JPS61253396A - 電着装置 - Google Patents

電着装置

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Publication number
JPS61253396A
JPS61253396A JP9640085A JP9640085A JPS61253396A JP S61253396 A JPS61253396 A JP S61253396A JP 9640085 A JP9640085 A JP 9640085A JP 9640085 A JP9640085 A JP 9640085A JP S61253396 A JPS61253396 A JP S61253396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
anode
immersed
steel structure
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9640085A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Fujioka
稔 藤岡
Makoto Kumada
誠 熊田
Yoshiaki Miyazaki
宮崎 芳明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP9640085A priority Critical patent/JPS61253396A/ja
Publication of JPS61253396A publication Critical patent/JPS61253396A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電着装置に係り、特に港湾等に設置される鋼製
構造物の海水に浸漬される部位を陰極とし、この陰極に
海水中の炭酸カルシュラムを主成分とする硬質電着物を
付着させる電着装置に関する。
〔、従来技術〕
海水中にはカルシュラムイオンが400 ppm。
マグネシュウムイオンが1200 ppm程度溶存して
おり、これらの陽イオンを電着物(caco3゜Mg(
OH)x)として析出させる手段が知られている。
従来の電着技術としては、第4図に示されるように、海
水中忙陽極2と陰極(鋼製構造物の脚部)4とを対向さ
せて配設し、電源6をして通電させることにより、海水
中に溶存しているCa2+やMgI+を陰極4の表面に
析出させて電着物8を形成するようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、海水は潮の満ち引きによって満潮時の水位人と
干潮時の水位Bとの間にはhなる水位の差が生じる。そ
の為符号りで示される干満帯部では、海水中に浸漬され
ている時間が短かいため第4図に示されるように電着物
8の厚さは干潮時の水位B付近で最も厚く、満潮時の水
位AIC行くにしたがって薄くなる傾向にある。そのた
め脚部4の耐食効果が劣るということが問題となってい
た。
特に陰極4の満潮時の水位A近傍領域4Aには電着物が
付着しにくく、この領域4A付近での腐食が著しかった
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は鋼製構造物の海水に浸漬される干満帯部位の
上下方向に均一厚さの電着物を形成することのできる電
着装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1の本発明に係る電着装置は、港湾等に設置される鋼
製構造物の海水に浸漬される部位を陰極とし、この陰極
に対向させて陽極を配置し、電流供給源をして通電する
ことにより陰極表面に電着物の被覆を形成する電着装置
であって、満潮時の水位に近ずくにしたがって陽極−陰
極間距離が小さくなるように陽極を配置したことを特徴
とするものである。また第2の本発明に係る電着装置は
、港湾等に設置される鋼製構造物の海水に浸漬される部
位を陰極とし、この陰極に対向させて陽極を配置し、電
流供給源をして通電することにより陰極表面圧電着物の
被覆を形成する電着装置であって、前記陽極の所定高さ
あたりの陰極に対向する陽極面積を満潮時の水位に近ず
くにしたがって大きくなるよ5Kしたことを特徴とする
ものである。
〔作用〕
第1の本発明によれば、陽極と陰極との電極間距離は満
潮時の水位に近ずくにしたがって小さくなるので、満潮
時の陰極における電流分布は第2図(a)に示されてお
り、満潮時の水位A近くの電流値が最も大きい状態とな
っている。そのため干潮時忙水位が下がって干満帯部1
4Aに電着物が形成されない期間があっても、満潮時に
多食の電着物が形成されるので、長期的に見ると上下方
向に略均−な厚さの電着物が形成されることになる。
なお第2図(b)は干潮時における陰極に生じる電流分
布状態を示している。
また第2の本発明によれば、満潮時の水位人に近ずくに
したがって陽極の所定高さあたりの陰極九対向する陽極
面積が大きくなるようになっているので、陰極側に流れ
る電流分布はやはり第2図(a)に示されるような状態
となる。その為この第2の本発明によっても陰極上下方
向に均一厚さの電着物が得られることになる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は第1の本発明の実施例を示す図で、電着装置は
陰極となる鋼製構造物の脚部14と、この脚部14に対
向して配置された陽極部材12と、両電極間に電流を流
すための直流電源16とから構成されている。陽極部材
12は干潮水面位置Bから満潮時の水面位置AK向か5
に、シたがって電極間距離dが小さくなるよ5に傾斜状
態に配置さ゛  れており、満潮時の陰極側電流分布が
第2図(a)に示されるような状態となるようになって
いる。すなわち潮の満ち引きによって海水中に浸漬状態
となる時間の短かい部位はど流れる陰極電流が大きくな
っており、陰極電流が大きい部位はど電着物の付着量が
多いので陰極14の表面に形成される電着物18の厚さ
は水深方向に均一になるのである。
第3図は第2の本発明の実施例を示す図で、陰極となる
鋼製構造物14の海中に浸漬される部位忙対向させて陽
極部材22が配置されている。陽極部材22は上下方向
所定高さΔhに対する幅Wが干潮時の水位Bから満潮時
の水位Aに向かって徐々に大きくなるような形状、例え
ば第3図(b)に示されるような逆三角形形状に形成さ
れている。
すなわち海水の満ち干により海水中和浸漬される時間の
短かい部位はど陰極に対向する陽極の有効面積が大きく
、換言すれば陰極電流が大きくなっている。陰極電流が
大きい部位程、電着物の析出量が多いため、長期間、例
えば−カ月の通電によって陰極14に形成される電着被
覆層28の厚さが上下方向に略均−になるようになって
いる。
このよ5に本実施例によれば、干潮と満潮とで海面の水
位が変動しても鋼製構造物の脚部に均一の厚さの電着物
の被膜層18.28を形成することができ、これによっ
て鋼製構造物の脚部の耐食効果を高めることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、鋼製
構造物の海水中に浸漬される部位忙水深とは無関係に均
一厚さの電着物の被覆を形成することができるので、鋼
製構造物の防腐効果を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明の一実施例を示す概要図、第2図
は本発明を用いた場合の陰極側に生ずる陰極電流の分布
状態を示す図で、第2図(a)は満潮時の陰極電流分布
状態図、第2図(blは干潮時の陰極電流分布状態図、
第3図(a)は第2の本発明の一実施例の概要図、第3
図(b)はその陽極の側面図、第4図は従来の電着装置
の概要図である・12.22・・・陽極部材、14・・
・陰極である鋼製構造物の脚部、16・戸・直流電源、
18.28・・・電着物、A・・・満潮時の水位、B・
・・干潮時の水位。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)港湾等に設置される鋼製構造物の海水に浸漬され
    る部位を陰極とし、この陰極に対向させて陽極を配置し
    、電流供給源をして通電することにより陰極表面に電着
    物の被膜を形成する電着装置であつて、満潮時の水位に
    近ずくにしたがつて陽極−陰極間距離が小さくなるよう
    に陽極を配置したことを特徴とする電着装置。
  2. (2)港湾等に設置される鋼製構造物の海水に浸漬され
    る部位を陰極とし、この陰極に対向させて陽極を配置し
    、電流供給源をして通電することにより陰極表面に電着
    物の被膜を形成する電着装置であつて、前記陽極の所定
    高さあたりの陰極に対向する陽極面積を満潮時の水位に
    近ずくにしたがつて大きくなるようにしたことを特徴と
    する電着装置。
JP9640085A 1985-05-07 1985-05-07 電着装置 Pending JPS61253396A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9640085A JPS61253396A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 電着装置

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JP9640085A JPS61253396A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 電着装置

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JPS61253396A true JPS61253396A (ja) 1986-11-11

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ID=14163910

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JP9640085A Pending JPS61253396A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 電着装置

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