JPS61262593A

JPS61262593A - 熱交換器

Info

Publication number: JPS61262593A
Application number: JP60104768A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Hasegawa; 薫長谷川; Shozo Uto; 宇都　省三; Ryo Hashimoto; 橋本　凉
Original assignee: Showa Aluminum Corp
Current assignee: Altemira Co Ltd
Priority date: 1985-05-15
Filing date: 1985-05-15
Publication date: 1986-11-20
Also published as: JPH035516B2; US4804041A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、例えばオイルクーラー等に使用せられる熱
交換器に関する。

この明細書において、アルミニウムとは、純アルミニウ
ムおよびアルミニウム合金を含んで意味するものとする
。

従来の技術従来、例えばアルミニウム製のオイルクーラーは、第７
図に示すように、オイルが流通する第１？ＩＥ体流路（
Ａ）と、これに対して直交方向に空気が流通する第２流
体流路（Ｂ）とが平板（２５）により隔てられて上下に
交互に配置されているが、これらの流路（Ａ）（Ｂ）は
左右スペーサ・バー（２１’）　（２１）および前後ス
ペーサ・バー　（２３）（２３）と、これらのスペーサ
・バー（２１）（２１）または（２３）（２３）同志の
中間に配置されたコルゲート・フィン（２２）および（
２４）とによって形成され、これらの部材がアルミニウ
ム・ブレージング・シートよりなる平板（２５）を介し
て重合状態に例えば真空ろう付は法により一体に接合さ
れていた。しかしながら、このような従来のオイルクー
ラーでは、部品数が多いため、とくに部品の組み合わせ
（セツティング）に時間がかかるとともに、セツティン
グの自動化が容易でなく、オイルクーラーの製造を能率
よく行なうことができず、また重量が重いという問題が
あった。

発明の目的この発明の目的は、上記の問題を解決し、部品数が少な
く、部品のセツティングの時間を大幅に短縮することが
できるとともに、セツティングの自動化が容易であり、
従って製造の能率を増大することができ、しかも軽量化
を果し得るオイルクーラー等に用いられる熱交換器を提
供しようとするにある。

発明の構成この発明による熱交換器は、上記の目的を達成するため
に、平板により隔てられた第１流体流路と第２流体流路
とを上下方向に交互に有するアルミニウム・プレート・
フィン型熱交換器において、第１流体流路と第２流体流
路のうち、少なくとも一方の流路が、上下平板と、両平
板同志の間に介在されたアルミニウム押出型材製のスペ
ーサとによって形成されており、上記スペーサが左右両
側壁部と、これら両側壁部を連結し、かつ上下にそれぞ
れ突出した多数の屈曲帯状突起を有するとともに各屈曲
帯状突起に対向するようにあけられた流体通過孔を有す
る水平連結壁部とよりなるものである熱交換器を要旨と
している。

実　　施　　例この発明の実施例を、以下図面に基づいて説明する。

なお、この明細書において、前後、左右および上下は第
２図を基準とし、前とは第３図図面紙葉の表側、後とは
同裏側をいい、また左とは同図左側、右とは同右側をい
い、上とは同図上側、下とは同下側をいうものとする。

この発明の第１実施例を示す第１図〜第４図において、
この発明による熱交換器（１）はアルミニウム製であっ
て例えばオイルクーラーとして使用せられる。この熱交
換器（１）は、アルミニウム・ブレージング・シートよ
りなる平板（２）により隔てられた第１流体流路（Ａ）
と第２流体流路（Ｂ）とを上下方向に交互に有している
。第１流体流路（Ａ）にはオイルが流通し、また第２流
体流路（Ｂ）には空気が流通する。両流路（Ａ）（Ｂ）
はこれらの流体が直交状に流れるように配置されている
。

第１流体流路（Ａ）は、上下平板（２）（２）と、平板
（２＞（２）同志の間に介在されたアルミニウム押出型
材製のスペーサ（３）とによって形成されており、ここ
でスペーサ（３）は、左右両側壁部（４）（４）と、こ
れら両側壁部（４）（４）を連結し、かつ上下にそれぞ
れ突出した断面路△形および略■形の多数の屈曲帯状突
起（６）を有するとともに各屈曲帯状突起（６）に対向
するようにあけられた流体通過孔（７）を有する水平連
結壁部（５）とよりなるものである。

ここで、多数の屈曲帯状突起（６）は、断面Ａ形の上方
に突出した突起（６ａ）と断面Ｖ形の下方に突出した突
起（６ｂ）とが左右方向および前後方向にそれぞれ交互
に配置され、また各屈曲帯状突起（６ａ）（６ｂ）の長
手方向が第１流体流路（Ａ）のオイルの流れる方向と平
行となされている。このような屈曲帯状突起（６ａ）（
６ｂ）の配列は図示のものに限らず、勿論任意であり、
またこれらの突起（６）の断面計上は凸形およびυ形、
あるいは、凸形およびり形などであってもよい。各屈曲
帯状突起（６）と対向する流体通過孔（７）は、突起（
６）の左右両側の開口部と連通しており、突起（６）の
左右両側からオイルが流れ込み易くなっている。

上記スペーサ（３）は、左右両側壁（４）（４）と、こ
れらを連結する平坦な水平連結壁部（５）とからなるア
ルミニウム押出型材を素材として、これの水平連結壁部
（５）にプレス加工によりあるいは成形ロールを用いる
成形加工によって多数の屈曲帯状突起（６）を一体に形
成すると同時に、同数の流体通過孔（７）をあけること
により製造される。従って多数の突起（６）は平坦な水
平連結壁部（６）より切り起されるようにして形成され
るため、使用材料が少なくてすみ、ひいては熱交換器（
１）の軽量化を果し得るものである。

一方、第２流体流路（Ｂ）は、上下両平板（２＞（２）
と、前後側壁を構成するアルミニウム押出型材製の一対
の前後スペーサ・バー（Ｂ）（Ｂ）と、これらの前後ス
ペーサ・バー（Ｂ）（Ｂ）同志の間に配置されかつ両ス
ペーサ・バー（Ｂ）（Ｂ）に対して平行な凹凸部を有す
るコルゲート・フィン（９）とによって形成されている
。

上記熱交換器は、アルミニウム・ブレージング・シート
よりなる平板（２）と、多数の屈曲帯状突起（６）を有
するスペーサ（３）と、前後スペーサ・バー（Ｂ）（Ｂ
）およびコルゲートフィン（９）を重合状態に配置し、
例えば真空ろう付は法により一体に接合することにより
製造し得るものである。平板（２）としてブレージング
・シートを使用しているため、各屈曲帯状突起（６）の
先端はろう材層を介して平板（２）に通常接合されるが
、場合によっては突起（６）の先端と平板（２）とは接
合されずに離れていてもよい。なお、この実施例では、
平板（２）としてアルミニウム・ブレージング・シート
が使用されているが、これに限らず、平板（２）として
アルミニウム板を使用するとともに、スペーサ（３）の
左右側壁部（４）（４）の上面と下面および前後スペー
サ・バー（Ｂ）（Ｂ）の上面と下面にそれぞれろう材層
をハケ塗り等の塗布によって形成し、このろう材層によ
り熱交換器（１）全体を接合することも可能である。

上記熱交換器（１）において、オイルが流通する第１流
体流路（Ａ）の両端部は図示しないヘッダ・タンクに連
通せしめられ、これに対し空気が流通する第２流体流路
（Ｂ）の両端は開放せられており、ファンによる強制送
風によりあるいは車両等の走行による自然通風によって
第２流体流路（Ｂ）に空気が流通せしめられるようにな
されている。第１流体流路（Ａ）内をオイルが流れると
きは、スペーサ（３）の水平連結壁部（５）に設けられ
た断面へ形およびｖ形の多数の屈曲帯状突起（６）にオ
イルが接触するとともに、上側の断面△形の屈曲帯状突
起（６ａ）の左右両側から流体通過孔（７）内にオイル
が下降流となって流れ込み、また逆に下側の断面Ｖ形の
屈曲帯状突起（６ｂ）の左右両側から流体通過孔（７）
内にオイルが上昇流となって流れ込むことにより、結局
オイルはその流れが乱されて充分に撹拌されながら第１
流体流路（Ａ）内を移行し、このため熱交換効率が大幅
に増大するものである。

このような熱交換器（１）は、オイルクーラーとして例
えばエンジンオイルの冷却に、あるいは産業機械の冷却
に、また各種油圧システムのオイルの冷却に使用せられ
るものである。

第５図と第６図は、この発明の第２実施例を示すもので
ある。ここで、上記第１実施例の場合と異なる点は、第
１流体流路（Ａ）を形成するためのスペーサ（３）の屈
曲帯状突起（６）がその長手方向を第１流体流路（Ａ）
のオイルの流れる方向に対して直交するように配列され
Ｃいる点にある。

この第２実施例のその他の点は上記第１実施例の場合と
同様であり、図面において同一のものには同一の符号を
付した。

なお、上記各実施例においては、第１流体流路（Ａ）の
みが上下平板（２）（２）と、多数の屈曲帯状突起（６
）および流体通過孔（７）を有するスペーサ（３）とに
よって形成されているが、第２流体流路（Ｂ）も同様に
上下平板（２）（２）とスペーサ（３）とによって形成
される場合もある。また図示のものとは逆に第１流体流
路（Ａ）が平板（２）（２）と一対のスペーサ・バー（
Ｂ）（Ｂ）とコルゲート・フィン（９）とによって形成
され、第２流体流路（Ｂ）が平板（２）（２）とスペー
サ（３）とによって形成される場合もある。

また上記実施例においては、第１ｖＬ体流路（Ａ）と第
２流体流路（Ｂ）とが直交状に配置されているが、両流
路（Ａ）（Ｂ）は互い平行に配置される場合もある。そ
してこの場合においては両流路（Ａ）（Ｂ）内の２種の
流体は互いに平行流となるようにあるいは互いに対向流
となるように移行せしめられる。

さらに、上記各実施例においては、第１流体流路（Ａ）
が水平に配置されたいわゆる横型のオイルクーラーが示
されているが、この発明は第１流体流路（Ａ）が垂直に
配置された縦型のオイルクーラーにも同様に適用される
ものである。またこの発明に゛よる熱交換器は、オイル
クーラーだけでなく、気体および流体について複数種類
の流体の熱交換を行なう各種の熱交換器にも適用可能で
ある。

発明の効果この発明は、上述のように、平板（２）により隔てられ
た第１流体流路（Ａ）と第２流体流路（Ｂ）とを上下方
向に交互に有するアルミニウム・プレート・フィン型熱
交換器において、第１流体流路（Ａ）と第２流体流路（
Ｂ）のうち、少なくとも一方の流路が、上下平板（２）
（２）と、両平板（２）（２）同志の間に介在されたア
ルミニウム押出型材製のスペーサ（３）とによって形成
されており、上記スペーサ（３）が左右両側壁部（４）
（４）と、これら両側壁部（４）（４）を連結し、かつ
上下にそれぞれ突出した多数の屈曲帯状突起（６）を有
するとともに各屈曲帯状突起（６）に対向するようにあ
けられた流体通過孔（７）を有する水平連結壁部（５）
とよりなるものであるから、部品数が少なく、部品のセ
ツティング時間を大幅、に短縮することができるととも
に、セツティングの自動化が容易であり、従って製造の
能率を増大することができ、しかも軽沿化を果し得ると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す部分斜視図、第２
図は第１図ＩＩ−ＩＩ線に沿う断面図、第３図は第２図
■−■線に沿う断面図、第４図は第２図ＴＶ−ＩＶ線に
沿う断面図、第５図はこの発明の第２実施例を示す部分
縦断面図で、これ（Ａ）・・・第１流体流路、（Ｂ）・
・・第２流体流路、（１）・・・熱交換器、（２）・・
・平板、（３）・・・スペーサ、（４）（４）・・・左
右側壁部、（５）・・・水平連結壁部、（６）・・・屈
曲帯状突起、（７）・・・流体通過孔、（Ｂ）・・・前
後スペーサ・バー、（９）・・・フルゲートフィン。以上

Claims

【特許請求の範囲】平板（２）により隔てられた第１流体流路（Ａ）と第２流体流路（Ｂ）とを上下方向に交互に有す
るアルミニウム・プレート・フィン型熱交換器において
、第１流体流路（Ａ）と第２流体流路（Ｂ）のうち、少
なくとも一方の流路が、上下平板（２）（２）と、両平
板（２）（２）同志の間に介在されたアルミニウム押出
型材製のスペーサ（３）とによつて形成されており、上
記スペーサ（３）が左右両側壁部（４）（４）と、これ
ら両側壁部（４）（４）を連結し、かつ上下にそれぞれ
突出した多数の屈曲帯状突起（６）を有するとともに各
屈曲帯状突起（６）に対向するようにあけられた流体通
過孔（７）を有する水平連結壁部（５）とよりなるもの
である熱交換器。