JPS61268891A - スクリユ圧縮機等のスクリユロ−タ - Google Patents
スクリユ圧縮機等のスクリユロ−タInfo
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- JPS61268891A JPS61268891A JP11173785A JP11173785A JPS61268891A JP S61268891 A JPS61268891 A JP S61268891A JP 11173785 A JP11173785 A JP 11173785A JP 11173785 A JP11173785 A JP 11173785A JP S61268891 A JPS61268891 A JP S61268891A
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C1/00—Rotary-piston machines or engines
- F01C1/08—Rotary-piston machines or engines of intermeshing engagement type, i.e. with engagement of co- operating members similar to that of toothed gearing
- F01C1/082—Details specially related to intermeshing engagement type machines or engines
- F01C1/084—Toothed wheels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary-Type Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、スクリエ圧縮磯等のスクリュロータ、特に、
低圧で大容量のスクリュ圧縮機に適したスクリュロータ
の歯形に関する。
低圧で大容量のスクリュ圧縮機に適したスクリュロータ
の歯形に関する。
(従来の技術)
従来、スクリュ圧縮機のスクリュロータの歯形として、
歯数4の雄ロータと歯数6の雌ロータ(以下、これらが
噛合する歯形を4−6歯形という)を用いて、中圧(3
kgf/c+*”g)の無給油式スクリュ圧JIi!磯
用に体積効率の向上を図ったもの(以下、4−6α歯形
という。特開昭59−196988号公報)、高圧(7
kgf/ cm2g)の油冷式スクリエ圧f!磯用に、
特に、油膜によるシール効果の向上を図ったもの(以下
、4−6β歯形という)がある。
歯数4の雄ロータと歯数6の雌ロータ(以下、これらが
噛合する歯形を4−6歯形という)を用いて、中圧(3
kgf/c+*”g)の無給油式スクリュ圧JIi!磯
用に体積効率の向上を図ったもの(以下、4−6α歯形
という。特開昭59−196988号公報)、高圧(7
kgf/ cm2g)の油冷式スクリエ圧f!磯用に、
特に、油膜によるシール効果の向上を図ったもの(以下
、4−6β歯形という)がある。
さらに、歯数5の雄ロータと歯数6の雌ロータ(以下、
これらが噛合する歯形を5−6歯形という)を用いて、
高圧(7kgf/cm2g)の無給油式スラリ1圧縮磯
用に、特に、ホブ加工に適したもの(以下、5−6γ歯
形という。特願昭59−252252号)もある。
これらが噛合する歯形を5−6歯形という)を用いて、
高圧(7kgf/cm2g)の無給油式スラリ1圧縮磯
用に、特に、ホブ加工に適したもの(以下、5−6γ歯
形という。特願昭59−252252号)もある。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、以上の歯形は中高圧のスクリュ圧IIA
磯用として高効率化を図ったものである反面、加工が困
難であり、また、低圧(0−=3 kgf/cm28)
、大容量のスクリエ圧縮磯には適さないという問題点を
有している。
磯用として高効率化を図ったものである反面、加工が困
難であり、また、低圧(0−=3 kgf/cm28)
、大容量のスクリエ圧縮磯には適さないという問題点を
有している。
一方、近年、廃熱回収設備等において、低圧で大容量の
スクリュ圧縮機が要求されてきており、従来の歯形に代
わる新しい歯形の開発が望まれている。
スクリュ圧縮機が要求されてきており、従来の歯形に代
わる新しい歯形の開発が望まれている。
そこで、本発明は、斯る要望に答えるため、加工が容易
で、低圧大容量に適した歯形を有するスクリュ圧縮機等
のスクリュロータを提供することを目的とする。
で、低圧大容量に適した歯形を有するスクリュ圧縮機等
のスクリュロータを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達1&するため、本発明は、歯数の減少によ
る歯溝の拡大と、雌ロータの歯末のたけ(以下、アデン
ダムという)の増加による雄ロータ歯元のたけ(以下、
アデンダムという)の増大により、行程体積が増加して
大容量化が図られることに鑑み、歯数3の雄ロータと歯
数4の雌ロータの噛み合わせによる歯形(以下、3−4
歯形という)を用い、加工容易で、かつ、低圧大容量に
適したスクリュ圧fI暇のスクリュロータの歯形として
開発するものである。
る歯溝の拡大と、雌ロータの歯末のたけ(以下、アデン
ダムという)の増加による雄ロータ歯元のたけ(以下、
アデンダムという)の増大により、行程体積が増加して
大容量化が図られることに鑑み、歯数3の雄ロータと歯
数4の雌ロータの噛み合わせによる歯形(以下、3−4
歯形という)を用い、加工容易で、かつ、低圧大容量に
適したスクリュ圧fI暇のスクリュロータの歯形として
開発するものである。
雄ロータと鱈ロータの中心距離及びロータ長さが限定さ
れたときには、歯先円を大きくしてアデンダムを大きく
すれば、創成歯切加工時に相手側の歯底が袂られてデデ
ンダムが大きくなり、行程体積が増加することになる。
れたときには、歯先円を大きくしてアデンダムを大きく
すれば、創成歯切加工時に相手側の歯底が袂られてデデ
ンダムが大きくなり、行程体積が増加することになる。
しかし、この場合、雌ロータのアデンダムが大トくなる
につれ、雄ロータの歯の下部が挾られてアンダーカット
が生じる。従って、雌ロータのアデンダムはある程度大
きめに設定して行程体積を増子一方、雌ロータの歯先の
角部に丸みを設けてアンダーカットを極小に押さえる必
要がある。
につれ、雄ロータの歯の下部が挾られてアンダーカット
が生じる。従って、雌ロータのアデンダムはある程度大
きめに設定して行程体積を増子一方、雌ロータの歯先の
角部に丸みを設けてアンダーカットを極小に押さえる必
要がある。
ところが、雌ロータの歯先の角部に丸みを設けることは
、いわゆるブロー水−ルを増大させて体積効率を低下さ
せる傾向にある。前記4−5a歯形において、雌ロータ
の歯先の角部の曲率を小さくしてシャープエツジとし、
ブローホールの減少を図ったのは、体積効率を向上させ
るためである。
、いわゆるブロー水−ルを増大させて体積効率を低下さ
せる傾向にある。前記4−5a歯形において、雌ロータ
の歯先の角部の曲率を小さくしてシャープエツジとし、
ブローホールの減少を図ったのは、体積効率を向上させ
るためである。
この4−5α歯形のように歯数が多い場合には、アデン
ダムの増加又は歯先の角部のシャープエツジ化によるア
ンダーカットは顕著には生じない。
ダムの増加又は歯先の角部のシャープエツジ化によるア
ンダーカットは顕著には生じない。
しかし、3−4歯形のように歯数が少ない場合、アンダ
ーカットは量が少なくても形状的に顕著に現れ、雄ロー
タのボブ加工が不可能になる。このように、雌ロータの
歯先のシャープエツジ化は、ブローホールの減少となっ
て体積効率を向上させるものの、アンダーカットを増大
させて加工困難とさせる。しかし、本発明の目的は、低
圧大容量に適した歯形を提供することにあるため、低圧
であれば多少のブローホールの増大は体積効率の減少に
つながらない。
ーカットは量が少なくても形状的に顕著に現れ、雄ロー
タのボブ加工が不可能になる。このように、雌ロータの
歯先のシャープエツジ化は、ブローホールの減少となっ
て体積効率を向上させるものの、アンダーカットを増大
させて加工困難とさせる。しかし、本発明の目的は、低
圧大容量に適した歯形を提供することにあるため、低圧
であれば多少のブローホールの増大は体積効率の減少に
つながらない。
そこで、本発明は体積効率をある程度に維持しておき、
雌ロータのアデンダムを大きくして行程体積の増加を図
り、かつ、雌ロータの歯先の角部に丸みを設けてアンダ
ーカットを減少させ、ホブ加工を容易にぜんとするもの
である。
雌ロータのアデンダムを大きくして行程体積の増加を図
り、かつ、雌ロータの歯先の角部に丸みを設けてアンダ
ーカットを減少させ、ホブ加工を容易にぜんとするもの
である。
すなわち、本発明は、歯数4の雌ロータ(F)と、これ
と噛合する噛数3の雄ロータ(M)とからなり、かつ、
下記ロータ歯形を有するものである。
と噛合する噛数3の雄ロータ(M)とからなり、かつ、
下記ロータ歯形を有するものである。
雌ロータの歯形
a)前進歯形が、
■ピッチ円(Pf)と雌雄ロータの各中心点(Of、O
m)を結ぶ線との交点(02)を中心とする半径(SR
2)の円弧(d2e2)と、■直線(02−O2)の延
長線上に中心点(Ol)を有する半径(SR2)の円弧
(ex f2)と、■直線(f2 g2)と、 0点(04)を中心とする半径(S R2)の円弧(g
2−h2)と、 ■直線(o、−h2)上の点(O9)を中心とする半径
(SR4)の円弧(h2−j2)と、■歯先円(Cf)
上の円弧(jz−O2)と、を順に接続してなる。
m)を結ぶ線との交点(02)を中心とする半径(SR
2)の円弧(d2e2)と、■直線(02−O2)の延
長線上に中心点(Ol)を有する半径(SR2)の円弧
(ex f2)と、■直線(f2 g2)と、 0点(04)を中心とする半径(S R2)の円弧(g
2−h2)と、 ■直線(o、−h2)上の点(O9)を中心とする半径
(SR4)の円弧(h2−j2)と、■歯先円(Cf)
上の円弧(jz−O2)と、を順に接続してなる。
ただし、点(d2)は中心点(Of、Om)を結ぶ線上
の点で、かつ、歯底円(Bf)上の点であり、点(f2
)はピッチ円(Pf)より内側に位置している。
の点で、かつ、歯底円(Bf)上の点であり、点(f2
)はピッチ円(Pf)より内側に位置している。
b)追従歯形が、
■雄ロータ(M)の円弧(d+−cl)によって創成さ
れる創成曲線Cdz a2)と、■燕(os)を中心
とする半径(SR5)の円弧(+!2−b2)と、 ■直線(0,−b2)上の点(07)を中心とする半径
(SR2)の円弧(b2−O2)と、を順に接続してな
る。
れる創成曲線Cdz a2)と、■燕(os)を中心
とする半径(SR5)の円弧(+!2−b2)と、 ■直線(0,−b2)上の点(07)を中心とする半径
(SR2)の円弧(b2−O2)と、を順に接続してな
る。
C)アデンダム(Af)が、ピッチ円(Pf)の直径3
〜6%である。
〜6%である。
d)半径(SR4)及び半径(SR2)が、アデンダム
(Af)の10〜50%である。
(Af)の10〜50%である。
雄ロータの歯形
a)前進歯形が、
■歯先円(Cm)上の円弧(d、−N、)と、■ピッチ
円(Pm)と雌雄ロータの各中心点(Of、Om)を結
ぶ線との交点(O5)を中心とする前記半径(SR2)
に等しい半径の円弧(11e+)と、 ■直線(0,−e、)の延長線上に中心点(Ol)を有
する前記半径(SR2)に等しい半径の円弧(el−L
)と、 ■雌ロータ(F)の前記直線(f2g2)によってM成
される創成面a(Fl−gl)と、■雌ロータ(F)の
前記円弧し2−h2)によって創成される創成曲線(g
+ hl)と、■雌ロータ(F)の前記円弧(hz
J2)によって創成される創成曲線(To−j+)と
、■歯底円(Bm)上の円弧(J+ at)と、を順
に接続してなる。
円(Pm)と雌雄ロータの各中心点(Of、Om)を結
ぶ線との交点(O5)を中心とする前記半径(SR2)
に等しい半径の円弧(11e+)と、 ■直線(0,−e、)の延長線上に中心点(Ol)を有
する前記半径(SR2)に等しい半径の円弧(el−L
)と、 ■雌ロータ(F)の前記直線(f2g2)によってM成
される創成面a(Fl−gl)と、■雌ロータ(F)の
前記円弧し2−h2)によって創成される創成曲線(g
+ hl)と、■雌ロータ(F)の前記円弧(hz
J2)によって創成される創成曲線(To−j+)と
、■歯底円(Bm)上の円弧(J+ at)と、を順
に接続してなる。
タタし、点(cl)ハ中心点(Of、Om)を結ぶ線上
の点で、かつ、歯先円(Cm)上の点であり、点(fl
)はピッチ円(Pm)より外方に位置している。
の点で、かつ、歯先円(Cm)上の点であり、点(fl
)はピッチ円(Pm)より外方に位置している。
b)追従歯形が、
■中心点(Of、O+)を結ぶ線上の点(O2)を中心
とする半径(SR2)の円弧(d+ cl)と、 ■雌ロータ(F)の前記円弧((!2−b2)により創
成される創成曲線(c+ b+)と、■雌ロータ(F
)の前記円弧(b2−a2)により創成される創成曲線
(b、−a、)と、を順に接続してなる。
とする半径(SR2)の円弧(d+ cl)と、 ■雌ロータ(F)の前記円弧((!2−b2)により創
成される創成曲線(c+ b+)と、■雌ロータ(F
)の前記円弧(b2−a2)により創成される創成曲線
(b、−a、)と、を順に接続してなる。
C)ピッチ円(Pm)と円弧(c1b+)との交点(O
p)における円弧(at−b+)への接線と、交点(O
p)と中心点(Om)を結ぶ線のなす角度(α1)が追
従側へ10〜30°である。
p)における円弧(at−b+)への接線と、交点(O
p)と中心点(Om)を結ぶ線のなす角度(α1)が追
従側へ10〜30°である。
(実施例)
第1図から第3図は、本発明の一実施例を示す。
図中の記号は前記発明の詳細な説明に用いた記号と対応
するので、この実施例の歯形については説明を省略する
。
するので、この実施例の歯形については説明を省略する
。
本実施例においては、雄ロータM及び雌ロータFの歯先
には、それぞれ、第2図及び第3図に示すように、シー
ルエツジEm、Efを有する。すなわち、シールエツジ
EIllは、雄ロータMの歯先(円弧1l−el)に設
けた三角溝11に+l+の緑で形成し、シールエツジE
fは、雌ロータFの歯先に台形状(1212m2n2)
に削り出しである。
には、それぞれ、第2図及び第3図に示すように、シー
ルエツジEm、Efを有する。すなわち、シールエツジ
EIllは、雄ロータMの歯先(円弧1l−el)に設
けた三角溝11に+l+の緑で形成し、シールエツジE
fは、雌ロータFの歯先に台形状(1212m2n2)
に削り出しである。
以上の構成からなる歯形は、従来歯形と比較して以下の
特徴を有する。まず第一に、3−4歯形となっており、
従来の4−6歯形、5−6歯形より歯数が減少している
。この歯数の減少により、同一中心距離、同一ロータ長
さであれば、歯溝が大きくなって行程体積が増加するこ
とになる。
特徴を有する。まず第一に、3−4歯形となっており、
従来の4−6歯形、5−6歯形より歯数が減少している
。この歯数の減少により、同一中心距離、同一ロータ長
さであれば、歯溝が大きくなって行程体積が増加するこ
とになる。
第二に、雌ロータFのアデンダムAfはピッチ円Pfの
3〜6%となっており、従来の2%程度より大きく設け
である。これは、中心距離0f−On及びロータ長さが
限定された場合に、歯先円Cfを大きく(すなわちアデ
ンダムAfを大きく)することにより、相手側の雄ロー
タのデデンダムDm大きくして歯溝を広げ、行程体積を
増加させるものである。
3〜6%となっており、従来の2%程度より大きく設け
である。これは、中心距離0f−On及びロータ長さが
限定された場合に、歯先円Cfを大きく(すなわちアデ
ンダムAfを大きく)することにより、相手側の雄ロー
タのデデンダムDm大きくして歯溝を広げ、行程体積を
増加させるものである。
第三に、雄ロータMのピッチ円Pmと追従歯形(本明細
書において、雄ロータについては、歯を基準にして回転
方向側を前進側、その歯形を前進歯形といい、反回転方
向側を追従側、その歯形を追従歯形という。)との交点
Op(以下、単に交点opという)と中心点0LIlと
を結ぶ直線が、交点Opにおける追従歯形への接線との
なす角a+(以下、単に歯溝の角度a1という)を、追
従側へ10〜30”に制限している。この歯溝の角度α
、が小さく歯元が袂られた状態になると、ホブ加工が困
難になり、逆にα1が大きくなると、後述する雌ロータ
Fの歯先の角部(円弧a2 b2+b2exの部分)
の曲率との関係において、ブローホールが増大すること
になり好ましくない。
書において、雄ロータについては、歯を基準にして回転
方向側を前進側、その歯形を前進歯形といい、反回転方
向側を追従側、その歯形を追従歯形という。)との交点
Op(以下、単に交点opという)と中心点0LIlと
を結ぶ直線が、交点Opにおける追従歯形への接線との
なす角a+(以下、単に歯溝の角度a1という)を、追
従側へ10〜30”に制限している。この歯溝の角度α
、が小さく歯元が袂られた状態になると、ホブ加工が困
難になり、逆にα1が大きくなると、後述する雌ロータ
Fの歯先の角部(円弧a2 b2+b2exの部分)
の曲率との関係において、ブローホールが増大すること
になり好ましくない。
第四に、雌ロータFの歯先の前進側(本明細書において
、雌ロータについては、歯溝を基準にして回転方向側を
前進側、その歯形を前進歯形といい、反回転方向側を追
従側、その歯形を追従歯形という。)の円弧h2j2で
形成される角部の半径SR4、及び追従側の円弧b2−
a2で形成される角部の半径SR,をアデンダムAfの
10〜50%に制限している。この円弧h2J2及びb
2− a2は、雄ロータMの歯溝部分のそれぞれ円弧)
1+ J+*&+ atを創成する主体となってお
り、それらの曲率の大小が前記歯溝の角度α1の大小を
定めることになる。
、雌ロータについては、歯溝を基準にして回転方向側を
前進側、その歯形を前進歯形といい、反回転方向側を追
従側、その歯形を追従歯形という。)の円弧h2j2で
形成される角部の半径SR4、及び追従側の円弧b2−
a2で形成される角部の半径SR,をアデンダムAfの
10〜50%に制限している。この円弧h2J2及びb
2− a2は、雄ロータMの歯溝部分のそれぞれ円弧)
1+ J+*&+ atを創成する主体となってお
り、それらの曲率の大小が前記歯溝の角度α1の大小を
定めることになる。
一方、これらの円弧のうち追従歯形を形成する円弧b2
−a2の曲率の大小は、ブローホールの面積の大小に直
接影響する。ブローホールは、第4図に示すように、雄
ロータMの歯先がケーシングSより離れてから雌ロータ
Fの歯に接するまでの開に出来る圧縮〃スの吹抜穴のこ
とをいい、雄ロータMの歯先である点C1と雌ロータF
の歯の点C2とが接する時点において、雄ロータMの追
従歯形を形成する円弧CI−b11雌ロータFの追従歯
形を有する円弧c2−b2−a2及びケーシングSの雌
ロータF側の内壁よりの延長線■より形成される大略三
角形B(図中、点模様で示す領域)の面積で示される。
−a2の曲率の大小は、ブローホールの面積の大小に直
接影響する。ブローホールは、第4図に示すように、雄
ロータMの歯先がケーシングSより離れてから雌ロータ
Fの歯に接するまでの開に出来る圧縮〃スの吹抜穴のこ
とをいい、雄ロータMの歯先である点C1と雌ロータF
の歯の点C2とが接する時点において、雄ロータMの追
従歯形を形成する円弧CI−b11雌ロータFの追従歯
形を有する円弧c2−b2−a2及びケーシングSの雌
ロータF側の内壁よりの延長線■より形成される大略三
角形B(図中、点模様で示す領域)の面積で示される。
この場合、円弧b2−a2の半径SR,が小さい場合、
(図中、破線で示す)には、ブローホールの面積は、雌
ロータFの歯先の膨出部B’(図中、斜線模様で示す領
域)だけ減じることになる。
(図中、破線で示す)には、ブローホールの面積は、雌
ロータFの歯先の膨出部B’(図中、斜線模様で示す領
域)だけ減じることになる。
従って、雌ロータFの歯先の角部の曲率が小さい(SR
sが小さい)場合には、前記歯溝の角度α1が小さくな
って歯元が大きく挾れる傾向となり、ホブ加工が困難と
なる友面、ブローホールの面積Bが減少して体積効率の
向上が図られる。これに対し、曲率を太きく(SR,を
大きく)シた場合には、歯溝の角度α1が大軽くなって
ホブ加工が容易となるが、ブローホールの面積Bが増加
して体積効率の向上は望めない。一方、雌ロータFの歯
先の前進側の角部(前進歯形の円弧h2−j2を形成す
る部分)の曲率の大小(SR1の大小)は前記ブローホ
ールとは無関係であるが、雄ロータMの歯元の袂れの大
小に関係するので、加工の容易性を考慮すれば大きい方
が好ましい。
sが小さい)場合には、前記歯溝の角度α1が小さくな
って歯元が大きく挾れる傾向となり、ホブ加工が困難と
なる友面、ブローホールの面積Bが減少して体積効率の
向上が図られる。これに対し、曲率を太きく(SR,を
大きく)シた場合には、歯溝の角度α1が大軽くなって
ホブ加工が容易となるが、ブローホールの面積Bが増加
して体積効率の向上は望めない。一方、雌ロータFの歯
先の前進側の角部(前進歯形の円弧h2−j2を形成す
る部分)の曲率の大小(SR1の大小)は前記ブローホ
ールとは無関係であるが、雄ロータMの歯元の袂れの大
小に関係するので、加工の容易性を考慮すれば大きい方
が好ましい。
以上の観点より、半径SR4及びSR,は、従来、アデ
ンダムAfと同じであったものを、前述の通りアデンダ
ムAfを増加させたことに併い、従来のようにアデンダ
ムAfと同じ値にすることは体積効率の低下をもたらす
ので、本発明においては、上限をアデンダムAfの50
%に制限することにより、体積効率を維持するとともに
、雄ロータMの歯溝の角度α、が10〜30°の範囲に
入るように下限をアデンダムAfの10%に押さえ、ホ
ブ加工を容易にしたものである。
ンダムAfと同じであったものを、前述の通りアデンダ
ムAfを増加させたことに併い、従来のようにアデンダ
ムAfと同じ値にすることは体積効率の低下をもたらす
ので、本発明においては、上限をアデンダムAfの50
%に制限することにより、体積効率を維持するとともに
、雄ロータMの歯溝の角度α、が10〜30°の範囲に
入るように下限をアデンダムAfの10%に押さえ、ホ
ブ加工を容易にしたものである。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、スク
リュロータのホブ加工が容易で、雌ロータと雄ロータの
中心距離及びロータ長さを同一にしたとしても、体積効
率の低下を招くことなく行程体積を増加することが可能
となり、低圧、大容量に適したスクリュ圧縮機となる。
リュロータのホブ加工が容易で、雌ロータと雄ロータの
中心距離及びロータ長さを同一にしたとしても、体積効
率の低下を招くことなく行程体積を増加することが可能
となり、低圧、大容量に適したスクリュ圧縮機となる。
第1図は、本発明に係るスクリュロータの歯形図、第2
図は、第1図の雄ロータの歯先のシールエツジ部分を示
す拡大図、第3図は、第1図の雌ロータの歯先のシール
エツジ部分を示す拡大図、第4図は、第1図に示す歯形
の噛み合いにおけるブローホール部分を示す拡大図であ
る。 F・・・雌ロータ、 M・・・雄ロータ、a1〜)l
++j+・・・雄ロータ歯形の各点、b2〜hztj2
・・・雌ロータ歯形の各点、Af・・・雌ロータのアデ
ンダム、 SR4・・・雄ロータの歯先の前進側の角部の半径、S
Ra・・・雌ロータの歯先の追従側の角部の半径、α
1・・・雄ロータの歯溝の角度。
図は、第1図の雄ロータの歯先のシールエツジ部分を示
す拡大図、第3図は、第1図の雌ロータの歯先のシール
エツジ部分を示す拡大図、第4図は、第1図に示す歯形
の噛み合いにおけるブローホール部分を示す拡大図であ
る。 F・・・雌ロータ、 M・・・雄ロータ、a1〜)l
++j+・・・雄ロータ歯形の各点、b2〜hztj2
・・・雌ロータ歯形の各点、Af・・・雌ロータのアデ
ンダム、 SR4・・・雄ロータの歯先の前進側の角部の半径、S
Ra・・・雌ロータの歯先の追従側の角部の半径、α
1・・・雄ロータの歯溝の角度。
Claims (1)
- (1)歯数4の雌ロータ(F)と、これと噛合する噛数
3の雄ロータ(M)とからなり、かつ、下記ロータ歯形
を有することを特徴とするスクリュ圧縮機等のスクリュ
ロータ。 ¥雌ロータの歯形¥ a)前進歯形が、 [1]ピッチ円(Pf)と雌雄ロータの各中心点(Of
、Om)を結ぶ線との交点(O_2)を中心とする半径
(SR_1)の円弧(d_2−e_2)と、[2]直線
(O_2−e_2)の延長線上に中心点(O_3)を有
する半径(SR_2)の円弧(e_2−f_2)と、[
3]直線(f_2−g_2)と、 [4]点(O_4)を中心とする半径(SR_3)の円
孤(g_2−h_2)と、 [5]直線(O_4−h_2)上の点(O_5)を中心
とする半径(SR_4)の円弧(h_2−j_2)と、
[6]歯先円(Cf)上の円弧(j_2−a_2)と、
を順に接続してなる。 ただし、点(d_2)は中心点(Of、Om)を結ぶ線
上の点で、かつ、歯底円(Bf)上 の点であり、点(f_2)はピッチ円(Pf)より内側
に位置している。 b)追従歯形が、 [1]雄ロータ(M)の円弧(d_1−c_1)によっ
て創成される創成曲線(d_2−c_2)と、[2]点
(O_6)を中心とする半径(SR_5)の円弧(c_
2−b_2)と、 [3]直線(O_6−b_2)上の点(O_7)を中心
とする半径(SR_6)の円弧(b_2−a_2)と、
を順に接続してなる。 c)アデンダム(Af)が、ピッチ円(Pf)の直径3
〜6%である。 d)半径(SR_4)及び半径(SR_6)が、アデン
ダム(Af)の10〜50%である。 ¥雄ロータの歯形¥ a)前進歯形が、 [1]歯先円(Cm)上の円弧(d_1−l_1)と、
[2]ピッチ円(Pm)と雌雄ロータの各中心点(Of
、Om)を結ぶ線との交点(O_1)を中心とする前記
半径(SR_1)に等しい半径の円弧(l_1−e_1
)と、 [3]直線(O_1−e_1)の延長線上に中心点(O
_3)を有する前記半径(SR_2)に等しい半径の円
弧(e_1−f_1)と、 [4]雌ロータ(F)の前記直線(f_2−g_2)に
よって創成される創成曲線(f_1−g_1)と、[5
]雌ロータ(F)の前記円弧(g_2−h_2)によっ
て創成される創成曲線(g_1−h_1)と、[6]雌
ロータ(F)の前記円弧(h_2−j_2)によって創
成される創成曲線(h_1−j_1)と、[7]歯底円
(Bm)上の円弧(j_1−a_1)と、を順に接続し
てなる。 ただし、点(d_1)は中心点(Of、Om)を結ぶ線
上の点で、かつ、歯先円(Cm)上の点であり、点(f
_1)はピッチ円(Pm)より外方に位置している。 b)追従歯形が、 [1]中心点(Of、Om)を結ぶ線上の点(O_3)
を中心とする半径(SR_7)の円弧(d_1−c_1
)と、 [2]雌ロータ(F)の前記円弧(c_2−b_2)に
より創成される創成曲線(c_1−b_1)と、[3]
雌ロータ(F)の前記円弧(b_2−a_2)により創
成される創成曲線(b_1−a_1)と、を順に接続し
てなる。 c)ピッチ円(Pm)と円弧(c_1−b_1)との交
点(Op)における円弧(c_1−b_1)への接線と
、交点(Op)と中心点(Om)を結ぶ線のなす角度(
a_1)が追従側へ10〜30°である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11173785A JPS61268891A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | スクリユ圧縮機等のスクリユロ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11173785A JPS61268891A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | スクリユ圧縮機等のスクリユロ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268891A true JPS61268891A (ja) | 1986-11-28 |
JPH0442554B2 JPH0442554B2 (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=14568905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11173785A Granted JPS61268891A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | スクリユ圧縮機等のスクリユロ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268891A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63302191A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-09 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | スクリューロータの歯形設計方法 |
JP2017519153A (ja) * | 2014-06-26 | 2017-07-13 | スベンスカ・ロツタア・マスキナア・アクチボラグ | 一対の協動スクリューロータ |
CN110374871A (zh) * | 2019-08-01 | 2019-10-25 | 上海艾群机械有限公司 | 一种无油双螺杆压缩机转子型线 |
-
1985
- 1985-05-23 JP JP11173785A patent/JPS61268891A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63302191A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-09 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | スクリューロータの歯形設計方法 |
JP2017519153A (ja) * | 2014-06-26 | 2017-07-13 | スベンスカ・ロツタア・マスキナア・アクチボラグ | 一対の協動スクリューロータ |
US10451065B2 (en) | 2014-06-26 | 2019-10-22 | Svenska Rotor Maskiner Ab | Pair of co-operating screw rotors |
CN110374871A (zh) * | 2019-08-01 | 2019-10-25 | 上海艾群机械有限公司 | 一种无油双螺杆压缩机转子型线 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0442554B2 (ja) | 1992-07-13 |
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