JPS61268497A - ペ−ジめくり方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、開いた時にページ面がほぼ平らとなるような
本のめくるべきページ面に吸着手段を係合させて、一旦
めくり方向に対して凸なるたわみを形成し、その後進に
凹なるたわみを付与しつつ、前記吸着手段をめくり方向
に移動させることによシ、複数ペーＶのめ〈）を防止し
、確実に１枚ずつめくるようにしたページめくり方式で
ある。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、闘い九時にページ面がほぼ平らになるような
書類のページを１ページ毎に確実にめくることができる
よう改良されたページめくり方式％式％ 複写処理中〇（３Ｒでの読取シ処理等の分野で書類のペ
ージを一枚毎に複写、または読取るために自動ページめ
くり装置が用いられるようになってきた。

〔従来の技術〕

本発明者は、このような自動的なページめく如装置およ
びページめくり方式を先に提案した。

この装置について、第８図〜第５図を用いて説七〇出力
軸に結ばれた第１の１１ｉ１６０を回転する。

第１の腕６０には第２の駆動モータ１１０が取付けられ
てお杉、第２の駆動モータ１１０は第２の腕７０を回転
する。第２の腕７０には円筒形状の吸着部材５０が取付
けられておシ、この吸着部材５０は第８の駆動モータ１
２０によって回転を与えられる。

吸着部材５０は第４図の模式図に示すように、吸着箇所
５５の表面近くにワイヤ状Ｗ、極５１，５２゜５８　、
５４が埋め込まれている。ページ吸着時には電極５１．
５８には正電圧、電極５２，５４には負電圧をかけ静電
気力によってページを吸着する。なお、この吸着部材５
０の主要部線、例えばプフスナッチで構成される。

第８図のページめ〈夛装置を用いたページめくり動作を
第５図（ａ）〜（６）に示す動作説明図によって説明す
る。

←）に示すように、吸着部材５０の吸着箇所５５が書類
１０のめくるべきページ２０に接するよう１２Ｇにより
反時計方向に所定量回転させる。同時めく多方向に移動
させる。

吸着部材５００回転によって、ページ２０はめく多方向
に対し凹なるたわみが付与されつつ持上げられる。書類
を開いた状態ではページはトに凸にたわんでいるので、
ページ２０はその下のページから引はがされる如く取１
げられることになシページ分離が促進される。

（０）に示すように、ページ分離が行なわれた後、第１
の腕６０を大きく回転し、ページ２０が反転可能になっ
たところで吸着部材５０のページ吸着動作を中止する。

吸着動作を中止した時点でに）に示すように吸着部材５
０をページ２０が落下するように退避させることによっ
てページめくり動作が完了する。

逆方向のページめくりは以上の動作で左右を入替えるこ
とによって行なえる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した先願のページめく多方式は、書類１０を開いた
状態において書類のページが上側に凸となっている場合
、ページ分離が促進される。しかし、書類のとじ方等に
より書類を開いた状態がほぼ平らな場合は、ページ分離
が確実に行われないことがある。これはページ面が平ら
であると、凸であるときよシも凹状に変形することが容
易であシ、めくるべきページに凹状のたわみを付与しつ
つ取上げるときにつられて一緒に取上げられる確率が高
くなるからである。

本発明の目的は本を捌いたときにページ面がほぼ平らで
あっても確実にページ分離を行ないながら、ページをめ
くることのできるページめくり方式を提供するにある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

第８図に本発明に用いたページめくり装置の一例を示す
。この装置は先に述べたように、８卿の駆動モータ１０
０，１１０，１２０によシ、吸着部材５０を回転させる
と共に、ページめく多方向に移動させる構成となってい
る。

〔作用〕

このような装置を用い、前記吸着部材５０をめくるべき
ページ２０面に保合させて、一旦そのページにめく多方
向に対して凸なるたわみを付与し、次いで、逆に凹なる
たわみを付与しつつ、前記吸着部材をめくり方向に移動
させてページめくりするようにしたものである。

〔実施例〕

以下、第１図（ａ）〜（θ）を用いて本実施例でのペー
ジめくり動作について、右から左へめくる場合につき説
明する。

なお、以下の（ａ）〜（＠の項目は第１図（ａ）〜（θ
）に対応する。

（ａ）　　吸着部材５０の吸着筒所５５をめくるべきペ
ージ２０上に当接し、吸着する。

（ロ）吸着部材５０をとじ目方向に所定量水平移動し、
ページ２０にめく多方向（上向き）に凸のたわみを付与
する。このたわみの付与自体にべ−ｙ分離作用があるの
で、場合によってはここでページ分離がなされるが、以
後の説明ではベーン２１以下複数ページが分離されずに
取上げられた場合について述べる。

（０）　　吸着部材５０を所定角度だけ反時計方向に回
転しつつ、めくり方向に移動してゆく。これによって、
ページ２０にはめく９方向に対し凹なるたわみが与えら
れ、凸なるたわみをもつページ２１以下から引はがきれ
るが如くに分離が行なわれる。しかも、ページ２１以下
はたわみが与えられているので、これらは元の平面状態
に戻ろうとする復元力を有しておシ、この力もページ分
離を更に促進する。

（ｄ）　　ページ分離の後、腕６０を回転し、ページ２
０が反転可能になったところでページの吸着動作を中止
する。

（θ）吸着部材５０を退避させ、ページ２０が落下する
ことによってページめく多動作は完了する。

本実凡例ではページの吸着に静電気方式を用いたが、吸
引ポンプを用いた負圧方式でも同様の効果が得られるの
はもちろんである。

次に、吸着手段として、第４図に示した吸着部材５０の
外周にゴムライニングが施されている吸着部材８０を用
いた場合のページめく多動作を第２図←）〜（θ）によ
って説明する。

■　吸着部材８０を、ページの吸着部５５から時計回シ
に所定角度θ離れた部分５６がほは直下になるようにし
て、ページ２０上に当接する。

（ロ）吸着部材８０を所定角θ時計回シに回転する。

吸着部材表面とページ面との摩擦力によシ、めくるべき
ページ２０にはめくり方向に凸なるたわみが付与される
。

（０）〜（ｅ）の動作は第１図に示した実施例と同様で
あシ、この実施例においても同じ効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上、述べてきたように、本発明によれば本を、開いた
ときのページ面が平面か、上に凸かにかかわらず、確実
なページ分離が行なえる。まだ、めく多方向に凸なるた
わみの付与による分離作用はもちろんであるが、たわみ
の復元力が分離を促進するという相乗効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図←）〜（ｅ）は本発明のページめくり方式の動作
説明図、第２図（ａ）〜（θ）は第２の実施例の動作説
明図、第８図は本発明に用いたページめくり装置の斜視
図、第４図は吸着部材の一実施例の模式図、第５図は先
願のページめくり方式の動作説明図である。 図において、ｌＯは書類、２０はページ、５０は吸着部
材、６１，５２，６８．５４は電極、６５は吸着箇所、
６０は第１の腕、７０は第２の腕、１００は第１の駆動
モータ、ｌｌＯは第２の駆動子−夕、１２０は第８の駆
動モータをそれぞれ示している。 ＋発ｖ３セ１カ炸討日月図 第１図 ４ｔｎｇ、＊ｐＪ　、７１ｔｈｊ’１ｌ−ａ、＋ｑｍ第
２図 ヤーシあイリＨｚ−ψ善見図 第３ｒＩ！Ｊ １１都役ｑ梗式図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数紙葉の一端が綴じられた書類１０のページを吸着す
   る吸着部材５０を備えたページめくり装置において、 前記吸着部材５０をめくるべきページ２０面に係合させ
   て、一旦そのページにめくり方向に対して凸なるたわみ
   を付与し、次いで、逆に凹なるたわみを付与しつつ、前
   記吸着部材５０をめくり方向に移動させてページめくり
   するようにしたことを特徴とするページめくり方式。