JPS61256612A - 液状媒体精製装置 - Google Patents
液状媒体精製装置Info
- Publication number
- JPS61256612A JPS61256612A JP9670385A JP9670385A JPS61256612A JP S61256612 A JPS61256612 A JP S61256612A JP 9670385 A JP9670385 A JP 9670385A JP 9670385 A JP9670385 A JP 9670385A JP S61256612 A JPS61256612 A JP S61256612A
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- Japan
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- liquid
- liquid medium
- phlorocarbon
- conduit
- container
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、液状媒体精製装置に関するものであシ、と
シわけ、蒸発潜熱を利用する電気機器用液状媒体中に混
入している絶縁油等の不純物を除去するだめの液状媒体
精製装置に関するものである。
シわけ、蒸発潜熱を利用する電気機器用液状媒体中に混
入している絶縁油等の不純物を除去するだめの液状媒体
精製装置に関するものである。
従来、変圧器用フロロカーボン液のような液状媒体中の
不純物を除去する方法として、゛蒸留法が良く知られて
いる。この方法は、目的成分と不純物の沸点の差を利用
したもので、両者が共沸混合物を生成しにくい組合せで
あれば比較的容易に分離・精製を行うことができる。こ
の方法では、蒸気発生源側に加熱手段を、蒸気凝縮側に
冷却水のような冷却手段を備えておくことが必要である
。
不純物を除去する方法として、゛蒸留法が良く知られて
いる。この方法は、目的成分と不純物の沸点の差を利用
したもので、両者が共沸混合物を生成しにくい組合せで
あれば比較的容易に分離・精製を行うことができる。こ
の方法では、蒸気発生源側に加熱手段を、蒸気凝縮側に
冷却水のような冷却手段を備えておくことが必要である
。
また、吸着表面積の大きい多孔性物質、いわゆる吸着剤
によって不純物を吸着・除去し、精製する方法もある。
によって不純物を吸着・除去し、精製する方法もある。
あるいは、水と油のように相互溶解が非常に困難である
組合せの場合には、比重差を利用して分離φ精製するこ
ともできる。
組合せの場合には、比重差を利用して分離φ精製するこ
ともできる。
〔発明が解決しようとする問題点3
以上のような従来の液状媒体精製装置では、蒸留方法に
あっては、加熱源と冷却水等による冷却源をともに備え
なければなら々い点、さらには冷却側凝縮部ではその一
端を大気に解放しなければならないため空気成分等が必
ず溶解しているので、圧力差を発生するようにこれを除
去しなければならず、精製物質蒸気の一部が大気中に逃
げ、失われてしまうという問題点があった。一方、吸着
剤を用いる方法では、吸着剤自体に目的成分も吸着され
るためその効果は大きく低下してしまうという問題点か
あシ、かつ、液状媒体が電気機器用の70ロカーボン液
(たとえばFC−りよ)の場合、その中の絶縁油を除去
する適切な吸着剤は存在しない。
あっては、加熱源と冷却水等による冷却源をともに備え
なければなら々い点、さらには冷却側凝縮部ではその一
端を大気に解放しなければならないため空気成分等が必
ず溶解しているので、圧力差を発生するようにこれを除
去しなければならず、精製物質蒸気の一部が大気中に逃
げ、失われてしまうという問題点があった。一方、吸着
剤を用いる方法では、吸着剤自体に目的成分も吸着され
るためその効果は大きく低下してしまうという問題点か
あシ、かつ、液状媒体が電気機器用の70ロカーボン液
(たとえばFC−りよ)の場合、その中の絶縁油を除去
する適切な吸着剤は存在しない。
また、クロロカーボン液は高温になると容器壁に付着し
ている絶縁油、あるいは樹脂絶縁物中の未硬化分を溶解
しゃすく々る。このため、フロロカーボン液を長期にわ
たって使用する場合には、途中でその状態を知るととも
に場合によってはこれら混入不純物を除去することが必
要となる。
ている絶縁油、あるいは樹脂絶縁物中の未硬化分を溶解
しゃすく々る。このため、フロロカーボン液を長期にわ
たって使用する場合には、途中でその状態を知るととも
に場合によってはこれら混入不純物を除去することが必
要となる。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、実質的に加熱源のみを用いて蒸留を行わしめるよう
にしたもので、よシ簡便な゛液状媒体精製装置を得るこ
とを目的とする。
で、実質的に加熱源のみを用いて蒸留を行わしめるよう
にしたもので、よシ簡便な゛液状媒体精製装置を得るこ
とを目的とする。
この発明に係る精製装置は、液状媒体を収納する容器内
に、下端が容器底部近傍に、上端が液状媒体の液面以上
に位置する導管を配置し、導管の上部には液状媒体の液
面下に位置する加熱手段を備えている。
に、下端が容器底部近傍に、上端が液状媒体の液面以上
に位置する導管を配置し、導管の上部には液状媒体の液
面下に位置する加熱手段を備えている。
この発明においては、液状媒体の一部に設けられた加熱
手段によって液状媒体が気化し、この気化蒸気は容器壁
で大気中に凝縮熱を逃がし、不純物を含まない液状媒体
となる。一方、加熱手段には不純物が集積するはかシで
なく、溶解度を越えるとこれが液状媒体の液面上に分離
析出する。このようにして、集積した、不純物を多量に
含む液状媒体を加熱手段とともに除去する。
手段によって液状媒体が気化し、この気化蒸気は容器壁
で大気中に凝縮熱を逃がし、不純物を含まない液状媒体
となる。一方、加熱手段には不純物が集積するはかシで
なく、溶解度を越えるとこれが液状媒体の液面上に分離
析出する。このようにして、集積した、不純物を多量に
含む液状媒体を加熱手段とともに除去する。
第1図、第2図はこの発明゛の一実施例を示すもので、
第1図において、(1)は密封容器、(コ)はコ号鉱油
を含む70ロカーボン液、(3)は導管、(llt)
、 (s/’)は開口、(lIコ)、(!コ)はこの開
口を閉止しておくためのメクラ蓋、(33)は開閉弁で
ある。
第1図において、(1)は密封容器、(コ)はコ号鉱油
を含む70ロカーボン液、(3)は導管、(llt)
、 (s/’)は開口、(lIコ)、(!コ)はこの開
口を閉止しておくためのメクラ蓋、(33)は開閉弁で
ある。
導管(3)は、第2図に示すもので、(3//)は熱伝
導性の悪い部材で作られた大径の導管上部、(3/λ)
紘導管下部、(3/3)はフロート、(,7/弘)は小
孔、(3ir)はフロートストッパー、(3コ)はヒー
タ、(33)はフィルタ、(31I/)は吊シ下げ具、
(3IIコ)は吊)下は具(31Il)と導管(3)と
の結合部である。。
導性の悪い部材で作られた大径の導管上部、(3/λ)
紘導管下部、(3/3)はフロート、(,7/弘)は小
孔、(3ir)はフロートストッパー、(3コ)はヒー
タ、(33)はフィルタ、(31I/)は吊シ下げ具、
(3IIコ)は吊)下は具(31Il)と導管(3)と
の結合部である。。
以上の構成によシ、密封容器(1)に液状媒体であるフ
ロロカーボン液(コ)が入れられ、導管(3)が70ロ
カーボン液(コ)中に吊下げられると、ヒータ(電力線
は省略)(3コ)に通電する。このときヒータ(3コ)
の位置は液面以下になるようにしておく。ヒータ(3コ
)によって沸点以上に加熱されたフロロカーボン液(コ
)は気化し、容器内面あるいは別の70口カーボン液面
で凝縮熱を放出し、・液化する一方、液面を一定にすべ
く底部の70ロカーボン液を押すため、自動的にヒータ
(3コ)の部位へ精製されない容器底部の70ロカーボ
ン液(2)が供給される。このようにして、ヒータ(3
2)■ の部位はフロロカーボン液(,2)中のλ号鉱油成分が
集積する。そうして溶解量を越えたコ号鉱油成分はフロ
ロカーボン液面上に分離・析出する。このような状態に
達したら導管(3)を引き上げる。
ロロカーボン液(コ)が入れられ、導管(3)が70ロ
カーボン液(コ)中に吊下げられると、ヒータ(電力線
は省略)(3コ)に通電する。このときヒータ(3コ)
の位置は液面以下になるようにしておく。ヒータ(3コ
)によって沸点以上に加熱されたフロロカーボン液(コ
)は気化し、容器内面あるいは別の70口カーボン液面
で凝縮熱を放出し、・液化する一方、液面を一定にすべ
く底部の70ロカーボン液を押すため、自動的にヒータ
(3コ)の部位へ精製されない容器底部の70ロカーボ
ン液(2)が供給される。このようにして、ヒータ(3
2)■ の部位はフロロカーボン液(,2)中のλ号鉱油成分が
集積する。そうして溶解量を越えたコ号鉱油成分はフロ
ロカーボン液面上に分離・析出する。このような状態に
達したら導管(3)を引き上げる。
このとき、フロー) (3/3)は内部液体の重力で導
管(3)の底部へ押しつけられて小孔(3/lI)を閉
じるので2号鉱油成分のほとんどをとシ出すことができ
、フロロカーボン液は高純度に精製される。
管(3)の底部へ押しつけられて小孔(3/lI)を閉
じるので2号鉱油成分のほとんどをとシ出すことができ
、フロロカーボン液は高純度に精製される。
以上の作用上、ヒータ(32)が大出力で密封容器(1
)が小さい場合には困難とガるが、ヒータ出力と70ロ
カーボン液量もしくは密封容器の関係を適切に選ぶこと
によシ容易に実現することができる。
)が小さい場合には困難とガるが、ヒータ出力と70ロ
カーボン液量もしくは密封容器の関係を適切に選ぶこと
によシ容易に実現することができる。
なお、上記の実施例ではフロロカーボン液中に2号鉱油
が含まれている場合について説明したが、他の液状媒体
、たとえばCユC1jF、 (R−//、7 )中にコ
号鉱油、あるいは塩化ビニール樹脂等に含まれる高沸点
物質のエステル類を除去する際にも適用できる。すなわ
ち、大気(場合によっては屋外・日陰)で冷却可能であ
る対象に対してはいずれの液状媒体の場合にも適用でき
る。
が含まれている場合について説明したが、他の液状媒体
、たとえばCユC1jF、 (R−//、7 )中にコ
号鉱油、あるいは塩化ビニール樹脂等に含まれる高沸点
物質のエステル類を除去する際にも適用できる。すなわ
ち、大気(場合によっては屋外・日陰)で冷却可能であ
る対象に対してはいずれの液状媒体の場合にも適用でき
る。
な
この発明は、以上の説明から明らかのように、密封容器
に導管を収納し、加熱手段で精製を行うようにしたので
、媒体の損失も減少する簡便な装置を得られる効果があ
る。
に導管を収納し、加熱手段で精製を行うようにしたので
、媒体の損失も減少する簡便な装置を得られる効果があ
る。
第1図はこの発明の一実施例の概略正断面図、第2図は
導管部の拡大正断面図である。 (1)・・密封容器、 (S) ・・フロロカーボ
ン液(液状媒体)、(3)・・導管、(32)・・ヒー
タ(加熱手段)。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 姑1図 3:導管
導管部の拡大正断面図である。 (1)・・密封容器、 (S) ・・フロロカーボ
ン液(液状媒体)、(3)・・導管、(32)・・ヒー
タ(加熱手段)。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 姑1図 3:導管
Claims (5)
- (1)液状媒体を収納した密封容器と、下端が前記密封
容器の底部近傍に上端が前記液状媒体の液面以上に位置
して前記密封容器内に収納された導管と、前記導管の上
部で前記液状媒体の液面下に配置された加熱手段とを備
えてなる液状媒体精製装置。 - (2)導管の一部に設けられたフィルタを備えた特許請
求の範囲第1項記載の液状媒体精製装置。 - (3)導管の下部にフロートを有する弁機構を備えた特
許請求の範囲第1項記載の液状媒体精製装置。 - (4)導管の上部が熱伝導率の低い部材で作られている
特許請求の範囲第1項記載の液状媒体精製装置。 - (5)液状媒体が変圧器用フロロカーボン液である特許
請求の範囲第1項記載の液状媒体精製装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9670385A JPS61256612A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 液状媒体精製装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9670385A JPS61256612A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 液状媒体精製装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61256612A true JPS61256612A (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=14172118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9670385A Pending JPS61256612A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 液状媒体精製装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61256612A (ja) |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP9670385A patent/JPS61256612A/ja active Pending
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