JPS6126421A - 搬送継電装置 - Google Patents
搬送継電装置Info
- Publication number
- JPS6126421A JPS6126421A JP14333284A JP14333284A JPS6126421A JP S6126421 A JPS6126421 A JP S6126421A JP 14333284 A JP14333284 A JP 14333284A JP 14333284 A JP14333284 A JP 14333284A JP S6126421 A JPS6126421 A JP S6126421A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- inspection
- signal
- relay device
- confirmation
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、点検回路を備えた搬送継電装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
搬送継電装置は、従来から電力系統の故障を高速度に除
去するものとして広く用いられている。
去するものとして広く用いられている。
ところが電力系統は、年々拡大して行くにも拘らず、そ
の保守人員は、増員されない社会情勢となりつつあり、
保守点検の無人化、省力化が急務となってきた。これを
解決するには、保守点検を容易にして装置そのものの信
頼度を向上させることが必要である。
の保守人員は、増員されない社会情勢となりつつあり、
保守点検の無人化、省力化が急務となってきた。これを
解決するには、保守点検を容易にして装置そのものの信
頼度を向上させることが必要である。
この継電装置において、自端子の継電装置の点検を行な
う場合は、相手端子の継電装置に影響を与えないことを
確認した後に行なっている。すなわち、自端子継電装置
の点検を行なう際には、自端子継電装置のトリップロッ
クを行ない、同時に自端子から相手端子に点検を行なう
旨を知らせるための゛点検″信号を送信し、相手端子の
継電装置では、これを受信してトリップロック等を行な
った後、点検可能である旨を知らせるための゛確認″信
号を送り返す。この°“確認″信号を自端子継電装置が
受信すると点検が許可されて点検が行なわれる。
う場合は、相手端子の継電装置に影響を与えないことを
確認した後に行なっている。すなわち、自端子継電装置
の点検を行なう際には、自端子継電装置のトリップロッ
クを行ない、同時に自端子から相手端子に点検を行なう
旨を知らせるための゛点検″信号を送信し、相手端子の
継電装置では、これを受信してトリップロック等を行な
った後、点検可能である旨を知らせるための゛確認″信
号を送り返す。この°“確認″信号を自端子継電装置が
受信すると点検が許可されて点検が行なわれる。
なお、この点検は点検用の電流、電圧等を継電装置に与
えて、実際に継電装置が正常に動作することの確認を中
心に、その他各部の点検を行なっている。この点検電流
、電圧等を与えた場合には、自端子の継電装置が動作す
る以外に、その点検電流、電圧等が相手端子にも伝送さ
れるので、相手端子の継電装置も動作することになる。
えて、実際に継電装置が正常に動作することの確認を中
心に、その他各部の点検を行なっている。この点検電流
、電圧等を与えた場合には、自端子の継電装置が動作す
る以外に、その点検電流、電圧等が相手端子にも伝送さ
れるので、相手端子の継電装置も動作することになる。
このため、自端子のみならず相手端子のトリップロック
も行なう。なお、この様な点検の起動は、手動によるも
のや、タイマ等により1日あるいは数日に1回自動的に
起動するいわゆる自動点検が行なわれている。
も行なう。なお、この様な点検の起動は、手動によるも
のや、タイマ等により1日あるいは数日に1回自動的に
起動するいわゆる自動点検が行なわれている。
ところで、この継電装置では、相手端子の継電装置に何
らかの不良が発生し、それが点検により発見されて点検
不良となっている時に、自端子の継電装置で点検を起動
しても、点検は実施されない方式としている。これは、
相手端子の継電装置が不良である場合、トリップロック
も不確実となる可能性があり、そのままの状態で点検を
実施するとミストリップに至る恐れがあるためである。
らかの不良が発生し、それが点検により発見されて点検
不良となっている時に、自端子の継電装置で点検を起動
しても、点検は実施されない方式としている。これは、
相手端子の継電装置が不良である場合、トリップロック
も不確実となる可能性があり、そのままの状態で点検を
実施するとミストリップに至る恐れがあるためである。
このため、前述の様に自端子の継電装置から相手端子に
゛点検″信号を送信した際、これを受信した相手端子の
継電装置は、点検不良の場合には゛確認″信号を送り返
さない方法をとっている。
゛点検″信号を送信した際、これを受信した相手端子の
継電装置は、点検不良の場合には゛確認″信号を送り返
さない方法をとっている。
これにより自端子の継電装置は相手端子からの゛確認″
信号が受信されないので点検が許可されず、点検が実施
されないことになる。自端子の継電装置が点検不良の時
に相手端子の継電装置で点検を起動した場合も同様であ
る。
信号が受信されないので点検が許可されず、点検が実施
されないことになる。自端子の継電装置が点検不良の時
に相手端子の継電装置で点検を起動した場合も同様であ
る。
そして、その際自端子継電装置で点検が実施されない原
因が相手端子継電装置の点検不良によるものか、あるい
は自端子継電装置自身の不良によるものかを区別するた
めに、“確認″信号の他に゛点検不良″信号を点検不良
端子から送信している。すなわち、点検時に相手端子継
電装置が点検不良である場合には、“確認″信号の送信
は行なわず“点検不良″信号を送り返しており、それに
より相手端子が点検不良であることを検出している。
因が相手端子継電装置の点検不良によるものか、あるい
は自端子継電装置自身の不良によるものかを区別するた
めに、“確認″信号の他に゛点検不良″信号を点検不良
端子から送信している。すなわち、点検時に相手端子継
電装置が点検不良である場合には、“確認″信号の送信
は行なわず“点検不良″信号を送り返しており、それに
より相手端子が点検不良であることを検出している。
ところが、この様な従来の継電装置では前述の様に゛点
検′″信号、゛確認″信号の他に゛点検不良″信号の伝
送も必要となる。これは情報伝送量の増加となり、伝送
路の有効活用の点でも好ましくない。このことは、従来
の継電装置の欠点であり、未だ解決策が提案されていな
いのが実情である。
検′″信号、゛確認″信号の他に゛点検不良″信号の伝
送も必要となる。これは情報伝送量の増加となり、伝送
路の有効活用の点でも好ましくない。このことは、従来
の継電装置の欠点であり、未だ解決策が提案されていな
いのが実情である。
[発明の目的]
本発明の目的は、情報伝送量を増やすことなく相手端子
の点検不良が自端子においても判定できる搬送継電装置
を提供するものである。
の点検不良が自端子においても判定できる搬送継電装置
を提供するものである。
[発明の概要コ
本発明による搬送継電装置は、゛点検不良″信号の伝送
は行なわず、“点検″信号及び“確認″信号のみを用い
、点検が起動された端子から相手端子にパ点検″信号が
送信された時、相手端子がら゛確認″信号が返ってこな
いことを条件に、相手端子が点検不良であるとして警報
を出力する様に構成したことを特徴としている。
は行なわず、“点検″信号及び“確認″信号のみを用い
、点検が起動された端子から相手端子にパ点検″信号が
送信された時、相手端子がら゛確認″信号が返ってこな
いことを条件に、相手端子が点検不良であるとして警報
を出力する様に構成したことを特徴としている。
[発明の実施例]
以下本発明を第1図及び第2図に示す実施例を参照して
説明する。第1図において、1は保護対象となる送電線
で、それぞれの端子A及びBに本継電装置2が置かれて
いる。A端子の継電装置2では、送電線1の電流Iを変
流器CTaで検出し、入力変換部3により適当なレベル
に変換した後、アナログ/ディジタル変換器(以下AD
Cと称す)4に導入される。このADC4にてディジタ
ル信号に変換された自端電流データは、パラレルデータ
としてマイクロコンピュータ部(以下CPLJと称す)
7に導入されると共に、パラレル−シリアル変換器(以
下、PSGと称す)5にてシリアルデータ(PCM信号
)に変換され、伝送装置1oを介してマイクロ回線によ
ってB端子に伝送される。
説明する。第1図において、1は保護対象となる送電線
で、それぞれの端子A及びBに本継電装置2が置かれて
いる。A端子の継電装置2では、送電線1の電流Iを変
流器CTaで検出し、入力変換部3により適当なレベル
に変換した後、アナログ/ディジタル変換器(以下AD
Cと称す)4に導入される。このADC4にてディジタ
ル信号に変換された自端電流データは、パラレルデータ
としてマイクロコンピュータ部(以下CPLJと称す)
7に導入されると共に、パラレル−シリアル変換器(以
下、PSGと称す)5にてシリアルデータ(PCM信号
)に変換され、伝送装置1oを介してマイクロ回線によ
ってB端子に伝送される。
B端子も全く同様な継電装置2及び伝送装置10で構成
されており、B端子電流データがシリアルデータとして
A端子に伝送される。A端子ではこのシリアルデータを
シリアル−パラレル変換器(以下、SPCと称す)6に
よりパラレ、ルデータに変換し、CPU7に導入する。
されており、B端子電流データがシリアルデータとして
A端子に伝送される。A端子ではこのシリアルデータを
シリアル−パラレル変換器(以下、SPCと称す)6に
よりパラレ、ルデータに変換し、CPU7に導入する。
そして、このCPU7に導入された自端及び相手端電流
データによりCPU7にて電流差動保護演算を行ない、
この判定結果が入出力部(以下、Iloと称す)8によ
って外部機器に出力される。また、外部機器゛。
データによりCPU7にて電流差動保護演算を行ない、
この判定結果が入出力部(以下、Iloと称す)8によ
って外部機器に出力される。また、外部機器゛。
の状態もl108を介してCPU7に入力されて動作判
定条件に加えられる。
定条件に加えられる。
一方、継電装置の点検を行なう時には、外部から点検起
動信号を与え、これが1108を介してCPLIに入力
されて、後述する点検時に必要な判定を行ない、前述し
た“点検″信号S/及び“確認″信号S2がl108を
介してPSC5に入力されて。
動信号を与え、これが1108を介してCPLIに入力
されて、後述する点検時に必要な判定を行ない、前述し
た“点検″信号S/及び“確認″信号S2がl108を
介してPSC5に入力されて。
相手端子に伝送される。相手端子からも同様にこれらの
信号が伝送されてCPU7に入力される。
信号が伝送されてCPU7に入力される。
そして、これら自端子及び相手端子の“点検″信号81
% ”確認″信号S2により点検可能であるか否かの
判定と相手端子が点検不良であるか否かの判定とがCP
U7にて行なわれる。点検可能である場合には、CPU
7よりl108を介して点検指令S3が点検回路9に出
力され、種々の点検、例えば前述した様に点検回路9よ
り点検電流I Tを入力変換部3に印加して継電装置が
正しい応動をするか否かの点検が行なわれる。また、相
手端子が点検不良である場合にはCPU7よりT108
を介して相手端子点検不良を知らせるための警報信号S
qを外部に出力する。
% ”確認″信号S2により点検可能であるか否かの
判定と相手端子が点検不良であるか否かの判定とがCP
U7にて行なわれる。点検可能である場合には、CPU
7よりl108を介して点検指令S3が点検回路9に出
力され、種々の点検、例えば前述した様に点検回路9よ
り点検電流I Tを入力変換部3に印加して継電装置が
正しい応動をするか否かの点検が行なわれる。また、相
手端子が点検不良である場合にはCPU7よりT108
を介して相手端子点検不良を知らせるための警報信号S
qを外部に出力する。
このCPU7では、第2図に示す様な演算判定が行なわ
れる。すなわち第2図において、ステップ21は相手端
子からの゛点検″信号S、を受信しているか否かを判定
するステップで、受信していればステップ22を実行し
、受信していなければステップ24を実行する。ステッ
プ22は自端子の保護継電装置2に点検不良が発生して
いるか否かを判定するステップで、点検不良であればス
テップ24を実行し、点検不良でなければステップ23
を実行す′る。ステップ23は゛確認″信号S2を相手
端子に送信するステップで、ステップ24はこの送信を
解除するステップである。ステップ25は点検起動信号
が入力されたか否かを判定するステップで、入力された
場合にはステップ26を実行し、入力されない場合には
ステップ27を実行する。
れる。すなわち第2図において、ステップ21は相手端
子からの゛点検″信号S、を受信しているか否かを判定
するステップで、受信していればステップ22を実行し
、受信していなければステップ24を実行する。ステッ
プ22は自端子の保護継電装置2に点検不良が発生して
いるか否かを判定するステップで、点検不良であればス
テップ24を実行し、点検不良でなければステップ23
を実行す′る。ステップ23は゛確認″信号S2を相手
端子に送信するステップで、ステップ24はこの送信を
解除するステップである。ステップ25は点検起動信号
が入力されたか否かを判定するステップで、入力された
場合にはステップ26を実行し、入力されない場合には
ステップ27を実行する。
ステップ26は“点検″信号S7を相手端子に送信する
ステップである。ステップ27はこの゛点検″信号S、
を相手端子に送信中であるか否かを判定するステップで
、送信中であればステップ28を実行し、送信中でなけ
ればステップ34を実行する。ステップ28は相手端子
からの“確認″信号S2を受信しているか否かを判定す
るステップで、受信していればステップ29を実行し、
受信していなければステップ30を実行する。ステップ
29は相手端子点検不良を知らせるための警報出力を解
除するステップで、ステップ30は警報を出力するステ
ップである。ステップ31は前述した様な自端子の保護
継電装置2の点検を実施するステップである。ステップ
32はこの点検が全て終了したか否かを判定するステッ
プで、終了すればステップ33を実行し、終了していな
ければステップ34を実行する。ステップ33はステッ
プ26にて相手端子へ送信している“点検″信号を解除
するステップである。ステップ34は前述した所定の電
流差動保護演算、外部機器との入出力等を行なうステッ
プである。このステップを実行した後(ま再びステップ
21にもどり、判定演算をくり返す。
ステップである。ステップ27はこの゛点検″信号S、
を相手端子に送信中であるか否かを判定するステップで
、送信中であればステップ28を実行し、送信中でなけ
ればステップ34を実行する。ステップ28は相手端子
からの“確認″信号S2を受信しているか否かを判定す
るステップで、受信していればステップ29を実行し、
受信していなければステップ30を実行する。ステップ
29は相手端子点検不良を知らせるための警報出力を解
除するステップで、ステップ30は警報を出力するステ
ップである。ステップ31は前述した様な自端子の保護
継電装置2の点検を実施するステップである。ステップ
32はこの点検が全て終了したか否かを判定するステッ
プで、終了すればステップ33を実行し、終了していな
ければステップ34を実行する。ステップ33はステッ
プ26にて相手端子へ送信している“点検″信号を解除
するステップである。ステップ34は前述した所定の電
流差動保護演算、外部機器との入出力等を行なうステッ
プである。このステップを実行した後(ま再びステップ
21にもどり、判定演算をくり返す。
次にこのように構成した本発明の搬送継電装置の作用に
ついて説明する。第1図において、まず、A端子及B端
子の保護継電装置共に点検を行なっていない場合は、両
端子共“点検″信号S、を送信していないので、ステッ
プ21で相手端子からの゛点検″信号は受信していない
と判定し、ステップ24にて“確認″信号S2の送信解
除を実行する。
ついて説明する。第1図において、まず、A端子及B端
子の保護継電装置共に点検を行なっていない場合は、両
端子共“点検″信号S、を送信していないので、ステッ
プ21で相手端子からの゛点検″信号は受信していない
と判定し、ステップ24にて“確認″信号S2の送信解
除を実行する。
その後、ステップ25にて点検起動の入力が有るか否か
の判定を行ない、この入力が無い場合はステップ27に
実行が移る。
の判定を行ない、この入力が無い場合はステップ27に
実行が移る。
ステップ27では゛点検″信号S、を相手端子に送信し
ているか否かの判定を行なうが、送信していないのでス
テップ34に実行が移って、所定の保護演算等を行なう
。そして再びステップ21にもどり、以下これをくり返
す。この動作をA端子、B端子具実行している。
ているか否かの判定を行なうが、送信していないのでス
テップ34に実行が移って、所定の保護演算等を行なう
。そして再びステップ21にもどり、以下これをくり返
す。この動作をA端子、B端子具実行している。
次に第1図におけるA端子の保護継電装置2に点検起動
信号が入力されて点検を行なう場合は、A端子ではステ
ップ25にて点検起動信号が入力されたことを判定して
ステップ26にてB端子に゛点検″信号Srを送信する
。B端子ではこのA端子からの“点検゛°倍信号、を受
信したことをステップ21にて判定し、ステップ22に
実行が移る。そしてB端子の保護継電装置2が点検不良
でない場合は、ステップ22からステップ23に実行が
移り、A端子の点検を許可するための゛確認″信号SJ
をA端子に送り返す。なお、この時にB端子の保護継電
装置2のトリップロック等を実施する。
信号が入力されて点検を行なう場合は、A端子ではステ
ップ25にて点検起動信号が入力されたことを判定して
ステップ26にてB端子に゛点検″信号Srを送信する
。B端子ではこのA端子からの“点検゛°倍信号、を受
信したことをステップ21にて判定し、ステップ22に
実行が移る。そしてB端子の保護継電装置2が点検不良
でない場合は、ステップ22からステップ23に実行が
移り、A端子の点検を許可するための゛確認″信号SJ
をA端子に送り返す。なお、この時にB端子の保護継電
装置2のトリップロック等を実施する。
この様にしてB端子から゛確認″信号S2が送信される
と、A端子ではステップ28にてこの゛°確確認倍信号
S2受信されたことを判定し、ステップ29にて警報出
力を解除し、ステップ31に実行が移り点検が開始され
る。この時に、A端子の保護継電装置がトリップロック
されるのはいうまでもない。
と、A端子ではステップ28にてこの゛°確確認倍信号
S2受信されたことを判定し、ステップ29にて警報出
力を解除し、ステップ31に実行が移り点検が開始され
る。この時に、A端子の保護継電装置がトリップロック
されるのはいうまでもない。
そして、ステップ32にて全ての点検が終了したか否か
が判定され、点検が終了していない場合にはステップ3
4に実行が移る。そして、この動作を点検か全て終了す
るまでくり返し、その間はこのA端子からの゛′点検″
信号S)及びB端子h〜らの゛′確確認他信号S2送信
が続けられる。
が判定され、点検が終了していない場合にはステップ3
4に実行が移る。そして、この動作を点検か全て終了す
るまでくり返し、その間はこのA端子からの゛′点検″
信号S)及びB端子h〜らの゛′確確認他信号S2送信
が続けられる。
なお、この様に1度点検が起動されると点検が終了する
までは、゛点検″信号S/を送信し続けるので、点検が
終了する前に点検起動信号の入力が無くなってステップ
25からステップ27に実行が移っても、ステップ27
にてパ点検″信号S、を送信中であることを判定してス
テップ28に行き、点検動作の継続が可能となる。そし
て、A端子の保護継電装置2の点検が全て終了すると、
A@子で(まステップ32にて自端子の点検が終了した
ことを判定し、ステップ33にてB端子への゛点検″信
号SIの送信を解除し、ステップ34に移り通常の保護
演算が続けられる。
までは、゛点検″信号S/を送信し続けるので、点検が
終了する前に点検起動信号の入力が無くなってステップ
25からステップ27に実行が移っても、ステップ27
にてパ点検″信号S、を送信中であることを判定してス
テップ28に行き、点検動作の継続が可能となる。そし
て、A端子の保護継電装置2の点検が全て終了すると、
A@子で(まステップ32にて自端子の点検が終了した
ことを判定し、ステップ33にてB端子への゛点検″信
号SIの送信を解除し、ステップ34に移り通常の保護
演算が続けられる。
この際、A端子保顕継電装置2のトリップロックも解除
される。そしてこの時B@子の保護継電装置2では、A
端子からの″゛点検″信号S、の送信が解除されたので
、ステップ21でこれを判定してステップ24にてA端
子への゛確認″信号S2の送信も解除する。B端子の保
護継電装置2の点検を実施する場合も同様な動作を行な
う。
される。そしてこの時B@子の保護継電装置2では、A
端子からの″゛点検″信号S、の送信が解除されたので
、ステップ21でこれを判定してステップ24にてA端
子への゛確認″信号S2の送信も解除する。B端子の保
護継電装置2の点検を実施する場合も同様な動作を行な
う。
次に、一方の端子の保護継電装置2が点検中である時に
、他方の端子が点検不良である場合について述べる。例
えばB端子の保護継電装置2が点検不良である場合に、
A端子の保護継電装置2にて点検が起動されると、A端
子ではステップ26を実行して゛点検″信号S、がB端
子に送信される。
、他方の端子が点検不良である場合について述べる。例
えばB端子の保護継電装置2が点検不良である場合に、
A端子の保護継電装置2にて点検が起動されると、A端
子ではステップ26を実行して゛点検″信号S、がB端
子に送信される。
そしてB端子の保護継電装置2ではこれを受信してステ
ップ21からステップ22を実行するが、このステップ
22にて自端子が点検不良であるので、ステップ24に
実行が移りA端子への゛確認″信号S2は送信されない
ことになる。
ップ21からステップ22を実行するが、このステップ
22にて自端子が点検不良であるので、ステップ24に
実行が移りA端子への゛確認″信号S2は送信されない
ことになる。
したがって、A端子の保護継電装置2はステップ28で
B端子からの“確認″信号S2が受信されないと判定し
てステップ30に実行が移り、B端子が点検不良である
旨の警報信号を外部に出力する。
B端子からの“確認″信号S2が受信されないと判定し
てステップ30に実行が移り、B端子が点検不良である
旨の警報信号を外部に出力する。
そしてステップ34に実行が移り点検は実行されず、こ
のルーチンをくり返し、相手端子が点検不良であること
を知ることができる。
のルーチンをくり返し、相手端子が点検不良であること
を知ることができる。
なお、B端子の保護継電装置2の点検不良が除去されれ
ばステップ21.22を実行した後ステップ23を実行
し、A端子へ°゛確認″信号S、を送信する。
ばステップ21.22を実行した後ステップ23を実行
し、A端子へ°゛確認″信号S、を送信する。
これによりA端子の保護継電装置2ではB端子からの゛
確認″信号S2を受信してステップ28の次にステップ
29を実行して、警報信号の出力を解除し自端子の点検
を実施することができる。
確認″信号S2を受信してステップ28の次にステップ
29を実行して、警報信号の出力を解除し自端子の点検
を実施することができる。
A端子の保護継電装置2が点検不良である時にB端子の
保護継電装置2の点検を起動した場合も、全く同様にA
端子が点検不良であることをB端子にて知ることができ
る。なお、今までの説明では点検起動信号を外部から与
える、いわゆる手動点検について述べたが、前述の様に
タイマー等により点検時刻を設定して自動的に起動する
、いわゆる自動点検においても本発明が適用できること
はいうまでもない。また、第1図及び第2図では説明を
簡単にするため、トリップロック等の回路、処理を省略
しである。
保護継電装置2の点検を起動した場合も、全く同様にA
端子が点検不良であることをB端子にて知ることができ
る。なお、今までの説明では点検起動信号を外部から与
える、いわゆる手動点検について述べたが、前述の様に
タイマー等により点検時刻を設定して自動的に起動する
、いわゆる自動点検においても本発明が適用できること
はいうまでもない。また、第1図及び第2図では説明を
簡単にするため、トリップロック等の回路、処理を省略
しである。
以上の様に本発明による第1図の実施例によれば、どち
らか一方の端子の保護継電装置が点検不良である時に他
方の保護継電装置で点検を起動した場合、相手端子の不
良にて点検が実施されないことを゛点検″信号及び゛°
確確認倍信号みにより知ることができる。
らか一方の端子の保護継電装置が点検不良である時に他
方の保護継電装置で点検を起動した場合、相手端子の不
良にて点検が実施されないことを゛点検″信号及び゛°
確確認倍信号みにより知ることができる。
次に本発明の他の実施例を説明する。第1図の実施例は
、警報出力−をソフトウェアによって構成した例であっ
たが、これに限らずハードウェアによっても実現できる
ことはいうまでもない。例えば第3図に示す他の実施例
では、第1図における外部への警報出力の処理をハード
ウェアによって行なうものである。第3図おいて第1図
と同一記号のものは同一の機能を有するものであり、こ
こでは異なるものについて説明する。なお、゛点検″信
号S/、 ’“確認″信号S2は便宜上それぞれ5t
ssS2A1S2Bに分けて説明する。
、警報出力−をソフトウェアによって構成した例であっ
たが、これに限らずハードウェアによっても実現できる
ことはいうまでもない。例えば第3図に示す他の実施例
では、第1図における外部への警報出力の処理をハード
ウェアによって行なうものである。第3図おいて第1図
と同一記号のものは同一の機能を有するものであり、こ
こでは異なるものについて説明する。なお、゛点検″信
号S/、 ’“確認″信号S2は便宜上それぞれ5t
ssS2A1S2Bに分けて説明する。
第3図おいて、SIA、S2Aは自端子から相手端子へ
送信する゛点検″、“確認″信号であり、82Bは自端
子で受信された相手端子からの゛確認″信号で、5PC
6から出力されている。また、CPU7では第2図の処
理からステップ29.30の処理を削除したものを実行
する。11は相手端から送信された゛′確確認倍信号S
2g反転するためのノット回路で、その出力がアンド回
路12に入力される。
送信する゛点検″、“確認″信号であり、82Bは自端
子で受信された相手端子からの゛確認″信号で、5PC
6から出力されている。また、CPU7では第2図の処
理からステップ29.30の処理を削除したものを実行
する。11は相手端から送信された゛′確確認倍信号S
2g反転するためのノット回路で、その出力がアンド回
路12に入力される。
また、自端子の゛点検″信号S/、4もこのアンド回路
12に入力され、その出力が警報信号Sφとして外部に
出力される。この様な構成による保護継電装置2が両端
子に置かれ、それぞれ同じ動作を行なう。
12に入力され、その出力が警報信号Sφとして外部に
出力される。この様な構成による保護継電装置2が両端
子に置かれ、それぞれ同じ動作を行なう。
第4図は第3図の動作を説明するタイムチャートであり
、B端子の保護継電装置が点検不良の時に、A端子の保
護継電装置2の点検を起動した場合のA!子におけるタ
イムチャートを示している。
、B端子の保護継電装置が点検不良の時に、A端子の保
護継電装置2の点検を起動した場合のA!子におけるタ
イムチャートを示している。
まず時刻t1にてA端子の保護継電装置2にて点検が起
動されると、A端子の“点検″信号S/、4がII 1
IIとなり、B端子に送信される。
動されると、A端子の“点検″信号S/、4がII 1
IIとなり、B端子に送信される。
B端子ではこれを受信するが、自端子が点検不良なので
前述の様にAQa子への゛確認″信号は送信されず、A
端子の828が′O″となりノット回路11の出力が1
″となる。したがってアンド回路12は“点検″信号S
IAとノット回路11の出力の論理積により1″となり
、警報信号S、が外部に出力される。この時はもちろん
点検指令S、は生じず点検は実施されない。
前述の様にAQa子への゛確認″信号は送信されず、A
端子の828が′O″となりノット回路11の出力が1
″となる。したがってアンド回路12は“点検″信号S
IAとノット回路11の出力の論理積により1″となり
、警報信号S、が外部に出力される。この時はもちろん
点検指令S、は生じず点検は実施されない。
次に時刻1.においてB端子の保護継電装置2の点検不
良が除去されるとB端子から送られてきた゛′確確認倍
信号82B1″となるので、警報信号S4の出力が解除
されてO″となる。同時に点検指令SヨがケじてA端子
の点検が実施される。そして、時刻t2にてA端子の点
検が終了し、“点検″信号SIA、゛確認″信号828
も′0″となる。以上の動作により、第1図、第2図と
全く同一の効果が得られる。
良が除去されるとB端子から送られてきた゛′確確認倍
信号82B1″となるので、警報信号S4の出力が解除
されてO″となる。同時に点検指令SヨがケじてA端子
の点検が実施される。そして、時刻t2にてA端子の点
検が終了し、“点検″信号SIA、゛確認″信号828
も′0″となる。以上の動作により、第1図、第2図と
全く同一の効果が得られる。
また第3図では、警報信号SVの出力のみをハードウェ
アにより実施した例であったが、それ以外の″点検″信
号SI、“確認″信号82等の処理もハードウェアによ
り゛構成できる。
アにより実施した例であったが、それ以外の″点検″信
号SI、“確認″信号82等の処理もハードウェアによ
り゛構成できる。
さらにこれまでの説明では、説明を簡単にするために、
相手端子が点検中でも自端子の点検が可能である様な構
成であったが、相手端子が点検中である場合は、自端子
の点検を実施しない構成としても良く、これは前記引用
文献により容易に実現できることは明らかである。
相手端子が点検中でも自端子の点検が可能である様な構
成であったが、相手端子が点検中である場合は、自端子
の点検を実施しない構成としても良く、これは前記引用
文献により容易に実現できることは明らかである。
なお、以上は2端子の送電線を保護する保護継電装置の
例について述べたが、これに限らず3端子以上の多端子
送電線用の保護継電装置においても全く同様の方式が適
用できることはいうまでもない。
例について述べたが、これに限らず3端子以上の多端子
送電線用の保護継電装置においても全く同様の方式が適
用できることはいうまでもない。
[発明の効果]
本発明によれば以上説明したように、自端子にて点検を
起動しても点検がかからない場合、それが相手端子の点
検不良によるものであることが情報伝送量を増やすこと
なく自端子にて判断することができ、伝送路の有効活用
が可能な搬送継電装置を提供することができる。
起動しても点検がかからない場合、それが相手端子の点
検不良によるものであることが情報伝送量を増やすこと
なく自端子にて判断することができ、伝送路の有効活用
が可能な搬送継電装置を提供することができる。
第1図は本発明による搬送継電装置の一実施例を示す構
成図、第2図は第1図中のマイクロコンピュータ部の処
理手順を示すフローチャート、第3図は本発明の他の実
施例を示す構成図、第4図は第3図の動作を示すタイム
チャートである。 1・・・送電線、 2・・・保護継電装置3・
・・入力変換部 4・・・アナログ/ディジタル変換器 5・・・パラレル−シリアル変換器 6・・・シリアル−パラレル変換器 7・・・マイクロコンピュータ部 8・・・入出力部、 9・・・点検回路10・・
・伝送装置、11・・・ノット回路12・・・アンド回
路 S、・・・点検信号、 S2・・・確認信号S
3・・・点検信号、S、・・・警報信号代理人 弁理士
則 近 憲 佑(ほか1名)第 1 図 第 2 図 第 3 図 讐稿 タド旧喫春
成図、第2図は第1図中のマイクロコンピュータ部の処
理手順を示すフローチャート、第3図は本発明の他の実
施例を示す構成図、第4図は第3図の動作を示すタイム
チャートである。 1・・・送電線、 2・・・保護継電装置3・
・・入力変換部 4・・・アナログ/ディジタル変換器 5・・・パラレル−シリアル変換器 6・・・シリアル−パラレル変換器 7・・・マイクロコンピュータ部 8・・・入出力部、 9・・・点検回路10・・
・伝送装置、11・・・ノット回路12・・・アンド回
路 S、・・・点検信号、 S2・・・確認信号S
3・・・点検信号、S、・・・警報信号代理人 弁理士
則 近 憲 佑(ほか1名)第 1 図 第 2 図 第 3 図 讐稿 タド旧喫春
Claims (1)
- (1)電力系統の各端子で抽出された電気量を伝送装置
を介して相手へ伝送し、系統故障の内外を判定する搬送
継電装置において、自端子の継電装置の点検時に点検信
号を相手端子に送出しその相手端子の継電装置は前記点
検信号を受けて点検可能な状態である場合には確認信号
を前記自端子に送り返しその自端子の継電装置は前記確
認信号を受けた後に点検を実行するよう構成した点検系
と、前記点検信号を前記相手端子に送信中でかつ前記確
認信号が前記相手端子から送り返されないことを条件に
点検不良の警報信号を出力する警報系とを備えたことを
特徴とする搬送継電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14333284A JPS6126421A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 搬送継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14333284A JPS6126421A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 搬送継電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126421A true JPS6126421A (ja) | 1986-02-05 |
Family
ID=15336317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14333284A Pending JPS6126421A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 搬送継電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126421A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0311919A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-21 | Toshiba Corp | 保護継電装置 |
-
1984
- 1984-07-12 JP JP14333284A patent/JPS6126421A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0311919A (ja) * | 1989-06-08 | 1991-01-21 | Toshiba Corp | 保護継電装置 |
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