JPS61264026A - 焼却処理用汚染防止シ−ト - Google Patents

焼却処理用汚染防止シ−ト

Info

Publication number
JPS61264026A
JPS61264026A JP10450085A JP10450085A JPS61264026A JP S61264026 A JPS61264026 A JP S61264026A JP 10450085 A JP10450085 A JP 10450085A JP 10450085 A JP10450085 A JP 10450085A JP S61264026 A JPS61264026 A JP S61264026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
polyvinyl acetal
incineration
plasticizer
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10450085A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Fujisaki
藤崎 靖之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10450085A priority Critical patent/JPS61264026A/ja
Publication of JPS61264026A publication Critical patent/JPS61264026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明け、主に、工場・研究施設・病院等の建物の内部
で用いられる焼却処理用汚染防止シートに関する。
(従来の技術) 工場・研究施設・病院等においては、清浄な環境を保つ
為に床、計測機器、設備機械類を保護シートで覆って汚
染から防止することを必要とする場合がある。
例えば、屋内の局部的工事によって一時的に塵埃が発生
する場合、或いは常時高い清浄状態が求められる場合、
更に、放射能を帯びた塵埃等が室内を浮遊する可能性の
ある場合等である。
上記保護シートには、耐油水性、耐薬品性、耐溶剤性、
柔軟性、強靭性等が要求され、従来、ポリエチレンシー
ト等が多用されている。しかしながら、この種保護シー
トは殆んどの場合一定期間使用した後に焼却処理される
ところ、ポリエチレンは燃焼発熱量が極めて高い(約1
1゜000Kd/If)為、焼却炉の炉材を著しく消耗
せしめ耐久性を大巾に低下せしめるという問題点があっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は保護シートに要求される上記諸特性を備
え、且つ燃焼発熱量が焼却炉の耐久性を低下せしめない
程度に低い焼却処理用汚染防止シートを捉供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明による焼却処理用汚染防止シートは、可塑剤及び
ポリビニルアセタールを主成分とする1合物から製せら
hでなることを特徴とする。
本発明に用いられるポリビニルアセタールとしては、ポ
リビニルアルコールとホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、ブチルアルデヒド、アミルアルデヒド等のアルデ
ヒドとの反応生成物が広く用いられ、特にポリビニルブ
チラールが好ましく用いられる。このときのポリビニル
アルコールの平均重合度は800〜3000程度が好首
しい3、 又ポリビニルアセタールのアセタール化度は一般に55
〜80モル%とされる。
本発明に用いられる可塑剤の具体例としては、トリエチ
レングリコールニジ2エチルブチレート、トリエチレン
グリコールニジ2エチルヘキンエート等のグリコール系
エステル、ジブチルセバケート、ジヘキシルアジベート
等の2塩基酸系エステル、ジオクチルフタレート、ジブ
チルフタレート等のフタル酸系エステル、エポキシ脂肪
酸エステル等が挙げられ、ポリビニルアセタール100
重量部に対し、通常、25〜60重量部用いらねる。
本発明汚染防止シートは、上記ポリビニルアセタール及
び可塑剤を主成分とし必要により紫外線敷収則等の品質
改良側が少量添加された1合物を押出機等で通常、厚さ
50〜800 /1m−好ましl−1:100〜300
μmのシート状に成形して得られ、通常はエンボスロー
ルによって表面に微細な凹凸を付与して用いられる。
かかる可塑化ポリビニルブチラールの燃焼発熱量は約6
500 K−/Ifであり、ポリエチレンの約5強に過
ぎない。
従って本発明シートは機器類の汚染防止カバーシートと
しては勿論、他の焼却処理必要物を包装して焼却する際
に用いる包装用シートとしても好適なものである。
本発明シートは柔軟性を有すると共に取扱い中に不測に
賢形・破断しない程度の剛性を備えているのが好ましく
、具体的には温度20℃において伸びか150%のとき
の引張応力が約140々/−以上、伸ひが250%のと
きの引張応力が300に97ad以上であるのが好まし
い。
この様な強靭なシートは、例λば沈澱法において、酸触
媒及び必要により助触媒の存在下のポリビニルアルコー
ル水溶液にプチルアルデヒ、ドを添加して比較的低温で
沈澱物を得た後、反応系を昇温して高温状態で長時間充
分熟成して得られたポリビニルブチラールに可塑剤を添
加した配合物から得ることが出来る。
更に、本発明による焼却処即用汚染防止シートは、焼却
炉への悪影響を更に軽減する為に、ポリビニルアセター
ル及び可WJIIIIlを主成分とする配合物が、該配
合物よりも発熱量が低い可燃性基布に含浸屯しくけ積層
されてなることを特徴とする。
上記可燃性基布としては、綿、麻、絹等の植物性繊維、
羊毛等の動物性繊維及びレーヨン、アセテート等の再生
繊維からなるものが好ましく用いられ、織布、不織布の
何れであってもよいO 可燃性基布に含浸もしく#′i:積層される上記配合物
の重fFi特に限定されないが基布の約Q2〜2倍程度
とされる。房ハ310〜鴨ハ晋膚力傳)ユしく1゜又可
燃性基布に上記配合物を含浸もしくけ積層する方法も何
岬特定されず、例えば、配合物を溶削に溶解しこれ全ロ
ールコータ−で基布に塗布・含浸したり、配合物を−H
シート状に成形した後、該シートを基布にホットプレス
したりする方法が採用され得る。
(実施例) 実施例1 沈澱法において重合度1700のポリビニルアルコール
とブチルアルデヒドとを反応させ約モル%の閣ポリビニ
ルブチラール100重量都に、アジピン酸とグリコール
エーテルとのエステル化反応物40重量部を添加してシ
ート用配合物を得た。この配合物を押出成形した後一対
 ゛6一 のエンボスロースに通して表面に微細な凹凸を有する厚
さ約200.l1mの焼却処理用汚染防止シー[−得た
。このシートの物性を測定したところ、20℃にて、伸
びが150%のときの引張応力が約15s 即/atl
、伸ひが250%のときの引張応力が約320 Kl/
cdであり、汚染防止用シートとして適当な強靭性を有
するものであつfc。
又−このシートの燃焼発熱量は約6500Ki/々であ
り、焼却炉材の耐久性を低下させる懸念の無いものであ
った。
実施例2 実施例1において、沈澱物生成績の熟成条件を稍緩和す
る以外は実施例1と同様にして得られたポリビニルブチ
ラール100重量部とトリエチレングリコールニジ2エ
チルブチレート40重量部とからなる配合物を用意した
締布(綿糸20番織布)に上記配合物のトルエン溶液を
ロールコータ−を用いて塗布・含浸伎 厨乾燥し、締布の織目の空隙を可塑化ポリビニルブチラ
ールで目止めした綿布−可塑化ポリビニルブチラールの
ニー積層シート(全厚的50μm)を得た。
この二層積層シートは表面に塵埃を吸着する粘着性を有
し、汚染防止シートきして適度の強靭性を有し、かつ燃
焼発熱量は約4500 Kazl/即と、ポリエチレン
(約11000 Km、/ Kg)の2以下であり焼却
処理用シートとして好適なものであった。
(発明の効果) 本発明焼却処理用汚染防止シートは、ポリビニルアセタ
ール及び可塑側を主成分とする配合物から製せられてな
るので、汚染防止シー)K要求される耐油水性、耐薬品
性、耐溶剤件、柔錦 軟性、強靭性等の鼎特性を併せ備え更に塵埃を吸着する
粘着性を有し、且つ、燃焼発熱量が低いので従来品のポ
リエチレンの如く、焼却炉の炉材を著しく消耗せしめて
耐久性を大巾に低下せしめるということが無く、又他の
合成樹脂シートの如く有毒ガスを発生することが無いの
で、焼却処理用汚染防止シートとして様めて有用なもの
である。
更に本発明焼却処理用汚染防止シートとして、上記耐金
物が該配合物よりも発熱量が低い可燃性基布に含浸もし
くけ積層されてなるものを採用した場合は、燃焼発熱量
か更に低く、又可燃性基布を適宜選定することにより破
断抵抗性が大きい廉価な汚染防止シートを提供すること
が出来、実用的価値が大きいのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリビニルアセタール及び可塑剤を主成分とする配
    合物から製せられてなることを特徴とする焼却処理用汚
    染防止シート。 2、ポリビニルアセタール及び可塑剤を主成分とする配
    合物が、該配合物よりも発熱量が低い可燃性基布に含浸
    もしくは積層されてなることを特徴とする焼却処理用汚
    染防止シート。
JP10450085A 1985-05-16 1985-05-16 焼却処理用汚染防止シ−ト Pending JPS61264026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10450085A JPS61264026A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 焼却処理用汚染防止シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10450085A JPS61264026A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 焼却処理用汚染防止シ−ト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61264026A true JPS61264026A (ja) 1986-11-21

Family

ID=14382233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10450085A Pending JPS61264026A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 焼却処理用汚染防止シ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61264026A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05339390A (ja) * 1992-06-05 1993-12-21 Idemitsu Kosan Co Ltd ポリカーボネートフィルム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05339390A (ja) * 1992-06-05 1993-12-21 Idemitsu Kosan Co Ltd ポリカーボネートフィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI254703B (en) Laminated safety glass and PVB film for producing the same
KR960002720B1 (ko) 보호복용 복합직물 및 이로부터 제조한 보호복
JPH02139233A (ja) 柔軟な層状製品
KR860000150A (ko) 연질 부직 라미네이트 및 그 제조 방법
GB1587307A (en) Antibacterial and antifungal material
JP6318349B2 (ja) 軟質塩化ビニル樹脂製産業資材シート
CZ287700B6 (en) Use of textile material laminate provided with copolyetherester film for producing waterproof clothing, shoes, tents and coverings
JPS61264026A (ja) 焼却処理用汚染防止シ−ト
KR890008217A (ko) 흡수성 복합체의 제조방법
EP1232033B1 (en) Laminate structure useful as liquid impermeable moisture vapor permeable membrane
RU2009107527A (ru) Пленка, пластифицированная пластификатором с низким давлением насыщенного пара
ATE49606T1 (de) Antistatischer polymergegenstand.
US2519013A (en) Polyethylene structures
SE8703089L (sv) Plastbelagd fiberduk, tyg eller vev och forfarande for framstellning derav
US3725174A (en) Thermoplastic polymer film polyhydric polymer film laminate
US3211688A (en) Polyvinyl acetate plasticized with polyester
US20020160674A1 (en) Method for bonding a copolyetherester film to copolyester
DE59209480D1 (de) Verfahren zur Herstellung von PVC-freien Fussbodenbelägen mit einer PVC-freien, transparenten Abdeckung sowie danach hergestellte Fussbodenbeläge
WO2019147091A1 (ko) 흡습 부직포 및 그 제조방법
EP1650022B1 (en) Laminate structure useful as liquid impermeable moisture vapor permeable membrane
JPWO2020031558A1 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
EP1025180A1 (en) Aliphatic-aromatic copolyesters as adhesive tie-layers in extrusion coatings
JPH08244190A (ja) 成形体
CN217948018U (zh) 一种环保型易撕保护膜
GB1326331A (en) Adhesive bonding process and composite structures obtained thereby