JPS6126688Y2 - - Google Patents

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JPS6126688Y2
JPS6126688Y2 JP9682582U JP9682582U JPS6126688Y2 JP S6126688 Y2 JPS6126688 Y2 JP S6126688Y2 JP 9682582 U JP9682582 U JP 9682582U JP 9682582 U JP9682582 U JP 9682582U JP S6126688 Y2 JPS6126688 Y2 JP S6126688Y2
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JP
Japan
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diaphragm
cone
shaped
check valve
fluid
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JP9682582U
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JPS591974U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゴムまたは合成樹脂材等の可撓性の
資材でコーン状に成形したダイヤフラムとコーン
状に成形した剛体のストレーナとを重合状態に組
合せて構成されるダイヤフラム式の逆止弁につい
て改良に関するものである。
逆止弁として、第1図に示しているように、ゴ
ム膜等の可撓性の皮膜でコーン状に成形したダイ
ヤフラム1を、網または目抜板により剛体のコー
ン状に成形した体(ストレーナ)2の内側に重
合せしめて、そのコーン状のダイヤフラム1の頂
部1aを、コーン状の体2の内腔の底部2aに
止着し、コーン状の体2の開放口2bの口縁を
管路3の内面に止着しておくことで、流体が管路
3内を体2側から流れるときは、第2図に示し
ている如く、ダイヤフラム1が開放口1b側にす
ぼめるようにたわむことで、流体中の塵埃類を
体2ですストレーナーとして作用し、流体が、
ダイヤフラム1側から流れるときには、第1図に
示している如く、ダイヤフラム1が拡いて体2
の内面に密着した状態となつて、流体の流過を阻
止する弁として作用するようにしたものがある。
このダイヤフラム式の逆止弁は、拡き勝手にな
るコーン状のダイヤフラム1がコーン状の体2
の内面に密着してその状態に保持されることによ
り、管路3(または弁口)を遮断し流体の流過を
阻止するように作用することから、リークのない
状態に製作することが容易であるが、小形に作る
コーン状のダイヤフラム1のたわみ抵抗が大きく
なつて圧力損失が大きくなることから、小形の機
器には使用し得ない制約がある。
本考案における目的は、この制約を解消せしめ
て、小形に形成しても精妙に作動するダイヤフラ
ム式の逆止弁が得られる新たな手段を提起するこ
とにある。
そして、この目的を達成するための本考案によ
るダイヤフラム式の逆止弁は、コーン状に成形し
た可撓性の資材よりなるダイヤフラムを、コーン
状に成形した剛体の体の内側に重合状態に配位
し、そのコーン状のダイヤフラムの頂部を前記コ
ーン状の体の内腔の底部に止着してなるダイヤ
フラム式の逆止弁において、前記コーン状のダイ
ヤフラムは、開放口の口縁部に外周方向に鍔状に
突出する環状のシート部を具備せしめて、該シー
ト部の、体の開放口部の内面に対する当接によ
り該シート部を除く外周面が宙吊り状態として
体の内腔に位置するよう該体の内側に重合配位
せしめ、かつ、該コーン状のダイヤフラムには、
該ダイヤフラムの軸線方向に沿う複数本のひだ
を、該ダイヤフラムの頂部から開放口側に向う放
射状に配位して一体に形設したことを特長とする
ものである。
次に実施の一例を図面に従い詳述する。なお、
図面符号は、同一部材については前記従前のもの
と同じ符号を用いる。
第3図において、1はコーン状に形成したダイ
ヤフラム、2は前記ダイヤフラム1と相似のコー
ン状に形成して前記ダイヤフラム1の外側に重合
せしめて嵌挿した体である。
ダイヤフラム1は、ゴムまたは合成樹脂材等の
柔軟な資材により自在に撓曲するコーン状に形成
することについては、前述した従前のダイヤフラ
ム式の逆止弁のダイヤフラム1と同様であるが、
開放口1bの口縁部には、外周方向に鍔状に突出
する環状のシート部aが形設してある。このシー
ト部aは、コーン状のダイヤフラム1をコーン状
の体2の内腔に嵌挿してその体2の内側に重
合させたときに、第3図に示している如く該シー
ト部aが体2の内周面に当接することで、それ
以上の体2内腔へのダイヤフラム1の進入を阻
止して、ダイヤフラム1の該シート部aを除く外
周面が宙吊り状態となつて体2の内腔に位置す
るようにし、これにより、ダイヤフラム1の外周
面と体2の内周面との間に、第3図及び第5図
に示している如く間隙Dを形成するためのもので
あるが、第3図に示している如く、流体がダイヤ
フラム1の内腔に進入してくるように流れて、ダ
イヤフラム1が拡張し、体2の内周面に密接し
て流体の流過を阻止する状態となるときに、ダイ
ヤフラム1の体2の内周面に密接する部位を該
シート部aに局限するようにあることから、該シ
ート部aは、ダイヤフラム1の開放口1b部に形
設する肉厚部10を外周側に突出するように形設
して、その肉厚部10の外周面をシート部aとす
るなどにより、ダイヤフラムの軸線方向Wの巾を
広くすることが望しい。そして、また、該ダイヤ
フラム1には、該ダイヤフラム1の軸線方向Wに
沿う複数本のひだY……が、該ダイヤフラム1の
頂部1a側において間隙が狭く開放口1b側にお
いて間隙が広がるよう、第4図に示している如く
頂部1aから開放口1b側に向けて放射状に配位
して、該ダイヤフラム1と一体に形設してある。
このひだY……は、第6図の如く該コーン状のダ
イヤフラム1の頂部1a側から流体が流れること
で、該ダイヤフラム1がすぼめられるようになる
ときに、その作動が敏感に行なわれるように、予
め折畳みぐせを与えておくためのものであり、第
5図の断面図に示している如く、ダイヤフラム1
の内腔側に折れ曲がる状態に形成する場合及び第
5図で鎖線に示している如く、ダイヤフラム1の
外周側に突出する状態に形成する場合など適宜に
形設してよい。
前記ダイヤフラム1の外周側に重合さす体2
は、無数の小孔20をあけたステンレススチール
の薄板、または細いステンレススチールのワイヤ
ーで編成した網体を用いて、前記ダイヤフラム1
と相似のコーン状に形成してあり、それの開放口
2bの口縁部には外周方向に鍔状に延出する取付
鍔21が形設してある。そして、前記ダイヤフラ
ム1は、該体2の内腔に嵌挿せしめた状態で、
そのダイヤフラム1の頂部1aに基端を取付けた
止着ネジ11の先端部を、該体2内腔の底部2
aに設けた透孔から外部に突出せしめ、その突出
端にナツト12を螺合して締付けることにより、
該体2の内側位置において、外周面が該体2
の内周面と対向する状態に組付けてある。そして
また、該体2の開放口2bの口縁部に設けた前
述の取付鍔21を、管路3の接続部30にシール
4を介して挾持せしめることで、流体が第3図に
おいて矢印に示す如くダイヤフラム1の内腔に進
入していく方向に流れるときは、ダイヤフラム1
が拡がつて体2の内側に当接し流体の流過を阻
止する弁として作用し、流体が第6図にて矢印に
示す如く体2の外周面側からそれの内周面側に
向う方向に流れるときは、ダイヤフラム1が流体
の圧力ですぼみ、流体を自由に流過させてその流
体の中の塵埃を体2でし取るストレーナーと
して作用するようにしてある。
次に作用効果について説明すると、上述の如く
構成せる本考案によるダイヤフラム式の逆止弁
は、体2の内側に配設したコーン状のダイヤフ
ラム1が、第3図で矢印方向に流れる流体により
内腔が拡張するようになつて、体2の内周面に
圧着しその流体の流過を阻止する弁として作用す
るときに、該ダイヤフラム1の開放口1bの口縁
部に外周方向に鍔状に突出する環状シート部aが
体2の内周面に圧着して、そのシート部aを除
く該ダイヤフラム1の外周面を、体2の内周面
から浮かせる傾向を生ぜしめる。このため、流体
の流れの方向が、第6図で矢印に示している如
く、体2の外周面からそれの内周面側に透過し
ていく方向に変わつたとき、または、前記矢印方
向から流体を流したときに、流体が体2の内周
面側に直ちに流入し、ダイヤフラム1の外周面の
全域に、前記方向の流れの開始時から流体の圧力
がかかるようになつて、その圧力損失を少なくし
てダイヤフラム1にすぼみ側のたわみ作動を行な
わせるようになる。そして、このときのダイヤフ
ラム1のたわみは、該ダイヤフラム1に形成せる
複数のひだY……によつて予め与えられている折
りぐせに従い、迅速にかつすぼんだ形状に正しく
撓わんでいくようになる。
従つて、本考案手段によるときは、ダイヤフラ
ム1のたわみ作動が、圧力損失を少なくして精妙
に行なわれるようになり、小形の機器に適応する
ダイヤフラム式の逆止弁が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前手段の、逆止弁として作用してい
る状態の縦断側面図、第2図は同上手段の、スト
レーナーとして作用している状態の縦断側面図、
第3図は本考案の実施例装置の逆止弁として作用
している状態の縦断側面図、第4図は同上装置の
ダイヤフラムの正面図、第5図は同上装置の第3
図のA−A線における断面図、第6図は同上装置
のストレーナーとして作用している状態の縦断側
面図である。 図面符号の説明、1……ダイヤフラム、1a…
…頂部、1b……開放口、a……シート部、Y…
…ひだ、10……肉厚部、11……止着ネジ、1
2……ナツト、2……体、2a……底部、2b
……開放口、20……小孔、21……取付鍔、3
……管路、30……接続部、4……シール、D…
…間隙、W……軸線方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コーン状に成形した可撓性の資材よりなるダイ
    ヤフラムを、コーン状に成形した剛体の体の内
    側に重合状態に配位し、そのコーン状のダイヤフ
    ラムの頂部を前記コーン状の体の内腔の底部に
    止着してなるダイヤフラム式の逆止弁において、
    前記コーン状のダイヤフラムは、開放口の口縁部
    に外周方向に鍔状に突出する環状シート部を具備
    せしめて、該シート部の、体の開放口部の内面
    に対する当接する該シート部を除く外周面が宙吊
    り状態として体の内腔に位置するよう該体の
    内側に重合配位せしめ、かつ、該コーン状のダイ
    ヤフラムには、該ダイヤフラムの軸線方向に沿う
    複数本のひだを、該ダイヤフラムの頂部から開放
    口側に向う放射状に配位して一体に形設したこと
    を特長とするダイヤフラム式の逆止弁。
JP9682582U 1982-06-28 1982-06-28 ダイヤフラム式の逆止弁 Granted JPS591974U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9682582U JPS591974U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 ダイヤフラム式の逆止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9682582U JPS591974U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 ダイヤフラム式の逆止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS591974U JPS591974U (ja) 1984-01-07
JPS6126688Y2 true JPS6126688Y2 (ja) 1986-08-09

Family

ID=30230581

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JP9682582U Granted JPS591974U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 ダイヤフラム式の逆止弁

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JP (1) JPS591974U (ja)

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JPS591974U (ja) 1984-01-07

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