JPS61258654A - 絶縁コイルの製法 - Google Patents

絶縁コイルの製法

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JPS61258654A
JPS61258654A JP9704085A JP9704085A JPS61258654A JP S61258654 A JPS61258654 A JP S61258654A JP 9704085 A JP9704085 A JP 9704085A JP 9704085 A JP9704085 A JP 9704085A JP S61258654 A JPS61258654 A JP S61258654A
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Fumiyuki Miyamoto
宮本 文行
Hiroyuki Nakajima
博行 中島
Masakazu Murayama
村山 雅一
Seiji Oka
誠次 岡
Hideki Chidai
地大 英毅
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/12Impregnating, heating or drying of windings, stators, rotors or machines

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は新規な低粘度含浸樹脂を用いた絶縁コイルの製
法に関する。 さらに詳しくは、タービン発電機や水車発電機などの使
用電圧の高い回転機用として好適な絶縁コイルの製法に
関する。
【従来の技術] タービン発電機や水車発電機などにおいては電力需要の
増加にともなって単機容量の増大とともに使用電圧を上
昇させる傾向が強まり、最近ではaoivに達する高い
使用電圧のもの卓で出現している。 このような使用電圧の上昇によって絶縁コイルには起動
停止の反復に対するヒートサイクル性、温度上昇による
耐熱劣化性、振動や短絡などに対する機械的性質など多
(の点でより厳しい性能が要求されるようになってきで
いる0回**に組み込まれた絶縁コイルは一般に気相中
で使用されるが、高電圧下ではコイル部分に存在する気
体の空気破壊に基づくコロナ放電が発生し、コイルの絶
縁層が破壊されるおそれがあるため、その絶縁材料とし
ては古くから耐熱性、耐コロナ性、耐電圧性などに優れ
たマイカ笛を用いた絶縁シート(テープ状のものも含む
、以下同様)が使用されている。 [発明が解決しようとする問題点] 通常の絶縁コイルは適当な形状に成形されたコイル導体
上に前記の絶縁シートを巻回し、該巻回層にエポキシ含
浸樹脂を含浸せしめて絶縁層を形成するものであるが、
従来のエポキシ含浸樹脂の多くは室温で高粘度であるた
め、絶縁シート巻回復の絶縁シート層への含浸性は良好
ではなく、そのために含浸不良の原因となり、電気的特
性や熱的特性などの緒特性がわるくなるという欠点があ
る。 また低粘度化という方向では希釈剤の添加が一般的な方
法であるが通常の希釈剤は皮膚刺激性が強く、かつ電気
特性、機械特性などの緒特性を低下させるものが多く、
希釈剤を使用すると充分な特性がえられないとい)欠点
がある。 さらにまた通常のエポキシ含浸樹脂では通常のエポキシ
硬化触媒を含有しているため、一般にボットティアが短
いという欠点も有している。 【発明を解決するための手段】 本発明はコイル導体上に多孔質絶縁材を裏打材とした絶
縁シートを巻回し、該巻回層に低粘度含浸樹脂を含浸し
てえられる絶縁コイルの製法においで該低粘度含浸樹脂
として式(1)または式(II):′ (式中、R1お
よびR2は二価の有機基を示す)で示されるイミド環含
有ノカルボン酸化合物と1分子中に少なくとも2個のエ
ポキシ基を有するエポキシ化合物とを反応させてえられ
るイミド環含有エポキシ化合物100部(重量部、以下
同様)に対し1分子中に少なくとも2個の(メタ)アク
リル基またはアリル基を有する多官能ビニルモノマー5
〜200部、フェノキシ樹脂0.1〜10部、さらに液
状の環状酸無水物20〜120部を配合することにより
製造される低粘度含浸樹脂を用いることを特徴とする絶
縁コイルの製法に関する。 [yi施何例 1発明における低粘度含浸樹脂として式(I)および式
(II): (式中、R1およびR2は二価の有機基を示す)で示さ
れるイミド環含有ジカルボン酸化合物はそれぞれつぎの
方法によりえられる。 式(1)で示されるイミドR含有ジカルボン酸化合物は
、トリメリット酸と脂肪族または芳香族ジアミンとの反
応によりえられる。 前記脂肪族または芳香族ジアミンとしては、たとえばヘ
キサメチレンジアミン、ノアミノノフェニルメタン、ノ
アミノジフェニルエーテル、ノアミノジフェニルスルホ
ン、インホロンジアミン、シ7ミ/ベンズ7ニリドなど
があげられ、それらを単独で用いでもよく、また2種以
上混合しで用いでもよい。 前記トリメリット酸と脂肪族または芳香族アミンを通常
トリメリット酸過剰で配合し、100〜200℃で2〜
6時間反応させることより、式(I)で示されるイミド
環含有ジカルボン酸化合物かえられる。 また式(■)で示されるイミI’ll會有ジカルボン酸
化合物はトリメリット酸と脂肪族または芳香族アミノカ
ルボン酸との反応によりえられる。 前記脂肪族または芳香族アミノカルボン酸としては、た
とえば、°グリシン、r7ミ7安息香酸、p−7ミノ安
急昏酸などがあげられ、それらを単独で用いてもよく、
2種以上混合して用いてもよい。 前記トリメリット酸と脂肪族または芳香族7ミノカルボ
ン酸を通常トリメリット酸過剰で配合し、100〜20
0℃で2〜6時間反応させることより、式(It)で示
されるイミド環含有ジカルボン酸化合物がえられる。 また本発明で用いられる1分子中に少なくとも2個のエ
ポキシ基を有するエポキシ化合物としては、たとえばジ
グリシノルエーテルタイプのエピコート828(シェル
社製、商品名)、DER−332(ダウ社製、商品名)
、GY−255(チパ社製、商品名)、ノボラックタイ
プDEN−431(ダウ社製、商品名)、脂環族タイプ
のCY−179(チパ社製、商品名)などがあげられる
。 前記イミド環含有ジカルボン酸化合物と前記エポキシ化
合物とを通常的80〜200℃で無触媒または触媒の存
在下反応させることにより耐熱性に優れたイミド環を含
むイミド環含有エポキシ化合物をうろことができる。 かかる温度が約80℃未満であるとイミド環含有エポキ
シ化合物を充分にえることができず、一方約200℃を
こえると反応が即座上おこるためにデル化し、実用上好
ましくない。 またかかるイミド環含有ジカルボン酸化合物とエポキシ
化合物の配合量は通常エポキシ成分過剰でおこない、上
記反応条件により耐熱性に優れたイミド環を含むイミド
環含有エポキシ化合物をうろことができる。 上記えちれたイミド環含有エポキシ化合物に1分子中に
少なくもと2個の(メタ)アクリル基またはアリル基を
有する多官能ビニル量/マー、フェノキシ樹脂および液
状のm無水物を添加することにより、低粘度含浸樹脂が
えられる。 前記液状の環状酸無水物としては、メチルテトラしドロ
7タル酸無水物(日立化成工業(株)製のlN−220
0や日本ゼオン(株)製のQll−200など)、メチ
ルヘキサヒトa7タル!!無水物(日立化成工業(株)
製の118−5500など)、メチルエンドメチレンテ
トラ7タル酸無水物(日本化薬(株)製のカヤハードM
CDや日立化成工業(株)製の無水メチルハイミック酸
なと)などがあげられ、それらを単独で用いてもよく、
2種以上混合しで用いてもよい。 かかる環状酸無水物の配合量はイミド環含有エポキシ化
合物100部に対して20〜120部であるのが好まし
く、120部をこえると酸無水物過剰のため充分な特性
かえられず、また20部未満だと架橋が不充分になり充
分な特性がえられず、いずれも好ましくない。 また前記1分子中に少な(とも2個の(メタ)アクリル
基またはアリル基を有する多官能ビニルモノマーとして
はジアリル7タレーF、ジアリルイソ7タレート、トリ
アリルトリメリテート、トリアリルイソシアヌレート、
ビスフェノール^シグリシジルエーテルジ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レート、トリヒドロキシエチルイソシ7ヌレートトリ(
メタ)アクリシーFなどがあげられる。 前記1分子中に少な(とも2個の(メタ)アクリル基ま
たはアリル基を有する多官能ビニルモノマーは架橋密度
を上げるための成分であるが、イミド環含有エポキシ化
合物100部に対して5〜200部の範囲で配合するの
が好ましい、5部未満であればビニル化合物の架橋密度
を上げることによる高T9化などの添加効果がえられず
、200部をこえると硬化収縮が大きくなりすぎ、樹脂
の寸法安定性などの性質が低下する。 また本発明に用いるフェノ今シ樹脂は分子量15000
〜aooooの範囲のものをイミド環含有エポキシ化合
物100部に対し、0.1〜10部配合するのが好まし
く、0.1部未満では可撓性の付与、接着性の向上の効
果が充分ではなく、また10部をこえると樹脂の粘度が
大きくなりすぎ、実用的ではない。 さらにこの岨虞物の反応を促進するためには触媒を添加
すると効果的である。エボキン化合物の酸無水物との反
応を促進する触媒としてはコバルトアセチルアセトネー
ト、クロム7セチルアセトネート、オクチル酸亜鉛、オ
クチル酸錫などの有機金属塩類、イミダゾール類、BP
、、BCf、などのルイスmatたはそのアミン塩など
がある。 またさらにビニル重合を促進するためにはりクミルパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、p−t−ブチ
ルハイドロパーオキサイド、7ゾビスイソプチロニトリ
ルなどのビニル重合開始触媒を用いることもできる。 またこの岨處物の粘度を下げる目的で1分子中に1個の
ビニル基をもつビニルモノマーを含浸樹脂100部に対
し200部をこえない範囲で配合することができる。2
00部をこえて配合すると低粘度化をはかることができ
るが、緒特性が低下するので好ましくない0、このビニ
ルモノマーとしてはたとえばスチレン、ビニルトルエン
、a−メチルスチレン、アクリロニトリル、N−ビニル
ピロリドンなどがあげられる。 本発明の方法により製造される絶縁コイルはコイル導体
上に通常の方法により製造された絶縁シートを巻回し、
該巻回層に上記の低粘度含浸樹脂を通常の条件で真空加
圧含浸させたのち金型に挿入し、加熱加圧成形せしめて
製造される。この成形条件としては加熱温度約100〜
250℃、加熱時間約4〜24時間、加圧圧力的5〜1
00kg7cm”が採用され、そのような条件で電気的
、熱的性質に優れた絶縁コイルかえられる。 前記成形条件からはずれるとえられる絶縁コイルの層間
接着力が低下し、その結果、熱劣化時の電気特性が着し
く低下し、また絶縁層にうさやはがれが生じるので好ま
しくない。 つぎに本発明の方法を実施例、比較例をあげて詳細に説
明する。 実施例1 イミド環含有ジカルボン酸化合物 81.1g(0,1モル)に対し二ピコ−) 828(
シェル社製)76G、(2,0モル)を添加し、150
℃で2時間反応させ、イミドエポキシ化合物をえた。こ
のイミドエポキシ化合物100部に対しトリヒドロキシ
エチルイソシアヌレートトリ7クリレート180部、分
子量約300004F) 7 ! /キに樹脂8s、 
11N−2200(日立化成工業(株)製)75部、ス
チレン50部、触媒としてシーt−ブチルハイドロパー
オキサイド0.3部、コバルトアセチルアセトネート0
.2部を加え、所定の低粘度含浸樹脂を調製した。 この含浸樹脂の初期粘度は25℃で150ePであった
。 含浸樹脂のポットライフ(可使時間)は温度25℃、湿
度35%の恒温恒湿槽内に放置し、1週問ごとに粘度を
測定したときに25℃での粘度が500ePに達するま
での日数を測定した。なお粘度が500ePをこえると
室温で#!緻ココイル含浸させるのが困難となり、加熱
が必要となる。 上記の結果、上記恒温恒湿槽内で6力月間放置しでも粘
度は500ePをこえず非常に良好であった。 また含浸樹脂の接着強度はJIS C2103に基づき
ヘリカルコイル法にて測定した。 その結果含浸樹脂の接着強度は1819であり、非常に
良好であった。 前記含浸樹脂の初期粘度、ポ ットライフ、接着強度の
測定結果を#&1表に示す。 つぎに幅2麿!×高さ5履履×長さ200Qin+02
重ガラス巻平角銅線を2列10段に組み合わせた40m
5+X10i+mの断面をもつコイル導体上にガラスク
ロス(有沢誕作所(株)製、厚さ0.025s+s+)
を裏打材とする集成マイカテープを半重ね巻にで10回
巻回し、さらに保護絶縁層としてテトロンテープ(前人
(株)製厚さ0.13i+m)を1回巻回し、これに上
記でえちれた低粘度含浸樹脂を圧力0,1su+IIg
以下で60分間真空含浸させ、ついで圧力3117cm
”で180分間加圧したのち金型に挿入し、温度160
℃、圧力20kg7cm”で6時間加熱加圧成形を行な
い、絶縁層の厚さが311の絶縁コイルをえた。 えられた絶縁コイルを用いて初期のものについて5 A
V/m1−0.5AV/svの誘電正接の差(Δtan
&)を測定したところ、O,tS%であった。 またシリコンオイル中で1 kV7secの一定外圧速
度で行なった絶縁破壊電圧(B、D、V、)は105A
Vであった。 さらに200℃で16日問熱劣化させたときのΔtan
θおよびB、 D、 Vを測定し、それらの結果を第2
表に示す。 実施例2 イミド環含有ジカルボン酸化合物 54.6#(0,1モル)辷対しCY−255(チパ社
製)105h(3モル)を添加し、150℃で2時間反
応させ、イミドエポキシ化合物をえた。このイミドエポ
キシ化合物10hに対しトリヒドロキシエチルイソシア
スレートトリノタクリレー)2部部、)リア11ルトリ
メリテート20部、分子量約gooooの7二ノキン樹
脂0.2部、無水メチルハイミック酸(日立化成工業(
株)II )90部、触媒としてジクミルパーオキサイ
1’0.5部、BFココ−ノエチル7ミン錯塩0.2%
を添加し、低粘度含浸樹脂を調製した。 それについての各特性を実施例1と同様にして測定した
。結果を第1表に示す、*た実施例1と同様にして絶縁
コイルを!1ILt、、その特性測定も行なった。その
結果を第2表に示す。 実施例3 イミド環含有p*ルボン陵 54、Bg(0,1モル)に対しDER−882(ダウ
社製)875g(2,5モル)を添加し、150℃で2
時間反応させ、イミドエポキシ化合物をえた。このイミ
ドエポキシ化合物100部に対しトリノチロールプロパ
ントリアクリレー)20部、a−メチルスチレン100
部、分子量約30000の7工/キシ樹脂3部、l1l
−5500(日立化成工業(株)製)90部、触媒とし
てジクミルパーオキサイド0.3部、BF−モノエチレ
ン7ミン錯塩0.2部を加え低粘度含浸樹脂を調製した
。 それについでの各特性を実施例1と同様にして測定した
。結果を第1表に示す。 また実施例1と同様にして絶縁コイルを製造し、その特
性測定も行なった。その結果を第2表に示す。 比較例1 にY−255(チf社製)100部ニ0N−2200(
日立化成工業(株)It )85部を添加し、低粘度希
釈剤としてクレジルグリシジルエーテル(チパ社製DY
−023)30部、触媒としてベンジルジメチルアミン
0.3部を加え低粘度含浸樹脂を調製した。それについ
での各種特性を実施例1と同様にして測定した。結果を
第1表に示す。 また実施例1と同様にして絶縁コイルを製造し、その特
性測定も行なった。その結果を第2表に示す。 それらから明らかなようにポットライフは1力月以下で
粘度は500cPをこえる非常にわるいものであった。 さらに絶縁コイルの特性についても、硬化特性の低下が
着しくみとめられ、Δtanδ、B、D、V値とも非常
にわるいものであった。 比較例2 イミド環ジカルボン酸化合物 31.1g(0,1モル)に対しエピコート828(シ
ェル社製)760g(2,0モル)を添加し、150℃
で2時間反応させイミドエポキシ化合物をえた。このイ
ミドエポキシ化合物100部に対し、スチレン300部
、分子量約aooooのフェノキシ樹脂0.5部、UN
−2200(日立化成工業(株)製)85部、触媒とし
てジクミルパーオキサイド0.25部、BF3−モノエ
チルアミン錯塩0.3部を添加し、低粘度含浸樹脂を調
製し絶縁コイルを要遺し、それぞれ各種特性を測定した
。 この含浸樹脂はビニルモノ7−を必要以上に添加してい
るため接着強度、絶縁コイル特性とも非常にわるいもの
であった。 [以下余白1 第1表 含浸樹脂の特性 1)25℃でB型粘度計にて測定 2)温度25℃、湿度35%に放置し粘度500cPに
達するまでの月数 3)ヘリカルコイル法にて測定 1)  51V7am−0,5kV/xxf)誘電正接
の差を測定2)  IkV/seeの一定昇圧速度でシ
リコンオイル中にて測定3)  200℃で16日間熱
劣化させた後に測定
【発明の効果】
以上説明したように本発明の方法によれば絶縁コイルの
製造において室温で低粘度樹脂の含浸が可能であるため
、製造された絶縁コイルは、含浸不良が全くおこらず、
しかも初期破壊電圧は従来のエポキシ含浸樹脂を用いて
形成された絶縁コイルに比べ、約10〜30%向上し、
熱劣化後の電気的、熱的性質にすぐれていることから高
電圧回軟機用に適するという効果かえられる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コイル導体上に多孔質絶縁材料を裏打材とした絶
    縁シートを巻回し、該巻回層に低粘度含浸樹脂を含浸し
    てえられる絶縁コイルの製法において、該低粘度含浸樹
    脂として式( I )または式(II):▲数式、化学式、
    表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1およびR_2は二価の有機基を示す)で
    示されるイミド環含有ジカルボン酸化合物と1分子中に
    少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物と
    を反応させてえられるイミド環含有エポキシ化合物10
    0重量部に対し1分子中に少なくとも2個の(メタ)ア
    クリル基またはアリル基を有する多官能ビニルモノマー
    5〜200重量部、フェノキシ樹脂0.1〜10重量部
    、さらに液状の環状酸無水物20〜120重量部を配合
    することにより製造される低粘度含浸樹脂を用いること
    を特徴とする絶縁コイルの製法。
  2. (2)前記イミド環含有エポキシ化合物100重量部に
    対して1分子中に1個のビニル基を有するビニルモノマ
    ーを200重量部をこえない範囲で用いることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の製法。
  3. (3)分子量が15000〜60000の範囲であるフ
    ェノキシ樹脂を用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の製法。
  4. (4)絶縁コイルの成形条件が加熱温度100〜250
    ℃、加熱時間4〜24時間、加圧圧力5〜100kg/
    cm^2である特許請求の範囲第(1)項記載の製法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026442A (ja) * 1983-07-22 1985-02-09 Mitsubishi Electric Corp 絶縁コイル及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6026442A (ja) * 1983-07-22 1985-02-09 Mitsubishi Electric Corp 絶縁コイル及びその製造方法

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