JPS61253343A - 超硬工具による被切削用快削鋼 - Google Patents
超硬工具による被切削用快削鋼Info
- Publication number
- JPS61253343A JPS61253343A JP9508985A JP9508985A JPS61253343A JP S61253343 A JPS61253343 A JP S61253343A JP 9508985 A JP9508985 A JP 9508985A JP 9508985 A JP9508985 A JP 9508985A JP S61253343 A JPS61253343 A JP S61253343A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- cutting
- free
- tool
- added
- Prior art date
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- Granted
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、超硬工具による被切削用快削鋼に関し、詳し
くは、超硬工具、超硬コーティング工具、サーメット工
具及びセラミック工具等（以下、これらを単に超硬工具
と総称する。）の超硬工具による被削性を大幅に改善し
た快削鋼に関する。
くは、超硬工具、超硬コーティング工具、サーメット工
具及びセラミック工具等（以下、これらを単に超硬工具
と総称する。）の超硬工具による被削性を大幅に改善し
た快削鋼に関する。
（従来の技術）
一般に、１）系、１２系等のＳ含有快削鋼は、圧延後、
引抜き加工して、磨棒鋼として自動盤切削用に供される
。このような従来の快削鋼は、上記した自動盤切削をは
じめとして、高速度鋼工具による被削性を良好にするた
めに、鋼中へのＳｉ、ＡＩ等の脱酸力の強い元素の添加
を極力抑えて、鋼中のＭｎＳの形状を丸く、且つ、大き
くしており、この場合、高速度鋼工具の寿命と鋼の切削
仕上面粗度がすぐれる。
引抜き加工して、磨棒鋼として自動盤切削用に供される
。このような従来の快削鋼は、上記した自動盤切削をは
じめとして、高速度鋼工具による被削性を良好にするた
めに、鋼中へのＳｉ、ＡＩ等の脱酸力の強い元素の添加
を極力抑えて、鋼中のＭｎＳの形状を丸く、且つ、大き
くしており、この場合、高速度鋼工具の寿命と鋼の切削
仕上面粗度がすぐれる。
しかし、最近、数値制御旋盤等の普及によって、１）系
、１２系快削綱でも、前記超硬工具による高速切削加工
が増えつつあるところ、これから１）系、１２系快削鋼
は、超硬工具、にて切削する場合は、上記の自動盤切削
等の場合と異なり、鋼にＳｉ−及び／又はＡｌを添加す
ることによって、その被削性が大幅に改善されることを
見出して、本発明に至ったものである。
、１２系快削綱でも、前記超硬工具による高速切削加工
が増えつつあるところ、これから１）系、１２系快削鋼
は、超硬工具、にて切削する場合は、上記の自動盤切削
等の場合と異なり、鋼にＳｉ−及び／又はＡｌを添加す
ることによって、その被削性が大幅に改善されることを
見出して、本発明に至ったものである。
（発明の目的）
従って、本発明は、特に、超硬工具による被削性にすぐ
れた快削鋼を提供することを目的とする。
れた快削鋼を提供することを目的とする。
（発明の構成）
本発明による超硬工具による被切削用快削鋼は、重量％
で （ａｌｃ ０．０１〜０．３９％、Ｍｎ ０
．６０〜１．６５％、 Ｐ ０．０１〜０．１２％、 Ｓ ０．１３〜０．３７％及び ０ ０．００１〜０．０２％を含有し、且つ（ｂ）Ｓ
ｉ ０．１０〜０．６０％及びＡｌ ０．００５
〜０．０６０％ よりなる群から選ばれる少なくとも１種の元素を含有し
、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする。
で （ａｌｃ ０．０１〜０．３９％、Ｍｎ ０
．６０〜１．６５％、 Ｐ ０．０１〜０．１２％、 Ｓ ０．１３〜０．３７％及び ０ ０．００１〜０．０２％を含有し、且つ（ｂ）Ｓ
ｉ ０．１０〜０．６０％及びＡｌ ０．００５
〜０．０６０％ よりなる群から選ばれる少なくとも１種の元素を含有し
、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする。
先ず、本発明鋼における化学成分の限定理由について説
明する。
明する。
Ｃは、過多に添加するときは、鋼中にＦｅ５Ｃが多量に
生成して工具寿命を劣化させると共に、一般に快削鋼は
磨棒鋼として使用されることが多いが、Ｃが過多である
ときは、引抜き割れが生じるので、Ｃ添加量の上限は０
．３９％とする。
生成して工具寿命を劣化させると共に、一般に快削鋼は
磨棒鋼として使用されることが多いが、Ｃが過多である
ときは、引抜き割れが生じるので、Ｃ添加量の上限は０
．３９％とする。
Ｍ ｎ ハ、ＭｎＳを安定化させ、ＦｅＳの生成を抑制
するために添加される。この効果を有効に得るためには
、０．６０〜１．６５％の範囲で添加することが必要で
ある。
するために添加される。この効果を有効に得るためには
、０．６０〜１．６５％の範囲で添加することが必要で
ある。
Ｓｔ及びＡｌは、脱酸剤としてと共に、本発明鋼の超硬
工具による被削性を改善するための必須の元素であって
、いずれか又は両方が添加される。
工具による被削性を改善するための必須の元素であって
、いずれか又は両方が添加される。
先ず、Ｓｉについては、本発明鋼の被削性を改善する効
果を有効に発現させるためには、少なくとも０．１０％
を添加することが必要である。過多に添加するときは、
綱が硬さを増して、工具寿命を劣化させるので、添加量
の上限は０．５０％とする。
果を有効に発現させるためには、少なくとも０．１０％
を添加することが必要である。過多に添加するときは、
綱が硬さを増して、工具寿命を劣化させるので、添加量
の上限は０．５０％とする。
また、Ａｌについては、本発明鋼の被削性を改善する効
果を有効に発現させるためには、少なくとも０．００５
％を添加することが必要であるが、過多に添加するとき
は、鋼中にＡｌ２０．が生成されて、却って被削性に有
害な影響を与えるので、上限は０．０６０％とする。
果を有効に発現させるためには、少なくとも０．００５
％を添加することが必要であるが、過多に添加するとき
は、鋼中にＡｌ２０．が生成されて、却って被削性に有
害な影響を与えるので、上限は０．０６０％とする。
Ｓも、本発明鋼の被削性を改善する効果を有し、この効
果を有効に発現させるためには、少なくとも０．１３％
を添加することが必要であり、これよりも少ないときは
、被削性の改善効果が著しく乏しく、快削鋼として使用
することができない。しかし、過多に添加するときは、
鋼の機械的性質の劣化が著しいので、添加量の上限は０
．３７％とする。
果を有効に発現させるためには、少なくとも０．１３％
を添加することが必要であり、これよりも少ないときは
、被削性の改善効果が著しく乏しく、快削鋼として使用
することができない。しかし、過多に添加するときは、
鋼の機械的性質の劣化が著しいので、添加量の上限は０
．３７％とする。
Ｐは、鋼の切削仕上面を改善するために、０．０１〜０
．１２％の範囲で添加される。
．１２％の範囲で添加される。
０は、過多に含有されるときは、超硬工具による切削に
際して、工具寿命を著しく劣化させるので、本発明にお
いては、極力抑えることとし、含有量を０．００１〜０
．０２％の範囲に規制する。
際して、工具寿命を著しく劣化させるので、本発明にお
いては、極力抑えることとし、含有量を０．００１〜０
．０２％の範囲に規制する。
また、Ｐｂ！、ｔＰと同様に鋼の仕上面を改善するため
に、必要に応じて添加される。その効果を有効に発現さ
せるためには、添加量は、０．０５〜０．３５％の範囲
とすることが必要である。
に、必要に応じて添加される。その効果を有効に発現さ
せるためには、添加量は、０．０５〜０．３５％の範囲
とすることが必要である。
（発明の効果）
本発明によれば、従来、高速度鋼工具による被削性に有
害な影響を与えるとされているＳｉ及び／又はＡｎをＳ
含有快削鋼に所定量添加することにより、超硬工具によ
る被削性が著しく改善された快削鋼を得ることができる
。
害な影響を与えるとされているＳｉ及び／又はＡｎをＳ
含有快削鋼に所定量添加することにより、超硬工具によ
る被削性が著しく改善された快削鋼を得ることができる
。
（実施例）
以下に本発明の実施例を挙げる。
実施例
第１表に示す化学組成を有する鋼を溶製した。
鋼Ａは従来鋼、鋼ＢはＡｆ及びＳｉ添加鋼、鋼Ｃ“はＳ
ｉ添加鋼、鋼りはＡＩ添加鋼、鋼ＥはＳｉ及びＡＩに加
えて、ｐｂを添加した鋼、鋼ＦはＡＩ及びＳｉ添加鋼で
あるが、Ｐ添加量の少ない鋼である。
ｉ添加鋼、鋼りはＡＩ添加鋼、鋼ＥはＳｉ及びＡＩに加
えて、ｐｂを添加した鋼、鋼ＦはＡＩ及びＳｉ添加鋼で
あるが、Ｐ添加量の少ない鋼である。
これら各鋼について、超硬工具、超硬コーティング工具
、サーメット工具及びセラミック工具の各工具にて第２
表に示す切削条件にて切削したときの工具寿命を測定し
た。結果を第１図乃至第４図に示す。
、サーメット工具及びセラミック工具の各工具にて第２
表に示す切削条件にて切削したときの工具寿命を測定し
た。結果を第１図乃至第４図に示す。
本発明１ｉｌＢ、Ｃ，Ｄ、Ｅ及びＦは、従来鋼Ａよりも
、いずれも各種工具にて切削するとき、すぐれた工具寿
命を有しており、Ａｌ及びＳｉ添加により超硬工具によ
る被削性が格段に改善されていることが明らかである。
、いずれも各種工具にて切削するとき、すぐれた工具寿
命を有しており、Ａｌ及びＳｉ添加により超硬工具によ
る被削性が格段に改善されていることが明らかである。
また、ｐｂ又はＰ添加鋼、よ、切削部品の光沢が改善さ
れている。
れている。
図面は、本発明鋼及び従来鋼の超硬工具による被削性を
示すグラフであり、切削工具が超硬工具り場合を第１図
、超硬コーティング工具の場合を窮２図、サーメット工
具の場合を第３図、セラミック工具の場合を第４図にそ
れぞれ示す。 ｓ石り］二１屹ヌト？ｆ （□ン −図
示すグラフであり、切削工具が超硬工具り場合を第１図
、超硬コーティング工具の場合を窮２図、サーメット工
具の場合を第３図、セラミック工具の場合を第４図にそ
れぞれ示す。 ｓ石り］二１屹ヌト？ｆ （□ン −図
Claims (2)
- （１）重量％で （ａ）Ｃ ０．０１〜０．３９％、 Ｍｎ ０．６０〜１．６５％、 Ｐ ０．０１〜０．１２％、 Ｓ ０．１３〜０．３７％及び Ｏ ０．００１〜０．０２％を含有し、且つ（ｂ）Ｓｉ
０．１０〜０．６０％及び Ａｌ ０．００５〜０．０６０％ よりなる群から選ばれる少なくとも１種の元素を含有し
、 残部鉄及び不可避的不純物よりなることを特徴とする超
硬工具による被切削用快削鋼。 - （２）重量％で （ａ）Ｃ ０．０１〜０．３９％、 Ｍｎ ０．６０〜１．６５％、 Ｐ ０．０１〜０．１２％、 Ｓ ０．１３〜０．３７％及び Ｏ ０．００１〜０．０２％を含有し、且つ（ｂ）Ｓｉ
０．１０〜０．６０％及び Ａｌ ０．００５〜０．０６０％ よりなる群から選ばれる少なくとも１種の元素と、 （ｃ）Ｐｂ ０．０５〜０．３５％とを含有し、残部鉄
及び不可避的不純物よりなることを特徴とする超硬工具
による被切削用快削鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9508985A JPS61253343A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 超硬工具による被切削用快削鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9508985A JPS61253343A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 超硬工具による被切削用快削鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61253343A true JPS61253343A (ja) | 1986-11-11 |
| JPH0551655B2 JPH0551655B2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=14128194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9508985A Granted JPS61253343A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 超硬工具による被切削用快削鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61253343A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5212133A (en) * | 1975-07-19 | 1977-01-29 | Dynamit Nobel Ag | Process for manufacturing orthosilicic acid alkyl esters |
| JPS59205454A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | Daido Steel Co Ltd | 快削鋼とその製造法 |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP9508985A patent/JPS61253343A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5212133A (en) * | 1975-07-19 | 1977-01-29 | Dynamit Nobel Ag | Process for manufacturing orthosilicic acid alkyl esters |
| JPS59205454A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | Daido Steel Co Ltd | 快削鋼とその製造法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0551655B2 (ja) | 1993-08-03 |
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