JPS6125083Y2 - - Google Patents

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JPS6125083Y2
JPS6125083Y2 JP11273680U JP11273680U JPS6125083Y2 JP S6125083 Y2 JPS6125083 Y2 JP S6125083Y2 JP 11273680 U JP11273680 U JP 11273680U JP 11273680 U JP11273680 U JP 11273680U JP S6125083 Y2 JPS6125083 Y2 JP S6125083Y2
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magnet
magnetic
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magnetic flux
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家庭用VTRの回転磁気ヘツドドラム
において、磁気ヘツドを切換えるための回転位置
検出装置に関する。
一般に家庭用VTRにおいては、互いに180゜ず
れた1対の回転磁気ヘツドを備えており、各磁気
ヘツドが磁気テープ上の個別のビデオトラツクを
トレースするようになされている。従つてこの1
対の磁気ヘツドとビデオトラツクとの対応を良好
に保つために、磁気ヘツドの回転位置検出装置が
必要とされる。
第1図及び第2図に従来の回転位置検出装置の
要部平面図及び側面図を示す。シヤフト1にはベ
アリングオサエ7がネジ締めされ、ベアリングオ
サエ7に磁性材の磁石保持回転板2がネジ11に
よりネジ締めされている。又、磁石保持回転板2
には磁石5は接着され、所定量だけ突出すること
により漏れ磁速量が規定されている。この磁石5
の磁気の検出は、磁気検出ヘツド4により行い、
磁気検出ヘツド4はシヤシ6にネジ締めにより固
定された磁気検出ヘツド保持板3に支持されてい
る。
第2図においてシヤフト1には、その軸上部に
回転シリンダ13に固定された1対の回転磁気ヘ
ツド12,12と前にベアリングオサエ7が同軸
的に固定されている。このベアリングオサエ7に
は第1図の如く磁石保持回転板2に接着された磁
石5が、所定の切換位置の角度をもつて固定さ
れ、この磁石5が磁気検出ヘツド4を通過する事
により、磁石5による漏れ磁束を磁気検出ヘツド
4が検知し、磁気ヘツド12の位置を決定するよ
うになされている。
ここで、磁気ヘツド12の位置は回転する磁石
5の漏れ磁束を利用して検出している為、他の回
路が回りに隣接して配置されたVTRにおいては
その回路等にこの漏れ磁束による影響を多く与え
ることがあり、従つて、磁石5による漏れ磁束を
一定方向にかつ、一定値以下に押える必要があつ
た。
従来、この磁石5の磁石保持回転板2への取付
方法は、特殊な治具により第3図aのように位置
決定する方法しかなく、磁石5の回転軸方向の微
弱な漏れ磁束が回路へ漏れ込む問題があつた。第
3図bは同図aの要部拡大図である。又、第4図
a及びその要部拡大図である同図bに示す様に、
従来の磁石保持回転板9に磁石5を接触する事に
より、位置決めを行なうとともに微弱な漏れ磁束
を吸収することも考えられるが、この場合磁石5
の突出し方向の漏れ磁束をいちじるしく減少させ
る為、回転検知不可の心配があつた。
即ち従来の漏れ磁束量は、磁石5の突出量と、
磁性体の磁石保持回転板9の磁石5を支持する磁
石支持部14の磁気回路により決定しているが、
磁石5の突出量の寸法のばらつきを押える為に
は、治具を用いて位置決めが必要であり、また磁
石5の位置決定の際の寸法のばらつきは、直接漏
れ磁束量のばらつきになり、漏れ磁束量が増加す
る事による回路系への影響や、漏れ磁束量が少な
すぎる事による検出不可という問題があつた。
本考案は、かかる欠点を除くようになした回転
位置検出装置を提供することを目的とする。
本考案では、磁性体の磁石保持回転板に磁石突
出量規定部15を設け、磁石5をその磁気力で上
記磁石突出量規定部15に接触させることにより
突出量を一定に押え、磁石突出量規定部15と磁
石5との接触による磁気回路によつて、磁石5の
回転軸方向の微弱な漏れ磁束を押え、逆に磁石5
の突出量方向の漏れ磁束を一定にする事を特徴と
する。
以下第5図及び第6図によつて、本考案を詳細
に説明する。
本考案では、第5図a及びその要部拡大図であ
る同図bに示すように、磁性体の磁石保持回転板
2aに磁石突出量規定部15を設け、磁石5の突
出と逆方向の漏れ磁束を減少させるとともに、磁
石突出量規定部15と磁石5をその磁気力により
接触させる事で磁石5の突出量を一定にする事に
より、一定方向にかつ一定値に磁石5の漏れ磁束
を規定する。
第6図に従来の回転検出パルス16,17と本
考案による回転検出パルス18のパルス波形図を
示す。第6図aは第3図に示した従来例の回転検
出パルス16であり、突出量がばらつく為パルス
振幅h1とh2は同一レベルのパルスにならない。第
6図bは第4図に示した従来例の回転検出パルス
であり、磁石5の端面を全面受けている為、磁石
5の突出量方向の漏れ磁束量が少なく、回転検出
パルス17は極端に小さくなる。第6図cに本考
案装置による回転検出パルス18を示す。
突出量のばらつきが少い為、パルス振幅はh1
h2になり、漏れ磁束量の減少が少なく、パルス出
力レベルも大きくなる為、安定した回転検出が行
われる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、VTRの回転磁気ヘツド
ドラムの回転位置検出装置の要部平面及び側面
図、第3図及び第4図は、従来の磁石保持回転板
の2つの平面図、第5図は、本考案による回転位
置検出装置の平面図、第6図は、第3図、第4図
及び第5図の各装置にて得られる回転検出パルス
の波形図である。 2a:磁石保持回転板、4:磁気検出ヘツド、
5:磁石、14:磁石支持部、15:磁石突出量
規定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転磁気ヘツドと同軸的に回転する回転板に磁
    石を装着し、この磁石の磁力により回転磁気ヘツ
    ドの位置を検出するようになした装置であつて、
    上記回転板を磁性体で構成するとともに、この回
    転板の磁石装着部の一部に磁石の突出量を規定す
    る規定部を設けたことを特徴とする回転磁気ヘツ
    ドの回転位置検出装置。
JP11273680U 1980-08-11 1980-08-11 Expired JPS6125083Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11273680U JPS6125083Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11273680U JPS6125083Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5738359U JPS5738359U (ja) 1982-03-01
JPS6125083Y2 true JPS6125083Y2 (ja) 1986-07-28

Family

ID=29473779

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11273680U Expired JPS6125083Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

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JP (1) JPS6125083Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5738359U (ja) 1982-03-01

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