JPS6127134A - 鉄筋供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は曲げ加工機に一定寸法の鉄筋を横送りする装置
に関するものである。

〔従来技術〕

一定寸法の鉄筋を製造する場合、切り口をきれいにする
ために複数本の鉄筋棒を平板状に並べた状態で切断する
。

この一定寸法の鉄筋は、その後、格納棚等に一時的に格
納され、更に曲げ加工機に人力により供給されるが、鉄
筋同志がからみ合って円滑に供給できない。

そのため、上記曲げ加工機へ鉄筋を供給する装置の出現
が痛感されるようになった。

〔発明の目的〕

そこで、本発明は一定寸法の鉄筋を曲げ加工機に効率的
に供給する鉄筋供給装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

すなわち、本発明は、切断材−搬出コンベア上の一定寸
法の鉄筋を、前記切断材搬出コンベアに並行に設けた曲
げ加工機に横送りする装置であって、前記曲げ加工機の
直上に設置した投入用ガイドと前記切断材搬出コンベア
の近傍に設けた導入用ガイドに対峙して設けた横送りコ
ンベア、及び切断材搬出コンベアにおける鉄筋走行路と
横送りコンベアにおける鉄筋受渡し域との二箇所に切り
替る搬出装置を備えて成ることを特徴とするものである
。

〔実施例〕

以下、図面を獲酌しながら本発明の実施例について説明
する。

第２図に示すように、切断材搬出コンベア１０、鉄筋供
給装置５０及び曲げ加工機３０は隣接し、また切断材搬
出コンベア１０と曲げ加工機３０とは並行に設けである
。

上記切断材搬出コンベア１０は、第１図に示すように、
ローラ１１を一定間隔で設けた所謂ローラコンベア１２
から成り、その上が、第３図に示すように、鉄筋走行路
Ａになっている。

第１図に示すように、上記切断材搬出コンベア１０の肩
部に切断材搬出コンベア１０の長手方向に移動可能な定
寸装置２０を配設する。この定寸装置２０の上流側に切
断装置４０を設げ、鉄筋の切断寸法が変更になる都度、
前記定寸装置２０の位置を変更する。

前記定寸装置２０は、第２図に示すように、切断前の鉄
筋の先端を揃える突当板２１があり、こｑ突当板２１は
軸２２に軸承され、空気圧シリンダ或いは油圧シリンダ
などの流体圧シリンダ２３により起伏される。

上記曲げ加工機３０は、第２図に示すように、鉄筋供給
装置５０の投入用ガイド７１の下方に設置され、平板状
に並べられた一定寸法の鉄筋ｔを平板状のまま所定の形
状に曲げ加工する機能を備えている。

上記鉄筋供給装置５０は横送りコンベア６０、及び搬出
装置８０から構成される。

横送りコンベア６０は、第１図に示すように、切断材搬
出コンベア１０に沿って設置した多数の環状のチェノ６
１から成り、各チェノ６１は、第２図に示すように、多
数のチェノホイール６３〜６６により支持されている。

上記チェノホイール６３は曲げ加工機３０の直上に設置
した投入用ガイド７１に対峙して設けてあり、チェノホ
イール６７は前記切断材搬出コンベア１０の近傍に設け
た導入用ガイド７３に対峙して設けである。このチェノ
ホイール６７の下方にチェノホイール６６を設け、この
二つのチェノホイール６６．６７の間はチェノ６１の立
上り部７０となり、鉄筋受渡し域Ｂを構成している。

また、上記チェノ６１は突起６２を等間隔に設けている
。

上記搬出装置８０は、第１図に示すように、切断材搬出
コンベア１０に並行に設けた軸８１に多数固定して設け
た搬出アーム８２がら成り、各搬出アーム８２は、その
先端に溝８３を備えている。この搬出アーム８２の一つ
に空気圧シリンダ或いは油圧シリンダなどの流体圧シリ
ンダ９０が取付けられ、この流体圧シリンダ９゜により
各搬出アーム８２が一斉に起伏するように構成されてい
る。

前記溝８３は鉄筋ｔが平板状のまま通過できる大きさを
有し、前記搬出アーム８２が伏した時、切断材搬出コン
ベア１ｏの鉄筋走行路Ａに位置し、起立した時はチェノ
６１の立上り部７０に位置するように構成されている。

この搬出アーム８２は鉄筋の径が変更になる都度、対応
する別の搬出アームと取り替える。

次に、上記の一連の装置の動きについて説明する。

予め、上記定寸装置２ｏを所定の位置にセットすると共
に、その突当板２１を倒して切断材搬出コンベア１０の
鉄筋走行路Ａを閉鎖し、更に、搬出アーム８２を実線で
示すように切断材搬出コンベア１０側に倒す（第２図参
照）。

しかる後に、切断材搬出コンベア１０の上流側から複数
本の鉄筋（図示せず）を板状に並べて供給すると、これ
らの鉄筋は定寸装置の突当板２１に突当って、その先端
が揃えられる。

次に、これらの鉄筋は切断機４ｏにより切断される。

次に、定寸装置の突当板２１を上方に移動させたあと、
切断材搬出コンベア１ｏを駆動すると一定寸法に切断さ
れた鉄筋ｔは板状のまま下流側に移送される。このとき
鉄筋ｔは搬出アームの溝８３内を通過する。

次に、切断材搬出コンベア１０が停止すると流体圧シリ
ンダ９０により搬出アーム８２が一点破線で示すように
起立し、鉄筋ｔがチェノ６１に押し当てられる。

上記チェノ６１は、その立上り部７０において、矢印Ｃ
で示すように、上方に向かって移動しているから鉄筋ｔ
はチェノ６１の突起６２によって持ち上げられ゛、搬出
アーム８２からチェノ６１に鉄筋の受渡しが行われる。

上記鉄筋ｔは、引き続き、チェノ６１によって移送され
、最下流側のチェノホイール６３の箇所から投入用ガイ
ド７１のスリット７２の間を通って上記曲げ加工機３０
に供給され、当該曲げ加工機３０により所定の形状に曲
げ加工される。

〔発明の効果〕

上記のように、本発明は、切断材搬出コンベア上の一定
寸法の鉄筋を、前記切断材搬出コンベアに並行に設けた
曲げ加工機に横送りする装置であって、前記曲げ加工機
の直上に設置した投入用ガイドと前記切断材搬出コンベ
アの近傍に設けた導入用ガイドに対峙して設けた横送り
コンベア、及び切断材搬出コンベアにおける鉄筋走行路
と横送りコンベアにおける鉄筋受渡し域との二箇所に切
り替る搬出装置を備えたから一定寸法の鉄筋をバラケさ
せることなく切断されたときの状態のまま曲げ加工機に
供給できる。

従って、本発明によれば、曲げ加工機に鉄筋を供給する
ときに改めて鉄筋を整列させる必要が全くなく、曲げ加
工機への鉄筋の供給効率が格段に向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる鉄筋供給装置を含む一連の装置
の平面図、第２図は第１図のｎ−ｎ線における断面図、
第３図は第１図のｎｒ−ｎ線における断面図である。 １０・・・切断材搬出コンベア、３０・・・曲げ加工機
、６０・・・横送りコンベア、７１・・・投入用ガイド
、７３・・・導入゛用ガイド、８０・・・搬出装置、Ａ
・・・鉄筋走行路、Ｂ・・・鉄筋受渡し域、ｔ・・・鉄
筋。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 切断材搬出コンベア上の一定寸法の鉄筋を、前記切断材
   搬出コンベアに並行に設けた曲げ加工機に横送りする装
   置であつて、前記曲げ加工機の直上に設置した投入用ガ
   イドと前記切断材搬出コンベアの近傍に設けた導入用ガ
   イドに対峙して設けた横送りコンベア、及び切断材搬出
   コンベアにおける鉄筋走行路と横送りコンベアにおける
   鉄筋受渡し域との二箇所に切り替る搬出装置を備えて成
   る鉄筋供給装置。