JPS6126443Y2 - - Google Patents

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JPS6126443Y2
JPS6126443Y2 JP9074582U JP9074582U JPS6126443Y2 JP S6126443 Y2 JPS6126443 Y2 JP S6126443Y2 JP 9074582 U JP9074582 U JP 9074582U JP 9074582 U JP9074582 U JP 9074582U JP S6126443 Y2 JPS6126443 Y2 JP S6126443Y2
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JP
Japan
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monitor
pile
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recording device
recording
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JP9074582U
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JPS58194232U (ja
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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築物等の基礎地盤に打込むコンクリ
ート製又は鋼管製等のパイルの打込量を遠隔測定
により自動的に記録する装置において、モニタの
映像の調整作業を容易にする電子ズーム装置に関
するものである。
高層建築等、重量大なる構造物の基礎地盤に打
込むコンクリート製又は鋼管性等のパイルは、一
般にパイルハンマ等の衝撃により打込まれるが、
その地耐圧を確認するために、打込量の最終の10
回の合計が一定数値、例えば30cm以下であること
を証明する記録を提出して建築認可を得る必要が
ある。その記録方法は、従来、手作業にて次のよ
うに行つていた。まず、水平な梁をパイルから数
cm離して設ける。梁はパイル打込時の振動を避け
るため、パイルから数m離れたところに支柱を打
込み、それによつて支持する。パイルの側面に記
録用紙を貼り、梁から水平に鉛筆の先を記録用紙
に当て、パイルの打込中、この鉛筆を梁に沿つて
緩い速度で横に移動させると、パイル打込量が記
録用紙の上に階段状に記録される。
ところで、このような記録作業は危険性が高
く、またオイルミストにより全身が汚染するた
め、作業者から敬遠されるとともに、人件費も高
くなるという欠点がある。また、パイルの打込場
所は、大地表面の場合もあるが、地下1階、2階
に相当する低い場所が多く、近寄り難い所、泥水
等で汚れる所もあり、かつ打込場所の近くは振動
も多く、なるべく離れた所から無接触で簡単にか
つ自動的に記録を取ることが要望されていた。
このような要望に答えるため、過去において
も、パイル打込量の自動遠隔測定又は記録装置と
して、一,二試みられた例も記録にはあるが、前
記のようにパイルの打込状況の多様性により、パ
イルと測定器間の距離、臨む角度、精度、追随性
等の諸要素により、装置が複雑高価になり実用に
供されていない。マイコン等の発達した今日、相
当のコストダウンはできるが、距離、角度等によ
る演算部は必要となり、それだけ高価になる欠点
がある。
上記のような欠点を除去することを目的とし
て、距離、角度の複雑な演算を行わずに、テレビ
カメラを使用して簡単な作業によつて記録紙上に
パイル打込量を原寸で自動記録する経済的なパイ
ル打込量自動記録装置が開発され、昭和56年実用
新案登録第120899号「パイル打込量自動記録装
置」として出願されている。
上記のパイル打込量自動記録装置の一例を図面
に基づき説明する。第1図は、デイーゼルパイル
ハンマでコンクリートパイルを打込む場合のパイ
ル打込量自動記録装置の一例で、1はコンクリー
トパイル、2はパイル頭部保護用打込キヤツプ、
3はデイーゼルパイルハンマシリンダ、4はハン
マシリンダ3の打込底部、すなわち、アンビル、
5はコンクリートパイル1に貼り付けた原寸識別
紙で、その詳細は第2図に示す。なお、本例で
は、原寸識別紙5をコンクリートパイル1に貼り
付けた場合を示しているが、打込キヤツプ2に貼
り付けてもよい。第2図において、5′は原寸識
別紙5の上に印刷された、例えば長さL=200
mm、幅W=20mmの黒色等識別しやすい識別マーク
で、その上下端間の寸法L、及び上端の白黒色別
線が測定に用いられる。6は高精度テレビ測定用
ビジコンカメラ6の水平方向及び垂直方向の角度
を調整し得る調整台を備えた三脚等の支持台、8
はビジコンカメラ6の画像を写し出すモニタテレ
ビ(以下、モニタという)、9はモニタ8に併設
された記録装置で、拡大して第3図に示してあ
る。第3図において、9′は記録紙である。次
に、第1図の10は、ビジコンカメラ(カメラヘ
ツド部)6、モニタ8、及び記録装置9の、それ
ぞれの制御及び相互間の調整等を行うとともに、
測定記録時の画像分析処理、及びカメラよりの入
力をモニタ及び記録装置へ出力するコントロール
アナライザである。これら構成機器のうち、ビジ
コンカメラ6、モニタ8、及びコントロールアナ
ライザ10の大部分は、変位測定装置として既に
実用に供せられているものであり、本例は原寸識
別紙5及び記録装置9を追加組合わせ、コントロ
ールアナライザ10の一部を改造し、パイルの打
込量を原寸大に自動的かつ容易に記録できるよう
にしたものである。
上記のような構成において、ビジコンカメラ6
で原寸識別紙5の識別マーク5′を臨み、モニタ
8のブラウン管上の設定寸法長さいつぱいに、識
別マーク5′の上下端が写し出されるように、ビ
ジコンカメラ6のレンズ調節部でズームアツプす
ると、パイル1、すなわち、原寸識別紙5とビジ
コンカメラ6との距離及びその臨む角度にほとん
ど影響されることなく、ビジコンカメラ6は識別
マーク5′を上下端間寸法L=200mmの、例えば
1024分の1ずつ、すなわち約0.2mmの精度で写し
出し、モニタ8は前記設定の1024分の1の精度で
表示する。すなわち、識別マーク5′の上端を起
点0とすると、その起点より200mmの1024分の5
下つた点は、モニタ8の設定寸法の上端より、設
定寸法の1024分の5下つた点に写し出される。ま
た、記録紙9′の設定記録幅Lを、識別マーク
5′の上下端間寸法L=200mmに等しくしておけ
ば、記録幅200mmの1024分の5が記録紙の0点よ
り移動して記録される。すなわち、前記識別マー
ク5′の上端より下端に至る各位置は、記録紙
9′の記録幅の左端(又は右端)の起点より他端
に至る同率比区分位置に一致する。上記のように
設定しておいて、識別マーク5′の上端を対象と
して、パイル打込中、記録紙9′を繰り出しなが
ら、識別マーク5′の上端の変位を測定すると、
モニタ8、記録紙9′、及びコントロールアナラ
イザ10のカウンタに変位が表示又は記録され
る。すなわち、コンクリートパイル1の打込量が
記録紙9′上に原寸で記録される。そしてその記
録の誤差は、パイル1とビジコンカメラ6との距
離が5〜30m、俯仰角度が45度以内の範囲で、
0.5mm以下であり、実用上差支えない範囲の数値
である。
以上が既に開発されたパイル打込量自動記録装
置の構成及び作用である。
ところで、上記のような従来のパイル打込量自
動記録装置において、パイルの打込量をビジコン
カメラで追随測定して記録紙上に原寸大に記録す
るためには、前記のように、パイルに貼り付けた
識別マークを、モニタ画面上に所定寸法にズーム
アツプして一致せしめ、一方、モニタ画面上の所
定寸法と記録紙上の所定寸法との間に比例関係を
設定しておき、モニタ上の画像に比例して記録紙
上に記録させるようにしていた。すなわち、パイ
ル上の識別マークのL寸法を、モニタ上でズーム
アツプしてその画像をモニタ上の上下方向所定の
最大寸法に一致させ、一方、モニタと記録装置間
では、あらかじめモニタの最大寸法が記録紙の所
定寸法、すなわち、識別マークのLに等しい寸
法、とし、モニタの表示寸法と記録紙の記録寸法
とが厳密に比例するように調整されていた。
しかし、上記のように、識別マークをズームア
ツプして映像をモニタ画面の所定寸法に一致させ
る作業を光学的にのみ行うことは相当難しい作業
である。何故なら、ビジコンカメラで遠方の識別
マークをねらい、その識別マークのL寸法上下端
をモニタの最大範囲の上下端に正確に一致させよ
うとしても、上端を合わせると下端がはみ出た
り、又は足らなかつたり、少しカメラの支持台を
調節しようとすると、長焦点のズームレンズのた
め、すぐぶれたり外れたりするからである。この
ように識別マークの映像をモニタ画面の所定寸法
に一致させる作業は、相当の熟練を要し、正確な
調整による設定をするためには、数十秒間パイル
打込作業を停止せねばならないという欠点があつ
た。
本考案は、上記のような欠点を除去することを
目的とするもので、識別マークをビジコンカメラ
の操作だけで寸法合わせをしないで、モニタ上に
適当に識別マークの映像を捕えるだけで、あとは
電子回路によりズームアツプしたと同一効果をも
たらすようにした電子ズーム装置を提供するもの
である。
以下、本考案を一実施例について図面に基づき
説明する。
第4図に示すように、識別マーク上下端寸法を
モニタ画面8′上のスライスライン又はゾーンX
ーY上に写し出す場合、従来は所定寸法Aに一致
するまで調整しなければならなかつたが、本考案
ではB寸法程度に写し出しさえすれば、あとはコ
ントロールアナライザ10の電子回路の解析によ
り、所定寸法A寸法に対するB寸法の相対数値が
割り出され、その逆数を補正数値として乗ずる演
算を、セツトスイツチを押すことにより電子回路
装置によつて行わせるようにした。これによつて
識別マーク5′のL寸法をA寸法に一致するまで
調整設定した場合と同様の効果を上げることがで
きる。
第5図に示すように、ビジコンカメラ6の捕え
た識別マークLは、モニタ8の画面上にB寸法に
写し出される。この識別マークの映像はモニタ画
面上、左右の大体中央部のスライスライン上に写
し、画面上下方向の1/2でも1/3でも、あるいは1/
5でも適当な寸法に写し出しさえすればよい。こ
の写し出された識別マークのB寸法がモニタの所
定寸法A(1024ビツト全幅に相当)の何%に当た
るかをコントロールアナライザ10で割り出し、
電子ズーム装置10′によつて、測定値Bに所定
比L/Aを乗じたものに、その逆数値A/Bを乗じて
補正する。セツトスイツチ等の操作により、この
数値的相対関係をセツトすれば、次にリセツトす
るまで、そのセツトで記録される。したがつて、
モニタ上に写し出されているB寸法が、アナライ
ザ内でモニタのA寸法に一致するように換算され
て、記録紙の所定寸法Lに相当するように補正さ
れ、パイル打込量の測定記録は記録紙上に原寸で
記録される。
以上述べたように、識別マークの映像をモニタ
画面の所定寸法に一致させる作業は、従来、光学
的にのみ行つていたため相当難しい作業であり、
作業員の熟練を要するとともに時間がかかつてい
たが、本考案に係るパイル打込量自動記録装置の
電子ズーム装置によれば、識別マークをモニタ画
面に写しさえすれば、あとは電子回路によつて瞬
時に所定寸法に一致させたのと同様の効果を上げ
ることができるので、なんら熟練を要せず何人も
極めて簡単に行うことができるとともに、調整時
間を短縮することができるという実用的効果が大
きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパイル打込量自動記録装置の一
例の説明図、第2図は原寸識別紙の拡大平面図、
第3図は記録装置の拡大平面図、第4図は本考案
の一実施例のモニタ画面の映像を示す正面図、第
5図は本考案の一実施例の作用の説明図である。 5:原寸識別紙、5′:識別マーク、6:ビジ
コンカメラ、8:モニタ、9:記録装置、9′:
記録紙、10:コントロールアナライザ、1
0′:電子ズーム装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイル又はパイルキヤツプ等に貼り付けた原寸
    識別紙5等の識別マーク5′を撮影するビジコン
    カメラ6、該ビジコンカメラに連係するモニタ8
    及び記録装置9、並びに上記ビジコンカメラ6、
    モニタ8及び記録装置9を制御するコントロール
    アナライザ10より成り、識別マーク5′の基準
    寸法と記録紙9′設定寸法とを一致せしめ、記録
    紙上にパイルの打込量を原寸で自動記録させるよ
    うにしたパイル打込量自動記録装置において、モ
    ニタ8上の識別マーク5′の映像をズームアツプ
    して所定寸法に補正する電子回路を備えたことを
    特徴とするパイル打込量自動記録装置の電子ズー
    ム装置。
JP9074582U 1982-06-17 1982-06-17 パイル打込量自動記録装置の電子ズ−ム装置 Granted JPS58194232U (ja)

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JP9074582U JPS58194232U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 パイル打込量自動記録装置の電子ズ−ム装置

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JP9074582U JPS58194232U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 パイル打込量自動記録装置の電子ズ−ム装置

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Publication Number Publication Date
JPS58194232U JPS58194232U (ja) 1983-12-24
JPS6126443Y2 true JPS6126443Y2 (ja) 1986-08-08

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ID=30099218

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JP9074582U Granted JPS58194232U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 パイル打込量自動記録装置の電子ズ−ム装置

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JP2010230482A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Penta Ocean Construction Co Ltd 杭リバウンド量測定装置および方法

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JPS58194232U (ja) 1983-12-24

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