JPS61250081A - マスキング用クレ−プ紙テ−プ - Google Patents
マスキング用クレ−プ紙テ−プInfo
- Publication number
- JPS61250081A JPS61250081A JP9182685A JP9182685A JPS61250081A JP S61250081 A JPS61250081 A JP S61250081A JP 9182685 A JP9182685 A JP 9182685A JP 9182685 A JP9182685 A JP 9182685A JP S61250081 A JPS61250081 A JP S61250081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crepe paper
- polyether
- group
- adhesive
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、塗装マスキング用などの分野において、特
に屈曲、伸縮の要求される箇所に用いられるマスキング
用りレープ紙テープ皐轟ヰ゛−−−に関 する。
に屈曲、伸縮の要求される箇所に用いられるマスキング
用りレープ紙テープ皐轟ヰ゛−−−に関 する。
塗装マスキング用などの用途に用いられる粘着テープも
しくはフィルムにおいて、その粘着剤のベースに天然ゴ
ム、合成ゴムを用いるものがよく知られている。また、
アクリル系の重合体を用いるものもある(特公昭52−
773.号公報)。
しくはフィルムにおいて、その粘着剤のベースに天然ゴ
ム、合成ゴムを用いるものがよく知られている。また、
アクリル系の重合体を用いるものもある(特公昭52−
773.号公報)。
ところで、前記ゴムを粘着剤のベースに用いるものにお
いては、耐熱性、耐溶剤性向上のため、粘着剤の架橋が
一般に行われるが、架橋により粘着物性が低下する傾向
にあり、これを改善するために軟化剤、充填剤等を配合
するが、そのためには耐熱性と粘着物性のバランスをと
らなければならないという技術的検討が必要であった。
いては、耐熱性、耐溶剤性向上のため、粘着剤の架橋が
一般に行われるが、架橋により粘着物性が低下する傾向
にあり、これを改善するために軟化剤、充填剤等を配合
するが、そのためには耐熱性と粘着物性のバランスをと
らなければならないという技術的検討が必要であった。
また、軟化剤、剥離剤等は粘着剤層表面にブリード現象
を起こし、貼着後に被着体を汚染する場合があった。
を起こし、貼着後に被着体を汚染する場合があった。
また、アクリル系の重合体を粘着剤のベースに用いるも
のは、被着体に貼付後、接着昂進が大きく、再剥離時の
剥離力が重く、糊残りするという欠点を有している。
のは、被着体に貼付後、接着昂進が大きく、再剥離時の
剥離力が重く、糊残りするという欠点を有している。
この発明は、このような被着体汚染、糊残り等の問題点
を解決し、70〜160℃の高温に耐える耐熱性のマス
キングテープもしくはフィルムを提供しようとしてなさ
れたものである。
を解決し、70〜160℃の高温に耐える耐熱性のマス
キングテープもしくはフィルムを提供しようとしてなさ
れたものである。
この発明のマスキング用クレープ紙テープは、クレープ
紙基材の片面に、少なくとも一つの加水分解性珪素基を
含有し主鎖が本質的に式−R−0−(Rは2価のアルキ
レン基)で示すれる化学的に結合された繰り返し単位を
有するポリエーテル100重量部に対し、粘着付与樹脂
が40〜150重量部が配合された成分を主成分とし、
前記ポリエーテルが架橋された粘着剤層が形成されてな
ることを特徴としている。
紙基材の片面に、少なくとも一つの加水分解性珪素基を
含有し主鎖が本質的に式−R−0−(Rは2価のアルキ
レン基)で示すれる化学的に結合された繰り返し単位を
有するポリエーテル100重量部に対し、粘着付与樹脂
が40〜150重量部が配合された成分を主成分とし、
前記ポリエーテルが架橋された粘着剤層が形成されてな
ることを特徴としている。
この発明において、ポリエーテル中の加水分解性珪素基
は、珪素原子に結合したハイドライド基、ハロゲン基、
アルコキシ基、アシルオキシ基、゛ケトキシメート基、
アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、アルケニルオキ
シ基、アルケニルオキシ基、メルカプト基等である。
は、珪素原子に結合したハイドライド基、ハロゲン基、
アルコキシ基、アシルオキシ基、゛ケトキシメート基、
アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、アルケニルオキ
シ基、アルケニルオキシ基、メルカプト基等である。
また、ポリエーテルの主鎖のRは2価のアルキレン基で
あり、好ましくは炭素数は1〜4である。
あり、好ましくは炭素数は1〜4である。
また、この発明において、粘着性樹脂はポリエーテルと
相溶するものであって、ロジン、ロジンエステル、水添
ロジン等のロジン系樹脂、フェノール樹脂、テルペン−
フェノール樹脂等の変性フェノール樹脂、キシレン樹脂
、石油樹脂、テルペン樹脂、クロマン樹脂等があげられ
る。そしてその添加量は、ポリエーテル100重量部に
対して5〜140重量部である。
相溶するものであって、ロジン、ロジンエステル、水添
ロジン等のロジン系樹脂、フェノール樹脂、テルペン−
フェノール樹脂等の変性フェノール樹脂、キシレン樹脂
、石油樹脂、テルペン樹脂、クロマン樹脂等があげられ
る。そしてその添加量は、ポリエーテル100重量部に
対して5〜140重量部である。
□
なお、前記粘着性樹脂以外に通常の無溶剤型粘着性樹脂
組成物において用いられる添加剤例えば老化防止剤、顔
料、可塑剤等を必要に応じて添加できる。
組成物において用いられる添加剤例えば老化防止剤、顔
料、可塑剤等を必要に応じて添加できる。
このような粘着剤組成物をクレープ紙の基材に形成する
には、溶剤に溶解して塗布乾燥させるか、或いは、熱溶
融させて塗布する所謂ホットメルト塗布法等が採用され
る。そして、粘着剤のポリエーテル成分を架橋させるの
は、水分の存在下で加熱することにより達成される。
には、溶剤に溶解して塗布乾燥させるか、或いは、熱溶
融させて塗布する所謂ホットメルト塗布法等が採用され
る。そして、粘着剤のポリエーテル成分を架橋させるの
は、水分の存在下で加熱することにより達成される。
普通120℃前後1〜数分の加熱が必要とされる。
なお、粘着剤層の塗布に当たって、粘着剤との接着力向
上のため、基材のポリエステルテープもしくはフィルム
の塗布面に、予めコロナ処理、下塗剤塗布等の処理を行
うのが好ましい。
上のため、基材のポリエステルテープもしくはフィルム
の塗布面に、予めコロナ処理、下塗剤塗布等の処理を行
うのが好ましい。
また、基材の裏面に施す離型処理には、シリコン系のも
のはこの粘着剤に対しては剥離が重い傾向にあるため非
シリコン系の剥離剤、例えばフッ素系離型剤、長鎖アル
キル基含有タイプの離型剤特に後者の長鎖アルキル基含
有タイプの離型剤が好適に使用される。
のはこの粘着剤に対しては剥離が重い傾向にあるため非
シリコン系の剥離剤、例えばフッ素系離型剤、長鎖アル
キル基含有タイプの離型剤特に後者の長鎖アルキル基含
有タイプの離型剤が好適に使用される。
基材のクレープ紙の含浸剤としては、アクリル系、SB
R系、ABS系等耐熱温度に応じて選択でき、更に下塗
処理を行って基材と粘着剤層との接着力を向上させるこ
とが好ましい。
R系、ABS系等耐熱温度に応じて選択でき、更に下塗
処理を行って基材と粘着剤層との接着力を向上させるこ
とが好ましい。
ポリエーテル(MSポリマー#300 、鐘淵化学工業
社)100重量部、粘着性樹脂(YSポリスターT−1
15テルペン−フェノール系粘im 脂、安原油脂社)
70重量部、紫外線防止剤 および老化防止剤3.0重
量部、架橋促進剤5重量部からなる配合物を溶剤(トル
エン30重量部+メタノールlO重量部)に溶解させ、
これをアクリル系含浸剤を使用したクレープ紙に塗布し
、120℃×10分の熱架橋を行なった。
社)100重量部、粘着性樹脂(YSポリスターT−1
15テルペン−フェノール系粘im 脂、安原油脂社)
70重量部、紫外線防止剤 および老化防止剤3.0重
量部、架橋促進剤5重量部からなる配合物を溶剤(トル
エン30重量部+メタノールlO重量部)に溶解させ、
これをアクリル系含浸剤を使用したクレープ紙に塗布し
、120℃×10分の熱架橋を行なった。
このクレープ紙テープは、以下に示すように優れた特性
を有していた。
を有していた。
(粘着特性)
このようにして得たこの発明のクレープ紙テープ(全厚
;183μ、糊厚;50μ)の粘着特性は、タック力(
1/32インチ);10、≦P粘着力(g/19);5
00、展開力(g/19);380、SP保持力;2時
間以上であった。
;183μ、糊厚;50μ)の粘着特性は、タック力(
1/32インチ);10、≦P粘着力(g/19);5
00、展開力(g/19);380、SP保持力;2時
間以上であった。
なお、SP保持力は、ステンレス板に粘着フィルムを2
5X25flの張りつけ面積で貼着し、2kgのゴムロ
ーラーで1往復圧着した後、端部に1 kgの荷重を取
りつけて、23±2℃、65%RHの恒温室内で荷重が
落下する迄の時間で示す。
5X25flの張りつけ面積で貼着し、2kgのゴムロ
ーラーで1往復圧着した後、端部に1 kgの荷重を取
りつけて、23±2℃、65%RHの恒温室内で荷重が
落下する迄の時間で示す。
(耐熱性)
上記実験により得たこの発明のクレープ紙テープと比較
例としてマスキング用クレープ紙テープとして市販して
いる一般のゴム系粘着剤を用いたクレープ紙テープとを
、それぞれステンレス板に貼り、140℃×60分、1
50℃×60分、160℃×60分で放置した後に室温
まで冷却し、テープの剥がれ状態をみると共にショツパ
ー型引張試験機で300w1分の早さで180@角ビー
ル試験を行ってステンレス板への糊残り状態を観察した
。
例としてマスキング用クレープ紙テープとして市販して
いる一般のゴム系粘着剤を用いたクレープ紙テープとを
、それぞれステンレス板に貼り、140℃×60分、1
50℃×60分、160℃×60分で放置した後に室温
まで冷却し、テープの剥がれ状態をみると共にショツパ
ー型引張試験機で300w1分の早さで180@角ビー
ル試験を行ってステンレス板への糊残り状態を観察した
。
結果は第1表に示すとおりであった。
(以下余白)
第1表
(塗装焼付は試験)
上記実験により得たこの発明のクレープ紙テープと、比
較例として市販している一般のゴム系粘着剤を用いたク
レープ紙テープとを、それぞれステンレス板に貼り、変
性アクリル塗料を吹きつけ、 80℃×10分の予備乾
燥を行った後、150X30分、170℃×30分で焼
付けを行い、フィルムの剥がれ状態を観ると共に、前と
同様なビール試験を行い、糊残りの有無、ラインの直線
性を観察した。
較例として市販している一般のゴム系粘着剤を用いたク
レープ紙テープとを、それぞれステンレス板に貼り、変
性アクリル塗料を吹きつけ、 80℃×10分の予備乾
燥を行った後、150X30分、170℃×30分で焼
付けを行い、フィルムの剥がれ状態を観ると共に、前と
同様なビール試験を行い、糊残りの有無、ラインの直線
性を観察した。
結果は第2表に示すとおりであった。
(以下余白)
第2表
〔発明の作用および効果〕
以上述べたとおり、この発明においては、クレープ紙テ
ープに、粘着剤層を少なくとも一つの加水分解性珪素基
を含有し主鎖が本質的に式−R−0−(Rは2価のアル
キレン基)で示される化学的に結合された繰り返し単位
を有するポリエーテル100重量部に対し、粘着付与樹
脂が40〜150重量部が配合された成分を主成分とし
、前記ポリエーテルを架橋したものであるから、適度の
粘着性を保持し、再剥離時にも糊残りのない耐熱性のあ
不存用なりレープ紙テープを提供できる。
ープに、粘着剤層を少なくとも一つの加水分解性珪素基
を含有し主鎖が本質的に式−R−0−(Rは2価のアル
キレン基)で示される化学的に結合された繰り返し単位
を有するポリエーテル100重量部に対し、粘着付与樹
脂が40〜150重量部が配合された成分を主成分とし
、前記ポリエーテルを架橋したものであるから、適度の
粘着性を保持し、再剥離時にも糊残りのない耐熱性のあ
不存用なりレープ紙テープを提供できる。
従って、このクレープ紙テープは、塗装用マスキング用
以外に、写真ネガのマスキング、耐熱ラベル、ハンダ用
マスキング等耐熱性、再剥離性の要求される分野に用い
られる。
以外に、写真ネガのマスキング、耐熱ラベル、ハンダ用
マスキング等耐熱性、再剥離性の要求される分野に用い
られる。
Claims (1)
- 1、クレープ紙基材の片面に、少なくとも一つの加水分
解性珪素基を含有し主鎖が本質的に式−R−O−(Rは
2価のアルキレン基)で示される化学的に結合された繰
り返し単位を有するポリエーテル100重量部に対し、
粘着付与樹脂が40〜150重量部が配合された成分を
主成分とし、前記ポリエーテルが架橋された粘着剤層が
形成されてなるマスキング用クレープ紙テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9182685A JPS61250081A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | マスキング用クレ−プ紙テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9182685A JPS61250081A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | マスキング用クレ−プ紙テ−プ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61250081A true JPS61250081A (ja) | 1986-11-07 |
Family
ID=14037415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9182685A Pending JPS61250081A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | マスキング用クレ−プ紙テ−プ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61250081A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0486690A1 (en) * | 1989-08-08 | 1992-05-27 | Nakamura Seishisho Co., Ltd. | Heat-bondable paper sheet |
US7744722B1 (en) | 2006-06-15 | 2010-06-29 | Clearwater Specialties, LLC | Methods for creping paper |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP9182685A patent/JPS61250081A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0486690A1 (en) * | 1989-08-08 | 1992-05-27 | Nakamura Seishisho Co., Ltd. | Heat-bondable paper sheet |
US7744722B1 (en) | 2006-06-15 | 2010-06-29 | Clearwater Specialties, LLC | Methods for creping paper |
US8147649B1 (en) | 2006-06-15 | 2012-04-03 | Clearwater Specialties Llc | Creping adhesive modifier and methods for producing paper products |
US8608904B1 (en) | 2006-06-15 | 2013-12-17 | Clearwater Specialties, LLC | Creping adhesive modifier and methods for producing paper products |
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