JPS6125479Y2 - - Google Patents

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JPS6125479Y2
JPS6125479Y2 JP1983009607U JP960783U JPS6125479Y2 JP S6125479 Y2 JPS6125479 Y2 JP S6125479Y2 JP 1983009607 U JP1983009607 U JP 1983009607U JP 960783 U JP960783 U JP 960783U JP S6125479 Y2 JPS6125479 Y2 JP S6125479Y2
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JP
Japan
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rods
rod
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handcart
seat
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JP1983009607U
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JPS59116024U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、病人、身体障害者あるいは足腰が弱
り短時間の歩行によつても息切れを生じ絶えず小
休止を必要とする老人等の歩行の補助の用いられ
る手押し車の改良に関するものである。
病人、身体障害者あるいは老化による足腰の筋
力の衰弱、或は各種疾患により生ずる障害等の為
に独力で歩行する事が困難となつた老人の歩行補
助には従来より杖或は身近な手押し車(例えば乳
母車)等が便宜的に使用されているのであるが、
杖はある程度の体力を必要とし、又手押し車は老
人の歩行補助用として専用に作られたものではな
い為、いずれも充分にその機能を果しているとは
いえないのが実情である。
本件出願人は上記の実情に鑑みてその改善を試
みるべく先に老人のための座席付き歩行補助用の
手押し車を考案し、その登録(登録番号第
1355002号、以下「従来考案」という)を受ける
に至つている。そしてこの従来考案によつて老人
の歩行補助に適した手押し車を得る事が可能とな
り、又その構成により種々の優れた効果を得る事
が出来るのであるが、同従来考案は実際の使用に
於いて尚若干の解決すべき問題点が残されてい
た。
即ち従来考案にあつては手押し車を構成するフ
レームが一体的に形成されており、折畳みが出来
ない為、不使用時に於ける手押し車の保管スペー
スを確保しなければならず、この点に於いて病院
等における屋内の使用に不具合を生じていた。
本考案は上記の様な従来の不具合に鑑みてその
改善を試みたものであり、不使用時には折畳むこ
とが出来るとともに、その折畳み及び展開操作を
簡単に行なう事が出来、且つ展開時には楽な姿勢
で歩行出来る様にした事をその特徴とするもので
ある。
即ち本考案は下端部にキヤスターを装着する前
後一対の脚杆と肘掛け杆を存して略門型に形成す
るフレームを左右に対峙させて設けるに、上記肘
掛け杆にはその後端部に、緩勾配部と急勾配部を
存して三角山状に隆起させて手押し用の把手部を
設ける一方、両フレームの前脚部及び後脚部間に
はクロス状に枢結させて形成する前後一対のリン
ク杆の下端部を枢結するとともに前後に相対応す
るリンク杆の上端部に亘つて連結杆を横架させ、
両連結杆間には座席シートを張架し、各リンク杆
の上端近傍部と各リンク杆に近接する脚杆を補助
リンク杆により連結させる様に構成した事をその
要旨とするものである。
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
図面に於いて1は本考案に係る手押し車を示
す。
2,2は同手押し車1を構成する左右一対のフ
レームであつて両フレーム2,2は夫々垂直状に
立上る前後一対の脚杆2a,2aと同脚杆2a,
2aの上端部をつなぐ肘掛け杆2bを存して略門
型に形成される。そして同肘掛け杆2bの後端部
は緩勾配部と急勾配部を存して三角山状に隆起さ
せる事により、同部に手押し用の把手部2b′,2
b′が形成される。又脚杆2a,2a′間には補強杆
2cが横架され各脚杆2a,2a′の下端部にはキ
ヤスター3が360゜角に亘つて首振り自在に装着
される。又手押し車1の前端部及び後端部にはリ
ンク機構4,4が相対応させて設けられる。
各リンク機構4を構成するリンク杆4a,4b
は夫々クロス掛け状に枢結されその下端寄りの一
端は前脚杆2a,2aの下端部に夫々枢結され
る。
又、同リンク杆4a,4bの上端寄りの一端に
は前後に相対応するリンク杆4a,4bの上端部
間に亘つて連結杆5,5が横架され、両連結杆
5,5間には座席シート6が張設される。同シー
ト6は例えば布等の適宜の強度及び屈撓性を有す
る素材を用いて略矩形状に形成される。又、リン
ク杆杆4a,4bの上端近傍位置には補助リンク
杆4cの一端が枢結され、各補助リンク杆4cの
他端は相対応する脚杆2a,2a′,2b,2b′に
枢結される。そして後脚杆2a′,2a′間には背も
たれ7が張設され、前脚杆2a,2aの下端部間
には前方向に向けて突設される支持杆8,8を介
して足乗せ9が水平状態にて張設される。同背も
たれ7及び足のせ9は上記座席シート6と同様例
えば布等の適度の強度及び屈撓性を有する素材を
用いて形成され、その左右両端部に付設されるス
ナツプボタン等の係合具を介して着脱可能に設け
られる。尚上記足乗め9は乗せた戦を安定させる
事が出来る様に例えばその内部に二枚の板体を装
入させたり或は単に二枚の板体を適宜に連結させ
て形成する事も可能であり、その場合には第3図
に示す様に上方向に向けて二ツ折り状に折畳む事
が可能な如く設けられる。
又、各脚杆2a,2a′の下端部に夫々装着され
るキヤスター3は適宜のブレーキ機構を具備する
ものを用いる事も可能である。
次にその作用及び使用方法について説明する。
第2図は手押し車1の展開状態を示す正面図で
あるが、この状態に於いて座席シート6を張架す
る連結杆5,5を夫々上部中央方向に向けて引き
上げると、同連結杆5,5の前後両端部には前後
一対のリンク杆4a,4b,4a,4bの上端部
が夫々連結され、同リンク杆4a,4b,4a,
4bの下端部はフレーム2,2の下端部に夫々連
結され、且つ同フレーム2,2の上部は補助リン
ク杆4c,4c,4c,4cを介して同リンク杆
4a,4,4a,4bの上端近傍位置に連結され
ている事により、その引き上げ操作を介してフレ
ーム2,2は夫々その間隔が狭められる如く中央
方向に向けて引き寄められて第3図に示す様な折
畳み状態が得られる。一方この様にして折畳まれ
た手押し車1を展開させる場合には上記とは逆に
連結杆5,5を夫々外側方向に向けて押圧させる
事により、リンク杆4a,4b,4a,4b及び
補助リンク杆4c,4cを介してフレーム2,2
が外側方向に押し拡げられて第2図に示す様な展
開状態を得る事が出来るのであるが、この時連結
杆5,5には座席シート6が張設されている事に
より、同座席シート6の緊張作用を介してフレー
ム2,2のそれ以上の拡開を規制する作用が得ら
れる。
そして本考案に係る手押し車1はこの様な展開
状態にて使用されるのであるが、具体的には左右
両側部に設けた肘掛け杆2b,2bを両手にて把
持するとともに、同肘掛け杆2b,2bを介して
手押し車1に身を預ける恰好にてこれを押進させ
る事によつて、その歩行の補助作用を得る事が出
来るのである。又この時把手部2b′,2b′は緩勾
配部と急勾配部を存して形成されている事によ
り、病状、老人の腰の曲り具合あるいは身長の高
低等に応じてその任意の部分を把持すれば、楽な
姿勢でその歩行を行なう事が可能となる。
一方この様な歩行中に於いて疲労を生じた場合
には座席シート6に座乗する事によつて何時でも
休息をとる事が出来るのである。
又、背もたれ7は着脱可能に設けられている事
により、使用に際して予めそれを取り外しておけ
ば前後何れの側からでも座席シート6に座乗する
事が可能となる。
本考案は以上の構成より成るものであり、上記
の様に構成した事により、不使用時には手押し車
を折畳む事が可能となり、しかもその折畳み及び
展開操作を極めて円滑に行なう事が出来る事に加
え、展開して手押し車として使用する場合には、
病状や老人の腰の曲がり具合或いは身長の高低等
に応じて把手部の任意の部分を把持することによ
り、楽な姿勢で歩行することが出来るに至つた。
又、本考案にあつては病人、身体障害者あるいは
老人を座席シート上に前向きにて座乗させた状態
で背後より押進させる事が出来る為、手押し車を
移送車としても使用できるのであり、この点に於
ける実用的効果も極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の外観斜視図、第2図は
同正面図、第3図は折畳み状態を示す正面図であ
る。 1……手押し車、2……フレーム、2a,2
a′……脚杆、2b……肘掛け杆、2b′……把手
部、2c……補強杆、3……キヤスター、4……
リンク機構、4a,4b……リンク杆、4c……
補助リンク杆、5……連結杆、6……座席シー
ト、7……背もたれ、8……支持杆、9……足の
せ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端部キヤスターを装着する前後一対の脚杆と
    肘掛け杆を存して略門型に形成するフレームを左
    右に対峙させて設けるに、上記肘掛け杆にはその
    後端部に、緩勾配部と急勾配部を存して三角山状
    に隆起させて手押し用の把手部を設ける一方、両
    フレームの前脚部及び後脚部間にはクロス状に枢
    結させて形成する前後一対のリンク杆の下端部を
    枢結するとともに前後に相対応するリンク杆を上
    端部間に亘つて連結杆を横架させ、両連結杆間に
    は座席シートを張架し、各リンク杆の上端近傍部
    と各リンク杆に近接する脚杆を補助リンク杆によ
    り連結させて成る病人、身体障害者あるいは老人
    の歩行補助用手押し車。
JP960783U 1983-01-26 1983-01-26 病人、身体障害者あるいは老人の歩行補助用手押し車 Granted JPS59116024U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP960783U JPS59116024U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 病人、身体障害者あるいは老人の歩行補助用手押し車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP960783U JPS59116024U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 病人、身体障害者あるいは老人の歩行補助用手押し車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59116024U JPS59116024U (ja) 1984-08-06
JPS6125479Y2 true JPS6125479Y2 (ja) 1986-07-31

Family

ID=30141064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP960783U Granted JPS59116024U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 病人、身体障害者あるいは老人の歩行補助用手押し車

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JP (1) JPS59116024U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111796Y2 (ja) * 1972-07-27 1976-03-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59116024U (ja) 1984-08-06

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