JPS6126195Y2 - - Google Patents

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JPS6126195Y2
JPS6126195Y2 JP1978162711U JP16271178U JPS6126195Y2 JP S6126195 Y2 JPS6126195 Y2 JP S6126195Y2 JP 1978162711 U JP1978162711 U JP 1978162711U JP 16271178 U JP16271178 U JP 16271178U JP S6126195 Y2 JPS6126195 Y2 JP S6126195Y2
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JP
Japan
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bag
rubber
carbon black
filter
air
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JP1978162711U
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JPS5580242U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は空気抜き部を有するゴム配合用カー
ボンブラツクを充填してなる袋に関する。
従来、ゴムの配合剤として使用されるカーボン
ブラツクは果粒状のものが紙袋に充填されるが、
カーボンブラツクの粒子は非常に砕けやすく、袋
を開封してゴムに配合する際に、砕けて微粒子状
になつているカーボンブラツクが舞い上り、作業
環境を悪化する。
そこでカーボンブラツク充填用袋の材料とし
て、ゴムと混和しかつ品質に悪影響を与えないゴ
ムや合成樹脂からなるフイルムを使用し、袋ごと
ゴムに配合する方法が検討されたが、カーボンブ
ラツクを充填した袋を高く積み上げた場合、袋に
封入されている残存空気のために下段のものが破
裂し易く、また、座りが悪いので荷くずれを起こ
しやすい。その上、ゴムとの混練中に袋が破裂し
て中味が飛散する。
従つて、袋中に空気が残らないよう真空ポンプ
で吸引して密封することが考えられるが、空気と
ともにカーボンブラツクの微粒子も吸引されるの
で、真空ポンプを損ない、又、シール部にカーボ
ンブラツクが付着して密封不良を起こす。
紙袋の場合は、紙自体が多孔質のため封入され
た空気は外圧を受けて自然に抜けるので、上述の
ような問題は特にない。従つて、合成樹脂フイル
ム製の袋を使用する場合には、例えば化学肥料用
袋で実用されているように袋に多数の小孔を設け
るなど袋に封入された空気を排出する方策を講じ
る必要がある。
しかしながら小孔を設けた袋にカーボンブラツ
クを充填すると、粉砕された微粒子が小孔から吹
き出て、袋の表面や周辺の環境を汚染する。
本考案は、ゴム、ポリエチレン、ポリブタジエ
ン等のゴムと混和し得る高分子重合体からなり、
ゴム配合用カーボンブラツクを充填した袋に封入
された空気を排出しかつカーボンブラツクの微粒
子を透過させない程度に目の細かいフイルターを
袋のシール部に直接挟持するとともに、フイルタ
ーに袋本体と同様ゴムと混和し得る高分子重合体
からなる連続気泡発泡体のような多孔質体を使用
することによつて、上述の問題点の解決を図つた
ものである。以下に実施例を図面によつて説明す
る。
袋1は透明なポリエチレン、ポリブタジエン等
のゴムと混和し得るチユーブ状合成樹脂フイルム
の一方の開口部2をヒートシールしたものであつ
て、その中にカーボンブラツクの粉末3が充填さ
れている。
もう一方の開口部4は、ポリエチレン、ポリブ
タジエン等のゴムと混和し得る連続気泡発泡体、
焼結体等の多孔質体からなるフイルター5を挟ん
でヒートシールされており、フイルター5はヒー
トシール部6を横切つた状態で袋1に固着されて
いる。袋1中には空所7があつて、若干の空気が
封入されている。このようにカーボンブラツク粉
末を充填した袋1を積み上げると、下の袋は上か
ら圧力を受けて空所7に封入された空気はフイル
ター5の微細な通路を通過して排出されるので、
上からの圧力は直接内容物に伝わり、従つて袋の
座りもよく破袋や荷くずれを起こさない。また、
空気が排出されるときに随伴するカーボンブラツ
クの微粒末はフイルター5中に吸着されるので、
多量の粉末が空気と共に吹き出るようなことがな
く、ゴムとの混練中の袋の破裂もないので、環境
の汚染を極力押さえることができる。
なお、フイルター5の端面を残して周囲を目潰
しすれば、フイルター効率を高めることができ
る。
このようにして袋に充填されたカーボンブラツ
クは、袋ごとゴムに配合することが可能である。
本考案のフイルターは袋に内容物を充填して開
口部を密浮するときに取付けてもよく、製袋時に
取付けてもよい。
以上に述べたように、本考案に係るゴム配合用
カーボンブラツク充填袋は、内容物の充填時に封
入された空気が外圧を受けて容易に排出されるの
で、破袋や荷くずれの心配なく積み重ねることが
でき、また、内容物の漏洩が極力押さえられるの
で、還境を汚染することもない上に、袋自体をゴ
ムと混和しかつゴムの品質に悪影響を与えないゴ
ム、ポリエチレン、またかポリブタジエン等の材
料で構成するとともに、フイルターにも同様の材
料を使用しているので、ゴムと配合する際にフイ
ルターを切除する必要もなく袋ごとゴムと配合す
ることができ、ゴムと混練中に袋が破裂すること
もないので、中味が飛散することもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す斜視図である。 1……袋、3……カーボンブラツクの粉末、5
……フイルター、6……ヒートシール部、7……
空所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 袋本体のシール部にカーボンブラツクの微粒子
    を透過させない程度に目の細かい多孔質体からな
    るフイルターが直接挟持された袋において袋本体
    およびフイルターが共にゴム、ポリエチレン、ポ
    リブタジエン等のゴムと混和し得る高分子重合体
    からなることを特徴とするゴム配合用カーボンブ
    ラツクを充填してなる袋。
JP1978162711U 1978-11-28 1978-11-28 Expired JPS6126195Y2 (ja)

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JP1978162711U JPS6126195Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS5580242U JPS5580242U (ja) 1980-06-03
JPS6126195Y2 true JPS6126195Y2 (ja) 1986-08-06

Family

ID=29158700

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10140040A (ja) * 1996-11-07 1998-05-26 Mitsubishi Chem Corp 樹脂組成物用顔料及びその製造方法並びにこれを用いた樹脂組成物
JPH10140039A (ja) * 1996-11-07 1998-05-26 Mitsubishi Chem Corp ゴム配合用カーボンブラック成型体及びカーボンブラック含有ゴム組成物
JPH10140038A (ja) * 1996-11-07 1998-05-26 Mitsubishi Chem Corp インク用顔料及びその製造方法並びにこれを用いたインクの製造方法

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Publication number Publication date
JPS5580242U (ja) 1980-06-03

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