JPS61261392A - 流動パラフインの精製方法 - Google Patents
流動パラフインの精製方法Info
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- JPS61261392A JPS61261392A JP9943885A JP9943885A JPS61261392A JP S61261392 A JPS61261392 A JP S61261392A JP 9943885 A JP9943885 A JP 9943885A JP 9943885 A JP9943885 A JP 9943885A JP S61261392 A JPS61261392 A JP S61261392A
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- Japan
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- liquid paraffin
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- liquid
- aromatic hydrocarbons
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
光夙少背呈
本発明は・流動パラフィンの精製に関し、特に流動パラ
フィンからの芳香族炭化水素の除去に関する。なおさら
に特別には、本発明は、流動パラフィン、特に約8−約
24個の炭素原子を有する食品用および医薬品用流動パ
ラフィンから芳香族炭化水素を選択的に除去して、精製
流動パラフィンが少なくとも約0.01重量%のような
低い芳香族炭化水素量を含むようにするためのX型ゼオ
ライトモレキュラーシーブの使用に関する。本発明の精
製方法は、液相で、かつ比較的低温、例えば約70″−
約90℃に於て行われる。
フィンからの芳香族炭化水素の除去に関する。なおさら
に特別には、本発明は、流動パラフィン、特に約8−約
24個の炭素原子を有する食品用および医薬品用流動パ
ラフィンから芳香族炭化水素を選択的に除去して、精製
流動パラフィンが少なくとも約0.01重量%のような
低い芳香族炭化水素量を含むようにするためのX型ゼオ
ライトモレキュラーシーブの使用に関する。本発明の精
製方法は、液相で、かつ比較的低温、例えば約70″−
約90℃に於て行われる。
鷺來東辣止
種々の混合物の物理的分離を行う方法に於て、種々の天
然産および合成ゼオライトモレキュラーシーブ物質を含
む種々の吸着剤を使用するという概念は公知であり、実
験的にも商業的にも極めてしばしば用いられている。例
えば、S、A、コビサ−(S 、 A 、Covise
r)、〔ジ・オイル・アンド・ガス・ジャーナル(Th
e Oil and Gas Journal)、19
65年12月6日、130−132頁〕は、天然ガスか
らの気相中に於けるメルカプタン硫黄除去に関して、シ
リカゲル、銅含浸活性炭、5A型モレキユラーシーブ、
13X型モレキユラシーブの吸着能を論じている。
然産および合成ゼオライトモレキュラーシーブ物質を含
む種々の吸着剤を使用するという概念は公知であり、実
験的にも商業的にも極めてしばしば用いられている。例
えば、S、A、コビサ−(S 、 A 、Covise
r)、〔ジ・オイル・アンド・ガス・ジャーナル(Th
e Oil and Gas Journal)、19
65年12月6日、130−132頁〕は、天然ガスか
らの気相中に於けるメルカプタン硫黄除去に関して、シ
リカゲル、銅含浸活性炭、5A型モレキユラーシーブ、
13X型モレキユラシーブの吸着能を論じている。
1967年に、L、F、フォミニク(圭ユ旦。
7 (キミャ・イ・チクノロギヤ・ドブリフ・イ・マセ
ル(Khiwiya i Tekhnologiya
toplivi Masel)、患4.8−1O頁、1
967年4月〕り、約12.2重量%のベンゼンを含む
人為的に作ったベンゼンとn−へブタンとの2成分混合
物からのベンゼンの吸着分離のためのX型ゼオライトの
使用を記載している。気相または液相中のいずれかで動
的条件下に行われるこの分離では、2成分混合物中のベ
ンゼン量が約0.24重量%まで減少されると記載され
ている。
ル(Khiwiya i Tekhnologiya
toplivi Masel)、患4.8−1O頁、1
967年4月〕り、約12.2重量%のベンゼンを含む
人為的に作ったベンゼンとn−へブタンとの2成分混合
物からのベンゼンの吸着分離のためのX型ゼオライトの
使用を記載している。気相または液相中のいずれかで動
的条件下に行われるこの分離では、2成分混合物中のベ
ンゼン量が約0.24重量%まで減少されると記載され
ている。
単一のパラフィン系物質からの単一の芳香族物質の分離
に関するもう1つ記載はミルトン(MiLton)の米
国特許第3,078.643号中にある。
に関するもう1つ記載はミルトン(MiLton)の米
国特許第3,078.643号中にある。
このミルトン(Milton)の特許によると、例えば
トルエンとn−ヘキサンとの気相混合物から、該気相混
合物を、細孔がトルエンおよびn−ヘキサンを吸着する
ように十分大きいX型ゼオライト吸着剤物質床と接触さ
せ、その後で該ゼオライト床からトルエン減損気相流を
排出させることによってトルエンを分離することができ
る。この特許に記載されているように、気相混合物中の
トルエン量は、約3重量%のレベルまで減少させること
ができる。
トルエンとn−ヘキサンとの気相混合物から、該気相混
合物を、細孔がトルエンおよびn−ヘキサンを吸着する
ように十分大きいX型ゼオライト吸着剤物質床と接触さ
せ、その後で該ゼオライト床からトルエン減損気相流を
排出させることによってトルエンを分離することができ
る。この特許に記載されているように、気相混合物中の
トルエン量は、約3重量%のレベルまで減少させること
ができる。
上記のフォミニク(ハ鼾n社)血の論文およびミルトン
(Milton)の特許の方法に関して、n−パラフィ
ン芳香族炭化水素混合物の2成分系の分離は長年の間多
くの研究者によって研究されて来たことがわがつる。か
かる研究の主な目的は、−aに、特殊な工業的用途のた
めの分離方法〔ミルトン(Milton)の場合のよう
に)を提供すること、あるいは多成分吸着方法のための
予期結果の推定を可能にするためのモデルに到達しよう
とする企画に於ける種々の系の2成分データを提供する
ことのいずれかである。以下の説明かられかるように、
本発明によって達成される多成分分離は、例えばミルト
ン(Mi l ton)およびフオミニク(ハ畦肚叩)
iが記載している単純かつ特殊な2成分混合物分離より
もずっと複雑でありかつ一般性である。
(Milton)の特許の方法に関して、n−パラフィ
ン芳香族炭化水素混合物の2成分系の分離は長年の間多
くの研究者によって研究されて来たことがわがつる。か
かる研究の主な目的は、−aに、特殊な工業的用途のた
めの分離方法〔ミルトン(Milton)の場合のよう
に)を提供すること、あるいは多成分吸着方法のための
予期結果の推定を可能にするためのモデルに到達しよう
とする企画に於ける種々の系の2成分データを提供する
ことのいずれかである。以下の説明かられかるように、
本発明によって達成される多成分分離は、例えばミルト
ン(Mi l ton)およびフオミニク(ハ畦肚叩)
iが記載している単純かつ特殊な2成分混合物分離より
もずっと複雑でありかつ一般性である。
単純な2成分系の処理に加えて、先行技術では飽和炭化
水素および(または)オレフィンからの芳香族炭化水素
または非芳香族炭化水素の多成分分離に関する多数の開
示がある。多くの場合、これらの先行開示は、ある点で
は本発明の方法に似ているが、他の重要な点に於て本発
明とは著しく異なる分離方法に関するものである0例え
ば、エパーリー(並匣旦y)iの米国特許第3,228
,995号は、芳香族炭化水素、硫黄、色素体から選ば
れる少なくとも1種の不純物を含むC8゜−C□炭化水
素をX型ゼオライトと接触させることからなる不純な炭
化水素の精製方法に関する。しかし、このエハーリー(
n脛1y) 6−の特許に記載されている方法は、本発
明の方法と異なり、吸着された不純物の少なくとも一部
をガス状のSO□、N1(3,COz、 C1−CSア
ルコール、塩化メチルなど、あるいは好ましくは式 (上記式中、R+ 、Rx 、R3は水素またはC,−
C5アルキル基である) を有するガス状アミンのようなガス状置換剤(gase
ons displacing agent)で脱着さ
せること、および脱着部分をゼオライト床上へ再循環さ
せること、および吸着された成分の残部をガス状置換剤
で脱着させること、および脱着および再循環を、所望の
不純物除去度が得られるまで、450サイクルまたはそ
れ以上の多数回連続することを必要とする。さらに、こ
のエパーリ−(並凹uy)6の特許に記載されている方
法は、好ましくは気相中でかつ約204−約427℃(
約400−800゜F)の程度の温度に於て行われる。
水素および(または)オレフィンからの芳香族炭化水素
または非芳香族炭化水素の多成分分離に関する多数の開
示がある。多くの場合、これらの先行開示は、ある点で
は本発明の方法に似ているが、他の重要な点に於て本発
明とは著しく異なる分離方法に関するものである0例え
ば、エパーリー(並匣旦y)iの米国特許第3,228
,995号は、芳香族炭化水素、硫黄、色素体から選ば
れる少なくとも1種の不純物を含むC8゜−C□炭化水
素をX型ゼオライトと接触させることからなる不純な炭
化水素の精製方法に関する。しかし、このエハーリー(
n脛1y) 6−の特許に記載されている方法は、本発
明の方法と異なり、吸着された不純物の少なくとも一部
をガス状のSO□、N1(3,COz、 C1−CSア
ルコール、塩化メチルなど、あるいは好ましくは式 (上記式中、R+ 、Rx 、R3は水素またはC,−
C5アルキル基である) を有するガス状アミンのようなガス状置換剤(gase
ons displacing agent)で脱着さ
せること、および脱着部分をゼオライト床上へ再循環さ
せること、および吸着された成分の残部をガス状置換剤
で脱着させること、および脱着および再循環を、所望の
不純物除去度が得られるまで、450サイクルまたはそ
れ以上の多数回連続することを必要とする。さらに、こ
のエパーリ−(並凹uy)6の特許に記載されている方
法は、好ましくは気相中でかつ約204−約427℃(
約400−800゜F)の程度の温度に於て行われる。
もう1つのエバーリ−(Epperly) 支の特許す
なわち米国特許第3.063.934号は、異性化およ
びパラフィンアルキル化に用いるだめのナフサ供給物か
らの芳香族炭化水素、オレフィン、硫黄の除去に関する
。この特許によると、Cs / Cbナフサ供給物を、
約21.1−260℃(約70−500゜F)、好まし
くは約93.3−177℃(約200=350°F)の
温度に於てX型モレキュラーシーブと接触させて、供給
物から芳香族炭化水素、オレフィン、硫黄を吸着する。
なわち米国特許第3.063.934号は、異性化およ
びパラフィンアルキル化に用いるだめのナフサ供給物か
らの芳香族炭化水素、オレフィン、硫黄の除去に関する
。この特許によると、Cs / Cbナフサ供給物を、
約21.1−260℃(約70−500゜F)、好まし
くは約93.3−177℃(約200=350°F)の
温度に於てX型モレキュラーシーブと接触させて、供給
物から芳香族炭化水素、オレフィン、硫黄を吸着する。
芳香族炭化水素のモレキュラーシーブ物質からの脱着は
、該シーブ物質を、異性化反応器からの約343.3℃
(650゜F)に加熱されているイソメレート蒸気(i
son+eratevapors)と接触させる熱パー
ジ段階中に行われる。
、該シーブ物質を、異性化反応器からの約343.3℃
(650゜F)に加熱されているイソメレート蒸気(i
son+eratevapors)と接触させる熱パー
ジ段階中に行われる。
分離方法に於けるモレキュラーシーブ物質の使用に関す
るものでありかつ本発明に関して背景間の米国特許第3
.265.750号;エバーリ−(EpperlV>丘
の米国特許第3.468.791号;シブリー(鉢バ1
蛙−ら−の米国特許第3.658.696号;エバーリ
ー(並匣旦y)丘の米国特許第3,558,732号;
ニュー乏)Lt (Neuzilの米国特許第3.55
8.730号;エバー’J −Jr、 (堕肛旦Jr−
) 9−の米国特許第3.1185.748号;フラン
シス(Francis)の米国特許第3,726.79
2号;仏間特許第1.382.149号(X型モレキュ
ラーシーブを用いることによるナフサおよびケロシン留
分からの芳香族炭化水素の分離);E、L、久う−ク(
E、 L、CIark)、 (オイル、アンド、ガス。
るものでありかつ本発明に関して背景間の米国特許第3
.265.750号;エバーリ−(EpperlV>丘
の米国特許第3.468.791号;シブリー(鉢バ1
蛙−ら−の米国特許第3.658.696号;エバーリ
ー(並匣旦y)丘の米国特許第3,558,732号;
ニュー乏)Lt (Neuzilの米国特許第3.55
8.730号;エバー’J −Jr、 (堕肛旦Jr−
) 9−の米国特許第3.1185.748号;フラン
シス(Francis)の米国特許第3,726.79
2号;仏間特許第1.382.149号(X型モレキュ
ラーシーブを用いることによるナフサおよびケロシン留
分からの芳香族炭化水素の分離);E、L、久う−ク(
E、 L、CIark)、 (オイル、アンド、ガス。
ジャーナル(O3l and Gas Journal
) 、Na 46 。
) 、Na 46 。
17B−184頁、1962年11月12日〕 ;A、
Z、ドロゴチンスキ−(A、 Z、Dorogochi
nskii)〔キミャ・イ・チクノロギヤ・トリフ・イ
・マセル(Khimtya L Tekhnolo
gia TopHiv L Masel) 、
旭、8.4−6頁、1973年);L、C,ウォーター
マン(L 、 C、Wa terman)、(Cbem
、Eng、Progr、 。
Z、ドロゴチンスキ−(A、 Z、Dorogochi
nskii)〔キミャ・イ・チクノロギヤ・トリフ・イ
・マセル(Khimtya L Tekhnolo
gia TopHiv L Masel) 、
旭、8.4−6頁、1973年);L、C,ウォーター
マン(L 、 C、Wa terman)、(Cbem
、Eng、Progr、 。
Vo 1. 61. Nal O,51−57頁、19
65年10月);A、G、マルチネンコ(A、G、1I
iarLy−nenko) 、キミャ・イ・チクノロギ
ア・ドブリフ・イ・マセル(Kfiya i Tech
nologia Topliv 1Nasel)Nb2
.11−12頁、1969年8月)が含まれる。
65年10月);A、G、マルチネンコ(A、G、1I
iarLy−nenko) 、キミャ・イ・チクノロギ
ア・ドブリフ・イ・マセル(Kfiya i Tech
nologia Topliv 1Nasel)Nb2
.11−12頁、1969年8月)が含まれる。
光訓駆と【許
本発明の1つの目的は、芳香族不純物で汚染されている
流動パラフィンの改良精製方法を提供することである。
流動パラフィンの改良精製方法を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、流動パラフィンを約120
℃未満の温度に於てX型モレキュラーシーブ物質と接触
させることによる流動パラフィンからの芳香族炭化水素
の液相除去方法を提供することである。
℃未満の温度に於てX型モレキュラーシーブ物質と接触
させることによる流動パラフィンからの芳香族炭化水素
の液相除去方法を提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は比較的低温で液相中で
行なわれ芳香族炭化水素含量を約0.01重量%未満の
レベルに低減し得る、流動パラフィンの芳香族含有量を
低減する方法を提供することである。
行なわれ芳香族炭化水素含量を約0.01重量%未満の
レベルに低減し得る、流動パラフィンの芳香族含有量を
低減する方法を提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、医薬品用および単細
胞蛋白質製造用に有用な、芳香族炭化水素含量が約0.
0LEt量%未満の精製流動パラフィンを提供すること
である。
胞蛋白質製造用に有用な、芳香族炭化水素含量が約0.
0LEt量%未満の精製流動パラフィンを提供すること
である。
本発明のもう1つの目的は、単一吸着剤を用いて流動パ
ラフィンの芳香族炭化水素含量を約0.01重量%未満
のレベルに減少させるための液相、比較的低温吸着方法
を提供することである。
ラフィンの芳香族炭化水素含量を約0.01重量%未満
のレベルに減少させるための液相、比較的低温吸着方法
を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、吸着剤床を通しての流動ハ
ラフィンの1回バスで、流動パラフィンの芳香族炭化水
素含量を約0401重量%未満のレベルに減少させるた
めの液相、比較的低温吸着方法を提供することである。
ラフィンの1回バスで、流動パラフィンの芳香族炭化水
素含量を約0401重量%未満のレベルに減少させるた
めの液相、比較的低温吸着方法を提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、ディーゼル留分から
分離した流動パラフィンを、液相で約120℃未満の温
度に於てX型ゼオライトモレキュラーシーブ物質と接触
さ廿ることによる、該パラフィン中の芳香族炭化水素含
量を減少させることである。
分離した流動パラフィンを、液相で約120℃未満の温
度に於てX型ゼオライトモレキュラーシーブ物質と接触
さ廿ることによる、該パラフィン中の芳香族炭化水素含
量を減少させることである。
本発明のもう1つの目的は、負荷吸着剤(loaded
adsorbent )を液相で脱着剤によって脱着
させる液相吸着方法を提供することである。
adsorbent )を液相で脱着剤によって脱着
させる液相吸着方法を提供することである。
本発明のこれらの目的および他の目的は、望ましくな(
高い芳香族炭化水素含量を含む流動パラフィン供給物を
X型ゼオライトモレキュラーシーブ物質床中を通すこと
によって達成される。X型モレキュラーシーブ物質は、
流動パラフィンの該モレキュラーシーブ床中の1回バス
により、被処理流動パラフィン中の芳香族炭化水素濃度
を約0901重量%未満に減少するように、芳香族炭化
水素を選択的に吸着する。本発明の吸着方法は、液相中
でかつ比較的低温、すなわち約120℃未満、通常約6
0℃〜約100℃の範囲の温度で行われる。好ましい実
施温度は約70’〜90℃である。
高い芳香族炭化水素含量を含む流動パラフィン供給物を
X型ゼオライトモレキュラーシーブ物質床中を通すこと
によって達成される。X型モレキュラーシーブ物質は、
流動パラフィンの該モレキュラーシーブ床中の1回バス
により、被処理流動パラフィン中の芳香族炭化水素濃度
を約0901重量%未満に減少するように、芳香族炭化
水素を選択的に吸着する。本発明の吸着方法は、液相中
でかつ比較的低温、すなわち約120℃未満、通常約6
0℃〜約100℃の範囲の温度で行われる。好ましい実
施温度は約70’〜90℃である。
本発明の吸着方法は、流動パラフィン供給物中の芳香族
炭化水素を、1回パスで、すなわち部分的に精製された
流動パラフィンをモレキュラーシーブ床中を通して再循
環させることなく、約0.01重量%未満の濃度に減少
することができ、かつ原物質が芳香族炭化水素で過度に
負荷されたとき、エタノールのような液相溶剤を脱着剤
として用いることにより原物質をクリーニングすなわち
脱着させることができる。
炭化水素を、1回パスで、すなわち部分的に精製された
流動パラフィンをモレキュラーシーブ床中を通して再循
環させることなく、約0.01重量%未満の濃度に減少
することができ、かつ原物質が芳香族炭化水素で過度に
負荷されたとき、エタノールのような液相溶剤を脱着剤
として用いることにより原物質をクリーニングすなわち
脱着させることができる。
本発明の1つの実施態様に於て、被精製流動パラフィン
は、ケロシン−ディーゼル留分から分離されたものでよ
く、約3−4重量%の芳香族炭化水素を含有することが
できる。
は、ケロシン−ディーゼル留分から分離されたものでよ
く、約3−4重量%の芳香族炭化水素を含有することが
できる。
本発明の精製流動パラフィンは、一般にCm−CZtパ
ラフィン、好ましくはC9C2□パラフィンからなり、
医薬品製剤用または単細胞蛋白質製造に適している。
ラフィン、好ましくはC9C2□パラフィンからなり、
医薬品製剤用または単細胞蛋白質製造に適している。
衾凱至り綴星脱所
添付図面について説明すると、中に入っている唯一の吸
着剤としてベレyト状のX型ゼオライトモレキュラーシ
ーブ物質の床11!l(置かれている吸着カラム10が
示しである。参照文として本明細書中に含まれているミ
ルトン(Milton)の米国特許第2,882,24
4号にかなり詳細に記載されているように、モレキュラ
ーシーブは、一般にアルミノ珪酸ナトリウムをベースと
する合成結晶性物質である。これらの結晶性物質は、分
子次元の多数の均一な大きさの細孔内に有効な収着領域
を有する。
着剤としてベレyト状のX型ゼオライトモレキュラーシ
ーブ物質の床11!l(置かれている吸着カラム10が
示しである。参照文として本明細書中に含まれているミ
ルトン(Milton)の米国特許第2,882,24
4号にかなり詳細に記載されているように、モレキュラ
ーシーブは、一般にアルミノ珪酸ナトリウムをベースと
する合成結晶性物質である。これらの結晶性物質は、分
子次元の多数の均一な大きさの細孔内に有効な収着領域
を有する。
かかる配置をもつので、ある大きさと形の分子は細孔内
に入って吸着されるが、それより大きいかもしくは異な
る形の分子は排除される。
に入って吸着されるが、それより大きいかもしくは異な
る形の分子は排除される。
X型ゼオライトは、基本的には51g4およびA #
04四面体の3次元骨格からなる。四面体は、酸素原子
を共有することによって架橋し、アルミニウム原子と珪
素原子との和に対する酸素原子の比が2に等しくなって
いる。すなわちO/(Al+5i)=2になっている。
04四面体の3次元骨格からなる。四面体は、酸素原子
を共有することによって架橋し、アルミニウム原子と珪
素原子との和に対する酸素原子の比が2に等しくなって
いる。すなわちO/(Al+5i)=2になっている。
アルミニウムを含む各四面体のイオン原子は、結晶内に
陽イオン、例えばアルカリ金属イオンまたはアルカリ土
類金属イオンを含むことによって釣合っている。この釣
合いは次式で示される。
陽イオン、例えばアルカリ金属イオンまたはアルカリ土
類金属イオンを含むことによって釣合っている。この釣
合いは次式で示される。
Alz/ (Cat Sr、 Bat Naz+ K2
) =11個の陽イオンは、以下に説明するイオン交換
技術によってもう1個の陽イオンで交換することができ
る。四面体間の空間は、脱水前には水分子で占められて
いる。
) =11個の陽イオンは、以下に説明するイオン交換
技術によってもう1個の陽イオンで交換することができ
る。四面体間の空間は、脱水前には水分子で占められて
いる。
X型ゼオライトは、加熱して水和水の損失を起こさせる
ことによって活性化することができる。
ことによって活性化することができる。
脱水によって、外来分子の吸着のだめの極めて高い表面
積を与える分子次元の溝が交錯した結晶が得られる。
積を与える分子次元の溝が交錯した結晶が得られる。
X型ゼオライトの拒絶特性は、吸着特性すなわち正吸着
特性と同様に極めて重要であることはわかるであろう。
特性と同様に極めて重要であることはわかるであろう。
例えば、ベンゼンまたは他の芳香族炭化水素とCm
Cz4流動パラフィンとを本願発明のように分離しよう
とする場合、結晶がベンゼンおよび他の芳香族炭化水素
を吸着することが不可欠であると同様に結晶が流動パラ
フィンを拒絶することも不可欠である。
Cz4流動パラフィンとを本願発明のように分離しよう
とする場合、結晶がベンゼンおよび他の芳香族炭化水素
を吸着することが不可欠であると同様に結晶が流動パラ
フィンを拒絶することも不可欠である。
X型ゼオライトは、X線粉末回折図および幾つかの物理
特性に基づいて他のゼオライトおよび珪酸塩と区別する
ことができる。組成と密度が、X型ゼオライトの同定に
於て重要であることがわかった特性である。
特性に基づいて他のゼオライトおよび珪酸塩と区別する
ことができる。組成と密度が、X型ゼオライトの同定に
於て重要であることがわかった特性である。
“M”が金属、“n”がその原子価を示すあらゆる結晶
性ゼオライトの基本式は次式で示される。
性ゼオライトの基本式は次式で示される。
M z、t、0 : A I!3 X 5iot :
YHz0−Cに、特別な結晶性ゼオライトは、一定範囲
内に入るXとYとの値を有する。特別なゼオライトのX
の値は、アルミニウム原子と珪素原子とが格子内で本質
的に同等の位置を占めるので幾らかの変化する。これら
の原子の相対数の小変化は、ゼオライトの結晶構造また
は物理的性質を顕著に変化させない、X型ゼオライトで
は、数多くの分析で、Xの平均値がほぼ2.5であるこ
とわかっている。Xの値は2.5−0.5の範囲内に入
る。
YHz0−Cに、特別な結晶性ゼオライトは、一定範囲
内に入るXとYとの値を有する。特別なゼオライトのX
の値は、アルミニウム原子と珪素原子とが格子内で本質
的に同等の位置を占めるので幾らかの変化する。これら
の原子の相対数の小変化は、ゼオライトの結晶構造また
は物理的性質を顕著に変化させない、X型ゼオライトで
は、数多くの分析で、Xの平均値がほぼ2.5であるこ
とわかっている。Xの値は2.5−0.5の範囲内に入
る。
Yの値は、X型ゼオライト、特に種々のイオン交換形中
のX型ゼオライトのあらゆる試料に対して必ずしも一定
ではない。これは、種々の交換可能イオンが異なる大き
さであり、かつイオン交換時に結晶格子寸法に大きな変
化がないのでX型ゼオライトの縦孔内には水分子を収容
するために多数の空間が有効でなければならないために
そうなるのである。
のX型ゼオライトのあらゆる試料に対して必ずしも一定
ではない。これは、種々の交換可能イオンが異なる大き
さであり、かつイオン交換時に結晶格子寸法に大きな変
化がないのでX型ゼオライトの縦孔内には水分子を収容
するために多数の空間が有効でなければならないために
そうなるのである。
本発明に用いるために意図される吸着剤には、交換可能
陽イオンとしてナトリウムを有するナトリウム−アルミ
ニウムー珪酸塩水系から合成したX型ゼオライトのナト
リウム形ばかりでなく、かかるゼオライトからナトリウ
ムイオンを他の陽イオンで部分置換または完全置換する
ことによって得られる結晶性Th質も含まれる。ナトリ
ウム陽イオンは、他の1価または2価または3価の陽イ
オンとのイオン交換により、部分的にまたは完全に交換
することができる。ナトリウムより小さいリチウムのよ
うな1価イオンも、ナトリウムより大きいカリウム、ア
ンモニウムのような1価イオンも、X型ゼオライト構造
中に自由に入りかつ存在する他の陽イオンと交換する。
陽イオンとしてナトリウムを有するナトリウム−アルミ
ニウムー珪酸塩水系から合成したX型ゼオライトのナト
リウム形ばかりでなく、かかるゼオライトからナトリウ
ムイオンを他の陽イオンで部分置換または完全置換する
ことによって得られる結晶性Th質も含まれる。ナトリ
ウム陽イオンは、他の1価または2価または3価の陽イ
オンとのイオン交換により、部分的にまたは完全に交換
することができる。ナトリウムより小さいリチウムのよ
うな1価イオンも、ナトリウムより大きいカリウム、ア
ンモニウムのような1価イオンも、X型ゼオライト構造
中に自由に入りかつ存在する他の陽イオンと交換する。
同じことは、ナトリウムより小さいマグネシウムのよう
な2価のイオンおよびナトリウムより大きいストロンチ
ウムおよびバリウムのような2価イオンにもあてはまる
。セリウムはX型ゼオライト構造中に入る3価イオンの
一例である。
な2価のイオンおよびナトリウムより大きいストロンチ
ウムおよびバリウムのような2価イオンにもあてはまる
。セリウムはX型ゼオライト構造中に入る3価イオンの
一例である。
ゼオライトの基本的結晶格子をつくるアルミニウム、珪
素、酸素の空間配置は、ナトリウムイオンの代わりに他
のイオンが部分的または完全に交換しても本質的には変
化しないで残る。X型ゼオライトのイオン交換した形の
X線回折図は、はぼ同じ位置に同じ主回折線を示すが、
イオン交換による回折線の相対強度の幾らかの変化があ
る。
素、酸素の空間配置は、ナトリウムイオンの代わりに他
のイオンが部分的または完全に交換しても本質的には変
化しないで残る。X型ゼオライトのイオン交換した形の
X線回折図は、はぼ同じ位置に同じ主回折線を示すが、
イオン交換による回折線の相対強度の幾らかの変化があ
る。
直接合成およびイオン交換によって得られたX型ゼオラ
イトの形の中には、ナトリウム、リチウム、カリウム、
水素、銀、アンモニウム、マグネシウム、カルシウム、
亜鉛、バリウム、セリウム、マンガンがある。便宜上、
これらの物質を、陽イオンのための適当な化学記号と文
字Xとによって呼ぶことにする。かくして、例えばナト
リウム形はNa X、カルシウム形はCa X、セリウ
ム形はCe Xとなる。
イトの形の中には、ナトリウム、リチウム、カリウム、
水素、銀、アンモニウム、マグネシウム、カルシウム、
亜鉛、バリウム、セリウム、マンガンがある。便宜上、
これらの物質を、陽イオンのための適当な化学記号と文
字Xとによって呼ぶことにする。かくして、例えばナト
リウム形はNa X、カルシウム形はCa X、セリウ
ム形はCe Xとなる。
ゼオライトXのナトリウム形(Na X)またはゼオラ
イトXの他の形のイオン交換は、通常のイオン交換方法
で行うことができる。1つの好ましい連続方法は、おの
おのが底部に適当な支持物を有する一連の垂直カラム中
にX型ゼオライトを充填し、ゼオライト中へ導入しよう
とする陽イオンの可溶性塩の水溶液を床中を通して順次
に流し、かつ第1床中のゼオライトが所望の程度にイオ
ン交換されたときに第1床から第2床へ流れを切り換え
ることである。
イトXの他の形のイオン交換は、通常のイオン交換方法
で行うことができる。1つの好ましい連続方法は、おの
おのが底部に適当な支持物を有する一連の垂直カラム中
にX型ゼオライトを充填し、ゼオライト中へ導入しよう
とする陽イオンの可溶性塩の水溶液を床中を通して順次
に流し、かつ第1床中のゼオライトが所望の程度にイオ
ン交換されたときに第1床から第2床へ流れを切り換え
ることである。
本発明の利益は、流動パラフィンをどんなタイプのX型
ゼオライトと接触させても達成されるが、本発明に用い
るために意図される好ましいゼオライトには細口径が約
9入車位のNa X (13X型)および細孔径が約8
入車位のCaX(IOX型)が含まれる。本発明は、カ
ラム10中のNaX(13X型)のような単一のX型ゼ
オライトあるいは1個または2個以上の床中のX型ゼオ
ライト混合物を用いて実施することができる。しかし、
どんな場合でも、カラム10内の単一床中の物理的混合
物で、あるいは別々の床中で、X型ゼオライトでない別
の吸着剤と組み合わせて使用することはできない。
ゼオライトと接触させても達成されるが、本発明に用い
るために意図される好ましいゼオライトには細口径が約
9入車位のNa X (13X型)および細孔径が約8
入車位のCaX(IOX型)が含まれる。本発明は、カ
ラム10中のNaX(13X型)のような単一のX型ゼ
オライトあるいは1個または2個以上の床中のX型ゼオ
ライト混合物を用いて実施することができる。しかし、
どんな場合でも、カラム10内の単一床中の物理的混合
物で、あるいは別々の床中で、X型ゼオライトでない別
の吸着剤と組み合わせて使用することはできない。
再び、図面について説明すると、被精製流動パラフィン
は、保持容器12または他の適当な流動パラフィン源か
ら吸着カラム10中のX型モレキュラーシーブ床11を
通して供給される。流動パラフィンは、重力の影響下で
貫流する下降流用には吸着カラムの頂部へ直接供給する
ことができる。
は、保持容器12または他の適当な流動パラフィン源か
ら吸着カラム10中のX型モレキュラーシーブ床11を
通して供給される。流動パラフィンは、重力の影響下で
貫流する下降流用には吸着カラムの頂部へ直接供給する
ことができる。
別法では、図面中に示すように、適当なポンプ13によ
って、流動パラフィンをカラム10を通して強制的に上
方へ送ることができる。流動パラフィンを、約60℃〜
約120℃の程度の比較的低温、好ましくは約70℃−
約90℃に於てモレキュラーシーブ中を通すことができ
る。しかし、本発明の範囲内のあらゆる場合に於て、流
動パラフィンは、X型ゼオライト床中を通るとき液相で
ある。
って、流動パラフィンをカラム10を通して強制的に上
方へ送ることができる。流動パラフィンを、約60℃〜
約120℃の程度の比較的低温、好ましくは約70℃−
約90℃に於てモレキュラーシーブ中を通すことができ
る。しかし、本発明の範囲内のあらゆる場合に於て、流
動パラフィンは、X型ゼオライト床中を通るとき液相で
ある。
流動パラフィン源によって、流動パラフィンを前辺て加
熱または冷却することなくゼオライト床中を通すことが
できる。しかし、はとんどの場合に於て、流動パラフィ
ンを、モレキュラーシープ床11中へ導入する直前に熱
交換器14中を通し、流動パラフィンの温度を所望の温
度範囲、一般に約60”−120℃、好ましゆは約70
’−90℃に調節する。
熱または冷却することなくゼオライト床中を通すことが
できる。しかし、はとんどの場合に於て、流動パラフィ
ンを、モレキュラーシープ床11中へ導入する直前に熱
交換器14中を通し、流動パラフィンの温度を所望の温
度範囲、一般に約60”−120℃、好ましゆは約70
’−90℃に調節する。
本発明の精製方法が液相中でかつ比較的低温で実施でき
ることは、149〜427℃(300゜−800°F)
またはそれ以上の程度の温度に於て気相中で実施する方
法よりも重要な経済的利益を与える。通常、これらの気
相方法は、エネルギー要求がずっと低い液相方法が所望
の生成物純度レベルを達成し得ないときにのみ用いられ
る。
ることは、149〜427℃(300゜−800°F)
またはそれ以上の程度の温度に於て気相中で実施する方
法よりも重要な経済的利益を与える。通常、これらの気
相方法は、エネルギー要求がずっと低い液相方法が所望
の生成物純度レベルを達成し得ないときにのみ用いられ
る。
0.01重量%以下のような低い不純物レベルの生成物
を生成し、しかも実施温度が約120℃未満の本発明の
液相方法では事情は上述のようではない。
を生成し、しかも実施温度が約120℃未満の本発明の
液相方法では事情は上述のようではない。
上記のように、本発明によって精製しようとする流動パ
ラフィンは、一般に約8−約24個の炭素を有しかつそ
の中に望ましくない高い芳香族炭化水素量を含む流動パ
ラフィンである。流動パラフィンは、真鎖物質でも分枝
鎖物質でもよく、かつディーゼル留分のような石油源か
ら分離することができる。被精製流動パラフィン中の芳
香族炭化水素の濃度は、流動パラフィン源によって比較
的広い範囲にわたることができ、かつ約20−25重量
%のように高濃度であってもよい。しかし、通常、被精
製流動パラフィン中の芳香族炭化水2濃度は約10−約
15重量%以下であり、約3−5重量%以下のように低
くあり得る1例えば、芳香族炭化水素含量が約2−約4
重量%の部分的脱芳香族流動パラフィンを本発明によっ
て精製することができる。
ラフィンは、一般に約8−約24個の炭素を有しかつそ
の中に望ましくない高い芳香族炭化水素量を含む流動パ
ラフィンである。流動パラフィンは、真鎖物質でも分枝
鎖物質でもよく、かつディーゼル留分のような石油源か
ら分離することができる。被精製流動パラフィン中の芳
香族炭化水素の濃度は、流動パラフィン源によって比較
的広い範囲にわたることができ、かつ約20−25重量
%のように高濃度であってもよい。しかし、通常、被精
製流動パラフィン中の芳香族炭化水2濃度は約10−約
15重量%以下であり、約3−5重量%以下のように低
くあり得る1例えば、芳香族炭化水素含量が約2−約4
重量%の部分的脱芳香族流動パラフィンを本発明によっ
て精製することができる。
本発明の1つの本質的特徴は、再循環に頼る必要なくX
型ゼオライト床中を1回パスで、被精製流動パラフィン
を精製することができることである。このことは、実施
が容易で、装置要求が少なくかつ全プロセス効率の観点
から重要な特徴である。
型ゼオライト床中を1回パスで、被精製流動パラフィン
を精製することができることである。このことは、実施
が容易で、装置要求が少なくかつ全プロセス効率の観点
から重要な特徴である。
本発明のもう1つの本質的な特徴は、一度芳香族炭化水
素で負荷されたゼオライト床をクリーニングするための
液相脱着剤の使用にある。脱着させたい芳香族炭化水素
と比較してゼオライト吸着剤に対してかなりの親和性を
有する極性または分極性物質である適当な脱着剤には、
例えばメタノール、エタノール、プロパツール、プロピ
レングリコールなどのようなアルコールが含まれる。脱
着剤は、適当な保持容器16中に貯蔵され、そこからポ
ンプでカラム10中へ送られ、床11中に入っているX
型ゼオライトモレキュラーシーブ物質の細孔から芳香族
炭化水素を脱着させることができる。
素で負荷されたゼオライト床をクリーニングするための
液相脱着剤の使用にある。脱着させたい芳香族炭化水素
と比較してゼオライト吸着剤に対してかなりの親和性を
有する極性または分極性物質である適当な脱着剤には、
例えばメタノール、エタノール、プロパツール、プロピ
レングリコールなどのようなアルコールが含まれる。脱
着剤は、適当な保持容器16中に貯蔵され、そこからポ
ンプでカラム10中へ送られ、床11中に入っているX
型ゼオライトモレキュラーシーブ物質の細孔から芳香族
炭化水素を脱着させることができる。
一度モレキュラーシープ物質の細孔から芳香族炭化水素
が脱着されると、脱着された芳香族炭化水素は、n−ヘ
キサンまたはn−へブタンまたはイソオクタンのような
洗浄用溶剤を床中を通すことによって床から洗浄される
。洗浄用溶剤は、適当な容器17中に貯蔵され、脱着剤
および流動パラフィン床中を通して送るために用いられ
るのと同じポンプ13を用いてシーブ床中へ送られる。
が脱着されると、脱着された芳香族炭化水素は、n−ヘ
キサンまたはn−へブタンまたはイソオクタンのような
洗浄用溶剤を床中を通すことによって床から洗浄される
。洗浄用溶剤は、適当な容器17中に貯蔵され、脱着剤
および流動パラフィン床中を通して送るために用いられ
るのと同じポンプ13を用いてシーブ床中へ送られる。
別法では、洗浄用溶剤用、脱着剤用および流動パラフィ
ン用に別個のポンプ(図には示してない)を用いること
ができる。
ン用に別個のポンプ(図には示してない)を用いること
ができる。
モレキュラーシーブ物質の吸着容量が、該物質から芳香
族炭化水素の脱着が必要でありかつ(あるいは)望まし
い点に減少するまでに精製することができる流動・パラ
フィンの量は、流動パラフィン供給物中の初期芳香族炭
化水素含量によって著しく異なる。しかし、約0.5−
約20cc/分の程度の流動パラフィン供給速度を有す
る通常の使用条件下では、モレキュラーシーブ床は、生
成物流中の芳香族炭化水素濃度を約(LOI重量%未満
に減少するための十分な吸着容1ffi(1回の吸着サ
イクル当たりモレキュラーシーブ100gにつき芳香族
炭化水素23.4g)を有する。
族炭化水素の脱着が必要でありかつ(あるいは)望まし
い点に減少するまでに精製することができる流動・パラ
フィンの量は、流動パラフィン供給物中の初期芳香族炭
化水素含量によって著しく異なる。しかし、約0.5−
約20cc/分の程度の流動パラフィン供給速度を有す
る通常の使用条件下では、モレキュラーシーブ床は、生
成物流中の芳香族炭化水素濃度を約(LOI重量%未満
に減少するための十分な吸着容1ffi(1回の吸着サ
イクル当たりモレキュラーシーブ100gにつき芳香族
炭化水素23.4g)を有する。
もう一度図面について見ると、本発明の液相精製方法を
実施するための典型的な実施態様は、流動パラフィンを
、容器12からライン18、ポンプ13、ライン19、
熱交換器14、ライン21を通して吸着カラム10中に
入っているX型モレキュラーシーブ床11中を通すこと
からなる。弁22が開かれ、弁23、弁24が閉じられ
ている本発明の方法の吸着段階中、流動パラフィン供給
物中に含まれている芳香族炭化水素はX型モレキュラー
シーブ11の細孔中に吸着され、精製流動パラフィン生
成物がライン26から回収される。
実施するための典型的な実施態様は、流動パラフィンを
、容器12からライン18、ポンプ13、ライン19、
熱交換器14、ライン21を通して吸着カラム10中に
入っているX型モレキュラーシーブ床11中を通すこと
からなる。弁22が開かれ、弁23、弁24が閉じられ
ている本発明の方法の吸着段階中、流動パラフィン供給
物中に含まれている芳香族炭化水素はX型モレキュラー
シーブ11の細孔中に吸着され、精製流動パラフィン生
成物がライン26から回収される。
かくして、本発明の方法の吸着段階は液相中で、かつ熱
交換器14の助けによって約70’−90°Cの範囲の
温度に於て行われる。
交換器14の助けによって約70’−90°Cの範囲の
温度に於て行われる。
モレキュラーシーブの吸着容量が吸着した芳香族炭化水
素量の増加のために減少したとき、弁22が閉じて本発
明の方法の吸着段階を停止させる。この時点に於て、弁
24が開き、n−へブタンのような洗浄用溶剤がライン
27、ポンプ13、ライン19、熱交換器14、ライン
21を通して床11中へ、カラム10中に含まれている
流動パラフィン生成物の全部がライン26から貯蔵室へ
送られてしまうまで送られる。吸着段階と同様に、洗浄
段階も約70°−90℃の程度の温度で行うことが望ま
しい。
素量の増加のために減少したとき、弁22が閉じて本発
明の方法の吸着段階を停止させる。この時点に於て、弁
24が開き、n−へブタンのような洗浄用溶剤がライン
27、ポンプ13、ライン19、熱交換器14、ライン
21を通して床11中へ、カラム10中に含まれている
流動パラフィン生成物の全部がライン26から貯蔵室へ
送られてしまうまで送られる。吸着段階と同様に、洗浄
段階も約70°−90℃の程度の温度で行うことが望ま
しい。
次に、弁24が閉じ、弁23が開いて、エタノールのよ
うな脱着剤をライン28、ポンプ13、ライン19、熱
交換器14、ライン21を通してモレキュラーシーブ床
中へ送ることによって脱着段階が開始される。脱着剤が
床1工中へ送られつつあるとき、少なくとも脱着段階の
比較的初期段階中、カラム10内に入っている洗浄用溶
剤が追い出され、ライン26から排出される。この洗浄
用溶剤は廃棄してもよいが、経済的観点から、将来の使
用のため洗浄用溶剤を回収することが望ましい。脱着段
階の続行時、やはり液相中で、約70’−90℃の程度
の好ましい温度に於て、芳香族炭化水素汚染物質がモレ
キュラーシーブ物質の細孔から追い出される。脱着が所
望の程度まで達成されたとき、弁23が閉じ、弁24が
開かれて、第2洗浄段階が開始される。この第2洗浄段
階中、脱着された芳香族炭化水素不純物はカラム10か
らフラッシュされ、洗浄用溶剤と一緒にライン26を通
って廃棄のため、または、貯蔵のため、あるいは所望な
らば事後処理のために送られる。
うな脱着剤をライン28、ポンプ13、ライン19、熱
交換器14、ライン21を通してモレキュラーシーブ床
中へ送ることによって脱着段階が開始される。脱着剤が
床1工中へ送られつつあるとき、少なくとも脱着段階の
比較的初期段階中、カラム10内に入っている洗浄用溶
剤が追い出され、ライン26から排出される。この洗浄
用溶剤は廃棄してもよいが、経済的観点から、将来の使
用のため洗浄用溶剤を回収することが望ましい。脱着段
階の続行時、やはり液相中で、約70’−90℃の程度
の好ましい温度に於て、芳香族炭化水素汚染物質がモレ
キュラーシーブ物質の細孔から追い出される。脱着が所
望の程度まで達成されたとき、弁23が閉じ、弁24が
開かれて、第2洗浄段階が開始される。この第2洗浄段
階中、脱着された芳香族炭化水素不純物はカラム10か
らフラッシュされ、洗浄用溶剤と一緒にライン26を通
って廃棄のため、または、貯蔵のため、あるいは所望な
らば事後処理のために送られる。
ゼオライト床11の吸着容量が回復されると、もう1度
弁24が閉じ、弁22が開かれかつ上述のように進行す
ることによって、付加的な流動パラフィンの精製工程を
再開することができる。
弁24が閉じ、弁22が開かれかつ上述のように進行す
ることによって、付加的な流動パラフィンの精製工程を
再開することができる。
第1表に、本発明の方法の実施パラメーターを示す。
当業者には、モレキュラーシーブ物質床11の温度を公
知の方法で所望レベルに保つことができることがわかる
であろう、かくして、流動パラフィン、洗浄用溶剤およ
び(または)脱着剤を熱交換器I4中を通すことに加え
て、床11または床11が入っているカラム10を、必
要に応じて直接または間接伝熱によって加熱または冷却
することが可能である。同様に、吸着段階中または脱着
段階中、または洗浄段階中のいずれかに於て、実施パラ
メータ(例えば供給速度、温度、圧力など)を変化させ
て所望の精製方法を最適にし、あるいは増強することが
できる。
知の方法で所望レベルに保つことができることがわかる
であろう、かくして、流動パラフィン、洗浄用溶剤およ
び(または)脱着剤を熱交換器I4中を通すことに加え
て、床11または床11が入っているカラム10を、必
要に応じて直接または間接伝熱によって加熱または冷却
することが可能である。同様に、吸着段階中または脱着
段階中、または洗浄段階中のいずれかに於て、実施パラ
メータ(例えば供給速度、温度、圧力など)を変化させ
て所望の精製方法を最適にし、あるいは増強することが
できる。
以下、実施例によって本発明の多くの利益を示す。
ス周11に
直径16論、高さ550鶴のガラス管に、(15−1m
粒径の粒子に粉砕しであるNa X (13X)型ゼオ
ライト56gの床を仕込んだ、ゼオライト物質を450
’−500℃で4−5時間予備活性化し、これを、3.
22重量%の初期芳香族炭化水素含量を有する粗製Cm
Cza流動パラフィン原料油から芳香族炭化水素を
除去するための吸着剤として用いた。この粗製流動パラ
フィン原料油を下記の実施温度に予熱し、液相中でかつ
動的条件下で一連の吸着実験を行った。原料油は、ゼオ
ライト吸着床を通して上方へポンプで送られた。各実験
に於て、原料油をポンプで1回だけゼオライト床中を通
して送り、再循環は行わなかった。
粒径の粒子に粉砕しであるNa X (13X)型ゼオ
ライト56gの床を仕込んだ、ゼオライト物質を450
’−500℃で4−5時間予備活性化し、これを、3.
22重量%の初期芳香族炭化水素含量を有する粗製Cm
Cza流動パラフィン原料油から芳香族炭化水素を
除去するための吸着剤として用いた。この粗製流動パラ
フィン原料油を下記の実施温度に予熱し、液相中でかつ
動的条件下で一連の吸着実験を行った。原料油は、ゼオ
ライト吸着床を通して上方へポンプで送られた。各実験
に於て、原料油をポンプで1回だけゼオライト床中を通
して送り、再循環は行わなかった。
温度範囲70°−120℃、粗製流動パラフィン流速範
囲0.5 10c、c、/分で、一連の吸着実験を行っ
た。精製流動パラフィン中の芳香族炭化水素含量が平行
に達したときブレークスルーが観察された。各吸着実験
後、ゼオライト床を、残留流動パラフィンを除去するた
め上記温度に予熱したn−へブタンで洗浄した。次にゼ
オライト床を溶剤を用いて脱着させ、粗製流動パラフィ
ンから吸着された芳香族炭化水素を除去した。この溶剤
は、上記実施温度に予熱しである。
囲0.5 10c、c、/分で、一連の吸着実験を行っ
た。精製流動パラフィン中の芳香族炭化水素含量が平行
に達したときブレークスルーが観察された。各吸着実験
後、ゼオライト床を、残留流動パラフィンを除去するた
め上記温度に予熱したn−へブタンで洗浄した。次にゼ
オライト床を溶剤を用いて脱着させ、粗製流動パラフィ
ンから吸着された芳香族炭化水素を除去した。この溶剤
は、上記実施温度に予熱しである。
吸着実験の動的性質は、用いた床の高さく鰭)、ゼオラ
イトの動的容量(g/100ゼオライト)、吸着効率を
含むゼオライト性質の効率を決定するために計算された
。脱芳香族流動パラフィンの試料を集めUV分光光度計
法で試験し、平衡点に達したときに各実験が終了すると
考えた。実験結果を第2表および第3表に示す。
イトの動的容量(g/100ゼオライト)、吸着効率を
含むゼオライト性質の効率を決定するために計算された
。脱芳香族流動パラフィンの試料を集めUV分光光度計
法で試験し、平衡点に達したときに各実験が終了すると
考えた。実験結果を第2表および第3表に示す。
吸着実験の結果は、X型モレキュラーシー ブM高い芳
香族炭化水素吸着効率を有し、23.4g/100gモ
レキュラーシープのような高い動的容量をもっことを示
している。この結果は、僅カ1回の吸着サイクルを用い
て0.01%の芳香族炭化水素含量を有する精製流動パ
ラフィン44)a+fのような多量が得られるが、対応
する脱着サイクルでは、93.69重量%までの芳香族
炭化水素および硫黄を含む濃縮物が生成したことをも示
す。
香族炭化水素吸着効率を有し、23.4g/100gモ
レキュラーシープのような高い動的容量をもっことを示
している。この結果は、僅カ1回の吸着サイクルを用い
て0.01%の芳香族炭化水素含量を有する精製流動パ
ラフィン44)a+fのような多量が得られるが、対応
する脱着サイクルでは、93.69重量%までの芳香族
炭化水素および硫黄を含む濃縮物が生成したことをも示
す。
ス崖■1
実施例1の操作を繰返した。ただし、ケロシン−ディー
ゼル留分から得た部分的脱芳香族220−310℃流動
パラフィンの@製原料油を用いた。
ゼル留分から得た部分的脱芳香族220−310℃流動
パラフィンの@製原料油を用いた。
この粗製原料油の特性を第4表に示す。
第−一」し−一表
#01260
屈折率 n”、 1.4295密度、
g/cj d”a O,78芳香族炭化水
素含量、重量% 2.4不飽物含量、重量%
0. I −0,2硫黄、ppm
<100本実施例の結果を第5表および第6表に
示す。
g/cj d”a O,78芳香族炭化水
素含量、重量% 2.4不飽物含量、重量%
0. I −0,2硫黄、ppm
<100本実施例の結果を第5表および第6表に
示す。
本発明によって得られた精製流動パラフィン物1ば、約
0.01重量%未満の芳香族炭化水素(モ゛−−ジー、
およびトリー芳香族炭化水素)を含)、医薬品用および
単細胞蛋白質製造用に通して)る。
0.01重量%未満の芳香族炭化水素(モ゛−−ジー、
およびトリー芳香族炭化水素)を含)、医薬品用および
単細胞蛋白質製造用に通して)る。
以上、本発明の幾つかの好ましい実施態様を脱]したが
、当業者にはそれらの変形がわかるであ〕うが、かかる
変形は本明細書中に記載した零発1の精神および範囲内
に入るべきものである。
、当業者にはそれらの変形がわかるであ〕うが、かかる
変形は本明細書中に記載した零発1の精神および範囲内
に入るべきものである。
添付図面は、本発明の方法を実施するために通−だ装置
の概略図である。
の概略図である。
Claims (22)
- (1)芳香族炭化水素とC_8−C_2_4流動パラフ
ィンとの液体混合物からの芳香族炭化水素の液相分離方
法であって、 該液体混合物を、細孔が該芳香族炭化水素を吸着するよ
うに十分大きい、少なくとも部分的に脱水した結晶性X
型ゼオライト吸着剤物質の床と、約120℃までの温度
に於て、一回パスで接触される工程と、 その後で、芳香族炭化水素減損流動パラフィンを該床か
ら排出させる工程とからなる方法。 - (2)該X型ゼオライト吸着剤がNa Xゼオライトお
よびCa Xゼオライトからなる群から選ばれる特許請
求の範囲第(1)項記載の方法。 - (3)該接触工程を約60℃〜約120℃の温度で行う
特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 - (4)該芳香族炭化水素減損流動パラフィンが約0.0
1重量%未満の芳香族炭化水素含量を有しかつ該接触工
程を約70℃〜約90℃の温度で行う特許請求の範囲第
(3)項記載の方法。 - (5)芳香族炭化水素を分離しようとする液体混合物が
ケロシン−ディーゼル留分から分離したC_8−C_2
_4流動パラフィンを含む特許請求の範囲第(4)項記
載の方法。 - (6)芳香族炭化水素を分離しようとする液体混合物が
ケロシン−ディーゼル留分から分離したC_9−C_2
_2流動パラフィンを含む特許請求の範囲第(4)項記
載の方法。 - (7)芳香族炭化水素を分離しようとする液体混合物が
最初に約3〜約5重量%の芳香族炭化水素を含む特許請
求の範囲第(4)項記載の方法。 - (8)望ましくない高濃度の芳香族炭化水素不純物を含
むC_8−C_2_4流動パラフィン原料油の液相精製
方法であって、流動パラフィン原料油の温度を約60−
120℃に調節する工程と、 流動パラフィン原料油を、それから芳香族不純物を選択
的に吸着するため、約60−120℃の温度に於てX型
ゼオライトモレキュラーシーブ物質と接触させる工程と
、 芳香族炭化水素減損流動パラフィン生成物を、液相で、
該X型ゼオライトモレキュラーシーブ物質から回収する
工程とからなる方法 - (9)該X型ゼオライトモレキュラーシーブ物質を、そ
れから該流動パラフィンを回収した後、液相脱着用溶剤
と約60°−約120℃の温度に於いて接触させて吸着
している芳香族炭化水素を除去する工程 をも含む特許請求の範囲第(8)項記載の方法。 - (10)該X型ゼオライトモレキュラーシーブ物質を、
約60°−約120℃の温度に於て、該X型モレキュラ
ーシーブ物質から該流動パラフィンを選択的に除去する
が吸着された芳香族不純物をそのままにしておく液相洗
浄用溶剤と接触させることによって該流動パラフィン生
成物を回収する特許請求の範囲第(8)項記載の方法。 - (11)該接触工程を約70°−約90℃の温度に於て
行う特許請求の範囲第(8)項記載の方法。 - (12)該脱着用溶剤を約70°−約90℃の温度に調
節する特許請求の範囲第(9)項記載の方法。 - (13)該洗浄用溶剤を約70°−約90℃の温度に調
節する特許請求の範囲第(10)項記載の方法。 - (14)該脱着用溶剤がC_1−C_5アルコールから
なる群から選ばれる一員である特許請求の範囲第(9)
項記載の方法。 - (15)該洗浄用溶剤がC_5−C_7n−アルカンお
よびイソ−オクタンからなる群から選ばれる一員である
特許請求の範囲第(10)項記載の方法。 - (16)該原料油が部分的脱芳香族C_9−C_2_2
流動パラフィン原料油である特許請求の範囲第(8)項
記載の方法。 - (17)該原料油が部分的脱芳香族C_8−C_2_4
流動パラフィン原料油である特許請求の範囲第(8)項
記載の方法。 - (18)該原料油がケロシン−ディーゼル留分から得ら
れる部分的脱芳香族流動パラフィンからなる特許請求の
範囲第(9)項記載の方法。 - (19)該部分的脱芳香族流動パラフィンが約2−約4
重量%の芳香族炭化水素含量を有する特許請求の範囲第
(18)項記載の方法。 - (20)該流動パラフィン生成物の芳香族炭化水素含量
が約0.01重量%未満である特許請求の範囲第(8)
項記載の方法。 - (21)該流動パラフィン生成物の芳香族炭化水素含量
が約0.01重量%未満である特許請求の範囲(11)
項記載の方法。 - (22)該流動パラフィン生成物の芳香族炭化水素含量
が約0.01重量%未満である特許請求の範囲第(19
)項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9943885A JPS61261392A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 流動パラフインの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9943885A JPS61261392A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 流動パラフインの精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61261392A true JPS61261392A (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=14247415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9943885A Pending JPS61261392A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 流動パラフインの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61261392A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02255892A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-10-16 | Exxon Chem Patents Inc | 線状パラフィンの精製方法 |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP9943885A patent/JPS61261392A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02255892A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-10-16 | Exxon Chem Patents Inc | 線状パラフィンの精製方法 |
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