JPS6125764Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125764Y2 JPS6125764Y2 JP7253480U JP7253480U JPS6125764Y2 JP S6125764 Y2 JPS6125764 Y2 JP S6125764Y2 JP 7253480 U JP7253480 U JP 7253480U JP 7253480 U JP7253480 U JP 7253480U JP S6125764 Y2 JPS6125764 Y2 JP S6125764Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- circuit
- reception focus
- reception
- delay time
- imaging device
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 8
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012285 ultrasound imaging Methods 0.000 description 3
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、超音波撮像装置の改良に関するもの
で、詳しくは、超音波探触子で受信した被検体の
組織境界からの信号に平滑化や境界線強調化など
の処理を施すことを特徴とする超音波撮像装置に
関するものである。
で、詳しくは、超音波探触子で受信した被検体の
組織境界からの信号に平滑化や境界線強調化など
の処理を施すことを特徴とする超音波撮像装置に
関するものである。
従来の超音波撮像装置で、実時間表示による被
検体の断層画像を得る場合において、画像をより
鮮明にし観察しやすくするためには被検体の組織
部を平均化したり組織の境界部分を特に強調した
りする信号処理が行なわれる必要がある。
検体の断層画像を得る場合において、画像をより
鮮明にし観察しやすくするためには被検体の組織
部を平均化したり組織の境界部分を特に強調した
りする信号処理が行なわれる必要がある。
しかし、一走査線上にある信号の上記処理は、
例えば信号を微分するなどの方法によつても比較
的容易に実現することができ得るが、走査方法の
画像処理すなわち複数の走査線上にわたる信号の
処理はスキヤンコンバータなどを使用する必要が
あり、スキヤンコンバータ用のメモリの追加、回
路の複雑化、装置全体としての価格の上昇などを
まねき実現困難であるという問題があつた。
例えば信号を微分するなどの方法によつても比較
的容易に実現することができ得るが、走査方法の
画像処理すなわち複数の走査線上にわたる信号の
処理はスキヤンコンバータなどを使用する必要が
あり、スキヤンコンバータ用のメモリの追加、回
路の複雑化、装置全体としての価格の上昇などを
まねき実現困難であるという問題があつた。
本考案は、このような点に鑑み、スキヤンコン
バータを用いることなく、実時間で走査線の直角
方向の平均化処理や境界線の強調化処理を容易に
行い得る超音波撮像装置を実現しようとするもの
である。
バータを用いることなく、実時間で走査線の直角
方向の平均化処理や境界線の強調化処理を容易に
行い得る超音波撮像装置を実現しようとするもの
である。
以下図面を用いて本考案を詳しく説明する。第
１図は本考案に係る超音波撮像装置の一実施例を
示す構成図で、特に複数個の受信フオーカス回路
と演算回路を具備している点に特徴がある。第１
図において、１は探触子で、第２図に略図的に示
すように複数個の振動子より構成されパルス波の
送受信ができるものである。２は探触子１に対し
パルス波を送受信する送受信回路、３は探触子１
より発射される超音波ビームに指向性を持たせる
ためにパルス発生器４から送出されるパルス信号
に適宜遅延時間を与えて送受信回路２に出力する
送信フオーカス回路、５ａは送受信回路２が受け
た全振動子からの信号に遅延時間を与えて加算す
る受信フオーカス回路、５ｂ及び５ｃは全振動子
からの信号ではなく一部の振動子からの信号に遅
延時間を与えて加算する補助受信フオーカス回
路、６は受信フオーカス回路５ａ，５ｂ及び５ｃ
の出力を適宜に演算し合成する演算回路、７は演
算回路６の出力信号をCRT８に表示させるため
の表示回路、９は装置の各部に必要な制御信号を
供給する制御回路である。
１図は本考案に係る超音波撮像装置の一実施例を
示す構成図で、特に複数個の受信フオーカス回路
と演算回路を具備している点に特徴がある。第１
図において、１は探触子で、第２図に略図的に示
すように複数個の振動子より構成されパルス波の
送受信ができるものである。２は探触子１に対し
パルス波を送受信する送受信回路、３は探触子１
より発射される超音波ビームに指向性を持たせる
ためにパルス発生器４から送出されるパルス信号
に適宜遅延時間を与えて送受信回路２に出力する
送信フオーカス回路、５ａは送受信回路２が受け
た全振動子からの信号に遅延時間を与えて加算す
る受信フオーカス回路、５ｂ及び５ｃは全振動子
からの信号ではなく一部の振動子からの信号に遅
延時間を与えて加算する補助受信フオーカス回
路、６は受信フオーカス回路５ａ，５ｂ及び５ｃ
の出力を適宜に演算し合成する演算回路、７は演
算回路６の出力信号をCRT８に表示させるため
の表示回路、９は装置の各部に必要な制御信号を
供給する制御回路である。
このような構成においては、複数個の振動子の
送受信信号に遅延時間を与えてフエーズドアレイ
の原理により送受信波に焦点を結ばせ指向特性を
向上させている。ここで送信時には第２図イに示
す遅延時間関係でＮ個の全振動子を駆動し、受信
時にはこの振動子の全部及び一部を使用すること
により、異なつた焦点を持つ受信部分を複数個作
ることができる。第３図及び第４図にその様子を
示す。すなわち、１からＮ番目までの全振動子に
は受信フオーカス回路５ａで第２図イに示す遅延
時間を、１からＭ番目までの振動子には補助受信
フオーカス回路５ｂで第２図ロに示す遅延時間
を、（Ｎ−Ｍ＋１）からＮ番目までの振動子には
補助受信フオーカス回路５ｃで第２図ハの遅延時
間を与えたとき、受信だけに着目すればそれぞれ
Ａ，Ｂ，Ｃの３つの焦点位置を持つ受信部分がで
きるが、送信及び受信時に特性の相乗作用により
第３図及び第４図に示すようにそれぞれＡ，B′，
C′（B′，C′はそれぞれAB間、AC間の中点で、Ａ
点からの距離はそれぞれｄである）の位置に指向
性のピークを持つような３つの受信部分を得るこ
とができる。
送受信信号に遅延時間を与えてフエーズドアレイ
の原理により送受信波に焦点を結ばせ指向特性を
向上させている。ここで送信時には第２図イに示
す遅延時間関係でＮ個の全振動子を駆動し、受信
時にはこの振動子の全部及び一部を使用すること
により、異なつた焦点を持つ受信部分を複数個作
ることができる。第３図及び第４図にその様子を
示す。すなわち、１からＮ番目までの全振動子に
は受信フオーカス回路５ａで第２図イに示す遅延
時間を、１からＭ番目までの振動子には補助受信
フオーカス回路５ｂで第２図ロに示す遅延時間
を、（Ｎ−Ｍ＋１）からＮ番目までの振動子には
補助受信フオーカス回路５ｃで第２図ハの遅延時
間を与えたとき、受信だけに着目すればそれぞれ
Ａ，Ｂ，Ｃの３つの焦点位置を持つ受信部分がで
きるが、送信及び受信時に特性の相乗作用により
第３図及び第４図に示すようにそれぞれＡ，B′，
C′（B′，C′はそれぞれAB間、AC間の中点で、Ａ
点からの距離はそれぞれｄである）の位置に指向
性のピークを持つような３つの受信部分を得るこ
とができる。
今、第５図に示すような媒体５１を走査したと
き、受信フオーカス回路５ａ，５ｂ，５ｃで得ら
れる出力ｖa，ｖb，ｖcは走査方向に対して第６
図イ，ロ，ハに示すようになる。これらの信号は
演算回路６に導かれ、ここv1＝ｖa＋ｋ（ｖb＋ｖ
c）あるいはv2＝ｖa−ｋ（ｖb＋ｖc）などの演算
（ただしｋ＞０）を行い、第６図ニ及びホに示す
ような走査線に直角な方向に平滑化された信号v1
又は媒体の境界線の強調された信号v2を得る。こ
の信号v1又はv2は表示回路７を介してCRT８に
表示される。
き、受信フオーカス回路５ａ，５ｂ，５ｃで得ら
れる出力ｖa，ｖb，ｖcは走査方向に対して第６
図イ，ロ，ハに示すようになる。これらの信号は
演算回路６に導かれ、ここv1＝ｖa＋ｋ（ｖb＋ｖ
c）あるいはv2＝ｖa−ｋ（ｖb＋ｖc）などの演算
（ただしｋ＞０）を行い、第６図ニ及びホに示す
ような走査線に直角な方向に平滑化された信号v1
又は媒体の境界線の強調された信号v2を得る。こ
の信号v1又はv2は表示回路７を介してCRT８に
表示される。
このようにして、実時間で走査方向に平滑化処
理した信号あるいは境界線を強調した信号を容易
に得ることができる。
理した信号あるいは境界線を強調した信号を容易
に得ることができる。
なお、実施例では補助受信フオーカス回路を２
個使用した場合を示したが、受信振動子グループ
を増し、これに合わせて３個以上使用して構成し
てもよい。また、演算回路６では必要に応じて他
の演算式による演算を施すこともできる。
個使用した場合を示したが、受信振動子グループ
を増し、これに合わせて３個以上使用して構成し
てもよい。また、演算回路６では必要に応じて他
の演算式による演算を施すこともできる。
以上説明したように本考案の超音波撮像装置に
よれば、複数個の受信フオーカス回路で同時に反
射波を受信し、指向特性の分布のずれた受信部分
からの信号を適宜に演算することにより、走査線
に直角な方向に平均化処理した信号又は被検体の
媒体の境界線を強調した信号を実時間で得ること
ができ、高価なスキヤンコンバータを用いること
なく走査方向の画像処理を容易に行い得るという
特徴がある。
よれば、複数個の受信フオーカス回路で同時に反
射波を受信し、指向特性の分布のずれた受信部分
からの信号を適宜に演算することにより、走査線
に直角な方向に平均化処理した信号又は被検体の
媒体の境界線を強調した信号を実時間で得ること
ができ、高価なスキヤンコンバータを用いること
なく走査方向の画像処理を容易に行い得るという
特徴がある。
第１図は本考案に係る超音波撮像装置の一実施
例を示す構成図、第２図は振動子と送受信時の遅
延時間の関係を示す図、第３図及び第４図は受信
部分と指向特性との関係を説明するための図、第
５図は撮像時の探触子と媒体との略図的配置図、
第６図は各部の波形図である。 １……探触子、２……送受信回路、３……送信
フオーカス回路、５ａ……受信フオーカス回路、
５ｂ，５ｃ……補助受信フオーカス回路、６……
演算回路、７……表示回路、８……CRT。
例を示す構成図、第２図は振動子と送受信時の遅
延時間の関係を示す図、第３図及び第４図は受信
部分と指向特性との関係を説明するための図、第
５図は撮像時の探触子と媒体との略図的配置図、
第６図は各部の波形図である。 １……探触子、２……送受信回路、３……送信
フオーカス回路、５ａ……受信フオーカス回路、
５ｂ，５ｃ……補助受信フオーカス回路、６……
演算回路、７……表示回路、８……CRT。
Claims (1)
- 超音波探触子と、この探触子にパルス波を送信
し被検体からの反射波を受信する送受信回路と、
この送受信回路が受けた信号に遅延時間を与えて
加算する受信フオーカス回路を備え、この受信フ
オーカス回路の出力をCRTに表示するようにし
て被検体の断層像を得る超音波撮像装置におい
て、探触子で受信した信号の一部に遅延時間を与
えて加算する複数個の補助受信フオーカス回路
と、前記受信フオーカス回路及び前記補助受信フ
オーカス回路の各出力を演算し合成する演算回路
を具備し、演算回路の出力を表示することにより
平滑化又は境界線の強調された画像を得ることを
特徴とする超音波撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7253480U JPS6125764Y2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7253480U JPS6125764Y2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56173307U JPS56173307U (ja) | 1981-12-21 |
| JPS6125764Y2 true JPS6125764Y2 (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=29665863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7253480U Expired JPS6125764Y2 (ja) | 1980-05-28 | 1980-05-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6125764Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-28 JP JP7253480U patent/JPS6125764Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56173307U (ja) | 1981-12-21 |
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