JPH0549378U

JPH0549378U - 手帳用ページ差し替え用台紙

Info

Publication number: JPH0549378U
Application number: JP11242491U
Authority: JP
Inventors: 勉宮里
Original assignee: 勉宮里
Priority date: 1991-12-02
Filing date: 1991-12-02
Publication date: 1993-06-29

Abstract

(57)【要約】【目的】ページ差し替え作業を短時間で効率よく行え
るようにする。【構成】差し替え用台紙（４）のリングとじ用の穴
（３）の近くに弱粘着部分（５）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、弱粘着紙を用いた、バインダ式の手帳用のページ差し替え用台紙に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の手帳用ページ差し替え用台紙は、台紙の左端または右端に数個の穴を開けておき、リングとじ具を通して綴じるものであった。手帳内のページの順番を変更する際には、リングとじ具を開いて用紙抜き出して、別のページに綴じた後にリングとじ具を閉じる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、ページの順番を変更する際など、差し替え作業のためのリングとじ具の開閉が多くなると、作業効率が悪くなる。また、台紙の穴がリングとじ具に通るように、記入用紙の方向はリングとじ具の並び方向に合わさなければならなかった。本考案は以上の欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案を図面について説明すれば、図１はバインダ式手帳を示す図である。（１）はバインダ式手帳、（２）はリングとじ具、（３）はリングとじ用の穴、（４）は差し替え用台紙、（５）は弱粘着部分、（６）は記入用紙である。リングとじ用の穴（３）の開いた差し替用台紙（４）の穴の近くに弱粘着液を塗って、差し替え用台紙（４）に弱粘着部分（５）を作る。使用時には、記入用紙（６）にメモ書きなどをしたら、記入用紙（６）の左または右端を差し替え用台紙（４）の弱粘着部分（５）に押し付けて貼り付ける。後でメモ書きを別のページに移動したくなったら、メモを書いた記入用紙（６）を差し替え用台紙（４）からはがして、希望するページに再び押し付けて貼り付ける。

【０００５】

【実施例】

なお、本考案の実施に当たっては、以下の如きにすることができる。（イ）差し替え用台紙（４）に、紙以外の薄いフィルムを用いる。（ロ）差し替え用台紙（４）の弱粘着部分（５）を、両面にする。（ハ）弱粘着部分（５）を、リングとじ用の穴（３）の反対部分にする。（ニ）差し替え用台紙（３）に、リングとじ具（２）を用いない用紙を使う。（ホ）弱粘着部分（５）を、リングとじ具（２）用の専用の記入用紙（６）に対して、部分的に弱粘着化処理をして作る。（ヘ）弱粘着部分（５）を有する差し替え用台紙（４）として、専用の弱粘着紙に、リングとじ用の穴（２）を設ける。

【０００６】

【作用】

このようにすれば、記入用紙の差し替えの際には、記入用紙を台紙となる弱粘着紙から剥がし、別のページとなる弱粘着紙に貼り付ければよい。

【０００７】

【考案の効果】

従って、記入用紙の差し替えの際に、リングとじ具を開閉することなく、少ない手間で記入用紙の差し替えが行える。しかも、記入用紙の方向に対する、リングとじ具の方向からの制約は少なくなる。また、記入用紙に穴をあける必要がないため、穴をあけると穴の位置の情報が無くなってしまうような印刷物などでも、穴あけなしで容易にとじることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図面は本考案の斜視図である。

【符号の説明】

（１）はバインダ式手帳（２）はリングとじ具（３）はリングとじ用の穴（４）は差し替え用台紙（５）は弱粘着部分（６）は記入用紙

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】開閉が自由なとじ具を用いるバインダ式
手帳のページ差し替え用台紙であって、差し替え用台紙
に弱粘着部分を設けたことを特徴とする手帳用ページ差
し替え用台紙。