JPS6125851B2 - - Google Patents

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JPS6125851B2
JPS6125851B2 JP56179192A JP17919281A JPS6125851B2 JP S6125851 B2 JPS6125851 B2 JP S6125851B2 JP 56179192 A JP56179192 A JP 56179192A JP 17919281 A JP17919281 A JP 17919281A JP S6125851 B2 JPS6125851 B2 JP S6125851B2
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JP
Japan
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frame
paving material
screed
hopper
plate
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JP56179192A
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Genzo Furukawa
Yutaka Sugie
Masami Fujii
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、弾性層を備えるテニスコート、体
育館の床、競技用トラツクなどのスポーツ用弾性
床構造物を構築するに当り、その構造物の下層を
なすゴムチツプ等の舗装材料を所定の厚みで均一
かつ能率的に敷き並べるための可搬式舗装材料敷
均し装置に関するものである。
特にゴムチツプは運動施設の床等に弾性を与え
るものとして好適であり、かつ、その弾性床は維
持管理の面において手数がかからないという特長
を有しているが、その施行に際して次のような問
題点があった。すなわち、テニスコートを例にす
ると、その一面を構築するのに必要な面積は約
670m2、仮りにこれを四面構築するとしても所要
面積は約2408m2程度と比較的に小規模であるの
で、従来道路舗装工事等に慣用されているような
大型舗装機械を導入するには狭過ぎ、また、履帯
走行式のようなものでは隣接する舗装面間をシー
ムレスに仕上げることは困難である。
したがつて、殆どの場合、人手によつてゴムチ
ツプを撒布し、定木板にて展延し、左官鏝により
敷均す工法が採られているため、そのゴムチツプ
層の厚みが不均一となり勝ちであるほか、中腰状
態での作業を強いられるので、作業員の疲労が激
しく能率の悪いものであつた。さらに、ゴムチツ
プは通常ウレタン樹脂のような粘稠バインダーを
表面にまぶしているため、これを平滑に敷き均す
には、鏝等の敷均し具により適切な剪断力を平均
して付加しなければならないといつた高い熟練度
が要求され、したがつて、作業員の熟練度によつ
て仕上り精度に差異を生じ、また、鏝表面にゴム
チツプが付着し易く、その都度作業を中断して付
着物を取り除かなければならない等、施工能率お
よび仕上り精度上の種々の問題があつた。
したがつて、この発明の目的は、テニスコート
等の比較的小規模な施設に例えばゴムチツプから
なる弾性床を形成するに際し、自動的にその舗装
材料を既設の舗装材料層との間に継目を生じさせ
ることなくきわめて平滑にかつ能率的に展延する
ことができるようにした小型で軽便な可搬式の舗
装材料敷均し装置を提供することにある。
以下、この発明を添付図面に示された実施例に
したがつて詳細に説明する。
第1図と第2図とに示されているように、この
舗装材料敷均し装置は、断面コ字形の鋼材によつ
て矩形状に構成されたフレーム1を備えている。
この実施例において、フレーム1は図示しないウ
インチ等の牽引装置によりワイヤロープ2を介し
て図示矢印方向へ牽引するようになされており、
その下面にはこのフレーム1を一定高さに保持
し、かつ、被舗装面上を摺動させるための角筒鋼
からなる1対の橇部材3,4が設けられている。
そして、このフレーム1には、ウレタン樹脂等の
粘稠なるバインダーをまぶしたゴムチツプを貯溜
するホツパ5と、このホツパ5から供給されるゴ
ムチツプを被舗装面上に均一に展延するスクリー
ド6とが設けられている。
ホツパ5は、第3図および第4図に詳しく示さ
れているように、漏斗状に傾斜して配置された前
板7と、これに対向する後板8と、それらの間に
配置された左右1対の側板9,10とから構成さ
れており、これらによつて画定されるホツパ開口
部には目の比較的粗い篩板11が設けられてい
る。この場合、一方の側板9はフレーム1の側枠
部内壁によつて兼用されているが、他方の側板1
0は、既設のゴムチツプ層Aとの境界線に沿つて
ゴムチツプを供給するように角度付けして配置さ
れている。また、後板8はホツパ5から供給され
るゴムチツプの敷均らし厚みを調整するスキージ
板として構成されている。すなわち、後板8は、
第4図の如く、ハンドル12を有する高さ調整ネ
ジ軸13に連結されていて、そのハンドル12を
操作することによりフレーム1に対して上下動可
能に取付けられている。この実施例においては、
スキージ板としての後板8に加振器14が取付け
られており、また、後板8の下端部付近にて篩板
11の一端側を保持している。したがつて、加振
器14を作動させると、後板8はもとより篩板1
1にもその振動が伝達され、これによりホツパ5
内のゴムチツプは所謂ブリツジ現象を生ずること
なく篩板11を通つて被舗装面上に円滑に供給さ
れるとともに、後板8の下端縁にて所定の厚みに
展延されることになる。また、フレーム1には上
記ホツパ5に関連して、そのホツパ開口度を調整
するためのシヤツタ板15が摺動可能に取付けら
れている。このシヤツタ板15は、フレーム1を
貫通して前方に延びる1対の操作レバー30,3
0を備えている。なお、この実施例ではホツパ5
の後板8をスキージ板として構成しているが、こ
れとは異なり、ホツパ5とスクリード6との間に
高さ調整可能なスキージ板を設けてもよく、ま
た、後板(スキージ板)8をフレーム1の進行方
向に直交する左右方向に振幅させる所謂「定木摺
り」形式に構成することもできる。このように、
スキージ板に振動を与えるかもしくは定木摺り運
動させることにより、ゴムチツプの敷均し厚みが
薄く、特にバインダー樹脂の粘度が高い場合にお
いてもスキージ板により材料がひつぱられてめく
れ上ることは殆どない。一方、篩板11について
であるが、場合によつてはこれを省いてもよい。
前記橇部材3,4について説明すると、一方の
橇部材3はフレーム1の前後方向全長にわたつて
延びているが、既設のゴムチツプ層A側に面する
他方の橇部材4はフレーム1の前部から後方へ延
びホツパ5の部分で終端している。この場合、橇
部材4は既設のゴムチツプ層Aとの境界線部分を
シームレスに仕上げるようにするため、それとの
オーバラツプ幅lを考慮してフレーム1の内方寄
り、すなわちホツパ5の側板10によるホツパ開
口側縁の延長線上にほぼ位置するように設けられ
ている(第2図および第3図参照)。
この実施例において、各橇部材3,4は前述の
如く角筒鋼からつくられているが、これはL字型
のアングル鋼であつてもよい。いずれにしても、
このような橇部材3,4が設けられているため、
フレーム1の進行過程において被舗装面の不陸や
凹凸に余り影響されることなくかえつてその細い
下陸を修正しながらゴムチツプを滑らかな平面に
仕上げることができ、また、回転輪の場合と比べ
てその周面にプライマーの樹脂や塵埃がこびりつ
く虞れは殆どない。
スクリード6は、吊下げ用アタツチメント16
を介してフレーム1に取付けられている。このア
タツチメント16は互いに平行な1対の横棧材1
7,17と、これらの間に架設された1対の縦棧
材18,18とからなる。スクリード6は、前後
両端縁を例えば若干上反り状に彎曲形成したプレ
ート部材からなり、その裏面4隅に植設されてい
る4本の支持桿19を介して前記縦棧材18に高
さ調整可能に装着されている。すなわち、各支持
桿19はネジ軸から構成されており、それらに螺
合しているナツト20を回動させることにより、
スクリード6の被舗装面に対する高さが調整さ
れ、かつ、第5図に示す如く後縁から前縁に至る
に従い上向きに傾斜するように設定される。この
場合、スクリード6の前後両縁を上反り状に彎曲
させているが、これは任意である。なお、縦棧材
18とスクリード6との間にはスプリング21が
介装されている。また、スクリード6は、その裏
面において前後1対に配置された垂直枠22,2
2とそれらの間に架設された取付板23とからな
る支持枠構体24を有し、この支持枠構体24に
は加振器25が装着されている。なお、スクリー
ド6はホツパ5の開口部よりも幅広に形成されて
いて、加振器25により惹起される上下振動によ
り、ホツパ5から供給される後板8で厚みTに展
延されたゴムチツプを既設のゴムチツプ層Aとの
境界線部分をも含めて転圧し、所要の厚みtに敷
均らす。この場合、一般にバインダーとしては粘
度の高い樹脂が用いられているため、スクリード
6の表面にゴムチツプが付着し易い。そこで、こ
の発明においては、図面には示されていないがス
クリード6を加熱する加熱手段を設けている。こ
の加熱手段は、例えばスクリード6の裏面に熱風
を吹付けて加熱する加熱バーナもしくは高温のオ
イルを入れたオイルバスなどであつてよく、この
ようにしてスクリード6を加熱することにより、
前記バインダー樹脂の粘度が下がり所謂「鏝すべ
り」がよくなるため、より平滑な敷均し面が得ら
れる。特に、冬期においては樹脂粘度が高くなる
ため、この加熱の効果は大きい。加熱温度として
は、約50℃から樹脂が熱分解をおこさない範囲で
例えば150℃程度までが好ましい。また、前記し
たように他方の橇部材4はフレーム1の内方寄り
に配置され、かつ、ホツパ5の部分で終端してい
ることから、この実施例においては、それを補な
うようにしてフレーム1の後方部分を所定の高さ
に保持する高さ調整桿26が設けられている。こ
の高さ調整桿26は、一方の縦棧材18からスク
リード6に穿設されている透孔28内を貫通して
被舗装面上にまで延びるように取付けられてお
り、その下端部には半球状の摺体27が形成され
ている。もつとも、フレーム1に取付けられてい
る構成部材の重量バランスとの関係において、フ
レーム1の後方部分が被舗装面上の一定高さ位置
に安定して保持されるような場合には上記の如く
高さ調整桿26を設けなくともよい。さらに、ホ
ツパ5とスクリード6との間において、既設のゴ
ムチツプ層A側に面するフレーム1の側枠部の下
方には第1図鎖線で示されているように逆L字型
鋼よりなるハミ出し防止板29が設けられてお
り、これによりホツパ5からの既設のゴムチツプ
層Aとの境界線部分に供給されるゴムチツプがオ
ーバーラツプ幅lをこえて不必要に拡がることを
防止している。
また、この舗装材料敷均し装置は、例えばウイ
ンチ等の牽引装置で牽引される際、フレーム1を
直接的に案内するための案内手段を備えている。
この実施例において、案内手段は、既設のゴムチ
ツプ層Aの境界線に対して所定の間隔をおいて平
行に設置される断面逆T字形のガイドレール31
と、このガイドレール31と協働するようにフレ
ーム1側に取付けられた1対のガイドローラ3
2,32とからなる。この場合、各ガイドローラ
32,32は、支持アーム33を介してガイドレ
ール31をその両側から挾持するように取付けら
れており、フレーム1が若干上下に動いたとして
もガイドレール31から外れないようになつてい
る。第6図および第7図は上記案内手段の変形実
施例を示したもので、第6図によると前記ガイド
ローラ32に代えてガイドレール31を挾持する
ようにして摺動する断面逆U字状のスライダ34
が用いられている。一方、第7図に示された実施
例では、ガイドレール31のフランジ部35を幅
広に形成し、そのフランジ部35上にフレーム1
の下面を所定高さに保持するとともに、その上を
フレーム1が摺動するように形成されたスペーサ
レールと呼ばれる第2のガイドレール36が設け
られている。したがつて、これによれば一方の橇
部材3を省くことができる。
次に、この発明の作用を説明する。まず、ハン
ドル12,12および操作レバー30,30を介
して所望するゴムチツプ層の層厚との関係におい
てホツパ5の後板(スキージ板)8の高さ調整と
シヤツタ板15によるホツパ5の開口度の調整を
行なう。そして、ホツパ15内にウレタン樹脂等
の粘稠なバインダーをまぶしてゴムチツプを堆積
貯蔵し、それぞれの加振器14,25を始動して
上で、図示しないウインチによりワイヤロープ2
を介してフレーム1を図中矢印方向に牽引する。
これにより、フレーム1はガイドレール31とガ
イドローラ32,32とからなる案内手段に沿つ
て直線的に移動し、これに連れてホツパ5内から
篩板11を通して所定量のゴムチツプが被舗装面
上に順次供給される。この場合、ホツパ5の後板
8および篩板11は加振器14により加振されて
いるため、ゴムチツプはホツパ5内においてブリ
ツジ現象を生ずることなくきわめて円滑に供給さ
れるとともに、スキージ板として構成されている
ホツパ5の後板8によつて被舗装面上に展延され
る。しかるのち、後方に位置する加振器25付ス
クリード6により、第5図に示す如く所要厚みに
転圧される。このようにして、被舗装面上に均一
で滑らかなゴムチツプ層が帯状に形成され、これ
を順次隣接させるようにして被舗装面全体にわた
つて施工して行くのであるが、その場合、この装
置によれば既設のゴムチツプ層Aとの境界線部分
をシームレスに仕上げることができる。すなわ
ち、フレーム1の他方の橇部材4は前記したよう
にホツパ5の部分で終端しているため、これを既
設のゴムチツプ層Aとの境界線に沿つて配置する
と、ホツパ5の側板10による開口側縁が丁度そ
の境界線上に位置することになり、ホツパ5から
境界線部分に向けて適量のゴムチツプが供給され
る。そして、このゴムチツプはホツパ5の後板8
によつて展延される際、既設のゴムチツプ層A側
にのるように若干拡がりを見せながら展延され、
しかるのち前記スクリード6によつて転圧され
る。このようにして、互いに隣接するゴムチツプ
層間をシームレスに仕上げることができる。
上記した実施例では、加振器25によつてスク
リード6を上下に振動させてゴムチツプ層を転圧
するようにしているが、この発明においては、以
下に説明する種々のスクリードを用いることがで
きる。第8図ないし第10図に示されているスク
リード6は、いずれもその前縁部に形成された軸
受部40をもち、この軸受部40を介してフレー
ム1の側枠部間に架設されている水平回転支軸4
1に枢着されている。第8図においては、スクリ
ード6の裏面側に加振器25に加えて重り42が
載置されている。このスクリード6によれば、敷
均すゴムチツプに対して加振器25の振動と重り
42の重量とによる相乗的な転圧力を加えること
ができ、より緻密なゴムチツプ層が得られる。第
9図は第8図に関連する変形例を示したもので、
スクリード6には重り42による荷重がかけられ
ており、バインダーの粘度やゴムチツプの敷均し
厚みによつてはこのように重り42だけでゴムチ
ツプ層を平滑に舗装することができる。なお、上
記重り42の重量は施工条件等に応じて種々選択
できるようになつている。また、第10図には所
謂定木摺り式に構成されたスクリードが例示され
ている。すなわち、このスクリード6は、駆動源
であるモータ43の回転運動を直線運動に変換す
る円板クランク機構44に作動的に連結されてい
る。したがつて、このスクリード6は回転支軸4
1をガイドレールとしてフレーム1の進行方向に
対して直向する左右方向において往復的に運動し
ながら、ゴムチツプを平滑に敷均す。もつとも、
このスクリード6に第8図および第9図の如く加
振器や重りを載せてもよいことは勿論である。さ
らに、第11図および第12図を参照すると、剪
断型ローラ式のスクリードが示されている。この
スクリード6は、フレームに対して回転可能に支
持された回転ローラからなり、モータ45による
ローラの回転速度をフレーム1の進行速度よりも
速くすることにより、ゴムチツプ舗装面に剪断力
を作用させてそれを平滑に敷均す。なお、このロ
ーラ式スクリード6の回転軸46は、第13図に
示されているように、フレーム1の側枠部に穿設
されているガイド47内を摺動する軸受部材48
に支持されており、この軸受部材48に連結され
ているハンドル付ネジ軸49を操作することによ
り、ゴムチツプ層の層厚に合せてこのローラ式ス
クリード6の高さが調整できるようになされてい
る。
一方、第14図に示されている実施例において
は、スクリード6によつて敷均されたゴムチツプ
層の表面を軽く叩くように作用するタツピング板
50が設けられている。すなわち、ゴムチツプは
前記したようにスクリード6によつて圧し固めら
れるのであるが、その後縁部から逃れた直後に自
らの弾性によつて若干復元しようとする際、ミク
ロ的に見るとその反動により各チツプの角部が層
表面から突出する現象が生じ、これにより舗装表
面が光沢のないシボ模様を呈することがある。上
記タツピング板50はこれを是正して舗装表面を
最終的にきれいに仕上げるためのもので、上記ス
クリードと同様に舗装材料を既設の舗装材料層A
との境界線部分をも含めて仕上げし得るように長
尺に形成されたプレート部材かなり、このタツピ
ング板50は、フレーム1の後端部に植設されたマ
スト状の懸吊アーム51に張設されたロープ52
を介してソレノイド装置53に連結されている。
したがつて、タツピング板50は、このソレノイ
ド装置53の間欠的な牽引動作により所定高さに
まで懸吊され、かつ、自重によりゴムチツプ層上
に落下し、その時の軽く叩くような押圧作用によ
り角部が突出しているゴムチツプの各々が層表面
に対してフラツトになるように是正される。な
お、この図においては便宜的に一方のソレノイド
装置しか示されていないが、実際にはフレーム1
の両側枠部にそれぞれ設けられている。また、上
記実施例ではフレーム1をウインチ等で牽引する
方法が採用されているが、フレーム1の側方、す
なわち案内手段が設けられている側に履帯もしく
は車輪等の走行手段を取付けてこの装置自体を自
走式にすることもできる。さらに、上記実施例で
はゴムチツプを例にとつてその敷均し操作につい
て説明したが、この装置は、樹脂モルタルなどの
他の舗装材料の敷均し作業にも使用することがで
きる。もつともその場合には、ホツパ開口に上記
篩板11を設けなくてもよい。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の発明によれば、被舗装面上を予定された進路に
沿つて移動するフレーム1にホツパ5、スキージ
板8およびスクリード6とを設けるとともに、ス
クリード6の後方に仕上げ用のタツピング板50
を配置してなり、上記ホツパ5から供給される舗
装材料をスキージ板8にて所定の厚みに展延した
のち上記スクリード6により帯状に順次平行に隣
接させて敷均し、さらにタツピング板50にて仕
上げするようにした舗装材料敷均し装置におい
て、上記フレーム1の下部にその進行方向と平行
に配置される左右1対の橇部材3,4のうち、隣
接する既設の舗装材料層Aとの境界線側に配置さ
れる一方の橇部材4を他方の橇部材3よりも短く
構成し、その後端が上記ホツパ5の開口部付近に
位置するようにするとともに、この一方の橇部材
4を既設の舗装材料層Aとのオーバラツプ幅lを
考慮してフレーム1の内方寄りの位置に配置し、
かつ、スクリード6とタツピング板50の各合を
既設の舗装材料層Aとの境界線部分をも含めて転
圧して仕上げし得るようにホツパ5の開口部より
も幅広く形成したことにより、舗装材料を既設の
舗装材料層との間において継目を生ずることなく
きわめて平滑にしかも光択をもたせて能率的に敷
均すことができる。また、この装置は従来の履帯
走行式のものに比べてその構成が簡単であるため
に比較的運搬が容易であり、例えば屋上運動場を
施工する上で特に好適である等、その効果は顕著
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による舗装材料敷均し装置の
斜視図、第2図はその平面図、第3図は第2図の
−線に沿つた断面図、第4図はこの装置のホ
ツパ部分を示した断面図、第5図は第1図のスク
リード部分を摘示した概略的な断面図、第6図お
よび第7図は案内手段の変形例を示した図面、第
8図ないし第13図は第1図のものとは異なる形
式のスクリードを説明するための図面、第14図
はスクリードの後方にタツピング板が設けられて
いる実施例を示した斜視図である。 図中、1はフレーム、2はワイヤロープ、3,
4は橇部材、5はホツパ、6はスクリード、7は
前板、8は後板(スキージ板)、10は側板、1
1は篩板、14,25は加振器、26は高さ調整
桿、31はガイドレール、32はガイドローラ、
34はスライダ、42は重り、50はタツピング
板である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被舗装面上を予定された進路に沿つて移動す
    るフレームを有し、該フレームに舗装材料を貯溜
    しかつ上記被舗装面に向けて開かれた開口を有す
    るホッパと、該ホッパから上記被舗装面上に供給
    される上記舗装材料を所定の厚みに展延するスキ
    ージ板と、該スキージ板にて展延された舗装材料
    を押圧しながら敷均すスクリードとを設けるとと
    もに、該スクリードの後方に舗装材料の表面を叩
    くようにして仕上げるタツピング板を配置してな
    り、上記舗装材料を帯状に順次平行に隣接させて
    敷均すようにした舗装材料敷均し装置において、 上記フレームの下部には、左右1対の橇部材が
    その進行方向に対して平行に配置されており、隣
    接する既設のフレーム層との境界線側に配置され
    る上記一方の橇部材は、上記ホツパの開口付近に
    て終端するように上記他方の橇部材よりも短かく
    構成されているとともに、上記既設の舗装材料層
    との間に所定幅のオーバーラツプ部が生じるよう
    に上記フレームの内方寄りの位置に配設されてお
    り、上記スクリードと上記タツピング板は、上記
    ホツパから供給される上記舗装材料と上記既設の
    舗装材料層との境界線部分をも含めて転圧しかつ
    仕上げし得るように上記ホツパの開口部よりも幅
    広く形成されていることを特徴とする舗装材料敷
    均し装置。
JP17919281A 1981-11-09 1981-11-09 舖装材料敷均し装置 Granted JPS5880012A (ja)

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JPH0539944Y2 (ja) * 1986-08-25 1993-10-12

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