JPS6126875Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6126875Y2
JPS6126875Y2 JP7507483U JP7507483U JPS6126875Y2 JP S6126875 Y2 JPS6126875 Y2 JP S6126875Y2 JP 7507483 U JP7507483 U JP 7507483U JP 7507483 U JP7507483 U JP 7507483U JP S6126875 Y2 JPS6126875 Y2 JP S6126875Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flexible tube
furnace
tube
gas
piping
Prior art date
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Application number
JP7507483U
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English (en)
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JPS59180197U (ja
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Publication date
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Priority to JP7507483U priority Critical patent/JPS59180197U/ja
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Landscapes

  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、溶融金属収納容器補修時における耐
火物の落下による危険を防止する装置に関するも
のである。
〔背景技術〕
溶融金属収納容器の内面は耐火物によりライニ
ングされ、主としてレンガが使用されている。最
近の耐火物補修技術の進歩はめざましく、容器の
寿命は飛躍的に延長したが、反面、精錬技術の革
新で、例えば第1図に示す底吹き転炉1の羽口3
のような、高温部の局部溶損では、容器の休止を
行ない、容器内へ作業者が入り、局部溶損部の補
修を行なうが、上方に耐火物のライニング面があ
り、レンガ2,2′のような耐火物あるいは付着
地金が落下し、作業者にとつて極めて危険であ
る。
この対策として、落下時に作業者を防護する防
護装置を入れるような消極的な方法が採用されて
いる。第2図はその一例であり、転炉1内に、下
端に作業用保護枠Qを設けたパイプPを炉口から
降ろし、そのパイプPの中の空間を作業者が降り
て炉の底部で作業をするというものである。しか
しこの方法では耐火物の落下を防ぐことはでき
ず、安全上抜本的な解決策とはならない。また、
落下の衝撃に耐える構造としなければならないた
め大掛りとなり、容器内への搬入も容易でなく、
防護装置のセツテングに長時間を要し、セツト後
は炉内壁とパイプとの間に隙間があるので容器を
傾動することができず、また最適な補修位置を作
ることができないなど、修繕工期の短縮ができず
工程上、採用が困難である。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点を解消し、
容器内の耐火物落下の危険がある部分に、拡縮自
在の可撓性チユーブをセツトし、気体を封入し、
耐火物面に内側から圧を加え落下を防止するもの
で、可撓性チユーブは中央に作業者や補修材が移
動できる空間を有する形状とすることを目的とす
〓〓〓〓〓
るものである。
〔考案の構成〕
本考案は、内部中央に縦方向の作業空間を有
し、外周面が圧縮気体圧入により外方に拡張して
溶融金属収納容器の内周壁に密着可能に構成した
筒状の可撓性チユーブを備え、該可撓性チユーブ
は、リング状の可撓性チユーブ単体を積層し、各
可撓性チユーブ単体に圧縮気体を圧入する配管を
接続した構成であることを特徴とする溶融金属収
納容器の耐火物落下防止装置に係るものである。
〔実施例〕
以下本考案を具体的に説明する。第3図及び第
4図は、本考案に係る装置の原理的図面であり、
図中4は可撓性チユーブ、5は固定架台、6はワ
イヤー、7は炉口金具、8はクレーン、9は気体
圧入配管、10はバルブ、11は気体圧入機、1
2は圧入用ホース、13は作業デツキ、14は炉
内昇降用ハシゴ、20は保護幕である。固定架台
5には可撓性チユーブ4内に気体を封入するため
気体圧入配管9が設置されている。可撓性チユー
ブ4は、例えばゴムのような拡縮自在な材質より
構成されている。20は短冊状の保護幕で、固定
架台5に取り付けられ、チユーブ4の拡張時にレ
ンガ面とチユーブの間に入り、チユーブの保護を
行なうものである。
本装置は、クレーン8で転炉1内に搬入され、
固定架台5を炉口金物7上にのせかけ、センタリ
ングした後ワイヤー6をはずす、(第3図参照)。
次に、気体圧入配管9と作業デツキ13上の例え
ばコンプレツサーのような気体圧入機11を圧入
ホース12と連結し、気体圧入配管に設けたバル
ブ10を開け、気体を可撓性チユーブ4内に圧入
する。可撓性チユーブ4は、外面4aが内面4b
に比べ軟質に構成し、外面4aが優先して外側へ
拡張し、最も落下の危険のある炉内上部のレンガ
2′内面に保護幕20を挾んで密着させる。(第4
図参照)。
転炉1内のレンガ単重は重いもので50〜60Kg、
断面は200cm2程度であるため、本発明の可撓性チ
ユーブ内に1Kg/cm2の圧縮気体を圧入すればレン
ガ面に掛かる力は200Kgとなり、十分にレンガの
移動落下を防止できる。内面は、外面に比べ軟質
であるため若干の拡張にとどまり、中央部は空間
となる。
可撓性チユーブ4の内圧を圧力ゲージで確認
し、所定の圧となつたら、気体圧入配管9上のバ
ルブ10を閉じ、炉内昇降用ハシゴ14で作業者
は炉内に入り、羽口3の補修作業を行なう。この
際、必要な機器、材料等は中央の空間4cよりク
レーン8で搬入、搬出する。
補修作業中、炉の傾動が必要な場合は、圧入ホ
ース12を外し、炉を傾動する。拡張した可撓性
チユーブ4は炉内レンガ面に圧着しているので、
傾動しても動くようなことはない。
作業終了後は、気体圧入配管のバルブを開き、
気体を排出した後、クレーンで炉外に搬出する。
第5図及び第6図は実際に使用するに適した装
置の実施例を示すものであり、第5図は気体圧入
前、第6図は気体圧入後の状態をそれぞれ示すも
のである。この実施例では、数個の分割したチユ
ーブ4d…を使用し、万一の損傷に伴う空気抜け
をそのチユーブ単体のみにとどめようとするもの
である。この場合、各チユーブ4d間の空気通路
にはチエツクバルブ15を設け、配管16から圧
縮空気を入れ、各チユーブ内を順次配管17を通
して拡張していく。拡張が完了すると、チエツク
バルブ用配管18からチエツクバルブ15に圧縮
空気を入れ、各チユーブ間の連絡を絶つ。この状
態であれば、一個所のチユーブが破損しても、他
のチユーブの空気は抜けることがなく安全性を保
ことができる。空気を抜くときは、チエツクバル
ブ15を開にして(空気を抜いて)、配管16か
ら空気を抜く。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば、耐火物の落下
を根本的に防止することができ、しかも取付け、
取外しが極めて容易であるため、修繕工期の短縮
が可能となり、また補修作業時に炉の傾動が可能
なため作業性が著しく向上するという効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は転炉における従来の補修作業の危険性
を示す説明図、第2図は従来の危険防止のための
防護装置の例を示す断面図、第3図及び第4図は
本考案に係る装置の基本的構成を示す断面図、第
5図及び第6図は本考案の具体的実施例の構成を
示す断面図である。 1:転炉、2:レンガ、3:羽口、4:可撓性
〓〓〓〓〓
チユーブ、5:固定架台、6:ワイヤー、7:炉
口金具、8:クレーン、9:気体圧入配管、1
0:バルブ、11:気体圧入機、12:圧入用ホ
ース、13:作業デツキ、14:ハシゴ、15:
チエツクバルブ、16,17,18:配管、2
0:保護幕。 〓〓〓〓〓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部中央に縦方向の作業空間を有し、外周面が
    圧縮気体圧入により外方に拡張して溶融金属収納
    容器の内周壁に密着可能に構成した筒状の可撓性
    チユーブを備え、該可撓性チユーブは、リング状
    の可撓性チユーブ単体を積層し、各可撓性チユー
    ブ単体に圧縮気体を圧入する配管を接続した構成
    であることを特徴とする溶融金属収納容器の耐火
    物落下防止装置。
JP7507483U 1983-05-19 1983-05-19 溶融金属収納容器の耐火物落下防止装置 Granted JPS59180197U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7507483U JPS59180197U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 溶融金属収納容器の耐火物落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7507483U JPS59180197U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 溶融金属収納容器の耐火物落下防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59180197U JPS59180197U (ja) 1984-12-01
JPS6126875Y2 true JPS6126875Y2 (ja) 1986-08-11

Family

ID=30205151

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7507483U Granted JPS59180197U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 溶融金属収納容器の耐火物落下防止装置

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JP (1) JPS59180197U (ja)

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JPS59180197U (ja) 1984-12-01

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