JPS6127109Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127109Y2 JPS6127109Y2 JP11673283U JP11673283U JPS6127109Y2 JP S6127109 Y2 JPS6127109 Y2 JP S6127109Y2 JP 11673283 U JP11673283 U JP 11673283U JP 11673283 U JP11673283 U JP 11673283U JP S6127109 Y2 JPS6127109 Y2 JP S6127109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- utensil
- electromagnetic induction
- magnetic
- vessel
- iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims description 15
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 22
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 11
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 8
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 7
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 5
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 210000003298 dental enamel Anatomy 0.000 description 1
- -1 iron Chemical class 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電磁誘導加熱調理器用器物に関す
る。
る。
電磁誘導加熱調理器は、磁力発生コイルを備え
ており、電源から磁力発生コイルに電流を流す
と、磁力線が磁性体製器物の底部を通過し、底部
にうず電流が誘起されてジユール熱により器物が
発熱し、器物内の食物を煮たり焼いたりするもの
である。したがつて電磁誘導加熱調理器の器物と
しては磁性体からなるものに限定され、なかでも
高透磁率、低保磁力および固有抵抗の大きい鉄も
しくは鉄合金製器物、またはこれにほうろうを付
したもの、磁性ステンレス製器物が一般的に用い
られている。ところが、鉄もしくは鉄合金製器物
は、重いので取扱いに不便であるし、熱伝導がア
ルミニウムに較べて悪いので調理時間が長くなる
うらみがある。また、ほうろうを付した器物は安
価であるが、重くかつ熱衝撃に弱いという問題が
ある。さらに、磁性ステンレス製器物は、重くか
つ高価であるという問題がある。このような点か
ら、アルミニウム製器物の低壁の外面全体に鉄板
を張付けることが考えられたが、この場合熱膨張
率の差により鉄板が底壁から剥離してしまうおそ
れがあつた。
ており、電源から磁力発生コイルに電流を流す
と、磁力線が磁性体製器物の底部を通過し、底部
にうず電流が誘起されてジユール熱により器物が
発熱し、器物内の食物を煮たり焼いたりするもの
である。したがつて電磁誘導加熱調理器の器物と
しては磁性体からなるものに限定され、なかでも
高透磁率、低保磁力および固有抵抗の大きい鉄も
しくは鉄合金製器物、またはこれにほうろうを付
したもの、磁性ステンレス製器物が一般的に用い
られている。ところが、鉄もしくは鉄合金製器物
は、重いので取扱いに不便であるし、熱伝導がア
ルミニウムに較べて悪いので調理時間が長くなる
うらみがある。また、ほうろうを付した器物は安
価であるが、重くかつ熱衝撃に弱いという問題が
ある。さらに、磁性ステンレス製器物は、重くか
つ高価であるという問題がある。このような点か
ら、アルミニウム製器物の低壁の外面全体に鉄板
を張付けることが考えられたが、この場合熱膨張
率の差により鉄板が底壁から剥離してしまうおそ
れがあつた。
この考案は上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、鉄などの磁性金属で作られた部分と、上記
磁性金属よりも熱伝導性のよいアルミニウムなど
の金属で作られた部分とが剥離するといつたおそ
れがなく、従来の電磁誘導加熱調理器用器物に較
べて軽量にすることが可能な電磁誘導加熱調理器
用器物を提供することを目的とする。
つて、鉄などの磁性金属で作られた部分と、上記
磁性金属よりも熱伝導性のよいアルミニウムなど
の金属で作られた部分とが剥離するといつたおそ
れがなく、従来の電磁誘導加熱調理器用器物に較
べて軽量にすることが可能な電磁誘導加熱調理器
用器物を提供することを目的とする。
この考案による電磁誘導加熱調理器用器物は、
周縁に立上り壁を有する磁性金属製器物底部構成
体と、器物底部構成体よりも熱伝導性の良い金属
からつくられた器物胴部構成体とからなり、器物
底部構成体の立上り壁の上端部と器物胴部構成体
の下端部とが巻締められていることを特徴とす
る。
周縁に立上り壁を有する磁性金属製器物底部構成
体と、器物底部構成体よりも熱伝導性の良い金属
からつくられた器物胴部構成体とからなり、器物
底部構成体の立上り壁の上端部と器物胴部構成体
の下端部とが巻締められていることを特徴とす
る。
上記器物の具体例としては、鍋、ケツトルなど
をあげることができる。上記磁性金属としては、
鉄、鉄合金ステンレスなどが用いられる。上記熱
伝導性の良い金属としては、アルミニウム、アル
ミニウム合金銅などが用いられる。立上り壁の高
さは、極力小さくすることが好ましい。すなわ
ち、器物胴部構成体の下端部と巻締めを行うため
の必要最小限の高さとすることが好ましい。
をあげることができる。上記磁性金属としては、
鉄、鉄合金ステンレスなどが用いられる。上記熱
伝導性の良い金属としては、アルミニウム、アル
ミニウム合金銅などが用いられる。立上り壁の高
さは、極力小さくすることが好ましい。すなわ
ち、器物胴部構成体の下端部と巻締めを行うため
の必要最小限の高さとすることが好ましい。
この考案による電磁誘導加熱調理器用器物は、
周縁に立上り壁を有する鉄等の磁性金属製器物底
部構成体と、器物底部構成体よりも熱伝導性の良
いアルミニウム等の金属からつくられた器物胴部
構成体とから構成されている。つまり、器物の底
部は、鉄などの磁性金属でつくられているから、
電磁誘導加熱ができる。また鉄等の磁性金属と、
アルミニウム等の熱伝導性の良い金属とがクラツ
ドされている部分がないから、両金属が、その熱
膨張率の差によつて剥離してしまうといつたおそ
れが全くない。
周縁に立上り壁を有する鉄等の磁性金属製器物底
部構成体と、器物底部構成体よりも熱伝導性の良
いアルミニウム等の金属からつくられた器物胴部
構成体とから構成されている。つまり、器物の底
部は、鉄などの磁性金属でつくられているから、
電磁誘導加熱ができる。また鉄等の磁性金属と、
アルミニウム等の熱伝導性の良い金属とがクラツ
ドされている部分がないから、両金属が、その熱
膨張率の差によつて剥離してしまうといつたおそ
れが全くない。
しかも、磁性金属製の器物底部構成体の立上り
壁の上端部と、器物底部構成体よりも熱伝導性の
良い金属で作られた器物胴部構成体の下端部とが
巻締められているから、両構成体の接合部が、そ
の熱膨張率の差によつて、はずれてしまうといつ
たおそれがない。
壁の上端部と、器物底部構成体よりも熱伝導性の
良い金属で作られた器物胴部構成体の下端部とが
巻締められているから、両構成体の接合部が、そ
の熱膨張率の差によつて、はずれてしまうといつ
たおそれがない。
また、鉄等の磁性金属とアルミニウム等の熱伝
導性の良い金属とがクラツドされていないから、
従来のようにこれらがクラツドされている部分を
有する電磁誘導加熱調理器用器物に較べて軽量化
することが可能である。
導性の良い金属とがクラツドされていないから、
従来のようにこれらがクラツドされている部分を
有する電磁誘導加熱調理器用器物に較べて軽量化
することが可能である。
以下、図面を参照して、この考案の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
図面において、電磁誘導調理器用器物1は、周
縁に立上り壁2aを有する、鉄製の器物底部構成
体2と、アルミニウム製の器物胴部構成体3とか
らなる。そして器物底部構成体2の立上り壁2a
の上端部と、器物胴部構成体3の下端部とが全長
にわたつて巻締められることにより、器物1が組
立てられている。すなわち、器物底部構成体2の
立上り壁2aの上端部が外側にカールされ、器物
胴部構成体3の下端部が、立上り壁2aの上端部
のカールを外側から巻き込むようにカールされ、
これらが押しつぶされることにより器物底部構成
体2に器物胴部構成体3が継がれている。
縁に立上り壁2aを有する、鉄製の器物底部構成
体2と、アルミニウム製の器物胴部構成体3とか
らなる。そして器物底部構成体2の立上り壁2a
の上端部と、器物胴部構成体3の下端部とが全長
にわたつて巻締められることにより、器物1が組
立てられている。すなわち、器物底部構成体2の
立上り壁2aの上端部が外側にカールされ、器物
胴部構成体3の下端部が、立上り壁2aの上端部
のカールを外側から巻き込むようにカールされ、
これらが押しつぶされることにより器物底部構成
体2に器物胴部構成体3が継がれている。
この器物1を電磁誘導加熱調理器(図示略)の
上に載置し、電磁誘導加熱調理器の磁力発生コイ
ル(図示略)に電流を流すと、磁力線が生じ、こ
れによつて器物底部構成体2の底壁内にうず電流
が流れる。このうず電流によつて器物底部構成体
2が加熱されるとともにその熱が器物胴部構成体
3に伝導される。そして器物1内の食物(図示
略)が調理される。
上に載置し、電磁誘導加熱調理器の磁力発生コイ
ル(図示略)に電流を流すと、磁力線が生じ、こ
れによつて器物底部構成体2の底壁内にうず電流
が流れる。このうず電流によつて器物底部構成体
2が加熱されるとともにその熱が器物胴部構成体
3に伝導される。そして器物1内の食物(図示
略)が調理される。
なお、この考案による電磁誘導加熱調理器用器
物はガスコンロ用の調理用器物としても使用でき
るのは言うまでもない。
物はガスコンロ用の調理用器物としても使用でき
るのは言うまでもない。
図面はこの考案の実施例を示す垂直断面図であ
る。 1……電磁誘導加熱調理器用器物、2……器物
底部構成体、2a……立上り壁、3……器物胴部
構成体。
る。 1……電磁誘導加熱調理器用器物、2……器物
底部構成体、2a……立上り壁、3……器物胴部
構成体。
Claims (1)
- 周縁に立上り壁2aを有する磁性金属製器物底
部構成体2と、器物底部構成体2よりも熱伝導性
の良い金属からつくられた器物胴部構成体3とか
らなり、器物底部構成体2の立上り壁2aの上端
部と器物胴部構成体3の下端部とが巻締められて
いる電磁誘導加熱調理器用器物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11673283U JPS6024085U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 電磁誘導加熱調理器用器物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11673283U JPS6024085U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 電磁誘導加熱調理器用器物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6024085U JPS6024085U (ja) | 1985-02-19 |
JPS6127109Y2 true JPS6127109Y2 (ja) | 1986-08-13 |
Family
ID=30268981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11673283U Granted JPS6024085U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 電磁誘導加熱調理器用器物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024085U (ja) |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP11673283U patent/JPS6024085U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6024085U (ja) | 1985-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU692285B2 (en) | Method and utensil for cooking food with heat | |
EP0392940A2 (en) | Heat insulating cooking vessel | |
EP0804051A3 (en) | Electric cooker using induction heater | |
WO2003053104A9 (en) | Food cooking or warming apparatus with self-regulating inductor | |
JPS6127109Y2 (ja) | ||
JP2008264299A (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3004424U (ja) | 携帯用コンロ | |
KR20190001848U (ko) | 인덕션렌지용 다용도 구이판 세트 | |
KR200422603Y1 (ko) | 인덕션 렌지 겸용 주방용기 | |
JPH0453508A (ja) | 加熱調理器 | |
JP3665610B2 (ja) | 土鍋料理用電磁調理装置 | |
JPH04126109A (ja) | 加熱調理器 | |
JPS6127104Y2 (ja) | ||
CN218105559U (zh) | 具有隔热保温功能的电磁加热锅 | |
CN209846864U (zh) | 烹饪器具 | |
JP3797927B2 (ja) | 土鍋料理用電磁調理装置 | |
JP3041830U (ja) | 電磁炊飯器 | |
JPS628152Y2 (ja) | ||
JP3084759U (ja) | 調理用鍋 | |
JPS6273498U (ja) | ||
JPH049755Y2 (ja) | ||
JPH026524B2 (ja) | ||
KR200285012Y1 (ko) | 인덕션 렌지용 조리용기 | |
KR20220072575A (ko) | 도마, 뚜껑 겸용 인덕션 불판 | |
JP3346913B2 (ja) | 業務用炊飯器 |