JPS61258851A - 塩化ビニル系発泡樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系発泡樹脂組成物

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JPS61258851A
JPS61258851A JP10189285A JP10189285A JPS61258851A JP S61258851 A JPS61258851 A JP S61258851A JP 10189285 A JP10189285 A JP 10189285A JP 10189285 A JP10189285 A JP 10189285A JP S61258851 A JPS61258851 A JP S61258851A
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JP
Japan
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vinyl chloride
foam
resin composition
resin
crosslinking agent
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Application number
JP10189285A
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English (en)
Inventor
Toshitomo Takao
高尾 敏智
Hiroyuki Inubushi
犬伏 広幸
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Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、新規な塩化ビニル系発泡性樹脂組成物に関す
る。さらに詳しくは、本発明は、塩化ビニル単独重合体
及び/又は塩化ビニル共重合体を主成分とし、常圧発泡
によっても発泡体の気泡構造が緻密で均一であり、かつ
高倍率に発泡させても圧縮回復性に優れた独立気泡を有
し、ゴム弾性、1il)#熱性、耐化学薬品性などに優
れた発泡体を与える塩化ビニル系発泡性樹脂組成物に関
する。
(従来の技術) 今日、塩化ビニル系樹脂発泡体を得るための発泡方法と
して、通常、常圧発泡法又は加圧発泡法が採用される。
常圧発泡法では、普通、塩化ビニル系発泡樹脂組成物を
内蔵発泡剤が分解する温度より低い温度で成形した後、
該成形物を発泡剤の分解温度以上に加熱し、該発泡剤が
分解して発生するガスにより発泡させる方法が採られる
。また、加圧発泡法では、塩化ビニル系発泡樹脂組成物
を、加圧下で内蔵発泡剤の分解温度以上に加熱、熔融さ
せることにより、該発泡剤が分解して発生するガスを該
樹脂中に微細に分散させ、次いで熔融物を常圧に戻して
発泡させる方法が採られる。
塩化ビニル系発泡樹脂組成物の常圧発泡においては、カ
レンダーロールや押出し機により′連続成形は可能であ
るが、通常の塩化ビニル単独重合体及び/又は共重合体
を用いて高115a4+ (即ち、低密度)の発泡体を
得ようとすれば、樹脂中のセルが不均一に粗大化iする
のみならず、遂には崩壊して目的とする発泡体が得られ
ないという技術的難点があり、このため、精々6〜8倍
程度の低発泡倍率の発泡体しか得られないのが実状であ
る。
加えて、この常圧発泡により得られる発泡体では圧縮時
に歪みが存在するので、そのクッション性は、ポリウレ
タンフォームやポリオレフィンフオームに比べて遥かに
劣る。
一方、塩化ビニル系発泡性樹脂組成物の加圧発泡法によ
れば、見掛密度が0.03〜0.15 g/c+s3と
いう、極めて高発泡倍率のゴム弾性を有する発泡体を得
ることができるが、この際、ポリ塩化ビニル固有の耐熱
性や酎化学薬品性が大幅に低下してしまう。
そこで、塩化ビニル系重合体の常圧発泡や加圧発泡にお
ける前述の欠点を解決する一提案として、水酸基又はカ
ルボキシル基などの活性水素を有する塩化ビニル系共重
合体に、架橋剤1発泡剤、可憾剤などを配合して発泡体
を製造する方法が提案されているが、この方法では発泡
成形条件の精密なコントロールが必要であって、若しこ
の制御が不充分であると、発泡剤の分解温度付近におい
て活性水素(即ち、水酸基又はカルボキシル基などの水
素)含有塩化ビニル系共重合体と架橋剤との反応が極め
て急速に進行する結果、セル形成時の熔融粘度が著しく
変動する。このため、架橋よりも発泡が先行するとセル
荒れが起こり、逆に架橋が発泡より先行すると発泡阻害
が起こり、いづれにしても均一かつ微細な細胞構造を有
する高発泡倍率の発泡体を得るのが非常に困難である。
(発明の目的) 本発明は、塩化ビニル系発泡体における上述の問題点を
解決し、常圧発泡によっても発泡体の気泡構造が緻密で
均一であり、かつ高倍率に発泡させても圧縮回復性に優
れた独立気泡を有し、ゴム弾性、耐熱性、酎化学薬品性
などに優れた発泡体を与える塩化ビニル系発泡性樹脂組
成物を提供するのを目的とする。
(問題点解決のための手段) 本発明者らは、塩化ビニル系発泡体における上述の欠点
を解消し、ゴム弾性、耐熱性、耐薬品性などに優れた高
発泡倍率の塩化ビニル系樹脂発泡体を提供すべく鋭意研
究を重ねた結果、ここに、塩化ビニル単独重合体及び/
又は共重合体の一種又は二種以上の混合体100部(重
量基準;以下同様)、■アクリルゴム0.5〜30重量
部及び/又は熱可塑性ポリウレタン樹脂3〜40重量部
の一種又は二種以上の混合体及び■架橋剤0.1〜10
重量部、さらに発泡剤、安定剤及び可塑剤からなる塩化
ビニル系発泡樹脂組成物が5高発泡倍率の発泡体を製造
するに際し、在来の塩化ビニル単独重合体及び/又は共
重合体を用いた場合のような発泡体中のセル(気泡)が
不均一化及び粗大化乃至崩壊などのために低発泡倍率の
発泡体しか与えないという欠点を完全に解消し、発泡体
中にセルが微細かつ均一に分散した、優れたゴム弾性、
耐熱性及び耐薬品性を有する高発泡倍率の発泡体奢が得
られるという新たな事実を見出した。
本発明は、この発見に基づくものである。
本発明に用いる■成分、即ち塩化ビニル単独重合体及び
共重合体としては、塩化ビニルモノマー単独又は塩化ビ
ニルモノマーと共重合可能な七ツマ−とを通常の懸濁重
合法、乳化重合法あるいはその他公知の重合方法により
得られる塩化ビニル重合体及び塩化ビニル系共重合体の
全てが包含される。塩化ビニルモノマーと共重合せしめ
られる前記モノマーとしては、例えばビニルエステル(
例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸
ビニルなど)、オレフィン(例えばエチレン、プロピレ
ン、ブチレン、スチレンなど)、ビニルエーテル(例え
ばステアリンビニルエーテル、ビニルメチルエーテル、
3−ヒドロキシブチルビニルエーテルなど)、アクリル
酸もしくはメタクリル酸、又はそれらの誘導体(例えば
アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート。
ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシブ
チルアクリレートなど)、アクリルアミドもしくはその
誘導体(例えばN−メチロールアクリルアミド、N−ブ
トキシメチルアクリルアミドなど)、ビニルカルボン酸
(例えばウンデシレン酸など)、マレイン酸もしくはフ
マル酸又はそれらの誘導体(例えばマレイン酸モノブチ
ル、エチル−2−ヒドロキシエチルフマレートなど)な
どが一種又は二種以上が塩化ビニルモノマーと共重合せ
しめられる。
また、塩化ビニルと酢酸ビニルのコポリマーを部分鹸化
することによって得られるターポリマーのごとく、塩化
ビニル系共重合体をさらに化学処理して得られる変形共
重合体及び塩化ビニル七ツマ−に可溶な樹脂(例えば熱
可塑性ポリウレタン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体など)との塩化ビニルグラフト共重合体も好適に使用
することができる。さらに塩化ビニル単独重合体及び/
又は共重合体の一種又は二種以上を混合したものを使用
してもよい。
これらの塩化ビニル単独重合体及び共重合体は、平均重
合度が300〜3000の範囲で使用すのが好ましい、
前記平均重合度が3000より大きくなると、高温乃至
は長時間の混線を必要とするのみでなく、さらに発泡剤
の初期分解を誘発することがある。また平均重合度が3
00より小さくなると、充分に高い発泡倍率及び良好な
ゴム弾性を期待できなくなる。
本発明における前記■成分、即ちアクリルゴムとしては
、アクリル酸アルキルエステルを主成分とする弾性体で
あって、架橋点となる活性基を有する副成分との共重合
体が全て使用可能である。
このようなアクリルゴムの具体例としては、例えばアク
リル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル
、アクリル酸−2−エチルヘキシルなどアクリル酸アル
キルエステルの一種又は二種以上を主成分とし、これに
アリルグリシジルエーテル、グリシジルアクリレート、
グリシジルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレ
ート、ヒドロキシエチルメタクリレート、2−クロロエ
チルビニルエーテルなどの架橋点となる活性基を有する
副成分との共重合体が挙げられ、とりわけ活性基として
エポキシ基又は水酸基を有するアクリルゴムが好適に選
択される。
アクリルゴムは、一般に乳化重合法により得られた乳化
重合体を塩析、乾燥する方法により製造され、通常塊状
であるが、懸濁重合法によっても製造することができる
。因に、このアクリルゴムは、汎用のジオレフィン系合
成ゴムと異なり、塩化ビニル系樹脂との相溶性が良好で
、かつ耐熱性に優れているという特質の他に、このもの
の組成及び重合度を適宜選択することによって、塩化ビ
ニル系樹脂100部に対して1部程度の少量添加によっ
ても塩化ビニル系樹脂のゲル化を促進するのみならず、
発泡体の気泡調整効果をも発揮するので、加工助剤とし
ても極めて好適である。
以上のアクリルゴムの配合割合は、得られる樹脂組成物
に優れた架橋性を付与すると共に、ゴム弾性に優れた発
泡体の収得を可能とするため、通常、前記■成分100
部に対して05〜30部、殊に1〜25部であるのが好
ましい、アクリルゴムの配合割合が前記下限範囲より小
さいと、特に高倍率発泡によって得られる発泡体のゴム
弾性が劣る。これに反し、該割合が前記上限範囲より大
きいと良好なゴム弾性を有する発泡体は得られるが、高
価なアクリルゴムの使用量が増大するので不経済である
のみでなく、塩化ビニル系樹脂の長所である加工性を阻
害する結果ともなる。このように、本発明においては、
アクリルゴムを僅か1部〜25部という少量範囲使用す
るにも拘らず、優れた架橋性及びゴム弾性を発現しうる
発泡性樹脂組成物が得られるのであって、前述した塩化
ビニル系樹脂の加工性が改善されうるという利点とも相
いまって、その工業的価値は極めて有用である。
本発明における他の■成分、即ち熱可塑性ポリウレタン
樹脂は、分子中に活性水素を有する直鎖状ポリウレタン
である。このものの例としては、例えば二官能ポリオー
ルとジイソシアネートとをモル比NC010H< 1の
条件で反応させることにより得られる、分子末端に水酸
基を有し、かつ後述する架橋剤と反応するものを挙げる
ことができ、平均分子量3000〜300000、好ま
しくは10000〜100000であり、ビカット軟化
点170℃以下のものが用いられる。使用する熱可塑性
ポリウレタン樹脂の平均分子量が300000より大き
く、かつビカット軟化点が170℃より高いときは、本
樹脂組成物の主成分として配合される塩化ビニル系重合
体との相溶性が悪くなり、一方その平均分子量が300
0より小さいときは、ゴム弾性の充分高い発泡体が得ら
れないので、いづれも好ましくない。
以上の熱可塑性ポリウレタン樹脂の配合割合は、得られ
る樹脂組成物に優れた架橋性を付与し、かつゴム弾性に
優れた発泡体を与える目的で、前記■成分lOO部に対
して3〜40部、殊に5〜25部であるのが好ましい。
熱可塑性ポリウレタン樹脂の配合割合が前記下限範囲よ
り小さくなると、特に高倍率発泡によって得られる発泡
体のゴム弾性が劣化する。これに反し、該ポリウレタン
樹脂の配合割合が前記上限範囲より大きくなっても良好
なゴム弾性を有する発泡体を得ることは可能であるが、
高価な熱可塑性ポリウレタン樹脂の使用量の増大は不経
済となるばかりでなく、多量の配合は却って塩化ビニル
系樹脂の長所である加工性を阻害する。
なお、以上のアクリルゴム及び熱可塑性ポリウレタン樹
脂は、二種以上混合したものを用いても、良好なゴム弾
性を有する高発泡倍率の塩化ビニル系樹脂発泡体を得る
ことができる。
本発明に用いる前記@成分、即ち架橋剤としては、活性
水素及びアクリルゴムの活性基と反応しうる官能基を分
子中に2個以上有する化合物、例えば分子中にインシア
ネート基、封鎖インシアネート基、カルボキシル基、水
酸基、エポキシ基、アルコキシルアルキルアミノ基、ヒ
ドロキシアルキルアミ7基、アミン基、アルキルモノ−
又はジー置換アミ7基などを有する化合物や二塩基性無
水物などを挙げることができる。具体的な例としては、
例えばトリレンジインシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネ
ート又は前記ポリイソシアネートと少なくとも二官能性
の活性水素を有する化合物(例えば、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、グリセリン、ポリエチ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリ
エチレンアジペートなど)とのインシアネート基を分子
末端に有する初期付加重合体、前記ポリイソシアネート
及び初期付加重合体のインシアネート基をフェノール、
マロン酸ジエチルエステル、アセト酢酸エステル、アセ
トンオキシム、酸性亜硫酸ソーダ、その他の各種のマス
キング剤で封鎖した封鎖インシアネート、コハク酸、グ
ルタル酸、アジピン酸、フタール酸、無水フタール酸、
無水シクロヘキサンジカルボン酸、トリグリシジルイン
シアヌレート、エポキシ樹脂、トリエチレンテトラミン
、メチロールメラミン、ブトキシメチルメラミンなどを
挙げることができるが、特に封鎖インシアネートが好ま
しい。
これら架橋剤の使用量は、用いる架橋剤の種類及び前記
樹脂組成により異なるが、■成分100部に対し01〜
10部、好ましくは03〜5部の範囲である。架橋剤の
使用量を10部より多くしても、経済的に不利になる割
には組成物の発泡性及び製品の弾性に対する改良効果が
小さく、しかも場合によっては過度の架橋により発泡が
阻害される。他方、水剤の使用量が0.1部より少ない
と、架橋不足に陥って発泡品のセルが荒れやすく、かつ
そのゴム弾性も低下して、圧縮回復性及び感触に優れた
製品が得られない。
本発明の用いる発泡剤としては、通常の分解型発泡剤を
自由に選択することができ1例えばアゾジカルボンアミ
ド、p、p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジ
ド、p−)ルエンスルホニルホドラジド、ベンゼンスル
ホニルヒドラジド、ジフェニルスルホン−3,3°−ジ
スルホヒドラジド、ジフェニルオキシド−4,4゛−ジ
スルホヒドラジド、N、N’−ジニトロペンタメチレン
テトラミンなどを例示することができる。これら−の発
泡剤は、単独で用いても又は二種以上を混合して用いて
もよい、但し発明者の経験では、特に最初に掲げたアゾ
ジカルボンアミドが好適であった。
発泡剤の使用量としては、■成分100部に対し1〜3
0部、好ましくは2〜20部の範囲が採用され、これに
よりセル構造が緻密で均一な発泡性及び発泡体が得られ
る。
本発明において、前記@成分及び@成分を併用したこと
による発泡体の改質効果は、特に発泡倍率が7倍以上の
高倍率発泡体において顕著である。モして■成分単独又
は該■成分に改質剤として添加される■成分若しくは■
成分のいずれを欠いても、さらには、各成分の配合割合
においていずれかの成分が前記範囲を外れたときでも、
得られる発泡体は、気泡構造の均一緻密性や圧縮回復性
、反発弾性、耐熱性及び耐薬品性等の諸点において在来
製品のそれらを大幅に改善する効果を望むことができな
い。この理由を明確に解明するのは困難であるが、′想
像するに、上記■及び@成分が、■成分中に他の配合剤
と共に均一に分散混合され、加熱成形(例えばカレンダ
ーロールによるシート成形)時に、この■及び■成分が
部分的に架橋した状態となるため1通常の無架橋の下で
のものと比較して、高温下での発泡時に樹脂組成物の粘
度が若干高くなり、またアクリルゴム及び熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂の優れた延伸性及び混和性により均一な部
分的架橋が進み、高倍率発泡体とした場合でも気泡が独
立気泡性で均一に保たれ、しかも物性的には適当なコシ
のあるゴム的な圧縮回復性、反発弾性、さらに耐熱性及
び耐薬品性に優れた発泡体が得られるものと推測される
本発明に用いる安定剤としては、例えば鉛、亜鉛、カド
ミウム、バリウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム
、リチウム、錫などの金属化合物及びそれら金属化合物
の複合安定剤やエポキシ化合物などの有機安定剤などが
挙げられる。これら安定剤の配合量は、通常■成分10
0部に対し1〜5部、好ましくは2〜3部の範囲である
。安定剤の使用量が1部より少ないときは、塩化ビニル
系重合体の熱による劣化が起こりやすく、また5部より
多く使用することは不経済である。
また、本発明に用いる可塑剤としては、例えばジオクチ
ルフタレート、ジブチルフタレート、ジノニルフタレー
トなどのフタル酸ジエステル、ジオクチルアジペート、
ジオクチルセパテートなどの脂肪族二塩基酸エステル、
トリクレジルホスフェート、トリオクチルホスフェート
などのリン酸トリエステル、エポキシ化大豆油などのエ
ポキシ系可塑剤、ポリエチレンアジペートなどのポリエ
ステル系可塑剤、さらにジアリルフタレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、1,3−ブチレンゲリコ
ールジアクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
クリレートなどの反応性可塑剤、トリーβ−クロロエチ
ルホスフェート、塩素化パラフィンなどの難燃性可塑剤
などの一種又は二種以上を混合して使用することができ
る。
これら可塑剤の使用量としては、■成分100部に対し
20〜180部、好ましくは40〜150部の範囲が採
用される。可塑剤の使用量が前記範囲を外れたときでも
、セルサイズの均−な高発泡倍率の発泡体が得られるが
、そのゴム弾性が低下する傾向がある。
本発明に従い、特定の樹脂組成物に特定の架橋剤、さら
に通常用いられる発泡剤、安定剤及び可塑剤を配合した
発泡性樹脂組成物には、所望により、その他の添加物、
例えば有機系染料又は有機系顔料若しくは無機系顔料な
どの着色剤、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、ク
レー又はタルクなどの充填剤及び、さらに粉末タイプの
塩素化パラフィン又は三酸化アンチモンなどの難燃剤な
どを適宜配合することができる。
本発明の発泡組成物を製造し、発泡させるには、通常以
下の方法が採用されるが、これらの方法以外の他の方法
も採用されうることは勿論である。
■ 前記特定の樹脂成分と架橋剤、さらには安定剤、可
塑剤、その他の添加剤をリボンブレンダー、欄漬機、ヘ
ンシェルミキサーなどにより混合し、ミキシングロール
あるいはバンバリーミキサ−などで混練し、カレンダー
ロール又は押出機に供給して、発泡剤の分解温度以下の
温度でシート化又は成形物とした後、180〜250°
C程度の温度で30秒〜4分間程度加熱し、発泡剤を分
解せしめて発泡体とする。
■ 前記特定の樹脂成分と架橋剤、さらに安定剤、可塑
剤、その他の添加剤を前記■と同様にして混合し、ミキ
シングロール、バンバリーミキサ−1押出機などで発泡
剤の分解温度以下の温度で混練した後、金型内に金型容
量の70〜100%の比で充填し、発泡剤の分解圧に耐
える外圧を金型にかけて160〜200°C程度の温度
で5〜30分間加熱し、発泡剤を分解せしめる。次いで
、外圧をかけた状態で20〜60°Cまで冷却し、金型
より樹脂組成物を取り出し、90〜120℃に加熱した
加熱炉中で膨張せしめて発泡体とする。
■ 前記特定の樹脂成分と架橋剤、さらに安定剤、可塑
剤、その他の添加剤をミキシングロール、バンバリーミ
キサ−、ヘンシェルミキサー、押出機などで発泡剤の分
解温度以下の温度で混練し、ペレット状あるいはビーズ
状に成形した後、開閉可能な型内に型容量の5〜20%
の比で充填し、型を密閉した状態下で、発泡剤の分解す
る160〜250℃程度の温度で5〜30分間加熱し、
発泡剤を分解せしめ、冷却後取り出し発泡成形体とする
いわゆるビーズ発泡、型内発泡法で発泡体とする。
■ ■成分、即ちアクリルゴム又は熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂を、キシレン、トルエン、ベンゼン、ジメチルホ
ルムアミドなどの有機溶媒、ジオクチルフタレート、ジ
ブチルフタレートなどの塩化ビニル可塑剤あるいはゴム
用プロセスオイルなどに溶解させて液状とした後、他の
特定樹脂成分、架橋剤、安定剤、可塑剤、その他の添加
剤をリボンミキサー、棚漬機、ヘンシェルミキサーなど
で混合し2、さらにペイントミル、ホモジナイザーなど
で均一に混合し、離型紙、壁紙用防炎紙、織布などの基
材にナイフコーター、ロールコータ−1凹版印刷、スク
リーン印刷あるいはロータリースクリーン印刷などで所
望の厚みに塗布し、発泡剤の分解しない120〜160
℃の温度で30秒〜3分間加熱してゲル化させ、次いで
180〜250℃程度の温度で30秒〜4分間加熱して
発泡剤を分解させ、発泡体とする。
本発明発泡樹脂組成物から上記のごとくにし得^ られる発泡体は、通常の塩化ビニル発泡体では得られな
いゴム弾性、耐熱性及び耐薬品性を有するので、クッシ
ョン材、緩衝材、浮揚材、断熱材としての用途に最適で
あり、さらに高倍率発泡させなくともよい用途、例えば
袋物、衣料、家具用の発泡レザー、壁紙、床材、各種成
形品などにも応用されることができる。
(実施例) 次に、実施例及び比較例を挙げて本発明の樹脂組成物の
製造例及び使用例について説明するが、例示は当然説明
用のものであって、発明思想の内包・外延を限るもので
はない、なお、以下の実施例及び比較例における発泡倍
率、セル状態、圧縮回復性、耐熱性及び耐薬品性の各測
定方法及び評価方法は次の通りである。
(1)発泡倍率 (2)セル状態 O:セル径が0.3 mm以下で均一。
Δ:セル径が0.3a+s以上のものが一部混在し、や
や不均一。
×;セル荒れが顕著(セル径1mm以上のものが多く)
で不均一。
(3)圧縮回復性 発泡体の中央部を指で約90%圧縮し、除圧後の回復状
態を評価した。
○:除圧後直ちに回復し、圧縮した跡が残らなかった。
Δ:除圧後、圧縮した跡は残るが、10秒以内に回復し
た。
×;除圧後、圧縮した跡が残り、10秒経過後も回復し
なかった。
(4)耐熱性 発泡体を3X3cm角に切り、/80℃のオーブンに5
分間放置後の形状変化を調べた。
○二形状に殆ど変化が認められなかった。
Δ:形状にやや崩れが生じた。
×:形状が完全に崩れた。
(5)耐薬品性 3X3c+s角の発泡体を200m1ビーカーに入れ、
501のテトラヒドロフランを注ぎ込み、軽く振盪しな
がら発泡体の溶解状態を観察した。
0130分間経過後も溶解せず、形状変化も殆ど認めら
れながった。
Δ:10分間経過後も溶解しないが、形状が崩れた。
×:10分間以内に完全に溶解した。
実施例1〜8及び比 例1 表−1に示す配合の樹脂成分及び添加物を10インチ2
本ミキシングロールを用いて145℃で7分間混練し、
厚さ0.7mmの各発泡性樹脂シートを得た。
これらのシートをオーブンに入れ、220℃で2〜3分
間加熱して発泡させた。
得られた各発泡シートの発泡倍率、セル状態、圧縮回復
性、耐熱性、耐薬品性を夫々調べ(以下余白) 上表−1の結果から明らかな通り、通常の発泡性樹脂組
成物(比較例1)から得られた発泡体は、前記発泡条件
(220°Cで2分間加熱)における発泡倍率8.1倍
で既にセル荒れが著しく、また圧縮回復性も悪かった。
これに反し、実施例1〜8ではアクリルゴム、熱可塑性
ポリウレタン樹脂及び架橋剤を配合することにより得ら
れた発泡体は、発泡倍率を10倍以上にしてもセル状態
は緻密かつ均一であり、その上、圧縮回復性、耐熱性及
び耐薬品性に優れていた。
実施例9〜16及び比較 2 下表−2に示す配合の樹脂成分及び添加物を実施例1〜
8と同様にして混練及びシート化後、220℃のオーブ
ン中で2分30秒〜3分間加熱して発泡させた。
得られた各発泡体の発泡倍率及び物性を下表−2に示す
(以下余白) 上表−2の結果より、jn化ビニル単独重合体及び共重
合体の二種以上を混合したものとアクリルゴム、熱可塑
性ポリウレタン樹脂及び架橋剤を配合した組成物は、高
発泡倍率で、しかもセル状態及び圧縮回復性の優れた発
泡体を与えることが分る。
実施例17〜23及び比較例3 下表−3に示す配合の樹脂成分及び添加物を前記実施例
1〜8と同様にして混線及びシート化後、220℃のオ
ーブン中で2分30秒〜3分間加熱して発泡させた。
得られた各発泡体の発泡倍率及び物性を下表−3に示す
(以下余白) 上表−3の結果から、架橋剤としてポリイソシアネート
系、ブロックイソシアネート系、エポキシ樹脂、ブチル
エーテルメラミン樹脂のいずれもが使用可能であり、か
つその添加量は01〜5部の範囲内にあるのがが好まし
いことが分る。なお試験した各種架橋剤の中、インシア
ネート系のものが圧縮回復性の点で特に好ましいことが
示される。
なお架橋剤を添加しないと(比較例3)、前記比較例1
と同様に8倍発泡でも既にセル荒れを生じ、それ以上の
発泡倍率にすることが不可能であり、かつ、圧縮回復性
も良くない。
実施例24〜26及び比較例4 下表−4に示す配合の樹脂成分及び添加物を10インチ
2本ミキシングロールを用い、150°Cで6分間混練
し、厚さ3mmのシートを作成後、本シートをペレタイ
ザーにかけて3×3mmのペレットに切断した。次いで
、このペレフトを単軸スクリュー押出機(D = 25
mm、L/D =28)を用いて、バレル温度100〜
120℃、スクリュー回転数4 Orpmの条件にて押
出し、直径6mmφの発泡性塩化ビニル系樹脂成形物を
得た。この成形物を、220°Cのオーブン内に入れ、
3〜4分間加熱して発泡させた。
得られた各成形物発泡体の発泡倍率及び物性を下表−4
に示す。
(以下余白) 表−4 (注)1):塩化ビニル単独重合体(懸濁重合体、平均
分子量1050)、2) : m化ビニル−2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート共重合体(懸FjJ!合体、
平均分子量: 1200、ヒドロキシプロピルアクリレ
ート含有i:2.0モル%)、3):水酸基含有アクリ
ルゴム(日信化学工業■製NR−02)、4):モ/′
カプロラクタムブロックメタンジイソシアネート、5)
 : Ba−Zn系。
実施 27〜30及び  例5〜6 下表−5に示す配合の樹脂成分及び添加物をホモミキサ
ーにて均一に混合して離型紙(表面シリコーン処理)上
にナイフコーターで0.5mmの厚さに塗布した後、1
50℃のオーブン中で1分間加熱してゲル化させ、さら
に220℃のオーブン中、1分間加熱、発泡させて発泡
体を得た。なお木表の実験においては、アクリルゴムは
予め可塑剤(ジブチルフタレート)中に15重量%の濃
度に溶解させて使用した。また熱可塑性ポリウレタン樹
脂は、ジメチルホルムアルデヒドに10重量%の濃度に
溶解させて用いた。
得られた各発泡体の発泡倍率と物性を 下表−5に示す。
(以下余白) 表−5 (注)1)二 塩化ビニル単独重合品(乳化重合体、平
均重合度+000) 、 2) :塩化ビニル・2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート共重合体(乳化重合体、
平均重合度12002−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト含有量=2.5モル%) 、 3) :水酸基含有ア
クリルゴム(日信化学工業■製のNR−02) 15重
量%ジブチルフタレート溶液、4):ポリエステル系熱
可塑性ポリウレタン(平均分子量:30000、ビカッ
ト軟化点:110℃)10fii%ジメチルホルムアル
デヒド溶液、5)ニトリメチルプロパントリジイソシア
ネート付加体、8) : Ca−Zn系。
−31〜33  び     7〜8 下表−6に示す配合の樹脂成分及び添加物を140℃に
加熱されたミキシングロールを用いて10分間、混合、
混練及びゲル化させ、厚さ15mmのシートとして取り
出した。
このシー)110gを、キャビティー内寸法1010X
l0X1の鉄製クロムメッキ金型内に重畳させて充填後
、熱板面の寸法33X 33cmの蒸気加熱形50トン
プレスに挟み込み、lc+s2当り100Kgの外圧を
かけて蒸気圧7 Kg/cm2の蒸気(金型温度160
℃)で10分間加熱、発泡させた0次いで蒸気を排出し
、水温17℃の水道水を導入して7分間冷却後、外圧を
去り、金型内より発泡体を取り出し、100℃の熱風循
環式オーブンに入れて20分間加熱、再膨張させた。
得られた発泡体の発泡倍率及び物性を 下表−6に示す。
(以下余白) 表−6 aυl):塩化ビニル単独重合体G”!重合体、平均重
合度1100) 、 2) :塩化ビニル−2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート共重合体(乳化重合体、平均
重合度1200.2−ヒドロキシプロピルアクリレート
含有量:2.5モ/す0.3) :水酸基含有アクリル
ゴム(日信化学工業昧製のNR−02) 、 4) :
ポリエステル系熱可塑性ポリウレタン(平均分子i:3
0000.  ビカット軟化−1A:110℃) 、 
5) :モノカプロラクタムブロックジフェニルメタン
ジイソシアネート、Et) : Be−Zn−3n系。
上表−6の結果より、加圧発泡においても本発明発泡樹
脂組成物による発泡体は、耐熱性及び耐薬品性において
大幅に改善されているのみでなく、圧縮回復性において
も改良されることが分る。
例35〜37 び比較例9 下表−7に示す配合の樹脂成分及び添加物を145℃に
加熱された10インチ2本ミキシングロールにより、6
分間、混合、混線及びゲル化させ、厚さ2.0+amの
シートとして取り出した。このシートをペレタイザーに
て2 X 2 ff1mのペレットに切断後、その10
gをキャビティー寸 内法10×10xlc11の鉄製クロムメッキ金型へ 内に充填、密閉した。この金型を、予め190℃に加熱
された白絞油々浴内で12分間加熱して内容物を発泡さ
せた0次いで金型を浴外に取り出し、20″Cの水浴内
で冷却後、発泡       、体を取り出した。
得られた発泡体の発泡倍率及び物性を 下表−7に示す。
表−7 (旦l):塩化ビニル単独重合体σシ蜀重合体、平均分
子量1100) 、 2) :塩化ビニル−2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート共重合体(乳イ踵合体平均重
合度: 1200.2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト含有量=2.5モル%) 、 3) :水酸基含有ア
クリルゴム(日信化学工業■製NR−02)、4):ポ
リエステル系熱可・YpH生ポリウレタン(平均分子量
:30000、ビカット軟化弘:110℃) 、 5)
 +モノカプロラクタムブロックメタンジインシアネー
ト、8) : Ba−Zn−5n系。
上表−7の結果より、型内の発泡においても本発明の発
泡樹脂組成物は、発泡倍率が高く、セル状態が良好で耐
熱性、耐薬品性が大幅に改善され、さらに圧縮回復性に
おいても改良された発泡体を与えることが分る。
(発明の効果) 以上述べたごとく、本発明によれば、従来の塩化ビニル
系発泡樹脂組成物の問題点を完全に解消した、発泡倍率
が10倍以上でもセルが均一かつ微細で圧縮による残留
歪みがなく、かつゴム弾性に富み、加えて耐熱性、耐薬
品性にも優れた高発泡倍率の発泡体を容易かつ確実に生
産せしめうる優れた発泡性樹脂組成物が提供されうる。
昭和60年5月27日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)塩化ビニル単独重合体及び/又は塩化ビニ
    ル共重合体の一種又は二種以上の混合体 100部(重量基準;以下同様)、(b)アクリルゴム
    0.5〜30重量部及び/又は熱可塑性ポリウレタン樹
    脂3〜40重量部の一種又は二種以上の混合体及び(c
    )架橋剤0.1〜10重量部、さらに発泡剤、安定剤及
    び可塑剤からなる塩化ビニル系発泡樹脂組成物。
  2. (2)アクリルゴムが、アクリル酸アルキルエステルを
    主成分とする弾性体であって、このものは架橋点となる
    活性基を有する副成分との共重合体である特許請求の範
    囲第1項記載の樹脂組成物。
  3. (3)熱可塑性ポリウレタン樹脂が、架橋剤と反応しう
    る活性水素を持つ直鎖状ポリウレタンである特許請求の
    範囲第1項記載の樹脂組成物。
  4. (4)分子内に活性水素を有する直鎖状ポリウレタンが
    、二官能性ポリオールとジイソシアネートとの反応生成
    物であって、分子末端に水酸基を有するものである特許
    請求の範囲第3項記載の樹脂組成物。
  5. (5)架橋剤が、活性水素及びアクリルゴムの活性基と
    反応しうる官能基を分子内に2個以上有するものである
    特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
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