JPS61271294A - 細胞増殖抑制性チタノセン錯体 - Google Patents

細胞増殖抑制性チタノセン錯体

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JPS61271294A
JPS61271294A JP61118381A JP11838186A JPS61271294A JP S61271294 A JPS61271294 A JP S61271294A JP 61118381 A JP61118381 A JP 61118381A JP 11838186 A JP11838186 A JP 11838186A JP S61271294 A JPS61271294 A JP S61271294A
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titanium
cyclopentadienyl
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titanocene
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F17/00Metallocenes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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  • Catalysts (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、化学療法的活性を示し、且つ特に細胞増殖抑
制性を有するチタノセン錯体に関する。
本発明者等は、既に西ドイツ特許第2.923.334
号により細胞増殖抑制作用を有するメタロセン錯体及び
該錯体を含有する薬理組成物を開示した。
更に詳細な研究により、今やより高い治療指数(毒性と
活性との商)を示し、それ故により確実な治療上の用途
のあるチタノセン錯体が発見された。
このようなチタノセン錯体は、以下の一般式(I):(
Cs Hs) 2T1               
(’I )〔式中、Aは次式: (ただし、Xは酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは水
素原子または炭素原子数が1ないし4のアルキル基を表
わし、Yはハロゲン原子を表わすか、又は0−C〇−R
′基を表わし、ここで、R゛はCF 3基、CCl3基
、CBr3基、CHCl□基、CH2Cl基、CH=C
H−C0OH基、又は(CH,)hCOO,H基を表わ
し、ただしnは0.1.2.3又は4の整数を表ねす)
で表わされる基であり、Bはハロゲン電子であるが、A
と同じ意味を表わす〕 で表わされるものである。
Xは酸素原子又は硫黄原子を表わし、特に硫黄原子を表
わすことが好ましい。置換基N R3” Y−は、フェ
ニル環のオルト位、メタ位又はパラ位のいずれにあって
もよい。Rは水素原子を表わすか、又は、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、tert−ブチル基、又はイソブチル基など
の炭素原子数が1ないし4のアルキル基を表わす。Y−
は、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ
素原子の陰イオンを表わす。Bは上記のハロゲン原子の
陰イオンの1つであってもよく、又はAで与えられる意
味を表わす。
一般式(I)′のチタノセン錯体の代表的な例は次の通
りである: (1)  ビス(p−アミノチオフェノラト)−ビス(
η5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒ
ドロクロライド、 (2)p−アミノチオフェノラト−クロロ−ビス(η5
−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ヒドロク
ロライド、 (3)  ビス(ハイドロジェンマレイナト)−ビス(
η5−シクロペンタジエニル)−1’ン(IV)、(4
) ビス(トリクロロアセタト)−ビス−(η5−シク
ロペンタジエニル)−チタン(IV)、(5)  ビス
(p−メチルアミノチオフェノラト)−ビス(η5−シ
クロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロアイ
オダイド、 (6)  ビス(p−エチルアミノチオフェノラト)−
ビス(η5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)
−ジヒドロアイオダイド、 (7)  ビス(m−ジエチルアミノフェノラト)−ビ
ス(η5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−
ジヒドロブロマイド、 (8)O−イソブロピルアミノチオフエノラドーアイオ
ドービス(η5−シクロペンタジエニル)−チタン(I
V)−ヒドロアイオダイド、(9)  )リフルオロア
セクトーフルオロービス(η5−シクロペンタジエニル
)−チタン(IV)、α口 ハイドロジエンサクシナト
ープロモービス(η5−シクロペンタジエニル)−チタ
ン(IV)。
これらのチタノセン錯体は一部は公知であり、化学文献
に記載の方法にしたがって製造することができる。
上記一般式(I)で示されるチタノセン錯体の中で、A
が次式: (ただし、Xは酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは水
素原子又は炭素原子数が1ないし4のアルキル基を表わ
し、またYはハロゲン原子を表わす) で表わされる基であり、Bがハロゲン原子又はAと同じ
意味を表わすようなチタノセン錯体−は、新規な化合物
である。
これら新規チタノセン錯体は、一般式(■):(CsH
s)zTi Y2(II ) 〔式中、Yはハロゲン原子を表わす〕 で表わされるチタノセンージハロゲナイドと、(a) 
 一般式(■): 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Rは水
素原子又は炭素原子数が1ないし4のアルキル基を表わ
す〕 で表わされるアミノフェノール化合物又はアミノチオフ
ェノール化合物を用いて、一般式(1)のチタノセン錯
体を生成するか、又は、 ら〕 上記一般式(n)の化合物と、一般式(IV):
〔式中、Xは酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは水素
原子又は炭素原子数が1ないし4のアルキル基を表わす
〕 で表わされるリチウム−アミノフェルレート又はリチウ
ムアミノチオフェルレートとを反応させ、一般式(I’
): A′ (CsHs)zTi               (
I’)\ Bo 〔式中、A′は次式: で表わされる基(ただし、X、Rは上記定義通りである
)であり、Boはハロゲン原子を表わすか、又はA′と
同じ意味を表わす〕で表わされるチタノセン錯体を生成
し、このようにして得られた一般式(工′)のチタノセ
ン錯体と、一般式(■): RY                (V)〔式中、
Rは水素原子又は炭素原子数が1ないし4のアルキル基
を表わし、Yはハロゲン原子を表わす〕 で表わされる化合物とを反応させることによって一般式
(I)のチタノセン錯体を生成するという2つの方法(
a)、(b)によって得ることができる。
Bがハロゲン原子である一般式(I)の・チタノセン錯
体を製造するためには、方法(a)における化合物(■
):化合物(III)のモル比並びに方法(b)におけ
るモル比(n): (IV)及び(I’) : (V)
を約1=1とする。
BがAと同じ意味を表わす一般式(1)のチタノセン錯
体を製造するためには、方法(a)におけるモル比(I
[) : (III)並びに方法ら)におけるモル比(
n) : (IV)及び(I’) : (V)を約1=
2とする。
反応は適当な溶媒、例えば水、又はベンゼン、ヘキサン
又は四塩化炭素などの有機溶媒、又はそれらの混合物中
で実施できる。方法ら)では、(I′)式の中間生成物
を単離することが出き、あるいはまた単離せずに更に反
応させて一般式(I)のチタノセン錯体を生成すること
も可能である。
以下に、チタノセン錯体の製造をより一層詳細に記載す
る。
実施例1 以下のビス(p−アミノチオフェノラト)−ビス=(η
5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒド
ロクロライド(化合物1)の製造:四塩化炭素10m1
中にチタノセン錯体−ジクロライド1.25 g (5
mmol)を含む懸濁液に、四塩化炭素4Qm l中に
分散させたp−アミノチオフェノール1.25g (1
0mmol)を30分間かけて滴下した。室温で60時
間攪拌後、得られる濃赤色の化合物を吸引濾過し、純粋
の四塩化炭素で洗浄した。減圧下で乾燥後、微結晶の化
合物1を2.3g(収率91%)得た。M、P、> 1
35℃(分解)。
元素分析(C2□H2s C1□N252Tiとして:
Mw=499、38) 実施例2 以下に示すp−アミノチオフェノラト−クロロ−ビス−
(η5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ヒ
ドロクロライド(化合物2)の製造:C5Hs  \ 
/CI Ti 四塩化炭素30m1中にチタノセン錯体−ジクロライド
2.5 g (10+n+y+ol)を含む懸濁液に、
四塩化炭素50m1中に溶解したp−アミノチオフェノ
ール1.25g (10mmol)を1.5時間かけて
滴下した。室温で60時間攪拌後、生成した淡青紫色の
化合物を吸引濾過し、次いで純粋の四塩化炭素を用いて
洗浄した。
減圧下で乾燥した後、微結晶状の化合物2を3.4g(
収率91%)を得た。M、P、> 115℃(分解)。
元素分析(CI6H17C1□N STiとして: M
w =374..19)実施例3 以下に示すビス(ハイドロジエンマレイナト)−ビス(
η5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)(化合
物3)の製造: H\   /H H/   \H 高温水3Qml中にチタノセン−ジクロライド0.5g
(2mmol)を含む溶液に、低温下で飽和したマレイ
ン酸水性溶液3mlを添加した。冷却すると、化合物3
が紫赤色の巨視的結晶状で結晶化した。フィルタ用紙の
間での圧縮により、分析的純度を有する化合物3を0.
58g(収率71%)を得た。融点は200℃以上であ
り、該化合物は分解して、変色して褐色になった。
元素分析(C+aH+5OaTiとして: Mw = 
408.22>文献:力一、デッベルト、エル、サンチ
ェーデルガド、 バー、−ペー、クライン&ウー、テバ
ルト(K、  D’6ppert、  RlSanch
ez−Delgado、  H,−P、  Klein
and U、 Thewalt)、ジャーナル オブ 
オリガノメタリック ケミストリー(J、 Organ
omet、 Chem、)、1982゜233、205
゜ 実施例4 以下に示すビス(トリクロロアセタト)−ビス(η5−
シクロペンタジエニル)−チタン(IV)(化合物4)
の製造: CSHs  \ 70  CCCl3 i 高温水30m1中にチタノセン−ジクロライド0.5g
(2mmol)を含む溶液に、トリクロル酢酸3.3 
g (20mmol)を添加すると、即座に黄色の化合
物4が沈澱した。
混合物を冷却後、吸引濾過し、次いで水を用いて洗浄し
た。減圧下で乾燥後、化合物4を0.’88g(収率8
8%)得た。融点は173ないし174℃であった。
元素分析(C+4H+oC1a04Tiとして: Mw
 = 502.78)文献二カー、デッベルト(K、 
D6ppert)、ディーマクロモレクラーレ ケミ−
1,ラピッド コミュニカションズ(Makromol
、 Chem、、  Rapid、  Commun、
)。
1980、1.519゜ 実施例5 以下に示すビス(p−メチルアミノチオフェノラト)−
ビス(η5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)
−ジヒドロアイオダイド(化合物5)の製造: C5Hs\ /SH−二FN 82 CH3Ii Cs Hs /  \Sボ=ンづH,CH34p−アミ
ノチオフェノール2.51 g (20+nmol)を
ベンゼン75m1中で溶解し、これにn−ブチルリチウ
ムのへキサン溶液く濃度=1.6mol / l )の
等モル量(12,5ml ; 20mmol)を滴下し
、25℃で1時間攪拌することによりLi5CaH4−
p NH2のリチウム塩に転化した。(C5H5)2T
IC122,5g(10mmol)を添加後、12時間
攪拌し、続いて化学量論的量のCH3I(密度=2.2
8g/ml)  (1,25m1;20mmol)を滴
下した。更に室温で12時間攪拌後、反応溶液を減圧下
で乾固するまで濃縮し、残渣を8時間暖かいCH2Cl
□78m1を用いて抽出した。抽出溶液を減圧下で20
m1まで濃縮し、−20℃で冷却後、濾過によって沈澱
生成物を単離して減圧下で24時間乾燥した。
収量:微結晶性生成物4.83g(収率68%)色 :
固体は黒色。溶液中では青紫色。
元素分析(C24H28I2N2S2Tiとして)’H
NMR(CDC13:δppm) 7.20−6.50m (8) 、  6.3s(10
)。
3.55s、br、(4)、  2.42s(6)。
I R(KBr/ シcm−’) : 3300 m 、  br、  3090 w 、  
3030 w 、  2930 w 。
1672sh、   1590 s 、   1490
vs、   1430 s 。
1275s、br、   1175m、   1095
m、   1015s。
820VS、  705m、  635m、br0実施
例6 以下の構造式のビス(p−エチルアミノチオフエノラド
)−ビス−(η5−シクロペンタジエニル)チタン(I
V)−ジヒドロアイオダイド(化合物6)の製造: CH3Iの代わりにC2H3I(密度=1.93 g 
/ml )1、62m1 (20mmol)を用いて実
施例5の化合物5と同様に製造した。
収量:微結晶性生成物3.98g(収率54%)色 二
固体は黒色。溶液中では青紫色。
元素分析(C26H3□IzN2S2Tiとして)’H
−NMR(CDC1a  :δppm) :6.77−
6.40m (8) 、  6.24s(10)3゜5
2s、 br (4) 、 2.69q (4) 、 
1.14t  (6)。
I R(KBr/ vcm−’ )  :3380m、
  br、  2810w、1678m、1618s。
1590s、   1485s、   1435m、 
  1275s、  br。
1175m、  1015m、  820vs、   
690m、  br。
本発明のチタノセン錯体は、細胞増殖抑制作用を示し、
特に消化器系の癌(腫瘍)並びに肺癌及び乳癌などの固
形癌の治療に有効である。
エールリッヒ腹水癌に対する作用 約6X10’個のエールリッヒ腹水癌細胞を、雌のCF
、−マウスに腹腔内注射して、24時間後、生理食塩溶
液(0,4ml )中に分散した各物質(投与量範囲=
20ないし500mg/Kg)を1回だけ腹腔内投与し
た。各場合において、5ないし10匹の動物を各投与量
轟たり試験した。場合によっては注射部位の局所的な刺
激を回避するために、例えば炭酸水素ナトリウム又はト
リス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタンなどの緩衝
溶液を用いてpH値を4ないし7にすることが出きる。
物質を投与せず、0.4mlの生理食塩溶液のみを腹腔
内注射した未治療の一群の対照動物についても各々の試
験系列について比較実験した。
個々の投与範囲での腫瘍発現を、重量変化及び生存時間
に基づいて評価した。投与量を依存する腫瘍死亡症例、
毒性死亡症例及び生存している治癒した動物の数並びに
平均生存時間に対応する増加率(%)を各々の物質につ
いて決定した。
試験化合物工ないし4、並びに対照物質としてのチタノ
セン−ジクロライドについて得られた結果を次の第1表
に示した。
第1表 試験結果を第1図ないし第5図に図示した。これらの図
に示されるように、本発明のチタノセン錯体はチタノセ
ン−ジクロライドよりも(より大きな治療許容範囲に対
応して)より大きな治療指数を示している。よって治療
上の使用がより確実となった。
更に、化合物1.2、及び3は水に対する溶邂度がチタ
ノセンジクロライドよりも大きいために、使用及び投与
が容易になる。
腹水性及び固定肉腫180に対する作用ここで使用した
肉腫180は、西ドイツ、ハイデ/l/ ヘ/L/グの
ドイツ癌中央研究所(Deutshem Krebs−
forshungszentrum)より入手した。こ
れは(アルトロミン(altromin)飼料、及び水
道水は随意に与え、12時間ごとの明暗周期の下におく
という)標準条件下に保たれた雌のNMRI−マウスに
おける腹腔内で生育する腫瘍系として増殖させた。
流動腹水性並びに固形皮下生育型の肉腫180に対して
抗肉腫試験を行った。腹水又は固形肉腫180に対する
試験に対しては、供与(donor)マウスの腹水腫瘍
を採取して、体積比1:3となるように塩水で希釈して
、雌のNMRI−マウスの腹腔又は腋窩部の皮下に注射
した。各々の動物に対して約107個の腫瘍細胞を移殖
した。腫瘍細胞移殖の日を実験の第零日と定義した。
試験化合物の投与の前に、使用投与量に対応する試料を
ジメチルスルホキシド(DMSO)中に溶解し、9倍容
の塩水で満たして、体重1g当たり0.02m1の容量
でマウスに投与した。種々の投与量は、1日後に1回の
みの注射又は1日、3日及び5日後に計3回に亘り注射
することにより与えた。投与量及び動物数の分布の詳細
を第2表及び第3表に列挙した。未治療の腫瘍を患った
対照動物には12m1 / gのDMSO/食塩混合物
のみの注射を行った。
毎日、観測される死亡症例を記録した。肉腫移殖後8日
以内に観測された死亡症例を、物質毒性による毒性死亡
症例と定義した。腹水性肉腫180の場合において、評
価すべきパラメータは平均延命時間(MST)及び寿命
増加(ILS)であった。その際、後者は百分率で表わ
された対応する対照群に対する平均延命時間との関係か
ら、即ち100%を減じることにより算出した。・実験
結果を評価しかつく治癒した)生存している動物の数を
決定するための基準日は80日とした。固形肉腫180
の場合において、移殖後8日経た腫瘍を摘出し、±1m
gの精度で計量した。
治療した動物および対照動物の腫瘍重量から、T/C値
を次式に従って計算した。
かくして以下のような結果を得た: B 16黒色腫及び結腸38腺癌に対する作用使用され
るB 16黒色腫及び結腸38腺癌は、ベルギー国、ブ
リュッセルのエヌ・セー・イー リアジオン オフィス
 アンスティテユート ジュール ボルダ(NCI L
iasion 0ffice、 In5titutJu
les Bordet)から入手したものであり、固形
で皮下発芽する腫瘍系統を雌のC57BL/6Jマウス
に増殖させた。試験するために、この腫瘍を雌の86D
2F、マウスに移殖した。すべての動物は(22ないし
23℃に保ち、水道水及びアルトロミン(Altrom
in)飼料を随意に与え、12時間ごとに明暗の周期に
曝す)標準条件下に置いた。
試験列の零日における腫瘍移殖のために、固形腫瘍を供
与マウスから摘出して、ハサミで細分して小粒子にした
。2倍容のハンクス(lank’ S)緩衝塩溶液中に
懸濁した後に、溶液0.3mlを腋窩部へ皮下接種する
と、固形腫瘍が発芽した。
1日に1回だけ注射するか、1.3及び5日後に計3回
に亘り注射するか、又はl、3.5.7及び9日後に計
5回に亘って注射するかして、試験化合物を投与した。
使用される投与量と動物数の分布を第4表に列挙した。
DMSO−食塩(容積比1:9)混合物中に溶解してい
るか又は懸濁している物質は常に腹腔内注射により投与
した。
濃度は、各々のマウスが全溶液で0.4ないし0.5m
l投与されるように選択した。対照動物には有効成分を
投与せずに動物1匹当たり0.5mlのDMSO−食塩
混合物のみを1回、3回又は5回に亘り注射した。
死亡症例の数を毎日記録した。腫瘍移殖後、7日以内(
1回のみの注射)、11日以内(3回の注射)、又は1
5日以内(5回の注射)に観察された死亡症例を物質毒
性に基づく毒性死亡症例と定義した。
B 16黒色腫の場合には、1回及び3回の注射後10
日経てから、又は5回の注射後15日経てから腫瘍を摘
出し計量した。15日経た実験列のすべてについて、結
腸38腺癌を評価した。
次の第4表に、抗腫瘍作用をT/C値で表現して列挙し
た。
第4表 異体に移殖されたヒト腫瘍に対する作用B 16黒色腫
及び結腸38腺癌に対する試験と同様の試験方法を使用
した。当量及び当量毒性の投与量で試験化合物を5回の
注射により分割投与した。この際腫瘍移殖後、乳癌につ
いては8日後初めて注射し、直腸腺癌及び肺胞腺癌につ
いては10日後に初めて注射し、小細胞肺癌については
26日後に初めて注射した。T/C値は最後の物質の注
射後3日経ってから決定した。すなわち乳癌については
23日経て、直腸腺癌及び肺胞腺癌については25日経
て、また小細胞肺癌については41日経てT/C値を決
定した。
以下の第5表に得られた結果を示した。
肺胞腺癌及び直腸腺癌に関しての試験に際し、得られた
結果を図式的に第6図(a)、ら)及び第7図(a)、
ら)に記載した。
癌治療のために、本発明のチタノセン錯体をそのままで
又は一般式(1)のチタノセン錯体を少なくとも一種並
びに製薬上許容される基剤、希釈剤及び/又は佐剤を含
有する製薬組成物として用いてもよい。有効成分の調剤
は特に投与の方式に適合した単位投与量であることが好
ましい。単位投与の剤形は、例えば錠剤、カプセル、半
割又は適当な体積量の粉末、顆粒剤、又は溶液又は懸濁
液であってもよい。r単位投与量」は適当な製薬上の基
剤、希釈剤及び/又は佐剤と混合した個々の量の有効成
分を含有する物理的に一定の単位を意味するものと理解
すべきである。その際、有効成分量は、1単位以上が個
々の治療上の投与に常に十分であるように選択する。個
々の治療上の投与に対して、例えば半分又は4分の1と
いった分割可能な端数単位のみが必要である時には、例
えば刻み目付き錠剤の形で単位投与量を分割することも
出きる。本発明の医薬品は、単位投与形体にある時には
、1ないし10.000mg、特に5ないし7.500
mgの有効成分を含有している。
本発明の医薬品は、経口又は経直腸、又は例えば静脈内
、皮下、筋肉内、胸膜腔内、腹腔内、病巣内又は病巣周
囲などの非経口経路で使用することが好ましい。治療上
の投与は、数時間以上注入するか、又は1回ないし数回
の個別的投与、又は個別的注射によって連続的に実施す
ることが出きる。投与量及び投与量は病気の性質と病期
に依存すると共に、治療方法、特に、投与する組合せ製
剤の数と投与量とで大きく変動する。例えば、最初の治
療は毎日200ないし800mg (i、V、で〉を用
いて実施されるか、又は、例えば、10ないし40mg
/Kg (i 、 v 、 テ)を用t+’テ対応tル
tiJ[テ分割投与することにより実施され、それに続
く長期間の治療は各々50mgの有効成分を含む単位用
量の錠剤1ないし4個を用いて実施した。
医薬品は概して、本発明の有効成分及び固形状、半固形
状又は液体状で混合して用いられるか、又は被覆剤とし
て例えば、カプセル、錠剤コーティング、オブラート又
は有効成分に対する他の容器で用いられる非毒性の製薬
上適合性のある医薬品基剤(賦形剤)から成りたってい
る。この際、基剤は医薬品の体内での吸収促進剤として
、あるいはまた補助的配合剤、甘味剤、味覚剤、着色剤
又は保存剤として機能する。
経口投与のためには、例えば錠剤、糖衣錠、硬質ゼラチ
ンカプセル、軟質ゼラチン力プセノペ分散性粉末、順粒
、水性懸濁液、油性懸濁液、乳化剤溶液及びシロップな
どが適している。
錠剤は、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、りん酸す
) IJウム又は乳糖などの不活性の希釈剤、トウモロ
コシデンプン又はアルギン酸塩などの顆粒化剤及び分散
剤、澱粉、ゼラチン又はアラビアゴムなどの結合剤、及
びステアリン酸アルミニウム又はステアリン酸マグネシ
ウム、タルク又はシリコーン油などの潤滑剤を含有する
ことができる。
必要に応じて、錠剤をコーティングすると、胃腸管内に
おける医薬品の溶解と吸収を遅らせるように作用させる
ことができ、適合性をより良好にするか又は有効期間を
より長くするように作用させ得る。
ゼラチンカプセルは、(例えば炭酸カルシウム又はカオ
リンなどの)固形希釈剤、又は(例えばオリーブ油、落
花生油、又はパラフィン油などの)油性希釈剤と混合し
た有効成分を含有することが出きる。
適当な懸濁剤としては、例えばナトリウムカルボキシメ
チルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロ
リドン、トラガントゴム又はアラビアゴムが挙げられ、
適当な分散剤及び湿潤剤としては、例えばポリオキシエ
チレンステアレート、ヘプタデカエチレンオキシセラノ
ー/へポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート
、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート及びレ
シチンが挙げられ、適当な保存剤として、例えば、メチ
ルヒドロヒキベンゾエート又はプロピルヒドロキシベン
ゾエートが挙げられ、矯味剤及び甘味剤として、例えば
、ショ糖、乳糖、デキストロース、又は添加糖シロップ
が挙げられる。
油性懸濁液は、例えば、落花生油、オリーブ油、ごま油
、やし油、又はパラフィン油、並びに、蜜ろう、固形パ
ラフィン又はセチルアルコーノヘ甘味剤、矯味剤及び/
又は酸化防止剤を含有することができる。
水に分散性の粉末及び顆粒は、分散剤、湿潤剤、懸濁剤
、例えば上記の物質及び/又はジメチルスルホキシド並
びに甘味剤、矯味剤及び/又は着色剤と共に有効成分を
含有している。
乳化剤は、例えばオリーブ油、落花生油又はパラフィン
油、並びにアラビアゴム、トラガントゴム、りん脂質、
ソルビタンモノオレエート又はポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレエート、甘味剤及び/又は風味剤を含有
している。
直腸使用のためには、直腸温度で溶解する結合剤を用い
て製造される半開が好ましく、このようなバインダーと
しては例えばカカオバター、又はポリエチレングリコー
ルが適している。
医薬品は非経口において、無菌等張生理食塩溶液又は他
の溶液として投与することが出きる。均一な溶液、また
は懸濁液を得るためには、ジメチルスルホキシドなどの
溶解助剤を添加することが出きるが、これは常に必要と
いう訳ではない。
すべての服用形態において、本発明の医薬品はそのほか
に例えば炭酸水素ナトリウム又はトリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメタンなどの緩衝物質を含むことができる
。本発明のチタノセン錯体のほかに、医薬品は、他の細
胞増殖抑制作用のある医薬品群、例えば、アルキル化剤
、代謝拮抗物質、並びに、細胞増殖抑制性アルカロイド
、抗体物質、酵素及び重金属化合物の中から1個以上の
異なる薬理活性成分を含有することが出きる。
更に、医薬品は、場合に応じて免疫抑制作用のある物質
、及びビタミンを含有することが出きる。
更に上記の物質を本発明の有効成分に添加するに際し、
該物質を組合わせ製剤として、別々の製薬処方物中に添
加することも出きる。
医薬品の有効成分含有量は最終薬剤製品基準で、通常0
.01ないし95重量パーセント、特に0.1ないL8
5重1パーセントである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本発明の化合物1ないし4を用
いたエールリッヒ腹水癌の生体内治療の結果を図示した
ものであり、 第5図は、チタノセン−ジクロライドを用いたエールリ
ッヒ腹水癌の生体内治療の結果を図示したものであり、 第6図(a)、(b)及び第7図(a)、ら)は、肺胞
腺癌及び直腸腺癌について得られた結果を図示したもの
である。 特許出願人  ベトラ コップフーマイアーハルトムー
ト コップフ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Aは次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Xは酸素原子又は硫黄原子であり、Rは水素
    原子又は炭素原子数が1ないし4のアルキル基であり、
    Yはハロゲン原子又はO−CO−R′基であり、ここで
    、R′はCF_3基、CCl_3基、CHCl_2基、
    CH_2Cl基、CH=CH−COOH基または(CH
    _2)_nCOOH基を表わし、ここでnは0、1、2
    、3又は4の整数を表わす)で表わされる基であり、B
    はハロゲン原子を表わすか、又はAと同じ意味を表わす
    〕 で表わされる少なくとも1種のチタノセン錯体の有効量
    及び製薬上許容される基剤又は佐剤を含有する製薬組成
    物。
  2. (2)ビス(p−アミノチオフェノラト)−ビス−(η
    ^5−シクロペンタジエニル)チタン(IV)−ジヒドロ
    クロライド、 p−アミノチオフェノラト−クロロ−ビス−(η^5−
    シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ヒドロクロラ
    イド、 ビス(p−メチルアミノチオフェノラト)−ビス(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロ
    アイオダイド、 ビス(p−エチルアミノチオフェノラト)−ビス(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロ
    アイオダイド、 ビス(m−ジエチルアミノフェノラト)−ビス−(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロ
    ブロマイド;及び o−イソプロピルアミノチオフェノラト−アイオド−ビ
    ス(η^5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−
    ヒドロアイオダイド からなる群から選ばれたチタノセン錯体を少なくとも1
    種含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の製薬組成物。
  3. (3)ビス(ハイドロジエンマレイナト)−ビス(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)、ビス(ト
    リクロロアセタト)−ビス(η^5−シクロペンタジエ
    ニル)−チタン(IV);及びトリフルオロアセタト−フ
    ルオロ−ビス−(η^5−シクロペンタジエニル)−チ
    タン(IV) からなる群から選ばれた少なくとも1種のチタノセン錯
    体を含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の製薬組成物。
  4. (4)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Aは次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Xは酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは水
    素原子又は炭素原子数が1ないし4のアルキル基を表わ
    し、Yはハロゲン原子を表わすか、又はO−CO−R′
    基を表わし、ここでR′はCF_3基、CCl_3基、
    CBr_3基、CHCl_2基、CH_2Cl基、CH
    =CH−COOH基又は(CH_2)_nCOOH基を
    表わし、ただしnは0、1、2、3または4の整数を表
    わす)で表わされる基であり、Bはハロゲン原子、又は
    Aと同じ意味を表わす〕 で表わされるチタノセン錯体の、癌特に固形癌の治療の
    際の細胞増殖抑制剤としての使用。
  5. (5)上記チタノセン錯体が、 (p−アミノチオフェノラト)−ビス−(η^5−シク
    ロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロクロライ
    ド、 p−アミノチオフェノラト−クロロ−ビス(η^5−シ
    クロペンタジエニル)−チタン(IV)−ヒドロクロライ
    ド、 ビス(p−メチルアミノチオフェノラト)−ビス(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロ
    アイオダイド、 ビス(p−エチルアミノチオフェノラト)−ビス(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロ
    アイオダイド、 ビス(m−ジエチルアミノフェノラト)−ビス−(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロ
    ブロマイド;及び o−イソプロピルアミノチオフェノラト−アイオド−ビ
    ス(η^5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−
    ヒドロアイオダイド からなる群から選ばれたものである特許請求の範囲第4
    項に記載の使用。
  6. (6)上記のチタノセン錯体が、 ビス(ハイドロジエンマレイナト)−ビス−(η^5−
    シクロペンタジエニル)−チタン(IV)、ビス(トリク
    ロロアセタト)−ビス−(η^5−シクロペンタジエニ
    ル)−チタン(IV)、及びトリフルオロアセタト−フル
    オロ−ビス−(η^5−シクロペタジエニル)−チタン
    (IV) からなる群から選ばれたものである特許請求の範囲第4
    項に記載の使用。
  7. (7)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Aは次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Xは酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは水
    素原子を表わすか、又は炭素原子数が1ないし4のアル
    キル基を表わし、Yはハロゲン原子を表わす)で表わさ
    れる基であり、Bはハロゲン原子であるか、又はAと同
    じ意味を表わす〕 で表わされるチタノセン錯体。
  8. (8)ビス(p−アミノチオフェノラト)−ビス−(η
    ^5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒド
    ロクロライド、 p−アミノチオフェノラト−クロロ−ビス(η^5−シ
    クロペンタジエニル)−チタン(IV)−ヒドロクロライ
    ド、 ビス(p−メチルアミノチオフェノラト)−ビス(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロ
    アイオダイド、 ビス(p−エチルアミノチオフェノラト)−ビス(η^
    5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロ
    アイオダイド、 ビス(m−ジエチルアミノフェノラト)−ビス(η^5
    −シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−ジヒドロブ
    ロマイド;又は o−イソプロピルアミノチオフェノラト−アイオド−ビ
    ス(η^5−シクロペンタジエニル)−チタン(IV)−
    ヒドロアイオダイド である特許請求の範囲第7項に記載のチタノセン錯体。
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JPH01216926A (ja) * 1988-01-13 1989-08-30 Petra Prof Dr Koepf-Maier チタノセン誘導体を含有する細胞増殖抑制剤

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