JPS61260748A - 電話用防側音回路装置 - Google Patents

電話用防側音回路装置

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Publication number
JPS61260748A
JPS61260748A JP10311185A JP10311185A JPS61260748A JP S61260748 A JPS61260748 A JP S61260748A JP 10311185 A JP10311185 A JP 10311185A JP 10311185 A JP10311185 A JP 10311185A JP S61260748 A JPS61260748 A JP S61260748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
telephone set
balanced circuit
reception level
signal source
Prior art date
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Pending
Application number
JP10311185A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Kato
直之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS61260748A publication Critical patent/JPS61260748A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電話機の防側音回路装置に関するものである
〔従来の技術〕
従来の電話用防側音回路の一例を第2図に示し説明する
と、この回路は一般に用いられている抵抗ブリッジ形の
回路である。
第3図は加入者線端局と宅内電話機との接続概略を示す
説明図である。
第2図に示す回路の理解を容易にするため、まず、この
第3図について説明する。
この第3図において、1は加入者線端局、2はこの加入
者線端局1に電話線3を介して接続された宅内電話機で
ある。そして、この電話線3はチップ(Tip)4とリ
ング(Ring)5と呼称される2本の導線によシ構成
されている。6は送受話器(ハンドセット)、7は送話
器(T)、8は受話器(R)である。
このように構成された装置において、ハンドセット6の
送話器(T)7へ入力された送話信号は、電話線3を通
プ、相手方へ伝達される。一方、相手方の送話信号(す
なわち、自分にとっては受話信号となる)も、電話線3
を通シハンドセット6の受話器(R)8へ伝達される。
このように、電話線3には、送話信号および受話信号が
ともに伝達される。したがって、自分の出した送話信号
が自分の受話機へもどらないような機能が必要である。
この機能を行うものが防側音回路である。
つぎに、第2図に示す従来よく用いられている抵抗ブリ
ッジ形防側音回路の原理について説明する。
この第2図において第3図と同一符号のものは相当部分
を示し、9は電話線3の線路インピーダンス(ZL)、
10は防側音を行うだめの平衡回路網のインピーダンス
(ZB) (以下、平衡回路網と呼称する)、11.1
2は抵抗で、この抵抗11゜12の抵抗値をそれぞれR
1,R2とする。
そして、周知のように送話器(T)7は機械エネルギー
を電気エネルギーに変換する素子であり、受話器(R)
8は電気エネルギーを機械エネルギーに変換する素子で
ある。いずれも出力インピーダンスおよび入力インピー
ダンスは無視できる程大きいので、説明を簡単化するた
めの省略する。
まず、送話器(T)7の出力電圧VTによって受話器(
R)8の両端に生ずる電圧は下記の関係式が成立すると
きは等しく々る。
RI     R2 zLZ、   *++e**(11 したがって、自分の送話信月が受話器の方へ回り込むの
を防止することができる。
つぎに、相手方の送話信号は、加入者線端局1より、電
話線30線路インピーダンス(Z+、)9を通して送ら
れるが、この場合には相手方の送話信号、すなわち、自
分にとってd受話器−Q■Rによる受話器(R)8の両
端に生ずる電圧は、となシ、受話が可能である。
しかしながら、電話線3の線路インピーダンス(ZL)
 9は、加入者線端局1と宅内電話機2の距離および電
話線3の径によって変化する。そして、加入者線端局1
と宅内電話機2の距離が極端に短くなったなどによシ、
上記(1)式の平衡条件が大幅にずれると、側音が防止
できなくなる可能性がある0 そこで従来は、平衡回路網(ZB)jQを2攬類程度用
意し、電話線3を流れる直流線路電流を検出し、そのレ
ベルに応じて平衡回路網(ZB) 10を切シ替えて使
用している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の防側音回路では、平衡回路網ZBを
切シ替えて使用することによシ、前述の(1)式の平衡
条件からの1ずれIが軽減されるが、場合によっては十
分で無いことも起とシ得る。そして、その場合には自分
の話し声が、自分の受話器に回シ込み過ぎ、相手の話し
声が聞き取れなくなるという問題点があった。
この発明は以上の点に鑑み、このような問題を解決する
と共にかかる欠点を除去すべく表されたもので、その目
的は簡単な構成によって線路インピーダンスZLがいか
なる値でも電話機での側音を防止することができ、また
、場合によっては側音レベルを任意のレベルに設定する
ことができる電話用防側音回路装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による電話用防側音回路装置は、送話器に並列
接続された擬似音声信号源と、この擬似音声信号源に接
続された複数の平衡回路網と、この複数の平衡回路網に
それぞれ直列に接続された複数の選択スイッチと、受話
レベルを検知する受話レベルモニタート、この受話レベ
ルモニターからの信号に基いて上記複数の選択スイッチ
のスイッチ状態を制御する制御装置とを備え、上記制御
装置によって防側音平衡条件が最適となるよう上記複数
の平衡回路網を自動的に切シ替へ選択し得るようにした
ものである〇 〔作用〕 この発明においては、複数個の平衡回路網を組み合せ、
マイクロコントローラガどの制御装置を用いて、防側音
平衡条件が最適となるように、上記複数個の平衡回路網
を自動的に切り替えて選択することによシ、送話信号が
受話器へ廻り込むのを防止する。
〔実施例〕
以下、図面に基づきこの発明の実施例を詳細に説明する
第1図はこの発明による電話用防側音回路装置の一実施
例を示す回路図である。
この第1図において第2図および第3図と同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。
13は送話器(T)7に並列接続された擬似音声信号源
、14,15.16はそれぞれ平衡回路網(ZB)10
における構成要素(Za+ 、 ZB2. ZBn) 
17 、18 。
19はそれぞれこれら各構成要素14 (ZBI)、1
5(ZB2) + 16(ZBn)に直列接続された選
択スイッチで、この各構成要素14〜16 (ZBI−
ZBn)と選択スイッチ17〜19の直列回路は、抵抗
12を介して擬似音声信号源13と並列に接続されてい
る。
20は電話線3のチップ4と抵抗11との接続点と、抵
抗12と平衡回路網10 (ZB)における各構成要素
14 (ZBI)、 15 (ZB2)、 16 (Z
nn)との接続点間に接続され、受話レベルを検知する
受話レベルモニター、21はこの受話レベルモニター2
0からの信号に基づき選択スイッチ17〜19を最適の
スイッチ状態に選択する制御装置で、この制御装置21
としては通常、マイクロコントローラなどを用いる02
2はこの制御装置21に接続され選択スイッチ17〜1
9の各スイッチ状態を記憶するためのRAMである。
つぎにこの第1図に示す実施例の動作を説明する。
まず、宅内電話機2が電話線3に接続された時点で、擬
似音声信号源13より、試験信号が送出される。ここで
、この試験信号としてはI KHz正弦波などが用いら
れる。そして、そのときの試験信号による受話器(R)
7−\の回シ込みレベルを受話レベルモニター20にて
チェックする。そして、この受話レベルモニター20の
出力レベルが最適になるように平衡回路網(ZB) 1
0 の構成要素14(ZRI)、 1s (ZB2)、
 16 (ZBn)を選択する。ここで、コノ構成要素
14 (ZBI)、15 (ZB2)、16 (Z+I
n)の選択はいずれか1つだけではなく、複数個の組み
合せで選択される。
つぎに、平衡回路網(Zn)10の構成要素の数を増や
すことによシ、いかなる線路インピーダンス(ZL) 
 9に対しても前述の(1)式の防側音平衡条件を満た
すことができる。
このように、擬似音声信号源13による受話器(R) 
8への廻シ込みを受話レベルモニター20でチェックし
、そのレベルに応じて複数個の平衡回路網(ZB)10
  を組み合せ選択するように構成したので、線路イン
ピーダンス(ZL) 9がいかなる値でも電話機での側
音な防止することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば擬似音声信号源
による受話器への廻シ込みをモニターし、そのレベルに
応じて複数個の平衡回路網を組み合せ選択するように構
成したので、線路インピーダンスがいかなる値でも電話
機での側音を防止することができるので、実用上の効果
は極めて大であるO また、場合によっては、側音レベルを任意のレベルに設
定することもできるという点において極めて有効である
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電話用防側音回路装置の一実施
例を示す回路図、第2図は従来の電話用防側音回路の一
例を示す回路図、第3図は電話機の接続概念を示す説明
図である0 1・・・・加入者線端局、2・・・・宅内電話機、3・
・・・電話線、7・・・・送話器、8・・・・受話器、
9・・・・線路インピーダンス、10・・・・平衡回路
網インピーダンス(平衡回路網)、13・・・・擬似音
声信号源、14〜16・・・・構成要素、17〜19・
・・・選択スイッチ、20−1111・受話レベルモニ
ター、21−・・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加入者線端局に電話線を介して接続された電話機の防側
    音回路において、送話器と並列接続された擬似音声信号
    源と、この擬似音声信号源に接続された複数の平衡回路
    網と、この複数の平衡回路網にそれぞれ直列に接続され
    た複数の選択スイッチと、受話レベルを検知する受話レ
    ベルモニターと、この受話レベルモニターからの信号に
    基いて前記複数の選択スイッチのスイッチ状態を制御す
    る制御装置とを備え、前記制御装置によつて防側音平衡
    条件が最適となるよう前記複数の平衡回路網を自動的に
    切り替へ選択し得るようにしたことを特徴とする電話用
    防側音回路装置。
JP10311185A 1985-05-13 1985-05-13 電話用防側音回路装置 Pending JPS61260748A (ja)

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JPS61260748A true JPS61260748A (ja) 1986-11-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1007715A3 (nl) * 1993-11-09 1995-10-03 Philips Electronics Nv Telecommunicatiesysteem, basisstation voor draadloze telecommunicatie en eindstation voor draadgebonden telecommunicatie.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1007715A3 (nl) * 1993-11-09 1995-10-03 Philips Electronics Nv Telecommunicatiesysteem, basisstation voor draadloze telecommunicatie en eindstation voor draadgebonden telecommunicatie.

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