマ
レイン酸モノアルキルエステル溝造単位及び/又は閲で
表わされるマレイン酸モノアルコキシアルキルエステル
構造単位を1〜10重tチ含臂し、ムーニー粘度(ML
++5(100℃)〕 が20〜80である共重合体で
6る。
(4) −〇H,−Cr(− −C−R (Rは炭素数]〜4のアルキル基) (B)   −CH!−Cl、− (C)   −CH,−CH− C−0R,OR。
(R1は炭素数1〜4のアルキレン基、R3は炭素数1
〜4のアルキル基) (R3は炭素数1〜4のアルキル基) (R4は炭素数1〜4のアルキレン基、Rsは炭素数1
〜4のアルキル基) 以下、本発明のエラストマーを更に詳細に説明する。
カル?ン酸ビニル構造単位は前記式囚で表わされるもの
でワシ、具体例としては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル等に基づく構造単位がめげられるがアルキル基の数が
大金くなると充分な耐油性が得られないので酢酸ビニル
構造単位が好ましい。
カル?ン酸ビニル構造単位はニジストマー中に5〜40
重1にチであシ、5重量−未満では充分なゴムの引張り
強度、伸びが得られず、40重量%をこえると耐寒性が
不足してくる。好ましくは10〜40重量%、よシ好ま
しくは15〜35重量%である。
エチレン構造単位は1.5〜13重量−の割合で含まれ
る。エチレン構造単位は耐寒性を賦与させる他機械的性
質を賦与する。ニジストマー中の特に好ましい含有量は
3〜10重量%の範囲である。
(C)で表わされるアルコキシアルキルアクリレート構
造単位は本発明のエラストマーに耐寒性を保ったまま耐
油性を改良するのに効果的なものであり、47〜95重
量%含まれる。47重量%よシ少ないと耐寒性のよくな
いエラストマーとなプ、95重量%よシ多いと機械的性
質が悪くなる。好ましくは60〜85重量%の割合で含
まれている。
アルコキシアルキルアクリレート構造単位(0の具体例
としてメトキシメチルアクリレート、メトキシエチルア
クリレート、エトキシエチルアクリレート、ブトキシエ
チルアクリレート、メトキシプロピルアクリレート、エ
トキシエチルアクリレートの各構造単位などがあげられ
る。この中で*に好ましいのはメトキシエチルアクリレ
ート、エトキシエチルアクリレート、ブトキシエチルア
クリレート、メトキシプロピルアクリレートなどの各構
造単位である。
このうち(C)と(4)の構造単位だけではエラストマ
ーの機械的強度と耐寒性も得られ難く、エチレン構造単
位が必ず必要であろう洩た(Qとエチレン構造単位のみ
でもエラストマーの機械的強度が得られず必ず囚の構造
単位が必要である。
豐−r ルニカルボン酸ヒニル、エチレン、アルコキシ
アルキルアクリレートの各構造単位三成分を必ず含むも
のでなくてはならない。
■)で表わせるものとしてモノメチルマレイン酸、モノ
エチルマレイン酸、モツプチルマレイン酸などの各構造
単位がある。
(8で表わきれるものとしてモノメトキシエチルマレイ
ン酸、モノエトキシエチルマレイン酸、モノメトキシブ
チルマレイン酸などの構造単位があげられる。
(D)及び(勅の構造単位は本発明のニジストマーに架
橋点を与え、多官能化合物(たとえば?リアオン類)な
どによシ加硫(架ai)が可能VCなるが、こiLらの
構造単位の量が少ないと充分な架橋が得られず、エラス
トマーの機械的強度あるいは圧縮永久歪みが悪くなる。
また多過ぎても架橋密度が高くなり、充分な機械的強度
が得られない。
エラスト中の(D)及び/又は(ト)の構造単位の含有
量は1〜10重tqbが適切であシ、よシ好ましくは2
〜7重量%である。
次に本発明のニジストマーの製造方法について述べる。
本発明の共重合体エラス)−y−の製造方法は、&) 
 (A’)−ffieわされるカルデン酸ビニル10〜
60重量部、 b)  (B’)で表わされるエチレン5〜25重量部
、Cり  (C’)で表わされるアルコキシアルキルア
クリレート47〜95重量部、及び d)  (D’)で表わされるマレイン酸モノアルキル
エステル及び/又は(Eつで表わされるマレイン酸モノ
アルコキシアルキルエステル1〜20重役部を共重合さ
せることを特徴とする。
(A’)   CM2=CH −C−R (Rは炭素数1〜4のアルキル基) (B ’)   CHt = CHt (C’)   CHt=cH COR+ ORt I (R1は炭素数1〜4のアルキレン基、Rsは炭素数1
〜4のアルキル基) (R8は炭素数1〜4のアルキル基) (R4は炭素数1〜4のアルキレン基、R3け炭素数1
〜4のアルキル基) 以上の比率で、重合させることによシ本発明のエラスト
マーが得られる。
カルピン酸ビニルエステル(A’)  およびマレイン
酸モノエステル(D’) (E’)がポリマー構造式中
の(4)および(ロ)(2)よ少多くなっているのは重
合反応における反応性が(C′)のアルコキシアルキル
アクリレートよシも小さい為である。
重合方法としては上記比率の単量体を公知の乳化重合、
懸濁重合、溶液重合および塊状重合のどの方法で行うこ
ともできるが、なかでも乳化重合は単量体くA′)〜(
8勺の反応率も高く、また得られるニジストマーの分子
量が高く、最適のムーニー粘度のものが得られるので好
ましい。
重合法としては単量体を一括して仕込むパッチ方式で行
なうか、あるいは、重合中に単量体成分を連続して加え
ていくといった方式でもよい。通常はカルメン酸ビニル
全量とエチレンおよびマレイン酸モノエステルはあらか
じめ仕込んでおき、アルキルアクリレートまたはアルキ
ルアクリレートとアルコキシアクリレート混合体にマレ
イン酸モノエステルを一定量加えたものを重合中に連続
して加えていく方法で好ましい。エチレン圧力は、仕込
むエチレンの量に比例するが、通常L20〜70に9/
−の範囲で行なわれる。
重合温度は5℃から80℃の範囲であるが触媒(ラジカ
ル開始剤)を熱によシ分解させ重合を開始させる系では
50℃以上が好ましく、ま以下が好ましく、重合方法に
よって使いわけることが必要である。
重合は、ラジカル開始剤によって開始される。
このような、ラジカル開始剤としては、有機ノぐ一オキ
サイドおよびヒドロノや一オキサイド、例えば、ペンゾ
イルノ母−オキサイド、ジクミル/ぐ一オキサイド、t
−ブチルヒドロi4’−オキサイド等の単独またはレド
ックス系との併用、ジアゾ化合物たとえば、アゾビスイ
ソブチロニトリル等、過硫酸塩、たとえばナトリウム、
カリウム、アンモニウムの過硫酸塩を単独またはレドッ
クス系の併用などがある。
乳化重合をする場合代表的な乳化剤としてはすでに公知
の陰イオン、陽イオンまたは非イオン界面活性剤が用い
られ、無機塩で緩衝溶液とした水、およびモノマーを混
合し、ラジカル開始剤によって反応を行なわしめる。
通常、単量体の90俤が反応する゛まで重合を行なう。
乳化重合で生成したラテックスよりポリマー分を単離す
るためこれを凝固する。代表的な凝固方法として、金属
塩、たとえばCaC4、よる凝固、そして凍結凝固法が
ある。
ついでゴムを充分に水洗した後、乾燥する。
本発明のエラストマーはムーニー粘度 (:ML、+、 (100℃)〕が20〜80の範囲に
ある。
ここでムーニー粘度はJIS K6300に従って、試
験温度100℃でLローターを用い、予熱時間1分、ロ
ーターの作動時間4分における測定値である。
本発明のニジストマーからゴム製品を作るには、上記の
ようにして得られたニジストマーをゴム薬品等と共に、
混練し、成型加硫する加硫剤はニジストマー100重量
部に対して0.2〜5重量部、好ましくは0.5〜3重
量部加えて加硫を行なう。0.2重量部未満では加硫反
応が充分に行なわれず、また5重量部を超えると過加硫
となる。
加硫剤としては、脂肪族、芳香族第一アミン類が適当で
あり、脂肪族アミンとしてはへキサメチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミンカーバメイト、テトラメチレン
ペンタミンなどがあり、また、芳香族アミンとしては4
.4’−メチレンジアニリン、4.4’−オキシフエニ
(0−クロロアニリン)など7ある。
好適な加硫剤は、ヘキサメチレンジアミンカーバメイト
および4,4′−メチレンジアニリンである。
加硫反応を促進する薬品を加えることができる。これら
の例としてグアニジン系の化合物があげられる。たとえ
ばグアニジン、テトラメチルグアニジン、ジブチルグア
ニジン、ジフェニルグアニジン、ジオルトトリルグアニ
ジンなどが6る。
これらに加えて所望によ6−rム部品として実用的な物
性を発揮させるために、カーゲンブラック、無水ケイ酸
、表面処理炭酸カルシウムなどの補強剤を、エラストマ
ー100重量部に対して20〜150重量部、好ましく
は30〜1001i量部加える。
加工性あるいは、その他の物性を調整するためにステア
リン酸およびその金属塩、アミンなどの滑剤たとえばス
テアリルアミンを使用するとロール加工性は向上する。
そして可塑剤、さらに老化防止剤を使用することができ
る。可塑剤として例えばジイソブチルー、ジイソオクチ
ル−およびノペンジにセパデート、アゼレート、フタレ
ートのようなジアルキルおよびノアリール老化防止剤と
しては、例えばアミン系老化防止剤、N−フェニル−N
/  (ソゾロピルーP−フェニレンジアミン、フェニ
ル−α−ナフチルアミン:フェノール系老化防止剤、た
とえば3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシルトル
エン、1,3.5−)ジメチル−2,4,6−トリス(
3,5−ノーt−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)グ
ロピオネ−)、4.4’−チオビス(6−t−ブチル−
3−メチルフェノール)等;ノチオ酸系老化防止剤、た
とえばニッケルジブチルジチオカーバメイト、ジラウリ
ルソチオデロビオネート:リン酸エステル系老化防止剤
、たとえばトリス(ノニルツボニル)ホスファイトなど
であシ、エラストマー100重量部に対して0.5〜3
重量部、好ましくけ1重量部前後である。これらの老化
防止剤は゛単独使用あるいは24以上の併用が可能であ
る。
本発明のニジストマーに各種添加剤を添加配合するため
には通常が人工業において用いられる混線方法が任意に
用いられる。
加硫温度は約120〜200℃であシ、更に好ましくは
150〜180℃である。加硫時間は温度の上昇と共に
短縮されるが約2〜120分間であり、170℃の温度
においては20分間で充分に加硫することができる。さ
らに短時間150〜200℃で後加硫を行なえば、圧縮
永久歪みは更に良好となる。
このように得られるゴム組成物を任意のゴム成型法によ
)成型加硫することにより機械的性質に加えて、耐油性
、耐熱性および耐候性を要求される用途、たとえば自動
車ゴム部品、主として燃料油に接触して用いられる自動
車用ゴム部品すなわち燃料油系統のホース、ディストリ
ビュータ−、キャブレターガスケット、等燃料油と接触
する自動車用部品、および高温の潤滑油に接触して用い
られる自動車用ゴム部品すなわチ、パワートレインセク
ション部のオイルクーラーホース、ステアリングセクシ
ョンのオイルクーラーホース、オイルノ量ンガスケット
、0−リング、オイルシール、パツキン類、エアータク
トホースなどに使用される。また高熱の潤滑油に接触し
た工業部品に適したゴム部品が得られる。
以下の実施例中における共重合体の組成は主成分は13
CNMHによる機器分析にて求め、架橋モノマーは中和
滴定法によって求めた。
8不電子製 FX−90Qにて測定した。試料を重ベン
センと混ぜ膨潤後超音波処理を行ない測定圧供した。得
られたスペクトルより次のようKして組成を求めた、2
−メトキシエチルアクリレートのカルボニル基のケミカ
ルシフトδ=174.6ppm、酢酸ビニルのカルボニ
ル基のケミカルシフト 169.91)Pm、両者のピ
ーク面積比よりモル比が求まる。次にエチレン(Aとす
る)と2−メトキシエチルアクリレート(Bとする)と
両者のモル比は各々の連鎖の面フトδ=4a、9ppm BBB連鎖      J=42.2TIPmABは各
々の化合物のメチンのtriad 5equenceの
ケミカルシフトである。
2AB” =43 、9ppm   B” =42 、
2ppm各々のピーク面積比よりエチレン(4)のモル
比が決まる。従ってエチレン、酢酸ビニルおよび2−メ
トキシエチルアクリレートのモル比が定まりこれを重量
俤に直した。
中和滴定による架橋モノマー童の求め方ポリマーを正確
に1f秤量しこれをトルエン5〇−中で加熱溶解させた
。これをエタノールに溶解させた水酸化カリウムで滴定
した。滴定の終点はフェノールフタレイ/を用い、併せ
てp)Iメーターにより観察した。
マレイン酸モノエステルの量は次の式により求めた。
以下に不発明を実施例により更に具体的に説明する。
実施例1 酢酸ビニル、エチレン、2−メトキシエチルアクリレー
トおよびモノエチルマレイン酸を含むポリマーを通常の
乳化重合法により調製しfC,e処方は次のとおり。
水                     66.
3KF酢酸ビニル           8.8す2−
メトキシエチルアクリレート 35.4〜エチレン  
          4.OK4モアxチル−rレイン
@       3.1に9部分ケン化ポリビニルアル
コール  2.IKpSFS  1)        
     132r酒石酸             
13.29モール塩 2)           6.
65’酢酸ナトリウム          88?パー
オキサイド 3)        2.51(シリ1)
  ナトリウムホルムアルデヒドスルホキサレート2)
硫酸第一鉄アンモニウム 3)  t−ブチルハイドロパーオキサイド0.5チ水
溶液1307!、オートクレーブに、ポリビニルアルコ
ール(以下PVAとする12.1Kl、5F886.4
f、酒石酸13.2F、モール塩6.62、酢酸ナトリ
ウム882を水66.3Kfに溶解して仕込み、次に撹
拌しながら酢酸ビニル8.8 Kgおよびモノエチルマ
レイン[2,IKft加えた。その後オートクレーブ内
を完全に窒素ガスで置換した後エチレンガスt−4,0
Kg計量し、オートクレーブ中に圧入した。55℃に昇
温した後2−メトキシエチルアクリレ−)35.4Kp
とモノエチルマレイン酸1. OKlを混合した液とパ
ーオキサイド0.5%水溶液を別々の注入口より6〜1
2時間にわたって連続添加し重合を進行させた。
得られた乳濁液は10チ(沁1s)tsOa水溶液を用
いて凝固させた。単離させたポリマー(エラストマー)
を水で充分に洗浄した後乾燥させた。
これらのエラストマーに対して次に示す配合処方に1よ
り6インチロールにてロール温度40℃で混練りを行な
い、170℃20分のプレス加硫を行なって、15c1
n平方、厚さ2−の加硫板を作製し、物性を測定した。
結果を表−1に示す。
(京菫部) エラストマー           100トリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト(老化防止剤)     
     2ステアリン酸            I
HAFカーボンブラック      4044′−メチ
レンジアニリン      1ジフエニルグアニジン 
       2注)表−1ならびに彼我における測定
の基準ならびに記号の意味は下記のとおりである。
*1物性:JIS  K6301によるMloo: 1
00チ伸びた時の応力 TB:引張り強さく匂/、−d) EB :伸び (%) ’H8:JISスプリング式硬さ試fitiA型による
硬さ *2耐熱性: JISK6301 6.3に従い150
℃×96時間の加熱老化後の測定値 AR(TB) :加熱前のTB値に対する加熱老化後の
TB値の残留率(%) AR(EB) :加熱前のEB値に対する加熱老化後の
EB値の残留率(チ) △H3加熱前ノH8値に対する加熱老化後のH8値の増
減 *3圧縮永久歪み JIS  6301 10により、
150℃、70時間加熱圧 縮した時の残留ひずみ率(%) *4耐油性 JIS  6301  による#3油ΔV
:150℃のJIS随3油に96時間浸漬した後の体積
増加率(%) 燃料油CΔ■:40℃のJIS燃料油C(イソ(F”L
O)オ01750. l” kZ750W8tチ)油に
96時間浸漬した後 の体積増加率(%) *5耐寒性 JIS K6301−19によるT100
 23±3℃におけるねじれ角に対して100倍のモジ
ュラス角を示す 温度(℃) *6スコーテ時間 ムーニー粘度計のLローターで、1
25℃測定において コンパウンドムーニーが最 低値より5単位と昇するま での初めからの時間 *7ムーニー粘度 JIS  K6300Kjる。
ML、+4 (100℃) 実施例2〜6 モノエチルマレイン酸の替わりにモノメチル、レイン酸
とした他は実施例1と同じに行なった。
表−1に結果をまとめた。
実施例7〜9 2−メトキシエチルアクリレートの替わりにエトキシエ
チルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、メト
キシプロピルアクリレートとしたほかは実施例1と同じ
に行なった。表−2に結果をまとめた。
比較例1 モノエチルマレイン酸の替わりにグリシジルメタクリレ
ート(GMA)663fを用いたほかは冥施例1と同じ
に行なった。
配合は次のとおり。物性を表−2に示した。
(重量部) エラストマー           100ニツケルジ
ブチルジチオカーバメイト (老化防止剤)          1ステアリン酸 
           IHAFカーボンブラック  
    406水素化無水フタル酸        0
.52−メチルイミダゾール       0.2加硫
時間 170℃ 20分 表−2の結果はプレス加硫のみで後加硫を行なっていな
い。これかられかるように機械的性質も充分でなく、圧
縮永久歪みはきわめて悪い。
衣−2 比較例2 市販のDu Pant社製Vamac B 124 (
エチレン−アクリル酸メチル−マレイン酸モノアルキル
エステル共重合体のカーボンブラックマスターバッチ)
を次の配合で試験した。
(重量部) B−124124 ステアリン酸            l5RFカーボ
ンブラツク      45メチレンジアニリン(MD
A)    1.25ジフエニルグアニジン     
   40加硫時間 170℃ 30分 懺−3より機械的性質と圧縮永久歪みは良好であり、加
硫性は優れているが、耐久性、燃料油に対する膨潤がき
わめて大きいことがわかる。
弐−3 比較例3 酢酸ビニルおよびエチレンの組成が少なくなる処方とし
た。すなわち酢酸ビニルを31に9、エチレンを1.8
 Kt仕込み2−メトキシエチルアクリレート39.8
Kfとしたほかは実施例1と同じに行なった。
比較例4 酢酸ビニル22.、IKf、エチレ75.5 Kg、2
−メトキシエチルアクリレート22.1に9としたほか
は実施例1と同じに行なった。
比較例5 酢酸ビニル5.5Kt、2−メトキシエチルアクリレー
ト38.7 Kgとし、エチレンは仕込まないほかは実
施例1と同じに行なった。
比較例6 2−メトキシエチルアクリレート44.2 Kfsエチ
レンを4.1階仕込んだほかは実施9′111と同じに
行なった。
比較例7 モノエチルマレイン酸の量が1重8%となるように仕込
んたほかは実施例1と同じに行なった。
比較例8 モノエチルマレイン酸の量が10重fチとなるように仕
込んだほかは実施例1と同じに行なった。
比較例3〜8の試験結果を表−4に示した。
比較例3より酢酸ビニルの量が5重tチ未満であるをエ
ラストマーの機械的性質が劣ることがわかる。
また比較例4では酢酸ビニルの量が50重量俤を超える
とエラストマーの耐寒性に劣ることがわかる。
比較例5.6では酢酸ビニル/2−メトキシエチルアク
リレートおよびエチレン/2−メトキシエチルアクリレ
ートの2元系が主成分となったものであるが、いずれも
機械的性質に劣ることがわかる。
比較例7はモノエチルマレイン酸が1重ft1)のとき
でおるが、加硫が甘く、比較例8はモノエチルマレイン
酸が10重tSのときであり加硫し過きで過加硫である
ことがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の構造単位(A)、(B)、(C)、(D)、
    (E)が不規則に配列してなり、 (A)で表わされるカルボン酸ビニル構造単位を5〜4
    0重量%、 (B)で表わされるエチレン構造単位を1.5〜13重
    量%、 (C)で表わされるアルコキシアルキルアクリレート構
    造単位を47〜95重量%、及び (D)で表わされるマレイン酸モノアルキルエステル構
    造単位及び/又は(E)で表わされるマレイン酸モノア
    ルコキシアルキルエステル構造単位を1〜10重量%含
    有し、ムーニー粘度〔ML_1_+_4(100℃)〕
    が20〜80である共重合体エラストマー。 (A)▲数式、化学式、表等があります▼(Bは炭素数
    1〜4のアルキル基) (B)−CH_2−CH_2− (C)▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1は炭素数1〜4のアルキレン基、R_2は炭素
    数1〜4のアルキル基) (D)▲数式、化学式、表等があります▼ (R_3は炭素数1〜4のアルキル基) (E)▲数式、化学式、表等があります▼ (R_4は炭素数1〜4のアルキレン基、R_5は炭素
    数1〜4のアルキル基) 2、a)(A′)で表わされるカルボン酸ビニル10〜
    60重量部、 b)(B′)で表わされるエチレン5〜25重量部、 c)(C′)で表わされるアルコキシアルキルアクリレ
    ート47〜95重量部、及び d)(D′)で表わされるマレイン酸モノアルキルエス
    テル及び/又は(E′)で表わされるマレイン酸モノア
    ルコキシアルキルエステル1〜20重量部を共重合させ
    ることを特徴とする共重合体エラストマーの製造方法。 (A′)▲数式、化学式、表等があります▼ (Rは炭素数1〜4のアルキル基) (B′)CH_2=CH_2 (C′)▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1は炭素数1〜4のアルキレン基、R_3は炭素
    数1〜4のアルキル基) (D′)▲数式、化学式、表等があります▼ (R_3は炭素数1〜4のアルキル基) (E′)▲数式、化学式、表等があります▼ (R_4は炭素数1〜4のアルキレン基、R_5は炭素
    数1〜4のアルキル基)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5250644A (en) * 1990-08-03 1993-10-05 Toyo Seal Kogyo Kabushiki Kaisha Crosslinkable acrylic rubber and method for producing the same
JP2006193559A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Nippon Zeon Co Ltd 耐燃料油アクリルゴム組成物、及び自動車用シール部品

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JPS5461284A (en) * 1977-10-25 1979-05-17 Sumitomo Chem Co Ltd Copolymer emulsion and pressure-sensitive adhesive containing the same

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