JPS61261039A - 網を重着したシ−ト及び同シ−トを用いた鞄 - Google Patents

網を重着したシ−ト及び同シ−トを用いた鞄

Info

Publication number
JPS61261039A
JPS61261039A JP10149385A JP10149385A JPS61261039A JP S61261039 A JPS61261039 A JP S61261039A JP 10149385 A JP10149385 A JP 10149385A JP 10149385 A JP10149385 A JP 10149385A JP S61261039 A JPS61261039 A JP S61261039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
net
bag
synthetic resin
steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10149385A
Other languages
English (en)
Inventor
新貝 智生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Co Ltd
Original Assignee
Nissei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Co Ltd filed Critical Nissei Co Ltd
Priority to JP10149385A priority Critical patent/JPS61261039A/ja
Publication of JPS61261039A publication Critical patent/JPS61261039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、金属又は合成樹脂の網を重着し、刃物等の
鋭利な物によっても切裂くことができないようにしたシ
ート、及び同シートを用いることにより、切裂きによる
盗難を防止できる鞄に関する。゛ 従来の技術 布地や合成樹脂からなるシートは種々の分野でそれぞれ
の用途に応じた性質のものが用いられている。一方、そ
れらのシートは一般的に刃物等の鋭利な物によって切裂
き易く、また一旦切裂き箇所が出来るとそこから極めて
容易に引裂かれてしまうという性質を有している。この
ような性質はシートを成形・加工する際には都合がよい
が、用途によっては不都合な場合が少なくない。例えば
、建設工事現場では工事中の落下物が歩行者に当たり損
傷を負わせる危険があるため、周囲にシートを張り巡ら
せることが行なわれているが、このシートはその用途か
らみて当然に容易に切裂かれたり、引裂かれたりするも
のであってはならない。
また、鞄類には皮製や布製のものが多く1口部を堅固な
鍵でガードしておいても、鞄の側部がナイフ等によって
切裂かれ、収容物が盗まれるというような悪質な盗難事
件が多発しており、特に最近では海外旅行者が荷物の軽
量化を図るために薄手の布性鞄を利用することが多く、
そのような被害が後を絶たないといわれている。従って
、このような鞄についてもその周囲を構成するシートに
は容易に切裂かれたり、引裂かれたリレないようなもの
が求められる。
このような要請に対して、従来から次のような対策が採
用され、また検討されている。
まず、工事現場用のシートについては現実的には引張強
度の強い素材で比較的厚手のシートを用いているようで
あり、また旅行用鞄としてはアルミ板で周囲を覆った箱
型のものをできるだけ利用することが行なわれている。
しかし、これらの対策によると重量が増加し、また鞄に
ついては柔軟性がなくなるため携帯に不便となり、収納
空間が定形的になるという欠点を有している。
そこで、スチール又は最近種々開発されつつある強化樹
脂を素材とした繊維で布地を編むことが考えられるが、
スチール製の繊維ではその大きな剛性のために布地に編
み込むことが困難であり、また布地自体が相当に重いも
のになるという欠点があり、一方スチール製にしても強
化樹脂製にしてもそれらの素材で布地を編むためには各
繊維を相当に細くしなければならず、またそのようにし
て編んだ布地に刃物を入れて切裂いてみると意外に簡単
に切れてしまうことを経験的に知ることができる。
発明が解決しようとする問題点 前記のようなスチール製繊維の編み込みの困難性はスチ
ール自体の特徴である縦弾性係数の大きさによる曲げ剛
性によるものであり、繊維を所定の太さまで細くすると
基本的には編み込むことが不可能ではないが、何れにし
ても布地自体が重く、また柔軟性に乏しいものになる。
一方、編み込んだ場合における切裂きの容易性は、繊維
が細いと各繊維へ僅かな切欠き傷が入った場合でも各繊
維が容易に切断されてしまうことになるからである。
この発明は、そのような事実に着目して、軽量性及び柔
軟性を維持させながら、且つ通常の刃物によって突き刺
さすことはできても切裂くことができないシートを提供
することを目的とし、併せてそのようなシートの最適の
用途としての容易に切裂くことのできない鞄をも提供す
るものである。
閂顔、#七替雑半ス本訊り壬し 第1の発明は、布製又は合成樹脂製のシートに対し、鋭
利な刃先が押圧されても容易に切断しない太さのスチー
ル製又は強化樹脂製の線で構成された網を重着したこと
を特徴とする網を重着したシートに関するものである。
以下、その基本的概念を図面を用いて説明する。第1図
はシートの一部を破断した斜視図であり、1は布製又は
合成樹脂製のシート、2はスチール製又は強化樹脂製の
線で構成された網を示す、このP2は鋭利な刃先が押圧
されても容易に切断しない太さの線で構成されている必
要があるが、その必要となる太さは当然に素材であるス
チールや強化樹脂により異なる。また、網2の編み方は
任意であり、必要に応じてそのマス目の形状を四辺形や
多角形等にすればよい。
そして、こ□れらのシート1と網2は平面的に重着され
ている。この重着手段としては、貼着によることも可能
であるが、網2が樹脂製のときには融着手段を用”いる
ことも出来る。また、全面的に貼着又は融着することも
可能であるが、部分的乃至局部的に貼着又は融着しても
よ1.X。
第2図は網2をゴム製又は合成樹脂製のシート3の中に
展開して埋込んでおいて、同シート3と布製又は合成樹
脂製のシート1を重着して構成したシートの場合の一部
を破断した斜視図を示す、この発明における「重着」の
概念t±このような態様のものをも含むものである。
第2の発明は上記の発明による網を重着したシートを袋
部の素材として用いたことを特徴とする鞄に関するもの
である。即ち、第3図に一例として掲げた斜視図に示す
ように、鞄4の袋部5を布製又は合成樹脂製のシートに
対し、鋭利な刃先が押圧されても容易に切断しなl、X
太さのスチール製又は強化樹脂製の線で構成された網を
重着したシートで製作したものである。
作用 第1の発明のシートは布製又は合成樹脂製のシートに更
に鋭利な刃先が押圧されても容易に切断しない太さのス
チール製又は強化樹脂製の線で構成された網が重着され
ているため、第4図に示すように刃物等の鋭利な物6が
そのシート7に突刺さり、且つシート7を切裂こうとし
た場合には、布製又は合成樹脂製のシートは容易に破れ
切裂かれてしまうが、刃先が網2の線2aに当たると刃
先はその線2aを容易に切断できず、それ以上シートを
切裂けないことになる。第4図における点線はその状態
下の網2のタワミ具合を示しているが、スチール製又は
強化樹脂製の繊維を編んでシートを構成した場合には刃
先が繊維に垂直に当たり、−挙に切裂かれてしまうのに
対して、この場合には網2の線2aが所要の太さを有し
ており、容易に切断されないままタワむことから、刃先
の切断能力力(殺されることになる。尚、シート7全体
の面も網2と同様のタワミ具合を示すことになる。
この第1の発明のシートを鞄4の袋部5の素材として用
い、且つその網2の網目の大きさを手を挿入することが
できない程度に構成しておくと、鞄4の口部の鍵がかか
つており1袋部5を刃物で切裂いて収容物を盗もうとす
るときに、鞄4の袋部5は網目の大きさに相当する長さ
しか切裂くことができず、鞄4は傷付いても手を挿入で
きないため収納物の盗難だけは防止できることになる。
実施例 以下、この発明の実施例について第5図から第7図及び
第3図を用いて説明する。
第1の実施例としては、第5図に示されるもので、布製
又は合成樹脂製の2枚のシート8及び9の間に鋭利な刃
先が押圧されても容易に切断しない太さのスチール製又
は強化樹脂製の線10aで構成された網10を介装した
ものである。一般に網を平面状のシートに接着剤で貼着
したり融着することは比較的面倒であり、貼着又は融着
後も見苦しいものになりがちであるが、この実施例にお
いては第6図に示すように柔軟性を有した2枚のシート
8及び9の間に網10を介在せしめて、網のマス目部分
11において両シート8及び9を平面的に貼着又は融着
することができるため比較的簡単に且つ仕上り状態も見
苦しくなく、また容易に剥離しないようにできるという
利点がある。特に網lOの線10aの断面が円形のよう
な場合には都合が良い、尚、この場合においてはシート
8及び9が薄いものであるときには網目がシート8及び
9の表面に線状の凸部として浮き出ることになるが、幾
何的な連続模様となるため、むしろシートに審美性を生
ぜしめる要素として活用することも可能である。
第2の実施例としては第7図に示されるものであり、鋭
利な刃先が押圧されても容易に切断しない太さのスチー
ル製又は強化樹脂製の線12aで構成された網12をゴ
ム製又は合成樹脂製のシー)13の中に展開して埋込ん
でおき、同シート13と布製又は合成樹脂製のシート1
4及び15とを貼着又は融着したものである。
この実施例においては、l1412を布製又は合成樹脂
製のシート14及び15に直接貼着又は融着するのでは
なく、網12を含んだゴム製又は合成樹脂製のシート1
3を平面的に貼着又は融着することになり、容易に表面
のシー)14及び15が剥離せず、またスチール製の網
を使用する場合においても錆が出ないようにできるとい
う利点を有している。
尚、スチール製の線としてはステンレスのものが最適と
いえ、強化樹脂製の線としては最近種々開発されている
が、全芳香族ポリアミド繊維、ポリーP−フェニレンテ
レフタルアミド繊維、ガラス繊維、又は炭素繊維からな
る線等が利用できる。
以上の実施例に示したシートがそれらの構成から上記作
用で説明した機能を有していることはいうまでもない、
また、網の素材としてスチールを用いるにしても強化樹
脂を用いるにしてもそれらの重量は布製又は合成樹脂製
のシートの重量に対して究めて微小で足りるため、重量
上の不利や不都合は殆ど生じない。
第2の発明である鞄の実施例としては既に第3図におい
て明らかにしたように第1の発明のシートを袋部5の素
材として用いた鞄4であり、同図は一般的な旅行用鞄を
想定したものであるが、何れの形態のものであってもよ
い、この鞄が第1の発明のシートを用いていることに基
づき、切裂きによる盗難を防止する上で優れているだけ
でなく、柔軟性を有しながら且つ軽量で、更に網が補強
機能を果たすため丈夫なものになるという長所を有して
いる。
発明の効果 以上に説明したように、この発明の網を重着したシート
は軽量で柔軟性を有しながら刃物等の鋭利な物によって
も切裂くことができないという基本的効果を有しており
、そのシートを用いることにより刃物で袋部を切裂き収
納物を盗むような悪質な盗難事件が多発している実情に
対してそのような手口の盗難を受けることのない鞄をも
提供するものである。
又、この発明の網を重着したシートは、一部の破断によ
っても局部的な範囲以上にその破断部が伝搬してゆくこ
とがなく、テントや建設工事現場の周囲に貼り巡らせる
シートとして利用されるにも最適のものであり、広範な
利用分野を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の基本的概念を示した一部
破断斜視図、第3図は鞄の斜視図。 第4図はシートが刃物で切裂かれている状態を示した斜
視図、第5図はシートの斜視図(一部剥離状態)、第6
図は第5図におけるA−A又はB−B矢視断面の拡大図
、第7図はシートの一部破断斜視図を示す。 各図において、1は布製又は合成樹脂製のシート、2は
スチール製又は強化樹脂製の線で構成された網、2aは
線、3はゴム製又は合成樹脂製のシート、4は鞄、5は
鞄の袋部、6は刃物等の鋭利な物、7はシート本体、8
及び9は布製又は合成樹脂製のシート、10は網、1−
1は網のマス目部分、12は網、12aは線。 13はゴム製又は合成樹脂製のシート を 示す。 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)布製又は合成樹脂製のシートに対し、鋭利な刃先
    が押圧されても容易に切断しない太さのスチール製又は
    強化樹脂製の線で構成された網を重着したことを特徴と
    する網を重着したシート。
  2. (2)布製又は合成樹脂製の2枚のシートの間に鋭利な
    刃先が押圧されても容易に切断しない太さのスチール製
    又は強化樹脂製の線で構成された網を介装したものであ
    る特許請求の範囲第(1)項記載の網を重着したシート
  3. (3)鋭利な刃先が押圧されても容易に切断しない太さ
    のスチール製又は強化樹脂製の線で構成された網をゴム
    製又は合成樹脂製のシートの中に展開して埋込んでおき
    、同シートと布製又は合成樹脂製のシートとを貼着又は
    融着したものである特許請求の範囲第(1)項又は第(
    2)項記載の網を重着したシート。
  4. (4)布製又は合成樹脂製のシートに対し、鋭利な刃先
    が押圧されても容易に切断しない太さのスチール製又は
    強化樹脂製の線で構成された網を重着したシートを袋部
    の素材として用いたことを特徴とする鞄。
JP10149385A 1985-05-15 1985-05-15 網を重着したシ−ト及び同シ−トを用いた鞄 Pending JPS61261039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10149385A JPS61261039A (ja) 1985-05-15 1985-05-15 網を重着したシ−ト及び同シ−トを用いた鞄

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10149385A JPS61261039A (ja) 1985-05-15 1985-05-15 網を重着したシ−ト及び同シ−トを用いた鞄

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61261039A true JPS61261039A (ja) 1986-11-19

Family

ID=14302190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10149385A Pending JPS61261039A (ja) 1985-05-15 1985-05-15 網を重着したシ−ト及び同シ−トを用いた鞄

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61261039A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043218A1 (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Major Corporation 防護材、裏地、エッジカバー及び梱包テープ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832661U (ja) * 1971-08-25 1973-04-20
JPS5461281A (en) * 1977-10-24 1979-05-17 Futoshi Takagishi Reinforcing method of sheet and film

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832661U (ja) * 1971-08-25 1973-04-20
JPS5461281A (en) * 1977-10-24 1979-05-17 Futoshi Takagishi Reinforcing method of sheet and film

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043218A1 (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Major Corporation 防護材、裏地、エッジカバー及び梱包テープ
US7772142B2 (en) 2005-10-06 2010-08-10 Major Corporation Protective material, lining, edge cover, and packing tape

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9161596B2 (en) Security luggage bag
US6004891A (en) Composite fabric, in particular for hand luggage or clothes
US5180880A (en) Soft body armor
EP1944155A1 (en) Protective material, lining, edge cover and packing tape
US6415446B1 (en) Protective glove
JP3705419B2 (ja) 軽量吸音材
JPH09121094A (ja) 電磁波シールド性積層シート
JP6227848B1 (ja) 不織布要素と発泡材要素とを備えた座席カバー用積層繊維複合材
KR101357416B1 (ko) 셔틀콕용 인공 깃 및 배드민턴용 셔틀콕
JPS61261039A (ja) 網を重着したシ−ト及び同シ−トを用いた鞄
JP2011015786A (ja)
WO2016120643A1 (en) Life vest stowage device
US4276680A (en) Low cost slide fastener stringer
JP2004347143A (ja) 防護材および防護衣
KR200358315Y1 (ko) 인장인열을 강화시킨 반사시트
US6338887B1 (en) Reinforcing web, covering complex containing same and use in vehicle seat
US7882872B2 (en) Protective cover for hair clippers seated in a rack
JP3001388U (ja) 一般及び産業廃棄物処理場用保護マット
JP3705412B2 (ja) 吸音材およびその製造方法
KR0178837B1 (ko) 축구공 원단
JP3787677B2 (ja) 吊り下げ陳列用ケース
JP3119241U (ja) 防刃シート
JPS62120808A (ja) クツシヨン材
CN114955207A (zh) 一种抗撕裂无纺布棉被包装袋
KR100402360B1 (ko) 도난 방지용 가방