JPS61253342A - 焼結ステンレス鋼の製造方法 - Google Patents
焼結ステンレス鋼の製造方法Info
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- JPS61253342A JPS61253342A JP60092786A JP9278685A JPS61253342A JP S61253342 A JPS61253342 A JP S61253342A JP 60092786 A JP60092786 A JP 60092786A JP 9278685 A JP9278685 A JP 9278685A JP S61253342 A JPS61253342 A JP S61253342A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
この発明は、耐硫酸性に優れ、かつ非削加工。
省切削加工を可能とする焼結ステンレス鋼の製造方法に
関する。
関する。
18Cr −8Ni鋼に代表されるオーステナイト系ス
テンレス鋼は、他の鋼種に比べて耐食性、耐酸性および
耐熱性が相対的に優れているため、硝酸。
テンレス鋼は、他の鋼種に比べて耐食性、耐酸性および
耐熱性が相対的に優れているため、硝酸。
硫酸、アンモニア、合成、尿素、化学繊維、製紙。
食品1石油、染色などの各種化学工業に広く利用される
ばかりでなく、建築、家庭厨房用、タービン電気関係、
航空機ジェ、トエンジン、自動車。
ばかりでなく、建築、家庭厨房用、タービン電気関係、
航空機ジェ、トエンジン、自動車。
庫輌、船舶あるいは原子炉関係などの方面でも用いられ
ている。
ている。
しかし、オーステナイト系ステンレス鋼においてもその
用途によってはより一層耐酸性の大きいことが要求され
、この場合は〜lo、 Cu、 Siを添加するが、ま
たはCr、 Ni含有量を増加させることでその改善を
図っている。特に、18Cr−gNi鋼の耐硫酸性の向
上に関してはCu添加がより効果的である。
用途によってはより一層耐酸性の大きいことが要求され
、この場合は〜lo、 Cu、 Siを添加するが、ま
たはCr、 Ni含有量を増加させることでその改善を
図っている。特に、18Cr−gNi鋼の耐硫酸性の向
上に関してはCu添加がより効果的である。
耐硫酸性はCuの添加量に応じて向上するが、Cu量が
多くなると熱間鍛造あるいは圧延時の割れ発生原因にな
るので、その添加量は通常1〜2.5%の範囲に限定さ
れてイル。まり、 18cr−8Ni @ VcCrを
加〜25%、Niを加〜□□□%と大量に含有させ、さ
らにMOを1〜5%添加したオーステナイト系ステンレ
ス鋼も優れた耐硫酸性を示すが、高価になるという問題
がある。
多くなると熱間鍛造あるいは圧延時の割れ発生原因にな
るので、その添加量は通常1〜2.5%の範囲に限定さ
れてイル。まり、 18cr−8Ni @ VcCrを
加〜25%、Niを加〜□□□%と大量に含有させ、さ
らにMOを1〜5%添加したオーステナイト系ステンレ
ス鋼も優れた耐硫酸性を示すが、高価になるという問題
がある。
一方、オーステナイト系ステンレス鋼は鉄系。
銅系の金属材料に比べて材質が粘く難削材であるので、
切削加工に時間がかかり、刃物の寿命が短くなるという
欠点を有する。
切削加工に時間がかかり、刃物の寿命が短くなるという
欠点を有する。
このため、コスト低減、工程の簡素化などの観点から、
非切削加工または省切削加工方法である粉末冶金法によ
ってオーステナイト系ステンレス鋼部品を製造すること
が望まれている。さらに、粉末冶金法は数種の原料粉末
を任意に混合、成形。
非切削加工または省切削加工方法である粉末冶金法によ
ってオーステナイト系ステンレス鋼部品を製造すること
が望まれている。さらに、粉末冶金法は数種の原料粉末
を任意に混合、成形。
焼結するという工程からなるので、溶解加工品では困難
な合金組成も容易に実現できるという利点をもっている
。しかしながら、通常の粉末冶金製品には空孔が存在す
る。一般的に、tl(5品9部材の耐食性はこの空孔の
存在によって著しく劣化してくるので、空孔はできる限
り少ないことが好ましい。この空孔量を低下させる方策
としては、一度焼結したものを再加圧、再焼結さらKは
熱間鍛造などの塑性加工を施すことが試みられているが
、これでは工程が複雑忙なり、力)つ経済性に難点を生
ずる。
な合金組成も容易に実現できるという利点をもっている
。しかしながら、通常の粉末冶金製品には空孔が存在す
る。一般的に、tl(5品9部材の耐食性はこの空孔の
存在によって著しく劣化してくるので、空孔はできる限
り少ないことが好ましい。この空孔量を低下させる方策
としては、一度焼結したものを再加圧、再焼結さらKは
熱間鍛造などの塑性加工を施すことが試みられているが
、これでは工程が複雑忙なり、力)つ経済性に難点を生
ずる。
従来でも、耐硫酸性の向上と省切削加工の観点から、粉
末冶金法によるオーステナイト系ステンレス鋼部品の製
造が検討されてきているが、その方法と問題点を整理す
ると次のようになる。
末冶金法によるオーステナイト系ステンレス鋼部品の製
造が検討されてきているが、その方法と問題点を整理す
ると次のようになる。
(11Fe、 Cr、 NiおよびCuの単体粉末を所
定の割合に秤量して、混合後成形して焼結する。焼結後
、必要に応じて再加圧、再焼結もしくは鍛造などの塑性
加工を施す。
定の割合に秤量して、混合後成形して焼結する。焼結後
、必要に応じて再加圧、再焼結もしくは鍛造などの塑性
加工を施す。
(2)所定の組成を有するオーステナイト系ステンレス
鋼合金粉末をアトマイズ法などで製作し、これVCCu
粉末を添加混合後、成形、焼結する。さらく必要に応じ
て再加工を行う。
鋼合金粉末をアトマイズ法などで製作し、これVCCu
粉末を添加混合後、成形、焼結する。さらく必要に応じ
て再加工を行う。
(1)の方法では、Fe、 Ni、 Crの完全な合金
化が困―であり、かつ空孔が存在するため同組底の溶解
加工品より硫酸溶液中での減電が大きい。焼結後圧加工
を施こせば、空孔が減少し耐硫酸性はやや向上してくる
が、粉末冶金法の目的とする経済性が低下してしまう。
化が困―であり、かつ空孔が存在するため同組底の溶解
加工品より硫酸溶液中での減電が大きい。焼結後圧加工
を施こせば、空孔が減少し耐硫酸性はやや向上してくる
が、粉末冶金法の目的とする経済性が低下してしまう。
(2)の方法は、合金粉末とCu添加の効果によって耐
硫酸性は溶解加工品とほぼ同等になりてくるが、Cuの
分散が不均一であるため、試料の違いによって腐食減量
のばらつきが大きいという間趙がある。
硫酸性は溶解加工品とほぼ同等になりてくるが、Cuの
分散が不均一であるため、試料の違いによって腐食減量
のばらつきが大きいという間趙がある。
この発明は、非切削加工、省切削加工方法である粉末冶
金法の特徴を活かし、かつ耐硫酸性に優れた焼結ステン
レス鋼の製造方法を提供することを目的とする。
金法の特徴を活かし、かつ耐硫酸性に優れた焼結ステン
レス鋼の製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、オーステナイト系ステンレス鋼合金粉末(
Ni6〜22%、 Cr16〜26%0M0O〜3%。
Ni6〜22%、 Cr16〜26%0M0O〜3%。
CuO〜2.5%、Si□−15%、MnQ〜2%)に
物理的。
物理的。
化学的、電気的な方法で重量比1〜20%のCu被覆を
行い、該粉末を成形、v8結することを要旨とする。
行い、該粉末を成形、v8結することを要旨とする。
本発明で、オーステナイト系ステンレス鋼合金粉末KC
uを被覆することに着目したのは、この方法によりオー
ステナイト系ステンレス鋼合金粉末とCuの均一な分散
、およびオーステナイト系ステンレス鋼合金粉末とCu
の迅速な合金化が可能になると考えられたためである。
uを被覆することに着目したのは、この方法によりオー
ステナイト系ステンレス鋼合金粉末とCuの均一な分散
、およびオーステナイト系ステンレス鋼合金粉末とCu
の迅速な合金化が可能になると考えられたためである。
通常、粉末冶金で使用される合金粉末の粒径は30〜2
00μm程度でほぼ球状であるため、電気または化学メ
ッキさらには蒸着、スバ、りなどの物理的方法により任
意の厚さのCu被覆を行うことが可能である。また、C
u 被覆合金粉末を用いることにより、秤量、混合工程
が省略できるという利点も生ずる。
00μm程度でほぼ球状であるため、電気または化学メ
ッキさらには蒸着、スバ、りなどの物理的方法により任
意の厚さのCu被覆を行うことが可能である。また、C
u 被覆合金粉末を用いることにより、秤量、混合工程
が省略できるという利点も生ずる。
本発明において、オーステナイト系ステンレス鋼合金粉
末に対するCu被讃を重量比で1〜20%としたのは次
の通りである。
末に対するCu被讃を重量比で1〜20%としたのは次
の通りである。
オーステナイト系ステンレス鋼の耐硫酸性向上には、0
.5%程度のCu添仄でも効果を発揮する。
.5%程度のCu添仄でも効果を発揮する。
しかしながら合金粉末に重量比で1%以下のCu被覆を
行う際には、その被覆厚さは非常に薄くなり(例えば直
径100μmの粒子では約0.5μm以下の厚さになる
)1合金粉末全体に均一な被覆を行うことが困難である
ため1%以上とした。上限を加%とじたのは、これ以上
の被覆を行うこともできるが、20%以上になるとCu
IJ 、チの組織が出現し、硫酸に対する溶出が多く
なるためである。なお、Cuが20%以上含まれている
ものは、高温の硫酸溶液中での腐食減量が著しく大とな
る現象が認められ、この点からも20%以上のCu添加
は不可であることが確認できた。
行う際には、その被覆厚さは非常に薄くなり(例えば直
径100μmの粒子では約0.5μm以下の厚さになる
)1合金粉末全体に均一な被覆を行うことが困難である
ため1%以上とした。上限を加%とじたのは、これ以上
の被覆を行うこともできるが、20%以上になるとCu
IJ 、チの組織が出現し、硫酸に対する溶出が多く
なるためである。なお、Cuが20%以上含まれている
ものは、高温の硫酸溶液中での腐食減量が著しく大とな
る現象が認められ、この点からも20%以上のCu添加
は不可であることが確認できた。
以下実施例に基づいて本発明の実施例について説明する
。
。
(実施例1)
この実施例では、オーステナイト系ステンレス鋼の1l
ii(硫酸性に及ぼすCu被覆量の影響を調べた。
ii(硫酸性に及ぼすCu被覆量の影響を調べた。
オーステナイト系ステンレス鋼合金粉末としては■福田
金属箔粉製のSUS 304 Lを用いた。供試粉末の
性状は第1表の通りである。
金属箔粉製のSUS 304 Lを用いた。供試粉末の
性状は第1表の通りである。
供試粉末に対し、無電解メッキ法で重量比が1゜5.1
0.15,20.25.30%のCu被穂を行い、これ
を原料粉末とした。成形圧力は7〜旨とし、焼結は12
00℃で2時間水素雰囲気中で行い、形状が20x20
x 5 smの焼結体を得た。比較として、Cu被覆
なしの5US304L焼結体も前記と同条件で製作した
。
0.15,20.25.30%のCu被穂を行い、これ
を原料粉末とした。成形圧力は7〜旨とし、焼結は12
00℃で2時間水素雰囲気中で行い、形状が20x20
x 5 smの焼結体を得た。比較として、Cu被覆
なしの5US304L焼結体も前記と同条件で製作した
。
耐硫酸性は各焼結体を5%硫酸沸騰溶液に6時間浸漬し
、浸漬前後の重量費化から腐食減量を求めて評価した。
、浸漬前後の重量費化から腐食減量を求めて評価した。
第1図に腐食減量とCu被覆量の関係を示す。
5US304L焼結体のみの腐食減量はかなり大きいが
、1%のCu被aKよってそれは格段に少なくなってい
る。そして、Cu被覆が1〜20%の範囲では100f
/ff11.h前後の腐食減量であるが、20%以上に
なる腐食減量は増加傾向となり、本発明の限定した1〜
20%が有効であることを裏付けている。
、1%のCu被aKよってそれは格段に少なくなってい
る。そして、Cu被覆が1〜20%の範囲では100f
/ff11.h前後の腐食減量であるが、20%以上に
なる腐食減量は増加傾向となり、本発明の限定した1〜
20%が有効であることを裏付けている。
(実施例2)
この実施例では、本発明品と従来方法品および溶製材と
の比較を行った。5%硫酸沸騰溶液の浸漬試験に供した
試料の種類とその履歴は以下の通り。
の比較を行った。5%硫酸沸騰溶液の浸漬試験に供した
試料の種類とその履歴は以下の通り。
(1)本発明品:実施例1の条件で製作したlO%Cu
被覆品およびこれを7t、4♂の圧力で再加圧後、水素
中で1200℃xlhの再焼結を行ったもの。
被覆品およびこれを7t、4♂の圧力で再加圧後、水素
中で1200℃xlhの再焼結を行ったもの。
(2)従来品:実施例1で使用した304L合金粉末に
平均粒極北μmの電解銅粉を添加混合後、実施例1と同
条件で得た焼結晶。
平均粒極北μmの電解銅粉を添加混合後、実施例1と同
条件で得た焼結晶。
(3)溶製材:Cr18.3%、 Ni 9.3%を含
有する808304溶解加工材を溶体化処理したもの(
形状=20×20x2龍) 各試料の腐食減量は第2表の通りである。
有する808304溶解加工材を溶体化処理したもの(
形状=20×20x2龍) 各試料の腐食減量は第2表の通りである。
第2表
この結果より、本発明品は従来品、溶製材より 。
腐食減量は少なく、耐硫酸性に優れていることが明らか
である。なお、焼結後に再加圧および再焼結を施して空
孔の存在を少なくした本発明品の耐硫酸性は、溶製材の
中で最も優れているとされる’;fact−28Ni
−3Mo −3Cuおよび25Cr−2ONi−2,5
Siオーステナイト系ステンレス鋼のそれと同程度であ
ることも確認された。
である。なお、焼結後に再加圧および再焼結を施して空
孔の存在を少なくした本発明品の耐硫酸性は、溶製材の
中で最も優れているとされる’;fact−28Ni
−3Mo −3Cuおよび25Cr−2ONi−2,5
Siオーステナイト系ステンレス鋼のそれと同程度であ
ることも確認された。
以上述べたごとく、本発明はオーステナイト系ステンレ
ス鋼合益粉末に重量比で1〜20%のCu被覆を行い、
これを底形、焼結することにより、合金粉末とCuの均
一な分散および合金粉末とCuの迅速な合金化が可能と
なって、従来方法品より格段に優れかつ溶製材を上回る
耐4JTc#R性をもつ焼結ステンレス鋼を提供するこ
とができる。また、本発明は成形、焼結の工程のみで耐
硫酸性に優れた部材を製造できるので、非削加工、省切
削加工が可能となり、コスト低減にも効果を発揮するも
のである。
ス鋼合益粉末に重量比で1〜20%のCu被覆を行い、
これを底形、焼結することにより、合金粉末とCuの均
一な分散および合金粉末とCuの迅速な合金化が可能と
なって、従来方法品より格段に優れかつ溶製材を上回る
耐4JTc#R性をもつ焼結ステンレス鋼を提供するこ
とができる。また、本発明は成形、焼結の工程のみで耐
硫酸性に優れた部材を製造できるので、非削加工、省切
削加工が可能となり、コスト低減にも効果を発揮するも
のである。
第1図は5US304L合金粉末へのCu @積置と腐
食減量の関係を示したグラフである。
食減量の関係を示したグラフである。
Claims (1)
- 1)オーステナイト系ステンレス鋼合金粉末に重量比で
1〜20%のCu被覆を行い、該粉末を成形、焼結する
ことを特徴とする焼結ステンレス鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60092786A JPS61253342A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 焼結ステンレス鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60092786A JPS61253342A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 焼結ステンレス鋼の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61253342A true JPS61253342A (ja) | 1986-11-11 |
Family
ID=14064102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60092786A Pending JPS61253342A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 焼結ステンレス鋼の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61253342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008052991A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 金属多孔体電極の製造方法 |
JP2008528811A (ja) * | 2005-02-04 | 2008-07-31 | ホガナス アクチボラゲット | 鉄基複合粉末 |
Citations (1)
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1985
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