JPS6125218Y2 - - Google Patents

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JPS6125218Y2
JPS6125218Y2 JP9773581U JP9773581U JPS6125218Y2 JP S6125218 Y2 JPS6125218 Y2 JP S6125218Y2 JP 9773581 U JP9773581 U JP 9773581U JP 9773581 U JP9773581 U JP 9773581U JP S6125218 Y2 JPS6125218 Y2 JP S6125218Y2
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JP
Japan
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metal film
metal
metal films
forming
inductors
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JP9773581U
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JPS583010U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、樹脂シートに渦巻状の線条金属膜を
設けてなる複数個のインダクタを積層して1個の
コイルを形成してなる積層インダクタに関する。
従来のこの種の積層インダクタは、セラミツク
基板等の可撓性のない基板に渦巻状の線条金属膜
を設けた複数個のインダクタを、それぞれの金属
膜が上下同じ側に位置するようにして積み重ねる
とともに、基板に設けた貫通孔を介して隣りあう
基板の金属膜を接続するようにしたものであつ
た。そのため、製作が煩雑にならざるを得ないと
いう問題があつた。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもの
で、製作の容易な積層インダクタを提供すること
を目的とし、以下にその一実施例を図面とともに
詳細に説明する。
第1図は積層インダクタの縦断面図、1,2,
3,4,5,6はそれぞれ単独のインダクタで、
いずれも第2図および第3図に示すような同一の
パターンで形成されたものである。つまり、第2
図は金属膜を設けた段階における単独のインダク
タの平面図、第3図は完成された単独のインダク
タの縦断面図で、ポリイミド、テフロン登録商
標、BT樹脂等の可撓性および耐熱性を有する樹
脂シート7にコイルを形成する渦巻状の線条金属
膜8を設けるとともに、その中心部および端部に
それぞれ連続して中心電極を形成する第1の金属
膜9および端部電極を形成する第2の金属膜10
を設け、これらの金属膜9,10を覆うように半
田層11,12を設けてこれらの全体をウレタン
樹脂等の熱溶融性の絶縁被覆13で覆つたもので
ある。ここで、第2の金属膜10は図示のように
樹脂シート7の端部に設けられる。本考案の積層
インダクタは、まず、このような構成からなる一
対の単独のインダクタを、第4図に示すようにシ
ート7の端部に設けた第2の金属膜10が互いに
反対側の位置にくるようにしかつ、金属膜の設け
られたシート面が相対向するようにして接せし
め、それぞれのインダクタのシート裏面から中心
電極を形成する第1の金属膜9位置に対応する部
分を熱加圧することにより半田層11を溶融し、
金属膜9どうしを電気的に接続するとともにこれ
らの一対のインダクタを固着する。ついで、この
ような固着された一対からなるインダクタを第1
図に示すように、シート7の端部に設けられた第
2の金属膜10どうしが相対向するようにして複
数対(本実施例では3対)積み重ね、それぞれの
インダクタのシート裏面から第2の金属膜10位
置に対応する部分を熱加圧することにより半田層
12を溶融し、金属膜10どうしを電気的に接続
するとともにそれぞれのインダクタを固着する。
この場合、金属膜9,10上にはウレタン樹脂等
の被膜が存在するが、この被膜は熱溶融性のもの
であることから熱加圧により除去されるので、金
属膜どうしの接続には何な障害とはならない。こ
のように積層され固着された積層インダクタは、
その上部および下部に存在する、他のインダクタ
の金属膜とは接続されることのない一対の第2の
金属膜10(第1図においてはインダクタ2,5
の金属膜10)にリード線等を接続したり、ある
いはプリント基板等に直接取り付けるようにして
用いられる。
本考案の積層インダクタは以上のように構成さ
れるが、必ずしも上記実施例のものに限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。たとえ
ば、金属膜を覆つている絶縁被膜13は熱溶融性
のものでなくてもよいもので、たとえばエポキシ
樹脂のようなものでもよい。こうした場合は、第
1および第2の金属膜9,10上には絶縁被膜を
被覆しないようにすることはいうまでもない。ま
た、一対の単独のインダクタを接せしめるにあた
つて、上記実施例においては第2の金属膜10が
互いに反対側の位置にくるようにしているが、用
途によつては互いに隣接する辺にくるようにする
こと等も可能であつて、要は第2の金属膜10ど
うしが重なる位置にくることがないようにすれば
よい。また、樹脂シート7の中心電極を形成する
第1の金属膜9の設けられる位置に貫通孔を設け
ておき、この貫通孔にコアを挿通するような構成
をとることも可能である。この場合、中心電極を
形成する第1の金属膜9が、貫通孔を設けたこと
によつて1ターンのシヨート回路を構成すること
がないように、第5図の要部拡大図に示すように
貫通孔Aのまわりの金属膜を一部開放状にしてお
くことが必要である。さらには、本考案の積層イ
ンダクタを製造するにあたつて、上記実施例にお
いては、一対の単独のインダクタをあらかじめ固
着したものを複数対積み重ね、その後第2の金属
膜10どうしを接続、固着するようにしている
が、必ずしもこのような工程を経る必要はなく、
複数個の単独のインダクタを第1図のように同時
に積み重ね、第1の金属膜9どうし、および第2
の金属膜10どうしをそれぞれシート7裏面から
熱加圧し、それぞれ同時に接続するようにするこ
とも可能である。
本考案の積層インダクタは以上説明したように
して1個のコイルが構成されるので、構成が簡単
であることから製造が容易になるというすぐれた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の積層インダクタの
縦断面図、第2図は本考案の積層インダクタを構
成するための単独のインダクタの金属膜を設けた
段階における平面図、第3図は完成された単独の
インダクタの縦断面図、第4図は一対の単独のイ
ンダクタを接続した状態を示す縦断面図、第5図
は第1の金属膜の設けられる位置に貫通孔を設け
たインダクタの要部拡大図である。 1,2,3,4,5,6……インダクタ、7…
…樹脂シート、8,9,10……金属膜、11,
12……半田層、13……絶縁被膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂シートと、このシート面に設けられたコイ
    ルを形成する渦巻状の線条金属膜と、この線条金
    属膜の中心部に連続して設けられた中心電極を形
    成する第1の金属膜と、前記線条金属膜の端部に
    連続しかつ前記樹脂シートの端部に設けられた端
    部電極を形成する第2の金属膜と、少なくとも前
    記渦巻状の線条金属膜を覆うように設けられた絶
    縁被覆とからなるインダクタが、中心電極を形成
    する第1の金属膜どうしが相対向しかつ端部電極
    を形成する第2の金属膜が重ならない位置にくる
    ようにして一対積み重ねられるとともにこのよう
    な一対からなるインダクタが、端部電極を形成す
    る第2の金属膜どうしが相対向するようにして複
    数対積み重ねられ、中心電極を形成する所定の第
    1の金属膜どうしおよび端部電極を形成する所定
    の第2の金属膜どうしがそれぞれ接続されて1個
    のコイルを形成するようにしたことを特徴とする
    積層インダクタ。
JP9773581U 1981-06-29 1981-06-29 積層インダクタ Granted JPS583010U (ja)

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JP9773581U JPS583010U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 積層インダクタ

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JPS583010U JPS583010U (ja) 1983-01-10
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JPS61123121A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Alps Electric Co Ltd チップ状インダクタ

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JPS583010U (ja) 1983-01-10

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