JPS6126691A - 液晶組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶組成物、特に時分割駆動方式に最適なネマ
チック液晶組成物に関する。

従来例の構成とその問題点 液晶セルは一対の基板の間に５〜１０／／ｍ程度のスペ
ーサを介して液晶を挾持したもので、これに電界を印加
することにより液晶の分子の配列が変化し、いわゆる電
気光学効果が生じ、電界を印加している部分と印加して
いない部分とのコントラストの差により、数字２文字２
図形等の表示を行うものである。また、この表示する量
が増加するにつれて液晶表示素子の駆動方式がスタティ
ック駆動から時分割駆動へと移行してきて、新たな問題
点が生じている。その一つにクロストークがある・すな
わち、本来表示しなくともよい部分にも電極を通しての
電界の１わり込みが生じ、その部分の液晶分子がわずか
に応答してしまう現象である。このクロストークを出来
るだけ最少値におさえ込み、視認出来ない程度にするた
めには液晶組成物を改善して、液晶セルとしてのしきい
値特性を急峻とすることが要求される。

しきい値特性の急峻度は以下の如く定義される。

第１図に液晶セルの電気光学効果、す々わち印加電圧対
輝度の関係を示したが、閾値特性の急峻度は電圧印加に
よって生じる輝度の変化量が１０％に達する電圧を７１
０％　とし、同じく輝度の変化量が９０％に達する電圧
を７９８％　として、その比勿。とじて定義される。寸
たθは第２図に示した如り液晶セルと測定系中のディテ
クターとのなす角度である。すなわち液晶セル１に所定
の照明光源で照明を行う。そして駆動回路２により電圧
を印加して液晶セル１を駆動させ、その電気光学効果、
すなわち液晶セルの輝度の変化をフォトマル３で受光し
する。その結果を駆動回路２の信号とフォトマル３から
の信号をｘ−Ｙレコーダ４で受けて液晶セル１の電気光
学効果の特性を評価すムθとはこの電気光学効果の特性
を測定する糸の中での液晶セル１とフォトマル３とのな
す角度であり、第２図中ψは液晶セルの主視野方向を決
める角度である。本願ではψ−０°すなわち主視野角内
でのθである。

時分割駆動方式においてはｒｈｏが１に近づくほどしき
い値特性が急峻となり、より高い時分割駆動が可能とな
るのである。

ところが従来汎用されている液晶組成物においてはしき
い値特性γ。０が１．４種度と大きく高時分割駆動方式
の電界効果型液晶表示素子に使用した場合においてはク
ロストークを充分に防止することができないのみならず
、視野角も余り広くすることができないという欠点があ
った。

視野角に対する特性を次のように定める。

（第１図参照）θ０は視角方向を示す。

βが１に近いほどクロストークの視角依存性が小さく、
視野角が広いことになる。

発明の目的 本発明の目的は、新液晶組成物を用いる事によりしきい
値特性γθ０が急峻で、かつしきい値特性の視野角特性
βを小さな液晶セルを提供することにある。

発明の構成 （式中ｎは２，３．４を表わｊ−１ｍは３，４を表わす
） で表わされる化合物を少なくとも１種類以上添加するこ
とにより、しきい値特性を向上させることにより上記の
欠点を解消したものである。

実施例の説明 以下、従来例との比較により本発明による実施例を示す
。

従来例１ ０５Ｈ、、−＜Ｅ）−Ｃｏｏ−Ω−へＣ３■７　　　１
ｏ重量％（但し式中のアルキル基は全て直鎖アルキル基
である） 従来例２ （但し式中のアルキル基は全て直鎖アルキル基である） 従来例３ （但し式中のアルキル基は全て直鎖アルキル基である） 次に本発明になる 一般式　　　　　ｏ　　　　。

（式中ｎは２，３．４を表わし、■は３，４で表わす） を含有する液晶組成物の実施例を示す。

実施例１ Ｃ４Ｈ２℃−ｃｏｏ→こ＞−ＱＣ５Ｈ，、１８重量％Ｃ
３Ｈ１１℃−Ｃｏｏ　→ζ）−ＱＣ５Ｈ、７重量％Ｃ４
Ｈ９−Ｃ）→Ｃ）−ＯＮ　　　　　　　　　　　１２重
量％（但し式中のアルキル基は直鎖アルキル基である）
実施例２ Ｃ２Ｈ５→こ）−ｃｏＯｃｏｏＱｃ４ａ、５重量％Ｃ３
Ｈ７Ｂｇ−Ｃｏｏ→ζ）−〇Ｃ２Ｈ５１６重量％Ｃ３Ｈ
７−◇Ｃ←Ｃｏｏ→σ）−ＱＣ５Ｈ，、１６重量％Ｃ４
Ｈ９（）◇−０００−Ｃ＞−ＯＧ　５Ｈ、、２０重量％
０５Ｈ１，−（Ｅ）−Ｃｏｏ　−Ｃ＞−ＱＣ６Ｈ７２０
重量％（但し式中のアルキル基は直鎖アルキル基である
）実施例３ Ｃ４Ｈ２Ｑ　Ｃｏｏ　Ｑ　ｃｏｏ　Ｑ　Ｃ４Ｈ９４重量
％（３３Ｈ，居−Ｃｏｏ−Ω−０Ｃ２Ｈ５１８重量％Ｃ
６Ｈ，℃−Ｃｏｏ÷Ｏ−０Ｃ５Ｈ，、１８重量％Ｃ４Ｈ
７−４◇−Ｃｏｏ　−Ｑ　−ＱＣ５Ｈ１，２０重量％Ｃ
３Ｈ４１バσ◇−ｃｏｏ→σ）−ＱＣ３Ｈ７２０重量％
（但し式中のアルキル基は全て直鎖アルキル基である） 以上の各液晶組成物を用いた液晶セルに前記第２図で示
した測定系を用いてθ−０°及びθ−４０゜に於ける閾
値特性を測定し、その結果より求めたγ。。及びβを次
の第１表に示した。

以上のようにして読み取ったｖ＋ｏ、θ０．■、。、θ
０およびγｏ０．βを以下の表に示す。

（以下余白） 発明の効果 以上の様に本発明の液晶化合物を含有する液晶組成物は
従来１．４程度であったしきい値特性γ。。

を１．３以下とすることが出来、γ。。がかなり改善し
たので高時分割駆動時のクロスト−りを低くおさえて表
示品位を良好とし商品価値を高めることが出来た。

【図面の簡単な説明】

第１図は閾値特性のシャープネスの定義の説明図、第２
図は閾値特性の測定系の概略図である。 １・・・・・液晶セノペ２・・・・・・駆動回路、３・
・・・・フォトマル、４・・・・・Ｘ−Ｙレコーダ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名８溶
　穢　■　ζ　ミ 　　Ｖ 区　　　　　　　　　　　　　　８ 叶　　　　　　　　　　　　　　城 □

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中ｎは２、３、４を表わし、ｍは３、４を表わす） で表わされる化合物を少なくとも一種類含む液晶組成物
   。