JPS6125569B2 - - Google Patents

Description

請求の範囲 １ 積荷運搬設備を支持するよう実質上垂直姿勢
をとり、少なくともその下方端がチユーブの形を
し、下方開口部を有し、この開口部の縁は大体水
平表面上に置かれるようにした支持脚であり、チ
ユーブ２の垂直側壁の一つに、チユーブの下方端
から少し離れて設けた一つの穴１１と、前記チユ
ーブを貫通し、前記穴を通して材料を除去するよ
うチユーブ内に設けた案内板１０とを有すること
を特徴とする積荷運搬設備の支持脚装置。

２ 案内板が、一端をチユーブ２の穴１１より上
に位置し、他端を前記穴１１に対向したチユーブ
の垂直側壁に位置し、前記案内板の最初に示した
端部とこのチユーブの下方端との間の距離よりも
短い距離とし、且つチユーブの下方端から少し離
れている位置にある一枚の案内板から成つている
特許請求の範囲第１項記載の積荷運搬設備の支持
脚装置。

３ 積荷運搬設備を支持するよう実質上垂直姿勢
をとり、少なくともその下方端がチユーブの形を
し、下方開口部を有し、この開口部の縁は大体水
平表面上に置かれるようにした支持脚であり、チ
ユーブ２の垂直側壁の一つに、チユーブの下方端
から少し離れて設けた一つの穴１１と、前記チユ
ーブを貫通し、前記穴を通して材料を除去するよ
うチユーブ内に設けた案内板１０とを有し、固着
手段によつて異なつた位置で前記支持脚へ固着可
能で、且つ支持脚に沿つて置換えられる支持板を
有することを特徴とする積荷運搬設備の支持脚装
置。

４ 支持板４が、支持脚を受けるため、前記支持
脚の横断面よりも少し大きい横断面の穴５を有す
る特許請求の範囲第３項記載の積荷運搬設備の支
持脚装置。

５ 固着手段が支持板４のフランジ９にある穴７
へ挿入され、又チユーブ２の対向した側壁にある
穴８に挿入される固着ピン６から成る特許請求の
範囲第３項記載の積荷運搬設備の支持脚装置。

６ 支持板４がチユーブの下方端から少し離れて
いる時、チユーブ２の下方端が、チユーブと地面
との間のかみ合わせを強めるための手段３を有す
る特許請求の範囲第３項記載の積荷運搬設備の支
持脚装置。

技術分野 この発明は積荷運搬設備の支持脚装置に関す
る。

背景技術 コンテナや交換可能なプラツトホームのような
伝統的な積荷運搬設備をトラツクから移転させ
て、支持脚によつて地面上に据え付ける時、アス
フアルトのようないたみ易い材料で構成されてい
る地面の場合、特にその運搬設備が重い荷を積ん
でいる時、又この脚の下方部がつるつるしたり氷
でおおわれた地面と脚との間のかみ合わせを強め
るような手段を提供している時、これら脚の下方
部が前記地面をしばしば破壊する。若し、この脚
が四角いチユーブのような管状の輪郭から構成さ
れていると、脚を粘土や泥や雪から成る地面上に
据え付けた時、脚の中にこれら材料が入り込むの
が普通である。この材料を脚から取り除くのは難
しく又脚を重くし、又例えば脚が上の方へつるさ
れていて取り除く場合、取扱いがさらに難しくな
る。

発明の説明 この発明の目的は、簡単にそして経済的な方法
で上記した問題を解決する積荷運搬設備の支持脚
装置を提供することにある。

この目的は、この発明が請求の範囲に書いた特
徴を与えることにより達成される。

図面の説明 この発明の好ましい実施例を添付した図面と関
連して説明する。図面の唯一の図形は、この発明
にしたがつた装置の、或る程度の部分を削除した
斜視図である。

発明の構成 この発明の第１発明は、積荷運搬設備を支持す
るよう実質上垂直姿勢をとり、少なくともその下
方端がチユーブの形をし、下方開口部を有し、こ
の開口部の縁は大体水平表面上に置かれるように
した支持脚であり、チユーブ２の垂直側壁の一つ
に、チユーブの下方端から少し離れて設けた一つ
の穴１１と、前記チユーブを貫通し、前記穴を通
して材料を除去するようチユーブ内に設けた案内
板１０とを有するものとした。

この第１発明はチユーブ２を泥、砂、粘土等の
柔かい材料上に設置した場合、下方開口部から入
つた材料は案内板１０で案内され、穴１１からチ
ユーブ外に除去される。

第２発明は、積荷運搬設備を支持するよう実質
上垂直姿勢をとり、少なくともその下方端がチユ
ーブの形をし、下方開口部を有し、この開口部の
縁は大体水平表面を上に置かれるようにした支持
脚であり、チユーブ２の垂直側壁の一つに、チユ
ーブの下方端から少し離れて設けた一つの穴１１
と、前記チユーブを貫通し、前記穴を通して材料
を除去するようチユーブ内に設けた案内板１０と
を有し、固着手段によつて異なつた位置で前記支
持脚へ固着可能で、且つ支持脚に沿つて置換えら
れる支持板を有するものとした。

この第２発明では、チユーブ２から材料が案内
板１０を通り穴１１を貫通してチユーブ外に除去
されると共に、支持板４によつて地面上に安定し
て支持される。

好ましい実施例の説明 地面上で積荷運搬設備（図示しない）を他の支
持脚と共に実質上、垂直姿勢で支持している一つ
の支持脚１は、少なくともその下方部に四角いチ
ユーブ２を含んでいる。このチユーブの下方端は
四つの縁を持つている。これらは地面とかみ合
い、積荷運搬設備がつるつるした、又は氷でおお
われた地面上を滑らないようにしている。地面上
を滑るようなことはトラツクが荷積みをしないで
運搬設備をがたがた震動させる場合や地面が水平
でない場合に生じることがある。チユーブ２の下
方縁は地面とのかみ合わせを強めるための形体を
とることができる。このような形体は図面に示し
た手段３に示されている。

実施例 １ 積荷運搬設備が泥、砂、粘土や雪その他の材料
で構成された地面上に据え付けられる時に用いら
れる。すなわち、チユーブ中に入り込むこのよう
な材料がチユーブ中に残らないように案内板１０
が図面に示すようにチユーブの内壁面に密着され
ている。この案内板１０の幅はチユーブの２つの
対向する内壁面間の距離と同じであり、又その長
さはこの距離より若干大きい。案内板１０の上端
縁はチユーブ２の一方側にある穴１１のすぐ上に
位置する。この穴は脚を弱めるが、案内板１０が
それを強めるので脚の強さは実質上変わらない。
案内板１０の他方縁はチユーブの下方端近くに関
連して位置づけられている。それ故、大量の材料
がチユーブ２中に入り込んだ時、この材料はそれ
を直接に穴１１から出すようにした傾斜した案内
板１０を押圧する。

実施例 ２ チユーブの外周面より少し大きく、貫通した穴
５をもつた支持板４は、チユーブ２に沿つて置換
可能であり、チユーブの対向する側壁間の距離よ
りも長い固着ピン６によつて多くの位置のいずれ
かにおいてチユーブ２に固着できるようになつて
いる。固着としてはピン６は支持板４上の直立の
フランジ９にある対向した穴７を通し、且つチユ
ーブ２の２つの対向した壁にある対向した穴８を
通して挿入され、その後この固着ピンは適当な方
法でこの位置に固着される。

例えば、氷でおおわれた地面上に積荷運搬設備
が据え付けられる時、又は脚が積荷運搬設備を運
搬しない時、支持板は必要でなく、望めば脚から
取去ることもできる。積荷運搬設備が例えば砂や
粘土のような地面上に据え付けられる時、前記支
持板４はチユーブ２にその板の底面がチユーブの
下端縁から数センチの間隔があるように適宜固着
される。そして、チユーブの下方縁は地面にかみ
合わされ、脚が地面上を滑ることを妨げている。
この位置において、支持板４は脚が地面を貫通し
てチユーブの下方縁と支持板の底面との間の距離
よりも長い距離沈むことを妨げ、積荷運搬設備が
例えばアスフアルトのようなこわされ易い地面上
に据え付けられる時、支持板４はチユーブ２に対
し、板の底面がチユーブの下方端縁又はこれら端
縁より若干低いような水平面にあるように固着さ
れる。このようにして、地面に対する脚の接触表
面は大きくなり、地面の破壊の危険は最少とな
る。

積荷運搬設備が例えば深い雪中に据え付けられ
る場合、支持板４は図面に示した位置に固着され
る。

この発明の一実施例は上記に記載された。しか
し、この発明はこの実施例に限定されるものでは
なく、又多くの修正やこれらの他実施例がこの発
明の構造物の中で可能であることを理解すべきで
ある。このように、四角いチユーブである代わり
に円形断面を有するチユーブで構成されることや
Ｉ又はＵの形に断面を持つた梁で構成することも
できる。支持板の形や大きさは又望めば変化させ
ることができる。