JPS61255957A - 強化ポリエステル組成物 - Google Patents
強化ポリエステル組成物Info
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- JPS61255957A JPS61255957A JP9802885A JP9802885A JPS61255957A JP S61255957 A JPS61255957 A JP S61255957A JP 9802885 A JP9802885 A JP 9802885A JP 9802885 A JP9802885 A JP 9802885A JP S61255957 A JPS61255957 A JP S61255957A
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- polyester
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、種々の性能に優れた成形用強化ポリエステル
組成物に関する。さらに詳細には、引張強度、曲げ強度
、アイゾツト衝撃強度、耐摩耗強度などの機械的特性、
熱変形温度などの耐熱特性および溶融状態の組成物の流
動性、成形時の熱収縮性、成形物の表面状態などの成形
特性に優れたポリエステル組成物に関する。
組成物に関する。さらに詳細には、引張強度、曲げ強度
、アイゾツト衝撃強度、耐摩耗強度などの機械的特性、
熱変形温度などの耐熱特性および溶融状態の組成物の流
動性、成形時の熱収縮性、成形物の表面状態などの成形
特性に優れたポリエステル組成物に関する。
一般に、熱可塑性樹脂は加熱熔融条件下に成形できるの
で一般に成形性に優れているが、これらの熱可塑性樹脂
を単独で成形した場合には、該成形品の耐熱特性、機械
的特性および成形特性などの性質は原料の熱可塑性樹脂
の耐熱特性、機械的特性および成形特性によって決定さ
れており、これらの性質を改善するために多くの方法が
提案されている。たとえば、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィン;ポリオキシメチレンなどの
ポリアセタール;6,6−ナイロン、6−ナイロン、6
.10−ナイロンなどのポリアミド;ポリエチレンテレ
フタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリ
エチレン・ナフタリン−2,6−ジカルボキシレート、
ビスフェノールA・テレフタル酸・イソフタル酸共縮合
ポリエステルなどのポリエステル;ポリフェニレンスル
フィドなどの熱可塑性樹脂の耐熱特性、機械的特性また
は成形時の寸法安定性などの成形特性を改良するために
、該熱可塑性樹脂に繊維状充填剤を配合した組成物を成
形する方法に関して多くの提案がある。しかしながら、
これらの繊維状充填剤を配合した樹脂組成物の前記諸特
性の改善効果はそれぞれの熱可塑性樹脂によって異なっ
ており、その成形品は前記繊維状充填剤を配合していな
い熱可塑性樹脂の成形物とくらべて耐熱特性および機械
的特性の改善されるが、いずれの場合にも前記繊維状充
填剤を配合した溶融樹脂組成物は流動性が著しく低下す
ることが多く、その結果一般に成形特性が著しく低下す
ることが多い。また、これらの溶融樹脂組成物から成形
された成形品は肌荒れが発生したり、寸法安定性が低下
し易いという大きな欠点がある他に、成形品の形状によ
っては゛該繊維状充填剤が配向するために、成形品に反
り、歪みなどによる変化が起こり易いという欠点もある
。このような成形特性の欠点は、従来から知られている
いずれの熱可塑性樹脂の成形においても同様に認められ
る。とくに、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラ
メチレンテレフタレートなどのポリエステルに繊維状充
填剤を配合した従来から公知の樹脂組成物の成形におい
てもこの欠点が認められる。
で一般に成形性に優れているが、これらの熱可塑性樹脂
を単独で成形した場合には、該成形品の耐熱特性、機械
的特性および成形特性などの性質は原料の熱可塑性樹脂
の耐熱特性、機械的特性および成形特性によって決定さ
れており、これらの性質を改善するために多くの方法が
提案されている。たとえば、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフィン;ポリオキシメチレンなどの
ポリアセタール;6,6−ナイロン、6−ナイロン、6
.10−ナイロンなどのポリアミド;ポリエチレンテレ
フタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリ
エチレン・ナフタリン−2,6−ジカルボキシレート、
ビスフェノールA・テレフタル酸・イソフタル酸共縮合
ポリエステルなどのポリエステル;ポリフェニレンスル
フィドなどの熱可塑性樹脂の耐熱特性、機械的特性また
は成形時の寸法安定性などの成形特性を改良するために
、該熱可塑性樹脂に繊維状充填剤を配合した組成物を成
形する方法に関して多くの提案がある。しかしながら、
これらの繊維状充填剤を配合した樹脂組成物の前記諸特
性の改善効果はそれぞれの熱可塑性樹脂によって異なっ
ており、その成形品は前記繊維状充填剤を配合していな
い熱可塑性樹脂の成形物とくらべて耐熱特性および機械
的特性の改善されるが、いずれの場合にも前記繊維状充
填剤を配合した溶融樹脂組成物は流動性が著しく低下す
ることが多く、その結果一般に成形特性が著しく低下す
ることが多い。また、これらの溶融樹脂組成物から成形
された成形品は肌荒れが発生したり、寸法安定性が低下
し易いという大きな欠点がある他に、成形品の形状によ
っては゛該繊維状充填剤が配向するために、成形品に反
り、歪みなどによる変化が起こり易いという欠点もある
。このような成形特性の欠点は、従来から知られている
いずれの熱可塑性樹脂の成形においても同様に認められ
る。とくに、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラ
メチレンテレフタレートなどのポリエステルに繊維状充
填剤を配合した従来から公知の樹脂組成物の成形におい
てもこの欠点が認められる。
また、前記熱可塑性樹脂に繊維状充填剤を配合した樹脂
組成物はその熱変形温度などの耐熱特性が向上すること
が一般に知られている。しかしながら、従来から公知の
樹脂にガラス繊維を配合した樹脂組成物の熱変形温度は
、ポリエチレンテレフタレートの場合で約230℃、ポ
リテトラメチレンテレフタレートの場合で約210℃、
ビスフェノールA・テレフタル酸・イソフタル酸共縮合
ポリエステルの場合で約180℃、ポリプロピレンの場
合で約150℃である。ポリフェニレンスルフィドにガ
ラス繊維を配合した樹脂組成物の耐熱性は未熟処理物の
場合で約150℃であり、熱処理物の場合で約260℃
であるが、この樹脂組成物は溶融物の流動性が低いため
に、前記成形性が著しく劣っている。
組成物はその熱変形温度などの耐熱特性が向上すること
が一般に知られている。しかしながら、従来から公知の
樹脂にガラス繊維を配合した樹脂組成物の熱変形温度は
、ポリエチレンテレフタレートの場合で約230℃、ポ
リテトラメチレンテレフタレートの場合で約210℃、
ビスフェノールA・テレフタル酸・イソフタル酸共縮合
ポリエステルの場合で約180℃、ポリプロピレンの場
合で約150℃である。ポリフェニレンスルフィドにガ
ラス繊維を配合した樹脂組成物の耐熱性は未熟処理物の
場合で約150℃であり、熱処理物の場合で約260℃
であるが、この樹脂組成物は溶融物の流動性が低いため
に、前記成形性が著しく劣っている。
また、前記熱可塑性樹脂に該繊維状充填剤が配合された
樹脂組成物は、引張強度、曲げ強度、アイゾツト衝撃強
度、耐摩耗強度などの機械的特性が向上することもよく
知られている。しかし、従来から知られている繊維状充
填剤の配合された熱可塑性樹脂組成物はその熱変形温度
が低く、しかもその溶融物の流動性が低いので、耐熱特
性、機械的特性および成形性のいずれの性能をも兼ね備
えた成形用強化樹脂組成物として利用することはできな
い。
樹脂組成物は、引張強度、曲げ強度、アイゾツト衝撃強
度、耐摩耗強度などの機械的特性が向上することもよく
知られている。しかし、従来から知られている繊維状充
填剤の配合された熱可塑性樹脂組成物はその熱変形温度
が低く、しかもその溶融物の流動性が低いので、耐熱特
性、機械的特性および成形性のいずれの性能をも兼ね備
えた成形用強化樹脂組成物として利用することはできな
い。
本発明者らは、繊維状充填剤を配合しな熱可塑性樹脂組
成物からなる成形用強化樹脂組成物を検討したところ、
多塩基性カルボン酸成分単位としてテレフタル酸成分単
位を主成分としかつポリオール成分単位としてレゾルシ
ン成分単位を主成分として含む結晶性ポリエステルおよ
び繊維状充填剤からなる樹脂組成物が耐熱特性、機械的
特性および成形特性のいずれにも優れた性能を有する強
化樹脂組成物となることを見出し、本発明に到達した。
成物からなる成形用強化樹脂組成物を検討したところ、
多塩基性カルボン酸成分単位としてテレフタル酸成分単
位を主成分としかつポリオール成分単位としてレゾルシ
ン成分単位を主成分として含む結晶性ポリエステルおよ
び繊維状充填剤からなる樹脂組成物が耐熱特性、機械的
特性および成形特性のいずれにも優れた性能を有する強
化樹脂組成物となることを見出し、本発明に到達した。
本発明の強化ポリエステル組成物は、従来の強化熱可塑
性樹脂組成物にみられるように熔融組成物の流動性の低
化およびその組成物から得られた成形物の表面状態の低
化などの成形特性の低下を伴うことなく、該強化樹脂組
成物の耐熱特性および機械的特性の著しく優れた強化ポ
リエステル組成物を提供することができる。本発明の強
化ポリエステル組成物からなる成形物は、引張強度、曲
げ強度、アイゾツト衝撃強度、耐摩耗強度などの機械的
特性が優れていることの他に、熱変形温度が高く耐熱特
性が著しく優れているという特徴を有しており、しかも
その溶融物の流動性に優れかつ成形物の表面の肌荒れ、
反り、歪み、成形時の熱収縮などの成形特性にも優れて
いるという特徴を有している。
性樹脂組成物にみられるように熔融組成物の流動性の低
化およびその組成物から得られた成形物の表面状態の低
化などの成形特性の低下を伴うことなく、該強化樹脂組
成物の耐熱特性および機械的特性の著しく優れた強化ポ
リエステル組成物を提供することができる。本発明の強
化ポリエステル組成物からなる成形物は、引張強度、曲
げ強度、アイゾツト衝撃強度、耐摩耗強度などの機械的
特性が優れていることの他に、熱変形温度が高く耐熱特
性が著しく優れているという特徴を有しており、しかも
その溶融物の流動性に優れかつ成形物の表面の肌荒れ、
反り、歪み、成形時の熱収縮などの成形特性にも優れて
いるという特徴を有している。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕本発明
は、 (111多塩基性カルボン酸成分単位としてテレフタル
酸成分単位を主成分としかつポリオール成分単位として
レゾルシン成分単位を主成分として含む結晶性ポリエス
テル、および (b) 該結晶性ポリエステル100重量部に対して
5ないし200重量部の範囲の繊維状充填剤、を含有す
ることを特徴とする強化ポリエステル組成物である。
は、 (111多塩基性カルボン酸成分単位としてテレフタル
酸成分単位を主成分としかつポリオール成分単位として
レゾルシン成分単位を主成分として含む結晶性ポリエス
テル、および (b) 該結晶性ポリエステル100重量部に対して
5ないし200重量部の範囲の繊維状充填剤、を含有す
ることを特徴とする強化ポリエステル組成物である。
本発明の強化ポリエステル組成物に配合されるポリエス
テルは、多塩基性カルボン酸成分単位(ハ)としてテレ
フタル酸成分単位(a、)を主成分としかつポリオール
成分単位CB)としてレゾルシン成分単位(bl)を主
成分として含むポリエステルである。さらに具体的には
、該ポリエステルは、多塩基性カルボン酸成分単位(ハ
)が主成分のテレフタル酸成分単位(al)および少量
成分のテレフタル酸以外の多塩基性カルボン酸成分単位
(a2)からなり、かつポリオール成分単位の)が主成
分のレゾルシン成分単位(bl)および少量成分のレゾ
ルシン以外のポリオール成分単位(b2)からなるポリ
エステルである。該ポリエステルを構成する多塩基性カ
ルボン酸成分単位囚は主成分のテレフタル酸成分単位(
a、)が通常75ないし100モル%、好ましくは80
ないし100モル%の範囲およびテレフタル酸以外の多
塩基性カルボン酸成分単位(a2)が通常0ないし25
モル%、好ましくは0ないし20モル%の範囲〔ただし
、(a、)と(a2)の合計は100モル%である。〕
からなり、かつポリオール成分単位[F])は主成分の
レゾルシン成分単位(bl)が通常75ないし100モ
ル%、好ましくは80ないし100モル%の範囲および
レゾルシン以外のポリオール成分単位(b2)が通常O
ないし25モル%、好ましくは0ないし20モル%の範
囲〔ただし、(bl)と(b2)の合計は100モル%
である。〕である。ここで、該ポリエステルを構成する
テレフタル酸以外の多塩基性カルボン酸成分単位(a2
)として具体的には、メチルテレフタル酸、フェニルテ
レフタル酸、フタル酸、イソフタル酸、ナフタリンジカ
ルボン酸、トリメリット酸、ヘミメリット酸、ピロメリ
ット酸、ナフタリントリカルボン酸などを例示すること
ができる。
テルは、多塩基性カルボン酸成分単位(ハ)としてテレ
フタル酸成分単位(a、)を主成分としかつポリオール
成分単位CB)としてレゾルシン成分単位(bl)を主
成分として含むポリエステルである。さらに具体的には
、該ポリエステルは、多塩基性カルボン酸成分単位(ハ
)が主成分のテレフタル酸成分単位(al)および少量
成分のテレフタル酸以外の多塩基性カルボン酸成分単位
(a2)からなり、かつポリオール成分単位の)が主成
分のレゾルシン成分単位(bl)および少量成分のレゾ
ルシン以外のポリオール成分単位(b2)からなるポリ
エステルである。該ポリエステルを構成する多塩基性カ
ルボン酸成分単位囚は主成分のテレフタル酸成分単位(
a、)が通常75ないし100モル%、好ましくは80
ないし100モル%の範囲およびテレフタル酸以外の多
塩基性カルボン酸成分単位(a2)が通常0ないし25
モル%、好ましくは0ないし20モル%の範囲〔ただし
、(a、)と(a2)の合計は100モル%である。〕
からなり、かつポリオール成分単位[F])は主成分の
レゾルシン成分単位(bl)が通常75ないし100モ
ル%、好ましくは80ないし100モル%の範囲および
レゾルシン以外のポリオール成分単位(b2)が通常O
ないし25モル%、好ましくは0ないし20モル%の範
囲〔ただし、(bl)と(b2)の合計は100モル%
である。〕である。ここで、該ポリエステルを構成する
テレフタル酸以外の多塩基性カルボン酸成分単位(a2
)として具体的には、メチルテレフタル酸、フェニルテ
レフタル酸、フタル酸、イソフタル酸、ナフタリンジカ
ルボン酸、トリメリット酸、ヘミメリット酸、ピロメリ
ット酸、ナフタリントリカルボン酸などを例示すること
ができる。
該ポリエステルの構成成分の前記レゾルシン以外のポリ
オール成分単位(b)として具体的には、4−メチルレ
ゾルシン、5−メチルレゾルシン、 1.3−ビス(ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼン、カテコール、4−メチル
カテコール、5−メチルカテコール、ピロガロール、フ
ロログルシン、2.z’、4.4′−テトラヒドロキシ
ジフェニルサルファイドなどを例示することができる。
オール成分単位(b)として具体的には、4−メチルレ
ゾルシン、5−メチルレゾルシン、 1.3−ビス(ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼン、カテコール、4−メチル
カテコール、5−メチルカテコール、ピロガロール、フ
ロログルシン、2.z’、4.4′−テトラヒドロキシ
ジフェニルサルファイドなどを例示することができる。
本発明の強化ポリエステル組成物に配合される前記ポリ
エステルは、前記多塩基性カルボン酸囚と前記ポリオー
ル成分単°位の)とが重縮合することによって交互に結
合した状態にあるポリエステルである。本発明の強化ポ
リエステル組成物を構成する前記ポリエステルの極限粘
度〔η〕は通常0.35以上、好ましくは0.40ない
し2.0、とくに好ましくは0.45ないし1.8の範
囲である。ここでいう極限粘度〔η〕とは、p−クロル
フェノール中で50℃で測定した値である。極限粘度が
0.35未満のポリエステルからは有用な成形材料は得
龍い。また、本発明の強化ポリエステル組成物に配合さ
れる前記ポリエステルは従来から公知の種々の方法に準
じて製造することができる。
エステルは、前記多塩基性カルボン酸囚と前記ポリオー
ル成分単°位の)とが重縮合することによって交互に結
合した状態にあるポリエステルである。本発明の強化ポ
リエステル組成物を構成する前記ポリエステルの極限粘
度〔η〕は通常0.35以上、好ましくは0.40ない
し2.0、とくに好ましくは0.45ないし1.8の範
囲である。ここでいう極限粘度〔η〕とは、p−クロル
フェノール中で50℃で測定した値である。極限粘度が
0.35未満のポリエステルからは有用な成形材料は得
龍い。また、本発明の強化ポリエステル組成物に配合さ
れる前記ポリエステルは従来から公知の種々の方法に準
じて製造することができる。
本発明の強化ポリエステル組成物を構成する他の成分は
、繊維状充填剤であり、その配合割合は該結晶性ポリエ
ステル100重量部に対して5ないし200重量部の範
囲にあることが必要であり、さらに好ましくはフないし
150重量部の範囲、とくに好ましくは10ないし10
0重量部の範囲である。
、繊維状充填剤であり、その配合割合は該結晶性ポリエ
ステル100重量部に対して5ないし200重量部の範
囲にあることが必要であり、さらに好ましくはフないし
150重量部の範囲、とくに好ましくは10ないし10
0重量部の範囲である。
繊維状無機充填剤の配合割合が5重量部より少なくなる
と、強化ポリエステル組成物の引張強度、曲げ強度、ア
イゾツト衝撃強度、耐摩耗強度などの機械的特性および
熱変形温度などの耐熱特性が低下するようになる。また
200重量部より多くなると、強化ポリエステル組成物
は溶融状態における流動性が低下し、成形物の肌荒れ、
ピンホール、反り、歪みなどが生じ、成形時の熱収縮な
どの成形特性が低下するようになる。
と、強化ポリエステル組成物の引張強度、曲げ強度、ア
イゾツト衝撃強度、耐摩耗強度などの機械的特性および
熱変形温度などの耐熱特性が低下するようになる。また
200重量部より多くなると、強化ポリエステル組成物
は溶融状態における流動性が低下し、成形物の肌荒れ、
ピンホール、反り、歪みなどが生じ、成形時の熱収縮な
どの成形特性が低下するようになる。
本発明の強化ポリエステル組成物に配合される繊維状充
填剤として具体的には、ガラス繊維、炭素繊維、硼素繊
維、セラミック繊維、石綿繊維などの繊維状無機・充填
剤および芳香族ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊
維などの繊維状有機充填剤を例示することができる。こ
れらの繊維状充填剤の平均径は通常0.1ないし500
μ、好ましくは工ないし100μの範囲であり、また繊
維の平均長さは通常0.1ないし20鶴、好ましくは1
ないし1011の範囲である。前記繊維状充填剤のうち
では、無機充填剤としてはガラス繊維、炭素繊維を、ま
た有機充填剤としては芳香族ポリアミド繊維を使用する
と、耐熱特性、機械的特性および成形特性に優れた強化
ポリエステル組成物が得られるので好適である。
填剤として具体的には、ガラス繊維、炭素繊維、硼素繊
維、セラミック繊維、石綿繊維などの繊維状無機・充填
剤および芳香族ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊
維などの繊維状有機充填剤を例示することができる。こ
れらの繊維状充填剤の平均径は通常0.1ないし500
μ、好ましくは工ないし100μの範囲であり、また繊
維の平均長さは通常0.1ないし20鶴、好ましくは1
ないし1011の範囲である。前記繊維状充填剤のうち
では、無機充填剤としてはガラス繊維、炭素繊維を、ま
た有機充填剤としては芳香族ポリアミド繊維を使用する
と、耐熱特性、機械的特性および成形特性に優れた強化
ポリエステル組成物が得られるので好適である。
本発明の強化ポリエステル組成物には、前述のように該
ポリエステルおよび該繊維状充填剤を必須成分として含
有しているが、必要に応じて他成分を含有していても差
し支えない。これらの必要に応じて配合される添加剤と
し°て具体的には、核剤、滑剤、スリップ剤、アンチブ
ロック剤、安定剤、帯電防止剤、防曇剤、顔料、染料、
難燃剤などを例示することができる。これらの添加剤を
本発明の強化ポリエステル組成物に配合する方法として
は、通常前記必須の二成分を混合する際に配合する方法
または本発明の強化ポリエステル組成物を溶融状態で成
形する際に配合して混練する方法が採用されるが、該ポ
リエステルを製造する段階で前記添加剤のうちに任意の
成分を配合しておくことも可能である。これらの添加剤
の・うちで、核剤として具体的には、タルク、シリカ、
カオリン、クレイ、ベントナイト、セリサイト、カーボ
ン、ガラス、石こうなどの無機物の微粉末、およびリチ
ウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、バリウム、
ストロンチウム、亜鉛などの第1族または第■族の金属
の酸化物、硫酸塩、炭酸塩、リン酸塩、芳香族および脂
肪族のカルボン酸塩、ポリカルボン酸塩またはポリアル
キレングリコールなどを例示することができ、その配合
割合は前記ポリエステルに対して通常0.005ないし
5重量%、好ましくは0.01ないし2重量%の範囲で
ある。
ポリエステルおよび該繊維状充填剤を必須成分として含
有しているが、必要に応じて他成分を含有していても差
し支えない。これらの必要に応じて配合される添加剤と
し°て具体的には、核剤、滑剤、スリップ剤、アンチブ
ロック剤、安定剤、帯電防止剤、防曇剤、顔料、染料、
難燃剤などを例示することができる。これらの添加剤を
本発明の強化ポリエステル組成物に配合する方法として
は、通常前記必須の二成分を混合する際に配合する方法
または本発明の強化ポリエステル組成物を溶融状態で成
形する際に配合して混練する方法が採用されるが、該ポ
リエステルを製造する段階で前記添加剤のうちに任意の
成分を配合しておくことも可能である。これらの添加剤
の・うちで、核剤として具体的には、タルク、シリカ、
カオリン、クレイ、ベントナイト、セリサイト、カーボ
ン、ガラス、石こうなどの無機物の微粉末、およびリチ
ウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、バリウム、
ストロンチウム、亜鉛などの第1族または第■族の金属
の酸化物、硫酸塩、炭酸塩、リン酸塩、芳香族および脂
肪族のカルボン酸塩、ポリカルボン酸塩またはポリアル
キレングリコールなどを例示することができ、その配合
割合は前記ポリエステルに対して通常0.005ないし
5重量%、好ましくは0.01ないし2重量%の範囲で
ある。
また滑剤、スリップ剤および/またはアンチブロッキン
グ剤として具体的には、リチウム、カルシウム、マグネ
シウム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛などの第1族
または第■族の金属の酢酸塩などの脂肪族カルボン酸塩
、安息香酸塩、テレフタル酸塩などの芳香族カルボン酸
塩、シリカ、カオリン、炭酸カルシウム、ケイ酸、クレ
イ、滑石、ケイ酸アルミニウムなどの無機物の粉末を例
示することができ、その配合割合は前記ポリエステルに
対して通常0.005ないし5N量%、好ましくは0.
01ないし2重量%の範囲である。また安定剤としては
通常のポリエステルに使用されている安定剤を利用する
ことができ、具体的にはリン酸、亜リン酸、次亜リン酸
、およびトリメチルホスフェート、トリエチルホスフェ
ート、トリフェニルホスフェート、モノブチルホスフェ
ート、ジエチルホスフェートなどのリン酸のエステル類
、トリメチルホスファイトなどの亜リン酸のエステル類
、1.3.5− )リメチル−2,4,6−)リス(3
,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシベンジル
)ベンゼン、テトラキス〔メチレン−3(3,5−ジー
tert−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネートコメタンなどの有機の酸化防止剤などを例示する
ことができ、その配合割合は前記ポリエステルに対して
通常o、oosないし5重量%の範囲である。また、顔
料または染料としては通常のポリエステルに使用されて
いる顔料または染料を配合することができ、その配合割
合は任意適宜量である。
グ剤として具体的には、リチウム、カルシウム、マグネ
シウム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛などの第1族
または第■族の金属の酢酸塩などの脂肪族カルボン酸塩
、安息香酸塩、テレフタル酸塩などの芳香族カルボン酸
塩、シリカ、カオリン、炭酸カルシウム、ケイ酸、クレ
イ、滑石、ケイ酸アルミニウムなどの無機物の粉末を例
示することができ、その配合割合は前記ポリエステルに
対して通常0.005ないし5N量%、好ましくは0.
01ないし2重量%の範囲である。また安定剤としては
通常のポリエステルに使用されている安定剤を利用する
ことができ、具体的にはリン酸、亜リン酸、次亜リン酸
、およびトリメチルホスフェート、トリエチルホスフェ
ート、トリフェニルホスフェート、モノブチルホスフェ
ート、ジエチルホスフェートなどのリン酸のエステル類
、トリメチルホスファイトなどの亜リン酸のエステル類
、1.3.5− )リメチル−2,4,6−)リス(3
,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシベンジル
)ベンゼン、テトラキス〔メチレン−3(3,5−ジー
tert−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネートコメタンなどの有機の酸化防止剤などを例示する
ことができ、その配合割合は前記ポリエステルに対して
通常o、oosないし5重量%の範囲である。また、顔
料または染料としては通常のポリエステルに使用されて
いる顔料または染料を配合することができ、その配合割
合は任意適宜量である。
また、本発明の強化ポリエステルに配合される前記ポリ
エステルとしては、分子末端に存在するカルボキシル基
またはフェノール性水酸基をたとえば一価アルコールま
たは一塩基性カルボン酸などの一官能性化物でエステル
化することにより分子末端を安定化させたポリエステル
を使用することもできる。またポリエステルを製造する
際分子量関節のために前記−官能性化合物を添加し、分
子末端を変性により安定化したポリエステルを使用する
こともできる。本発明の強化ポリエステル組成物を調製
する方法としては、該ポリエステル、該繊維状充填剤お
よび必要に応じて他の前記添加剤からなる混合物を該ポ
リエステルが溶融状態となる加熱条件下で混線混合し、
該強化ポリエステル組成物とする。該強化ポリエステル
組成物を調製する際の混線方法としては、二軸または一
軸の押出機を用いて混練する方法がもっとも一般的であ
る。
エステルとしては、分子末端に存在するカルボキシル基
またはフェノール性水酸基をたとえば一価アルコールま
たは一塩基性カルボン酸などの一官能性化物でエステル
化することにより分子末端を安定化させたポリエステル
を使用することもできる。またポリエステルを製造する
際分子量関節のために前記−官能性化合物を添加し、分
子末端を変性により安定化したポリエステルを使用する
こともできる。本発明の強化ポリエステル組成物を調製
する方法としては、該ポリエステル、該繊維状充填剤お
よび必要に応じて他の前記添加剤からなる混合物を該ポ
リエステルが溶融状態となる加熱条件下で混線混合し、
該強化ポリエステル組成物とする。該強化ポリエステル
組成物を調製する際の混線方法としては、二軸または一
軸の押出機を用いて混練する方法がもっとも一般的であ
る。
本発明の強化ポリエステル組成物は、種にの用途に利用
される。具体的には、たとえば、ヒユーズホルダー、ソ
ケット、モーターシャーシー、モーターブラケット、コ
イルボビン、端子類、チューナプリセット坂、電子レン
ジ用型、ヘアードライヤーグリルなどの各種電気電子部
品、軸受、ベアリング、時計パーツ、カメラパーツなど
の各種機械部品、ポンプケース、インペラー、フィルタ
ーベースなどの機器部品などを例示することができる。
される。具体的には、たとえば、ヒユーズホルダー、ソ
ケット、モーターシャーシー、モーターブラケット、コ
イルボビン、端子類、チューナプリセット坂、電子レン
ジ用型、ヘアードライヤーグリルなどの各種電気電子部
品、軸受、ベアリング、時計パーツ、カメラパーツなど
の各種機械部品、ポンプケース、インペラー、フィルタ
ーベースなどの機器部品などを例示することができる。
本発明の強化ポリエステル組成物を実施例によって具体
的に説明する。なお、ポリエステルの構成成分組成、極
限粘度は次の方法で測定した。また、強化ポリエステル
組成物の成形物の引張強度、曲げ強度、アイゾツト衝撃
強度、熱変形温度、成形時の熱収縮性などの性能を次に
示す方法で評価した。
的に説明する。なお、ポリエステルの構成成分組成、極
限粘度は次の方法で測定した。また、強化ポリエステル
組成物の成形物の引張強度、曲げ強度、アイゾツト衝撃
強度、熱変形温度、成形時の熱収縮性などの性能を次に
示す方法で評価した。
構成成分組成ニトリクロロ酢酸中でNMRスペクトルを
測定することによって求めた。
測定することによって求めた。
極限粘度:p−クロルフェノール中、50°Cで測定し
た。
た。
引張強度: JIS K 7113に準じて測定した。
曲げ強度: JIS K 7202に準じて測定した。
アイゾツト衝撃強度: JIS K 7110に準じて
測定した。
測定した。
熱変形温度: JIS K 7207に準じて測定した
。
。
収縮率:成形品寸法をリニアエンコーダーを用いて測定
することによって、金型寸法に対する変形寸法の割合と
して求めた。
することによって、金型寸法に対する変形寸法の割合と
して求めた。
実施例1
ジフェニルテレフタレートとレゾルシンとより溶融重縮
合によって製造した極限粘度〔η〕が0.78d!/g
であるポリ−1,3−フェニレンテレフタレート100
重量部に対してガラス繊維(日東紡績株式°会社型、C
S 3PE−476CB ’) 40重量部を混合し、
押出機を用いて約320℃で混練押出しし、得られるス
トランドを冷却後約3mに切断して、ポリ−1゜3−フ
ェニルテレフタレートとガラス繊維より成る組成物、の
成形材料用ベレットを製造した。
合によって製造した極限粘度〔η〕が0.78d!/g
であるポリ−1,3−フェニレンテレフタレート100
重量部に対してガラス繊維(日東紡績株式°会社型、C
S 3PE−476CB ’) 40重量部を混合し、
押出機を用いて約320℃で混練押出しし、得られるス
トランドを冷却後約3mに切断して、ポリ−1゜3−フ
ェニルテレフタレートとガラス繊維より成る組成物、の
成形材料用ベレットを製造した。
さらに得られた成形材料用ベレットを約140℃に保持
された金型に射出成形して、物性測定試験用の成形品を
作製した。その射出成形品の金型原寸の長さ方向に対す
る収縮率(成形収縮率)は0.3%、またその射出成形
品を230℃で20時間窒素雰囲気下に保持したのちの
熱処理品の金型原寸の長さ方向に対する収縮率(熱処理
収縮率)は0.45%であった。さらに、その射出成形
品および熱処理品の物性を測定した。それらの結果を表
1に示す。
された金型に射出成形して、物性測定試験用の成形品を
作製した。その射出成形品の金型原寸の長さ方向に対す
る収縮率(成形収縮率)は0.3%、またその射出成形
品を230℃で20時間窒素雰囲気下に保持したのちの
熱処理品の金型原寸の長さ方向に対する収縮率(熱処理
収縮率)は0.45%であった。さらに、その射出成形
品および熱処理品の物性を測定した。それらの結果を表
1に示す。
比較例1
実施例1における160℃で3時間減圧乾燥したポリ−
1,3−フェニレンテレフタレートをそのまま実施例1
と同様の条件で射出成形して、試験用の成形品を作製し
た。その射出成形品の成形収縮率は1.93%、またそ
の射出成形品を実施例1と同様に230℃で20時間保
持した後の熱処理後収縮率は2.85%であった。さら
に、その射出成形品の引張強度は690kg/cj、曲
げ強度は900kg/cj、アイゾツト衝撃強度は2
、3 kg am / cn!また熱変形温度は145
℃であった。
1,3−フェニレンテレフタレートをそのまま実施例1
と同様の条件で射出成形して、試験用の成形品を作製し
た。その射出成形品の成形収縮率は1.93%、またそ
の射出成形品を実施例1と同様に230℃で20時間保
持した後の熱処理後収縮率は2.85%であった。さら
に、その射出成形品の引張強度は690kg/cj、曲
げ強度は900kg/cj、アイゾツト衝撃強度は2
、3 kg am / cn!また熱変形温度は145
℃であった。
実施例2〜4
実施例1における射出成形品を熱処理するに際して、第
3表に示すように温度および時間をかえで熱処理品を作
製した。それらの熱処理収縮率および物性を表2に示す
。
3表に示すように温度および時間をかえで熱処理品を作
製した。それらの熱処理収縮率および物性を表2に示す
。
実施例5
実施例1におけるポリ−1,3−フェニレンテレフタレ
ートおよびガラス繊維を用い、ポリ1,3−フェニレン
テレフタレート100重量部に対してガラス繊維を80
重量部混合後、押出機を用いて製造した成形用の材料を
、プレス成形機を用いて310℃、100kg/a(の
条件で5分間圧縮後さらに160℃、10kg/c−の
条件で10分間保持して試験用の圧縮成形品を作製した
。その圧縮成形品の成形収縮率と測定したところ0.2
8%であった。またその圧縮成形品を実施例1と同様に
230℃で20時間熱処理した後の熱処理後収縮率は0
.39%であった。さらにその圧縮成形品および熱処理
品の物性を測定した結果を表3に示す。
ートおよびガラス繊維を用い、ポリ1,3−フェニレン
テレフタレート100重量部に対してガラス繊維を80
重量部混合後、押出機を用いて製造した成形用の材料を
、プレス成形機を用いて310℃、100kg/a(の
条件で5分間圧縮後さらに160℃、10kg/c−の
条件で10分間保持して試験用の圧縮成形品を作製した
。その圧縮成形品の成形収縮率と測定したところ0.2
8%であった。またその圧縮成形品を実施例1と同様に
230℃で20時間熱処理した後の熱処理後収縮率は0
.39%であった。さらにその圧縮成形品および熱処理
品の物性を測定した結果を表3に示す。
実施例6〜7
実施例1におけるポリ−1,3−フェニレンテレフタレ
ートおよびガラス繊維を用い、ポリ−1,3−フェニレ
ンテレフタレート100重量部に対してガラス繊維を2
0重量部および70重量部にする以外は同様の条件で押
出機を用いて成形用の材料を製造した。さらにそれぞれ
の成形用の材料を実施例5と同様の条件でプレス成形機
を用いて圧縮成形し、試験用の圧縮成形品を作製した。
ートおよびガラス繊維を用い、ポリ−1,3−フェニレ
ンテレフタレート100重量部に対してガラス繊維を2
0重量部および70重量部にする以外は同様の条件で押
出機を用いて成形用の材料を製造した。さらにそれぞれ
の成形用の材料を実施例5と同様の条件でプレス成形機
を用いて圧縮成形し、試験用の圧縮成形品を作製した。
その圧縮成形品の成形収縮率および物性を表4に示す。
実施例8
実施例1と同様の条件で合成した極限粘度が0.67d
1/gテアリ、290℃で溶融すル3fflJ−1.3
−フェニレンテレフタレートを用いて、さらに実施例1
におけるガラス繊維のかわりに炭素繊維〔大洋化研■、
クレカチョップKCF 100−CFO2)をボIJI
、3−フェニレンテレフタレートxooffiilに対
して50重量部用いる以外は同様にしてポリ−1,3−
フェニレンテレフタレートと炭素繊維との組成物からな
る成形用の材料を製造した。
1/gテアリ、290℃で溶融すル3fflJ−1.3
−フェニレンテレフタレートを用いて、さらに実施例1
におけるガラス繊維のかわりに炭素繊維〔大洋化研■、
クレカチョップKCF 100−CFO2)をボIJI
、3−フェニレンテレフタレートxooffiilに対
して50重量部用いる以外は同様にしてポリ−1,3−
フェニレンテレフタレートと炭素繊維との組成物からな
る成形用の材料を製造した。
さらにその成形用の材料を実施例5と同様の条件でプレ
ス成形機を用いて圧縮成形し試験用の圧縮成形品を作製
した。その圧縮成形品およびその圧縮成形品を実施例5
と同様に230℃(20時間熱処理した熱処理品の物性
を表5に示す。
ス成形機を用いて圧縮成形し試験用の圧縮成形品を作製
した。その圧縮成形品およびその圧縮成形品を実施例5
と同様に230℃(20時間熱処理した熱処理品の物性
を表5に示す。
実施例9
実施例8において炭素繊維のかわりにポリアミド繊維(
テュポン社、” KBVLAR” 49−968 )を
ポリ−1,3−フェニレンテレフタレート100重18
に対して20重量部用いる以外は同様にしてポリ−1,
3−フェニレンテレフタレートとポリアミド繊維との組
成物からなる成形用の材料を製造した。さらにその材料
を実施例5と同様の条件でプレス成形機を用いて圧縮成
形し試験用の圧縮成形品を作製した。その圧縮成形品お
よびその圧縮成形品を実施例5と同様に230℃で20
時間熱処理した熱処理品の物性を表5に示す。
テュポン社、” KBVLAR” 49−968 )を
ポリ−1,3−フェニレンテレフタレート100重18
に対して20重量部用いる以外は同様にしてポリ−1,
3−フェニレンテレフタレートとポリアミド繊維との組
成物からなる成形用の材料を製造した。さらにその材料
を実施例5と同様の条件でプレス成形機を用いて圧縮成
形し試験用の圧縮成形品を作製した。その圧縮成形品お
よびその圧縮成形品を実施例5と同様に230℃で20
時間熱処理した熱処理品の物性を表5に示す。
実施例10
ジフェニルテレフタレートとレゾルシンよりポリ1.3
−フェニレンテレフタレートを製造する溶融重縮合工程
の途中の段階において、ポリ1.3−フェニレンテレフ
タレートの理論量100重量部に対して実施例1におけ
ると同じガラス繊維を20重量部を添加して、溶融重縮
合の工程においてポリ−1゜3−フェニレンテレフタレ
ートとガラス繊維との組成物の成形材料用ペレットを製
造した。
−フェニレンテレフタレートを製造する溶融重縮合工程
の途中の段階において、ポリ1.3−フェニレンテレフ
タレートの理論量100重量部に対して実施例1におけ
ると同じガラス繊維を20重量部を添加して、溶融重縮
合の工程においてポリ−1゜3−フェニレンテレフタレ
ートとガラス繊維との組成物の成形材料用ペレットを製
造した。
さらにその成形材料用ペレットを実施例5と同様の条件
でプレス成形機を用いて圧縮成形を行い試験用の成形品
を作製した。その圧縮成形品およびその圧縮成形品を実
施例1と同様に230℃で20時間熱処理した成形品の
物性を表6に示す。
でプレス成形機を用いて圧縮成形を行い試験用の成形品
を作製した。その圧縮成形品およびその圧縮成形品を実
施例1と同様に230℃で20時間熱処理した成形品の
物性を表6に示す。
Claims (1)
- (1)(a)多塩基性カルボン酸成分単位としてテレフ
タル酸成分単位を主成分としかつポリオール成分単位と
してレゾルシン成分単位を主成分として含む結晶性ポリ
エステル、および(b)該結晶性ポリエステル100重
量部に対して5ないし200重量部の範囲の繊維状充填
剤、を含有することを特徴とする強化ポリエステル組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9802885A JPS61255957A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 強化ポリエステル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9802885A JPS61255957A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 強化ポリエステル組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61255957A true JPS61255957A (ja) | 1986-11-13 |
Family
ID=14208511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9802885A Pending JPS61255957A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 強化ポリエステル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61255957A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4943606A (en) * | 1987-09-01 | 1990-07-24 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition for printed circuit board |
US6538065B1 (en) | 2001-07-26 | 2003-03-25 | General Electric Company | Method for preparing copolyestercarbonates and articles therefrom |
WO2004067621A1 (en) * | 2003-01-17 | 2004-08-12 | General Electric Company | High modulus weatherable polyester carbonate articles |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP9802885A patent/JPS61255957A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4943606A (en) * | 1987-09-01 | 1990-07-24 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition for printed circuit board |
US6538065B1 (en) | 2001-07-26 | 2003-03-25 | General Electric Company | Method for preparing copolyestercarbonates and articles therefrom |
WO2004067621A1 (en) * | 2003-01-17 | 2004-08-12 | General Electric Company | High modulus weatherable polyester carbonate articles |
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