JPS61256005A

JPS61256005A - シリンダ

Info

Publication number: JPS61256005A
Application number: JP9928685A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Osawa; 大沢　重男; Hirosuke Ikeda; 池田　裕助; Shunji Koyama; 俊二小山; Yasuo Matsubara; 松原　保夫
Original assignee: KOGANEI SEISAKUSHO KK; Koganei Corp
Current assignee: KOGANEI SEISAKUSHO KK; Koganei Corp
Priority date: 1985-05-10
Filing date: 1985-05-10
Publication date: 1986-11-13
Also published as: JPH0461204B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は流体圧シリンダ、特に、そのシリンダチューブ
の外形が多角形を有するシリンダに関するものである。

〔背景技術〕

一般に、各種取付対象物への取り付けを容易かつ安定に
すること等を目的として正方形または長方形の外形を有
するシリンダが提案されている。

また、シリンダのシリンダチューブ内におけるピストン
の位置を外部から検出するために、ピストンに設けた磁
石からの磁力に感応してＯＮ、ＯＦＦ作動する磁気感応
式のセンサスインチをピストン位置検出装置としてシリ
ンダチューブの外周面に設けることが提案されている。

そして、通常のピストン位置検出装置の取付構造は、四
角形のシリンダチューブの１つのコーナ一部分のみに専
用の取付溝を形成し、この取付溝の軸方向に２つのセン
サスイッチを取り付ける構造となっている。

ところが、シリンダの取付対象物は必要に応じて千差万
別であり、その流体配管の向き等によっては特定の取付
方向にしか取り付けられない場合がある。こめような場
合、前記の如くシリンダの１つのコーナ一部分にしか取
付溝が設けられていない構造では、取り付けが不能であ
り、他のコーナ一部分に取付溝を形成したシリンダチュ
ーブを別に用意しておかなければならない等の不便があ
る。

また、シリンダの外周には、ピストン位置検出装置の他
に、ブラケット、流体用ボート、配管継手、速度制御弁
等の複数の補助機器を多目的に取り付けることが望まれ
る場合がある。しかし、前記のように１つしか取付溝を
有していない構造では、このような複数の補助機器類を
目的に応じて取り付けることができないという不具合が
ある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、所望に応じて複数の補助機器類を多目
的に取り付けることのできるシリンダを提供することに
ある。　　　“ 本発明の他の目的は、複数の補助機ｄ頬の取り付けのた
めに互換的に共用可能なを付溝を有するシリンダを提供
することにある。

本発明のさらに他の目的は、取り付は対象物によって、
いずれかの取付溝を利用して取り付けることのできるシ
リンダを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、多角形の外形よりなるシリンダチューブにお
ける複数辺の外周面に多目的の取付溝を形成したことに
より、これらの取付溝に複数個の補助機器類を目的に応
じて取り付けることができ、また取付対象物の構造によ
り特定方向でしか取り付けを行うことのできない場合で
も、いずれかの取付溝を利用して補助機器類の取り付け
を共通のシリンダチューブで任意に行うことが可能なシ
リンダを得ることができるものである。

（実施例１〕第１図は本発明の一実施例であるシリンダの正面図、第
２図はその左側面図である。

本実施例１におけるシリンダはエアシリンダであり、全
体として略正方形の外形を有するシリンダチューブ１を
備えてなる構造である。

このシリンダチューブ１の四角形の各辺における外周面
の各中央部には軸方向への取付溝２が形成されている０
本実施例の４個の取付溝２はすべて同一の略Ｔ形の形状
を有している。

前記４個の取付溝２のうち、第１図の下側に位置する取
付溝は取付対象物（図示せず）への取り付けに用いられ
ている。他の３個の取付溝２のうち、第１図の上側の取
付溝には、シリンダチューブ１の軸心に設けたピストン
ロッド３に取り付けられたピストン（図示せず）の位置
を検出するためのセンサスイッチ４が取付ねじ５および
ブラケット６を利用して取り付けられている。

一方、第１図の左側におけるシリンダチューブ１の側面
には、該シリンダチューブ１内のピストンで隔成された
空気室に空気圧を供給するためのポート駒７が０リング
７ａを介して取付ねじ８により軸方向両側に２個取り付
けられている。ポート駒７にはそれぞれ給排気用のポー
ト９が設けられている。

さらに、シリンダチューブｌの第１図で見て右側面には
、たとえばターミナル１０が取り付けられている。

このように、本実施例１では、４個の取付溝２のうち、
取付対象物への取り付けのために用いられるもの以外の
３個の取付溝２にはそれぞれ補助機器類であるセンサス
イッチ４．ポート駒７およびターミナル１０が取り付け
られている。これらの補助機器類は互いに異なる目的１
機能を有するもので、本実施例１のシリンダ１は複数個
の取付溝２を利用して各種補助機器類の取り付けを多目
的に行うことができるものである。

しかも、本実施例１では、取付溝２どうしが全部同一形
状であることにより、所望に応じて相互に取付位置を交
換するよう互換的に共用可能である。勿論、取り付は方
向によって特定位置に特定の補助機器を取り付ける必要
のある場合等には、各補助機器を本実施例１とは異なる
位置の取付溝２に取り付けることもできる。

さらに、前記したもの以外の補助機器類を取付溝２に取
り付けることも任意に可能である。

なお、取付溝２がシリンダチューブ１の多角形の各辺に
おける中央部に設けられていることにより、ピストンに
設けられる磁石（図示せず）とセンサスイッチ４の磁気
感応部材との間の距離が最短距離となるので、センサス
イッチ４の応答性が向上する。

〔実施例２〕第３図は本発明の他の実施例によるシリンダの正面図で
ある。

本実施例２では、四角形のシリンダチューブ１の四辺の
うち三辺の中央部に実施例１と同じく略Ｔ形の取付溝２
が形成され、残りの一辺には給排気用の配管のための継
手（図示せず）を螺入するボート１１が半径方向に形成
されている。

したがって、本実施例２においても、３個の取付溝２を
所望に応じて多目的にかつ互換的に使用することができ
る。

〔実施例３〕第４図は本発明のさらに他の実施例であるシリンダの正
面図である。

本実施例３は、取付溝２が略Ｖ溝形状である点を除いて
は前記実施例１と同様であり、４個の取付溝２を各種補
助機器類の取り付けのために多目的にかつ互換的に使用
することができる。

〔実施例４〕第５図は本発明によるシリンダのさらに他の実施例を示
す正面図である。

本実施例４では、前記実施例１におけるシリンダチュー
ブ１の３面に取り付けられる３つの補助機器４．７．１
０の他に、残りの１面すなわち取付対象物１２への取付
面の取付溝２を利用して該取付対象物１２にシリンダチ
ューブ１を取り付けた状態を示している。

すなわち、取付対象物１２への取付面に設けられた取付
溝２内には略Ｔ形の取付具１３が挿入され、この取付具
１３には取付ブラケット１４がねじ１５で固定されてい
る。

一方、取付ブラケット１４の両端はそれぞれねじ１６．
１７によって取付対象物１２に固定されている。

したがって、本実施例４においては、シリンダチューブ
１の四角形の各辺における合計４つの面がすべて異なる
補助機器のために全面利用されており、所期の目的を達
成できるものである。

〔実施例５〕第６図は本発明のシリンダの他の１つの実施例を示す正
面図である。

この実施例５においては、シリンダチューブ１を取付対
象物１２に取り付けるため２つの取付溝２と２つの取付
ブラケット１８．１９を用いた構造である。

すなわち、第６図で見て左側の取付溝２には、略り字形
の取付ブラケット１８の一端のコ字状屈曲部１８ａが係
止され、他端はねじ２０により取付対象物１２に固定さ
れている。

一方、第６図の右側の取付溝２には、同じく略り字形の
取付ブラケット１９の一端のコ字状屈曲部１９ａが係止
され、他端はねじ２１により取付対象物１２に固定され
ている。

なお、この場合にも、残りの取付溝２にはセンサスイッ
チ４．ボート駒７．ターミナル１０の他、継手、パルプ
等を取り付けたり、配線を通すこと等が可能である。

〔実施例６〕第７図は本発明のさらに他の実施例を示す側面図である
。

この実施例６では、シリンダチューブ１の相隣合う２面
の取付溝２を利用して各取付溝２にそれぞれピストン（
図示せず）の左または右ストローク位置の各々を検出す
るためのセンサスイッチ４が合計２個、軸方向に取付位
置を所定量だけずらして別々に設けられている。

また、本実施例６においては、各センサスイッチ４への
配線４ａが取付溝２内に敷設され、シリンダチューブ１
の端面から突出している。

したがって、本実施例６では、２個のセンサスイッチ４
の取付ピッチを短縮できると共に、取付溝２を配線スペ
ースとして利用することにより、配線４ａがシリンダチ
ューブ１の側面から突出しないので、極めてすっきりし
た外観が得られ、スペース効率も良くなる。

〔実施例７〕第８図は本発明のさらに他の実施例によるシリンダの正
面図である。

本実施例７は前記実施例５　（第６図）におけるシリン
ダチューブ１を２本並置して互いに連結した構造である
。

このように２つのシリンダチューブｌを互いに連結する
ため、本実施例７では略Ｈ形の連結具２２が両シリンダ
チューブ１の相互に対向する取付溝２の中に軸方向から
挿入されている。

したがって、２本のシリンダチューブｌは取付溝２と連
結具２２で容易かつ確実に連結でき、複数本のシ・リン
グを並べて使用したい場合に極めて便利である。

なお、シリンダチューブｌの相互連結の本数は３本以上
であってもよく、また連結具２２の軸方向へのずれを防
止するために“フランジ（図示せず）を端部に付設する
かあるいはねじ止めすること等も可能である。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
他の様々な変形が可能である。

たとえば、シリンダチューブの外形は二角形または五角
形以上の多角形であってもよく、また正方形以外に長方
形であってもよい。

さらに、取付溝の形状も他の様々な形状にすることがで
きる。

また、取付溝に取り付けられる補助機器も、前記したセ
ンサスインチ、ポート駒、ターミナル。

取付ブラケット配線、取付具、連結具の他に、継手、バ
ルブ等であってもよい。

〔効果〕

（１）、多角形の外形よりなるシリンダチューブを有す
るシリンダであって、シリンダチューブの多角形の複数
辺の外周面に多目的の取付溝を設けたことにより、これ
らの複数の取付溝を多目的に利用して各種補助機器類を
必要に応じて自由に取り付けることができる。

（２）、前記（１１により、取付対象物によって特定方
向でしか取り付けできない場合でも、いずれかの取付溝
を利用して取り付けを行うことができる。

（３）、取付溝が互いにほぼ同じ形状１寸法であること
により、所望に応じて任意の取付溝への互換的取り付け
が可能であり、１つのシリンダチューブを汎用的に共用
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるシリンダの正面図、第
２図はその左側面図、第３図は本発明の他の実施例によ
るシリンダの正面図、第４図は本発明のさらに他の実施
例であるシリンダの正面図、第５図は本発明によるシリ
ンダのさらに他の実施例を示す正面図、第６図は本発明
のシリンダの他の１つの実施例を示す正面図、第７図は
本発明のさらに他の実施例を示す側面図、第８図は本発
明のさらに他の実施例によるシリンダの正面図である。１・・・シリンダチューブ、２・・・取付溝、３・・・ピストンロンド、４・・・センサスインチ、４ａ・・配線、　　　　５・・・取付ねじ、６・・・ブ
ラケット、　　７・・・ポート駒、７ａ・・０リング、
　　　８・・・取付ねじ、９・・・ボート、　　　１０
・・・ターミナル、１１・・・ボート、　　　１２・・
・取付対象物、１３・・・取付具、１４・・・取付ブラケット、１５．１６．１７・・・ねじ、１８．１９・・・取付ブラケット、１８ａ、１９ａ・・・コ字状屈曲部、２０．２１・・・ねじ、２２・・・連結具。特許出願人　　株式会社　小金井製作所代理人　弁理士
　　筒　井　大　和ｉ１１図第３図第４図＠５図第６図８Ｉ７図ム第８図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、多角形の外形よりなるシリンダチューブを有す
るシリンダであって、シリンダチューブの多角形の複数
辺の外周面に多目的の取付溝を設けたことを特徴とする
シリンダ。
（２）、シリンダチューブが四角形であり、この四角形
の少なくとも三辺以上の外周面に軸方向の取付溝が設け
られていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のシリンダ。
（３）、複数個の取付溝が互いに同一の形状であること
を特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載の
シリンダ。