JPS6125058Y2 - - Google Patents

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JPS6125058Y2
JPS6125058Y2 JP3403178U JP3403178U JPS6125058Y2 JP S6125058 Y2 JPS6125058 Y2 JP S6125058Y2 JP 3403178 U JP3403178 U JP 3403178U JP 3403178 U JP3403178 U JP 3403178U JP S6125058 Y2 JPS6125058 Y2 JP S6125058Y2
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JP
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track
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tracks
signal
recording
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JP3403178U
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JPS54137008U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数のヘツドギヤツプを有する1個の
マルチトラツク磁気ヘツドを用いてデイジタル信
号を記録媒体に対し記録再生するデイジタル信号
の記録再生装置に関し、その目的とするところは
記録媒体、たとえば磁気テープの磁性体の欠落、
ごみの付着等で生じる再生信号の欠落いわゆるド
ロツプアウトを簡単な構成で解消できるようにす
ることにある。
従来の1個のマルチトラツク磁気ヘツドを用い
たデイジタル信号、特にPCM(パルスコード変
調)信号の記録再生装置において、再生信号のド
ロツプアウトを補正する手段として、たとえば基
準信号(クロツク信号)が記録されたトラツクに
対し、そのトラツクの両側に位置する2つのトラ
ツク同一信号を記録した再生時にこれらの信号を
加え合わせてドロツプアウトを補正することが提
案され、特願昭52−65010号として特許出願され
ている。
しかしながらこの種の方法によりドロツプアウ
トを補正しようとした場合、たとえば記録すべき
信号が2チヤンネルの信号だとすると1チヤンネ
ルに15のトラツクを用いるとして2チヤンネルで
30のトラツクを必要とし、しかも同一信号を2重
書きすると60トラツクも必要となる。この60トラ
ツクを1個の磁気ヘツドで実現しようとすると、
特願昭49−147384号(特開昭51−72418号公報)
に示される薄膜構造のマルチトラツク磁気ヘツド
を用いたとしても1/4インチテープの場合1チヤ
ンネルあたりのヘツドギヤツプの幅すなわちトラ
ツクの幅が非常に小さなものとなり実現はほとん
ど不可能となつてしまう。
本考案はこのような従来の装置を踏まえてさら
にこれを改良発展させたものであり、1個のマル
チトラツク磁気ヘツドでもつてドロツプアウトの
ない装置を実現できるようにしたものである。
以下に本考案の実施例について図面と共に説明
する。
本実施例の装置はアナログ信号である音声信号
をサンプリングしてPCM化し、1サンプルの信
号を並列の複数ビツトのデイジタルデータとして
磁気テープの複数のトラツクに分配して記録し、
同期信号記録用として専用の基準信号トラツクを
設ける方式を採用したものである。
図に従つて説明すると、第1図は本実施例装置
に用いる薄膜マルチトラツク磁気ヘツドの説明の
ための概略断面図であり、1は信号用コイル、2
は磁気コアであり、このコア2を介して磁気テー
プに記録されるトラツク幅はWnである。各トラ
ツク形成コアの構成は同様であり、これらのコ
ア、同一ライン上に幅方向に分配されて構成さ
れ、全体として1個のマルチトラツク磁気ヘツド
3となる。上記信号コイル1、磁気コア2等は、
先述した特願昭49−147384号に詳述されているよ
うに蒸着後、フオトエツチングや電子ビーム加工
などで、任意の形状に形成されるので、ヘツド3
を構成する各トラツクコアの幅は異なつたもので
も容易に得ることが可能となる。第1図におい
て、マルチトラツク磁気ヘツド3の中心トラツク
用コア2の幅はW0、ヘツドの上側、下側のト
ラツク用コア2の幅はWnである。したがつてこ
れらのコア2,2によつて形成される磁気テー
プ側のトラツク幅もそれぞれW0,Wnとなる。第
1図は、分りやすくするため、Wn>Woとして図
示しているがとくに限定するものでない。次にト
ラツク幅とドロツプアウト補正の関係について説
明する。
第1の実施例としては中央部のトラツク幅Wo
が外側のトラツク幅Wnに比して小さい。すなわ
ちWn>Woとなるように構成する。しかもこの場
合は各信号を夫々のトラツクに1トラツク記録す
るものとする。
トラツク幅とドロツプアウトの減少はほぼリニ
アーに変化する。すなわち広いトラツク幅の上に
ゴミなどがあつてもドロツプアウトの発生は少な
い。従つてテープのエツヂ部のトラツク幅が大き
くなることによりドロツプアウトは減少する。
(テープの記録再生時、テープのエツヂ部でドロ
ツプアウトの発生が大であるため)次に他の実施
例として第2図にヘツドのトラツク幅を磁気テー
プ4上での記録パターンで示しているが、中央部
のトラツク幅W′oが外側のトラツク幅Wn′,
Wn″に比して大きいWn′<Wo′,Wn′<Wo′とす
る。この場合は、ドロツプアウトの発生しやすい
外側のトラツクのみに同一信号のトラツクを設け
内側は1信号の1トラツクとすることによりドロ
ツプアウトの発生が少なくなるがこの場合記録信
号の種類を変え例えば、中央の1トラツクWo′に
同期用基準信号を記録し、さらにこの中央付近に
巾広トラツクを設け下位情報を1トラツクずつに
記録し、上位情報(重みの大きいビツト)を外側
の中央に比して幅のせまいトラツクWn′とWn″と
に2重書きし、再生時にこれらの再生信号を加え
ることによりさらに良好な効果を得る。この場合
の2トラツクの組合せは必らずしも基準信号トラ
ツクに対して対象である必要はなくドロツプアウ
ト最少の組合せにすることが出来る。すなわち、
テープの外と内側(例えばWn′とWn″−の2重
書き)を加え、和としてドロツプアウト最小とす
る。また基準信号に対して同一の側であつてもも
ちろんかまわない。また基準信号が複数本の場合
も同様である。なお、上記の説明においてWn′<
Wo′Wn>Wo等はトラツク巾が連続的に変化する
ことだけを意味するものでなく、例えば外側の数
トラツクのトラツク幅を同じ幅で大きく、内側の
数トラツクのトラツク幅を同じ幅で外側に比して
小さくするような構成と含むものである。Wn,
Woはトラツク幅のみでなくトラツク番号をも意
味するものである。第1の実施例で上位信号の2
重書きを行うことも可能であるが、上記の実施例
も含めこれらのドロツプアウトを最少とする最適
トラツク幅と2重書きの信号量の問題は、実験的
に得られるものである。
第2図において、各トラツクに1信号を記録す
れば、中央付近の幅広のトラツクはドロツプアウ
トの影響が少なくなるため、それらのトラツクに
重要なデータ、もしくはドロツプアウト等に対す
る訂正のできないデータを記録することにより、
信号全体でのドロツプアウトの影響を軽減するこ
ともできる。この構成によれば、従来のドロツプ
アウト対策をより効率的に行うことができる。し
たがつてドロツプアウトの影響の大きいトラツ
ク、すなわち、テープのエツヂ近傍のトラツ
ク、二重書きをしないトラツク、重要な信号
を記録するトラツク訂正出来ない信号を記録す
るトラツク等のトラツク巾だけを広くすること
で、全トラツク巾を広くしたり、又は全トラツク
を二重書にする等の従来の方法に比べて、テープ
巾又はトラツク数を減らした上で、なおかつ十分
なドロツプアウト対策を行なう事が可能となるも
のである。
以上のように本考案の装置によれば次のような
効果を得ることができる。
(1) 本考案装置に用いるマルチトラツク磁気ヘツ
は薄膜構造のものであり、導電体、絶縁体、磁
性体などを蒸着、エツチング加工等で形成する
ので、各トラツクに対応する磁気コアを容易に
作ることが出来、本考案装置のごときトラツク
幅の変化は自由に得ることが可能となる。従来
のヘツドではマルチトラツクそのものが困難で
あり、かつトラツク幅に変化をもたせる製造は
不可能に近いものであつた。
(2) 本考案によれば、中央付近のトラツクの幅を
広くして、これを基準トラツクとし、テープの
端のトラツクの幅をそれに比でて狭くし、かつ
基準トラツクに対して両側の、その幅の狭いト
ラツクの2つに同一信号を記録するようにした
ものであるから、特にテープの端の、従来なら
ドロツプアウトの発生しやすいトラツクの再生
信号に対して、他方の端のトラツクからも同一
の再生信号が得られるため、結果的にドロツプ
アウトが減少することになる。またテープ幅の
中央付近のトラツク幅が広く、また中央である
ことによつてドロツプアウトも起りにくく、ま
たスキユーの影響も少ないので基準とするのに
適当である。以上のように本考案はドロツプア
ウトを少なくできるという大きな効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置に用いる薄膜マルチトラツ
ク磁気ヘツドの断面形状の説明図、第2図は本考
案装置に用いる薄膜マルチトラツク磁気ヘツドに
たり磁気テープに記録したトラツクパターンの説
明図である。 2……磁気コア、3……マルチトラツク磁気ヘ
ツド、4……磁気テープ、Wo,Wo′,Wn,
Wn′,Wn″,Wn″−……磁気コアの幅もしくは
トラツク幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の磁気コアを有する1個の薄膜構造のマル
    チトラツ磁気ヘツドを用いてデイジタル信号を記
    録媒体に記録再生する記録再生装置であつて、上
    記複数のヘツドギヤツプの少なくとも1つの幅を
    他と異ならしめ記録媒体の互いに平行な複数のト
    ラツクの中央あるいは中央付近のトラツク幅を基
    準にしてこの基準のトラツクから離れるにつれて
    トラツクの幅を連続的又は段階的に小さくなし、
    前記基準トラツクの両側の2つのトラツクに同一
    信号を記録するように構成したことを特徴とする
    デイジタル信号の記録再生装置。
JP3403178U 1978-03-15 1978-03-15 Expired JPS6125058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3403178U JPS6125058Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3403178U JPS6125058Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54137008U JPS54137008U (ja) 1979-09-22
JPS6125058Y2 true JPS6125058Y2 (ja) 1986-07-28

Family

ID=28890646

Family Applications (1)

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JP3403178U Expired JPS6125058Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15

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