JPS61258579A - テレビジヨン受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン受信機の画面に、複数個の連
続した静止画像を表示することのできるテレビジョン受
信機において、その連続した静止画像の時間間隔を視聴
者の操作により可変としたものに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、一般にテレビジョン受信機において、例えば、野
球選手の投球フッ・−ムやパッティングフオームなどを
、くわしく細かい所まで見たい時は、それをＶＴＲに収
録しておき、再生時に必要な場面をサーチし、スロー再
生やコマ送り再生をするという方法があったが、この方
法は操作が煩わしくしかも見たい時すくその場で見るこ
とは不可能であり、また、速い動き、遅い動きと、多様
な動きの速度に応じて見ることも不可能であった。以上
のような問題点をすべて解決して（れるテレビジョン受
信機は従来においてはなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のように、従来のテレビジョン受信機においては、
ある動きを（わしく見たい時には、ＶＴＲ録画、テープ
巻き戻し、再生等の操作が必要であり、見たい時ずくに
、しかも多様な動きの速さに応じて画面を選択し、くわ
しく見るということはできないという問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、テレビジョン受信機の画面に複数個の連続
した静止画を表示するとき、ユーザーのキーボタン操作
でその書き込み時間間隔を変えることにより、速い動き
も遅い動きもその動きに応じた連続静止画面を見ること
ができるテレビジョン受信機を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るテレビジョン受信機は、動きに応じた連
続静止画面を得るためにストロボ写真のシャッター間隔
を速くしたり遅くしたりするように、各画面の書き込み
時間間隔をキースイッチ対応で変化させたものであり、
より具体的には、連続静止画面を得るために映像信号を
Ａ／Ｄ変換して、一旦映像メモリに蓄え、該メモリから
読み出してＤ／Ａ変換をして表示装置に表示するものに
おいて、映像メモリに任意の静止画像を実時間で書き込
むその書き込み時間間隔をキースイッチ対応で変えるこ
とにより、各画面の書き込み速度をユーザー選択可能と
したものである。

〔作用〕

この発明においては、映像メモリへの書き込み時間間隔
を、ユーザー選択可能としたので、画面内容の動きに応
じた連続静止画面を得ることができる。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例によるテレビジョン受信機
の全体構成図、第２図は映像メモリの記憶領域を示す図
である。

図において、３０はアンテナ、１はチューナ、２は映像
復調増幅回路、３はスイッチ、４は映像出力回路、５は
同期分離回路、６は偏向回路、１４はブラウン管、１３
は偏向ヨークであり、ここまでは従来のテレビジョン受
信機の一般的な構成である。

一方破線で示した範囲はストロボマルチ画面表示のため
の回路部分であり、７はテレビジョン信号をディジタル
信号化するＡ／Ｄ変換器、８は該Ａ／Ｄ変換器７の出力
を記憶するＮ個の領域を有する映像メモリ、９は映像メ
モリ８から読み出した信号をＤ／Ａ変摸するＤ／Ａ変換
器、１２はストロボマルチ画面を得るためのスイッチ、
１０はこのスイッチ１２からの信号が入力されるフリ・
ノブフロップ、１１はフリップフロップ１０の出力がハ
イレベルのとき基準発振器４１からの信号に基づき、Ａ
／Ｄ変換器７からのディジタル化テレビ信号を水平垂直
時間軸上でサンプリングして映像メモリ８のＮ個の各領
域に一定周期で順に書き込むためのメモリコントロール
回路であり、この回路は上記Ｎ個の領域に書き込んだテ
レビ信号を１フィールド又は１フレーム時間に同時に読
み出すという制御をも行なう。

次に動作について説明する。

本実施例では水平方向２４０画素、垂直垂直方向フィン
数０本の１フィールドを、水平方向８０画画素型直方向
８０本の、画面サイズで１／９の９個の画面に分割し、
この大きさの静止画を次々とある一定周期ではめ込むス
トロボマルチ画面表示を行なうものである。なお、第２
図中の番号すまはめ込む順序を示している。

テレビジョン受信機において、ストロボマルチ画面（こ
こでは複数個の連続した静止画像をし１う）を実現する
ためには、映像信号をディジタフレアナログ変換してデ
ィジタルデータを一旦ＲＡＭからなる映像メモリ８に蓄
え、該ＲＡＭから読み出してアナログディジタル変換を
してＣＲＴ等の表示装置に表示する必要がある。ここで
は、映像メモリに連続した静止画像を実時間で書き込み
、かつ同時に読み出すという方法によりストロボマルチ
画面を実現したものである。

本発明の動作をより詳細に説明すると、第１図において
、アンテナ３０で受けたテレビ信号は□、チューナ１で
希望チャンネルが選択され、映像復調増幅回路２に導か
れる。復調映像信号出力人はスイッチ回路３を通じて映
像出力回路４に供給され、ブラウン管１４をドライブす
る。また復調映像信号Ａは同期分離回路５にも供給され
、その出力である水平垂直同期信号りは偏向回路６に導
かれ、偏向コークをドライブするための鋸歯状波電流を
発生し、これによりブラうン管１４上にテレビ信号が表
示される。

そして本実施例においては、復調映像信号ＡはＡ／Ｄ変
換器７により、ディジタル信号Ｅに変換される。一方双
安定フリップフロップ１０はボタン１２を押す毎にその
出力が反転するが、この出力Ｈがハイレベルになった時
点から、メモリコントロール回路１１はある一定周期毎
に同期信号りに基づいて、ライト信号をメモリ８に与え
、ゲイン・タル映像信号Ｅが映像メモリ８の複数個の領
域の中の決められたメモリ領域に実時間で書き込まれる
。そして同時にメモリコントロール回路１１は、リード
信号をライト信号と時分割してメモリ８に与え、実時間
で書き込みながら読み出しが行なわれる。この読み出さ
れた信号ＦはＤ／Ａ変換器９でアナログ信号Ｇに変換さ
れ、スイッチ回路３に琢かれ、またフリップフロップ出
力Ｈがハイレベルの時はスイッチ３が２側に接続されて
いるので、メモリ８よりの映像信号Ｇは映像出力回路４
に導かれ、ブラウン管１４にストロボマルチ画面が表示
される。さらにボタン１２を押せばフリップフロップ１
０は反転して出力Ｈはローレベルとなり、スイッチ３が
切換ねって通常のテレビ映像が表示される。

本装置はテレビ映像を複数個に分割して、１コマ（１フ
ィールド又は１フレーム画）の静止画をその分割された
１区画に次々とはめ込むストロボマルチ画面を得ようと
するものであるが、そのために本装置では、映像メモリ
　（１フィールド又は１フレームメモリ）の複数個の分
割表示領域を定め、映像メモリ全体の読み出し主アドレ
スカウンタに加えて、実時間でメモリに書き込むための
分割された１区画に対応する副アドレスカウンタを独立
に設け、主カウンタが動作して映像メモリの読み出しを
行なっている間に、その主力ランクによるメモリアクセ
ス空時間に副カウンタを動作させ、テレビ映像を水平、
垂直時間軸方向に間引いて実時間で１区画の映像を副カ
ウンタで書き込み、その読み出しは主カウンタで行なっ
て複数個の静止画である全画面を表示するようにしてい
る。そして同時に主、副アドレスカウンタが同期してメ
モリをアクセスするようにタイミングコントロール手段
を設けている。

次に、連続静止画面をはめ込む速度をキースイッチ対応
で変化させるための動作の一例を以下に示す。

前述したように同期信号りに基づいて、ある一定周期毎
にディジタル映像信号Ｅが映像メモリー０の数個分に分
割された領域中の決められたメモリ領域に実時間で書き
込まれ、同時に読み出し信号Ｆを発生させて、ストロボ
マルチ画面が得られるので、この同期信号りに基づく一
定周期をコントロールすることにより、連続静止画面は
め込み速度もコントロールすることができる。例えば第
３図に示すように、同期信号パルスＤをカウントするカ
ウンタ３０を設け、このカウンタ３ｏの各ビット出力Ｑ
Ａ−ＱＤのアンドをアンド回路３１゜３２．３３でとる
ことにより第４図の波形■、■。

■、■に示ずような、２Ｖ（Ｖ：垂直同期信号期間）、
４Ｖ、８Ｖ、及び１６Ｖの各周期を有する信号が得られ
、これをスイッチ４ｏで選択してその信号と復調映像信
号Ａとのアンドをアンド回路３４でとることにより上記
各周期毎の書き込みディジタル映像信号Ｅが得られ、こ
のようにしてスイッチ対応で、書き込み周期（書き込み
時間間隔）を自由に選択することができる。

本実施例ではこのように簡華な装置で、連続静止画のは
め込み速度を視聴者が自由に選択でき、必要な時その場
で、好みの時間間隔で、ストロボ写真風連続静止画面を
楽しむことができ、テレビの利用価値をより大きなもの
とすることができる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、Ａ／Ｄ変換器。

Ｄ／Ａ変換器、映像メモリ、該映像メモリの読め出し、
書き込みカウンタを備え、テレビジョン映像信号をＡ／
Ｄ変換器によりディジタル化した信号を水平・垂直時間
軸上でサンプリングした後、これを一定フィールド又は
フレーム毎に、上記映像メモリの各領域に順に書き込み
、同期信号に従って、」二記映像メモリ全体を１フィー
ルド又は１フレーム時間に読み出して複数個の連続した
静止画像を表示装置に表示するようにしたものにおいて
、」二記映像メモリへの書き込みの時間間隔をキーボタ
ン対応で変えるようにしたので、連続した静止画の表示
スピードが選択可能となり、画面の速い動き、遅い動き
に対応したスピードの連続静止画を見られる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるテレビジョン受信機の
全体構成図、第２図は本実施例による映像メモリを分割
した領域を示す図、第３図は上記実施例の一部の回路図
、第４図は第３図の動作波形図である。 ７・・・Ａ／Ｄ変換器、８・・・映像メモリ、９・・・
Ｄ／Ａ変換器、１１・・・メモリコントロール回路、１
４・・・ブラウン管、４０・・・スイッチ。 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）テレビジョン信号をディジタル化するＡ／Ｄ変換
   器と、該Ａ／Ｄ変換器の出力を記憶するＮ個の領域を有
   する映像メモリと、上記映像メモリの各領域に上記ディ
   ジタル化した映像信号を水平、垂直時間軸上でサンプリ
   ングして得られる１画像の１／Ｎの大きさの画像を動画
   は連続的に静止画はキースイッチ対応の可変の書き込み
   時間間隔でもって書き込む書き込み手段と、上記Ｎ個の
   領域に分割された映像メモリ全体を１フィールド又は１
   フレーム時間に読み出す読み出し手段と、この読み出し
   た信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器とを備え
   、ブラウン管に上記映像メモリからの１つの動画を含む
   Ｎ個の画像を表示させるようにしたことを特徴とするテ
   レビジョン受信機。