JPS61269712A - 自動作業装置の教示制御方法 - Google Patents

自動作業装置の教示制御方法

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JPS61269712A
JPS61269712A JP11163685A JP11163685A JPS61269712A JP S61269712 A JPS61269712 A JP S61269712A JP 11163685 A JP11163685 A JP 11163685A JP 11163685 A JP11163685 A JP 11163685A JP S61269712 A JPS61269712 A JP S61269712A
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force
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hand
teaching
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JP11163685A
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Tadashi Akita
正 秋田
Kazuo Asakawa
浅川 和雄
Nobuhiko Onda
信彦 恩田
Toru Kamata
徹 鎌田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図)作用 実施例 (a)  一実施例の構成の説明(第2図、第3図)(
b)  制御部の構成の説明(・第4図)(C)  テ
ィーチングボックス及び教示データの説明(第5図、第
6図) (d)  教示モードの動作説明 (第7図、第8図、第9図、第10図、第11図)(e
)  再生モードの動作説明(第12図)(f)  他
の実施例の説明(第13図)(g)  別の実施例の説
明 発明の効果 〔概 要〕 作業部を作業対象位置に教示者の操作によって教示する
自動作業装置の教示制御方法において。
作業部を作業対象位置の頭上に移動する第1のステップ
と、教示者の操作で作業部を作業対象位置方向へ移動さ
せながら、外力検出出力に応じて移動手段を移動制御す
る第2のステップとを設けることによって、第2のステ
ップで自動的に作業対象位置に導くものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ロボット等の自動作業装置の動作を教示する
だめの自動作業装置の教示制御方法に関し、特に教示動
作を容易にすることのできる自動作業装置の教示制御方
法に関する。
作業部を移動させて作業を行なう自動作業装置は広く利
用されており、その代表的なものがロボットと称される
作業装置である。
この種のロボットにおいては、ハンドの通過すべき位置
やハンドの姿勢あるいは動作等の作業に必要な動作指令
及び位置・姿勢データを教示によってロボットの記憶装
置(メモリ)に記憶させておき、一方プレイバック(再
生)時には、当該記憶装置中から動作指令及び位置睡姿
勢データを順次読み出してアームやノ・ンドを制御して
教示された通りの動作を再現している。この様なロボッ
トの制御方式をティーチングプレイバック方式と称して
いる。
〔従来の技術〕
係るハンドの位置等を教示する方式として、従来次の2
つのものが知られている。一つはダイレクトティーチ(
直接教示)と称されるものであシ。
ロボットのハンドを操作者がつかんでその動きを直接教
示するものである。他の一つは、リモートティーチ(遠
隔教示)と称されるものであり、操作者がティーチング
ペンダントと呼ばれる操作盤を操作し、ロボットを動作
せしめ、リモートコントロールによって教示するもので
ある。
このダイレクトティーチ法は2手でノーンドを持ってハ
ンドを自在に導くことができるので2人間にとって直観
的であシ、教示が楽に速くできるという利点があり1例
えば特許出願公−昭56−85106号公報に示される
ように、ロボットの先端に力検出器を設け、この力検出
器から発生する信号に基づいてロボットの移動方向を演
算し、この演算された指令値に基づいて、ロボットの各
腕を駆動する駆動装置を駆動せしめることにより。
教示を行なう操作者の労力の負担を軽減せしめるように
したものが提案されている。
一方、リモートティーチ法は、ロボットに直接触れない
ため安全に教示ができ、また人間の手がとどかない巨大
ロボットや、逆に手が入り込めない小さなロボット等に
おいても教示ができるというダイレクトティーチ法にな
い利点があシ1例えば特許出願公開昭59−11680
6号公報に示されるように、ロボットの先端に力検出器
を設け、この力検出器から発生する信号をサーボループ
内に帰還させ、操作盤からの操作指示に対しハンドの対
象物体に対する位置ずれを補正しながら教示を行なうも
のが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のいずれの教示方法においても、教
示者は手動操作又は操作盤の操作によってハンドを教示
対象位置まで正確に導く必要があり、そのための手動操
作又は操作盤の操作を注意深く行なう必要があり、その
手間が大変であるという問題があった。
特に近年9作業動作が複雑化する傾向にあシ。
このための教示の手間は一層大変となるという問題が生
じていた。本発明は、教示操作を容易にすることのでき
る自動作業装置の教示制御方法を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するだめの手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
第1図(5)中、5は作業部(ハンドと称す)でろ外力
を検出するもの、MTは移動手段であり、モータで構成
され、力センサ3及びハンド5を移動させるためのもの
、CTは制御部(制御手段)であり、移動(速度)指令
VCと力センサ3の力計イーチングボックスでアシ、教
示者が教示のために操作するものであり、移動指示を制
御部CTに発するものである。
このような制御系を用いて次のような教示制御を行なう
第1図CB)に示す如く、ハンド5に対象部材9の対象
位置を教示するには、第1のステップとして対象位置の
頭上B点にハンド5を移動させる。前述の如くの制御系
が組まれているので、ティーチングボックス86からB
点方向の移動指示を発し。
制御部CTがB点方向の移動(速度)指令VCを発して
移動手段MTを移動制御して、ハンド5をB点へ移動さ
せてもよく、ハンド5に人間の手で外力を与え、力セン
サ3で外力を検出せしめ、これによる力計測値を移動(
速度)指令として制御  1部CTが移動手段MTを移
動制御して、ハンド5をB点へ外力追従移動させてもよ
い。
次に、第2のステップとして、ティーチングボックス8
6から対象部材9方向の移動指示を発し。
制御部CTよシ対象部材9方向の移動(速度)指令を発
し、ハンド5を対象部材9方向に移動させながら、力セ
ンサ3の力計測値によってハンド5を合成移動(速度)
指令で移動せしめ、且つ対象部材9方向以外の方向の力
計測値に追従してハンド5を移動させる。
〔作 用〕
本発明では、B点である対象位置の頭上まで位置付けた
後は、教示者は速度指令を与えるだけで外力適応制御に
よって自動的に対象部材に位置付けられる。即ち、第2
のステップにおいて対象部材方向に対しては速度指令と
力センサ3の係る方向の計測出力との合成によって速度
制御されるから、対象部材との接触により合成速度指令
が零となり停止する。一方、対象部材以外の方向に対し
ては速度指令は与えられないから、力センサの係る方向
の計測出力によって速度制御され、従って外力が零とな
る方向に移動制御され、ハンド5は自動的に教示対象部
材へ導かれる。このため、教示作業が極めて楽となる。
前述の移動指令は速度指令に限定されるものではなく、
この移動指令は位置指令であってもよく。
その場合には、対象部材9よシ下方向の位置を指示する
ことにより、同様の制御が達成できる。
〔実施例〕
(a)  一実施例の構成の説明 第2図は9本発明の一実施例全体構成図であり。
直交座標型ロボットを例にしたものである。
図中、第1図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してあり# la、lbはX軸モジュールであシ、ロ
ボットの2つのX軸位置決め機構を構成し、各々X軸モ
ータ10a、10bにょシ搬送パレツ)lla、llb
をX軸方向へ搬送位置決めするもの、2は門型ロボット
であシ、X軸モジュールla、lbの両側に設けられた
一対の支持ベース20.21と、Y軸方向に移動するZ
軸ブロック22と、Z軸方向に移動するZ軸可動部(ア
ーム)23と、2軸ブロツク22を送シ、ボールネジ2
4aを回転させガイド25a、25bに沿ってY軸方向
に駆動するY軸モータ24と。
Z軸ブロック22に設けられ、2軸アーム23を図示し
ないボールネジ送シ機構を介しZ軸方向に駆動する2軸
モータ26とを有している。3は前述の力センサであシ
、板バネ機構と歪ゲージとから成シ、外力による板バネ
の変位を歪ゲージで電気信号に変換するものであシ、第
3図で示す如ぐx、y、z、 γ軸の4自由度カセンサ
で構成されるもの、4はγ軸モータであり、Z軸アiム
23に支持され、力センサ3及びハンド5をγ軸を中心
に回転させるもの、5は真空吸着ノ・ンドであり。
筒状本体の先端に吸着面が設けられるとともに。
吸気ポンプに接続された吸気チューブを有するもの、6
は治具であシ、パレツ)lla上で円板(磁気ディスク
板)9を固定するもの、7はベースであり、パンツ)l
lbに搭載され1円板9が取付けられるものである。
80は操作パネルであシ、オペレータが操作してコマン
ド、データを入力するもの、8]はメモリであシ、教示
データ等を格納するもの、82はプロセッサ(以下CP
Uと称す)でアシ、マイクロプロセッサ等で構成され、
プレイバック時にメモリ81の内容を読出して各部へ指
令を与えるもの、83はサーボ制御部であり、X軸モジ
ュール1a、lbのX軸モータ10a、10b及びY軸
モータ24.Z軸モータ26及びγ軸モータ4を位置、
速度制御するため、、CPU82からの指令位tWtC
L、CX+、CY、CZ、Crが入力され。
後述するハンド位置検出回路からの現在位置PX4゜P
Xt、 P Y 、 P Z、 P rカフイー トハ
ックサi+更に合成部85から指示速度■CX〜■Cγ
が入力され、これらによってサーボ制御するもの。
84はパワーアンプであり、入力を増幅して、X。
Y、Z、7軸−e−夕xoal  10b# 24,2
6゜4に電流を・供給するもの、85は前述の合成部で
あり、第3図にて後述する如く、各軸の指令速度■X1
〜Vγと後述する力制御部の力制御出力PFX〜PFγ
との差をとり、サーボ制御部83へ与えるもの、86は
ティーチングボックスであり。
教示を行うために操作されるものであシ、第5図にて後
述する如くダイレクトティーチを指示するキー、移動指
示キー及び教示終了キーを有するものである。
87は力制御部であシ、第4図にて後述する様に力セン
サ3の検出出力FX−Fγを受け、これをデジタル値F
X−Fyに変換するとともに不感帯を設定して制御出力
PFX−PFγを出力するもの、88はハンド定置検出
部でア#)、各軸のモータ10a、10b、24,26
.4に設けられたロータリーエンコーダの出力から各軸
の現在位置PXII PXt、 PY、 P Z、 P
 7 ヲ求メ、 /%7 ト5の現在位置を得るもの、
89はバスであシ、CPU82とメモリ81.操作パネ
ル80.ティーチングボックス8G、サーボ制御部83
9合成部85、力制御部87及びハンド位置検出回路8
8とを接続し、データ、コマンドのやりとりを行なうも
のである。
第3図は第2図構成における4自由度カセンナ3の構成
図である。
力センサ3は、x、y、z軸の外力を検出するx、y、
z力検出モジュール740と、γ軸の外力を検出するγ
力検出モジュール750とで構成されるO 力検出モジュール740は、第3図から明らかな如く、
各平行板バネ体が変位方向が互いに直交するように設け
られているので、平行板バネ体al。
a1′でX軸方向のたわみ、平行板バネ体b1.b1′
でY軸方向のたわみ、平行板バネ体CllCl’で2方
向のたわみを夫々分担する3自由度を有する0 743 、744は夫々力検出モジュール740を支持
する支持体であって、支持体743はねじ745により
角棒742と連結され、支持体744はねじ746によ
り角棒741と連結されている。尚、ねじ745゜74
6は片方のみ示し、さらに、各ねじ745が螺合するね
じ穴743aと他方の穴は中心穴740aの中心位置か
ら等しい距離の位置に設定され、同様にねじ746が螺
合するねじ穴744aと744bは中心穴250aの中
心位置から等しい距離(L9=L10)の位置に設定さ
れている。
747は支持体743にねじ748により連結される出
力棒であって、力検出モジュール740に設けられた穴
740aを貫通するように構成されている。
この場合、支持体744が真空吸着ハンド5に固定され
る。
尚、出力棒747は力検出モジュール740に設けられ
た穴740aを貫通するよう構成されているが。
支持体744を貫通するように構成してもよく、この場
合は、支持体744の基台への取付けを反対側(角棒7
41 、742側)で連結する必要がある。
749a、 749b、 749C,749d、 74
9e、 749 fけ歪ゲージであって、夫々各平行板
バネ体al’tbllxlの変位を検出する。ここで、
この歪ゲージは軸方向の力をトルクの影響を受けずに検
出するため、中心穴740 aを中心として中心点対象
となるように貼付し、夫々ブリッジ回路を構成せしめる
従って2図示されていないが、平行板バネ体a1、cl
、b1’にも歪ゲージが中心穴740 a =7)中心
点対象位置となるように各々2枚づつ貼付されている。
以上説明した構成とすることにょシ2例えば。
出力棒747はX軸方向の力が加わった場合、歪ゲージ
749 C、749dが平行板バネ01′の変位を検出
し、X軸方向のみの力を検出でき、同様にY軸方向の力
が加わった場合歪ゲージ749 e 、 749 fが
平行板バネb1の変位を検出し、Z軸方向の力が加わっ
た場合歪ゲージ749 a 、 749 bが平行板バ
ネ81′の変位を検出し、各軸の力成分を検出するO さらに複数方向の合力が加わった場合でも、角棒741
 、742に加わる力の位置は中心穴740 aの中心
位置から等しい距離の位置に支持体743 、744に
より加わるため、各平行板バネ体が夫々の分力Fx、F
yを独立して検出することができる。
750はr力検出モジュールであって、力検出モジュー
ル740の出力棒747にねじ751を介して取付けら
れる中心部材752を備えると共に、板バネ750a、
 750b、 750c、 750d  を介して接続
される外輪753を含む。754a、 754b、 7
54c、 754d は歪ゲージであって、板バネ75
0 a 、 750 Cに貼付(中心部材752の中心
点対象位置で、同一面側)され、同様にブリッジ回路を
構成する。
尚、γ力検出モジュール750の出力棒747への取付
けは、ねじ751のみで出力棒747の中心位置として
いるが、この構成では外輪753にトルクを与えた際に
、ねじ751のゆるみ等が生じるため。
実際には、中心部材752から突出するビンを出力軸7
57に係合させてまわシ止めを施すと共に、中心位置か
らずれたところでねじ751により固定する必要がある
また、このことは、出力軸757と支持体754との結
合の場合も同様である。
この構成とすることにより中心部材752を固定し2外
輪753に中心軸(γ軸)まわシのトルクを加えると板
バネ750 a+ 750 b t 750 G + 
750 d  がたわむ。このたわみを歪ゲージ754
 a 、 754 b 、 754 c +754dで
検出し、ブリッジ回路を介して出力を取り出すことによ
り、Z軸(γ)に関ずろトルクηのみを検出することが
できる。
(b)  制御部の構成の説明 第4図は第2図構成の力制御部871合成部85゜サー
ボ制御部83及びパワーアンプ84の詳細回路図である
図中、第2図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してs、b、soo〜803は各軸の合成回路であシ
、力制御部87からの力制御指令PFX〜PFγとCP
U82からの速度指令VX〜VZとの差を出力するもの
、804〜807は不感帯部であり、CPU82からの
不感帯幅WX−Wγで設定され、力計測値FX−Fγに
対し不感帯を与えるもの、808はスイッチであシ、力
計測値FX〜Fγの入力許可、不許可をするものでアシ
、カフィードバックオン/オフをCPU82の制御によ
り行うもの、809はアナログ/デジタルコンバータ(
A/D:tンバータと称す)であシ、カセンサ3からの
アナログの力計測値FX、FY、、FZ。
Fγをデジタル値に変換して、スイッチ808に出力す
るもの、83a=83dけ各々サーボ回路であり9位置
検出器88からの現在位置と指令位置CX、CY、CZ
、Cγとの差に基いて位置制御し、且つ指令速度■′X
〜■′γと実速度との差に基いて速度制御するもの、8
4a〜84dはパワーアンプであシ、各々サーボ回路8
38〜83dの出力に基いて各軸のモータに駆動電流を
供給するものである。
従って、CPU82によってスイッチ部808がオフの
時には、カセ/す3の出力(即ちA/Dコンバータ80
9の出力)は不感帯部804 、805 。
806 、807へ入力されず、カフィードバックオフ
となり、CPU82からの指令位置cx、cy。
CZ、Cγ及び指令速度vx、vy、vz、V7−がそ
のまま各軸のサーボ回路838〜83dに入力され2位
置、速度制御される。
一方、CPU82によってスイッチ部808がオンの時
には、カフィードバックオンとなシ、カセンサ3の出力
は不感帯部804〜807を介し制御出力PFX、PF
Y、PFZ、PFrとなって合成部800〜803ニ入
カシ、指令速ivx、vy、vZ、VrとO合成出力V
’X、V’Y、V’Z、Y7がサーボ回路833〜83
dに速度指令として与えられる。
尚、X軸はX1軸とX2軸の2つがあるが、1つのX軸
サーボ回路83a、アンプ84aで示してあり実際には
2つある。
(C)  ティーチングボックス及び教示データの説明
第4図は第2図構成におけるティーチングボックス86
の構成図である。
図中、860は速度切替スイッチであり、スイッチの回
転によって高速(H)、中速(M)、低速(L)を指示
するもの+ 861 a〜865bは各々各軸の移動方
向指示キーであり、 861 a、 861 bは各々
X1軸のθ方向、■方向の移動を指示するもの。
862 a 、 862 bは各々X2軸(7)C)方
向、■方向の移動を指示するもの+−863a * 8
63 bは各々Y軸のe方向、■方向の移動を指示する
もの、864a。
864bは各々Z軸のe方向、■方向の移動を指示する
もの、 865 a、 86sbは各々Y軸のe方向。
■方向の移動を指示するものである。866はダイレク
トティーチ指示キー(DT指示キーと称す)であり、押
下によってダイレクトティーチを指示するもの、867
はEXIT(終了)キーであシ、1つの教示終了を指示
するたやのものである。
係るティーチングボックス86のスイッチ86o。
各−?−861 a 〜865 b及びD T # −
866(7)指示とCPU82の対応処理を次表に示す
表;教示指示とCPU82の対応処理の関係この表の見
方は1次の通シである。
即ち、DTキー866及び各軸の移動方向キー861a
〜865bのいずれもオフの(押下していない)場合に
は、CPU82は全軸の速度指令は零。
全軸のカフィードバックはオフ、即ち、力制御部87の
スイッチ808をオフとする。
一方、DTキー866及び各軸の移動方向キー861a
〜865bのいずれか1つがオンの(押下している)場
合には、CPU82は全軸のカフィードバックをオン、
即ち、力制御部87のスイッチ808をオンとする。又
、DTキー866のみがオンの場合には、CPU82は
全軸の速度指令を零とする。各軸の移動方向キー861
a〜865bのいずれかが押下(オン)されると、速度
切替スイッチ860の指示に応じた速度(VH,”v、
異)を速度指令として出力する。例えば、X1■のキー
861bを押下すると、XI軸の速度指令を速度切替ス
イッチ860の指示H,M、Lに応じて十人、+−1η
とする。又、異なる軸の移動方向キーが同時にオンとな
ると、その軸の速度指令を同様に速度切替スイッチ86
0の指示H,M、Lに応じて発生する。逆に同一軸の複
数のキー(例えばX1eのキ−861bとXI□のキー
861 a )を同時に押下しても、CPU82はその
軸の速度指令は零とする。
従って、DTキー866がオフの時は、各軸の移動方向
キー861a〜865bのいずれかのオンによって、即
ち移動指令RTの発生によって対応する軸の速度指令を
CPU82が発生し、これによってリモートティーチン
グが実行できる。
一方、DTキー866がオンの時は、移動方向キー 8
61 a〜865bがオンとなっていない状態で。
CPUは速度指令を発せず、これによってダイレクトテ
ィーチングが実行でき且つDTキー866がオ°ンでも
移動方向キー861a〜865bがオンされれば、CP
U82は対応する軸の速度指令を発垂し、?:、れによ
って後述する如くダイレクトティーチを容易にする。
第6図は、メモリ81における教示データの説明図であ
る。一般に教示データは動作命令と位置座標とで記述さ
れる0 この実施例では、動作命令としてマクロ命令を用いてい
る。
図中、81aは作業テーブルであシ、動作の作業手順を
シーケンス順に記述されたものであり。
この例では1つのミクロ的な動作を1作業分まとめたマ
クロ命令で記述されている。81bは座標テーブルであ
り、マクロ命令に対する指定位置を格納しておくもので
ある。
このマクロ命令は動詞部と目的語とから構成され2図の
例では取出しコマンド[PICKJ 、取付はコマンド
[PLA−CEJが動詞部であり、[DI8KJ(円板
9の意味)、  [8PINDLEJ (後述するスピ
ンドルの意味)が目的語である。
@100”O[PIcKDI8Kjは、指定点(後述)
に移動し1次に指定速度で降下し1円板(DISK)9
を吸着(PICK)L、指令点に戻るというマクロ命令
でアリ、シーケンス“110”の「PLAcESPIN
DLBJは、指定点に移動し、指定速度で降下し、吸着
したものをスピンドル(SPINDLE)に置いて、指
定点に戻れというコマンドである。
このような1作業をまとめたマクロ命令を9例えば「P
 I CKJでは、ミクロ動作命令で示すと「MOVE
(動け)J 、  「DOWN(降下せよ)」。
[VACUUM 0N(a着せりJ 、 「MOVB(
動け)」という4つの命令で構成する必要があり。
作業教示が大変面倒である。従ってこのようなマクロ命
令によって作業指示が容易となる。
このマクロ命令の示す基本動作は。
(I)  指定点へ移動する(第1の移動動作)(1)
指定点から指定速度で下降する(第2の移動動作) I 停止したら対象部材へ作業する(作業動作)■ 作
業後、前述の指定点に戻る(第3の移動動作) という一連の動作シーケンスを指示するものである0 前述の例では、  「PICKjは(2)の作業として
取出しを示しており、l’−PLACEJは(2)の作
業として取付けを示している。従ってこの基本動作によ
り実行出来るものなら、他の作業にも適用出来る0例え
ば「5CREW」は(2)の作業としてねじ締めを示し
、  [8EARcHJはIの作業としてピンによるね
じ穴探索を示す。
このような組立て作業の他に、溶接作業なら「FIRE
Jというマクロ命令によって(IN)の作業として溶接
が行なわれ、計測作業なら[ME8URJというマクロ
命令によって(2)の作業として対象部なわれる。
一方、座標テーブル81bには、マクロ命令語の目的語
である「DIsKj 、  「8PINDLEJの前述
の指定点の位置座標を格納しておく。
この方法の利点は9作業手順に変更がなく、座標値が変
わる場合には、座標テーブル81bの座標を変更するだ
けでよく、逆に座標値に変更がなく2作業手順に変更が
ある時には9作業テーブル81aの作業順序を変更する
だけでよく、従って。
作業内容の変更毎に教示データを全て作り直す必要はな
く、係る変更を容易に行なうことができる。
このような教示デニタはCADシステムにおいて作成さ
れ、又はロボットをテイーチングボックスによって教示
し、更にロボットに対しダイレクトティーチを行って教
示して作成され、メモリ81に格納される。
前述のlの第2の移動動作においては、後述する如く前
述の力センサ3の出力(力計測値)を用いて対象部材へ
の接近、接触、押し付は停止が行なわれ2位置付けされ
、従って第1図の教示位置0点の1点でよいことになる
(d)  教示モードの説明 第7図は本発明の一実施例作業動作説明図、第、8図は
教示動作のための処理フロー図、第9図。
第10図、第11図はその動作説明図である。
この実施例では、第6図の作業テーブル81aのl’−
PICK DI8KJ 、 [PLAcE 5PIND
LEjに対応した動作を示しており、 「PIcK D
I8KJにより、吸着ハンド5が現在位置A点から座標
テーブル81bの[DI8KJの座標で指示されたB点
に移動し、C方向に下降し、パレツ)llaの治具6に
保持された円板9を吸着保持し、更にB点に戻シ9次に
「PLACE  5PINDLJにより。
吸着ハンド5がB点から座標テーブル81bの1’−8
PINDLBjの座標で指示されたD点に移動し。
F方向に下降し、パレット11b上のベース7に取付け
られたスピンドル12に吸着した円板9をはめ込んで取
付け、D点に戻る例を示している。
尚、メモリ810作業テーブル81aは完成しているも
のとする。
■ オペレータは操作パネル80のキーボードよシ教示
指示コマンド(rBOXJ )を入力すると。
CPU82はバス89を介しこれを読取り、教示モード
となり、ティーチングボックス86からの指示に応じて
制御する。
■ オペレータは、リモートティーチを行う時はティー
チングボックス86のDTキー866をオフとし、ダイ
レクトティーチを行う時には、ティーチングボックス8
6のDTキー866をオンスル。
CPU82はバス89を介しDTキー866オンを読取
シワダイレクトティーチ指示と判定する。次に、CPU
82はバス89を介し力制御部87のスイッチ808を
オンし、カフィードバックオンとする。更にCPU82
は、バス89を介し力制御部87の各不感帯部804〜
807に不感帯幅WX。
WY、WZ、WYを設定する。
■ 次にオペレータはDTキー866をオンしながら、
ハンド5を手に持って目標位置の頭上(B点)方向にハ
ンド5をひっばる(又は押す)。ハンド5に手によって
外力が付与されると、力センサ3よす外力付与方向の外
力が検出される。例えば、第7図の場合+Y方向の外力
が付与され、力センサ3よりY軸の力計測値FY  が
出力される。
この力計測値FY  はλ/Dコンバータ809でデジ
タル値に変換された後、不感帯部805に入力される0 各不感帯部804〜807は力計測値Fx−P、に対し
非線形要素を通した信号のフィードバックを行なうもの
であシ、入力の絶対値が不感帯幅設定値Wより小さい時
は出力をゼロとする。一方、入力の絶対値が不感帯幅設
定値Wよシ大きい時は。
入力が正値の時は、(入力−不感帯幅設定値)を出力と
し。
入力が負値の時は、(入力+不感帯幅設定値)を出力と
する。
この不感帯部804〜807の存在によってハンド5が
空中に浮いた状態で、その場所に止めておきたい時に力
センサ3の力計測値にオフセット変動があると、それに
よりハンド5の位置がドリフトすることがあるが、不感
帯幅より小さなオフセット変動に対しては、不感になシ
アドリフト現象が生じない。
又、ハンド5をオペレータが手で導く時にオペレータへ
の応答として適当な抵抗力(不感帯幅に対応)を発生す
ることができる。
従って、力計測値FY  は不感帯部805で前述の不
感帯処理が施され、力指令PFYとして合成回路801
に入力する。ここで、CPU82からの位置指令CX、
CY、C2,Cγ及び速度指令■X。
vy、vz、vyは零であるから8合成速度指令■J 
はPFYそのものでありY軸サーボ回路83bに速度指
令として入力し、パワーア/グ84hを介しY軸モータ
24を駆動する。従って、・・ンド5は外力が付与され
た方向のB点に向って、ノ・ンド5を持つ手の動きに追
従移動する。オペレータはハンド5がB点に到達すると
1手をノ・ンド5から離す。この時も不感帯部804〜
807によってドリフト現象が防止され、ハンド5はB
点に停止する。
このようにして、ダイレクトティーチによって第1のス
テップが実行される0 (d)一方、B点への移動である第1のステップをリモ
ートティーチによって行なうには、オペレータは、ティ
ーチングボックス86の移動指示キー 861 a〜8
65bを押下し、移動指示を与える。
これ、によficPU82はステップ■と同様カフィー
ドバックオン、不感帯幅設定を行なう0例えば。
前述のB点への移動には、速度指示スイッチ860で速
度を指示し、 Y(1)キー863bをオンとすると。
CPU82はこれを読み取シ、Y軸速度指令vYを発生
し2合成部85にこれを与える。従って。
ザーポ制御部83より パワーアンプ84を介し駆動電
流SYがY軸モータ24に供給され、ノ・ンド5はB点
に向って移動する。オペレータは、ノ1ンド5の移動を
確認しながら、適宜速度指示スイッチ860を操作し1
例えば予定のB点では低速指示を与えて、B点までハン
ド5を移動させ、Y■キー 863 bをオフとし、ハ
ンド5の移動を停止する。
■ このようにして、ダイレクトティーチ又はリモート
ティーチによってハンド5を目標位置の頭上のB点付近
に移動させると2次にオペレータはティーチングボック
ス86のZC)キー864aを押下する。これによって
CPU82はZ軸速度指令−vzを発生し2合成部85
へ与える。
ハンド5が円板9への接触前は力指令PFZ=0である
から、サーボ回路83Cへは2軸速度指令−Vzが指令
速度として出力され、2軸モータ26を速度制御する。
従って、吸着ノーンド5は円板9に向って指令速度v1
で下降する。
この下降動作中に次のような外力適応制御が行  ゝな
われる。これを第9図によって説明する。
ハンド5が円板9に接近中では力センサ3の力計測値F
Zは零であるから、V’Z=VZであシ。
Z軸モータ26はサーボ回路83Cによってノくワーア
ンプ84Cを介し速度制御され、ノ・ンド5を下降せし
める。
一方、ノ・ンド5が円板9に位置PK(時刻11)で接
触すると、力センサ3が板バネで構成されているからた
わみ、このたわみを検出する歪ゲージより力計測値FZ
が発生するが、不感帯幅Wzに対応ゴる押し付は力(力
計測値FZ)になるまで指令■Zで与えられた速度で移
動を続け1時刻t、でF″Z>WZとなることによって
、力指令PFZか発生する。従って9合成回路802の
出力■′zは(VZ−PFZ) となり、 合成速i指
令V’Zは、速度指令vzから力指令PFZが差し引か
れた形となシ、見かけ上達度指令値を小さくした形とな
シ。
ハンド5は減速し始める。力センサ3の平行板ノ(ネが
2軸モータ26の回転で更にたわみ、力計測値FZは上
昇し、)1ンド5は更に減速する。
最終的な平衡状態では1時刻1Gで位置Poで2軸モー
タ26が停止し、実速度値が零となる。この時入力指令
■zと力指令PFZが等しく、力指令PFZは力センサ
3の変形によって物体9への押し付は力F(1となるか
ら、入力指令■zは力指令として働く。従って、入力指
令vZの大きさが押し付は力を制御することになる。
この時の押し付は力は、入力指令vZによる力指令値と
不感帯幅Wに対応した力との和になシ。
一方、接近中の速度は入力指令vZだけに依存するので
、移動速度と押し付は力を独立に制御できる0 人力指令vZは接近時の速度指令値と押し付は力発生時
の力指令値の両方を兼ているため、速度計測値vzと力
計測値FZの出力レベルの相対的な大きさによっては、
1つの入力vZで最適な移動速度と、最適な押し付は力
の両方を同筒に満たせないおそれがある。
このため、力計測値FZのフィードバック量を可変にす
るための入力を設け、即ち、不感帯幅WZによって、速
度指令vzと不感帯幅Wzを独立に設定し、最適な速度
指令値と、力指令値とを1つの入力指令で得るようにし
ている。又、力計測値FZのフィードバックゲインを固
定できることがらt閉ループ制御系としてのループ利得
を一定に保ったtま(つまり制御系としての安定性を保
証しつつ)押し付は力を広い範囲で可変できること、及
びノ・ンド5が空中に浮いた状態で(つまシハンド5が
他の物体を押していない時)、入力をゼロとし、その場
所に止めておきたい時゛、カセンサ3の力計測値にオフ
セット変動があると、それによりカハンド5の位置がド
リフトすることがあるが、この実施例では、不感帯幅よ
シ小さなオフセット変動に対しては、不感になり、ドリ
フト現象はなくなる。
従って、力センサ3のたわみ(変形)により接触時のシ
ョックを吸収しつつ、モータ26の回転速度を連続的に
落としていき、速度が零となった所で、適切な押し付は
力を発生するという理想的な形とすることができる。
このようにして接近、接触、押し付けの3過程が連続的
に円滑に且つ自律的に行なわれる。
即ち、ロボットによる物体の取り出し作業等においては
、ロボットのハンドが物体に接近し、接触した後、一定
力で物体を押し付けて1把持を行っておシ、同様に物体
の取付は作業等においても。
相手物体に対し物体を把持したノ・ンドが相手物体に接
近し、接触した後、相手物体に把持した物体を一定力で
押し付け、はめ込み、取付けを行う。
本発明では、移動体であるハンドの前述の接近。
接触、一定力発生という3つの過程の制御を連続的に、
且つ自律的に行なうことができる。
即ち、接触の前後で連続的にモータの回転速度が落ちる
ため、接触時の衝撃を小さく抑えることができ、力セン
サ3のリニアな力出力値を使って速度制御モードから力
制御モードへ、タイミングよく、かつなめらかに切シ替
えていくことができる。また、押し付は力制御時は速度
計測値(実速度)のフィードバックは状態変数フィード
バックの、いわゆるダンピング項として働らくため、制
御系としても、1!わめて安定な形でおる。更に図のよ
うに、磁気ディスク9とスペーサー90を積み重ねたも
のを順に取り上げ、他の場所に移す時のように、ハンド
5が磁気ディスク9.又はスペーサー90を取る時の深
さが、変化していく場合でも、希望のハンド下降速度と
、希望の押し付は力が常に、かつ自動的に得られるため
、深さ方向の距離のティーチングが不用になって、ロボ
ットに作業を教示する人間の負担が軽くなり、ロボット
の知能化が一歩進むことになる。
又、この時、第10図031に示す如くX軸方向に位置
ずれがあり、ハンド5が円板9に接近中に治具6に接触
して、はめ合いが円滑に行なわれない場合にも、治具6
との接触に上り力センサ3からX軸の力計測値FXが第
9図(C)の如く発生し、FX>WXとなるとこれによ
って力指令PFXが出力され9合成回路800を介し合
成速度指令■′X(=+PFX)が発生し、X軸サーボ
回路83a及びパワーアンプ84aを介しX軸モータ1
0aが駆動され、この場合、パレット11a、即ち治具
6が図の矢印X方向に動き、ハンド5と治具6のX軸方
向の相対位置誤差が修正される。このことは、第10図
(5)のY軸に対しても同様であシ、結局最大抗力が不
感帯幅より小さい範囲では治具6に沿いながら、力セン
サ3のたわみによってハンド5と治具6の相対位置誤差
が吸収され、一方。
不感帯幅を越えると、前述の如くモータの駆動によって
相対位置誤差の修正が行なわれ、治具6の中心(円板9
の中心)とハンド5の中心が自動的に合わされていき、
挿入が実行される。この不感帯幅を変えることは、電気
的にみかけ上まさつ力を変えていることになる。
又、この時、第11図囚、β)の如<、x、y方向の相
対位置誤差が大きく、治具6の面取り部にハンド5が当
らず、水平部にbつた時には、Zeキー864aを押下
している間一定力で治具6の水平部を押゛し続けている
から、zeキー864aを押したまま、第11図(5)
の如く、オペレータが人の手HDでハンド5をY軸方向
に中心に近づく方向にダイレクトティーチの要領で軽く
押すと、力センサ3の外力のフィードバックによりハン
ド5が治具6の面取シ部にたどシつき、後は、前述の第
10図と同様に自然と面取シ部の斜面に沿ってハンド5
が治具6にはめ合っていく。第11図(B)に示す様に
X軸についても同様である。
この手で押す代シにX2■キー862b、X20キー8
62 a 、 Y■+−863b 、 Y□+ −86
38を適当に押下することによってハンド5を治具6゜
即ち円板9の中心に導くと、水平部を押しながら。
X−Y平面にハンド5が動き、やがて治具6の面取シ部
にたどシつき、同様にハンド5が治具6にはめ合ってい
く。
このようにして、第2ステツプが実行され、オペレータ
は速度指令を与えるだけで、ハンド5が自動的に下降し
、目標位置である治具6とはめ合って自動停止する。こ
れによってハンド5は正確に治具6(即ち9円板9)の
中心に位置することにな、9.X2軸、Y軸の要素が確
定する。
■ 次に、オペレータはティーチングボックス86のZ
eキー864bをオンとする。これによってCPU82
は、Z軸上弁速度指令+Vzを発し。
キー864bの押下中+Vzをバス89を介し合成回路
802に与え9合成速度指令+Vz =VzをZ軸サー
ボ回路83Cに与え、パワーアンプ84Cを介しZ軸モ
ータ26を駆動し、ハンド5をZ軸方向に上昇せしめる
。ハンド5が治具6から外に出た時も、前述の不感帯部
804〜807によってX2軸。
Y軸はその位置が保九れる。即ち不感帯なる非線形演算
を施すことにより人工的にクーロンまさっ特性を作シ出
しているため、一定収上の外力が付与されないと動かさ
れない。ハンド5が治具6から完全に出た所の所望の位
t#、(例えばB点)でキー86bの押下を止めると、
CPU82はZ軸速度指令Vz  を零とするので、ハ
ンド5の上昇は停止する。
■ 次に、オペレータはティーチングボックス86の終
了キー867を押下すると、CPU82は教示モードを
終了し、操作パネル80のキーボードからのコマンド受
は付は状態となる。
■ オペレータがこのキーボードからコマンドとしてP
OINT指示(POINT DISK)を入力する。こ
のコマンドによりCPU82は位置検出器88の各軸の
値x(Xt、xり、 Y、 Zt rをバス89を介し
読みとり、メモリ81に教示データとして座標テーブル
81bの「DI8KJ欄に格納する0 従って座標テーブル81bには、l’−POINTDI
SKJがステップ■で指示されると、 「DIsKJの
欄に各軸の位置が格納され、この位置は目標物品(円板
9)の真上の座標(例えば第7図のB点)を示すことに
なる。
以下9円板9をスピンドル12にはめ合わせるための教
示も同様にして行なわれる。
ここで1円板9が複数枚治具6に積層されていても「D
ISK」の欄の1つの座標値で次の再生モードで述べる
如く取シ出しが可能となる。即ち。
各円板9の深さ方向の教示を行なう必要がなく外力適応
制御によって取シ出しが円滑に行なわれる。
(e)  再生モードの説明 第12図は再生モードとしての前述の教示データによる
円板吸着動作(PICK DISK)の処理フロー図で
ある。
■ 操作パネル80より5TARTコマンドが入力され
ると、バス89を介しCPU82に動作開始命令が与え
られる。
これによって、CPU82はメモリ81の作業テーブル
81aの命令文を解読し、  「PIcKDISKJで
あると、吸着取出しくPICK)であると判別し、取出
し処理を開始する。
次に、CPU82はメモリ81の座標テーブル81aの
「DIsKJ欄を読み出し、前述のG点(x、、 y 
、 z )の座標を得、これによる位置指令CX!、C
Y、C2をバス89を介し、サーボ制御部83へ与え且
つ合成部85にx、y、z速度指令VXI、VY 、V
Zを与、する。
これによって、サーボ制御部83よF) パワーアンプ
84を介し駆動電流sx2.sy、szがX軸モータ1
0a、Y軸モータ24.Z軸モータ26に供給される。
従って、X軸(X2軸)モジュール1aのX軸モータ1
0alY軸モータ24.Z軸%−126が駆動されて、
真空吸着ハンド5はX軸モジュールla上のパレツ)l
laの治具6の円板9上の指示されたG点(第5図)に
位置決めされる。
■ 次に、CPU82はハンド位置検出回路88の各軸
の現在位置PX、、PY、PZからの所定のハンド位置
に到達したか否かを調べ、そして所定の位置に停止した
後の所定の時間経過後(0,5秒程度)、力センサ3の
振動停止とみなし、カフィードバックをオンとする。即
ち、力制御部87のスイッチ808をオンとし、力制御
部87の出力PFZを合成部85へ入力可能とする。
■ CPU82は、バス89を介し速度指令値vZを合
成部85へ与える。前述の如く9円板9への接触前は力
指令PFZ=Oであるから、サーボ回路83Cへは指令
速度として出力され、Z軸モータ26を速度制御する。
従って、吸着ハンド5は円板9に向って指令速度v1で
下降する。
一方、CPU82はバス89を介し力制御部87のA/
Dコンバータ809の力計測値FZを監視し。
FZが所定の値Mとなると、吸着ハンド5が円板9に接
触したと判定する。
これとともに前述の如く外力適応制御に自律的に移行す
る。
即ち、ステップ■で説明した。ハンドの前述の接近、接
触、一定力発生という3つの過程の制御を連続的に且つ
自律的に行なうことができる。
更に図のように、磁気ディスク9とスペーサー90を積
み重ねたものを贋に取り上げ、他の場所に移す時のよう
に、ハンド5が磁気ディスク9゜又はスペーサー90を
取る時の深さが、変化していく場合でも、希望のハンド
下降速度と、希望の押し付は力が常に、かつ自動的に得
られるため。
深さ方向の距離のティーチングが不用になって。
ロボットに作業を教示する人間の負担が軽くなり。
ロボットの知能化が一歩進むことになる。
■ このようにしてハンド5が治具6にはめ合い、更に
Z軸が停止すると、CPU82はバス89を介し、吸気
チューブの負圧を検出する図示しない圧力センサの出力
を監視し、吸着ハンド5が円板9を吸着したかを検出す
る。
吸着ハンド5が治具6に対して若干傾いてはめ合うと、
吸着面50と円板9にすきまが生じ、前述の所定の押し
付は力Fzが付与されても円板9を吸着できない。従っ
て、このような事態を救済すべく、吸着していない時に
は9次のような救済動作を行なう。
先づ、CPU82はバス89を介しY軸、Y軸の不感帯
部804 、805の不感帯幅を零にする。即ち、傾き
はX、Y方向のハンド5の姿勢によるものであるから、
この方向の最大抗力を零とする。
次に、CPU82は、Z軸の押し付は力を増すべく、速
度指令Vzをα分増加し、従ってZ軸モータ26aを駆
動する。そして前述と同様吸着したかを判定し、吸着し
ていないと、更に速度指令をα分増加し、Z軸モータ2
6aを駆動する。これを複数回繰返しく図では10回)
、それでも吸着しないと、吸着動作をあきらめ、エラ一
番号を設定し、ステップ■へ進む。逆に吸着したと判定
すると、直ちにステップ■へ進む。
■ 前述のステップ■で救済動作によらず吸着したとす
ると2次にCPU82はハンド位置検出回路88のX、
Y座標P、、PYをバス89を介し読み出し、バス89
を介しメモリ81の座標テーブル81bの「DISK」
欄のX座標(ここではX2座標)及びX座標を書き替え
る。これによって。
外力適応制御による相対位置ずれの吸収結果を教示デー
タに反映することができ、B点の座標は相対位置ずれの
ない座標に置き代えられる。
■ 次に、ステップ■、■が終了すると、CPU82は
Z軸速度指令値■Zを零とし、押し付は力を解除し2次
に前述のスイッチ808をオフとしてカフィードバック
をオフとするか、オフセット値を力センサの振動振幅よ
り大きな値とする。
更にCPU82は、吸着ハンド5を上昇すべく。
前述の座標テーブル81bのrDIsKJ a(D座標
を読み出し、ステップ■と同様にしてB点へ戻す。
これによって9円板9の取出しが行なわれる。
次に、この取如出した円板9をスビ/ドル12にはめ合
わせるには、前述と同様に作業テーブル81aの次+7
)シーケンス−110’C1[PLACESPINDL
Ejを読出し、これによって座標デープル81bの「5
PINDLBJの欄の座標を読出し。
ステップ■、■、■と同様にしてZ方向に下降せしめ、
スピンドル12への接近、接触、押し付けを行い、スピ
ンドル12とはめ合い後、吸着を解除して円板9のスピ
ンドル12への取付けを行う。
この時もステップ■と同様に相対位置誤差の修正が行な
われ、ステップ■と同様図のD点に戻る。
ステップ■により、絶対的位置で示された教示データを
、教示データに基いて状態適応制御して相対位置ずれ補
正した動作結果によって教示データを修正することがで
きる。
(f)  他の実施例の説明 第10図はCPU82の処理説明図である。この例では
1合成部85及び力制御部87の機能をCPU82のプ
ログラムの実行によって行なうものである。
CPU82はメインルーチンにおいて、教示データのコ
マンドを解析し、これを実行して各軸の位置指令、速度
指令、力指令を作成し、バス99を介しサーボ制御部8
3へ出力し、又位置検出部88からの現在位置Pγ〜P
X、によって各軸の位置及び力センサ3の力計測値FX
〜FrをD/Aコンバータを介し監視する。
そして、カフィードバックオフモードでは、スイッチが
矢印点線の如く接続され、指令位置と指令速度をそのま
まサーボ制御部83へ与えて、各軸サーボ回路83a〜
83dを介し各軸を指令位置に位置決めする。一方、カ
フィードバックモード4オンにおいては、スイッチが矢
印点線の如く接続され、所定周期でカフィードバック制
御の割込み処理ルーチンを実行する。即ち、力センサ3
の力計測値FX−Frをオフセット補正し、さらに不感
帯処理して、帰還利得αを掛は制御出力PFX、PFZ
を得、これを指令速度又は指令力から差し引いたものを
指令速度■′γ〜V’x、としてバス99を介しサーボ
制御部83へ与える。
この場合、帰還利得αは、第9図囚の減速の傾きを制御
し、前述の不感帯と同様に、指令速度と  べ押し付は
力を一つの入力で制御することができる。
従って、力指令PFは=α・(F−W)となる。
(g)  別の実施例の説明 前述のサーボ回路83として1本発明者等の提案による
関数発生部と閉ループ制御部とから成るものを利用する
と、一層、安定なサーボ系が実現できる0このサーボ回
路は9例えば雑誌「日経エレクトロニクス1981.9
.28号」(日経マグロウヒル社発行)等において周知
であるので詳述しない。
又、ロボットをX軸が分割された直交型のもので説明し
たが、他の直交型ロボット、円筒座標型ロボットにも適
用でき、更にスカラー多関節型等のロボットであっても
よい。
更に動作例として磁気ディスク装置の組立てを例に説明
したが、これに限られず、他の動作であってもよく、ハ
ンド5も真空吸着ハンドに限らず。
電磁吸着ハンド、把持ハンド、フック状のノ・ンド。
電動ドライバ等地の作業用のものであってもよく。
更に、力検出手段は手首に設けられる力センサに限らず
、ハンド、アームに装着され、対象物体(人間の手を含
む、ロボットが外力として検知しうる情報を発するもの
)との距離を接触あるいは非接触で検出するセンサであ
ってもよい。従って。
ハンド、センナは作業の内容に応じて適宜選択できる。
以上本発明を実施例により説明したが1本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であシ。
本発明からこれらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に9本発明によれば、予定の位置の頭上
の位置付けした後、速度を指示するだけでよいから教示
操作が極めて容易となるという効果を奏する他に、予定
の位置も正確でなくてよいから、一層教示操作が容易と
なるという効果も奏し、複雑化する作業の教示を容易に
し、従って従来問題となっていた教示の操作の面到によ
る複雑作業の実現不能を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細説明 第2図は本発明の一実施例全体構成図。 第3図は第2図構成の力センサの構成図。 第4図は第2図構成の要部回路図。 第5図は第2図構成のティーチングボックスの構成図。 第6図は第2図構成のメモリの内部構成図。 第7図は第2図構成の一実施例作業動作説明図。 第8図は本発明による教示モードの動作処理フロー図。 第9図は第8図処理フローにおける動作説明図。 第10図、第11図は第8図処通フローにおける動作説
明図。 第12図は再生モードとしての吸着作業処理フロー図。 第13図は本発明の他の実施例説明図である。 図中、3・・・力センサ。 5・・・作業部。 8・・・制御装置。 9・・・対象部材。 MT・・・移動手段。 86・・・ティーチングボックス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作業部を作業空間内で移動させる移動手段と、 該作業部に加わる外力を検出する力検出手段と、移動指
    令と該力検出手段の検出出力に対応する力指令との合成
    を合成移動指令として該移動手段を移動制御する制御手
    段とを有する自動作業装置における教示制御方法におい
    て、 教示者の操作に従って該制御手段が該移動手段を移動制
    御して作業対象位置の頭上に該作業部を移動する第1の
    ステップと、 該教示者の操作に応じて該制御手段が該作業対象位置方
    向の移動指令を発し、該合成移動指令により該移動手段
    を移動制御して該作業部を該作業対象位置方向に移動さ
    せながら、該力検出手段からの作業対象方向以外の方向
    の検出外力に追従して該移動手段を該作業対象方向以外
    の方向に移動制御する第2のステップとを有し、 該作業部を該作業対象位置に導いて教示を行なうことを
    特徴とする自動作業装置の教示制御方法。
  2. (2)前記第1のステップが、前記教示者が前記作業部
    を手動操作することによって与えられる外力を前記力検
    出手段が検出して得た力指令によって前記制御手段が前
    記移動手段を移動制御するステップであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の自動作業装置の教
    示制御方法。
  3. (3)前記第1のステップが、前記教示者が操作によっ
    て与える移動指示に応じて前記制御手段が前記移動指令
    を発して前記移動手段を移動制御するステップであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の自動作
    業装置の教示制御方法。
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