JPS59151605A - プツシユプルケ−ブル作動用シリンダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可撓性を有する衿数本のブツシュプルケーブ
ルを同時に押動及び牽引動するためのプツシーブルク′
−プル作動用シリンダ装置に関する。

設置場所の異なる複数のワークを、それと同数のシリン
ダを用いて個別にではあるが同時に往復動するには、そ
の複数台のシリンダを１個所に設値して各シリンダのピ
ストンロッドとワークとをプッシュプルケーブルを介し
連結し、複数台のシリンダを一斉に作動させてそのピス
トンミツド−によってプッシュプルケーブルを°押動及
び牽引動することにより、ワークを遠隔操作することが
行われている。

本発明は、このような場合に、枚数台のシリンダの設置
スペースを小さくできるとともに、これらを配管数少な
く能率的に同時に作動させることができ、かつその使用
設置台数を簡単に増減できるに加え、各シリンダの作動
速度を簡単にＤｉ　Ｊｔ、　’Ｔ−きるようにしたもの
である。

すなわち、本発明シリンダ装いハ、ピストンロッドにそ
れぞれプッシュプルケーブルを連結した複数台のシリン
ダを並列配置し、これら複数台のシリンダのボートとマ
ニホールドの通路とを分岐管を介して個別に連結すると
ともに、各分岐管に可変絞り弁を内蔵してなることを特
徴とするものである。

以下には本発明を図示の実施例について詳細に説明する
。

第１図に示すように、本シリンダ装置は、複数台のシリ
ンダＡ・・・・を、互いの側ｍｌを接しさせて平行に並
列配置し、その並列配置したシリンダＡ・・・・上Ｋｉ
長負角棒状１対のマニホールドＢ。

Ｂを載置して、これらに各シリンダＡを個別に連結する
ことにより構成されている。

各シリンダＡは、第２図に示すように基本的には従来の
クッション型エアーシリンダと同じ栴造で、シリンダチ
ューブ１の両端開口をヘッドカバー２とロッドカバー３
とで貼じるとともに、ピストン４とピストンロット５と
を、ピストン４０両側のクッションカラー６，７によっ
て連結し、さらにヘッドカバー２とロッドカバー、３の
内側面にクッシ目ン凹部８，９を、また上面にボート１
０，１１を設けている。クッションカラー６．７による
ピストン４とピストンロッド５との連結は、ピストンロ
ッド５の内端部に先−ずクッションカラー７、次いでピ
ストン４を嵌合したのち、ピストンロッド５の内端外周
部の雄ねじにクッションカラー６の雌ねじを螺合させて
緊締することにより行われている０ヘツトカバー２及び
ロッドカバー３の上下面は水平ｍ１、軸線方向と直交す
る方向の両ｔＩｔｌｊ　１ｌｌｎ　Ｉ／′ｉ垂直面にな
っている。

ピストンロット−５には、その内外両端を貫通する貫通
孔１２が軸線に泊って設けられ、またクッションカシ−
６にもこれｒＣ連続する貫通孔１３が設けられ、さらに
ヘッドカバー２にもその軸線に沿って貫通孔１４が設け
られている。

ヘッドカバー２の貫通孔１４の内端にガイドパイプ１５
が突設されている。

このガイドパイプ１５は、クッションカラー６の貫通孔
１３を貫通してピストンロッド５の貫通孔１２中に突入
しており０、クッションカラー６及びピストンロッド５
はこのガイドパイプ１５に摺動案内せられるようになっ
てφる。

シリンダチューブ１内とピストンロッド５の貫通孔１２
内とは、クッションカラー６の貫通孔１３の内側に設け
たパツキン１６がガイドパイプ１５の外周面に圧接して
いることにより、気密に遮断されている。

ガイドパイプ１５が上記のように貫通孔１２中に突入し
ていることにより、この貫通孔１２とヘッドカバー２の
貫通孔１４とは、ガイドパイプ１５を通じて同一軸線上
に連続しているもので、このように連続した貫通孔に、
可撓性を有するプッシュプルケーブル１７の一端部１８
を貫通はせ、その貫通した先端を次のようにピストンロ
ッド５の外端に着脱可能に固定しである。

すなわち、プッシュプルケーブル１７の先端部を貫通孔
１２の外端に螺着されている袋ナツト１９に嵌合させる
とともに、該ケーブル１７の先端に突出形成されている
ねじ突部２０を袋ナツト１’ＨＤ孔より外方へ突出させ
、その突出したねじ突部２０にナツト２１を螺合させて
その抜脱を阻止しである。

プッシュプルケーブル１７ｆｉ、被覆チューブ２２によ
って被覆されていてこのなかを摺動するものであるが、
その一端部１８と他端部２３とは被検チューブ２２より
突出している０被板チユーブ２２の一端には円筒形の口
金２４か固着され、この口金２４Ｈ次のようにヘッドカ
バー２に着脱可能に固定されている。

すなわち、口金２４の一側部をヘッドカバー２の貫通孔
１４に嵌入し、口金２４の鍔部２５を複数のねじ２６に
よってヘッドカバー２の外側面に固定しである。

口金２４をこのようにヘッドカバー２に固定することに
より、上記ガイドパイプ１５もヘッドカバー２に固定さ
れている。

すな、わち、ガイドパイプ１５はその基端部に鍔部２７
を形成していて、口金２４を上記のように１１通孔１４
に嵌入すると、その一端によって釣部２７かパツキン２
８を介し内方へ押圧され、口金２４と貫通孔１４の内端
の段部によって挾持される。

このようにガイドパイプ１５を固定している貫通孔１４
の内端には、シリンダチューブｌ内を外部と気密に遮断
すべくパツキン２９が取り付けられている。

しかして、第２図の状態でボート１ｏより例えは圧縮空
気を送入してピストンロッド５を突出摺動させると、プ
ッシュプルケーブル１７の一端部１８は、ガイドパイプ
１５に案内されながらピストンロッド５と一体に直線移
動するもので、これによりプッシュプルケーブル１７の
全長が牽引動せられ、その他端部２３が矢印ａ方向に移
動する。

他方ボート１１より圧縮空気を送入してピストンロッド
５を引き込み摺動式せると、プツシ−プルケーブル１７
の一端部１８は、上記と同様にカイトバイブ１５に案内
されながらピストンロッド５と一体に直線移動するもの
で、これによりプッシュプルケーブル１７の全長が押動
せられ、その他端部２３が矢印す方向に移動する。

このようにプッシュプルケーブルし１７の一端５ｘｓｈ
、ピストンロッド５の貫通孔１２中に位徴したままガイ
ドパイプ１５によって案内されつつピストンロッド５と
一体に直線移動するので、ブツシュフルケーブル１７の
先端とピストンロッド５の外端との接続部、及び口金２
１に無理な力が加わることかなく、またプッシュプルケ
ーブル１７の一端部１８の長さ分たけ設置スペースを少
なくできる。

プッシュプルケーブル１７を交換するｙｃは、ナツト２
１及びねじ２６を外して一端部１８を貫通孔１２より引
き抜けはよく、簡単である。

各マニホールドＢは、その両端面に開口する通路３０を
設けている。

この通路３０と各シリンダ゛Ａのボート１０あるいは１
１け、第２，３図に示すように通路３゜を上下に直交貫
通する短い分岐管３１によって個別に連結されている。

すなわち、マニホールドＢには、その通路３゜を上下に
直交貫通する複数の管挿着孔３２が一定の間隔をおいて
穿設されており、その管挿着孔３２にそれぞれ分岐管３
１を上側よシ挿通させ、その分岐管３１の外周面下端部
に形成した雄ねじ３３をボート１ｏあるいは１１の雌ね
じに螺合しである。分岐管３１には横孔３４．３４を穿
設してあり、各シリンダＡのクッション凹部８あるいは
９は分岐管３１を通じて通路３゜と連通している。

各分岐管３１には可変絞り弁が内蔵されている。

すなわち、分岐管３１中にニードル弁体３５を挿通して
、その上端の雄ねじ部３６を分岐管３１の上端面のねじ
穴３７に螺入しである。

そして、その雄ねじ部３６にナツト３８を螺合してニー
ドル弁体３５をロックしてあり、またこのようにナツト
３８を螺合してこれにてマニホールドＢの上面を押さえ
ることにより、マニホールドＢは、並列配置されている
シリンダＡ・・・・のヘッドカバー２・・・・の上面上
あるいはロッドカバー３・・・・の上面上に水平に固定
されている。

各シリンダＡのヘッドカバー２及びロッドカバー３には
、それぞれ逆止弁が内蔵されている。

すなわち、第３図に示すように、ヘッドカバー２及びロ
ッドカバー３には、それぞれマニホールドＢの分岐孔３
９に連通する連通孔４０が穿設されておシ、この連通孔
４０内に、円筒形の弁座４１、ボール弁体４２及びこの
ボール弁体４２を付勢するスプリング４３を配置してあ
り、通路３０よりクッション四部８あるいは９への圧縮
空気の流通は許容されるが、その逆は阻止されるように
なっている。

しかして、１対のマニホールドＢ、Ｈの通路３０．３０
を切換弁を介して圧縮空気供給源に接続し、それへの圧
縮空気の給排関係を交互に切り換えれば、シリンダＡ・
・・・を−斉に作動させることができるもので、シリン
ダＡ・・・・を全体としてコンパクトにまとめることが
できるとともに、それを配管数少なく能率的に作動させ
ることができ、またニードル弁体３５によって各シリン
ダＡの作＆ＩＩ速度を個別に調整することができる。

上記のように並列配置してマニホールドＢ。

Ｂに連結きれているシリンダＡ・・・・のうちの不用に
なったものを取り除くには、ナツト３８及びニードル弁
体３５を外したのち分岐管３１をボート１０あるいは１
１より抜き取れに１目的のシリンダだけを簡単に取り外
すことができ、また新たにシリンダを増設するにも簡単
である。

以上詳述したところから明らかなとおり、本発明によれ
ば、ピストンロッドにそれぞれプツシ−プルケーブルを
連結した複数台のシリンダを、全体としてコンパクトに
１とめることができるとともに、それを配管数少なく能
率的に同時作動させることができ、かつその使用設置台
数を簡単に増減できるに加え、各シリンダの作動速度を
簡単にｖ＠暫することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は全体の平面図
、第２図は第１ＦＡのｉ　　１ｍ断面図、第３図°は各
シリンダとマニホールドとの連結部分の拡大断面図であ
る。 ５・・・ピストンロッド、　　１７・・・プッシュプル
ケーブル、　Ａ・・・シリンダ、　　１０．１１・・・
ボート、・Ｂ・・・マニホールド、　　３０・・・通路
、３１・・・分岐管、　３５・・・可変絞り弁を構成す
るニードル弁体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ピストンロッドにそれぞれプッシュプルケーブルを
   連結した複数台のシリンダを並列配置し、これら複数台
   のシリンダのボートとマニホールドの通路とを分岐管を
   介して個別に連結するとともに、各分岐管に可変絞り弁
   を内蔵してなることを特徴とするプッシュプルケーブル
   作動用シリンダ装置。