JPS61269016A - 静電容量型エンコ−ダ - Google Patents

静電容量型エンコ−ダ

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JPS61269016A
JPS61269016A JP11182685A JP11182685A JPS61269016A JP S61269016 A JPS61269016 A JP S61269016A JP 11182685 A JP11182685 A JP 11182685A JP 11182685 A JP11182685 A JP 11182685A JP S61269016 A JPS61269016 A JP S61269016A
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Yoshihiro Arai
荒井 喜博
Koji Sasaki
康二 佐々木
Takanori Osaki
大崎 貴紀
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は静電容量型エンコーダ、特に回転板の回転変位
量を電気的に検出する静電容量型エンコーダの改良に関
する。
[背景技1] 従来よりエンコーダを用いた各種の測定装置が周知であ
り、この測定装置は装置本体上を移動し被測定物に接触
する測定子を含み、該測定子の移動量をエンコーダを用
いて測定し、その値を表示器上にデジタル表示している
ところで、この種の測定装置に用いられるエンコーダと
して、従来より静電容量型エンコーダが周知であり、今
日このような静電容量型エンコーダに対しては装置の携
帯性及び操作性の向上を図る上からその小型化及びl1
ffi化が要請されている。
1上些五旦盈韮 第4図及び第5図にはこのような従来の静電容量型エン
コーダが示されており、このエンコーダは、測定子の移
動量に応じて回転する回転軸10aにより本体に回転可
能に取り付けられた回転板10と、この回転板10に対
向配置するよう本体に取り付けられた固定板12と、を
含み、固定板12に対する回転板10の回転変位量を検
出するものである。
このため、前記固定板12の表面には、複数の単位電極
板14aがその円周方向に沿って等間隔に輪状配置され
送信電極14を形成している。これら各単位電極板14
aには電圧印加回路16により所定の位相、実施例にお
いては45°ずっ位相をずらせた正弦波あるいは矩形波
の交流電圧が印加され、8相分の単位電極板14aを1
単位と16電極ユニツト100が複数組形成されている
また回転板10の表面には、前記電極ユニット数と同数
の受信電極18が設けられ、各受信電極18はそれぞれ
各電極ユニット100に含まれる連続した所定枚数の単
位電極板14aと対向するよう形成されている。
第5図に示すエンコーダにおいて、この受信電極18は
、4個の連続した単位電極板群、すなわち基準電圧V1
と、この基準電圧v1に対し45゜9G” 、  13
5°ずつ位相がずれたV 、■ 、v4の各電圧が印加
される4枚の単位電極板14aに跨がって対向配置され
ている。
また回転板10の表面には、各受信電極18の間に位置
するアース電極20が設けられており、各受信電極18
及びその他からの静電容昌の干渉による悪影響を防止し
ている。
以上の構成とすることにより、回転板10を回転させる
と、送信電極14と受信電極18とが相対移動すること
になり、受信電極18からは周知のように回転板10の
回転変位量に応じた周期変化を有する静電容量信号V。
が検出される。
このようにして回転板10上の受信Wi18にて得られ
る電圧■。を本体側に取り出すため、固定板12の表面
には、送信電極14の内側に位置してリング状の出力電
圧22が設けられている。
そして、前記受信電極18は、固定板12上に設けられ
た送信電極14及び出力電極22の双方に跨がって対向
配置するよう形成されている。
以上の構成とすることにより、このエンコーダによれば
、受信電極18にて得られる静電容量信号v0を、回転
板10と固定板12との機械的な接触を用いることなく
静電結合を介して本体側に出力し回転板10の回転変位
量を正確に測定することができる。
しかし、この従来の静電容量型エンコーダは、単に1枚
の固定板12上にほぼリング状に形成された1個の送信
電極14及び出力電極22を設けているのみであるため
良好な測定精度、検出分解能を維持しようとする場合は
、固定板12を小さくすることができず、この結実装置
を固定板12の幅方向へ向は小型化することができない
という欠点があった。
すなわち、このように1枚の固定板12上に送信電極1
4及び出力電極22の双方を設けると、これら両電極1
4.22の間に静電容量の干渉による悪影響が発生しや
すい。このような問題を除去するためには、固定板12
上において送信電極14と出力電極22の極間距離を大
きく設定し、かつ両電極14.22間にリング状のアー
ス電極24を設けてやることが必要となる。この結果、
このような従来のエンコーダでは、固定板12の形状が
太き(しかもこの表面電極構造が複雑となることが避け
られず、この結果固定板12が大きくなり装置全体の回
転半径方向へ向けた小型化を図ることができないとう問
題があった。
1ユ1すU」医員 このような静電容量の干渉による影響を除去し、エンコ
ーダの回転半径方向に対する小型化を図る↓ ため、昭和59年10月29日付で特願昭59−228
785号に係る出願を行った。
第6図及び第7図にはこの出願に係る静電容量型エンコ
ーダが示されており、前記第1の背景技術と対応する部
材には同一符号を付しその説明は省略する。
このエンコーダは、回転軸10aにより本体に回転可能
に設けられた回転板10と、この回転板10を介して互
いに対向配置するよう本体に固定された第1の固定板3
0及び第2の固定板32と、を含む。
第7図には、第1の固定板302回転板10及び第2の
固定板32の各表面構造が示されており、同図において
回転板10の表面は、第1の固定板30への対向面と第
2の固定板32への対向面とに分解して図示している。
前記第1の固定板12及び回転板10の各表面には、前
記第1の背景技術と同様に、送信電極14、受信電極1
8及びアース電極20がそれぞれ形成されている。
回転板10上に形成された受信電極18にて得られる電
圧v0を本体側に取り出すために、回転板10の第2の
固定板32の対向面に結合電極34が設けられ、該結合
電極34は各受信電極18と電気的に接続されている。
ここにおいて前記結合電極34は回転板10の表面に円
周方向に沿ってリング状に形成されている。
そして、第2の固定板32の表面には、前記結合電極3
4と対向するようリング状に形成された出力電極22が
設けられ、この出力電極22と結合電極34との静電結
合により受信電極18にて誘起される静電容量信号■。
を出力電極22から出力する。
そして、この出力電極22から出力される信号voと、
検出回路36内において設定された基準電圧v1と比較
することにより、その位相差φに基づき回転板10の回
転変位聞を検出することができる。
このように該エンコーダによれば、送信電極14、受信
電極18.結合電極34及び出力電極22を、それぞれ
第1の固定板30、回転板10及び第2の固定板32の
各表面にそれぞれ設けている。このため、これら各固定
板30.32及び回転板10の表面上に設けられた各電
極は他の種類の電極との静電容量の干渉を考慮する必要
がなく、この面から各電極14.18.34及び22を
検出精度を損わない範囲で小型化するこ、とができる。
特に、このエンコーダは、前記第1の背m技術のように
送信電極14と出力電極22との静電容量による干渉を
考慮する必要がないため、前記第1の従来技術と同一の
検出精度であるならばこの送信電極14の半径を大幅に
小さくすることができ、この結果エンコーダの回転半径
方向への小型化を図ることが可能となる。
なお、このエンコーダは、前記第1の背景技術に比し、
第2の固定板32を設けているため回転軸10a方向に
この分だけ厚くなるが、回転板10とこれら第1及び第
2の固定板30.32の間隔は極めて小ざく、具体的に
は1/10m−程度であるため、このように第2の固定
板32を設けることにより発生する軸方向への厚みの増
加はほとんど無視することができる。
ト [発明が解決しようとする問題点] ところで、このような静電言渋型エンコーダにおいて、
その検出分解能を高めるためには、送信電極14を構成
する各単位電極板14aの面積及び間隔を適切な値に維
持したまま、この電極板14aの枚数を増加することが
必要となる。
従って、従来のように、中位電極板14aを輪状配列し
てなる送信電極14を有するエンコーダでは、その検出
分解能を高めようとすると送信電極14の半径が大きく
なることが避けられず、回転半径方向へ向けた小型化と
検出分解能の向上という2つの要求を同時に満たすこと
ができないという欠点があった。
また、静電客員型エンコーダでは、回転板10、第1及
び第2の固定板30.32を偏心、振れ及び傾きなどを
発生させることなく形成することが難しく、これらが誤
差要因として働き、測定誤差を引き起こすという問題が
あった。
1更匹亘蓋 本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は測定精度が高くしかも回転半径方向へ
向けた小型軽ω化を図ることが可能な静電容量型エンコ
ーダを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明の静電容量型エンコー
ダは、本体に回転可能に設けられた回転板と、その回転
板を介して互いに対向配置するよう本体に固定された第
1の固定板及び第2の固定板と、を含む。
そして、前記第1の固定板上には、第1の送信電極及び
第2の送信電極がそれぞれ同心円上に輪状配列されてい
る。前記第1の送信−極は、それぞれ位相の異なる交流
電圧が印加される複数の単位電極板を第1の固定板表面
にその円周方向に沿って等間隔に輪状配列することによ
り形成されている。また前記第2の送信電極は、前記第
1の送信電極の各単位電極板と180°位相の異なる交
流電圧がそれぞれ印加される複数の単位電極板を第1の
送信電極の内側に円周方向に沿って等間隔に輪状配列し
て形成されている。
すなわち、第1及び第2の送信電極はそれぞれ同心円上
に輪状配列された同数の単位電極板からなり、その中心
から等しい角度に位置する各単位電極板には180°位
相の異なる電圧がそれぞれ印加されている。
また、前記回転板には、前記第1の送信電極及び第2の
送信電極に向けそれぞれ対向配置され同位相の信号を受
信する第1の受信電極及び第2の受信電極が設けられて
いる。更にこの回転板には、前記第1及び第2の受信電
極と電気的に接続され、前記第2の固定板に対向配置さ
れた結合電極が設けられている。
また、前記第2の固定板には結合電極と対向配置された
出力電極が設けられている。
[作用] このように、本発明によれば、検出精度を決定する送信
電極として第1の送信電極及び第2の送信電極という2
系列の送信電極を有しているため、送信電極が1系列し
かない従来のエンコーダに比し、その大きざが同一であ
れば、約2倍の精度で″I″4i″″M ’fi−11
(f2 ffi ’E−’a tB t 6 L:、 
L“134“   (従来′7)1ン0−ダ8同−精度
1ある場合11各送     1信電極を構成する単位
電極板の数が約172となり、その結果、エンコーダを
その回転半径方向へ大幅に小型化することが可能となる
更に、本発明によれば、第1の送信電極及び第2の送信
電極を構成する単位電極板にはそれぞれ180°位相の
異なる交流電圧が印加され、第1の受信電極及び第2の
受信電極はこれら第1の送信電極及び第2の送信電極か
ら同位相の電圧信号を静電結合により受信している。こ
のため、各固定板及び回転板に偏心、振れあるいは傾ぎ
などの誤差要因が存在していても、このような誤差要因
により引起こされる測定誤差成分は前記第1及び第2の
受信電極の出力を結合電極にて合成することにより互い
に相殺され、出力電極からはこのような誤差要因の有無
に拘りなく正確な測定信号を得ることが可能となる。
[実施例1 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。な
お前記第6図、第7図に示す従来装置と対応する部材に
は同一符号を付しその説明は省略する。
第1図及び第2図には本発明に係る静電容量型エンコー
ダの好適な実施例が示されており、本発明の特徴的事項
は、回転板10、第1及び第2の固定板30.32の表
面に設けられる電極構造を改良することにより、静電容
量型エンコーダを小型化し、かつその検出精度を向上さ
せたことにある。
このため、本発明の第1の固定板30の表面には、第1
の送信電極14A及び第2の送信電極14Bがそれぞれ
同心円上に輪状配置されている。
前記第1の送信電極14Aは、複数の単位電極板14a
が第1の固定板12の表面外側にその円周j     
方向に沿・て等間隔に輪状配列して形成されている。ま
た、前記第2の送信電極14Bは、前記第1の送信電極
14Aと同数の単位電極板14bを第1の固定板12の
表面内周側に位置して等間隔に輪状配列して形成されて
いる。
実施例においてこれら第1の送信電極14A及び第2の
送信電極14Bは共に16枚の単位電極板14a及び1
4bからなり、外周側に位置する単位電極板14aと内
周側に位置する単位電極板14bは共にその中心軸が第
1の固定板30の中心0に対しそれぞれ同一直線上に位
置するよう取り付は固定されてい把。
そして第1の送信電極14の各単位電極板14aには、
電圧印加回路16により所定の位相、実施例においては
45゛ずつ位相をずらせた正弦波あるいは矩形波の交流
電圧が印加され、O〜315゜までの8相電極板を1単
位とする2組の電極ユニットが形成されている。
また第2の送信電極14Bの各単位電極板14bには、
電圧印加回路16により各単位電極板14aに対し18
0°位相をずらせた正弦波あるいは矩形波からなる交流
電圧が印加され、同様にして0〜315°までの8相電
極板14bを1単位とする2組の電極ユニットが形成さ
れている。
すなわち、第2図に示すように、第1の送信電極14A
には、中心線A上に位置する単位電極板14aを始点と
して0.45′″、 90’・・・と順次位相をずらせ
た交流電圧が印加され、第2の送信電極14Bには前記
中心線Aに対し電気角で180°だけ位相をずらせた中
心線B上に位置する単位電極板14bを始点として0.
45°、90°・・・と順次位相をずらせた交流電圧が
印加されることになる。
また、回転板10の表面には、その外周側に前記第1の
送信電極14Aの電極コニット数と同数の2組の第1の
受信電極18A、18Aが設けられ、この2組の受信電
極18A、18Aは回転中心を挟んで点対称に配置され
、第1の送信電極14Aに含まれる連続した4個の単位
電極板14aとそれぞれ対向している。
また、この回転板10の表面内周側には、前記第2の出
力電極14Bの電極ユニット数と同数の2組の受信電極
18B、188が回転中心を介しほぼ点対称に設けられ
、これら2組の第2の受信電極18B、18Bは前記第
2の送信電極14Bに含まれる連続した4枚の単位電極
板14bとそれぞれ対向している。
ここにおいて、前記第1及び第2の受信電極18A及び
18Bはそれぞれ同位相の信号を受信可能とするため、
回転中心に対し機械的に90・位相    ゛の異なる
位置にそれぞれ設けられている。このようにすることに
より、例えば第1の受信電極18八が第1の送信電極1
4AのO〜135°の範囲の交流電圧が印加されている
4枚の単位m4j板14aと対向している場合には、同
様に第2の受信電極18Bは第2の送信電極14BのO
〜135”の範囲の4枚の単位電極板14bと対向し、
両受信電極18A及び18Bからは同位相の信号を出力
することができる。
更に、この回転板14の表面には、各受信電極18間に
アース電極20が配設されており、各受信電極18間及
びその他からの静電容量の干渉による悪影響を防止して
いる。
このようにして、これら第1及び第2の受信電極18A
及び18Bには、回転板1oの回転変位量に対応する電
圧V。がそれぞれ誘起されることになる。
そして、第1及び第2の受信電極18A及び18Bにて
得られた同位相の電圧V。を本体側に取り出すために、
回転板10の第2の固定板32と対向する面に結合電極
34が設けられ、該結合電極34を前記第1及び第2の
受信電極1゛8八及び18Bと電気的に接続している。
また、第2の固定板32の表面には、前記結合電極34
と対向するよう出力電極22が設けられており、この出
力電極22は前記結合電極34と静電結合し、第1及び
第2の受信電極18A及び18Bにて誘起される信号を
出力している。
そして、この出力電極22から出力される検出信号V。
は、検出回路36内において、基t1!電圧v1と比較
され、その位相差φに基づき回転板10の1転変位量が
検出される。
以上説明しように、本発明によれば、第1の固定板30
上に2組の送信電極、すなわち第1及び第2の送信電極
14A及び14Bを設け、回転板10上に設けられた第
1及び第2の受信電極18A及び18Bにより回転板1
0の回転変位量に対応した信@voをそれぞれ得ること
ができる。そして、このように2組の受信電極18A及
び18Bの信号V。を回転板10上に設けた結合電極3
4と第2の固定板32上に設けた出力電極22との静電
結合により、出力電極22から取り出し、回転板10の
回転変位量の検出を行っている。
このように、本発明によれば、二基列の送信電極14A
、14B、受信電極18A、18Bから回転板10の回
転変位量に対応した信号■。を発生させ、これら両系列
から出力される信@V oに基づき回転板10の回転変
位量を検出しているため、送信電極14及び受信電極1
8を一系列しか設けないエンコーダに比し、約2倍の検
出分解能をもって回転板10の回転変位量を検出するこ
とが可能となる。
従って、例えば第6図及び第7図に示すように、32枚
の単位電極板を輪状配列した1個の送信電極14のみを
形成したエンコーダと同一の検出精度を得ようとする場
合には、本実施例のごとく、第1の送信電極14A及び
第2の送信電極14Bをそれぞれ16枚の単位電極板1
4a及び14bを輪状配列して形成すればよい。このと
き、16枚の単位電極板を輪状配列してなる第1及び第
2の送信電極14A及び14Bの半径は、32枚の単位
電極板を輪状配列してなる送信電極14の半径より大幅
に小さくなり、この結果、従来のエンコーダに比し、同
一の検出精度すなわち分解能を得る場合には、その幅方
向すなわち回転板10の半径方向への大きさを十分に小
さくし、エンコーダ自体の小型化を図ることが可能とな
る。
更に、本発明によれば、第1の送信電極30及び回転板
10上に、位相を異にした二基列の送信電極14A及び
14B及び受信電極18A及び18Bを設けているため
、各固定板30.32及び回転板10に偏心、振れ又は
傾きなどが存在しても、これらの影響を受けることなく
回転板10の回転変位量を正確に検出することが可能な
る。
11血皇亙ユ1 第3図には、本発明に係る静電容山型エンコーダを、ワ
ークの内径を測定する測定装置に用いた場合が示されて
いる。
実施例の測定装置は、円筒形状に形成されたフレーム本
体40の先端に設けられ矢印Yで示す半径方向に進退す
る内径測定子42と、フレーム本体46内に収納され矢
印2で示す軸方向に進退しその先端部44にて測定子4
2の内側と当接するスピンドル46と、を含む。
実施例において、前記測定子42は、フレーム本体40
の先端部に120°の角度間隔をもって3個設けられて
おり、各測定子42は板バネ48によりその内側に付勢
されスピンドル46の先端部44と当接している。
ここにおいて、スピンドル46の先端81144は円錐
形状に形成されており、各測定子42の内面は先端部4
4の円錐形状に沿って当接するよう切り欠き形成されて
いる。
そして、実施例の測定装置は、スピンドル46に一体的
に設けられたシンプル50を回転操作し、スピンドル4
6を矢印Zで示す軸方向に向は進退させることにより、
その先端部44により測定子42を半径方向に向けて進
退させている。
従って、フレーム本体40の先端部に設けられた3個の
測定子42がワークの内面と3点接触する状態を検出す
ることにより、ワークの内径をスピンドル46の7方向
への変位量として検出することができる。
実施例の装置は、このようなスピンドル46の変位量を
本発明に係るエンコーダを用いて検出し、検出変位量に
応じた電気信号パルスを計数回路に入力している。計数
回路は、エンコーダの出力する電気信号パルス信号を計
数し、その計数値をフレーム本体40の側面に設けられ
たデジタル表示器上にデジタル表示している。
1      本実施例の装置に用いられる、エンコー
ダは、フレーム本体40に固定された第1及び第2の固
定板30.32と、これら第1及び第2の固定板30.
32の間に設けられスピンドル46の移動量に応じ回動
する回転板10と、を含む。
前記第1及び第2の固定板30.32は、はぼドーナツ
型に形成され、その中央に設けられた挿通穴30a、3
2aにスピンドル46が進退自在に挿通された状態でフ
レーム本体40の基台52に固定されている。
また、回転板10もほぼドーナツ型に形成され、スピン
ドル46の周囲に回動可能に設けられた回転円筒54上
に前記第1及び第2の固定板30゜32と対向するよう
配置されている。
ここにおいて、回転円筒54には、その内周に係合ビン
56が設けられ、このビン56がスピンドル46の外周
にその進退方向に沿って設けられたキー溝58に係合さ
れている。
また、回転円筒54のスピンドル軸方向変位を阻止する
ためのスラストアンギュラコンタクトベアリング60が
設けられている。
従って、シンプル50を回転操作し、スピンドル46を
回転させながら図中7で示す軸方向に進退させると、ビ
ン56とキー溝58との係合により回転円1154がス
ピンドル軸方向に変位することなく回転され、該スピン
ドル46の変位量に応じて回転板10が第1及び第2の
固定板30,32との間に一定のクリアランスを保った
まま回転されることになる。
従って、実施例の測定装置によれば、矢印Yで示す測定
子42の半径方向への変位のを、本発明のエンコーダを
用いて回転板10の回転変位量として正確に検出し、こ
の結果、ワークの各種内径の測定を正確に行うことが可
能となる。
また、前記実施例においては、本発明のエンコーダを、
ワークの内径測定用の測定装置に適用した場合を例にと
り説明したが、本発明はこれに限らず、マイクロメータ
、ダイヤルゲージ、マイクロゲージ及びその他の測定装
置に適用可能であることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、装置全体を小型
化しかつ高い検出精度で回転板の回転変位量を検出する
ことが可能な静電容量型エンコーダを得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る静電容邑型エンコーダの好適な実
施例を示す説明図、 第2図は第1図に示すエンコーダの電極構造を示す説明
図、 第3図は本発明のエンコーダを用いた測定装置の構造説
明図、 第4図及び第5図は静電容量型エンコーダの第1の前提
技術を示す説明図、 第6図及び第7図は静電容量型エンコーダの第2の前提
技術を示す説明図である。 10 ・・・ 回転板 14A  ・・・ 第1の送信電極 14B  ・・・ 第2の送信電極 14a  ・・・ 単位電極板 14b  ・・・ 単位電極板 18A  ・・・ 第1の受信電極 18B  ・・・ 第2の受信電極 22 ・・・ 出力電極 30 ・・・ 第1の固定板 32 ・・・ 第2の固定板 34 ・・・ 結合電極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体に回転可能に設けられた回転板と、この回転
    板を介して互いに対向配置するよう本体に固定された第
    1の固定板及び第2の固定板と、を含み、 前記第1の固定板には、位相の異なる交流電圧が印加さ
    れる複数の単位電極板を円周方向に沿って等間隔に輪状
    配列してなる第1の送信電極と、この第1の送信電極の
    内周側にその単位電極板と180°位相の異なる交流電
    圧が印加される複数の単位電極板を円周方向に沿って等
    間隔に輪状配列してなる第2の送信電極と、が設けられ
    、 前記回転板には、前記第1の送信電極及び第2の送信電
    極に向けそれぞれ対向配置され同位相の信号を受信する
    第1の受信電極及び第2の受信電極と、これら第1の受
    信電極及び第2の受信電極と電気的に接続され前記第2
    の固定板に対向配置された結合電極と、が設けられ、 前記第2の固定板には、前記結合電極と対向配置された
    出力電極が設けられ、 回転板の回転により変化する出力電極の出力信号に基づ
    き回転板の回転変位量を検出することを特徴とする静電
    容量型エンコーダ。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載のエンコーダにおいて
    、 第1の送信電極は、それぞれ45°位相の異なる交流電
    圧が印加される16個の単位電極板からなり、前記第2
    の送信電極は、第1の送信電極の各単位電極板に対し1
    80°位相の異なる交流電圧が印加される16個の単位
    電極板からなることを特徴とする静電容量型エンコーダ
  3. (3)特許請求の範囲(2)記載のエンコーダにおいて
    、 前記第1の受信電極は、回転板上に回転中心を介して点
    対称に位置し、前記第1の送信電極の連続する4枚の単
    位電極板とそれぞれ対向するよう形成された2枚の電極
    板を含み、 前記第2の受信電極は、回転板上に回転中心を介して点
    対称に位置し、かつ前記第1の受信電極に対し90°位
    相が異なるよう設けられ、前記第2の送信電極の連続す
    る4枚の単位電極板とそれぞれ対向するよう形成された
    2枚の電極板を含むことを特徴とする静電容量型エンコ
    ーダ。
JP11182685A 1985-05-23 1985-05-23 静電容量型エンコ−ダ Granted JPS61269016A (ja)

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JP11182685A JPS61269016A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 静電容量型エンコ−ダ
GB8612439A GB2176013B (en) 1985-05-23 1986-05-22 Variable capacitance type encoder
DE19863617335 DE3617335A1 (de) 1985-05-23 1986-05-23 Encoder vom drehkondensator-typ
US07/183,975 US4843387A (en) 1985-05-23 1988-04-20 Variable capacitance type encoder
US07/185,348 US4879552A (en) 1985-05-23 1988-04-20 Variable capacitance type encoder

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JPH0412810B2 JPH0412810B2 (ja) 1992-03-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003207307A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Mitsutoyo Corp 絶対位置測定装置
WO2019116716A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 株式会社村田製作所 回転型エンコーダ

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JP2003207307A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Mitsutoyo Corp 絶対位置測定装置
WO2019116716A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 株式会社村田製作所 回転型エンコーダ

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