JPS61267596A - 糖エステルおよびその製造方法 - Google Patents

糖エステルおよびその製造方法

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JPS61267596A
JPS61267596A JP60175603A JP17560385A JPS61267596A JP S61267596 A JPS61267596 A JP S61267596A JP 60175603 A JP60175603 A JP 60175603A JP 17560385 A JP17560385 A JP 17560385A JP S61267596 A JPS61267596 A JP S61267596A
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organic acid
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サンドラ キー
チヤールズ イー ウオルカー
エリツク クライン
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AMERIKAGATSUSHIYUUKOKU NEBURAS
AMERIKAGATSUSHIYUUKOKU NEBURASUKASHIYUU
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AMERIKAGATSUSHIYUUKOKU NEBURAS
AMERIKAGATSUSHIYUUKOKU NEBURASUKASHIYUU
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    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
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    • C07H13/02Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
    • C07H13/04Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals attached to acyclic carbon atoms
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れた乳化特性を有し、特に多様な食品および
医薬品の成分としての使用に適した糖エステルに関する
ものである。また本発明はこのような糖エステルを製造
するための新規かつ実用的な方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、糖エステルは米国特許第3,644,333号に
記載されるように炭素原子12〜22個を有する長鎖脂
肪酸のエステルとシュクロースを水溶液中において反応
させることによって製造されてきた。また、米国特許第
2,948,717号に記載されるように水溶液中にお
いてシュクロースを長鎖脂肪酸塩化物と反応させてシュ
クロースエステルを形成することも示唆されてきた。
(発明の解決しようとする問題点) 従来技術の水性系においては選択された試薬が水中でそ
の酸の形に戻ってシュクロースエステルの製造を不可能
とする脂肪酸の塩である場合に生ずる加水分解が障害と
なっている。また水性系においてはその工程を実際の商
業的な使用において魅力的なものとするに充分な高収量
を得るためには有機合成用に透明なマイクロエマルジョ
ンを製造する際に格別の注意を払うことが要求されるこ
ともある。さらに、米国特許第3,748,324号に
記載されるように糖エステル製品の精製は達成困難であ
り、しばしば工程のある段階において有毒性溶媒の使用
を伴うが、糖エステルが食品成分として使用される場合
には困難および費用を要して有毒性物質を除去すること
が必要とされる。
(問題点を解決するための手段とその効果)本発明によ
れば糖エステルはほぼ無水の有機液体溶媒系内において
有Ill酸塩化物の存在の下に製造され、特に人間のた
めの食品中に使用するのに適した無毒性食用糖エステル
が得られ、上述の問題点は解決される。最良の結果を得
るためには合成を促進して高収量の糖エステルを得るべ
く触媒を用いる。
本発明による好ましい製造方法の1つは選択された糖を
酢酸のような液体溶媒に添加する段階を含むものである
。この段階は選択された糖を焼いたり焦がしたりするこ
となく、できるだけ多くの糖を溶媒中に溶解するように
激しい撹拌および約90℃以上の穏やかな加熱を適用す
ることによって行なうことが最も好ましい。
この系には実質的に全く水の存在しないことが重要であ
り、最良の結果を得るた゛めには無水液体系が使用され
る。この目的のためには氷酢酸が酢酸よりも好ましく、
選択された糖は好ましくは5重量%未満の水分(乾燥f
fi基準)である低水分金山を有するべきである。無水
系を得るため、好ましくは液体反応系から水分を除去す
るように乾燥ガスバージが糖の添加中およびその後の反
応中に用いられる。乾燥窒素ガスバージのような不活性
ガスバージが系から水分を除去するために好ましく使用
される。さらに、無水で完全に乾燥した反応系を得るた
めには氷酢酸のいくらかを真空度的430〜600II
IIIHgの減圧下において蒸留除去してもよい。約2
0重量%の溶媒が蒸留除去されるまで窒素ガスパージは
停止される。不活性ガスバージは無水液体反応系を得る
ための最も便利な方法であるが、実質的に無水の反応系
を確立するためには従来のいかなる方法を用いてもよい
ことは理解されよう。
この工程における次の段階はパルミトイルクロライドの
ような選択された有機酸塩化物を糖と反応させるべく系
に添加することである。有機酸塩化物は連袂的な撹拌を
行ないながら、ゆっくりと糖溶媒系に添加し、また無水
反応系を維持するためには窒素ガスパージをS!続する
ことが好ましい。
反応はll@的な撹拌と共に行なうことが最も好ましく
、その温度は手持ちの設備に応じて任意に選択すること
ができる。ここでは選択された糖の焼き焦げを防ぐよう
に注意を払うべきである。なぜなら、このような劣化は
糖エステルの品質を損ない、収量を著しく減じ、また続
いて食品成分としての使用のために精製するべく反応塊
から所望の糖エステルを分離することを極めて困難もし
くは実質的に不可能とするからである。一般に最良の結
果は反応を少なくとも室温から約250℃もしくはそれ
以上の範囲の温度で行なうことによって達成される。
選択された有機酸塩化物を約り0℃〜約116℃の比較
的低い温度においてゆっくりと糖−溶媒混合物に添加す
ることによって反応を開始することが好ましいと認めら
れた。その後に反応塊を約80℃まで冷却することによ
って反応を約35分以内に完了する。反応は約30〜5
5℃のより低い温度で行なうことも可能であるが、反応
完了に要する時間は増加して約24〜60時間に及ぶこ
ともある0反応を約30〜55℃のより低い温度で行な
う場合には溶媒から糖が沈澱するのを防止するために糖
−溶媒混合物に対する有機酸塩化物の添加を少なくとも
約85〜90℃以上の温度で行なうことが好ましい。糖
エステルの低数ffiおよび低品質の製品を招く結果と
なる反応物の劣化を防止するために手持ちの設備に対し
て適当な時間とa1度との関係を決定することは5業1
者にとって全<IIIではないであろう。
最良の結果は有機酸塩化物を添加する前に炭酸カリウム
のような触媒を糖混合物に添加することによって達成さ
れる。触媒は反応を容易にし、糖エステル収量を高める
ために効果のあるものである。糖エステルは溶媒の蒸留
除去後に残有する残留物として好都合に回収することが
できる。糖エステルは回収されたままの状態で使用して
もよく、従来の方法でさらに精製してもよい。
本発明のもう1つの大きな利点はシュクロースに対して
のみ有効であった従来技術の工程とは対照的に入手可能
な食用糖はいずれも使用できることである。本発明によ
って糖エステルを製造する際に使用できるものには酸も
しくは酵素もしくはその双方でろう状および非ろう状変
種(waxy  a口a non−waxy  var
ieties )を転化したトウモロコシ、小麦、米、
マイロ、ジャガイモ等のデンプンに由来するデンプン水
解糖、さらにシュクロース。
フラクトースおよび他の糖、もしくは例えばマンニトー
ル等の糖アルコールのような糖物質等がある。公知のよ
うにデンプン氷解糖は単糖、グルコース(デキストロー
ス)、二糖、マルトース、三炭糖、および全く甘味のな
い極めて長鎖に至るデキストリンのように実質的に純粋
なものとすることができる。あるいは、0〜100%デ
キストロースのス、ケールで測定された還元糖レベルを
示すDE(デキストロース当量)によって格付けされた
コーンシロップ固形物として販売されるデンプン水解糖
混合物を使用することも可能である。これらのコーンシ
ロップ固形物氷解糖は単糖、デキストロース、二部、マ
ルトースから極めて長鎖のデキストリンに至る糖の混合
物であり、糖の甘さはDEと共に増加する。約1.0〜
20D Eのコーンシロップ固形物は実質的に認知可能
な甘味を全く有しておらず、充填剤、保形剤、もしくは
コーティング剤、キャリヤー、噴霧乾燥助剤等としての
機能特性およびフレーバーに対するカプセル化特性によ
って食品成分として用いられる。約25D Eを超える
高DEのコーンシロップ固形物はいくらか甘味を付与す
るものであり、またその機能的特性によって食品中に用
いられる。従来より、コーンシロップ固形物はベイク製
品、飲料、スープ、スバイス、シーズニング、人口甘味
料、コーヒーホワイトナー、乳製品、アイスクリーム、
デザート。
トッピング、肉製品等の広範囲の食品に用いられている
。入手可能な1つもしくはそれ以上の糖を選択すること
におけるこの柔軟性と優れた乳化特性という機能性を組
合わせることにより、食品成分としての使用が特に有利
な本発明による糖エステルが得られる。
本明細腐において「糖」とはデキストロース。
マルトース、三炭糖等、公知のコーンシロップ固形物水
解糖の任意のもの、および任意に選択されたDEを有す
るその混合物、さらに7ラクトース。
シュクロース、ラクトース、セロビオース等、および糖
アルコールもしくはその混合物であって天然に生ずるも
のもしくは人為的に特逸されるものを意味する。
本発明による糖エステル合成に使用される有機酸塩化物
は酢酸の塩化物のような少なくとも2個の炭素原子を有
するものから22個以上の炭素原子を含有する高級脂肪
酸塩化物に至る実質的に無水の有機酸塩化物もしくはそ
の無水物を含むもので   −あり、好ましくはパルミ
トイルクロライドのような16.0個に達する炭素原子
を有するものである。
選択された有機酸塩化物は単独で、あるいは1つもしく
はそれ以上の他の有lll1!l塩化物と組合せて用い
ることができる。これらの有機酸塩化物は人間の消費用
となる食品における使用が極めて有利な無壽性良用糖エ
ステルの製造において効果的なものである。
本明細圏において「有機酸塩化物」とは少なくとも2個
〜22個もしくはそれ以上の炭素原子を有する1つもし
くはそれ以上の有機酸塩化物もしくはその無水物を意味
するものとする。
また、植物および動物油脂中に生ずるような2個〜22
個もしくはそれ以上の炭素原子を含有する有機脂肪酸、
およびその無水物、エステル、グリセリドエステルが有
機酸塩化物の存在の下に合成反応中に入りこんで様々な
W換を伴って糖に結合することが認められた。より具体
的には、酢酸は単独では糖との合成に使用することはで
きないがパルミトイルクロライドのような有機酸塩化物
と組合せて用いると様々な置換を伴って酢酸塩を結合さ
せるように容易に合成に使用されることが認銭られた。
反応機構は解明されていないが、糖のパルミチン酸塩の
形成がある糸路で糖の酢S塩の合成を開始および可能化
するものと思われる。糖分子に対するパルミチン酸塩と
酢酸塩との混合物の結合によって食品成分として予想外
に優れた乳化特性を有する混合糖エステルの得られるこ
とが認められた。選択された有機脂肪酸、およびその無
水物、エステル、グリセリドエステルは本発明により、
選択された有機酸塩化物の存在の下に糖エステルを形成
するために単独もしくは組合せで用いることができる。
動物もしくは植物油脂は本発明による糖エステル合成の
ためのグリセリドエステル源として用いることもできる
。一般に糖エステルの製造量は無水反応混合物中に存在
するパルミトイルクロライドもしくは他の有ll酸塩化
物の量に正比例する。
選択された有機酸塩化物との反応のために選択される糖
の量は変化し得るが、一般には各単糖部分に対して約0
.1モル−約10.0モルの有機酸塩化物を使用するこ
とができる。最良の結果は1.0モルの有機酸塩化物に
対して約1.0〜1.5モルの糖を用いることによって
達成される。理論的には選択された有機酸塩化物1.0
モルが選択された糖1.0モルと反応してモノエステル
を形成する。理論化学量の置換は必然的に得られるもの
ではないため、モル比1.0/ 1.0を超える糖の使
用゛は製品収―を増加させることが認められた。一般に
モノエステルは糖/有機酸塩化物のモル比が1.5/ 
1.0である場合に形成される。ジエステル、トリエス
テル等は有機m塩化物/糖のモル比を増加することによ
って形成可能である。したがって、ジエステルを得るに
は糖が単糖、二糖類等、あるいはそれらの混合物である
か否かに関係なく、糖1.5モル毎に2モルの有機酸を
用いればよい。有機酸塩化物量の増加によって糖ジエス
テルが製造される傾向にあるが、得られる製品はジエス
テルおよびモノエステルI&の混合物となる。少なくと
も2個〜22個およびそれ以上の炭素原子を有する1つ
もしくはそれ以上の有機脂肪酸およびその無水物、エス
テル、およびグリセリドエステル、さらに植物および動
物油脂も反応混合物に添加することができる。これらの
脂肪酸物質は有機酸塩化物の存在下に単独もしくは組合
せによって反応し、選択された糖に様々な位置の置換を
伴って混合糖エステルを形成するように付加される。こ
れらの脂肪酸の量は糖エステル製品に望まれる特性に依
存して変化し得る。有機酸塩化物の一部を脂肪酸物質で
代用することもできるが、いずれにしても糖エステルに
至るエステル交換反応を得るためには反応混合物中の糖
1モルに対して少なくとも約0.1モルの有機M塩化物
を存在させることになろう。
組合される有機酸塩化物の総量は理論的に糖エステルを
合成するように反応する最大量とすることができる。一
般に有機酸塩化物および脂肪l物質の総量は単糖部分1
モルに対して約10.0モル以下となるであろう。他の
エステル、アルコール(−価あるいは多価)および脂肪
酸物質もこれらが有機酸塩化物による糖エステルの合成
を妨害しない限りにおいて使用することができる。本発
明によれば、有機酸塩化物との反応に先立って障害とな
る水分を除去する必要をなくすために全成分を実質的に
無水とし、また好ましくは得られる全ての糖エステルを
無毒で人の消費に適したものとする。
本明細書において「脂肪酸物質」とは少なくとも2個の
炭素原子を有する1つもしくはそれ以上の有機脂肪酸、
その無水物、エステルおよびグリセリドエステル、さら
にグリセリドエステルを含有する無毒性の食用植物性お
よび動物性油脂を意味する。
糖を溶解、懸濁、もしくはコロイド分散で保持すること
のできる実質的に無水の液体溶媒はいずれも反応混合物
中において、糖エステルを製造するために所望されるエ
ステル交換反応を得るべく反応物を接触させるための激
しい撹拌を促進するために用いることができる。
使用可能な溶媒には酢酸、氷酢酸、プロピオン酸、プテ
リン酸もしくは合成反応温度において液体であって選択
された糖を有機WI塩化物と反応させるために溶解、懸
濁、もしくはコロイド分散させることのできる他の任意
の無毒性有機酸が含まれる。有機酸塩化物もしくは上述
の脂肪酸物質あるいはグリセロール等の一価もしくは多
価アルコールも合成反応のための溶媒として使用できる
脂肪酸物質および脂肪酸は、選択された有機酸塩化物の
存在の下で酢酸が極めて予想外に糖分子に結合して食品
成分として用いるための優れた乳化特性を有する混合エ
ステルを供給することによって示されるように好ましい
溶媒である。1つもしくはそれ以上の有機酸塩化物のみ
を合成反応のための唯一のWI媒として用いることも可
能である。
2つもしくはそれ以上の有機酸塩化物を組合わせること
によって例えば50%のパルミトイルクロライドと50
%のステアロイルクロライドの組合せのような混合糖エ
ステルを製造することができる。
ラウロイルクロライドのような単一の有機酸塩化物のみ
を合成用の溶媒として用いるとラウリン酸基のみに結合
した糖エステルが得られる。溶媒使用量は手持ちの製造
設備に依存して変化するであろう。酢酸の場合には有機
酸塩化物0.001モルに対して約1.Oae〜約10
0.Odを用いることが好都合であり、好ましくは約S
、OM1を用いる。
本川tIIUr11において「溶媒」とは合成反応の温
度および圧力において液体であって糖を選択された有機
酸塩化物との合成反応のために溶解、懸濁もしくはコロ
イド分散状に保持することのできる実質的に無水の物質
の任意のものを意味する。
反応の容易化および高収量に関する最良の結果を得るた
めには触媒を反応混合物に添加する。触媒は弱酸の一塩
基酸もしくは二塩基酸の任意のものとすることができる
。適用可能な触媒にはパルミチン酸カリウム、炭酸カリ
ウム、クロム酸カリウムおよびプロピオン酸カルシウム
等が含まれる。
触媒の使用量は変化し得るが、一般に有機酸塩化物1.
0モルに対して約0.01モモル的1.0モルの触媒が
使用可能である。有機酸塩化物1.0モルに対して約0
.079モルの触媒を、用いると優れた結果が得られ、
好ましい。触媒は好ましくは有機酸塩化物を添加するの
に先立って反応混合物に添加する。また、熱も反応を刺
激するための触媒として作用し得る。
有111W1塩化物との反応に要求される化学量を超え
る糖を用いると一般に糖エステル収量が増加する。した
がって、例えば氷酢酸中のパルミトイルクロライドとの
合成のための化学量を超えるコーンシロップ固形糖を用
いるとモノエステルの理論化学攪の91.5%および9
9.47%にあたる収aが得られた。反応中にパルミチ
ン酸塩が様々な置換を伴って形成され、さらに溶媒も糖
類上において様々な置換を伴って酢酸塩と結合するよう
に反応することが認められた。おそらく、これが本発明
によって得られる予想外に^い糖エステル収量の要因で
あると考えられる。
本発明によって製造された糖エステルを用いてケーキバ
ッター(cake batter )中におけるソノ乳
化特性を試験したところ、従来のシュクロースエステル
に比較して改善されたバッター特性、優れたテクスチャ
ーおよび体積を最終ベイク製品に付与することが示され
た。本発明の糖エステルを用いたケーキの体積は従来技
術のシュクロースエステルを用いたものに比較して約2
5%まで増大しており、そ、のバッターのテクスチャー
は従来技術のシュクロースエステルを用いて製造したバ
ッターのい(らか凝固したテクスチャーに比較してクリ
ーミーかつスムーズであった。
本発明の詳細およびその利点は本発明による糖エステル
の製造の好ましい実施態様のいくつかを示す以下の詳細
な実施例から明らかとなるであろう。
(実 施 例) 衷1j」− 50dの氷酢酸を通常の反応容器中で90℃まで加熱し
た。乾燥窒素ガスを通して反応容器内のバージを行なっ
た後、温度を90℃に保ったまま激しく撹拌を行ないな
がらo、o15モルのマルトースを添加し、乾燥雰囲気
を維持するように窒素ガスバージを継続した。マルトー
スが全部添加されて酢酸中に懸濁された後に窒素ガスバ
ージを中断した。
約10dの酢酸を蒸留除去するために温度を70℃に下
げ、容器を真空度的600a+Hgに減圧し、反応容器
中に存在する水分を確実に除去し、混合物を無水状態と
した。そこで直ちに真空状態を解除して0.00079
モルの炭酸カリウムを添加し、その後に連続的な激しい
撹拌および窒素ガスバージを伴いながら0.01モルの
パルミトイルクロライドを滴下添加した。1.0−のパ
ルミトイルクロライドを添加した後に加熱を中断し、パ
ルミトイルクロライドの残りをゆっくりと添加しながら
混合物を70℃まで冷却した。混合物はゆっくりと40
〜55℃まで冷却させた後、撹拌および窒素ガスバージ
を続けながら15時間この温度に保持した。糖エステル
合成反応は混合物が反応開始時に淡黄色となり、反応の
継続につれてより濃くなることによって示された。15
時間後に糖エステルの残漬を残して酢酸を蒸留除去した
。混合マルトース糖エステルの収量はモノエステルの理
論化学」収量の97.25重量%であった。パルミチン
酸基に加えて酢酸基も糖に結合されており、これが本発
明によって得られる高収量に対して有利に働くものと認
められた。
実施例■ 50#+1!の氷酢酸を従来の容器中で110℃まで加
熱した。乾燥窒素ガスバージを開始し、窒素ガスバージ
を継続したまま激しく撹拌しながら0.015モルのシ
ュクロースを添加した。糖が氷酢酸中に懸濁された後、
減圧下(真空度300aw H9)において10.0m
の酢酸を蒸留除去した。蒸留中に窒素ガスバージは中断
した。反応混合物は約86℃まで冷却し、ここで窒素ガ
スバージおよび激しい撹拌を行ないながら0.01モル
のパルミトイルクロライドを反応混合物に滴下添加した
。反応混合物は40〜50℃まで冷却し、窒素ガスバー
ジおよび激しい撹拌を続けながらこの温度に約13時間
保持した。
次いで残有する酢酸を減圧下においてMN除去し、パル
ミチンm塩と酢11塩との混合糖エステルからなる金色
の固形残渣を得た。混合糖エステルの収量はモノエステ
ル理論化学量収量の80.7重量%であった。
実茄例■ 200ai!の氷酢酸、20,636gのマルトース、
11.026gのパルミトイルクロライド、および0.
459の炭酸カリウムを用いて実施例工の手順を反復し
た。反応を50時間継続した時点で混合糖エステルを反
応塊から回収した。回収した糖エステルの収量は理論収
量の99.47%であった。
衷1」1L 50Idの氷酢酸、2.703gのグルコース、0.1
44シの炭酸カリウム、および2.7529のパルミト
イルクロライドを用いて実施例工の手順を反復した。
氷酢酸を94℃まで加熱した時点で糖をゆっくりと添加
し、窒素ガスバージを開始して反応中ずつと継続した。
真空度575JllH9の減圧下において1〇−の酢酸
をW&留除去した。真空化を中断し、混合物の温度を1
10℃まで上げてグルコースを酢酸中に溶解した。ai
麿を87℃に下げて炭酸カリウム触媒を添加し、次いで
混合物の温度を59℃まで下げながらパルミトイルクロ
ライドをゆっくりと添加した。59℃における反応を窒
素ガスバージ下において18時間継続した。混合糖エス
テルの収量は理論収量90.9%であった。
実施例V 本実施例においてはo、oaiモルのパルミトイルクロ
ライドを60℃に加熱して窒素ガスバージ下に保持する
一方、0.015モルのマルトースおよび0.0007
9モルの炭酸カリウムを激しく撹拌しながら混合した。
温度を40〜45℃に下げて撹拌および窒素ガスバージ
を行ないながら反応を15時間継続した。残留パルミト
イルクロライドを蒸留除去した後、マルトースパルミチ
ン酸糖エステルの沈澱物を回収した。その回収率はモノ
エステル理論化学急収量の851量%であった。
I11艷 パルミトイルクロライドの代りにラウロイルクロライド
、マルトースの代りにグルコースを用いたことを除いて
間借の成分を用いて実施例Vの手順を反復した。残留ラ
ウロイルクロライドを蒸留除去した後にグルコース糖エ
ステルを回収した。
友l九1 50dの氷酢酸を116℃に加熱し、この時点で5.1
5 g (すなわち約0.015モル)の42DEコ一
ンシロツプ固形分を溶解した。合計0.01モルのパル
ミトイルクロライドを反応のために使用した。
最初に約1.25 mのパルミトイルクロライドを添加
し、加熱を中断した。温度が100℃まで低下した時点
で0.00079モルの炭酸カリウムを添加した。
95℃において残りのパルミトイルクロライド0.00
6モルをゆっくりと容器中に滴下し、温度は1時間半に
わたって40〜50℃まで低下させた。温度は40〜5
0℃に保持し、反応を15時間継続して収ff197%
の混合糖エステルを得た。
実施例■ 50d (F)氷酢酸、0.015モ)Lt (1) 
v /L/ドース、0.00079モルの炭酸カリウム
、0.005モルのパルミトイルクロライド、およびo
、oosモルのアセチルクロライドを用いて実施例工の
手順を反復した。
パルミトイルクロライドは94℃において糖溶液に添加
し、温度を106℃に上げた時点でアセチルクロライド
をゆっくりと添加し、温度を80℃に下げて反応を終了
させた。総反応時間35分間の優に収量138%の混合
糖エステルを回収した。
友LLL 50dの氷酢酸、5.1619のマルトース、0.11
53の炭酸カリウム、  1.374gのパルミトイル
クロライド、および1,519gのステアロイルクロラ
イドを用いて実施例■の手順を反復した。
マルトースは95℃まで加熱した酢酸中に溶解し、92
℃において真空度600#lllHgの減圧下で10−
の酢酸をW&留除去した。反応混合物に炭酸カリウムを
添加した後にパルミトイルクロライドをゆっくりと添加
し、次いでステアロイルクロライドを添加した。混合物
は有機酸塩化物を添加しながら約100℃に保持し、糖
を添加した時点で一定の窒素ガスバージを開始し、酢酸
の蒸留中を除いて反応中ずつと維持した。マルトースと
有機酸塩化物との間の総反応時間は35分間であった。
混合糖エステルの収量は理論収量の114%であった。
実施例X 本実施例においてはSodの氷酢酸を95℃に加熱し、
窒素ガスバージ下にs、15 gのマルトースを酢酸中
に溶解した。窒素ガスバージを中断して真空度575s
@Hgで85℃において10dの酢酸を蒸留除去した。
この後、窒素ガスバージを再開し、0.135!IFの
炭酸カリウムをゆっくりと添加した後に0.785 g
のアセチルクロライドを極めてゆっくりと添加した。窒
素ガスパージ下で反応を70℃において33時間継続し
た。酢酸を蒸留除去して酢酸糖エステルを得た。
衷j」びL 氷酢酸およびプロピオン酸カルシウム触媒の存在下でマ
ルトースとパルミトイルクロライドとの合成反応に実施
例工の手順を用いた。50dの氷酢酸を94℃まで加熱
し、窒素ガスバージの下に5.161gのフルドースを
酢酸中に溶解した。ガスバージを中断すると共に640
ae+Hgの減圧下で90℃において10dの酢酸をW
&留除去した。蒸留後、窒素ガスバージを再開し、0.
156gのプロピオン酸カルシウムを添加した後に2.
8329のパルミトイルクロライドをゆっくりと添加し
た。窒素ガスバージの下に102℃において反応を18
時間継続した。
酢酸は減圧下に蒸留除去した。混合糖エステルの収量は
理論収量の115%であった。
実施例肛 50d (D氷酢酸、5,152q(Dマルトース、0
.1569のクロム酸カリウム触媒、および2,762
gのパルミトイルクロライドを用いて実施例工の手順を
反復した。
マルトースは温度90℃に加熱した氷酢酸に窒素ガスパ
ージ下で添加した。ガスバージを中断し、675gwH
9の減−圧下で10dの酢酸を蒸留除去した。
蒸留後、窒素ガスバージを再開し、反応中ずっと継続し
た。混合物の温度は86〜90℃に維持し、クロム酸カ
リウムを添加した後にパルミトイルクロライドをゆっく
りと添加した。反応は86〜90℃において18時間継
続した。糖エステルは酢酸を蒸留除去することによって
回収した。
米国穀物化学者協会(AACC)の標準的手法を用いて
ホワイトケーキを調製およびベークし、本発明の糖エス
テルの乳化特性を従来技術の糖エステルと比較した。
本実施例においてはケーキのベーキングにおいて以下の
AACC標準法を用いた。
ベーキング 6インチのケーキパンを使用。
オーブンを375’Fまで加熱、ケーキを19分間ベー
ク、30分間冷却、パンから除去して30分間冷却、測
定。
バッターミックス 水分14%のケーキ粉      111.28 fi
極微粒グラニュー糖      155.799シヨー
トニング         55,649脱  脂  
粉  乳               13.15 
9m                 3.34 g
ベーキングパウダー        5.849卵  
    白                    
10.02 9蒸  留  水           
      144.66 9ろう紙でベーキングパン
に油引き。乾燥成分を2回ふるい分け。
1、ホバート(Hobart ) K5aミキサーを用
いてスピード6において1分間ショートニングをクリー
ム化。
2、ボウルのスクレープダウン。乾燥成分および水60
−のみを添加。
30秒間低速で混合。
3、ボウルおよびビータ−のスクレープ。スピード6に
おいて4分間部合。
4、スクレープ。水30.dを添加。°低速で30秒間
混合。
5、スクレープ。スピード6で2分間部合。
6、スクレープ。水30dを添′加。低速で30秒間混
合。
7、スクレープ。スピード6で2分1!l]混合。
8、パンを風袋測定し、約2359のバッターを添加。
粉を14%mwbに調整: 勅使用量−X (100−%水分)× (111,289)  (0,86)−□テンプレート
を用いてケーキの直径を測定(底面から13の所で測定
)。
テンプレートを用いてケーキの高さを測定。
D2 ・π・(B+C+D) 体積<cm”)−−一−−−−−−−−−−−実施例工
により製造したマルトース糖エステル1.1gをケーキ
Aのバッターに、第一工業製薬より供給され米国特許第
3,748,324号に記載されたシュクロース糖エス
テル1.1gをケーキBのバッターに添加した。各々の
場合において糖エステル添加量をケーキ粉乾燥重量から
引いた。ケーキに使用した糖エステルはいずれも同等の
低置換度を有していた。ケーキΔおよびBは等しいバッ
ター重量を有し、上述のようにベークおよび体積測定を
行なった。
ケーキAの体積測定値は680α3であったが、ケーキ
Bの体積はわずか540dであった。ケーキAのバッタ
ーのテクスチャーはクリーミーかつスムーズであると観
察されたが、ケーキBのバッターのテクスチャーは凝固
し、ざらざらしていた。
実施例XTV 実施例工の糖エステルに代えて実施例■により製造され
た糖エステルをケーキCに使用して実施例煙を反復した
。ケーキDはケーキBと同等であり、ケーキCおよびD
は同等の低置換度を有していた。
ケーキCの体積は570 ffl’であったが、ケーキ
Dの体積は490α3であった。ケーキCのバッターの
テクスチャーは比較的スムーズで極わずかに凝固してい
なかったが、ケーキDのバッターのテクスチャーには明
確な凝固が観察された。
これらの実施例から本発明の糖エステルの乳化特性が従
来技術の糖エステルよりも優れていることが示される。
説明の目的でここに選ばれた本発明の好ましい実施例に
おいて本発明の精神および範囲を逸脱することなく行な
われる全ての変化および瞭正が本発明の意図するところ
であることは理解されるであろう。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)デンプン由来の水解糖と炭素原子2個〜約22個
    の有機酸塩化物とをほぼ無水の液体エステル化反応にお
    いてエステル化した反応産物からなる糖エステル。
  2. (2)デンプン由来の水解糖と脂肪酸物質と炭素原子2
    個〜約22個の有機酸塩化物とをほぼ無水の液体エステ
    ル化反応においてエステル化した反応産物からなる糖エ
    ステル。
  3. (3)前記脂肪酸物質が炭素原子2個〜約22個の脂肪
    酸、その無水物、エステル、およびグリセリドエステル
    からなる群より選ばれた少なくとも1つの物質であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の糖エステル
  4. (4)デンプンに由来するDE約1.0〜約100.0
    の水解糖と炭素原子2個〜約22個の有機酸塩化物とを
    ほぼ無水のエステル化反応においてエステル化した反応
    産物からなる混合した糖エステル。
  5. (5)デンプン由来の水解糖のパルミチン酸および酢酸
    エステルからなる混合した糖エステル。
  6. (6)前記水解糖がマルトースであることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載の糖エステル。
  7. (7)前記水解糖がグルコースであることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載の糖エステル。
  8. (8)糖と少なくとも約2個の炭素原子を有する有機酸
    塩化物とをほぼ無水の液体エステル化反応においてエス
    テル化した反応産物からなる糖エステル。
  9. (9)糖の単糖単位1モルあたり少なくとも約0.1モ
    ルの有機酸塩化物を含有するほぼ無水の液体混合物が形
    成されるように少なくとも2個の炭素原子を有する有機
    酸塩化物に食用となる糖を添加し、エステル化反応が生
    ずるように前記糖および有機酸塩化物を混合し、この混
    合物から合成された糖エステルを回収することからなる
    糖エステルの製造方法。
  10. (10)前記混合物が前記糖を溶媒と混合し、この結果
    得られる糖−溶媒混合物に前記有機酸塩化物を添加する
    ことによって形成されることを特徴とする特許請求の範
    囲第9項記載の方法。
  11. (11)前記溶媒が酢酸もしくは氷酢酸であることを特
    徴とする特許請求の範囲第10項記載の方法。
  12. (12)前記有機酸塩化物が酢酸の塩化物であることを
    特徴とする特許請求の範囲第9項記載の方法。
  13. (13)前記有機酸塩化物がパルミトイルクロライドで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の方法
  14. (14)前記エステル化反応に先立って前記混合物に脂
    肪酸物質を添加することを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載の方法。
  15. (15)前記糖がデンプンに由来する少なくとも1つの
    水解糖であることを特徴とする特許請求の範囲第9項記
    載の方法。
  16. (16)前記エステル化反応を刺激するように前記混合
    物に触媒を添加することを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載の方法。
  17. (17)反応容器中において溶媒に食用となる糖を添加
    し、この結果得られた液体混合物を前記糖がその内部に
    分散するように撹拌し、水分が除去されるように前記反
    応容器中において乾燥不活性ガスによるパージを行ない
    、前記糖を反応するように約2個〜約22個の炭素原子
    を有する有機酸塩化物を糖1.0モルあたり少なくとも
    約0.1モルの有機酸塩化物が添加されるような量で前
    記混合物に添加し、反応を刺激するように前記混合物に
    触媒を添加し、前記糖と有機酸塩化物との間にエステル
    化反応が生ずるように前記混合物を撹拌し、前記混合物
    からこのエステル化反応による糖エステルを回収するこ
    とからなる糖エステルの製造方法。
  18. (18)前記溶媒が酢酸もしくは氷酢酸であり、前記糖
    がデンプンに由来する少なくとも1つの水解糖であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の方法。
  19. (19)少なくとも3個の炭素原子を有する有機酸塩化
    物を前記糖とのエステル化反応のために添加することに
    よって糖の混合エステルを形成することを特徴とする特
    許請求の範囲第18項記載の方法。
  20. (20)前記有機酸塩化物としてパルミトイルクロライ
    ドを添加することによって糖の混合エステルを形成する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第18項記載の方法。
  21. (21)前記糖を溶解するように前記溶媒を少なくとも
    約90℃まで加熱することを特徴とする特許請求の範囲
    第18項記載の方法。
  22. (22)前記糖がマルトースもしくはグルコースである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第21項記載の方法。
  23. (23)前記エステル化反応を30〜55℃の間の温度
    で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第21項記載
    の方法。
  24. (24)前記触媒がパルミチン酸カリウムもしくは炭酸
    カリウムであることを特徴とする特許請求の範囲第17
    項記載の方法。
  25. (25)前記エステル化反応に先立って前記混合物に脂
    肪酸物質を添加することを特徴とする特許請求の範囲第
    17項記載の方法。
  26. (26)前記有機酸塩化物が前記溶媒と同一のものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の方法
  27. (27)前記有機酸塩化物がパルミトイルクロライドも
    しくはアセチルクロライドであることを特徴とする特許
    請求の範囲第26項記載の方法。
  28. (28)少なくとも1つのデンプン水解糖を酢酸溶媒中
    に溶解し、この結果得られた混合物を撹拌し、乾燥不活
    性ガスパージを行ない、この混合物にパルミトイルクロ
    ライドを糖1.0モルあたり少なくとも約0.1モルの
    パルミトイルクロライドが添加されるような量添加し、
    エステル化反応を刺激するように触媒を添加し、前記水
    解糖とパルミトイルクロライドと酢酸との間にエステル
    化反応が生ずるように前記不活性ガスパージを続けなが
    ら前記混合物を撹拌し、水解糖混合パルミチン酸および
    酢酸エステルを回収することからなる糖エステルの製造
    方法。
  29. (29)食用となる糖をほぼ無水の液体溶媒に添加する
    ことによってほぼ無水の反応混合物を形成し、この混合
    物に前記糖と反応するように約2個〜約22個の炭素原
    子を有する食用となる有機酸塩化物を添加し、前記糖と
    有機酸塩化物との間にエステル化反応が生ずるように前
    記混合物を撹拌し、前記混合物からこの反応による糖エ
    ステルを回収することからなる糖エステルの製造方法。
  30. (30)少なくとも2個の炭素原子を有するほぼ無水の
    液体有機酸塩化物に糖を添加し、エステル交換反応を生
    ずるように前記糖および有機酸塩化物を混合し、合成さ
    れた糖エステルを回収することからなる糖エステルの製
    造方法。
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