JPS61254681A - 固着剤組成物及びそれを用いたアンカ−ボルト用固着剤組成物 - Google Patents
固着剤組成物及びそれを用いたアンカ−ボルト用固着剤組成物Info
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- JPS61254681A JPS61254681A JP9635285A JP9635285A JPS61254681A JP S61254681 A JPS61254681 A JP S61254681A JP 9635285 A JP9635285 A JP 9635285A JP 9635285 A JP9635285 A JP 9635285A JP S61254681 A JPS61254681 A JP S61254681A
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- Japan
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- weight
- mixture
- monocarboxylic acid
- mol
- acid
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業の利用分野〕
本発明はコンクリート、モルタル等のセメント系材料や
金属材料等の接合用途、さらには補修用途に適した固着
剤組成物に関する。
金属材料等の接合用途、さらには補修用途に適した固着
剤組成物に関する。
ビルや高速道路で代表されるコンクリート構造物等の建
設あるいは補修補強工事が広〈実施されている。該分野
においてはコンクリート。
設あるいは補修補強工事が広〈実施されている。該分野
においてはコンクリート。
モルタル等のセメント材料や金属材料を接合する為に接
着剤を必要とし、今までに種々の接着剤1例工ばポリエ
ステル系接着剤、エホキシ系接着剤、フェノール系接着
剤、メラミン系接着剤あるいはポリウレタン系接着剤等
が開発されている。しかしながら従来の接着剤は極低温
(氷点下)においては5時間程度以上の長J、z硬化時
間を必要とすることが大きな問題として残っていた。
着剤を必要とし、今までに種々の接着剤1例工ばポリエ
ステル系接着剤、エホキシ系接着剤、フェノール系接着
剤、メラミン系接着剤あるいはポリウレタン系接着剤等
が開発されている。しかしながら従来の接着剤は極低温
(氷点下)においては5時間程度以上の長J、z硬化時
間を必要とすることが大きな問題として残っていた。
本発明の目的は極低温でも短時間で硬化し。
かつ回着強度の高い固着剤組成物及びそれを用いたアン
カーボルト用固着剤組成物を提供することにある。
カーボルト用固着剤組成物を提供することにある。
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎とし1分
子量800−3000及びエポキシド当量400〜25
00を有するエポキシ樹脂Y、a)メタクリル酸及び/
又はアクリルll’74〜64モル優と、b)8〜20
個の炭素原子を有する飽和モノカルボン酸少なくとも1
a100へ80モル%と8〜20個の炭素原子を有する
不飽和モノカルボン酸少なくとも1種0〜20モル%と
からなるモノカルボン酸26〜36モル%との混合物と
!反応させることによって得られた不飽和β−ヒドロキ
シエステル(A130〜70重量%と、メタクリル酸メ
チルあるいはメタクリル酸メチルを70を量%以上含有
する重合性不飽和単量体温金物(B170〜30重量%
との混合物である重合性不飽和化合物100重量部に対
し、第3級アミン(C10,1〜5重量部添加してなる
固着剤組成物、物を第1の発明とし、上記固着剤組成物
に骨材を添加したアンカーボルト用固着剤組成物を第2
の発明と下るものである。
子量800−3000及びエポキシド当量400〜25
00を有するエポキシ樹脂Y、a)メタクリル酸及び/
又はアクリルll’74〜64モル優と、b)8〜20
個の炭素原子を有する飽和モノカルボン酸少なくとも1
a100へ80モル%と8〜20個の炭素原子を有する
不飽和モノカルボン酸少なくとも1種0〜20モル%と
からなるモノカルボン酸26〜36モル%との混合物と
!反応させることによって得られた不飽和β−ヒドロキ
シエステル(A130〜70重量%と、メタクリル酸メ
チルあるいはメタクリル酸メチルを70を量%以上含有
する重合性不飽和単量体温金物(B170〜30重量%
との混合物である重合性不飽和化合物100重量部に対
し、第3級アミン(C10,1〜5重量部添加してなる
固着剤組成物、物を第1の発明とし、上記固着剤組成物
に骨材を添加したアンカーボルト用固着剤組成物を第2
の発明と下るものである。
本発明で用いられる不飽和β−ヒドロキシエステル(2
)は重合性不飽和化合物の一成分を構成するものであり
、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎とする
エポキシ樹脂、Tなわち分子量800−3000及びエ
ポキシド当量400〜2500’&有するポリグリシド
エーテル少なくとも1種を用いて製造される。特に平均
分子量1300〜1800及びエポキシド当量750〜
1000を有するエポキシ樹脂又はその混合物が好まし
い。該エポキシ樹脂は、 alメタクリル酸及び/又は
アクリル974〜64モル%と、 b)少なくとも1a
llの長鎖モノカルボン酸26〜36モル%との混合物
と反応して不飽和β−ヒドロキシエステル(2)を生成
でる。成分a)としてはメタクリル!!250モル%以
上を有する混合物1%にメタクリル酸だけを使用するの
が有利である。成分b)としては8〜20個の炭素原子
を有する飽和モノカルボン酸1例えばカプリル酸、ペラ
ルゴン酸、カプリン酸、ラウリン#l、ミリスチン酸、
バルミチンrR,マルガリン酸又はステアリン酸、及び
これらの混合物が使用され、8〜20個の炭素原子を有
τる不飽和モノカルボン酸少なくとも1種を20モル%
以下の範囲で混合でることもできる。このような不飽和
モノカルボン酸としては1例えばラウロレイン酸、ミリ
ストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リンチ
ノール酸又は七の混合物を挙げることができる。
)は重合性不飽和化合物の一成分を構成するものであり
、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎とする
エポキシ樹脂、Tなわち分子量800−3000及びエ
ポキシド当量400〜2500’&有するポリグリシド
エーテル少なくとも1種を用いて製造される。特に平均
分子量1300〜1800及びエポキシド当量750〜
1000を有するエポキシ樹脂又はその混合物が好まし
い。該エポキシ樹脂は、 alメタクリル酸及び/又は
アクリル974〜64モル%と、 b)少なくとも1a
llの長鎖モノカルボン酸26〜36モル%との混合物
と反応して不飽和β−ヒドロキシエステル(2)を生成
でる。成分a)としてはメタクリル!!250モル%以
上を有する混合物1%にメタクリル酸だけを使用するの
が有利である。成分b)としては8〜20個の炭素原子
を有する飽和モノカルボン酸1例えばカプリル酸、ペラ
ルゴン酸、カプリン酸、ラウリン#l、ミリスチン酸、
バルミチンrR,マルガリン酸又はステアリン酸、及び
これらの混合物が使用され、8〜20個の炭素原子を有
τる不飽和モノカルボン酸少なくとも1種を20モル%
以下の範囲で混合でることもできる。このような不飽和
モノカルボン酸としては1例えばラウロレイン酸、ミリ
ストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リンチ
ノール酸又は七の混合物を挙げることができる。
成分+Blは不飽和β−ヒドロキシエステル(2)と共
に1本発明の固着剤組成物中の重合性不飽和fヒ合物の
一成分を構成するものであり、メタクリル酸メチル以外
の単量体としては1例えばアクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i−ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル@n−
ブチル、メタクリルM2−エチルヘキシル、メタクリル
酸ラウリル等のアクリル酸またはメタクリル酸エステル
類、スチレン等の芳香族ビニル化合物、アクリロニトリ
ル等のシアン化ビニル化合物及び酢酸ビニル等のビニル
エステル類が挙げられる。また成分(刊は公知の架橋剤
を含有することもできる。架橋剤としては、−分子中に
少なくとも2個のビニル基及び/又はアリル基を含有す
る化合物1例えばジメタクリル酸エチレングリコール、
ジメタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタクリル
酸テト2エチレングリコール、ジアクリル酸1,4−ブ
タンジオール、ジアクリルM1.6−へキチンジオール
、ジアクリル酸ネオペンチルグリコール、ジアクリル酸
ジエチレングリコール、トリアクリル酸ペンタエリトリ
ット及びテトラアクリル酸ペンタエリトリットのような
アクリル酸またはメタアクリル酸の多官能性エステル、
又はシアヌル酸トリアリルのようなトリアリル化合物が
あげられる。
に1本発明の固着剤組成物中の重合性不飽和fヒ合物の
一成分を構成するものであり、メタクリル酸メチル以外
の単量体としては1例えばアクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i−ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル@n−
ブチル、メタクリルM2−エチルヘキシル、メタクリル
酸ラウリル等のアクリル酸またはメタクリル酸エステル
類、スチレン等の芳香族ビニル化合物、アクリロニトリ
ル等のシアン化ビニル化合物及び酢酸ビニル等のビニル
エステル類が挙げられる。また成分(刊は公知の架橋剤
を含有することもできる。架橋剤としては、−分子中に
少なくとも2個のビニル基及び/又はアリル基を含有す
る化合物1例えばジメタクリル酸エチレングリコール、
ジメタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタクリル
酸テト2エチレングリコール、ジアクリル酸1,4−ブ
タンジオール、ジアクリルM1.6−へキチンジオール
、ジアクリル酸ネオペンチルグリコール、ジアクリル酸
ジエチレングリコール、トリアクリル酸ペンタエリトリ
ット及びテトラアクリル酸ペンタエリトリットのような
アクリル酸またはメタアクリル酸の多官能性エステル、
又はシアヌル酸トリアリルのようなトリアリル化合物が
あげられる。
本発明の固着剤組成物は固着剤の性能、硬化時間及び作
業性を考慮すると適切な粘度であることが好ましい。粘
度を低くてると硬化性が悪くなり、又固着性能の低下を
招きやTいので好ましくない。逆に粘度が高下ぎると固
着作業性が悪くなるととも(:被固着物表面に隅々にま
で充分に固着剤が浸透できなくなり固着性能の低下を招
きや丁く好ましくない。
業性を考慮すると適切な粘度であることが好ましい。粘
度を低くてると硬化性が悪くなり、又固着性能の低下を
招きやTいので好ましくない。逆に粘度が高下ぎると固
着作業性が悪くなるととも(:被固着物表面に隅々にま
で充分に固着剤が浸透できなくなり固着性能の低下を招
きや丁く好ましくない。
固着性能及び上記粘度の点から本発明の不飽和β−ヒド
ロキシエステル(4)を30]ii1%〜701ii1
96.(Bl成分を70重量%〜30重量%の比率で用
いることが必要である。
ロキシエステル(4)を30]ii1%〜701ii1
96.(Bl成分を70重量%〜30重量%の比率で用
いることが必要である。
第3酢アミン(0としては窒素原子に直接少なくとも1
個の芳香族残基が結合しているものが好マしく、特にN
、 N’−ジメチルアニリン、N、N’−ジメチル−p
−トルイジン、N、N’−ジ(ヒドロキシエチル)−p
−トルイジン、N、N’−ジC2−ヒドロキシプロピル
)−p−トルイジンの一種又は二種以上の組合せが好ま
しい。第3酢アミンtelの多量の添加は硬化時間を極
端に短くし作業性を悪くてるので1重合性不飽和化合物
量100重量部に対して0.1〜5重量部の範囲で添加
される。
個の芳香族残基が結合しているものが好マしく、特にN
、 N’−ジメチルアニリン、N、N’−ジメチル−p
−トルイジン、N、N’−ジ(ヒドロキシエチル)−p
−トルイジン、N、N’−ジC2−ヒドロキシプロピル
)−p−トルイジンの一種又は二種以上の組合せが好ま
しい。第3酢アミンtelの多量の添加は硬化時間を極
端に短くし作業性を悪くてるので1重合性不飽和化合物
量100重量部に対して0.1〜5重量部の範囲で添加
される。
本発明の固着剤組成物は下記の如き方法で有利に製造τ
ることができる。
ることができる。
即ち、メタクリル酸メφルあるいはメタクリル酸メチル
を80¥in%以上含有する重合性不飽和単量体混合物
である(ツ成分の一部又は全景中に、ビスフェノールA
とエピクロルヒドリンを基礎とし1分子1soo〜30
00及びエポキシド当量400〜2500を有するエポ
キシ樹脂を溶解して溶解(IIとなし、該溶液(11中
にa)メタクリル酸及び/又はアクリルe!R74−6
4モル%と、b)8〜20個の炭素原子を有する飽和モ
ノカルボン酸少なくとも18100〜80モル優と、8
〜20個の炭素原子を有する不飽和モノカルボン酸少な
くとも1種0〜20モル%とからなるモノカルボ722
6〜36モル%との混合物を添加し、適当な触媒の存在
下に該エポキシ樹脂と酸とを反応させることによって生
成した不飽和β−ヒドロキシエステル(2)!含有する
溶液(IIIとなし、該溶液皿中に第3級アミン(CI
Y混合することにより本発明の固着剤組成物が製造さ
れる。なお溶液(Ilをつくるときに、 (Bl成分の
一部を用いたときには、(Blの残部は1例えば第3級
アミン(Oの添加時に同時に加えられる。
を80¥in%以上含有する重合性不飽和単量体混合物
である(ツ成分の一部又は全景中に、ビスフェノールA
とエピクロルヒドリンを基礎とし1分子1soo〜30
00及びエポキシド当量400〜2500を有するエポ
キシ樹脂を溶解して溶解(IIとなし、該溶液(11中
にa)メタクリル酸及び/又はアクリルe!R74−6
4モル%と、b)8〜20個の炭素原子を有する飽和モ
ノカルボン酸少なくとも18100〜80モル優と、8
〜20個の炭素原子を有する不飽和モノカルボン酸少な
くとも1種0〜20モル%とからなるモノカルボ722
6〜36モル%との混合物を添加し、適当な触媒の存在
下に該エポキシ樹脂と酸とを反応させることによって生
成した不飽和β−ヒドロキシエステル(2)!含有する
溶液(IIIとなし、該溶液皿中に第3級アミン(CI
Y混合することにより本発明の固着剤組成物が製造さ
れる。なお溶液(Ilをつくるときに、 (Bl成分の
一部を用いたときには、(Blの残部は1例えば第3級
アミン(Oの添加時に同時に加えられる。
エポキシ樹脂と酸混合物との反応は、公知の触媒の存在
下1:行われる。適当な触媒としては例えばエチレンジ
アミンのような1級アミン。
下1:行われる。適当な触媒としては例えばエチレンジ
アミンのような1級アミン。
トリメチルアミン、ジメチルベンジルアミン。
トリエチルアミン、ジメチル−p−)ルイジンのような
3級アミ7 ; 5no2%5ncz、 LiF のよ
うな無機塩類;トリフェニルホスフィンのような3級ホ
スフィン;ジエチルアミン塩酸塩のような2級アミンの
酸付加塩;塩化テトラメチルアンモニウムのような4級
アンモニウム塩;又はピリジン、モルホリ/のような窒
素含有複素環式化合物である。
3級アミ7 ; 5no2%5ncz、 LiF のよ
うな無機塩類;トリフェニルホスフィンのような3級ホ
スフィン;ジエチルアミン塩酸塩のような2級アミンの
酸付加塩;塩化テトラメチルアンモニウムのような4級
アンモニウム塩;又はピリジン、モルホリ/のような窒
素含有複素環式化合物である。
エポキシ樹脂と酸混合物との反応は、溶剤の不存在下又
は不活性溶剤の存在下で行うこともできるが、上述の如
く本発明の固着剤組成物中の成分(B1を構成する単量
体の一部又は全景中で反応させることが有利である。
は不活性溶剤の存在下で行うこともできるが、上述の如
く本発明の固着剤組成物中の成分(B1を構成する単量
体の一部又は全景中で反応させることが有利である。
エポキシ樹脂と酸混合物との反応中の重合を阻止するた
めに、ラジカル重合抑制剤を添加することが好ましい。
めに、ラジカル重合抑制剤を添加することが好ましい。
適当な抑制剤としては1例えばヒドロキノン、ヒドロキ
ノンモノメチルエーテル、2.4−ジメチル−6−t−
ブチルフェノールを挙げることができる。
ノンモノメチルエーテル、2.4−ジメチル−6−t−
ブチルフェノールを挙げることができる。
エポキシ樹脂と酸混合物との反応は50〜100℃の温
度で有利に行なわれる。この反応はほぼ化学量論酌量で
、Tなわち例えばエポキシド0.8〜1,2当童に対し
て91モルを用いて行なわれる。
度で有利に行なわれる。この反応はほぼ化学量論酌量で
、Tなわち例えばエポキシド0.8〜1,2当童に対し
て91モルを用いて行なわれる。
好ましい製造方法は下記の如くである。即ち成分(臣の
一部又は全量中に重合抑制剤を添加しエポキシ樹脂をこ
れに混合し、全体を加熱してエポキシ樹脂を溶解せしめ
、溶液(Ilとする。該溶液+I+ (=エポキシ樹脂
と酸との反応用触媒を添加する。この酸は約30分〜4
時間で連続的又は回分的に溶液+Il中に供給される。
一部又は全量中に重合抑制剤を添加しエポキシ樹脂をこ
れに混合し、全体を加熱してエポキシ樹脂を溶解せしめ
、溶液(Ilとする。該溶液+I+ (=エポキシ樹脂
と酸との反応用触媒を添加する。この酸は約30分〜4
時間で連続的又は回分的に溶液+Il中に供給される。
この反応混合物は2〜10時間反応温度に保持され十分
反応を行わせる。生成した不飽和β−ヒドロキシエステ
ルを含有する溶液([+中に、必要に応じて成分(Bl
の残量を加え、I83級アミンC)を添加することによ
って本発明の固着剤組成物を得る。
反応を行わせる。生成した不飽和β−ヒドロキシエステ
ルを含有する溶液([+中に、必要に応じて成分(Bl
の残量を加え、I83級アミンC)を添加することによ
って本発明の固着剤組成物を得る。
本発明においては、上述の固着剤組成物に。
骨材を添加τることにより固着剤組成物の硬化に伴なう
収縮を抑制することができ、かつ固着強度を上げること
ができるので好ましい。好ましい骨材の添加量としては
重合性不飽和化合物100重量部に対して50〜700
重量部である。
収縮を抑制することができ、かつ固着強度を上げること
ができるので好ましい。好ましい骨材の添加量としては
重合性不飽和化合物100重量部に対して50〜700
重量部である。
骨材の具体例としては砂、Qth砂、石英砂、炭酸カル
シウム、アルミナ、ガラスピーズ等が挙げられ、単独又
は二種類以上を組み合せて用いることができる。
シウム、アルミナ、ガラスピーズ等が挙げられ、単独又
は二種類以上を組み合せて用いることができる。
本発明の固着剤組成物は、該固着剤組成物に含まれる促
進剤である第3級アミンと硬化剤の組会せよりなる公知
のレドックス系触媒を用いることにより一30℃〜50
℃の温度範囲で2時間以内に硬化させることが可能であ
る、本発明の固着剤組成物と硬化剤とを混合τる方法C
:ツいてはコンクリート等を接着する時に重合性不飽和
化合物、弗3級アミン及び必要であれば骨材と硬化剤が
均一に混合されることを満足てれは特に問題はなく1種
々の混合形態が可能である。
進剤である第3級アミンと硬化剤の組会せよりなる公知
のレドックス系触媒を用いることにより一30℃〜50
℃の温度範囲で2時間以内に硬化させることが可能であ
る、本発明の固着剤組成物と硬化剤とを混合τる方法C
:ツいてはコンクリート等を接着する時に重合性不飽和
化合物、弗3級アミン及び必要であれば骨材と硬化剤が
均一に混合されることを満足てれは特に問題はなく1種
々の混合形態が可能である。
本発明においては、レドックス系触媒としては各種のも
のを用いることができるが、硬化剤として有機過酸化物
を用いるのが有利である、有機過酸化物の好ましい例と
しては過酸化ベンゾイルが挙げられる。
のを用いることができるが、硬化剤として有機過酸化物
を用いるのが有利である、有機過酸化物の好ましい例と
しては過酸化ベンゾイルが挙げられる。
該過酸化物は取扱い上の危険を避けるため(=不活性の
液体又は固体で濃度50%程度に稀釈されたペースト状
又は粉末状のものを用いることが好ましい。
液体又は固体で濃度50%程度に稀釈されたペースト状
又は粉末状のものを用いることが好ましい。
本発明の固着剤組成物が空気と多く接触する条件下で使
用τる場合にはパラフィン及び又はワックス全添加する
ことにより硬化性能の低下を防止τることが可能である
。
用τる場合にはパラフィン及び又はワックス全添加する
ことにより硬化性能の低下を防止τることが可能である
。
本発明の固着剤組成物に骨材を添加したものは1%にア
ンカーボルト用固着剤組TfC物として用イf、、−場
合に効果的であり、その際骨材の添加割合は固着剤組成
物の硬化後の固着強度の点で重合性不飽和化合物100
1!量部に対して300〜600重量部添加するのが好
ましい。
ンカーボルト用固着剤組TfC物として用イf、、−場
合に効果的であり、その際骨材の添加割合は固着剤組成
物の硬化後の固着強度の点で重合性不飽和化合物100
1!量部に対して300〜600重量部添加するのが好
ましい。
又、アンカーボルト川口着剤組成物として用いた場合に
は、骨材の粒径(D1)はアンカーボルトのピッチ(D
2)に対してD1/D2−0.4〜0.07の範囲にあ
ることが固着強度の点から好ましい。
は、骨材の粒径(D1)はアンカーボルトのピッチ(D
2)に対してD1/D2−0.4〜0.07の範囲にあ
ることが固着強度の点から好ましい。
尚、アンカーボルト用固着剤組成物として使用する場合
においては、固着剤組成物が充填された密封された小さ
な細いガラス管(イ)と骨材及び硬化剤をガラス製等の
筒状体に)に充填したアンフルタイプ(第1図参照)、
固着剤組成物が充填された密封された小さな細いガラス
管(t71゜硬化剤が充填された密封された小さなガラ
ス管C/→及び骨材をガラス製等の筒状体に)に充填し
たアンプルタイプ(第2図参照)又は硬化剤が充填され
た密封された小さなガラス管c/4と固着剤組成物をガ
ラス製等の筒状体に)に充填したアンプルタイプC第3
図参照)のものを使用してもよい。
においては、固着剤組成物が充填された密封された小さ
な細いガラス管(イ)と骨材及び硬化剤をガラス製等の
筒状体に)に充填したアンフルタイプ(第1図参照)、
固着剤組成物が充填された密封された小さな細いガラス
管(t71゜硬化剤が充填された密封された小さなガラ
ス管C/→及び骨材をガラス製等の筒状体に)に充填し
たアンプルタイプ(第2図参照)又は硬化剤が充填され
た密封された小さなガラス管c/4と固着剤組成物をガ
ラス製等の筒状体に)に充填したアンプルタイプC第3
図参照)のものを使用してもよい。
以下1本発明を実施例により更に詳細に説明τる。実施
例中%及び部はそれぞれ重量%1重量部!示T。
例中%及び部はそれぞれ重量%1重量部!示T。
〔実施例1〕
攪拌機と加熱ジャケットを備えた反応釜に室温にてメタ
クリル酸メチル980部と2.4−ジメチル−6−t−
ブチルフェノール5部Y仕込み、室温上攪拌しながらビ
スフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎とし分子1
11600及びエポキシド当量925を有するエポキシ
樹脂2000部を少しずつ添加した。反応釜を加熱し室
温70℃にてエポキシ樹脂なメタクリル酸メチルに溶解
させたのちトリエチルアミン27部を添加した。次いで
反応釜内温を80℃に昇温し、メタクリル酸112部と
アクリル酸15部及びラウリン酸135部の混合物を2
時間で滴下した。内温を80℃に保持したまま8時間攪
拌を続は反応させたのち冷却した。次いでメタクリル酸
メチル250部を添加混合したのち反応混合物の酸価お
よびエポキシド当量を測定したところ、酸価4,7およ
びエポキシド当量6100を得た。
クリル酸メチル980部と2.4−ジメチル−6−t−
ブチルフェノール5部Y仕込み、室温上攪拌しながらビ
スフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎とし分子1
11600及びエポキシド当量925を有するエポキシ
樹脂2000部を少しずつ添加した。反応釜を加熱し室
温70℃にてエポキシ樹脂なメタクリル酸メチルに溶解
させたのちトリエチルアミン27部を添加した。次いで
反応釜内温を80℃に昇温し、メタクリル酸112部と
アクリル酸15部及びラウリン酸135部の混合物を2
時間で滴下した。内温を80℃に保持したまま8時間攪
拌を続は反応させたのち冷却した。次いでメタクリル酸
メチル250部を添加混合したのち反応混合物の酸価お
よびエポキシド当量を測定したところ、酸価4,7およ
びエポキシド当量6100を得た。
このようにして生成した不飽和β−ヒドロキシエステル
を含有する反応混合物68部を攪拌機と加熱ジャケット
を備えた溶解釜に仕込み。
を含有する反応混合物68部を攪拌機と加熱ジャケット
を備えた溶解釜に仕込み。
メタクリル酸メチル31部を混合攪拌した。次いでこれ
を50℃に加熱し、融点50〜52℃のパラフィン0.
5部およびN、 N’−ジ〔2−ヒドロキシプロピル)
−p−1シイジン1部を添加し溶解した、これを冷却す
ることにより20’Cにおける粘度300 epsの固
着剤組成物を得た。
を50℃に加熱し、融点50〜52℃のパラフィン0.
5部およびN、 N’−ジ〔2−ヒドロキシプロピル)
−p−1シイジン1部を添加し溶解した、これを冷却す
ることにより20’Cにおける粘度300 epsの固
着剤組成物を得た。
この固着剤組成物100部に硬化剤として濃度50%の
過酸化ベンゾイル粉末f以下BPOパウダーと略T)3
部を添加しよく混合して硬イヒさせたところ、20℃に
おいて26分で硬化した。この硬化物をJ I SK6
301に基づいて引張り試験を行ったところ、破断強度
570Kq/d、伸び率2.596を示した。
過酸化ベンゾイル粉末f以下BPOパウダーと略T)3
部を添加しよく混合して硬イヒさせたところ、20℃に
おいて26分で硬化した。この硬化物をJ I SK6
301に基づいて引張り試験を行ったところ、破断強度
570Kq/d、伸び率2.596を示した。
またこの固着剤組成物100部に旧Poパウダー3部を
添加し、よく混合して、コテを用いてコンクリ−ドブび
ツク(5X20X20CI!り上1:約0.5 mの厚
みに塗布した後に直ちに別のコンクリートブロックを貼
り合せたところ、室温(24℃)において20分で硬f
ヒし強固なコンクリート積層物を得た。2日後に連灯式
接着試験機を用いて接着強度を測定したところ。
添加し、よく混合して、コテを用いてコンクリ−ドブび
ツク(5X20X20CI!り上1:約0.5 mの厚
みに塗布した後に直ちに別のコンクリートブロックを貼
り合せたところ、室温(24℃)において20分で硬f
ヒし強固なコンクリート積層物を得た。2日後に連灯式
接着試験機を用いて接着強度を測定したところ。
24.5Kf/−にてコンクリートブロック部分が破壊
し、接着性−良′好であることを示した。
し、接着性−良′好であることを示した。
〔実施例2〕
実施例1にて製造した固着剤組成物100部C8号挽砂
100部とBPOパウダー3部を添加しよく混合してコ
テを用いてコンクリートブロック(5X20X20CI
E)上に約0.5mの厚みに塗布した後直ちに別のコン
クリートブロックを貼り合せたところ、気温30℃にお
いて20分で硬化し1強固なコンクリート積層物を得た
。
100部とBPOパウダー3部を添加しよく混合してコ
テを用いてコンクリートブロック(5X20X20CI
E)上に約0.5mの厚みに塗布した後直ちに別のコン
クリートブロックを貼り合せたところ、気温30℃にお
いて20分で硬化し1強固なコンクリート積層物を得た
。
2日後、連灯式接着試験機を用いて接着強度を測定した
ところ24.9Kt/CIAにてコンクリートブロック
部分が破壊し、接着強度大なること?示した。
ところ24.9Kt/CIAにてコンクリートブロック
部分が破壊し、接着強度大なること?示した。
〔実施例3〜5〕
実施例1と同様の重含性不飽和化合物を用いた表に呈で
組成からなる固着剤組成物を第1図゛に示すアンカーボ
ルト用アンプルタイプで得た。
組成からなる固着剤組成物を第1図゛に示すアンカーボ
ルト用アンプルタイプで得た。
次いで、コンクリートブロック(圧縮強度230恥/−
)に所定のコンクリート孔径、孔長の穴をあゆ、上記ア
ンプルを装着し、所定のアンカ−ボル+−y、−ボルト
圧入機により圧入し、硬化時間および引抜き強度を測定
した。得られた結果を表に示した。
)に所定のコンクリート孔径、孔長の穴をあゆ、上記ア
ンプルを装着し、所定のアンカ−ボル+−y、−ボルト
圧入機により圧入し、硬化時間および引抜き強度を測定
した。得られた結果を表に示した。
以上述べたように、本願発明の固着剤組成物は、極低温
下においても短時間に硬化し、かつコンクリート、モル
タル等のセメント系材料や金属材料等に対して優れた固
着性能を示Tものである。
下においても短時間に硬化し、かつコンクリート、モル
タル等のセメント系材料や金属材料等に対して優れた固
着性能を示Tものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎とし
、分子量800〜3000及びエポキシド当量400〜
2500を有するエポキシ樹脂を、a)メタクリル酸及
び/又はアクリル酸74〜64モル%と、b)8〜20
個の炭素原子を有する飽和モノカルボン酸少なくとも1
種100〜80モル%と8〜20個の炭素原子を有する
不飽和モノカルボン酸少なくとも1種0〜20モル%と
からなるモノカルボン酸26〜36モル%との混合物と
を反応させることによつて得られた不飽和β−ヒドロキ
シエステル(A)30〜70重量%と、メタクリル酸メ
チルあるいはメタクリル酸メチルを70重量%以上含有
する重合性不飽和単量体混合物(B)70〜30重量%
との混合物である重合性不飽和化合物100重量部に対
し、第3級アミン(C)を0.1〜5重量部添加してな
る固着剤組成物。 2、重合性不飽和化合物が骨材を含有することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の固着剤組成物。 3、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンを基礎とし
、分子量800〜3000及びエポキシド当量400〜
2500を有するエポキシ樹脂を、a)メタクリル酸及
び/又はアクリル酸74〜64モル%と、b)8〜20
個の炭素原子を有する飽和モノカルボン酸少なくとも1
種100〜80モル%と8〜20個の炭素原子を有する
不飽和モノカルボン酸少なくとも1種0〜20モル%と
からなるモノカルボン酸26〜36モル%との混合物と
を反応させることによつて得られた不飽和β−ヒドロキ
シエステル(A)30〜70重量%と、メタクリル酸メ
チルあるいはメタクリル酸メチルを70重量%以上含有
する重合性単量体混合物(B)70〜30重量%との混
合物100重量部に対し、第3級アミン(C)を0.1
〜5重量部と骨材を添加してなるアンカーボルト用固着
剤組成物。 4、骨材の粒径(D_1)が、使用するアンカーボルト
ピッチ(D_2)に対し、D_1/D_2=0.5〜0
.05を満足するものが70重量%以上含有されている
骨材である特許請求の範囲第3項記載のアンカーボルト
用固着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9635285A JPS61254681A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | 固着剤組成物及びそれを用いたアンカ−ボルト用固着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9635285A JPS61254681A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | 固着剤組成物及びそれを用いたアンカ−ボルト用固着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61254681A true JPS61254681A (ja) | 1986-11-12 |
Family
ID=14162602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9635285A Pending JPS61254681A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | 固着剤組成物及びそれを用いたアンカ−ボルト用固着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61254681A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6015845A (en) * | 1995-11-16 | 2000-01-18 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Binder for building structure |
JP2008007672A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Asahi Kasei Chemicals Corp | アンカーボルト固着剤 |
-
1985
- 1985-05-07 JP JP9635285A patent/JPS61254681A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6015845A (en) * | 1995-11-16 | 2000-01-18 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Binder for building structure |
JP2008007672A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Asahi Kasei Chemicals Corp | アンカーボルト固着剤 |
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