JPS61266316A - ガラス溶融炉 - Google Patents

ガラス溶融炉

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JPS61266316A
JPS61266316A JP61102978A JP10297886A JPS61266316A JP S61266316 A JPS61266316 A JP S61266316A JP 61102978 A JP61102978 A JP 61102978A JP 10297886 A JP10297886 A JP 10297886A JP S61266316 A JPS61266316 A JP S61266316A
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liner
refractory
container
batch
wall
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JP61102978A
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ロナルド ウイリアム パームキスト
リチャード トーマス ロバート
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Original Assignee
Corning Glass Works
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/42Details of construction of furnace walls, e.g. to prevent corrosion; Use of materials for furnace walls
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/02Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in electric furnaces, e.g. by dielectric heating
    • C03B5/027Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in electric furnaces, e.g. by dielectric heating by passing an electric current between electrodes immersed in the glass bath, i.e. by direct resistance heating
    • C03B5/0275Shaft furnaces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
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    • C03B5/42Details of construction of furnace walls, e.g. to prevent corrosion; Use of materials for furnace walls
    • C03B5/425Preventing corrosion or erosion

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラスのような熱可塑性材料の溶融炉に関し、
特に溶融材の腐食作用から溶融室の側壁および/または
底壁を保lI?1′るための保護ライナーを炉の溶融室
内に有る、溶融炉に関る、ものである。
溶融炉における保護ライナーの使用に関づ゛る基本特許
である米国特許第4,366.571号に開示されてい
るように、耐火金属ライナーを使用る、ことにより溶融
室の耐火側壁および底を、溶融室内の溶融材の腐食作用
から保護スることが出来る。ライナーは被酸化性の耐火
材料より成るため、ライナーを酸化しないようにる、方
法として、通常の作用時おいてはライナーを溶融材に浸
漬してその上端を溶融線より下側に位置させていた。
第1図に米国特許第4,366.571号に示すような
従来装置を図示る、。図において、従来例の炉10は、
絶縁シム18により電気的に絶縁した側壁14および底
壁16を有る、外部シェル12を含む。直立側壁22お
よび底壁24を有し、複数の耐火ブロックで形成しても
良い耐火容器20は外部シェル12の中に配置され、該
耐火容器20の側壁22および外部シェル12の類型1
4の間には複数の絶縁層26.28が設けられている。
ライナー30が容器20の側壁22との間に若干の間隙
を残して、容器20内に配設されており、該ライナーお
よび側壁22の間には限定された空間32が形成される
。更にライナー30はその上縁36の下方に形成された
外向き7ランジ34を有し、該フランジは耐火側壁22
の外向ぎ段部38と係合してライナー30の上部後方に
Aフセットされたトラップ40を形成る、。
ライナー30は高温で被酸化性の耐火金B材料、例えば
モリブデンにより形成されているため、ライナーの上縁
36を容器40内の溶融材44および容器40に供給さ
れたバッチ材料46の間のガラス線すなわち溶融線42
の下方に保持る、ことが絶対に必要であると考えられて
いる。更に空間32およびトラップ40に炉の運転時に
熱可塑性または半溶融状態となるカレントまたは他の適
切な材料を供給して、ライナーの外部分を囲んでその酸
化を防止る、だけでなく、容1a20の耐火壁を腐食し
ないよう保護る、実質的に不活発なゾーンを形成してい
る。
同様に米国特許第3,109,045号は、タンク内の
溶融ガラス材に浸漬される耐火金属溶融炉の使用 。
を開示しており、溶融ポットの上端は酸化防止のため溶
融ガラス液面の下に位置る、。耐火部材が溶融ポットの
上端面に載置され、囲りの溶融ガラスが溶融室内へ流入
しないようシールを構成している。
米国特許第2,777.254号は、各耐火性ブロック
が保護コーティングを有る、、溶融ガラスと接触る、被
膜耐火材に閏る、ものである。寸なわら、プラチナの躾
が熱、圧力およびアルミナによりジルコニウム等の耐火
性ブロックに接着され、かがるプラチナを接着した耐火
材を溶融ガラスタンクのガラスと接触る、部分に用いる
。プラチナは貴金属で容易には酸化しないため、溶融材
の中および外に位置させても良い。
英国特許第601,851号は炉の耐火壁が、ガラス線
を越えて炉上部まで至る鉄板により裏打ちされ、投入バ
ッチ材料が鉄の酸化を防止る、電気加熱ガラス溶融炉に
関る、ものである。しかしながら鉄板は、保護バッチブ
ランケットの存在しない炉の作動室におけるガラス線ま
で延びている。
西独特許第1,230,177月は溶融線に比較的接近
してこれの下方に位置る、炉の側壁の回りのモリブデン
バッフルの使用を17fl示しており、モリブデンバッ
フルは酸化防止がなされ耐火側壁はガラス線に隣接る、
ガラスの腐食作用から保護される。
第1図に関して前述したように、ライナー30はその上
端3Gを溶融ライン42の下方に保持る、と共に外向き
フランジ34およびオフセット38を設けることにより
腐食防止がされている。ずなわら、フランジ上方のトラ
ップ40内のガラスが十分に冷却されて垂直耐火壁22
にこれの過度の腐食を発生しないよう接触る、。更にラ
イナー30の上端36を溶融ライン42の下方に位置さ
せることによりライナーが腐食性のバッチ材料46に入
り込んでこれにより腐食されないようにる、ことが必要
であると考えられた。
しかしながら、多くのバッチ材料はモリブデンや他のラ
イナー用耐火金鹿に対して腐食性がないことが発見され
た。すなわち、バッチブランケットにおけるモリブデン
の腐食は溶融しているバッチ材料により発生る、酸化性
ガスの量に比例る、ものと思われる。従って提案された
実施例は少量の酸化性ガスを発生る、バッチ材料に使用
される〇モリブデン等に対して腐食性のないかようなバ
ッチ材料は大間の二酸化炭素や、モリブデンに対して有
害な十分山の酸化性ガスを発生る、他の物質を含んでい
ない。従ってそのバッチがカーボネートをほとんど含ん
でいないホウケイ酸のようなガラスを溶融る、時はライ
ナーを、有害な腐食効果を生じることなく上方へ延長さ
せてバッチブランケットに浸漬させることが出来る。ラ
イナーの上部に耐火壁に対る、効果的なシールを設けて
バッチ材料のライナー後方への流入を最少限とる、こと
が好ましい。かかるバッチ材料は特に炉の運転始動時に
ライナーおよび耐火材の間に新しいガラスを生成る、恐
れがある。このガラスはライナー後方の耐火材の腐食を
引き起すものである。
本発明は、溶融材内のライナー後方の耐火壁を腐食から
保護る、だけでなくライナー上方の耐火壁を腐食から保
護る、ように機能る、ライナーを設けることによって、
公知の炉のライナーにおける問題を解決る、ものである
。更に加えて、ライナーの上部はそれ自体に対る、有害
な熱的または腐食性効果を生むことなく溶融ライン上方
においてH@部を有し、ライナーの上部は耐火容器に対
して効果的にシールされて耐火材のfrX食を促進る、
ライナー後方の新しいガラスの生成を最少にる、。
最も簡単な構成において本発明は、ガラスのような熱可
塑性材料を溶融る、炉の耐火容器内において耐腐食性材
料より成る保護ライナーを使用して、耐火容器をその中
の溶融材の腐食効果から保護し、保護ライナーは溶融材
の溶融線上方に突出して溶融線上方および下方の耐火壁
を腐食から保護る、ものである。更にライナーはその上
端において耐火容器の壁部に対して有効にシールされ、
該壁部を腐食させる傾向のある新しい材料のライナー後
方における添加を禁止る、。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明る、。
本発明の好適な実施例を示を第2図および第3図におい
て、炉50は側壁54および底壁(図示せず)を含む外
部シェル52を有る、。適当なガラス接触耐火材より成
る耐火容器60は、直立側壁62および底壁24と類似
る、底壁(図示せず)を有る、。
モリブデンや他の被酸化性耐火金属のような適当な材料
より成る保護ライナー70は容器60内に配設され、直
立側壁62の内面64から離開してライナー70および
容器60の間に限定された凹部ずなわち空間72を形成
る、。ライナー70にはその上端に隣接した幅広の支持
体すなわち摩耗板74と、溶融線78に隣接した摩耗板
76とを備え、両摩耗板はライナー70と同一の材料で
形成されている。
第3図に示したように、耐火容器60は複数の直立壁6
2を有る、多面体形状を有し、保護ライナー70は円筒
形状を有る、。従って一連のL字状板84をライナー7
0の頂部に隣接して設けてライナーおよび耐火壁62め
間にシールを形成し空間72内における容器60内部か
らの材料の循環を最少限に抑える。板84はライナー1
0に取付けた適当なブラケット86により支持る、。
第2図および第3図において、ブラケット84の垂直部
88は耐火壁62の内面64に当接し、水平部90は空
間72上方にあってこれを覆っている。隣接る、板84
間の放射線に沿って小さな間隙92が存在る、。板84
は一体に結合されていないため、一体円筒リングのよう
に比較的大ぎな円周方向応力を発生る、ことはない。前
述したように、板84の目的は溶融材がライナー後方の
空間72に流入る、通路のサイズを最小にる、ことであ
って、溶融材およびライナー後方の材料間の通路を完全
になくる、ことではないが、間隙92は可及的に小さく
すべきである。
図示の如く、溶融線78はライナーの上端71よりも十
分下方に位置る、ようになっておりモリブデンまたは他
の耐火全屈ライナーは溶融線を上方に越えてバッチ材料
82の中まで延びている。しかしながら、バッチ材料が
ホウケイ酸ガラスを生成る、際に用いるカーボネートを
比較少量含んでいる場合には、モリブデンライナーはバ
ッチ材料によって悪影響を受けない。更に溶融線近傍の
ライナー温度は約1,500℃であるが、ライナーの上
端71の温度は好適には約1,200℃、ずなわち溶融
線近傍の温度よりも約20%低い。溶融線近傍における
溶融材中のライナー温度およびライナー上端の温度の間
の8111差(△t)は、余り大きくなるとライナーに
応力を発生してモリブデンの降伏強さを越えてひび割れ
や湾曲を発生る、ので、溶融線における温度の約25%
よりも大きくならないようにる、ことが市)ましい。
すなわち大きな温度差により発生る、応力のため、ライ
ナーの上端が十分に高(バッチ材料内に突出る、時モリ
ブデンライナーには若干のひび割れが生じるため、ライ
ナーの上端温度は溶融線近傍の溶融材内のライナーの温
度の約45%以上低くなっている。例えば、溶融$78
近傍の容器60内の溶融ガラスが約1,500℃であっ
てライナーの上端71がその点で終結し、て約1,20
0℃の温度である時は、温度差Δtはモリブデンの降伏
強さを越える応力を発生ずるのに十分に大きくはないが
、ライナーの上端が約800℃の温度となるような点に
位置している時は温度Δtは十分に大きくなってモリブ
デンライナーにひび割れが発生る、。
しかしながら、L字状のシール板84は放射状間隙92
により互いに分離しているので、一体内筒リングが受け
るような円周り向の応力を受けることはない。従って、
シール板の上端は、溶融線近傍のライナーの温度の約2
5%の望ましい最大温度差Δtを生じるものよりも低い
温度であるが、板84が分割して形成されライナー70
に取付けられているという事実のために悪影響が出ると
いうことはない。更にモリブデンライナー全体が約1,
200℃以上になった場合湾曲の問題が生じるが、温度
差Δtが25%以上になった場合でもライナーにはひび
割れの問題はない。何故ならばそのような温度において
はモリブデンはクリープおよび再結晶の組合せの機構に
より1時間で熱応力を除去る、。
第2図において、垂直壁62に隣接る、絶縁体66はそ
の上端がライナー70の上端と略同−のレベルに位置し
ており、外部シェル52が側壁部54間に水平段部56
を形成る、。従って炉50外部からの冷却風がライナー
70上端上方の容器60の垂直側壁62を冷却し、溶融
しているバッチ材料のライナー上方の内部64に対る、
熱的および腐食的効果を減少る、。
従来例である米国特許第4,366.571号に記載さ
れているように、ライナーおよび耐火容器間の四部また
は空間12は、ライナーの外部を酸化から保護し耐火容
器の腐食を防止る、ため非腐食性のガラス混合物で充満
しても良い。
第4図において、炉150は側壁部154を備えた外部
シェル152を有る、。内面164を有る、直立側壁1
θ2を有る、耐火容器160は絶縁体166により囲ま
れている。上端部171を有る、保護ライナー170は
容器160内にこれと僅かに離隔して配設され、ライナ
ーおよび容器間には限定された四部すなわち空間172
が形成される。保護ライナー 170は溶融線118に
隣接して摩耗板174. 176を有し、これによりラ
イナーは溶融材180およびバッチ材料182問に形成
される溶融線における強い腐食効果から保護される。
第4図の実施例は特に好適な実施例ではないが、溶融し
ているバッチ材料が少量のカーボネ−1・を含み比較的
低温でかつ比較的小さなタンク内で溶融る、場合に有用
であり、溶融材180内における溶融線に隣接る、点と
上端171との間のライナー170の温度差Δtが十分
に低くてライナーのひび割れや湾曲を防止る、。ライナ
ー170の上端171はライナー 70の上端11より
もバッチ材料内に突出している。従ってライナー170
は当然バッチ領域およびその上端の間でライナー70の
場合よりも大きな温度差Δtを受【)熱ひび割れの可能
性が大きい。しかしながら、ライナー170はバッチ材
料内に相当距離突入しているので、ライナーは溶融線1
18上方において相当距離容器160の内面部164を
保護し、よって上部側!2162を冷却る、ための56
のような段部は必要ない。更に、第4図の実施例におい
ては機械的シールが省略されているので、バッチ材料の
流入を防止して耐火壁162を保護る、ために空間17
2をカレット、砂および/またはタンプ(tan)で上
端まで充満る、のが望ましい。すなわち新しい溶融した
バッチ材料が空間112内に流入してしまうと耐火壁表
面164が腐食してしまう。
ライナー材の降佼強さを越えてライナーに発生る、熱応
力の結果としてのライナーの熱ひび割れの問題を解消る
、ため、第5図に示したように分割ライナー270を耐
火容器260内において使用しても良い。分割ライナー
270は主ライナー側壁210aを有し、別の上部摺−
動または浮動側壁板270bにより分割接合部が設けで
ある。支持または保護板274は上部摺動側壁板270
bを保持る、ため分割整合部の一方の重合板として作用
し、ライナー270および耐火容器側壁262の内壁2
64間に形成される凹部272に突入る、外部重合板2
75は分割接合部の他方の保持板として作用る、。摩耗
板216は溶融@ 278に隣接して位置し、溶融線は
容器260内の溶融材および炉250に供給された上部
のバッチ材料間に形成される。
重合板274. 275は主ライナー側壁270aに対
る、上部摺動または浮動側壁板270bのための垂直ス
リップ接合部を構成し、材料が凹部272に出入りしな
いよう漏れ防止シールを維持る、ものである。
従って、浮動板270bは上端271がバッチ材料のよ
り低温の上方fRbR内に位置し、ライナー270の比
較的低温の上端211および溶融線278近傍のライナ
ーの比較的aSの部分の間の熱膨張差を補償して大きな
温度差Δtを生む。すなわち重合板214゜215によ
って浮動上板270bJ5よびライナー側壁270aの
間に形成されるスリップ接合部はその間に漏れ防止シー
ルを形成して、炉の底部から溶融線218の上方におい
てバッチ材料内に突入る、上端まで延びる連続側壁の場
合に通常発生る、熱膨張の問題を回避る、ものである。
浮動板270bは熱膨張の問題を解消る、ものであるが
、バッチブランケットによる下方D−ディングの可能性
、および有効な浮動板ライナーを提供る、ために重合接
合部における浮動板の結合または焼結を、設計パラメー
タは考慮しなければならない。
第4図の31続ライナーに発生る、問題を解決る、他の
構成は、第6図の炉350において示したようにライナ
ーの上端を低くる、ことである。炉350は内面364
を有る、直立側壁を備えた耐火容器360と、外部絶縁
体366とを有る、。ライナー310は内面364から
IlllIIMシていてその間に限定された凹部372
を形成る、。ライナーは溶II線378に隣接して摩耗
板37Gを有し、ライナーを溶融線近傍で発生る、強い
腐食効果から保護る、ものである。しかしながら第4図
の実施例とは異なり、ライナー370の上端371は溶
融線に比較的近接した点においてバッチ材料内に位置し
ているので、溶融線278近傍の溶融材および上端37
1間のライナー 370の温度差Δtは、溶融線近傍の
溶融材内のライナーの温度の約25%以上とはならない
。従ってかような温度差により発生る、熱応力はライナ
ーのひび割れを生じる程には大きくはならない。
ライナー上方の耐火壁362の腐食を防止る、ために、
絶縁材36Bの上端はライナー上端の近くで終結してお
り、炉外部からの冷却空気はライナー上端上方の耐火壁
362の部分を絶縁体により覆われた部分よりも低い温
度に保持して、ライナー371の上端上方の表面364
の腐食を防止る、。
第4図ないし第6図の各実施例にはシール板を使用して
いないが、第4図ないし第5図のライナーは溶融ライン
上方のバッチ材料内に十分突入して炉の低温領域におい
て上端が終結しているので、ライナー後方に流入る、バ
ッチ材料により生じるガラスはかかる領域において硬化
る、ため、耐火材の腐食および汚染は実質的に除去され
る。すなわち低温領域の存在により、低下容器の内面は
比較的低温でライナー後方の空間におけるガラスは停滞
る、ので、かかる空間にお番プるバッチは溶融せずよっ
て耐火壁は腐食しない。同様に第6図の実施例の場合に
おいては、絶縁体3θGはライナーの上端371近傍に
上端が位置しているので、ライナー上方の耐火壁362
に低温領域を形成し、かがる領域内においては溶融バッ
チ材料は硬化る、ので耐火材は劣化および汚染が防止さ
れる。更に第2図ないし第8図においてはライナーの底
部を図示していないが、ライナーには米国特許第4 、
366571号を含む従来例において示唆されたような
適当な底部を設けることが出来る。
シール板の形状を第7図および第8図に示す。
第7図においては内面464を備えた直立壁462を有
る、耐火容器460は保護ライナー470が側壁から離
隔していて限定された凹部または空間472を形成して
いる。ライナー470は、容器460内の溶融材および
その上方のバッチ材の間に延びる溶融@ 478近傍に
摩耗板476を備えている。シール板484はボルト等
の適当な手段によりライナー470の背面寸なわら外面
473に固着され、新しいバッチ材が凹部472内に流
下し、特に始動時において溶融ガラスがライナーの上端
を越えて循環る、ことを防止している。シール板484
は水平フランジや傾斜フランジを含む種々の形状を取り
得るが、耐火ブロックの形状でも良い。図示のようにシ
ール板484は基部485を有していてライナー473
の背面への取44けを容易にしている。
第8図に示したように、耐火容器560は直立側壁56
2を有し、該直立側壁は外方へ段部を有しその内面56
4は上方および外方へテーパーしている部分565を有
る、。溶融線578近傍において摩耗板516を存る、
保護ライノー−570は、ライナー510および壁56
2間の凹部572のためのシールを形成る、円錐リム5
84を有る、。円錐形保護板584は、円筒形が持って
いない所定隋の可撓性を有る、ので、ライナー570の
膨張差に良好に耐えることが出来る。取付部585を利
用して円錐形保護板584をライナー570に対し、ボ
ルト、リベット。
溶接等の適当な手段により取付ける。
バッチ材料がカーボネートを少量しかあるいはまったく
含んでいない場合には、被酸化性の耐火金属ライナーの
上端を、ライナーを保1る、ために溶融材の表面下にお
いて溶融炉に位置させることが必要であると考えられて
いたが、かかる耐火金属ライナーは溶融線の上方のバッ
チブランケット内に突入せしめることが可能である。従
って、溶融線下方に位置していた従来のライナー番よラ
イナーのすぐ後方の耐火材を保護しただけであったが、
本発明のライナーはバッチブランケット内へ上方に突入
させることにより、ライナー上方の耐火材をも腐食より
保護る、ことが出来る。更に冷却および/または溶融線
から離隔してるいことによる自然の「硬化」シールを利
用る、ことにより、またはライナー上端近傍の機械的シ
ールを利用る、ことにより、溶融室内からの新しいバッ
チ材料によるライナー後方の溶融材の汚染は最小とされ
耐火材の腐食は防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保護ライナーを有る、炉の縦断面図; 第2図は溶融炉内に位置る、、本発明の保護ライナーの
上部を示す部分縦断面図; 第3図は第2図に示した実施例の部分平面図:第4図な
いし第8図は本発明の他の実施例による、溶融炉内に配
設した種々の保護ライナーの上部を示す部分縦断面図で
ある。 (自発)手続補正層 特許庁長官 殿          昭和61年5月3
0日1、事件の表示 特願昭61−102978号 2、発明の名称 ガラス溶融炉 3、補正をる、者 事件との関係    特許出願人 住 所 アメリカ合衆国 ニューヨーク州コーニング 
(番地なし) 名 称 コーニング グラス ワークス4、代理人 〒106  東京都港区六本木5−2−1はうらいやビ
ル 7階 e (479) 2367(7318)  
弁理士 柳 1)征 史 (ばか2名)5、補正命令の
日付   な  し 6、補正により増加る、発明の数   な  し7、補
正の対象  明細°書 8、補正の内容  手書き明細書をタイプ浄書に補正し
ます。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融材およびその上の溶融すべきバッチブランケ
    ットを保持する耐火容器を有する溶融炉において、 前記耐火容器内に配設されその内側壁から離隔している
    保護ライナーであって; 前記保護ライナーは前記耐火容器の底部近傍から、溶融
    材およびバッチ材料内の溶融線を越えて該溶融線上方の
    バッチブランケット内へ延びており; 前記ライナーの上端近傍に位置してバッチ材料がライナ
    ーおよび前記側壁間に流入するのを防止する手段を有す
    る保護ライナー。
  2. (2)前記流入防止手段は前記ライナーの上部に固着さ
    れて前記保護ライナーおよび前記耐火容器の内側壁間の
    空間の上部を実質的にシールするシール板手段より成り
    、該シール板手段は溶融線上方のバッチブランケット内
    において前記ライナーおよび前記耐火容器の内側壁間に
    延び、前記シール板手段はライナーおよび耐火容器間の
    空間内へのバッチブランケットからのバッチ材料の流入
    を防止し更にかかる空間からの材料の流出を防止して前
    記側壁の腐食を減少する、特許請求の範囲第1項記載の
    保護ライナー。
  3. (3)前記シール板手段は前記保護ライナーの上端部に
    固着され前記耐火容器の内側壁部分と共にライナーの上
    端および容器側壁間に有効なシールを形成する複数の外
    方へ突出するシール板より成り、隣接するシール板は前
    記ライナーの中心から放射状に延びる分離部により離隔
    されて熱膨脹差を補償する、特許請求の範囲第2項記載
    の保護ライナー。
  4. (4)前記シール板手段は前記ライナーの上部に固着さ
    れた複数のL字状板と該L字状板を前記ライナーに取付
    けるブラケット手段とより成り、前記L字状板の各々は
    前記耐火容器の内壁部と共にシールを形成する直立部を
    有し、前記板は前記ライナーの上部に装着されて隣接す
    る板の間に空間を形成してライナー組立体における熱応
    力を最少とする、特許請求の範囲第2項記載の保護ライ
    ナー。
  5. (5)前記耐火容器はその外壁の回りに前記保護ライナ
    ーの路上端に等しい高さまで絶縁体を配設し、更に該絶
    縁体上方の前記耐火容器の壁部を容器外部の冷却空気に
    当て前記保護ライナー上方の前記容器の内壁の温度を下
    げて前記壁部に対する腐食効果を減少せしめる手段を有
    する、特許請求の範囲第2項記載の保護ライナー。
  6. (6)前記シール板手段は溶融線上方かつライナーの上
    端部近傍において前記ライナーの背面に固着された板組
    立体より成り、該板組立体は前記ライナーの背面から前
    記耐火容器の内側壁部へ向けて外へ突出して耐火容器と
    の間に有効なシールを形成してバッチブランケットから
    ライナーおよび耐火容器の内側壁間の空間への新しいバ
    ッチ材料の流入を防止する、特許請求の範囲第2項記載
    の保護ライナー。
  7. (7)前記シール板手段は前記ライナーの上端部から上
    方および外方へ突出する円錐状リムと該円錐状リムを前
    記ライナーに固着する手段とを含み、前記耐火容器は外
    方への段部を有して外方へ突出する円錐状リムを収容し
    それとの間に有効なシールを形成して、バッチブランケ
    ットからライナーおよび耐火容器の側壁間の空間へのバ
    ッチ材料の流入を防止する、特許請求の範囲第2項記載
    の保護ライナー。
  8. (8)前記流入防止手段は、容器内の溶融材の溶融線レ
    ベル上方でライナーの上端部および耐火容器の内側壁間
    に位置する、少くとも部分的に溶融した硬化バッチ材料
    のシール層を含み、前記ライナーは前記バッチ材料内に
    十分な距離だけ前記溶融線を越えて上方に突出し、その
    上端部は溶融線に隣接したライナーの温度に対して比較
    的低温であり硬化したバッチシールをライナーの上部お
    よび耐火容器の側壁の間に維持する、特許請求の範囲第
    1項記載の保護ライナー。
  9. (9)前記ライナーの上端は溶融線上方にバッチ材料内
    へ、該上端および溶融線近傍の溶融材と連通する点の間
    のライナーの温度の変化が、溶融線近傍のライナーの温
    度の45%を実質的に越えない距離だけ突出している、
    特許請求の範囲第8項記載の保護ライナー。
  10. (10)ライナーは上部および下部を有する分割ライナ
    ーであり、漏れ防止スリップ接合部手段が前記上部およ
    び下部を連結している、特許請求の範囲第8項記載の保
    護ライナー。
  11. (11)前記ライナーは溶融線上方のバッチブランケッ
    ト内に上端を有する主ライナー部分と、該主ライナー部
    分の上端に当接してこれより上方へ延長する上部摺動ラ
    イナー板と、前記主ライナー部分に固着され前記上部摺
    動ライナー板と摺動可能に保持する一対の重合板とを含
    む、特許請求の範囲第8項記載の保護ライナー。
  12. (12)前記流入防止手段は、容器内の前記溶融線のレ
    ベル上方の前記ライナーおよび前記側壁の間の空間にお
    ける、少くとも部分的に溶融した硬化したバッチ材料の
    シール層と、前記ライナーの上端上方における耐火容器
    の外側に隣接して流れる外部冷却空気を助成し、ライナ
    ー上方の容器の内側壁およびライナーの上端を冷却して
    硬化バッチシールを維持して耐火側壁の腐食を減少する
    冷却手段とより成る、特許請求の範囲第1項記載の保護
    ライナー。
  13. (13)前記ライナーの上端は溶融線上方のバッチ材料
    内において、ライナーの上端の温度および溶融線近傍の
    点における溶融材と接触するライナーの温度の間の温度
    差が、溶融線近傍の点におけるライナーの温度の25%
    を実質的に越えないような点に位置し、前記冷却手段は
    前記ライナーの上端に略等しくかつその上方のレベルに
    おいて前記耐火容器の外壁近傍の絶縁体の終結部を含む
    ことにより、外部冷却空気がライナー上方の耐火容器に
    作用して内側壁およびライナーの上端を冷却する、特許
    請求の範囲第12項記載の保護ライナー。
  14. (14)前記ライナーは被酸化性の耐火金属材料より形
    成され、前記バッチブランケットを形成するバッチ材料
    は溶融する時に酸化性ガスを発生する比較的少量の材料
    を含んでいる、特許請求の範囲第1項記載の保護ライナ
    ー。
  15. (15)前記ライナーは溶融線において発生する腐食効
    果からライナーを保護するための摩耗板手段を溶融線近
    傍に有する、特許請求の範囲第1項記載の保護ライナー
  16. (16)底壁および直立側壁を有し、熱可塑性溶融材お
    よびその上で溶融線により分離された溶融すべきバッチ
    材料ブランケットを保持する耐火容器と; 前記直立側壁は内外面を有し; 前記外面の一部を囲む絶縁体と; 前記耐火容器の内面部に隣接しかつこれと離隔して前記
    耐火容器内に配設され、底壁近傍から溶融線を越えて溶
    融線上方に保持されたバッチ材料ブランケット内のレベ
    ルまで延びた保護ライナー手段と; 前該離隔した保護ライナー手段は該ライナー手段の外側
    および前記直立側壁の内面部の間に幅狭の空間を形成し
    ; 前記保護ライナー手段の上端部に隣接した、前記ライナ
    ー手段および前記耐火容器間の空間を耐火容器の残りの
    部分からシールをし、よつて該空間内に保持した材料の
    汚染を防止し耐火容器壁の腐食を防止するシール手段と
    から成る、熱可塑性材料の溶融炉。
  17. (17)前記保護ライナー手段は被酸化性耐火金属ライ
    ナーより成り、該ライナーの上端は、ライナー上端の温
    度および溶融ラインに隣接する溶融材と連通するライナ
    ーの温度の間の温度差が溶融ラインに隣接するライナー
    の温度の45%を越えないようなレベルに位置している
    、特許請求の範囲第16項記載の溶融炉。
  18. (18)前記シール手段は前記溶融線上方のライナー上
    部に隣接して該ライナーに固着されたシール板手段を含
    み、該シール板手段は前記ライナーに固着され耐火容器
    の前記直立壁の内面部と共にライナーおよび耐火容器の
    間の空間内へのバッチ材料の流入を防止し、空間内の材
    料の汚染を防止しかつ前記耐火容器の側壁の腐食を防止
    する、特許請求の範囲第16項記載の溶融炉。
  19. (19)前記シール手段はライナーの上部近傍において
    ライナーおよび耐火容器間の空間内における、少くとも
    一部が溶融した硬化したバッチ材料の層を含み、前記空
    間を実質的にシールしてその中のバッチ材料の流動を防
    止して前記ライナー後方の耐火材への腐食量を減少する
    、特許請求の範囲第16項記載の溶融炉。
  20. (20)前記ライナーは溶融線において発生する腐食効
    果からライナーを保護する摩耗板手段を溶融線に隣接し
    て有する、特許請求の範囲第16項記載の溶融炉。
  21. (21)溶融ガラス材および溶融線により分離されたそ
    の上のバッチ材料ブランケットを保持する耐火容器を含
    むガラス溶融炉に使用する被酸化性耐火金属ライナーで
    あつて、 前記ライナーは前記耐火容器の内側壁面と近接して離隔
    して耐火容器内に位置した直立側壁を含み、 前記ライナーの側壁は耐火容器の底部近傍より溶融線を
    越えてその上のバッチブランケット内へ延び、 溶融線上方のレベルに形成された、前記ライナーおよび
    前記耐火容器の間のバッチ材料の流れを防止して前記ラ
    イナー後方の前記容器の側壁の腐食を防止するシール手
    段を更に有する、耐火金属ライナー。
  22. (22)前記シール手段は、前記溶融線上方の前記ライ
    ナーの上端部に固着されてライナーおよび耐火容器の壁
    部内にシール形成してバッチ材料のライナーおよび容器
    間への流入を防止する耐火金属シール板手段を含む、特
    許請求の範囲第21項記載の耐火金属ライナー。
  23. (23)前記ライナーは前記バッチ材料内へ上方へ十分
    な距離延長してライナーおよび耐火容器間の半溶融バッ
    チ材料の硬化を助成して前記ライナーの上端に隣接する
    シールを形成し、前記ライナーはその上端が限定されて
    その上端および溶融材と接触するその部分間の温度差に
    より発生する熱応力を抑制する、特許請求の範囲第21
    項記載の耐火金属ライナー。
JP61102978A 1985-05-02 1986-05-02 ガラス溶融炉 Pending JPS61266316A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/729,626 US4611331A (en) 1985-05-02 1985-05-02 Glass melting furnace
US729626 1985-05-02

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EP (1) EP0201285A1 (ja)
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AU (1) AU580154B2 (ja)

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AU5650686A (en) 1986-11-06
EP0201285A1 (en) 1986-11-12
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AU580154B2 (en) 1989-01-05

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