JPS61271369A - 感圧粘着テ−プ用剥離剤 - Google Patents

感圧粘着テ−プ用剥離剤

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JPS61271369A
JPS61271369A JP11381685A JP11381685A JPS61271369A JP S61271369 A JPS61271369 A JP S61271369A JP 11381685 A JP11381685 A JP 11381685A JP 11381685 A JP11381685 A JP 11381685A JP S61271369 A JPS61271369 A JP S61271369A
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JP
Japan
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pressure
sensitive adhesive
tape
adhesive tape
release agent
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JP11381685A
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Toru Sakai
坂井 透
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は陶磁器、金属、プラスチック、紙などの各種製
品に貼られる値札や識別札等に代表される感圧タイプの
粘着テープ(感圧粘着テープ)を容易に剥離するための
剥離剤に関する。
[従来の技術] 感圧粘着テープは、糊付は等の手間もなく簡便に各種材
料に添付できるため、各種ラベル等に多用されている。
スーパーマーケットの各種製品に貼られた値札もその一
例であるが、この値札を剥がす必要が生じた場合、例え
ば値段の変更、贈答品とする時、購入者が実際に使用す
る前に剥がす時などには、容易に剥離できず粘着剤とと
もに支持体である紙までもがきたならしく残ってしまっ
たり、紙製品の場合には製品そのものを汚損する等除去
するのに苦労していた。。
一度糊付けしたものを容易に、かつ奇麗に剥離するとい
うニーズには強いものがあり、これは各種はがし液が市
販されている事からも明らかである。市販品としては、
印紙、切手はがし液として丸Iが製造発売しているはが
しつこ、印紙、切手、11i製ラベル、チューインガム
、テープ、シール、ワッペンなどをはがすものとして市
販されているへガロン(総発売元、大永工業株式会社)
、ワッペン、シール、セロハンテープ、荷造テープを対
象とするワッペン・シールはがしくセメダイン通商株式
会社製)、キッチン用テープ、隙間用テープ、カーペッ
トテープ、粘着フック等を対象としたボンド粘着剤はが
し液(小西儀助商店製)等をあげることができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、これらのはがし液のうち印紙や切手を対
象とするものは界面活性剤水溶液からなっており、本発
明者らが目的とするところの感圧粘着テープをはがす効
果はほとんどないものであった。またセロハンテープ等
の粘着テープを対象としたものは酢酸エチルや塩素系溶
剤を月いたものが多く、貼付される製品がプラスチック
等の場合、容易に剥がすという目的は速成されてはいる
が、製品が溶剤で侵きれるといった別の欠点を有してい
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は上記事情に鑑み、一度貼付された感圧粘着テ
ープを必要に応じて容易に、奇麗に、製品を汚損するこ
となく剥離する手段はないものかと鋭意研究を重ねた結
果、特定の有機溶媒混合物であって、かつその溶解パラ
メーター(以下、SP値と略す。)が特定の値をもつ有
機溶媒混合物を剥離剤として用いることにより、容易に
スピィーディーに剥離することができ、しかも製品がプ
ラスチック等のように侵されやすいものであっても製品
をいためたりすることがないことを見出し、この知見に
もとずいて本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、炭素数2〜4の低級アルコールと、
炭素数6〜10のパラフィン系溶剤および/またはシク
ロヘキサンとからなり、その溶解パラメーターが8.0
〜10.0の範囲にあることを特徴とする感圧粘着テー
プ用剥離剤を提供するものである。
以下、本発明の構成について詳細に説明する。
本発明に用いる低級アルコールは炭素数が2〜4の範囲
にあるものであれば直鎖状、分枝状いずれでも用いるこ
とができる。例示すればエタノール、n−プロパツール
、1so−プロパツール、n−ブタノール、1so−ブ
タノール、tert−ブタノール等であるが、特にエタ
ノール、n−プロパツール、n−ブタノールが好適であ
る。
本発明に用いるパラフィン系溶剤は炭素数6〜10の範
囲のものであれば直鎖状、分枝状いずれでも用いること
ができるがn−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン
、n−ノナンが特に好適である。
本発明に用いるシクロヘキサンは上記したパラフィン系
溶剤とともに用いるかまたはパラフィン系溶剤の代替物
として用いる。
本発明の実施にあたっては、これらパラフィン系溶剤お
よびシクロヘキサンからなる群より一種または二種が任
意に選択され使用される。
本発明の感圧粘着テープ用剥離剤を製造するにおいて低
級アルコールと、パラフィン系溶剤およびシクロヘキサ
ンからなる群より選ばれた一種または二種以上との配合
比は、混合後のSP値8.0〜10.0によって限定き
れる。エタノールとn−ヘキサンの場合を例にあげれば
、体積比で6.4 : 93.6〜31.4 j 68
.6であり、イソプロパツールとn−ヘプタンの場合に
は?、1 j 92.9〜47.6 : 52.4であ
る。
なお、各溶剤のsp値は、に、L、HoylJourn
al ofPaint Technology、42.
76、(1970)の値を用い、混合後のSP値は、次
式(塗料便覧 324頁日刊工業新聞社松本十九編)を
用いて算出するものとする。
δtotel:δtXt +62X2 δtota l・・・・・・混合後のSPPdI2δ2
・・・各々のSP値 X 1 e X 2・・・各々のモル分率本発明の剥離
剤には上記した成分の他に香料、助溶剤等を本発明の効
果を損なわない範囲で添加することができる。特にアセ
トン、メチルエチルケトン、2−ペンタノン、2−ヘプ
タノン等のケトン系溶剤を助溶剤として用いると剥離効
果が増加するので好ましいが、ケトン量を増加きせると
スチロールや印刷等を侵す為、アセトンの場合には20
%以下、メチルエチルケトンの場合15%以下、2−ペ
ンタノンおよび2−ヘプタノンの場合5%以下にする必
要がある。
本発明の剥離剤は、感圧粘着テープの粘着剤を剥離剤で
濡らすことにより粘着力を弱め、剥離し易くするもので
ある。
本発明の剥離剤の使用方法は対照とする感圧粘着テープ
の種類によっても異なるが、粘着テープの支持体が紙や
布などのように剥離剤溶液の浸透し易い物の場合には、
支持体の上から直接塗布する方法をとればよく、また粘
着テープが貼付された対象物が紙や布などの場合にはこ
の逆の方法もとることができる。また、セロテープ、ビ
ニルテープ等溶剤が浸透しないものの場合には、テープ
の端を少し剥がした後、そこから少しずつ剥離剤を流し
込み、静かに剥がす方法が好ましい。
本発明の剥離剤は、剥離剤溶液が取り出せればどんな形
態の容器に充填されていてもかまわないが、フェルトベ
ン式の容器に充填したものが直接塗布できる利便性の点
で好ましい。
[実施例] 次に実施例をあ1デて本発明をざらに詳細に説明する。
実施例1〜15.比較例1〜8 ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに市販
の感圧粘着テープ(紙製)を貼り1にg/c+a2の押
圧をかけた後、−日常部に放置する。次いで表1および
2に記載の各種剥離剤を支持体上から該支持体が均一に
濡れる程度に塗布し、PETフィルムと感圧粘着テープ
との90度剥離強度を測定した。測定機はテンシロンU
TM−4(東洋測定器91)を用い、測定条件は常温、
引っ張り速度50mm/分である。結果を表1および2
に示す。
(以下余白) 表1,2に示すように、SP値が本発明の剥離剤のSP
値と同じ範囲の単独溶媒、例えばアセトン、トリクロロ
エチレン、ベンゼン、酢酸エチル等はスチロール、印刷
等を侵してしまい、目的の用途に使用できないし、アセ
トン、酢酸エチルにおいては剥離効果も充分ではない。
これに比して本発明に係る剥離剤は、剥離強度120g
以下であり、容易に感圧粘着テープを剥離することがで
きるし、スチロール、印刷等も侵ざず、また人体に対し
ても毒性が少ないものである。
実施例16〜23 ケトン系溶剤を助溶剤として用いた例を表3に示す。
(以下余白)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素数2〜4の低級アルコールと、炭素数6〜1
    0のパラフィン系溶剤および/またはシクロヘキサンと
    からなり、その溶解パラメーターが8.0〜10.0の
    範囲にあることを特徴とする感圧粘着テープ用剥離剤。
  2. (2)パラフィン系溶剤がn−ヘキサン、n−ヘプタン
    、n−オクタン、n−ノナンである特許請求の範囲第一
    項記載の感圧粘着テープ用剥離剤。
JP11381685A 1985-05-27 1985-05-27 感圧粘着テ−プ用剥離剤 Granted JPS61271369A (ja)

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