JPH0437577Y2 - - Google Patents

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JPH0437577Y2
JPH0437577Y2 JP18972687U JP18972687U JPH0437577Y2 JP H0437577 Y2 JPH0437577 Y2 JP H0437577Y2 JP 18972687 U JP18972687 U JP 18972687U JP 18972687 U JP18972687 U JP 18972687U JP H0437577 Y2 JPH0437577 Y2 JP H0437577Y2
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lever
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valve
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、煮炊釜に於ける煮炊物取出装置に
関するものであり、特に煮炊釜の煮炊物取出装置
の改良に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点〕 従来、此種煮炊釜の煮炊物取出装置を第8図に
従つて説明する。同図に於て1は煮炊物取出装置
である。この煮炊物取出装置1は、その前端開口
部1aが内釜2の底部近傍に設けられた排出弁孔
3に対峙するように外釜4を貫通してボルト5,
5にて取付けられている。そして、この煮炊物取
出装置1は筒状本体部6を有し、この筒状本体部
6の下部に排出筒7を分岐して設けてある。又、
該筒状本体部6の先端部には軸受蓋8がギヤケー
ス9と共にボルト10,10……にて取付けられ
ている。そして、前記軸受蓋8の中心部にはベベ
ルギア11を回転自在に嵌合し、更に、該ベベル
ギア11の中心部にはネジ穴12が設けられてい
る。又、前記筒状本体部6の前端部開口部1aに
は平板形の弁体13が嵌合され、そして、該弁体
13は弁棒14の先端に取付けられている。更
に、該弁棒14には雄螺子部15が設けられてお
り、該雄螺子部15は前記ベベルギア11のネジ
穴12に設けた雌螺子部16と螺合されている。
又、前記ベベルギア11はベベルギア17と噛合
されており、該ベベルギア17は前記ギアケース
9に軸支され、そして該ベベルギア17は自在接
手18にてハンドル軸19に接続されている。こ
のハンドル軸19の上端にはハンドル20が取付
けられると共に、外釜4に突設したブラケツト2
2に支持されている。
而して、従来型は叙述せる如き構成を有するの
で、ハンドル20を例えば正回転すれば、該回転
はハンドル軸19を介してベベルギア17,11
に伝達される。そして、ベベルギア11の中心に
設けた雌螺子部16に螺合している弁棒14の雄
螺子部15は、前記ベベルギア11の回転によつ
て該弁棒14をベベルギア11より先方に突設せ
しめるように働く。従つて、この弁棒14の先端
部に設けている弁体13が内釜2の排出弁孔3よ
り離脱して、該排出弁孔3を開放し内釜2内の煮
炊物を排出管7より取出すようになつている。
又、該弁体13を前記排出弁孔3に密嵌して閉塞
せんとするときには、前記ハンドル20を逆回転
せしめれば前記作動の逆となり、ベベルギア11
の雌螺子部16に螺合している弁棒14の雄螺子
部15にて該弁棒14は、弁体13が排出弁孔3
を閉塞する方向に移動し該排出弁孔3を閉塞す
る。而して、ハンドル20の回転運動がベベルギ
ア17,11を介して弁棒14に伝達されるた
め、弁体13が排出弁孔3の閉塞又は解放するた
めの適正な位置に到達する迄、ハンドル21を回
転せしめねばならないので前記弁作用を為すのに
相当な時間を要する。更に、弁体13の構成上、
之に網体を設けることは不可能であり、依つて、
内釜2内の汁液を取出すことはできない。更に、
ベベルギア11と弁棒14との間に於ける雌雄螺
子部の歯合状態が内釜2内の煮炊物等にてその円
滑性が阻害され、ハンドル操作にも支障を来す等
の欠陥があつた。そこで、之等の欠陥を克服し、
弁操作が極めて円滑迅速に実施でき、且つ、内釜
内の煮炊物と汁液とを分離して汁液のみを取出す
こともできるようにするために解決せらるべき技
術的問題点が生じてくるのである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記問題点に鑑み、之を解決せんと
して提案せられたものであり、煮炊釜の底部近傍
に設けられた排出口に、両側面を開口した弁本体
の前記開口部の一側面を対峙せしめて取付け、更
に該弁本体の前記開口部の内側端面並びに略中間
部位の内側面にシール部を設けて、該シール部に
シールされて開閉せらるべき弁体は略球状に形成
され、且つ、該弁体にはその直径方向に流入孔を
設けて、該流入孔の両端面を開口し、更に、該流
入孔の前記開口部の一側面には網体を取外し自在
に設けると共に、該流入孔と直角方向の弁体の外
側面にレバーの係合部を設け、更に、該係合部と
90°方向の該弁体の他の外側面には平面状の切欠
部が形成され、前記排出弁口に対峙せる弁本体の
開口部の内端面のシール部に、弁体の流入孔の一
面並びに平面状の切欠部が圧接するように設ける
と共に、該弁体の前記係合部にレバーを係合し、
該レバーの90°回転動作にて前記弁体が前記シー
ル部に開閉自在に形成されたことを特徴とする煮
炊釜の煮炊物取出装置を提供せんとするものであ
る。
〔作用〕
煮炊釜の底部近傍に設けた排出弁孔に対峙して
取付けられた弁本体内には、球状弁体が嵌装され
ており、そして、この球状弁体はその直径方向に
流入孔が開穿され、そしてその直角方向一側外面
にレバーの係合部が設けられ、更に他の直角方向
一側外面に平面状の切欠部が設けられ、前記シー
ル部にてシールされて弁本体内に90°の範囲にて
回転自在に設けられている。そして、この90°回
転を為すために前記レバー係合部にレバーを係合
し、球状弁体の流入孔と前記平面状の切欠部が前
記排出弁孔に対してシール部を介して開閉自在に
形成されている。依つて、弁体の開閉操作は単に
レバーの90°回動動作のみで容易且つ確実に行う
ことができるので該弁体の開閉動作が迅速であ
り、釜内の煮炊物或は汁液の取出しが極めて容易
迅速に行われるのである。このとき、煮炊物の取
出しと汁液のみの取出しも弁体に取付けてある網
体の取付取外動作のみで容易に選択する事ができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を別紙添附図面に従つ
て詳述する。第1図に於て30は本案の煮炊物取
出装置を取付けた煮炊釜である。この煮炊釜30
は内釜30aと外釜30bから成る。そして、内
釜30aの底部近傍には排出弁孔31が開穿せら
れている。この排出弁孔31には筒状弁本体32
の一端部の縁部32aが密嵌されてボルト等にて
取付けられる。従つて、取外し自在に取付けられ
るので該弁本体32その他の洗滌、並びに後述の
網体の取付け、取外し動作に便宜を与える。この
弁本体32の前記縁部32aの内側端面並びに略
中間部位の内側面にシール部33,33が設けら
れている。そして、このシール部33,33間に
あつて、該シール部33,33にてシールせられ
る弁体34を前記弁本体32の内部に嵌装する。
而して、この弁体34はその直径方向に流入孔3
4aが開穿せられてその両側面を開放している。
又、この流入孔34aの内径は、前記シール部3
3,33の穴径に近いものとするを可とする。
又、この流入孔34aの方向と90°方向の弁体3
4の外側面にレバー35の係合溝36が設けら
れ、そして、該係合溝36に前記レバー35に連
結されたユニバーサルジヨイント35aの下端部
を係合してある。又、該係合溝36並びに前記流
入孔34aと直角方向の弁体外側面を平面状に切
欠37し、そして前記レバー35を90°回動せし
めることにより前記流入孔34aと平面状の切欠
部37とが交互に排出弁孔31部位のシール部3
3に密嵌して、排出弁孔31を開閉自在に形成す
るのである。又、該弁体34の該流入孔34aの
端部内側には段部34bが設けられ、この段部3
4bに網体38が取外し自在に嵌着せられる。従
つて、この網体38を取付けたときには内釜30
a内の汁液のみを取出すことができる。
又、前記弁体34の外側面に設けられたレバー
35の係合溝36に該レバー35に連結したユニ
バーサルジヨイント35aの下端部の係合部35
bを係合するために、弁本体32に該ユニバーサ
ルジヨイント35aの挿入孔部32bを設け、こ
の挿入孔部32bに該ユニバーサルジヨイント3
5aを挿入し、その下端の係合部35bを弁体3
4の係合溝36に係合せしめるのである。更に、
該レバー35の上端部には外釜30bの外側部に
突設され、把体39を取付け、該把体39を把持
して該レバー35は回動される。又、該レバー3
5は90°回動範囲に規制されているのであるが、
この規制を効果的にする為、前記ユニバーサルジ
ヨイント35aにリング40を固着し、そして、
該リング40を90°切欠40aする。又、この切
欠部40aの両端部が当接して該ユニバーサルジ
ヨイント35aの回動を停止させる為のストツパ
ー片41を弁本体32の前記挿入孔部32bの外
側の適宜個所に固設してある。然るときは、レバ
ー35の回動は正確に90°の回動が可能となり、
弁体34の排出弁孔31に対する開閉操作が円滑
且つ確実となるのである。
又、前記弁本体32の外端部の内側面には前記
シール33を介して取出筒42が嵌装されてい
る。この一実施例では弁本体32の外側面に螺子
部43を設け、更に、前記排出筒42は弁本体3
2の内側面に密嵌せる鍔状部42aに螺着され、
そして、該鍔状部42aをスプリング44を介し
て、グランドナツト45を前記弁本体32の螺子
部43に螺着することによつて弁本体32に取付
けられているのである。勿論、このような取付の
手段は、之に限定せられるべきではない。更に、
弁本体32を内釜30aに取付けるに当つては、
弁本体32の一側面の鍔部32cを内釜30aの
外側面に当接してボルト等を用いて該鍔部32c
を取付けてあるが、之に限定せられるべきではな
い。又、外釜30bは大きく開口30cされ、そ
して、この開口部30cは蓋体30dにてボルト
等で閉塞される。従つて、弁本体32等の取付、
取外しの操作がこの開口部30cを使用すること
によつて便利となる。
〔考案の効果〕
この考案は、上記一実施例にて詳述せる如く、
レバー35を90°回動すれば、球状の弁体34は
流入孔34aか或は平面状の切欠部37が排出弁
孔31と一致し、シール部33にて密嵌して該排
出弁孔31を開放又は閉塞することになるのであ
る。即ち、この開閉操作は、前記レバー35の
90°回動操作のみで為されるので、内釜30a内
の煮炊物の取出しが容易迅速となり、且つ、該弁
体34の流入孔34aの一側に網体38を嵌着し
ておけば、内釜30a内の汁液のみを取外すこと
もでき、且つ、洗滌操作も容易となる等、正に諸
種の実用的効果を奏する考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の煮炊物取出装置を取付けた煮
炊釜の正面図、第2図は要部の一部切欠縦断側面
図、第3図は要部の拡大縦断側面図、第4図〜第
6図は弁体を示し、第4図は同正面図、第5図は
同側面図、第6図は第4図A−A線断面図、第7
図はジヨイントに固着したリングの平面図、第8
図は従来型の一部切欠縦断側面図である。 符号説明、30……煮炊釜、31……排出弁
孔、32……弁本体、33……シール部、34…
…弁体、34a……流入孔、35……レバー、3
6……係合溝、37……平面状切欠部、38……
網体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 煮炊釜の底部近傍に設けられた排出口に、両側
    面を開口した弁本体の前記開口部の一側面を対峙
    せしめて取付け、更に該弁本体の前記開口部の内
    側端面並びに略中間部位の内側面にシール部を設
    けて、該シール部にシールされて開閉せらるべき
    弁体は略球状に形成され、且つ、該弁体にはその
    直径方向に流入孔を設けて、該流入孔の両端面を
    開口し、更に、該流入孔の前記開口部の一側面に
    は網体を取外し自在に設けると共に、該流入孔と
    直角方向の弁体の外側面にレバーの係合部を設
    け、更に、該係合部と90°方向の該弁体の他の外
    側面には、平面状の切欠部が形成され、前記排出
    弁口に対峙せる弁本体の開口部の内端面のシール
    部に、弁体の流入孔の一面並びに平面状の切欠部
    が圧接するように設けると共に、該弁体の前記係
    合部にレバーを係合し、該レバーの90°回転動作
    にて前記弁体が前記シール部に開閉自在に形成さ
    れたことを特徴とする煮炊釜の煮炊物取出装置。
JP18972687U 1987-12-14 1987-12-14 Expired JPH0437577Y2 (ja)

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JPH0192925U JPH0192925U (ja) 1989-06-19
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JP18972687U Expired JPH0437577Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

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JP2003061825A (ja) * 2001-08-21 2003-03-04 Kajiwara Kogyo Kk 食材排出弁の着脱構造
GB2522293B (en) * 2014-09-26 2016-03-30 Rota Val Ltd Rotary valve

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JPH0192925U (ja) 1989-06-19

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