JPS6125494A - D−グルコ−スおよび澱粉加水分解物の製造方法 - Google Patents

D−グルコ−スおよび澱粉加水分解物の製造方法

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JPS6125494A
JPS6125494A JP8559985A JP8559985A JPS6125494A JP S6125494 A JPS6125494 A JP S6125494A JP 8559985 A JP8559985 A JP 8559985A JP 8559985 A JP8559985 A JP 8559985A JP S6125494 A JPS6125494 A JP S6125494A
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starch
hydrolysis
hydrolyzate
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JP8559985A
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ウオルフガング・ホハウス
ロルフ・シルネル
ウド・ブリツクス
ウイリー・ケムパ
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MAIZAN WERKE VEB
VEB MAIZAN WERKE
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MAIZAN WERKE VEB
VEB MAIZAN WERKE
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    • C13SUGAR INDUSTRY
    • C13KSACCHARIDES OBTAINED FROM NATURAL SOURCES OR BY HYDROLYSIS OF NATURALLY OCCURRING DISACCHARIDES, OLIGOSACCHARIDES OR POLYSACCHARIDES
    • C13K1/00Glucose; Glucose-containing syrups
    • C13K1/06Glucose; Glucose-containing syrups obtained by saccharification of starch or raw materials containing starch
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/14Preparation of compounds containing saccharide radicals produced by the action of a carbohydrase (EC 3.2.x), e.g. by alpha-amylase, e.g. by cellulase, hemicellulase

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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、澱粉および澱粉含有原料がら酸性4および/
または酵素触媒による加水分解によりD−グルコースお
よび澱粉加水分解物を製造する方法に関する。
D−グルコースおよび澱粉加水分解物は、澱粉工業にお
ける伝統的な加工製品である。澱粉からの加水分解物の
常套的な製造方法は、酸加水分解法であった。しかしな
がら、澱粉の酸加水分解、なかんずく澱粉のD−グルコ
ースへの全加水分解、特に穀類の澱粉の加工の4には、
て著しい収量の損失が生ずることがかなり以前より知ら
れている。酸加水分解物の沖過および結晶化け、多大の
経費を必要とし、その際副生物としていわゆるハイトロ
ールが生ずる。今日の生産技術上の標準を左右する酵素
法の導入によって重要な進歩が達成された。
酸酵素法または二重酵素法の欠点は、1回の使用後の原
生酵素の損失にあり、そしてまた全加水分解のアミログ
ルコシド相のだめの長い反応時間とそれに伴なって必要
とされる反応器の大きな寸法にある。
内部担体への澱粉分解酵素の固定化により、。
酵素法の本質的な欠点が克服されそして酵素の多数回の
使用が可能になる。
アミラーゼの固定化についてはf’!?!1970年以
来研究されているけれども、固定化アミログルコシダー
ゼまたはα−アミラーゼの澱粉加水分解工業における工
業的応用は、従来世界的に行なわれていない。工業的応
用の遅れにとって決定的なものとして、若干の理由が−
ハートマイヤー(W、 )ia、rtmeier)、「
食品技術のための固定化酵゛素J (”Irrvnob
Hjsjert、e Enzyme far dieL
ebensmitteltechnologie” i
n Gerdian ’IT (1977) Nr。
7〜9参照−熱安定性の欠如のほかにとりわけ経済的理
由が挙げられる。
担体に固定された酵素の熱安定性の低いことは、担体に
固定されたグルコアミラーゼを用いる全加水分解のアミ
ログルコシド相のための308〜318°Kの反応温度
は、実験の実施の場合に通例であるという結果に導いた
。そのように低い反応温度の場合には、澱粉のオリゴマ
ーは、酵素活性の作用が比較的低いことは論外として外
来の汚染に対して著しく敏感である。
プロセスによって条件づけられる低い反応温度は、振動
床−1流動床−および管状反応器において担体傾固定さ
れた澱粉分解酵素を使用する場合には、比較的低い変換
率をもたらすので、担体に固定された酵素を使用するこ
とによって、原生酵素を用いる従前の澱粉加水分解の従
来法に比較して今まで、実質的な経費上の利益を生じな
い。
本発明は、加水分解物の製造および加工のだめの精製費
用を減少させるだめに特定の酵素の使用および特定の澱
粉の使用により、そして加水分解装置の空一時収量を低
下させるために反応待間を短縮させそして連続的生成過
程を構成することにより、また比較的高い結晶の収量ま
たは直接的噴霧による粒状化または流動床による粒状化
により原価を実質的に低下させそして必要な投資額を減
少させることによって、存在する工業用設備の使用下に
担体に固定された酵素の工業的使用を可能にすることに
ある。
本発明の解決すべき課題は、プロセスの諸条件を構成す
ることによシ酵素の熱安定性を向上させることができし
かも担体に固定された酵素の最初の活性の著しい低下を
取除くことによって、全加水分解の前生成物または中間
生成物の汚染または再汚染のおそれを著しく減少せしめ
るような、p−グルコースおよび澱粉加水分解物の製造
方法を開発することである。
本発明の対象は、澱粉および澱粉を含有する原料の酸触
媒および/または酵素触媒を用いる加水分解によってD
−グルコースおよび澱粉加水分解物を製造する方法にお
いて、前以て機械的な固体/液体分離および吸着的分離
によって精製された15ないし35XのDE値を有する
部分加水分解物を加熱工程により滅菌し、この無菌の部
分加水分解物を4.0〜60のpH値に調整し、pHを
調整された基質に遊離の酵素を配量し、酵素/担体複合
物が拡散を妨害しない形でその中に配置されている1個
またはそれ以上の処理容器内で酵素触媒を添加された基
質を遊離の酵素によるそして担体に固定された酵素によ
る組合せ加水分解処理゛Kかけ、加水分解処理を326
〜338°K、好ましくは331〜aaj0にの温度な
らびに35〜80%の最初のDE値において実施し、回
分式または連続式処理を1段階または多段階において生
成物によって特定的な加水分解の終点までもたらし、そ
の後で酵素を加熱工程により不活性化し、不活性化され
た加水分解物を熱による濃縮および/または結晶化ない
し噴霧乾燥または流動層による粒状化によって最終生成
物へと変換せしめることを特徴とする前記D−グルコー
スおよび澱粉加水分解物の製造方法である。
本発明による方法の好ましい一つの実施態様は、澱粉分
解−またはオリゴ糖分解酵素として、α−アミラーゼ、
β−アミラーゼまたはアミログルコシダーゼを遊離の酵
素または担体に固定された酵素として使用することにあ
る。
本発明による方法のもう一つの好ましい実施態様は、澱
粉分解−またはオリゴマー分解酵素をベータグルカナー
ゼ、ベンタザナーゼ、リパーゼまたはセルラーゼで補強
することにある。
本発明による方法の更にもう一つの好ましい実施態様は
、部分加水分解物の加水分解を連続的または半連続的に
1段階法または多段階法として実施することにある。
本発明による方法のもう一つの好ましい実施態様は、部
分加水分解物の全加水分解の際に、好ましくは連続運転
のために6個以上のタンク、を使用することにある。
更に、本発明による方法の好ましい実施態様は、部分加
水分解物の機械的な固体/液体の分離を多段階法によし
35〜80%のDE値において行なうことに娶る。
本発明による方法の更に他の好ましい実施態様は、規定
された活性の付与を、固定化に必要とされる酵素量の過
剰状態からの貧化に実質的に由来する原生酵素を用いて
行ない、多段階法の場合に、極めて多様な組成を有する
加水分解物をそれぞれに適した位置において取出し、そ
して318〜338°Kの反応温度を有する流れ反応器
を、前方に設けられた撹拌機付き反応器と組合せて使用
することにある。
本発明による課題の解決の一つの特定の実施態様は、1
5〜35%のDEを有する前以って精製された部分加水
分解物を短時間の高温処理により滅菌し、上記部分加水
分解に加水分解物1g当92〜8単位の量の遊離の酵素
、α−アミラーゼ、β−アミラーゼまたはアミログルコ
シダーゼを添加し、遊離の酵素で活性化された基質を、
一般に更に担体に固定された酵素複合体が拡散を防止さ
れた形態で配置されている反応容器に供給し、遊離の、
そして担体に固定された酵素の存在下に部分加水分解物
を326〜8880にの温度において35〜80%のD
Eとなし、含有された遊離の酵素を含む中間生成物を第
1の反応容器から取出し、そして担体に固定された酵素
が拡散防止的でなく配置されているそれ以後の反応容器
内で全加水分解を326〜338°K1好ましくは32
9〜335°Kの温度において95〜99%のDE値ま
でもたらし、その後で存在する遊離の酵素を反応容器外
で加熱工程によって不活性化し、この不活性化された全
加水分解物を精製しそして冷却による結晶化または噴霧
による粒状化または流動床による粒状化によって加工す
ること−にある。
本発明による解決の更にもう一つの特定の変法は、15
〜35%のDE値を有する部分加水分解物に遊離の酵素
(α−アミラーゼ、アミログルコシダーゼ)を添加し、
酵素で活性化された部分加水分解物を、担体に固定され
た酵素を有する錯体が拡散防止的でない形で配置されて
いる若干の直列に連結された反応容器内で処理し、その
際定常的な操作の場合に、供給および滞留時間を、第1
の反応容器内における326〜3380にの反応温度に
おいて40〜80%のDE値に調整し、その後でそれ以
後の反応容器内で全加水分解を、添加された担体に固定
された酵素を95〜99%のDE値まで更にもたらし、
次いで遊離の酵素を加熱工程によって不活性化し、そし
て不活性化された全加水分解物を精製しそして結晶化ま
たは噴霧による粒状化または流動床による粒状化によっ
て加工することにある。
本発明による方法のもう一つの特別な変法は、15〜3
5%のDE値を有する部分加水分解物に澱粉−または澱
粉オリゴマーを分解する群から選ばれた遊離の酵素を配
量し、この酵素で活性化された部分加水分解物を、内部
的または外部的に担体に固定された酵素錯体が配置され
ている反応容器内において308〜838°Kの温度に
おいて加水分解を35〜80%のDE値までもたらし、
そしてその後で塔状反応器内で全加水分解を318〜3
38°K1好ましくは326〜829°Kの反応温度に
おいて50〜96%のDE値までもたらすことにある。
本発明による方法の更にもう一つの特定の変法は、15
〜35%のDE値を有する部分加水分解物に遊離の酵素
(α−アミラーゼ、アミログルコ7ダーゼ)を添加し、
この酵素で活性化さけそれ以上の直列に連結された反応
容器内に連続的に供給し、その中で326〜338°K
の温度において加水分解を88〜70%のDE値までも
たらし、次いで遊離の酵素を加熱工程によって不活性化
し、この不活性化された加水分解物を精製し、そして蒸
発によって約80%の乾燥物質含量まで濃縮することに
ある。この変法においては、高いグルコース含量を有す
る澱粉シランプが得られる。
本発明による方法の他の特定の変法は、15〜35%の
DE値を有する部分加水分解物に遊離の酵素としてβ−
アミラーゼを添加し、この酵素で活性化された部分加水
分解物を、内部的または外部的に担体に固定された酵素
複合体を含有する1個またはそれ以上の直列に連結され
た反応容器に連続的に供給し、その中で328〜343
°Kの温度において加水分解を40〜65%のDE値ま
でもたらし、その後で加熱工程によって遊離の酵素を不
活性化し、不活性化された加水分解物を精製し、そして
蒸発によって約80%の乾燥物まで濃縮される。この変
法の場合には、マルトースを富有する/ラップが生産さ
れる。本発明による方法の場合には、化学的および生化
学的反応技術において標準的であり、しかも遊離の酵素
を用いる澱粉加水分解物の製置内に固定式または可動式
に配置される。そのために有孔管または絹織物からなる
網状ホースが使用されるので、拡散は妨げられない。上
記有孔管または網状ホースは、最も乱流の激しい領域に
位置せしめられる。外部的配置の場合には、個々の攪拌
装置は、差動循環反応器として運転される。担体に固定
された酵素複合体は、次に2つの有孔床の間の循環ポン
プ導管の管内に固定される。
本発明による方法の対象は、なかんずく担体に固定され
た酵素の最初の活性の低下を減少させることである〔ヤ
ーーフイッシャー著「つ/ターズーフンゲン・ツーム・
アインフルッス・ジンテテイツゾヤー・トレーガ−・ア
ウフ拳ヘテローゲネ・エンンイームレアクショネン」、
1980年(Fischer、J、 ” Unters
uchungen zum Ejnflusssynt
hetrscher TrAger auf hete
rogene Enzymreaktjonen“。
Dissertatjon B、 math 、 −n
at、 −Fakultjit 、MLU Halle
−Wi ttenberg 、 1980参照〕。比較
的少量の酵素の添加を行なうことKより、担体に固定さ
れた酵素の従来の使用上の欠点が克服される。本発明に
よる方法のだめの酵素担体としては、巨大有孔ガラス、
シリカゲル、前処理されたセルロース、巨大有孔ポリス
チレン、ポリ塩化ビニルその他が使用されうる。好まし
くは、担体としてウオファチット(Wofatit) 
Y58 Cヘミツシエ7−コンビナーテス・ビターフェ
ルト((:’hemischenKombinates
 Bjtterfeld)の製品)〕 が使用される。
本発明による方法においては、加水分解物1g当り2〜
8単位の原生酵素の配量のためのバンド巾を採用した場
合、最初の活性の実質的な低下々しに、2ケ月の担体固
定酵素の滞留時間が達成される。本発明のもう一つの目
的は、従来技術に比較してよシ有効な酵素反応の諸条件
を構成することである。基質の単量体または二量体成分
の最初の濃度をよシ高くすることによって、担体固定化
酵素の熱安定性が改善されることが立証された。基質の
単量体または二量体成分の割合を比較的高くすることに
よって、同時に、比較的高い滲透圧を条件づけ、そして
そのような滲透圧は、本発明の高い反応温度と組合わさ
れて微生物の生成および増殖を排除する。それによシ、
特別な予防手段をとることなく、連続的な運転が可能で
ある。
タンクの数および大きさならびに必要な平均的滞留時間
に対応して、それぞれの撹拌機付き装置において厚生酵
素と結び付けられた活性が規定されるならば、最適の加
水分解が保証される。連続的操作においては、加水分解
の最終値の調節は、供給された遊離の、そして結合され
た酵素の活性を介する出発基質の供給量の調整により、
そしてまた加水分解温度の決定により行なわれる。pH
値は、本発明による方法においては、γ−アミラーゼを
用いて操作する場合には、4.0〜4.7の範囲内で選
択される。本発明による方法を用いることにより、酵素
の消費量を遊離の酵素を用いる加水分解に比較して75
〜80%も減少せしめうる。
更に、遊離の酵素を担体に固定するために貧化した酵素
溶液中に残存している原始酵素を本発明による方法にお
ける遊離の酵素として使用することも可能である。それ
によって、酵素のより以上の節約が可能になる。本発明
に従えば、部分加水分解物の精製および滅菌は、存在す
る濾過技術にそれぞれ従って、35〜80%のDE値に
おける原生酵素の添加後においても、固定化酵素が取付
けられていない攪拌装置を前置することによって原生酵
素の触媒作用が保証されるならば、実施されうる。
従来の攪拌装置を本発明により方法に包含させうるとい
う事情は、特に重要性を有する。それによって、従来は
遊離の酵素を用いて回分式または連続式に操作されてい
た装置の効率を著しく向上せしめ、しかも必要な新たな
投資を省くことができる。
実施例 以下の実施例の参照の下に、本発明による方法の実施を
更に詳細に説明する。
例I D−グルコースモノヒトラードの製造 約35%の乾燥物質を有する澱粉懸濁液を塩酸を用いて
2.2のpH値に調整し、そして408°Kの温度の連
続式コンバーター内で10%のDE値とする。酸で液化
された澱粉は、次に5.5〜6.0のpHに調整し、3
58°Kの温度まで冷却する。
細菌α−アミラーゼの添加によシ澱粉分解を導入し、2
4%のDE値まで導く。澱粉1kg当り1500〜25
008KB単位が配量される。
酸によるα−澱粉分解によシ製造された前加水分解物を
4.5のpH値に調整し、連続式渦巻型遠心分離機、連
続式スライム分離器および沈積物フィルターを用いて精
製する。回収され精製された酸/α−澱粉分解された前
加水分解物を平形熱交換器および加熱管式加熱器内で処
理することKよって滅菌する。滅菌された前加水分解物
の中になお痕跡的に含有されたデキストリン/卵白/脂
質複合体は、適当な吸着樹脂を用いて吸着によシ分離さ
れる。
この方法の定常的進行のみを考慮する。部分加水分解物
の全加水分解は、本発明による溶液に適した処理によシ
好ましいものとなる。加水分解処理のために、それぞれ
40h1  の容量を有する直列に連結された加熱式攪
拌容器からなる10段のカスケードが設けられる。加水
分解は、383°Kの温度、4.1〜4.7のp)(値
および約35%の基質の乾燥物質含量において行なわれ
る。
滅菌され精製された部分加水分解物にアスペルギ)Lt
ス壷:−ゲ/l/ (Aspergillus nig
er)から得られたTSアミログルコシダーゼが1g当
り5〜8単位処理のために配量される。この酵素で活性
化された部分加水分解物を第1の処理容器に供給する。
第1の反応容器においては、担体に固定された酵素複合
体が配置されている。第1の反応室における基質の平均
DE値は、55〜60%である。この平均DE値を有す
る基質が第2の攪拌容器に移される。第2の反応室には
、酵素で活性化されだ担体樹脂150kgが配置されて
いる。第2の反応容器における平均DE値は、70〜7
5%の範囲内である。第2の反応室よりの中間生成物は
、このDE値を有して第8の反応室に移動される。第3
ないし第10の反応容器においては、800kgないし
350kgの担体樹脂が配置されている。担体樹脂は、
攪拌容器内で最大の乱流領域に位置している。有効な全
活性は、10番目の攪拌装置の出口において97〜98
%のDE値を保証する。このカスケード式装置の供給効
率は、約7.3m/hであシ、これは全加水分解物的2
3,000 )ンの年間生産量に相当する。酵素の節約
は、65〜70%に達する。
10番目の攪拌装置よりの全加水分解物は、更に処理す
るために取出され、加熱工程により不活性化され、精製
され、加熱濃縮されそして噴霧乾燥される。
生産物は、97〜98%のDE値を有する澱粉糖である
例2 澱粉シラツブの製造 例1に従って得られた、精製されそして滅菌された部分
加水分解物は、本発明に従って通常のサツカライドスペ
クトルを有する澱粉シラツブまで処理される。
処理は、32m6の容量を有する攪拌容器内で行なわれ
る。この加熱式攪拌容器は、インペラー攪拌機を備えて
いる。本発明による方法を実施するために、部分加水分
解物は、4.2のpH値に調整され、そして加水分解物
1g当クシグルコアミラーゼ2単が配量される。
酵素で活性化された部分加水分解物は、次いで処理反応
器に導入される。この処理反応器内には、酵素担体複合
体150kgがインペラー攪拌機の乱流領域に固定して
取付けられている。
遊離の酵素および担体に固定された酵素の組合せ作用に
よって、部分加水分解物は、更に分解されそして42%
の平均DE値を有して攪拌容器から取出される。生産量
は、1時間当9約2トンに達する。
加水分解物は、加熱工程によって不活性化され、精製さ
れそして約80%の乾燥物になるまで濃縮される。
例3 マルトースで富化されたシラツブの製造例1に従って得
られた部分加水分解物を本発明に従って高いマルトース
含量を有する澱粉シラツブまで加工される。そのために
部分加水分解物は、5.4〜5.8のpH値まで調整さ
れ、原生α−アミラーゼが配置される。酵素で活性化さ
れた部分加水分解物は、15m3の内容量を有する加熱
式攪拌容器内に連続的に供給される。この処理容器内に
は、担体樹脂350kgが固定配置されている。担体樹
脂としては、ウオファチット(Wofatit)Y58
が使用される。この担体樹脂は、アスペルギルス−オリ
ザ:r−(Aspergillus oryzae)か
ら得られた真菌α−アミラーゼを用いて活性化されたも
のである。基質の温度は、332°Kに調整される。
1トンの物質供給の場合、TS中に約50%のマルトー
スを有するマルトースで富化されたシラツブが得られる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、澱粉および澱粉含有原料の酸触媒および/または酵
    素触媒を用いる加水分解によつてD−グルコースおよび
    澱粉加水分解物を製造する方法において、前以て機械的
    な固体/液体分離および吸着的分離によつて精製された 15ないし35%のDE値を有する部分加水分解物を加
    熱工程により滅菌し、この無菌の部分加水分解物を4.
    0〜6.0のpH値に調整し、pHを調整された基質に
    遊離の酵素を配量し、酵素/担体複合物が拡散を妨害し
    ない形でその中に配置されている1個またはそれ以上の
    処理容器内で酵素触媒を添加された基質を遊離の酵素に
    よるそして担体に固定された酵素による組合せ加水分解
    処理にかけ、加水分解処理を326〜338°K、好ま
    しくは331〜335°Kの温度ならびに35〜80%
    の最初のDE値において実施し、回分式または連続式処
    理を1段階または多段階において生成物によつて特定的
    な加水分解の終点までもたらし、その後で酵素を加熱工
    程により不活性化し、不活性化された加水分解物を熱に
    よる濃縮および/または結晶化ないし噴霧乾燥または流
    動層による粒状化によつて最終生成物へと変換せしめる
    ことを特徴とする前記D−グルコースおよび澱粉加水分
    解物の製造方法。 2、澱粉分解−またはオリゴ糖分解酵素としてのα−ア
    ミラーゼ、β−アミラーゼまたはアミログルコシダーゼ
    を遊離の酵素としてまたは担体に固定された酵素として
    用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、澱粉分解−またはオリゴマー分解酵素にβ−グルカ
    ナーゼ、ベンタザナーゼ、リパーゼまたはセルラーゼを
    補強する特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方
    法。 4、部分加水分解物の加水分解を連続的または半連続的
    に1段階または多段階法として実施する特許請求の範囲
    第1項〜第3項のいずれかに記載の方法。 5、部分加水分解物の全加水分解の際に合目的的には連
    続的運転のために6個以上のタンクを用いる特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 6、多段階法の部分加水分解物の機械的固体/液体−分
    離を35〜80%のDE値において行なう特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 7、規定された活性の付与を、固定化のために必要な酵
    素量の過剰状態からの貧化に実質的に由来する原生酵素
    を用いて行なう特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれ
    かに記載の方法。 8、多段階法の場合に、極めて多様な組成を有する加水
    分解物がそれぞれに適した位置において取出される特許
    請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載の方法。 9、318〜338°Kの反応温度を有する流れ反応器
    を、前置された撹拌機付き反応器と組合せて使用する特
    許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方法。
JP8559985A 1984-04-23 1985-04-23 D−グルコ−スおよび澱粉加水分解物の製造方法 Pending JPS6125494A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DD12P/262161.5 1984-04-23
DD26216184A DD238305A3 (de) 1984-04-23 1984-04-23 Verfahren zur herstellung von d-glucose und staerkehydrolysaten

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6125494A true JPS6125494A (ja) 1986-02-04

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