JPS6126685Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6126685Y2
JPS6126685Y2 JP12734781U JP12734781U JPS6126685Y2 JP S6126685 Y2 JPS6126685 Y2 JP S6126685Y2 JP 12734781 U JP12734781 U JP 12734781U JP 12734781 U JP12734781 U JP 12734781U JP S6126685 Y2 JPS6126685 Y2 JP S6126685Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
sub
main
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12734781U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5831467U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12734781U priority Critical patent/JPS5831467U/ja
Publication of JPS5831467U publication Critical patent/JPS5831467U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6126685Y2 publication Critical patent/JPS6126685Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、副弁内蔵形バタフライバルブ構造に
関する。
従来、止水、制水用のバルブとして中心型(軸
対称型)のバタフライバルブが広く利用されてい
る。しかし、土砂等の異物を多く含んだ水を扱う
場合、このバタフライバルブは開閉の際異物を噛
み込み易く、そのため水漏れの原因となる。また
特に、このバタフライバルブの場合は、弁体の周
辺がシール部を成しており、シール部の交換に際
しては破損した主弁もしくは副弁を取りはづして
シール部交換を、更には全バルブの交換を行わな
ければならない問題がある。
本考案は、偏心型のバタフライバルブを同一軸
心で主副組合わしたものであり、一挙に前記問題
を解決するものである。すなわち、偏心型のバタ
フライバルブは、異物等の噛み込みが、一般の中
心型のバタフライバルブよりも少なく、かつ弁座
部分が全て流路の片側に片寄る点に鑑み、弁体の
異物の噛み込みの際の保守、弁座部分のみの交
換、弁体の取付け後の調整等を、バタフライバル
ブそのものを分解することなく、容易に片側の流
路方向から行えるようにすることを目的とする。
また、主副両弁を有するバルブは、流量調整の
ため副弁の開閉が頻繁であり、特に副弁への異物
の噛み込みが多い。そのため、異物の除去作業、
更には破損した副弁全体の取り換え用として分解
を容易にすることを目的とする。
本考案は、前記目的を達成するために、次の構
成を採用する。
すなわち、偏心バタフライ形主弁体Aと該主弁
体Aの中央副弁孔1に嵌装した偏心バタフライ形
副弁体Bとを同一の軸心で枢支するとともにそれ
ぞれ回動操作自在に装設し、偏心バタフライ形主
副両弁体A,Bの軸心より離れて後方となる両弁
体A,Bの後部外周面には、それぞれの外周側に
おける弁座2a,2bに対接できる環状の弁座3
a,3bを工具挿入孔17を有する環状の押え金
具4a,4bの螺合によりそれぞれ着脱自在に嵌
着し、前記副弁体Bを軸心方向の副弁軸5に移動
調節自在に嵌着し、かつ締め付け用セツトボルト
15を副弁軸5に向けて挿入するとともに、前記
工具挿入孔17、押え金具4a,4bの螺合部及
び締め付け用セツトボルト15をそれぞれ全て同
一流路方向に向けて構成した。
従つて、偏心型のバタフライバルブを採用して
いるので、異物等の噛み込みが少なく、たとえ異
物を噛み込み、弁座3a,3bが破損した際に
も、バタフライバルブ本体を分解することなく、
流路の片側から工具挿入孔17に工具を挿入して
押え金具4a,4bを取りはずし、弁座3a,3
bを容易に取り換えられる。さらに、流量調整の
ため副弁体Bの開閉は頻繁に行なわれ、異物が噛
み込み易いが、締め付け用セツトボルト15を弛
めて副弁体Bを微動することで異物を除去でき
る。
次に、図面に示す実施例について説明する。
弁胴6の内方に嵌装するバタフライ形主弁体A
の直径方向上部と下部には上方主弁軸7aの下部
と下方主弁軸7bの上部をそれぞれ嵌挿固定し、
上方主弁軸7aを弁胴6の上部に、下方主弁軸7
bの下部を弁胴6の下部軸受8にそれぞれ回動自
在に枢支し、弁胴6の上方に固設した操作箱9の
内方においては前記上方主弁軸7aに嵌合固定し
たウオームホイール10に、外方からハンドル等
で操作できるウオームギヤ11を噛合させ、上方
主弁軸7aを回動させて主弁体Aを開閉操作でき
るように装設して構成する。
また、前記主弁体Aの中央には表面から背面と
貫通する副弁孔1を形成し、両主弁軸7a,7b
の軸心に一致して主弁軸7aおよび主弁体Aに遊
嵌する副弁軸5の下部を前記副弁孔1に挿通する
とともに、副弁孔1の下方における軸受部12に
副弁軸5の下端部を嵌挿するようにして装設し、
副弁軸5の上部を上方の差動操作箱13内を通し
上方に延出して、その上端側にハンドル14を装
設して構成する。
Bはバタフライ形副弁体で、前記副弁孔1に嵌
装するとともに副弁軸5に摺動自在に嵌挿し、副
弁体Bの後部背面側中央より螺挿するセツトボル
ト15の先端を副弁軸5に圧接できるようにし
て、副弁体Bを副弁軸5に移動調節自在に装設し
て構成する。
前記主弁体Aおよび副弁体Bの軸心より後方と
なる後部背面側の外周部にはねじ16a,16b
により螺合できる環状の押え金具4aおよび4b
をそれぞれ取付けるとともに、押え金具4a,4
bに形成した孔17に工具を挿入して回動させな
がら押え金具4a,4bをそれぞれ着脱できるよ
うに装設し、押え金具4a,4bの内側外周に形
成した段部18には外周方向に突設する環状の弁
座3a,3bをそれぞれ嵌合して締付け固定でき
るように装設し、両弁体A,Bを閉じの状態にる
と弁座3a,3bに対応する弁胴6および副弁孔
1の内周面の部分には弁座3a,3bの外周面に
嵌接できる弁座2a,2bを傾斜状に隆起形成し
て構成する。
したがつて、主弁軸7aを回動させると主弁体
Aを回動させることができるとともに、主弁軸7
aと同軸心の副弁軸5を回動させる副弁体Bを回
動させることができてそれぞれの開閉操作を行う
ことができ、閉じた状態では、弁座3a,3bが
弁座2a,2bにそれぞれ密接嵌合する状態とな
る。
また、両弁座3a,3bは押え金具4a,4b
の螺合によりそれぞれ着脱することができて調節
したり取換えたりすることができ、副弁体Bはセ
ツトボルト15を締め付けたり弛めたりすること
により副弁軸5に摺動させて取付け調整を行うこ
とができる。
このように本考案は、バタフライ形主弁体と該
主弁体の中央副弁孔に嵌装したバタフライ形副弁
体とを同一の軸心で枢支するとともにそれぞれ回
動操作自在に装設し、軸心より離れて後方となる
両弁体の後部外周面にはそれぞれの外周側におけ
る弁座に対接できる環状の弁座を押え金具の螺合
によりそれぞれ着脱自在に嵌着し、前記副弁体を
軸心方向の副弁軸に移動調節自在に嵌着して構成
してから、両弁体を同一軸心に枢支して関連性良
くまた操作性良くそれぞれを開閉することがで
き、両弁体ともに弁座における接合性が良好とな
るとともに、それぞれの弁座を着脱できて調整し
たり取換えることを容易に行なうことができ、ま
た、副弁体の取付位置を調節できて精度を良くす
ることができ、全体に精度の良い主副弁形のバル
ブ構造にすることができ、簡単な構造にして好適
に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部の
断面図、第2図は第1図の一部を示し、第3図は
第1図の他の一部を示し、第4図は第3図の一部
の拡大図、第5図は第3図の一部の拡大図を示
す。 A……主弁体、1……副弁孔、B……副弁体、
2a,2b……弁座、3a,3b……弁座、4
a,4b……押え金具、5……副弁軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偏心バタフライ形主弁体と該主弁体の中央副弁
    孔に嵌装した偏心バタフライ形副弁体とを同一の
    軸心で枢支するとともにそれぞれ回動操作自在に
    装設し、偏心バタフライ形主副弁体の軸心より離
    れて後方となる両弁体の後部外周面には、それぞ
    れ外周側における弁座に対接できる環状の弁座を
    工具挿入孔を有する環状の押え金具の螺合により
    それぞれ着脱自在に嵌着し、前記副弁体を軸心方
    向の副弁軸に移動調節自在に嵌着し、かつ締付け
    用セツトボルトを副弁軸に向けて挿入するととも
    に、前記工具挿入孔、押え金具の螺合部及び弛め
    付け用セツトボルトをそれぞれ全て同一流路方向
    に向けて構成したことを特徴とする副弁内蔵形バ
    タフライバルブ構造。
JP12734781U 1981-08-27 1981-08-27 副弁内蔵形バタフライバルブ構造 Granted JPS5831467U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12734781U JPS5831467U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 副弁内蔵形バタフライバルブ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12734781U JPS5831467U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 副弁内蔵形バタフライバルブ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5831467U JPS5831467U (ja) 1983-03-01
JPS6126685Y2 true JPS6126685Y2 (ja) 1986-08-09

Family

ID=29921079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12734781U Granted JPS5831467U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 副弁内蔵形バタフライバルブ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5831467U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5831467U (ja) 1983-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6126685Y2 (ja)
US3172192A (en) Method of manufacture of valve construction
CA1096355A (en) Eccentrically rotatable valve
JPH02146376A (ja) 弁とその製造法
JPH1151211A (ja) ボールバルブ
CN210164908U (zh) 一种闸阀及采用该闸阀的手自一体式闸阀结构
CN109139964B (zh) 一种防堵塞球阀
JP3722615B2 (ja) プラスチック製バタフライ弁
JP3429249B2 (ja) 偏心構造弁
KR200403849Y1 (ko) 더블 파일로트 밸브 붙이 버터플라이밸브의 누수차단장치
JPS5827176Y2 (ja) バタフライ形弁機構における水封装置
CN220037626U (zh) 一种适用于闸阀、截止阀可在线更换的旋合螺母
JPS62204074A (ja) 子弁付バタフライ弁
JPH0139975Y2 (ja)
CN221922129U (zh) 一种便于调节流量的截止阀
JPH0115978Y2 (ja)
JPS628690Y2 (ja)
KR200388308Y1 (ko) 버터플라이 밸브
JP2505936Y2 (ja) 流量調整機構付ボ―ル弁
CN205534270U (zh) 一种比例蝶阀
JPH01299376A (ja) 玉型弁及び該玉型弁に用いるケーシングの製造方法並びに該玉型弁の修理方法及び修理治具
KR200330716Y1 (ko) 버터플라이 밸브용 축받이 구조
JPH0222533Y2 (ja)
JPH0437577Y2 (ja)
JP2821860B2 (ja) スチームトラップ装置